JPS63125383A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPS63125383A
JPS63125383A JP27100986A JP27100986A JPS63125383A JP S63125383 A JPS63125383 A JP S63125383A JP 27100986 A JP27100986 A JP 27100986A JP 27100986 A JP27100986 A JP 27100986A JP S63125383 A JPS63125383 A JP S63125383A
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JP27100986A
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English (en)
Inventor
Akinari Kaneko
金子 明成
Koji Nishizaki
浩二 西嵜
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、印字装置に関し、例えば、印字媒体としてイ
ンクリボンを用い、熱又は圧力によって被印字媒体とし
ての記録紙に印字する印字装置に関する。
口、従来技術 上記のような印字装置には、熱又は圧力を選択的に供給
して印字する印字ヘッドを印字方向に1行分移動させな
がら印字し、1行分の印字が終了すると印字ヘッドをイ
ンクリボンから離して元の位置に戻すと共に記録紙を1
行分移動させ、次の行の印字を開始する方式のものと、
印字ヘッドの往動時のみならず復動時にも印字を行う方
式のものとがある。
上記いずれの方式にあっても、印字ヘッドとインクリボ
ンを収納するリボンカセットとは共通のキャリッジに搭
載されていて、印字ヘッドの移動はキャリッジの移動に
よってなされ、印字中はインクリボンが印字ヘッドの移
動方向とは逆の方向に移動するようにしている。インク
リボンはリボンカセット中で一対のハブに両側が巻回さ
れていて、ハブに嵌入する一対の巻取軸のいずれか一方
を回転させることによって上記のインクリボンの移動が
なされるようになっている。
インクリボンには1回のみ使用可能なノーマルリボンと
多数回使用可能なマルチタイムリボンとがあり、マルチ
タイムリボンを使用して印字ヘッドの往動時に印字する
印字装置にあっては、インクリボンの1回の使用毎にリ
ボンカセットをキャリッジから外してからこれを裏返し
てキャリッジに装着する手数を省き、かつインクリボン
を無駄なく使用するためには、巻始端から巻終端に至る
インクリボンの移動の間でその使用可能回数の繰返し使
用をすることが必要になる。このような印字装置として
は、印字ヘッドの復動時にインクリボンを逆方向に移動
させ、一対の巻取軸のいずれか一方を選択的に回転させ
るための歯車の歯数を変えて、キャリッジの1往復動中
でインクリボンの往動長さと復動長さとの間に差を生ぜ
しめ、1行印字毎にインクリボンの使用開始位置を少し
づつ変えるようにした印字装置が提示されている(特開
昭61−123568号公報)。この装置では、印字ヘ
ッドの往動時のみ印字するようにしているので印字ヘッ
ド復動時の時間が無駄になって印字スピードが遅く、ま
た、特定の使用可能回数のマルチタイムリボンしか効率
的に使用できず、ノーマルリボンの使用は不可能である
ハ8発明の目的 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、
マルチタイムリボンを極めて効率的に使用できると共に
、印字ヘッドの往動時、復動時共に印字を可能として印
字スピードを上昇でき、その上、マルチタイムリボン、
ノーマルリボンのいずれをも使用可能な印字装置を提供
することを目的としている。
二0発明に至る経過 前述のような従来の印字装置が有する問題点を解消し、
ノーマルリボンを使用してキャリッジの往動時、復動時
共に印字を行うことができ、また、マルチタイムリボン
の1回の使用毎にリボンカセットを裏返してキャリッジ
にセットし直すことなくその使用可能回数だけ無駄なく
使用する方法として、本発明者の1人は次のような印字
方法を開発した。
(1)  ノーマルリボンを使用してキャリッジの往動
時、復動時共に印字する印字装置にあって、キャリッジ
