JPS63123875A - 無機繊維強化セラミック複合体 - Google Patents

無機繊維強化セラミック複合体

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JPS63123875A
JPS63123875A JP61269564A JP26956486A JPS63123875A JP S63123875 A JPS63123875 A JP S63123875A JP 61269564 A JP61269564 A JP 61269564A JP 26956486 A JP26956486 A JP 26956486A JP S63123875 A JPS63123875 A JP S63123875A
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JP
Japan
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inorganic
fibers
ceramic composite
inorganic fiber
inorganic fibers
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Pending
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JP61269564A
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English (en)
Inventor
武民 山村
敏弘 石川
昌樹 渋谷
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内部層と表面とからなり色調の豊かな強化用
繊維で強化されたセラミック複合体に関する。
(従来の技術及びその問題点−) 従来、セラミック複合体の強化用繊維として、炭素繊維
及び炭化珪素繊維が用いられてきた。
これらの繊維はいずれも色調が黒色であり、このためこ
れら繊維で強化された複合体も黒色ないし灰黒色を呈し
、複合体の表面を塗布するか、あるいはこの複合体に他
の樹脂を積石するかしない限り、種々の色調を有する美
麗な外観の複合体を得ることができなかった。
無機繊維で強化されたセラミックは各種機械部品、構造
材料として使用されている。これらの分野においても用
途に応じて外観の美しい複合体が要求されている。公知
の繊維強化セラミックはこの要求を満足させるものでは
ない。
(発明の目的) 本発明の目的は、美麗な色調を有する無機繊維で強化さ
れ、複合体自体も美しい外観を有する無機繊維強化セラ
ミック複合体を提供することにある。
(発明の要旨) 本発明によれば、内部層と表面層とからなる無機繊維で
強化されたセラミ−/り複合体であって、上記無機繊維
が (i)Si、C及び0から実質的になる非晶質物質、又
は (ii )粒径が500Å以下の実質的にβ−3iCか
らなる結晶質超微粒子と非晶質の5t02とからなる集
合体、又は、 (iii )上記(i)の非晶質物質と上記(ii)の
結晶質超微粒子集合体の混合系、 からなる珪素、炭素及び酸素を含有する無機質物質から
なる内部層と、 (iv)Si及び○から実質的になる非晶質物質、(v
)結晶質の5iQ2からなる集合体、又は(vi )上
記(iv)の非晶質物質と上記(v)の結晶質重合体の
混合系 からなる珪素及び酸素、場合により5ffiffi%以
下の炭素を含有する無機質物質からなる表面層とからな
ることを特徴とする無機繊維強化セラミック複合体が提
供される。
(発明の詳細な説明) 本発明における連続無機繊維の大部分を占める内部層は
、 (i)Si−、C及び0から実質的になる非晶質物質、
又は (ii )粒径が500Å以下の実質的にβ−SiCか
らなる結晶質超微粒子と非晶質のSiO2とからなる集
合体、又は、 (iii )上記(i)の非晶質物質と上記(ii)の
結晶質超微粒子集合体の混合系、 からなる珪素、炭素及び酸素を含有する無機質物質から
なっている。
また、本発明における連続無機繊維の表面層は、(iv
)Si及び○から実質的になる非晶質物質、(v)結晶
質のSiO2からなる集合体、又は(vi)上記(iv
 )の非晶質物質と上記(v)の結晶質重合体の混合系 からなる珪素及び酸素、場合により5重量%以下の炭素
を含有する無機質物質からなっている。
