JPH0256878A

JPH0256878A - コネクター装置

Info

Publication number: JPH0256878A
Application number: JP20881088A
Authority: JP
Inventors: Koji Komura; 小村　耕司
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1988-08-23
Filing date: 1988-08-23
Publication date: 1990-02-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、ダンピング抵抗内蔵形のコネクター装置と
終端抵抗内蔵形のコネクター装置に関するものである。

［従来の技術］第３図はプリント基板上に設けたコネクターの従来の配
線例を示す斜視図であり、図において（１）はプリント
基板、（２）はその上に設けたＩＣ１（３）はコネクタ
ー、　（４ａ）はダンピング抵抗、（４ｂ）は終端抵抗
、（５）はこれらに対する配線パターン、第４図の（６
）は上記コネクターのハウジング、（７）はこのハウジ
ング内に設けた複数のコンタクトピン。

（ａ）（ｂ）はプリント基板に設けたスルホールである
。

次に作用について説明する。すなわち第３図においてコ
ネクター（３）はスルホール（ｂ）を介してプリント基
板（１）に電気的に接続されており、またＩＣ（２）の
ピンから出力される電気的信号は配線パターン（５）と
ダンピング抵抗（４ａ）を介してコネクター（３）のあ
る一つのコンタクトピン（７）に接続されている、さら
にスルホール（ａ）はプリント基板（１）内でＤＣ電源
に接続されており、終端抵抗（４ｂ）を介して他の一つ
のコンタクトピン（７）に接続されている。

［発明が解決しようとする課題］従来のコネクター（３）には以上のようにプリント基板
（１）上のダンピング抵抗（４ａ）や終端抵抗（４ｂ）
などをその途中に接続しているので、その分プリント基
板の実装密度の向上が阻害されるという問題点があった
。

この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、ダンピング抵抗や終端抵抗をコネクターに内蔵させ
てプリント基板の実装密度の向上を図ることを目的とす
る。

［課題を解決するための手段］この発明の場合のコネクター装置では、コネクター本体
とこれに重合されるカバーを利用してこれらの間に電気
信号用のダンピング抵抗または終端抵抗を内蔵させてい
る。

［作　用］この発明の場合のダンピング抵抗や終端抵抗はコネクタ
ー装置に内蔵されているので、これによってプリント基
板の実装密度を向上できる。

［発明の実施例］以下この発明の一実施例について説明する。すなわち第
１図において（３ａ）は上記従来例と同様にプリント基
板（１）に設けられたこの発明のものにおけるコネクタ
ー本体であり、ハウジング（６）内に設けられた各コン
タクトピン（７）は途中で分断されているが、その所要
個所には図示のようにダンピング抵抗（４ａ）が橋架さ
れ半田（８）で接続されている。　（１０）は上記コネ
クター本体（３ａ）における各コンタクトピン（７）の
分断部を、核部のダンピング抵抗（４ａ）を含めて覆う
カバーで、内部には上記各コンタクトピン（７）の分断
部に跨る導電性の橋絡片（１１）が第１図（ハ）に示す
ように並設されている。（１２）は上記橋絡片（１１）
の両端底面に着脱自在に貼着された電気絶縁体、（１３
）は上記橋絡片（１１）を押圧するようにその頂面と上
記カバー（１０）の内項面間に張架した突張りばねであ
る。

次に作用について説明する。

第１図において各コンタクトピン（７）はハウジング（
６）内の途中において分断されており、ダンピング抵抗
（４ａ）はこの分断個所に跨って半田（８）で接続され
ている。そしてこのダンピング抵抗（４ａ）は必要に応
じて各コンタクトピン（７）に選択的に配設されるよう
になっている。

一方力バー（１０）内には第１図（ハ）（ニ）（ホ）に
示すように突張りばね（１３）で押圧され底面に絶縁体
（１２）を有する橋絡片（１１）が複数個並設され、こ
れら各橋絡片（１１）が上記コンタクトピン（７）の分
断部分に相当する位置にそれぞれ対設されている。

