JPS6312585Y2 - - Google Patents

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JPS6312585Y2
JPS6312585Y2 JP1980178933U JP17893380U JPS6312585Y2 JP S6312585 Y2 JPS6312585 Y2 JP S6312585Y2 JP 1980178933 U JP1980178933 U JP 1980178933U JP 17893380 U JP17893380 U JP 17893380U JP S6312585 Y2 JPS6312585 Y2 JP S6312585Y2
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plate
recess
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piezoelectric plate
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JP1980178933U
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JPS57102219U (ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧電板の組立作業を簡易にした圧電
振動子の保持と圧電板の構造に関する。
圧電振動子はその代表格である水晶振動子とし
て従来より数多く紹介されているが、圧電板と保
持器の組立作業については手作業が中心であり、
自動化しにくい欠点があつた。
本考案の目的は、圧電板の組立作業を自動化し
やすくし、均一な特性を得て、しかも原価を低減
した圧電振動子を提供することである。
第1図は本考案における保持構造の一実施例を
示し、同図イ及びロは表面図及びA−A断面図で
ある。金属端子10,20は、鉄・ニツケル合
金、洋白などの金属板をプレス加工、エツチング
加工などにより成形したものであり、その構造に
ついては、中心部分が互に向き合つた円弧状の帯
部11,21(幅約2.5mm)と、その円弧状の帯
部11,21の両端からそれぞれ直線状に引き出
した引出部12,13,22,23及び幅を狭め
た細線部14,15,24,25(幅約0.5mm)
と、それらの細線部を共通に保持する端子保持部
16,26と、円弧状の帯部11,21の中心か
ら外向きで、引出部12,13,22,23の引
出方向と直交する方向に引き出した隣接保持部1
7,27とを形成している。なお、隣接保持部1
7の他端は図示していないが、左側に隣接保持部
27と同様な隣接保持部に接続され、隣接保持部
27の他端も同様に接続され、金属端子10,2
0を1組とするものが端子保持部と隣接保持部に
よつて所定の数の組だけ形成されている。
次に絶縁板30はプラスチツク加工で成形さ
れ、その中心部分が金属端子10,20の円弧状
の帯部11,21の表面の一部が露出し、後述す
る水晶板の直径(20mm)より多少大きい直径(21
mm)でくり抜いた凹所31と、金属端子10,2
0の隣接保持部17,27が発する円弧状の帯部
11,21の付近において凹所31の直径より大
きい直径(23mm)の円弧凹部32,33と、絶縁
板30の頭部表面から凹所31の底面までの中間
の深さ(約1mm)の所で凹所31と円弧凹部3
2,33の内側面に直交する方向に溝34と、を
形成する型で、2本の金属端子10,20を貫通
固定させている。このような絶縁板30は、前述
したように2本の金属端子10,20を1組にし
て所定の数の組だけ形成されている。
次に水晶板40は、第2図イの表面図、同図ロ
の裏面図及びハの左側面図で示されるように、励
振電極41,42が円形水晶板の両主面上の中心
付近に互に対向して配置され、この励振電極に電
気導通作用をする引出電極については先ず励振電
極41,42から互に逆向きに周辺部に向かつて
引き出し、裏面側の励振電極42からは水晶板の
厚さ面43を通して表面側の円弧状の外縁部にま
で引出電極44を、表面側の励振電極41からは
表面側の円弧状の外縁部にまで引出電極45をそ
れぞれ配置している。これら外縁部の引出電極4
4,45は電気絶縁を保つて互に接近し、本例で
は水晶板40の中心点から見てθ=25゜の角度ま
で接近している。この接近角度θの最小値は後述
する導電性接着剤の最小径であり、実際上接着力
の強度との関係で、その最小径が1mm程度である
から、θmin=5゜になり、また接近角度θの最大
値については水晶板40を凹所31に投入した
後、その水晶板40の位置合せをしないときの引
出電極44,45と円弧状の帯部11,21との
電気的接続不良率の設定によつて決まるが、この
不良率を10%以下にしたい場合には、θmax=36゜
である。
水晶板40の組立は、第3図の斜視図で示すよ
うに、絶縁板31の凹所31に投入され、引出電
極44,45と金属端子10,20の円弧凹部3
2,33において円弧状の帯部11,21とが導
電性接着剤46,47の塗布により電気的兼機械
的に接続され、水晶板40の外縁部を押えるシリ
コンゴムなどの絶縁弾性リング50の間にして、
フタ60(材質はプラスチツクなどの絶縁物)を
絶縁板30の頭部表面に被せて、このフタ60を
絶縁板30の頭部表面に超音波溶着により封止す
る。
以上の組立後の詳細は、第4図イの表面図(絶
縁弾性リング50とフタ60は図示していない)、
同図ロのA−A断面図で示される。なお、溝34
は超音波溶着時に発生する振動を直接的に水晶板
40に伝達しないようにした振動防止手段であ
る。
このようにしてなる本考案の振動子は、金属端
