JP2601040Y2 - 可変抵抗器の実装構造 - Google Patents

可変抵抗器の実装構造

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JP2601040Y2
JP2601040Y2 JP1993047350U JP4735093U JP2601040Y2 JP 2601040 Y2 JP2601040 Y2 JP 2601040Y2 JP 1993047350 U JP1993047350 U JP 1993047350U JP 4735093 U JP4735093 U JP 4735093U JP 2601040 Y2 JP2601040 Y2 JP 2601040Y2
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正夫 鎌田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、薄型化が要求される電
気機器に内蔵するのに適した回路基板上への可変抵抗器
の実装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可変抵抗器の実装構造と
しては、独立電気部品である可変抵抗器を回路基板上へ
実装するのが一般的であり、このような典型的な可変抵
抗器aは、図6に示すように、外殻ケースb内に導電接
触子cによって支持された絶縁基板dを配置し、この絶
縁基板d上に印刷抵抗eを印刷し、この印刷抵抗e上を
抵抗値調整用ツマミfを介して摺動子iが摺動し得るよ
う配されているものであって、可変抵抗器aは、導電接
触子cと一体の端子gを回路基板h上の所定のランドに
半田付けをもって実装されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような可変抵抗器
の実装構造にあっては、可変抵抗器aは、抵抗値調整用
ツマミfから受ける応力に耐えるためにも絶縁基板dは
或る程度以上の厚みが必要である上に、これらを外殻ケ
ースbによってカバーしていることによってかなり嵩高
であるもので、従って、このような可変抵抗器aを回路
基板h上に実装することは、電気機器の薄型化に限界を
もたらすものであった。
【0004】本考案は、かゝる従来例の問題点を解決し
て電気機器の薄型化を容易なものとする可変抵抗器の実
装構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】回路基板に第1の電極と
接続した印刷抵抗体を形成し、この印刷抵抗体の長手方
向に沿って回路基板に摺動子装着用のスリットを穿け、
更に、回路基板の裏面側に前記スリットに沿って第2の
電極とされる導電パターンを形成し、この導電パターン
と前記印刷抵抗体とを前記のスリットを通して回路基板
の表裏面側に導出した摺動子をもって橋絡するととも
に、前記摺動子に冠着したツマミを介して前記印刷抵抗
体の長手方向に対して移動自由にして可変抵抗器を構成
する。
【0006】
【作用】抵抗体印刷用の固有の絶縁基板と外殻ケースと
端子とが省略され、極めて少ない部品点数と簡単な構造
で可変抵抗器を安価に提供できると共に、前記構成に加
えて回路基板の表裏面への可変抵抗器の構成部材の分散
がなされ薄型の電気機器を実現できる可変抵抗器の実装
構造を提供する。
【0007】
【実施例】図1乃至図3は、本考案の実施例を示し、可
変抵抗器1は、電気機器のための電子部品2が実装され
る回路基板3(図3参照)上に作り込まれる形式で実装
される。即ち、図1乃至図3において回路基板3の所定
箇所には印刷抵抗体4が印刷によって形成され、同じく
回路基板3に形成された第1の電極としての導電パター
ン5と接続されている。また、この印刷抵抗体4の長手
方向に沿う両側には摺動子6を装着するためのスリット
7、7’が穿けられている。
【0008】更に、回路基板3の裏面側には前記スリッ
ト7、7’に沿って第2以降の電極としての導電パター
ン8、8’が形成され、この導電パターン8、8’と前
記の印刷抵抗体4とは摺動子6によって互いに電気的に
接続される。この摺動子6は、略W字の断面形状を呈
し、その中腹部に前記印刷抵抗体4に当接する印刷抵抗
体側接触部6aが、また、その両端部に前記導電パター
ン8、8’に当接する導電パターン側接触部6b、6c
とされる。
【0009】摺動子6は、前記スリット7、7’を通し
てその印刷抵抗体側接触部6aが回路基板3の表面側
に、その導電パターン側接触部6b、6cが回路基板3
の裏面側に位置するように装着され、摺動子6自身の弾
性復帰力によって印刷抵抗体側接触部6aが印刷抵抗体
4に、導電パターン側接触部6b、6cが導電パターン
8、8’に弾性的に接触される。
【0010】摺動子6は、上記の装着状態で、スリット
7、7’に沿って移動自由であり、その中腹部に冠着し