上記の連続無機繊維は、例えば、まず内部層と同一の組
成を有する無機繊維を鋼製した後、この繊維を酸化性雰
囲気中で加熱して表面層を形成させることによって得る
ことができる。
内部層と同一の組成を有する無機繊維は、例えば、下記
方法に従って調製することができる。
側鎖に少な(とも1個のアルキル基を有するポリシラン
を、触媒の存在下又は不存在下に加熱して、ポリカルボ
シランを生成させる第1工程と、上記ポリカルボシラン
の紡糸原液を造り紡糸する第2工程と、該紡糸繊維を張
力あるいは無張力下で不融化する第3工程と、不融化し
た前記紡糸繊維を真空中あるいは不活性ガス雰囲気中で
800〜1800℃の範囲の温度で焼成する第4工程か
ら、実質的にSi、C及びOからなる連続無機繊維を製
造することができる。
無機繊維中の各元素の割合は、通常 Si:30〜60重量%、 C:25〜40ffi量%、 ○:0.01〜30重量% である。
こうして得られる連続無機繊維を通常500〜1600
℃の範囲の温度で酸化性雰囲気下に加熱することによっ
て、表面層が形成され、本発明における連続無機繊維が
得られる。酸化性雰囲気としては、空気、純酸素、オゾ
ン、水蒸気、炭酸ガス等の雰囲気が挙げられる。
この処理により、無機繊維に種々の色調、例えば、赤、
紫、青、緑、橙、茶、桃等の色調が付与される。無機繊
維の色調は、酸化性雰囲気での加熱条件を変化させて表
面層の厚さ及び構造を調整することによって任意に変え
ることができる。−例をあげると、酸化条件が穏やかで
あると赤色ないし紫色になり、順次酸化条件を厳しくす
るに従って、青色、緑色になる0色調の調整は上記教示
に従って当業者が容易に行うことができる。
こうして得られる連続無機繊維の内部層の各元素の割合
は実質的に上記と変わらず、表面層の各元素の割合は、
通常 Si:40〜65重量%、 0:30〜55重量%、 Coo〜5M量% である。
本発明における連続無機繊維の内部層の直径は通常2〜
20μmであり、表面層の厚さは通常0゜01〜5μm
である。
この連続無機繊維は繊維そのものを車軸方間、多軸方向
に配向させる方法、あるいは平織、朱子織、模様織、綾
織、からみ織、らせん織物、三次元織物等の各模織物に
して使用する方法、又はチョツプドストランドファイバ
ーとして使用する方法等がある。
本発明においてマトリックスを構成するセラミックの例
としては、炭化珪素、炭化チタン、炭化ジルコニウム、
炭化ニオブ、炭化タンタル、炭化ホウ素、炭化クロム、
炭化タングステン、炭化モリブデン等の炭化物セラミッ
ク;窒化珪素、窒化チタン、窒化ジルコニウム、窒化バ
ナジウム、窒化ニオブ、窒化タンタル、窒化ホウ素、窒
化アルミニウム、窒化ハフニウム等の窒化物セラミック
;アルミナ、シリカ、マグネシア、ムライト、コージラ
イト等の酸化物セラミック;ホウ珪酸ガラス、リチウム
シリケート系ガラス等のガラスが挙げられる。これらの
中でも、複合体の色調の面から酸化物セラミック及びガ
ラスが好ましく使用される。
本発明のセラミック複合体はそれ自体公知の方法に従っ
て製造することができる。
例えば、セラミック粉状母材とあるいはこれと公知のセ
ラミック結合剤との混合物に無機繊維を埋没させる方法
、セラミック粉状母材と無機繊維あるいは上記混合物と
を交互に配設する方法、又は予め無機繊維を配置してお
きその間隙にセラミック粉状母材あるいは上記混合物を
充填する方法等により、セラミック粉状母材と無機繊維
との集合体を作成し、この集合体をラバープレス、金型
プレス等により加圧成形した後に焼結する方法、あるい
は上記集合体をホットプレスする方法等によって、製造
することができる。必要に応じて、得られるセラミック
複合体を減圧下で有機珪素化合物又は有機珪素重合体の
熔融液、あるいは必要により上記物質の有機溶剤溶液に
浸漬して、該溶融液又は溶液を焼結体の粒界及び気孔に
含浸させ、この後焼結体を加熱することにより、より高
密度のセラミック複合体を得ることができる。この処理
は不活性ガス雰囲気下に通常800〜2500℃の温度
で行われる。上記処理は2回以上行うこともできる。
本発明のセラミック複合体中の無機繊維の割合は複合体
に対して10〜70体積%であることが好ましい。無機
繊維の割合を過度に高くしても、相対的にマトリックス
の量が少なくなり、無機繊維の間隙を充分にセラミック
マトリックスで充填することができなくなり、複合則に
従った強度が発揮されなくなる。また、無機繊維の割合
が過度に低いと、機械的特性の良好な複合体が得られに