の往動時&C1行分の印字をした後、インクリボンを1
行分巻取って次の未使用の1行分を繰出し、キャリッジ
を復動させながら次の1行の印字を行う。
(2)マルチタイムリボンを使用してキャリッジの往動
時のみ印字を行う印字装置にあって、インクリボンの1
行分を使用したらこれを1荷分巻戻して次の1行分の印
字を行うようにして、インクリボンの1行分の同じ部分
をその使用可能回数だけ使用し、次にインクリボンを1
行方印字せずに巻取って隣の未使用の1行分を繰出し上
記と同様の繰返し印字を行う。このようなインクリボン
の使用を繰返してインクリボンの使用可能回数だけ使用
する。
(3)マルチタイムリボンを使用してキャリッジの往動
時、復動時共に印字を行う印字装置にあって、インクリ
ボンを1行方印字に使用してから、例えば1行分の長さ
をその使用可能回数で割った長さだけ巻取り、前回の印
字とは逆方向にインクリボンを移動させながらキャリッ
ジを前回の印字とは逆方向に移動させて次の1行分の印
字を行う。2回目の1行分の印字が終了したら前回と同
じように上記所定の長さだげインクリボンを巻取り、2
回目の1行分の印字とは逆方向にインクリボンを移動さ
せながらキャリッジを逆方向に移動させて次の1行分の
印字を行う。このような印字動作を繰返すことにより、
インクリボンの使用可能回数だけ使用する。
ところで、インクリボンは、印字時には印字ヘッドによ
って記録紙に一定圧力で圧接していて、この一定の圧接
力でキャリッジの移動方向とは逆の方向に一定速度で巻
取られるようにしである。
1行分の印字と次の1行分の印字との間で記録紙が1行
分送られ、その際には記録紙にインクを付着させないた
めに印字ヘッドはインクリボンから離れるようにしであ
る。そのため、1行分の印字と次の1行分の印字との間
で前述のインクリボンを巻戻す又は巻取るときは、この
インクリボンの巻戻し又は巻取りの長さはハブに巻回さ
れたインクリボンの径(スクロールの大きさ)によって
異なってくる。従って、インクリボンの所定の長さの巻
戻し又は巻取りがなされず、この長さが過小になってマ
ルチタイムリボンの使用可能回数を越えて印字に使用す
るようになったり、或いは上記移動長さが過大になって
マルチタイムリボンの使用可能回数だけ確実に使用でき
なくなるようになる。
本発明者は、更に研究を重ねた結果、上記のインクリボ
ンの巻戻し又は巻取りの長さを所定の長さとすることに
成功し、本発明をなすに至った。
ホ1発明の構成 本発明は、ガイド部材で導かれる印字媒体を使用する印
字装置であって、前記ガイド部材による前記印字媒体の
ガイド量を検知して前記印字媒体を所定の位置に停止さ
せるように構成した印字装置に係る。
なお、上記「印字媒体のガイド量」とは、ガイド部材に
対向して移動する印字媒体の前記ガイド部材に対する移
動量を指す。
へ、実施例 先ず、印字装置を構成する各部分の動作の概要について
説明する。
第11図は印字装置の要部概略正面図、第12図は第1
1図の■−■線矢視拡大断面図である。
記録紙ωは紙押えローラ59によりてプラテン58に密
着し、静止している。リボンカセット(9)を搭載した
キャリッジ1は、第11図に於いて記録紙60の左端か
ら余白を残して右端に向りてガイドレール51に沿って
移動し、その間にキャリッジ1に支持された印字ヘッド
冴によって記録紙60上に印字がなされる。
印字ヘッド冴が記録紙60の右端から余白を残した所定
の位置に達すると、印字ヘッドUは図示しない傾動手段
によりて僅か後退して記録紙ωから離れ、記録紙ωは第
12図に示す一点鎖線矢印で示すように1行分だけ送ら
れる。次に、印字ヘッドUは再び印字位置に戻り、キャ
リッジ1は記録紙ωの右側から左側に向りてガイドレー
ル51に沿って移動し、次の1行の印字がなされる。記
録紙6001行分の送り及びキャリッジ1の左方向の移
動の順序は、上記の逆又は同時であっても良い。
このような動作を繰返しながら、記録紙ω上に文章、表
、図形等が記録される。
第5図はリボンカセット(9)を搭載したキャリッジ1
及びその周辺を示し、リボンカセット30は矢印で示す
ようにキャリッジ1上にセットされる。
インクリボン40は、リボンカセット(9)のカセット
本体31内の左右対称位置に回転自在に軸支されたハブ
32A、32Bに両端を巻設され、中間部をカセット本
体31の前面中央に設けられた凹部33より外部に露出
している。インクリボン400幅とカセット本体31の
