JPS63125902A - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents

カラーフィルターの製造方法

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JPS63125902A
JPS63125902A JP61272516A JP27251686A JPS63125902A JP S63125902 A JPS63125902 A JP S63125902A JP 61272516 A JP61272516 A JP 61272516A JP 27251686 A JP27251686 A JP 27251686A JP S63125902 A JPS63125902 A JP S63125902A
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phthalocyanine
color filter
pigment
blue
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Sanemori Soga
眞守 曽我
Narihiro Sato
成広 佐藤
Masaaki Yoshino
芳野 公明
Tokihiko Shimizu
清水 時彦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は顔料系色素を用いたカラーフィルタに関するも
のであり、特に青色素層の改良に関するものである。
従来の技術 カラーフィルタは液晶カラーディスプレイ、液晶カラー
テレビ等に用いられている。カラーフィルタ用の色材と
しては、耐光性が良く、分光特性がCRTと同等のもの
がよい。
一般的に、染料より顔料の方が耐光性が良いので、良く
使われている。青色素層にはフタロシアニン系色素が用
いられている。しかしながら、フタロシアニン系色素単
独では、透過極大値が500nm付近にあるため、カラ
ーフィルタ用の青色素層としては使えない。
このため、フタロシアニン系色素とキナクリドン系のマ
ゼンタ色素を併用することが提案されている。(特開昭
60−42707号公報)売可が解決しようとする問題
点 しかしながら、フタロシアニン系色素とキナクリドン系
のマゼンタ色素の組合せで得られる青色素層の分光特性
はC1’tTに比べて劣り、CIE色度図上での色再現
性も悪い。これは、キナクリドン系のマゼンタ色素がフ
タロシアニン系色素の緑色成分を十分にカットできてい
ないためと4えられる。
本発明は、青色素層の色再現性の優れたカラーフィルタ
を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 透明基板上に、重量比でフタロシアニン系色素100に
対してジオキサジンバイオレット系色素30〜80の割
合で含有する透明樹脂を印刷して青色素層を形成する。
作用 ジオキサジンバイオレット系色素がフタロシアニン系色
素の緑色成分を十分にカットするため、分光特性がCR
Tと同等のものが得られると推定される。
実施例 本発明のカラーフィルタは、透明基板上に、重量比でフ
タロシアニン系色素100に対してジオキサジンバイオ
レット系色素30〜80の割合で含有する透明樹脂を青
色素層として印刷することにより得られる。
本発明に用いるジオキサジンバイオレット系色素として
は、C,1,Pigment Violet  23 
(C。
T、51319)が代表的なものとして挙げられる。
また、本発明で用いるフタロシアニン系色素は、メタル
フリーフタロシアニンや銅フタロシアニン、マグネシウ
ムフタロシアニン等の金属フタロシアニンである。
ジオキサジンバイオレット系色素の量は、重量比でフタ
ロシアニン系色素100に対して30〜80の割合が望
ましい。ジオキサジンバイオレット系色素の量が上記の
範囲より多くなると、650nm〜700nm透過率が
10%以上になる。
また、反対に上記の範囲より少ないとフタロシアニン系
色素の緑色成分を十分にカットできなくな゛ り色再現
性が悪くなる。
本発明に用いられる透明樹脂は、光硬化性樹脂もしくは
光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂との混合物である。光硬化
性樹脂の例としては、オリゴエステルアクリレート、ウ
レタンアクリレート、エポキシアクリレート等が上げら
れる。熱硬化性樹脂の例としては、ロジン変性フェノー
ル樹脂、クマロン・インデン樹脂、石油樹脂、アルキド
樹脂、エポキシ樹脂、環化ブム等が上げられる。
熱硬化性樹脂の光硬化性樹脂に対する混合割合は0〜3
 Q w t%が良い、熱硬化性樹脂の量がこの範囲を
越えると、光重合反応を阻害するようになる。