たツマミ9を介してのスライド操作によって、導電パタ
ーン5と導電パターン8との間、および導電パターン5
と導電パターン8’との間の印刷抵抗体4の長さが調整
されることによって各パターン間の抵抗値が可変し可変
抵抗器として機能するものである。
【0011】本実施例によれば、電気機器のための電子
部品2が実装される回路基板3そのものが印刷抵抗体4
を印刷する絶縁基板として兼用され、かつ、印刷抵抗体
と接続されるべき導電部が同じく回路基板3上の導電パ
ターン5、8、8’として実現されるものであるから、
前述の従来例のように抵抗体印刷用の絶縁基板を固有に
もち、端子とツマミとを導出した外殻ケース入りの独立
電気部品である可変抵抗器をその端子回路基板上の所定
のランドに半田付けをもって実装されるものとの比較に
おいて、極めて少ない部品点数と簡単な構造で可変抵抗
器を安価に提供できると共に、前述のように抵抗体印刷
用絶縁基板と外殻ケースの省略と、回路基板の表裏面へ
の可変抵抗器の構成部材の分散によって薄型の電気機器
を実現できる可変抵抗器の実装構造を提供できるもので
ある。
【0012】図4は、本考案の第2の実施例を示し、一
方の導電パターン8を複数の導電パターン8a、8b、
8cに分割し、回路定数(抵抗値)の切替えができるよ
うしたものである。
【0013】図5は、両導電パターン8、8’を印刷抵
抗体4の長さ方向の両端付近に分けて配置してスイッチ
機能をもたせるようにしたものである。
【0014】
【考案の効果】本考案では、回路基板に第1の電極と接
続した印刷抵抗体を形成し、この印刷抵抗体の長手方向
に沿って回路基板に摺動子装着用のスリットを穿け、更
に、回路基板の裏面側に前記スリットに沿って第2の電
極とされる導電パターンを形成し、この導電パターンと
前記印刷抵抗体とを前記のスリットを通して回路基板の
表裏面側に導出した摺動子をもって橋絡するとともに、
前記摺動子に冠着したツマミを介して前記印刷抵抗体の
長手方向に対して移動自由になしたのは上述の通りであ
る。
【0015】従って、本考案によれば、電気機器のため
の電子部品2が実装される回路基板3そのものが印刷抵
抗体4を印刷する絶縁基板として兼用され、かつ、印刷
抵抗体と接続されるべき導電部が同じく回路基板3上の
導電パターン5、8、8’として実現されるものである
から、前述の従来例のように抵抗体印刷用の絶縁基板を
固有にもち、端子とツマミとを導出した外殻ケース入り
の独立電気部品である可変抵抗器をその端子回路基板上
の所定のランドに半田付けをもって実装されるものとの
比較において、極めて少ない部品点数と簡単な構造で可
変抵抗器を安価に提供できる。
【0016】また、上記の構成のように抵抗体印刷用絶
縁基板と外殻ケースの省略に加えて、回路基板の表裏面
への可変抵抗器の構成部材の分散によって薄型の電気機
器を実現できる可変抵抗器の実装構造を提供できるもの
である。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電子部品の実装構造の第1の実施例を
示す側面断面図である。
【図2】本考案の電子部品の実装構造の第1の実施例を
示す平面図である。
【図3】本考案の第1の実施例の説明図である。
【図4】本考案の第2の実施例についての要部の平面図
である。
【図5】本考案の第3の実施例についての要部の平面図
である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 可変抵抗器 2 電子部品 3 回路基板 4 印刷抵抗体 5、8、8’ 導電パターン 6 摺動子 7、7’ スリット 9 ツマミ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板に第1の電極と接続した印刷抵抗
    体を形成し、この印刷抵抗体の長手方向両側に沿って回
    路基板に摺動子装着用の一対のスリットを穿け、更に、
    回路基板の裏面側に前記一対のスリットに沿って第2の
    電極とされる一対の導電パターンを形成し、この導電パ
    ターンと前記印刷抵抗体とを前記のスリットを通して回
    路基板の表裏面側に導出した摺動子をもって橋絡すると
    ともに、前記摺動子に冠着したツマミを介して前記印刷
    抵抗体の長手方向に対して移動自由にしてなる可変抵抗
    器の実装構造。
  2. 【請求項2】前記の第2の電極の一方の導電パターン8
    を複数に分割してなる請求項1記載の可変抵抗器の実装
    構造。
  3. 【請求項3】前記第2の電極の一対の導電パターンを印
    刷抵抗体の長さ方向の両端付近に分けて配置してなる請
    求項1記載の可変抵抗器の実装構造。
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