上下内面との間隙は、狭過ぎてはインクリボン40が印
字中にカセット本体31の上下面に擦られて巻取を重く
したり巻取不良が発生し、広過ぎるとインクリボン荀が
走行中に暴れて走行不良の原因となるので、図示しない
スリッピングシートを介装してこの間隙を出来るだけ狭
くすることが好ましい。あはハブ32A、32B間に介
装した子回路V字形の板ばねで、基端がカセット本体3
1の下面に固定された支杆36Vc固定され、各先端が
ハブ32A、32Bに巻かれたインクリボン40の外周
に圧接し、インクリボン40が走行中に弛まないように
している。
37A、37Bはインクリボン40を露出させる凹部3
3の外側に設けられたインクリボン通過窓の内接部に設
けられたガイドローラ、38A%38Bは基端側な支持
ビン39A、39Bに支持された板ばねで、板ばね38
A、39Bによってインクリボン旬の露出部には一定の
テンシランが付与される。
弦はインクリボン40の終了を検知するための窓で、窓
42はカセット本体31側面のリボン通路41に対応し
て設けられている。
インクリボン40は、ガイドビン43A、43B、ガイ
ドローラ37A、37B、 ガイドビン43C,43D
に案内されてハブ32B、32A間を移動する。
カセット本体31の底板には、キャリッジ1に取付けら
れたガイド量検知ローラ45が挿通する貫通孔材が、ガ
イドビン43A、43B間に設けられている。
キャリッジ1の上面にはカセット本体310前後面凹部
33、具が嵌合する突片お、為が設けられている。スは
、インクリボン伯と、これが露出する凹部おとの間に嵌
入する印字ヘッドで、印字ヘッド冴はその基端をキャリ
ッジ1に傾動自在に軸支され、図示しない傾動手段によ
って傾動し、インクリボン40を介して記録紙(第12
図参照)に圧接して印字し、前述した記録紙の移動時に
は記録紙から離れるようにしである。21は印字ヘッド
冴を支持するヘッド支持板である。前述したように、印
字装置は印字ヘッドの往動時、復動時共に印字可能とし
てあり、印字ヘッド冴の印字動作はキャリッジ1の右行
時(往動時)及び左行時(復動時)に共に行われるよう
になっている。
20A、20Bはキャリッジ1の上面に突出する巻取軸
で、ハブ32A、32Bの中心を通る部分断面図である
第6図に示すように、巻取軸2OAはハブ32Aの下端
面に設けた凹孔32Aaに、巻取軸20Bはハブ32B
の下端面に設けた凹孔32Baに夫々嵌入するように位
置している。
キャリッジ1の上板2上には、貫通孔46を下方から貫
通してガイド量検知ローラ45が突出していて、キャリ
ッジ1上にリボンカセット菊をセットすると、ガイド量
検知ローラ藝はカセット本体310貫通孔必を通ってイ
ンクリボン豹の外側に位置するようにしである。
第1図はキャリッジ1上にリボンカセット30をセット
した状態を示し、理解を容易にするためにカセット本体
31は透明にして示しである。
リボンカセット30をキャリッジ1上にセットすると、
ガイド量検知ローラ45は、インクリボン40の外側の
位置(仮想線で示す。第5図では実線で示しである。)
から図示しない移動装置によって図に於いて実線で示す
位置(第5図では仮想線で示しである。)に移動し、イ
ンクリボン荀を押すようにしてインクリボン40の移動
に伴なって回転するようになっている。リボンカセット
30をキャリッジ1から外すと、ガイド量検知ローラ柘
は仮想線で示す位置に戻るようにしである。ガイド量検
知ローラ45の左右の移動を可能ならしめるよう、貫通
孔44(第5図参照)及び46は小判形にしである。
なお、ガイド量検知ローラ45は、ガイドビン43A1
43B間のほか、ハブ32B、32A間のインクリボン
40の経路の範囲内の他の位置に位置するようにしても
良いし、ガイドローラ37A、37B、ガイドピン43
A、43B、43C143Dのいずれかをガイド量検知
ローラに替えるようにすることもできる。
第5図に於いて、53はキャリッジ1に連結した歯付き
ベルト52を周回させるキャリッジ走行用モータ、51
はキャリッジ1の走行用ガイドレールで、ある。キャリ
ッジ1の右行時には巻取軸20A、ノ・ブ32Aがイン
クリボン40の巻取方向(実線矢印で示す。)に回転し
、巻取軸20B、ハブ32Bはフリー回転となる。キャ
リッジ1の左行時には前記とは逆に巻取軸20B、ハブ
32Bがインクリボン40の巻取方向(一点鎖線矢印で