くくなる。
(実施例) 以下に実施例を示す。
実施例1 ジメチルジクロロシランを金属ナトリウムで脱塩素縮合
して合成されるポリジメチルシラン100重量部に対し
ポリボロシロキサン3重量部を添加し、窒素中、350
℃で熱縮合して得られる、式(St  CH2)のカル
ボシラン単位から主としてなる主鎖骨格を有し、該カル
ボシラン単位の珪素原子に水素原子及びメチル基を有し
ているポリカルボシランを得た。このポリマーを溶融紡
糸し、空気中190℃で不融化処理し、さらに引き続い
て窒素中1200℃で焼成して、繊維径13pm、引張
強度250kg/u+2、引張弾性率14t / mm
 2の主として珪素、炭素及び酸素からなる無機繊維を
得た。この無機繊維はSi、C及び○からなる非晶質物
質と、粒径が50人のβ−3EC及び非晶質のSiO2
からなる集合体との混合系からなっていた。
上記無機繊維を900℃の空気中で1時間加熱処理する
ことにより、鮮やかな青色の反射光を発する連続無機繊
維[1]を得た。この連続無機繊維[I]は、繊維径1
3.0μm、引張強度245kg / x* 2、引張
弾性率14t/1m”の機械的特性を有しており、繊維
表面に0.2μmの非晶質のガラス層を有していた。
平均粒径44μmのコーニングガラス製のホウ珪酸ガラ
ス(7740)粉末に45容量%の無機繊維[I]を1
0mmの長さに切断したチョツプドファイバーを添加し
、イソプロパツール中でよく分散させ混合したスラリー
と、無機繊維[1]を一方向に均一に配列させたものと
を、交互に積層させて、乾燥した後、ホットプレス装置
により1300℃、750kg/colで約10分間ア
ルゴン雰囲気下に処理して、無機繊維強化セラミック複
合体を得た。
複合体の室温抗折強度は13.6kg/m2であり、複
合体の表面は繊維自体の反射光を反映して、美麗な青色
を示した。
実施例2 無機繊維を空気中で1100℃で30分間加熱処理した
以外は実施例1におけると同様にして、緑色の反射光を
発する連続無機繊維[11]を得た。
この無機繊維[111は、繊維径13.08m1引張強
度240 kg/n2、引張弾性率13.6t/mu2
の機械的特性を存しており、繊維表面に0.3μmml
の非晶質のガラス層を有していた。
実施例3 平均粒io、sμmのアルミナに酸化チタン2M量%を
混合し、これに無機繊維[11を5mlの長さに切断し
たチョツプドファイバー15重量%を添加してアルミナ
製ボールミル中で充分に混合した。混合物をホットプレ
ス装置により2000℃で焼結した。
比較のため、チョツプドファイバーを添加しない以外は
上記と同様にして焼結体を調製した。
両焼結体のスポーリング試験をつぎのようにして行った
。焼結体の平板を1500℃に保持した炉内に入れ20
分間急熱後取り出して20分間強制空冷するヒートサイ
クルを繰り返して、亀裂の発生を調べた。
その結果、本発明による無機繊維強化アルミナ焼結体は
、亀裂発生迄のヒートサイクルが5回であったが、強化
されていない焼結体のそれは2回であった。また、本発
明による焼結体は繊維自体の反射光を反映して、美麗な
青色を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  内部層と表面層とからなる無機繊維で強化されたセラ
    ミック複合体であって、上記無機繊維が(i)Si、C
    及びOから実質的になる非晶質物質、又は (ii)粒径が500Å以下の実質的にβ−SiCから
    なる結晶質超微粒子と非晶質のSiO_2とからなる集
    合体、又は、 (iii)上記(i)の非晶質物質と上記(ii)の結
    晶質超微粒子集合体の混合系、 からなる珪素、炭素及び酸素を含有する無機質物質から
    なる内部層と、 (iv)Si及びOから実質的になる非晶質物質、(v
    )結晶質のSiO_2からなる集合体、又は(vi)上
    記(iv)の非晶質物質と上記(v)の結晶質重合体の
    混合系 からなる珪素及び酸素、場合により5重量%以下の炭素
    を含有する無機質物質からなる表面層とからなることを
    特徴とする無機繊維強化セラミック複合体。
JP61269564A 1986-11-14 1986-11-14 無機繊維強化セラミック複合体 Pending JPS63123875A (ja)

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