JPS6312511Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312511Y2 JPS6312511Y2 JP1875980U JP1875980U JPS6312511Y2 JP S6312511 Y2 JPS6312511 Y2 JP S6312511Y2 JP 1875980 U JP1875980 U JP 1875980U JP 1875980 U JP1875980 U JP 1875980U JP S6312511 Y2 JPS6312511 Y2 JP S6312511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muting
- switch
- contact
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ミユーテイング機構を付加した多接
点スライドスイツチに係わる。
点スライドスイツチに係わる。
従来よりスライドスイツチ等においては、その
切替ノイズを消去するためにスイツチの可動操作
子に関連して切替え途中でミユーテイング回路を
オンして上記目的を達成する所謂ミユーテイング
機構を付加したものが提案されている。第１図は
従来のミユーテイング機構を付加したスライドス
イツチの一例である。同図において、１はスライ
ドスイツチ本体で、その可動操作子２に該可動操
作子２の矢印方向のスライドに応じて取付板３上
の軸４を中心に回動するカム板５が連結され、さ
らにカム板５にミユーテイング回路の電源スイツ
チとなるリーフスイツチ６が関連されている。そ
して可動操作子２をスライドしてスイツチ切替え
を行つたときには、そのスイツチ切替えの途中で
カム板５の山部５ａによつてリーフスイツチ６が
オンし（実線図示）、ミユーテイング回路が動作
して切替ノイズの消去が行なわれる。なお可動操
作子２が切替位置にあるときには、リーフスイツ
チ６は丁度カム板５の谷部５ｂに入りオフ状態と
なる（点線図示）。
切替ノイズを消去するためにスイツチの可動操作
子に関連して切替え途中でミユーテイング回路を
オンして上記目的を達成する所謂ミユーテイング
機構を付加したものが提案されている。第１図は
従来のミユーテイング機構を付加したスライドス
イツチの一例である。同図において、１はスライ
ドスイツチ本体で、その可動操作子２に該可動操
作子２の矢印方向のスライドに応じて取付板３上
の軸４を中心に回動するカム板５が連結され、さ
らにカム板５にミユーテイング回路の電源スイツ
チとなるリーフスイツチ６が関連されている。そ
して可動操作子２をスライドしてスイツチ切替え
を行つたときには、そのスイツチ切替えの途中で
カム板５の山部５ａによつてリーフスイツチ６が
オンし（実線図示）、ミユーテイング回路が動作
して切替ノイズの消去が行なわれる。なお可動操
作子２が切替位置にあるときには、リーフスイツ
チ６は丁度カム板５の谷部５ｂに入りオフ状態と
なる（点線図示）。
しかるに、このような従来の構成においては、
第２図に示す如くリーフスイツチ６の接点間には
必ず隙間ｄがあるため動作時において当然この間
の時間遅れが生じ、またタイミング調整が必要と
なり、このために精度よく構成することが出来
ず、且つ動作の高スピード化が計れなかつた。
又、部品点数が多く相互間の調整工数が必要でコ
スト高となること、カム板４、リーフスイツチ６
等からなるミユーテイング機構部分の占める面積
が大きいこと等の問題を有していた。このような
点から従来においては例えば４mmストローク、
2.5mmストローク等の短かいストロークの小型多
接点スライドスイツチにミユーテイング機構を付
加することが不可能であつた。
第２図に示す如くリーフスイツチ６の接点間には
必ず隙間ｄがあるため動作時において当然この間
の時間遅れが生じ、またタイミング調整が必要と
なり、このために精度よく構成することが出来
ず、且つ動作の高スピード化が計れなかつた。
又、部品点数が多く相互間の調整工数が必要でコ
スト高となること、カム板４、リーフスイツチ６
等からなるミユーテイング機構部分の占める面積
が大きいこと等の問題を有していた。このような
点から従来においては例えば４mmストローク、
2.5mmストローク等の短かいストロークの小型多
接点スライドスイツチにミユーテイング機構を付
加することが不可能であつた。
本考案は、上述の点に鑑み短かいストロークの
小型多接点スライドスイツチにおいても精度よく
ミユーテイング機構を付加できるようにしたミユ
ーテイング機構付スライドスイツチを提供するも
のである。
小型多接点スライドスイツチにおいても精度よく
ミユーテイング機構を付加できるようにしたミユ
ーテイング機構付スライドスイツチを提供するも
のである。
以下、第３図乃至第５図を参照して本考案によ
るスライドスイツチの一例を説明しよう。
るスライドスイツチの一例を説明しよう。
本考案においては、第３図及び第４図で示すよ
うに、多接点例えば３接点のスライドスイツチ本
体１１を設け、その可動操作子１２を有する側の
上面にミユーテイング用接点パターン１３を形成
したプリント基板１４を取付ける。プリント基板
１４の接点パターン１３は可動操作子１２のスラ