示す。)K回転し、巻取軸20A、ハブ32Aはフリー
回転となる。即ち、インクリボン40は、キャリッジ1
の往動時には印字ヘッドあの印字動作と共にノ1プ32
Bから繰出された分がハブ32Aに巻取られ、キャリッ
ジ1の復動時には印字ヘッド寓の次の行の印字動作と共
にハブ32Aから繰出された分がハブ32BK巻取られ
るようになりている。この巻取り動作については後に詳
述する。
第2図は、ガイド量検知ローラによってインクリボンを
所定の長さだけ移動させて所定の位置で停止させる制御
手段のブロック図である。但し、キャリッジ及びリボン
カセットは図示省略しである。
ガイド量検知ローラ45の四−ラ部45aは、図示省略
したインクリボンからの押圧力を受けてインクリボンの
移動に伴なって回転する。ローラ部45aの下端には放
射状に多数の凸部45cを設けた円板45bが取付げら
れていて、ガイド量検知ローラ45の回転角度、即ちイ
ンクリボンの移動長さは、フォトカプラ47が突部45
cの通過延べ個数を検知することによって知ることがで
きる。
モード選択によって後述する第7図〜第10図その他の
インクリボン駆動の種類を選択すると、所定の印字動作
が指定され、中央処理装置(CPU)及びメモリに指定
された印字動作が伝達される。
次にスタート釦を押すと、CPUはメモリ中に記憶され
ている印字動作の内から指定された印字動作を遂行する
ように、出力を巻取軸駆動モータ(後述する第3図、第
4図の4)に送る。巻取軸駆動モータの指定方向の回転
によって巻取軸が指定された方向に回転し、インクリボ
ンが指定された方向に移動すると、力9ント部は、ガイ
ド量検知ローラ45の突部45cがフォトカプラ47を
通過する延べ個数なカクントし、これをCPUに送る。
CPUは、指定されたカタント数に対応して巻取軸駆動
モータを停止すると共に、図示しないブレーキを働かせ
る。メモリには、インクリボン移動速度及びハブに巻回
されたインクリボンのスクロール径に応じた慣性に対応
してモータOFFのタイミングをとる制御回路が内蔵さ
れている。このようにして選択されたモードに従ってイ
ンクリボンが移動し、印字が遂行される。
第3図はキャリッジ1の平面図、第4図は第3図のIV
−IV線矢視断面図である。
キャリッジ1の上板2の下面側にはインクリボン駆動用
モータ4がブラケット3を介して固定され、モータ4の
軸に取付けられたウオーム歯車の9オーム5と噛合する
9オームホイール6の軸7には平歯車8が固定されてい
る。軸7は上板2に回動可能に取付けられていて、軸7
には平歯車8と噛合する遊星歯車10を回動可能に取付
けたレバー9が固定されている。なお、第1図では、理
解を容易にするために上板2を透明にして画いである。
第4図に於いて、モータ4は回転切換回路nによりて正
逆方向に回転可能にしてあり、モータ4の駆動によって
9オーム5が反時計方向に回転すると、第1図に於いて
ウオームホイール6と共に平歯車8が反時計方向に回転
し、レバー9は反時計方向に揺動じて遊星歯車10が時
計方向に自転しながら平歯車8の周囲に沿りて左方向に
公転する。
遊星歯車10の左方には上板に平歯車13Aが軸支され
ていて、レバー9の揺動によって遊星歯車10が反時計
方向に移動すると、遊星歯車10に固着されたゴムロー
ラ11が平歯車13Aに固定されたゴムローラ12Aに
圧接し、ゴムローラ11.12Aによって遊星歯車10
0時計方向の自転が平歯車13Aに伝導され、平歯車1
3Aが反時計方向に回転する。平歯車13Aには上板2
に軸支された平歯車14Aが噛合し、平歯車14Aには
上下のコイルばね15Aa、15Abによって平歯車1
8Aが同軸に、かつ軸16Aに対して回動可能に圧接し
ていて、平歯車13Aの反時計方向の回転が平歯車18
Aを時計方向に回転させる。巻取軸2OAは上板2の上
方から下方へ貫通していて、この下方突出部には平歯車
18Aと噛合する平歯車19Aが固定され、平歯車18
Aの時計方向の回転によって巻取軸2OAが反時計方向
に回転し、図示しないインクリボンを巻取りながら左方
向に移動させる。平歯車14A、18A間の接触圧力は
、コイルばね15A a 、 15A bを受けるナツ
ト17Aa、17Abによって調節可能になっていて、
インクリボンの巻回数によってその外径が変化しても平
歯車14A、18Aが互いに摺動してインクリボンを一
定速度で移動させられるようにしである。
即ち、印字時に印字ヘッドが移動するとき、インクリボ