子の帯部と水晶板の外縁部での引出電極とがそれ
ぞれ円弧状で対応した形状をなしていることか
ら、両者を位置合わせすることなく、投入するだ
けで電気接続することができる。すなわち、第5
図イに示す基準位置又は同図ニに示すような180゜
回転した位置は当然であるが、同図ロに示すよう
な45゜回転した位置でも電気接続が可能であり、
最悪の状態である90゜回転した位置においても引
出電極44,45と円弧状の帯部11,21とを
電気接続することができる。その結果、水晶板4
0の投入作業の自動化が可能であり、また金属端
子10,20と絶縁板30を端子保持部16,2
6と隣接保持部17,27により所定の数だけ、
しかも一定間隔で配列することができるので、前
述した水晶板40の投入と接着剤の塗布を連続し
て行うことができる利点がある。
さらに、円弧状の帯部11,21の円弧凹部3
2,33において導電性接着剤で固着するため、
固着個所が広くなり、円弧凹部32,33がない
場合には、凹所31内壁と水晶板40との間の隙
間が狭くなり、導電性接着剤がよく塗布できない
が、円弧凹部32,33によつて水晶板40の主
面端部および側面にわたつて塗布出来るため確実
に頑強に固着出来る。
以上の実施例において水晶板40を円形にした
が、これに限らず、矩形、長円形など任意の形状
であつてもよい。ただし、凹所、金属端子の帯部
及び外縁部の引出電極の各形状をそれぞれ対応し
た形状にする必要がある。
また水晶板の他に、タンタル酸リチウム、ニオ
ブ酸リチウムなどの圧着板であつてもよい。
金属端子は外側に4本貫通させて取り出してい
るが、いずれか一方の側の2本(実施例において
14と24又は15と25)、又は斜対称の2本
(14と25又は15と24)であつてもよい。
なお、端子保持部16,26と隣接保持部17,
27は、振動子として使用するときには取り外さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における保持構造の一実施例を
示し、同図イが表面図及び同図ロがA−A断面図
である。第2図は本考案における水晶板の一実施
例を示し、同図イが表面図、同図ロが裏面図及び
同図ハが左側面図である。第3図は本考案の組立
状態を示す斜視図である。第4図は本考案の組立
後の構造を示し、同図イが表面図及び同図ロがA
−A断面図である。第5図は本考案の水晶板を凹
所に投入した際の任意の回転状態を示す表面図で
ある。 10,20は金属端子、11,21は円弧状の
帯部、30は絶縁板、31は凹所、円弧凹部3
2,33、40は水晶板、41,42は励振電
極、44,45は引出電極、43は水晶板の厚さ
面である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 圧電板の主面外形寸法より大きい寸法の凹所
    を絶縁板に形成し、 (ロ) 該凹所内底面付近で表面を一部露出し、かつ
    該絶縁板を板面に平行に貫通固定する2本の金
    属端子が、該凹所内で該圧電板の外縁形状の一
    部分と対応した円弧状の帯部形状をなし、 (ハ) 該圧電板の両主面上の励振電極からそれぞれ
    周辺部に向かい、該圧電板の外縁部にまで沿つ
    て引出電極を配置し、 (ニ) 一部露出した該金属端子と該圧電板の該外縁
    部の該引出電極とを、該凹所内の円弧凹部にお
    いて電気的兼機械的接続していることを特徴と
    する圧電振動子。
JP1980178933U 1980-12-12 1980-12-12 Expired JPS6312585Y2 (ja)

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JP1980178933U JPS6312585Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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JP1980178933U JPS6312585Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57102219U JPS57102219U (ja) 1982-06-23
JPS6312585Y2 true JPS6312585Y2 (ja) 1988-04-11

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ID=29974168

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JP1980178933U Expired JPS6312585Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643812A (en) * 1979-09-18 1981-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Piezoelectric holder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643812A (en) * 1979-09-18 1981-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Piezoelectric holder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57102219U (ja) 1982-06-23

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