イド方向に沿つて所定間隔を置いて複数、本例で
は２本独立して設けるようになす。プリント基板
１４はその中央に可動操作子１２の摺動を妨げな
い程度の開口１４ａを有し、例えばネジ１５等に
よつてスイツチ本体１１に固定する。プリント基
板１４上には導電性ボール１６を有して可動操作
子１２と一体に可動する摺動板１７を配し、さら
に摺動板１７上にプリント基板１４の各接点パタ
ーン１３に対応する位置に於て共通の電極板１８
を固定配置する。この電極板１８と各接点パター
ン１３との間で夫々ミユーテイング回路の電源ス
イツチを構成するもので、各接点パターン１３及
び電極板１８は夫々図示せざるもミユーテイング
回路の電源回路に接続するようになす。導電性ボ
ール１６は摺動板１７を設けた透孔内に回転可能
に且つ摺動板１７の上下面より夫々突出した状態
で挿入し、常時板バネの様な電極板１８によつて
抑えられ、電極板１８とプリント基板１４に夫々
弾性的に接触するようになしている。従つて、可
動操作子１２の切替操作に伴う摺動板１７の移動
で、導電性ボール１６が移動してプリント基板１
４の接点パターン１３上に乗り上げたとき、電極
板１８と接点パターン１３とは導電性ボール１６
を介して互に電気的に接続し、所謂ミユーテイン
グ回路の電源スイツチがオンするようになる。こ
こで、プリント基板１４上の各接点パターン１３
は、可動操作子１２が各接点の切替位置間の中間
位置を通過するときに導電性ボール１６と接触す
る様な位置関係をもつて形成する。従つて可動操
作子１２が各切替位置にあるときは導電性ボール
１６は接点パターン１６と接触しない位置にあり
（第４図参照）、可動操作子１２が各切替位置の中
間に位置したときには導電性ボール１６は対応す
る接点パターン上に位置するようになる（第５図
参照）。なお、本例ではスイツチ本体１１の可動
操作子１２に更に操作つまみ１９を嵌着し、この
操作つまみ１９によつてスイツチ切替えを行うよ
うになすと共に、摺動板１７をこの操作つまみ１
９に一体に取付けるようになす。かかる構成に於
て、操作つまみ１９が１の切替位置にある第４図
の状態より操作つまみ１９をスライドさせてスイ
ツチ切替えを行つた場合には、第５図に示すよう
に操作つまみ１９の切替途中で導電性ボール１６
が対応する接点パターン１３と接触し、この接点
パターン１３と電極板１８とが短絡し、即ちミユ
ーテイング回路の電源スイツチがオンし、ミユー
テイング動作が行なわれて切替ノイズが消去され
る。ミユーテイング動作は導電性ボール１６が接
点パターン１３上を通過する時だけ行われるもの
であり、従つてミユーテイングに要する時間は接
点パターン１３の巾ｌで自由に決められる。
うに、多接点例えば３接点のスライドスイツチ本
体１１を設け、その可動操作子１２を有する側の
上面にミユーテイング用接点パターン１３を形成
したプリント基板１４を取付ける。プリント基板
１４の接点パターン１３は可動操作子１２のスラ
イド方向に沿つて所定間隔を置いて複数、本例で
は２本独立して設けるようになす。プリント基板
１４はその中央に可動操作子１２の摺動を妨げな
い程度の開口１４ａを有し、例えばネジ１５等に
よつてスイツチ本体１１に固定する。プリント基
板１４上には導電性ボール１６を有して可動操作
子１２と一体に可動する摺動板１７を配し、さら
に摺動板１７上にプリント基板１４の各接点パタ
ーン１３に対応する位置に於て共通の電極板１８
を固定配置する。この電極板１８と各接点パター
ン１３との間で夫々ミユーテイング回路の電源ス
イツチを構成するもので、各接点パターン１３及
び電極板１８は夫々図示せざるもミユーテイング
回路の電源回路に接続するようになす。導電性ボ
ール１６は摺動板１７を設けた透孔内に回転可能
に且つ摺動板１７の上下面より夫々突出した状態
で挿入し、常時板バネの様な電極板１８によつて
抑えられ、電極板１８とプリント基板１４に夫々
弾性的に接触するようになしている。従つて、可
動操作子１２の切替操作に伴う摺動板１７の移動
で、導電性ボール１６が移動してプリント基板１
４の接点パターン１３上に乗り上げたとき、電極
板１８と接点パターン１３とは導電性ボール１６
を介して互に電気的に接続し、所謂ミユーテイン
グ回路の電源スイツチがオンするようになる。こ
こで、プリント基板１４上の各接点パターン１３
は、可動操作子１２が各接点の切替位置間の中間
位置を通過するときに導電性ボール１６と接触す
る様な位置関係をもつて形成する。従つて可動操
作子１２が各切替位置にあるときは導電性ボール
１６は接点パターン１６と接触しない位置にあり
（第４図参照）、可動操作子１２が各切替位置の中
間に位置したときには導電性ボール１６は対応す
る接点パターン上に位置するようになる（第５図
参照）。なお、本例ではスイツチ本体１１の可動
操作子１２に更に操作つまみ１９を嵌着し、この
操作つまみ１９によつてスイツチ切替えを行うよ
うになすと共に、摺動板１７をこの操作つまみ１
９に一体に取付けるようになす。かかる構成に於
て、操作つまみ１９が１の切替位置にある第４図
の状態より操作つまみ１９をスライドさせてスイ
ツチ切替えを行つた場合には、第５図に示すよう
に操作つまみ１９の切替途中で導電性ボール１６
が対応する接点パターン１３と接触し、この接点
パターン１３と電極板１８とが短絡し、即ちミユ