ンが印字ヘッドに一定の押圧力で圧接されていて、この
一定の押圧力によって印字ヘッドとインクリボンとが相
対的に一定速度で移動する。
印字ヘッドの移動速度は一定にしてあり、インクリボン
巻取りの速度は、平歯車14A、18A間の摩擦係合に
よって平歯車18Aが一定速度で回転することによって
一定に保たれる。インクリボンの巻回数の変化によりて
巻取軸2OAの回転速度が変化し、従って平歯車18A
の回転速度も変化することとなるが、平歯車18Aの回
転速度と一定速度で回転する平歯車14Aの回転速度と
の差は、平歯車14A、18Aの互いの摺動に吸収され
る。
モータ4が逆回転すると、レバー9は時計方向に揺動し
てゴムローラ11と12Aとが離れ、巻取軸20Aがイ
ンクリボンを繰出しながら時計方向に回転し、その回転
時には平歯車13A1ゴムローラ12A迄が717−回
転する。
軸7とヘッド支持板4とを結ぶ直線に関して対称にゴム
ローラ12B、平歯車13B、14B、18B、及び平
歯車19Bを取付けた巻取軸20Bが上記と同様の構造
で設けてあって、モータ4が逆回転してウオーム5が時
計方向に回転すると、レバー9が時計方向に揺動し、前
述したと同様にして巻取軸20Bが時計方向に回転し、
インクリボンを巻取りながらこれを右方向に移動させる
。モータ4の回転は、第5図のモータ關の回転に同期さ
せ、キャリッジlの移動方向とインクリボン初の移動方
向とは互いに逆の方向とする。
印字ヘッド冴は傾動可能なヘッド支持板21に取付けC
あって、ヘッド支持板21は、非印字時にはコイルばね
21aによって後方に引張られて印字ヘッド冴は記録紙
から離れ、印字時には図示しないソレノイドによって前
方へ傾斜して印字ヘッドが記録紙に圧接するよ5にしで
ある。
このような印字装置によれば、ノーマルリボン、マルチ
タイムリボンのいずれをも使用でき、マルチタイムリボ
ンを使用するとぎは、リボンカセットの着脱のような面
倒な操作を必要とせずにその使用可能回数を無駄なく繰
返し使用することができる。第7図〜第10図はインク
リボンの動作を説明するための模式図である。
第7図はノーマルリボンを使用する場合の例を示す。
第7図(a)はインクリボンの印字開始時を示し、1行
分の印字範囲■の左端には印字ヘッド冴が位置している
(i)の工程でインクリボンは1行分左方向へ送られな
がら印字して同図(b)に示すように、印字に使用され
た範囲■の右端が印字ヘッド8前に位置する。
次に(ii )の工程でインクリボンは1行分左方へ巻
取られて同図(c)に示すように、範囲■に隣接する次
の1行分の範囲■の右端が印字ヘッド冴前送られながら
印字して同図(d)に示すように、範囲■の左端が印字
ヘッド斜前に位置する。
次に前記(it )の工程と同様にしてインクリボンは
1行分左方へ巻取られて同図(e)に示すように、範囲
■に隣接する次の1行分の範囲@の左端が印字ヘッド冴
前に位置する。
次に前記(i)の工程と同様にしてインクリボンは1行
分左方向へ送られながら印字して同図(f)に示すよう
忙印字に使用された範囲■の右端が印字ヘッド斜前に位
置する。
上記のように順次(i)、(11)、(tit )、(
ii )の工程を繰返すことkより、常にインクリボン
の未使用の範囲■、■、■、■、■、・旧・・・・・が
印字に供され、上記各範囲は次の範囲と互いに隣接して
いるので無駄な使用がなく、キャリッジの往動時、復動
時共に印字可能であるので、印字スピードが上昇する。
第8図〜第10図はマルチタイムリボンを使用する場合
の例を示す、 第8図(a)はインクリボンの印字開始時を示し、1行
分の印字範囲■の左端は印字ヘッド冴前に位置している
(i)の工程でインクリボンは1行分左方向へ送られな
がら印字して同図(b)に示すように、印字に使用され
た範囲■の右端が印字ヘッド冴前に位置する。
次に(it )の工程でインクリボンは1行分右方向へ
送られながら印字して同図(c)に示すように、同図(
a)と同じ状態に戻る。
この例ではインクリボンの使用可能回数を2n+1回と
しており、上記(i)、(it )の工程を交互に繰返
し、2n+1行の印字を行うと同図(d)に示すように
、同図(b)と同じ状態に戻っていて、範囲■に隣接す
る1行分の範囲■の左端が印字ヘッド斜前に位置する。
次に(i)の工程と同様にしてインクリボンは1行分左
方向へ送られながら印字して同図(e)に示すように、