青色素層を印刷により形成する当たっては、オフセット
印刷法、スクリーン印刷法、転写印刷法、活版印刷法等
の印刷法を用いることができる。
実施例1 銅フタロシアニン(Pigment Blue 15)
 36 g 。
ジオキサジンバイオレット系色素(Pigment V
iolet23)24g、光硬化剤(ダロキュア117
3、メルク製)9gをオリゴエステルアクリレート(ア
ロニックスM−8060、東亜合成化学製)300gに
加え、よくかくはんした後、3本ロールに5回かけて顔
料を分散させた。得られた分散物をオフセット印刷機で
ガラス板上に50X50mmのパターンを厚さ1μm印
刷市、次に紫外線を照射して(200mJ/cm2)p
yAを硬化させた。
実施例2 銅フタロシアニン(Pigment Blue 15)
 42 g 。
ジオキサジンバイオレット系色素(Pigment V
iolet 23) 18 g、光硬化剤(ダロキュア
1173、メルク製)9gをオリがエステルアクリレー
ト(アロニ゛ツクスM−8060、東亜合成化学製)3
00gに加え、よくかくはんした後、3本ロールに5回
かけて顔料を分散させた。得られた分散物をオフセット
印刷機でガラス板上に50X50mmのパターンを厚さ
1μm印刷し、次に紫外線を照射して(200mJ/c
m2)膜を硬化させた。
実施例3 銅フタロシアニン(Pigment Blue 15)
 35 g、ジオキサジンバイオレット系色素(Pig
ment Violet23)24g、光硬化剤(ダロ
キュア1173、メルク製)8gをオリがエステルアク
リレート(アロニックスM−8060、東亜合成化学製
)270gとロジン変性p−第三ブチルフェノール樹脂
30gとの混合物に加え、よくかくはんした後、3本ロ
ールに5回かけて顔料を分散させた。
得られた分散物をオフセット印刷機でガラス板上に50
 X 50 m mのパターンを厚さ1μm印刷し、次
に紫外線を照射して(200mJ/cm2)膜を硬化さ
せ、さらに 100°Cで30分加熱した。
比較例1 実施例1において、色素を銅フタロシアニン60gにし
、ジオキサジンバイオレット系色素を含まない顔料分散
物で試料を作った。
比較例2 実施例1において、ジオキサジンバイオレット系色素(
Pigment Violet 23) 24 gをキ
ナクリドン系のマゼンタ色素(C,1,Pigment
 Violet 19) 24gにかえて試料を作った
実施例1〜3、比較例1〜2の試料を24×4Qmmの
大きさに切取り、分光光度計(UV−260、島津製)
で400〜700nmの範囲の透過スペクトルを測定し
、スペクトルからCIE色度座標を計算した。
第1図はそれぞれのCIE色度座標をプロットしたもの
である。図の中で実線はCRTの色再現範囲を示す。光
源は3波長域発光形蛍光ランプ(パルツク、松下電器製
)を用いた。
第1図かられかるように、比較例の座標はCIE色度図
上で、CRTの青色からかなり離れているが、本発明の
実施例の座標はCRTの青色近傍にあり、本発明のカラ
ーフィルタが色再現性が良いのがわかる。
第2図は、実施例1及び比較例1の400〜700nm
における透過スペクトルである。銅フタロシアニン単独
の場合(比較例1)、吸収極大は49’8 n mにあ
り、緑色成分を含んでいるが、本発明のジオキサジンバ
イオレット系色素を銅フタロシアニンに対して67w%
混ぜることにより(実施例1)、吸収極大は455nm
にシフトし緑色成分をカットできるのがわかる。
発明の効果 透明基板上に、重量比でフタロシアニン系色素100に
対してジオキサジンバイオレット系色素30〜80の割
合で含有する透明樹脂を印刷して青色素層を形成するこ
とにより、青色素層の色再現性の優れたカラーフィルタ
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例及び比較例のカラーフィルタ
のCrE色度図、第2図は同カラーフィルタの透過スペ
クトル図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基板上に、重量比でフタロシアニン系色素1
    00に対してジオキサジンバイオレット系色素30〜8
    0の割合で含有する透明樹脂を印刷することにより形成
    された青色素層を有するカラーフィルター。
  2. (2)透明樹脂が光硬化性樹脂である特許請求の範囲第
    1項記載のカラーフィルター。
  3. (3)透明樹脂が光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂との混合
    物である特許請求の範囲第1項記載のカラーフィルター
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