ーテイング回路の電源スイツチがオンし、ミユー
テイング動作が行なわれて切替ノイズが消去され
る。ミユーテイング動作は導電性ボール１６が接
点パターン１３上を通過する時だけ行われるもの
であり、従つてミユーテイングに要する時間は接
点パターン１３の巾ｌで自由に決められる。
上述せる本考案によれば、ミユーテイング機構
を構成するプリント基板１４、摺動板１７、導電
性ボール１６及び電極板１８がスイツチ本体１１
上にコンパクトに配置され、しかも摺動板１７及
び導電性ボール１６が可動操作子１２に直結さ
れ、プリント基板１４もスイツチ本体１１上に対
して例えば0.1mm以下の精度で取付けられ得るの
でタイミング調整の必要が無くなり、よつて精度
よく且つ極めて安価にミユーテイング機構付スラ
イドスイツチを提供できる又、ミユーテイング機
構はスイツチ本体１１の上面に配される為に面積
を取らず全体としてミユーテイング機構を有する
スライドスイツチを小型に構成できる。又、切替
接点が多い場合にもプリント基板１４上の接点パ
ターン１３の数を増すだけでよく、また接点パタ
ーン巾及び各接点パターン間隔は通常のプリント
基板の製造技術を用いることで極めて高精度に得
られるので、従来困難とされていた短かいストロ
ークの小型多接点スライドスイツチに対して容易
に且つ安価にミユーテイング機構を付加すること
が可能となる。
を構成するプリント基板１４、摺動板１７、導電
性ボール１６及び電極板１８がスイツチ本体１１
上にコンパクトに配置され、しかも摺動板１７及
び導電性ボール１６が可動操作子１２に直結さ
れ、プリント基板１４もスイツチ本体１１上に対
して例えば0.1mm以下の精度で取付けられ得るの
でタイミング調整の必要が無くなり、よつて精度
よく且つ極めて安価にミユーテイング機構付スラ
イドスイツチを提供できる又、ミユーテイング機
構はスイツチ本体１１の上面に配される為に面積
を取らず全体としてミユーテイング機構を有する
スライドスイツチを小型に構成できる。又、切替
接点が多い場合にもプリント基板１４上の接点パ
ターン１３の数を増すだけでよく、また接点パタ
ーン巾及び各接点パターン間隔は通常のプリント
基板の製造技術を用いることで極めて高精度に得
られるので、従来困難とされていた短かいストロ
ークの小型多接点スライドスイツチに対して容易
に且つ安価にミユーテイング機構を付加すること
が可能となる。
第１図は従来のミユーテイング機構付スライド
スイツチの平面図、第２図はそのリーフスイツチ
の略図、第３図は本考案によるミユーテイング機
構付スライドスイツチの分解斜視図、第４図は断
面図、第５図は動作状態を示す断面図である。 １１はスイツチ本体、１２は可動操作子、１３
はミユーテイング用接点パターン、１４はプリン
ト基板、１６は導電性ボール、１７は摺動板、１
８は電極板である。
スイツチの平面図、第２図はそのリーフスイツチ
の略図、第３図は本考案によるミユーテイング機
構付スライドスイツチの分解斜視図、第４図は断
面図、第５図は動作状態を示す断面図である。 １１はスイツチ本体、１２は可動操作子、１３
はミユーテイング用接点パターン、１４はプリン
ト基板、１６は導電性ボール、１７は摺動板、１
８は電極板である。
Claims (1)
- 可動操作子を有する多接点スライドスイツチ本
体と、該スライドスイツチ本体上に配されスライ
ド方向に所定間隔を置いて複数のミユーテイング
用接点パターンが形成されたプリント基板と、上
記接点パターンと対向する共通の電極と、上記プ
リント基板と上記電極との間に介在し上記電極と
接点パターンを電気的に接続する導電性ボールを
有して上記可動操作子と一体に可動する摺動板と
を具備して成るミユーテイング機構付スライドス
イツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1875980U JPS6312511Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1875980U JPS6312511Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56120622U JPS56120622U (ja) | 1981-09-14 |
| JPS6312511Y2 true JPS6312511Y2 (ja) | 1988-04-11 |
Family
ID=29615054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1875980U Expired JPS6312511Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6312511Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-15 JP JP1875980U patent/JPS6312511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56120622U (ja) | 1981-09-14 |
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