印字に使用された範囲■の右端が印字ヘッド斜前に位置
する。
次に(ii )の工程と同様にしてインクリボンは1行
分右方向へ送られながら印字し、未使用の1行分の範囲
■が印字忙使用されて同図(f)に示すように、範囲■
の左端が印字ヘッド冴前に位置する。
上記のような操作を繰返すことにより、インクリボンの
1行分の範囲を使用可能回数だけ使用し尽すと、その範
囲に隣接する次の未使用の1行分の範囲が使用に供され
るようになり、インクリボンを使用可能回数だけ有効に
使用でき、而も、1行の印字に続いて直ちに次の印字が
行える。但し、偶数回使用可能なインクリボンを使用す
る場合は、1行分の範囲を使用可能回数だけ使用した後
、印字を行わずに1行分を巻取って次の1行分を繰出す
か、或いは印字を行わずにキャリッジを移動させて次の
1行分を使用可能な状態とする。
第9図の例は、1行印字毎に使用可能回数分の1だけイ
ンクリボンを巻取りながら印字を行う例であって、理解
を容易にするため、インクリボンの使用可能回数を3回
とし、1行分の範囲を(A、B、C)、(B、C,D)
、(C%D%E)のように各々3等分して示しである。
第9図(a)はインクリボンの印字開始時を示し、1行
分の範囲A−Cの左端は印字ヘッド斜前に位置している
(i)の工程でインクリボンは1行分左方向へ送られな
がら印字して、同図(b)に示すように、印字に使用さ
れた範囲A−CのCの右端が印字ヘッド斜前に位置する
次に(ii )の工程でインクリボンは1行の1/3だ
け左方向へ巻取られ、同図(e)に示すように、Cに隣
接する未使用のDの範囲の右端が印字ヘッド冴前に位置
する。A、B、C%D、・・・・・・・・・・・・の符
号に付した数字は当該部分の使用回数を表している。
次に(iit )の工程でインクリボンは1行分右方向
へ送られながら印字して、同図(d)に示すように、B
部分の左端が印字ヘッド斜前に位置する。
次に(iv)の工程でインクリボンは1行の1/3だけ
左方向へ巻取られ、同図(e)に示すように、Cの左端
が印字ヘッド斜前に位置し、次の1行分の範囲はC,D
、Eからなる範囲となる。
上記(i)、(it )、(tit )、(iv )の
工程を繰返すと、以下同図(f)、(g)、(h)、(
i)、(j)に示すように、1行分の印字に使用される
範囲は、A−C1B−D%C〜E、D〜F、E〜G、・
・・・・・・・・のようになり、インクリボンの巻始端
側及び巻終端側の僅かに使用回数の少ない部分を除いて
は、その使は、前述した記録紙の1行分の送りと同時に
行うことが出来、この巻取りのためにのみ時間を要する
ことはない(次の第10図の例でも同様である。)。
第10図の例は、1行印字してから使用可能回数分の1
の2倍だけインクリボンを巻取り、次の1行の印字を行
う操作を繰返す例でありて、インクリボンの使用回数を
6回とし、1行分の範囲を(A%B、C)、(B、C1
D)、(C%D、E)、・・・・・・・・・のように各
々3等分して示しである。
第10図(a)はインクリボンの印字開始時を示し、1
行分の範囲A〜Cの左端は印字ヘッド冴前に位置してい
る。
(i)の工程でインクリボンは1行分左方向へ送られな
がら印字して、同図(b)に示すように、印字に使用さ
れた範囲A−CのCの右端が印字ヘッド斜前に位置する
次に(it )の工程でインクリボンは1行の1/3だ
け左方向へ巻取られ、同図(C)に示すように、Cに隣
接する未使用のDの範囲の右端が印字ヘッド冴前に位置
する。A、B、C,D、・・・・・・・・・の符号に付
した数字は当該部分の使用回数を表している。
次に(fit )の工程でインクリボンは1行分右方向
へ送られながら印字して、同図(d)に示すように、B
部分の左端が印字ヘッド斜前に位置する。
上記(i)、(11)、(iii )の工程を繰返すと
、以下同図(e)、(f)、(g)、(h)、(i)、
(j)、(ト)、(1)、(ハ)に示すように、1行分
の印字に使用される範囲は、A〜C,B−D%B−D%
C〜E、C〜E、D〜F%D−F%E−G、(E−G%
F〜H1F〜H1)・・・・・・・・・のよ5になり、
インクリボンの巻始端側及び巻終端側の僅かに使用回数
の少ない部分を除いては、その使用可能な回数だけ無駄
なく使用できる。
上記第7図〜第10図の例は、いずれも非印字時にイン
クリボンを所定の長さだけ巻取り又は巻戻しをして所定
の位置で停止させているが、インクリボンのこれら所定