したがってこれらの構成においてダンピング抵抗（４ａ
）が配設された位置に対応する橋絡片（１１）について
は上記の絶縁体（１２）は付着したままにし、ダンピン
グ抵抗のないその他の位置に対応する橋絡片（１１）に
絶縁体（１２）を予め離脱しておくことにより、このカ
バー（１０）をコネクター本体（３ａ）に取り付けるこ
とにより、各コンタクトピン（７）のそれぞれにおいて
ダンピング抵抗あり及びダンピング抵抗なし、すなわち
ショートコンタクトピンを持つ２機能のコネクター装置
が得られることになる。

次にこの発明の他の実施例を第２図によって説明する。

この実施例の場合はハウジング（６）内の各コンタクト
ピン（１４）　（１５）にはそれぞれ突起（１６）が一
体に設けられており、そして一方のコンタクトピン（１
４）はＤＣ電源の給電ピンになっている。また−方では
この場合におけるカバー（１７）内には第２図（ハ）（
ニ）（ホ）に示すように各コンタクトピン（１４）（１
５）のそれぞれの突起（１６）に接触する接続片（９ａ
）（９ｃ）及び終端抵抗（４ｂ）を橋絡状態に取り付け
るための導電板（９ｂ）　（９ｄ）が２列に絶縁状態に
設けられている。なお給電用のコンタクトピン（１４）
と接触する導電板（９ｂ）は一連になっているが、反対
側の導電板（９ｄ）は個別に分断されている。

さらに上記カバー（１７）内には左右の導電板（９ｂ）
（９ｄ）間に張架された絶縁板（１８）を有し、これと
カバー（１７）の内項面間には突張りばね（１３）が取
り付けられている。

なお、上記の終端抵抗（４ｂ）は各コンタクトピン（１
４）　（１５）において、終端抵抗が必要なピンだけに
選択的に配置してもよく、また全ピンに配置してもよい
。したがって上記構成のカバー（１７）をコネクター本
体（３）に重合状態に取り付けることによって、所定の
コンタクトピン（１４）　（１５）間に終端抵抗（４ｂ
）が選択的に接続されたコネクター装置が得られること
になる。

なお上記の突張りはね（１３）はハウジング（６）にお
けるコンタクトピンの突起（１６）とカバー（１７）内
の接続片（９ａ）　（９ｃ）との接触を強化させるため
の役目をする。

［発明の効果］この発明は以上のようにコネクター本体とそのカバー内
にダンピング抵抗あるいは終端抵抗を内蔵させているの
で、これによりプリント基板の実装密度を向上させるこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のコネクター装置の一実施例を示すも
ので、図（イ）はその分解状態を示すコネクター本体の
垂直断面図１図（ロ）はコネクター本体の平面図１図（
ハ）はカバーの平面図、図（ニ）はカバーの拡大垂直断
面図１図（ホ）はその水平断面図、第２図（イ）（ロ）
（ハ）（ニ）（ホ）はこの発明の他の実施例を示すそれ
ぞれ第１図の相当図、第３図は従来のコネクターの使用
状態を示すプリント基板の斜視図、第４図は従来のコネ
クター本体の拡大垂直断面図である。なお、図中（３ａ）　（３ｂ）はコネクター本体、　（
４ａ）はダンピング抵抗、　（４ｂ）は終端抵抗、（７
）　（１４）　（ｔｓ）はコンタクトピン、　（９ｂ）
は導電板、　（９ｃ）は接続片、（１０）　（１７）は
カバー、（１１）は橋絡片である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）途中の露出分断個所にそれぞれダンピング抵抗を
橋絡状態に接続させた複数のコンタクトピンを内部に並
設させたコネクター本体及びこのコネクター本体に重合
され、内部に上記ダンピング抵抗を短絡させたり活かし
たりする複数の橋絡片を並設させたカバーとの組合わせ
から成るコネクター装置。
（２）給電用のコンタクトピンとこれに並設させた複数
のコンタクトピンのそれぞれの一部を露出状態に内蔵さ
せたコネクター本体、このコネクター本体に重合され、
内部に上記給電用のコンタクトピンに接続される共通の
導電板と上記各コンタクトピンに接続されるたがいに分
断された複数の接続片及びこれらの間にそれぞれ橋絡状
態に接続された終端抵抗を有するカバーとの組合わせか
ら成るコネクター装置。