の長さの移動は、第2図に示した制御手段によって正確
になされることは言う迄もない。
また、これらの例に於いて、キャリッジの移動及びイン
クリボンの送り並びにインクリボンの巻ぷ 取り及びその巻取範囲時の手順や量的条件は、図示しな
い操作パネルに配設されたモード選択釦を選択的に押す
ことによって、指定された手順及びインクリボンの使用
可能回数に対応するシーケンス制御によって遂行するこ
とができ、その上、非印字時のインクリボンの動作を単
にシーケンス制御に頼るだけではなく、インクリボンの
移動長さを直接検知するようにしているので、非印字時
のインクリボンの移動を正確な長さに制御できる。
更に、従来はキャリッジ駆動用モータを使用してインク
リボンを移動させていたのに対し、上記の例では、専用
のインクリボン移動用モータをキャリッジに固定してい
るので動力伝達が短かい距離内で直接的になされる結果
、巻取軸の回転とその回転の切換えが容重にかつ高い精
度を以てなさ五る。
また、第7図、第8図の例は勿論のこと、第9図、第1
0図の例にあっても巻取方向を逆にすることによりてキ
ャリッジの往動時にのみ印字するようにすることも可能
である。
上記第7図〜第10図の例は、いずれも非印字時にイン
クリボンを所定の長さだけ移動させて停止させているが
、例えば次のような印字にありて、印字時忙インクリボ
ンを所定の長さだけ移動させることは極めて有効である
。1行中の印字すべき範囲が1行分の端から端忙迄亘っ
ていない場合、例えば1行分の一部分を印字して改行す
る場合、この1行分の印字範囲を他の検知手段によりて
検知するとか、フロッピーディスクに記録されている記
録に基いて印字を遂行するに際してフロッピーディスク
からの信号を受けるとかして、1行中の必要な印字範囲
だけインクリボンと印字ヘッドとを移動させながら印字
を行い、直ちに次の行の印字を開始するよ5&Cするこ
とも可能である。このような印字動作に第2図に示した
制御手段を使用することにより、印字速度を速くするこ
とができる。
上記の印字ヘッドには、感熱記録ヘッド、ワイヤドツト
記録ヘッド、ディジイーホイールプリンタ用等の種々の
印字ヘッドが使用できる。
本発明は、上記の実施例に限られるものではなく、カラ
ーリボンを用いた多色画像記録にも高記録速度を以【有
効に適用できる。
ト0発明の詳細 な説明したように、本発明は、印字媒体のガイド量を 
    ゛       検知して印字媒体を所定の位
置で停止させるように構成しているので、1回のみ使用
可能な印字媒体、複数回使用可能な印字媒体のいずれを
も使用できる。その上、上記検知結果によって印字媒体
を所定の位置に停止させるので、印字媒体の所定の位置
での停止が高い精度でなされ、その結果、使用する印字
媒体の使用可能回数に適応して全く無駄なく有効にこれ
を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すものであって、 第1図はリボンカセットをキャリッジにセットした状態
を示す平面図、 第2図はインクリボン移動制御手段のブロック図、 第3図はキャリッジの平面図、 第4図は第3図のIV−IV線矢視断面図、第5図はキ
ャリッジ、リボンカセット及びその周辺の概略斜視図、 第6図はキャリッジの上部及びリボンカセットの断面図
、 第7図、第8図、第9図及び第10図は印字中のインク
リボンの動作を示すプロセスフロー図、第11図は印字
装置の要部概略正面図、第12図は第11図の■−■線
矢視拡大断面図である。 なお、図面に示された符号に於いて、 1・・・・・・・・・キャリッジ 4・・・・・・・・・巻取軸駆動用モータ5・・・・・
・・・・ウオーム 6・・・・・・・・・ウオームホイール7.16A、1
6B・・・・・・・・・軸8.13A、13B、14A
、14B、18A、18B、19A、19B・・・・・
・・・・平歯車9・・・・・・・・・レバー 10・・・・・・・・・遊星歯車 11、12A、 12B・・・・・・・・・ゴムローラ
20A、20B・・・・・・・・・巻取軸21・・・・
・・・・・ヘッド支持板 n・・・・・・・・・モータ回転切換用回路U・・・・
・・・・・印字ヘッド 加・・・・・・・・・リボンカセット 32A%32B・・・・・・・・・ハフ37A137B
・・・・・・・・・ガイドローラ旬・・・・・・・・・
インクリボン 43A、43B、43C%43D・・・・・・・・・ガ
イドピン45・・・・・・・・・ガイド量検知ローラ4
5a・・・・・・・・・ガイド量検知ローラのローラ部
45b・・・・・・・・・ガイド量検知ローラの円板4
5c・・・・・・・・・円板の凸部 47・・・・・・・・・フォトカプラ 51・・・・・・・・・カイトレール 52・・・・・・・・・歯付きベルト 関・・・・・・・・・キャリッジ駆動用モータ60・・
・・・・・・・記録紙 である。 代理人 弁理士 逢 坂   宏 第2図 第3図 第11図 第12図 (自発)手続?111正書 1、事件の表示 昭和61年 特許廓第271009号 2、発明の名称 印字装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称 
(127)小西六写真工業株式会社4、代理人 住 所 東京都立川市柴崎町2−4−11 FINEビ
ル6.7#正により増加する発明の数 7、補正の対象              、/−へ
、(1)、明細書第10頁4行目のr39BJをr38
 BJと訂正します。 (2)1図面の第1図を別紙の通りに訂正します。 −以 上− 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ガイド部材で導かれる印字媒体を使用する印字装置
    であって、前記ガイド部材による前記印字媒体のガイド
    量を検知して前記印字媒体を所定の位置に停止させるよ
    うに構成した印字装置。
JP27100986A 1986-11-14 1986-11-14 印字装置 Pending JPS63125383A (ja)

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JP27100986A JPS63125383A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 印字装置

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JP27100986A JPS63125383A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 印字装置

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JPS63125383A true JPS63125383A (ja) 1988-05-28

Family

ID=17494137

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JP27100986A Pending JPS63125383A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 印字装置

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JP (1) JPS63125383A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5096315A (en) * 1989-02-02 1992-03-17 Alps Electric Co., Ltd. Ink ribbon winding mechanism
US5209587A (en) * 1990-12-31 1993-05-11 Alcatel Business Systems Limited Ink ribbon feed
US5294203A (en) * 1990-12-31 1994-03-15 Alcatel Business Systems Limited Ink ribbon feed

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5096315A (en) * 1989-02-02 1992-03-17 Alps Electric Co., Ltd. Ink ribbon winding mechanism
US5209587A (en) * 1990-12-31 1993-05-11 Alcatel Business Systems Limited Ink ribbon feed
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