JPS63123208A - インピ−ダンス変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインピーダンス変換装置に係９、特に高周波帯
で使用さｎるインピーダンス変換装置に関する。

〔従来の技術〕

高周波帯で使用される従来のインピーダンス変換装置の
うち１：１のインピーダンス変換装置の構造として、周
囲が絶縁材料で抜機された二本の導線をトロイダル型や
メガネ型の磁性体コアに巻き付け、第１の導線の両端の
端子を一次側端子とし、第２の導線の両端の端子を二次
側端子としたものがあった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、二本の導線を平行させて磁性体コアに巻
き付ける為、磁気結合が強くなく、結合を強める為巻数
を増やすと周波数帯域が挟まり周波数帯域を広げる為巻
数を減らすと、挿入損失が増え入出力反射損失が増える
欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の目的は、上述したインピーダンス変換装置にお
ける導線と磁性体コアとの間の磁気結合を強め、しかも
挿入損失を減らし、雑音指数を低減させかつ、入出力反
射損失の周波数特性を改善させたインピーダンス変換装
置を提供することにある。

本発明は、入力用の第１の巻線と、該第１の巻線に一端
が接続され、かつ他端が接地端となっている第２の巻線
と、出力用の第３の巻線とを有するインピーダンス変換
装置である。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図（ａ）は本発明の実施例を示す平面図であシ、ト
ロイダル型コアを用いた場合である。第１図（ｂ）は前
記第１図（ａ）の実施例の等価回路図であり、第１図（
Ｃ）は本実施例のインピーダンス変換装置の巻き方の模
式図である。第１図（ａ）において、コア１０はトロイ
ダル型であり、三つの導線２０，３０゜４０はポリウレ
タン等々の絶縁材料にて被覆された三本平行導線である
。同図に示すように、前記トロイダル型コア１０に対し
、三本の導＠２０゜３０．４０が巻き付けられ、第１の
導線４０は端子５０．５１を、第２の導線２０は６０．
６１をそれぞれ入力側端子として一方の端子５０．６１
を絶縁基板５００上の入力端子パターン１００に半田等
により接続し、他方の端子５１．６０を接地パターン２
００に接続したものである。次に、出力側端子７０．７
１をそれぞれ外部回路パターン３００．４００に接続す
る。

第１図（Ｃ）において、斜線部は、互いに平行に巻かれ
ていることを示している。即ち、第１の導線と第２の導
線とは平行に巻かれている。

このように構成したインピーダンス変換装置は、従来の
ものに比較して、周波数特性が２倍に伸び、変換損失が
３ｄＢ程度小さくなることが実験的に確かめられた。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、挿入損失や反射損失が
少なく、しかも周波数特性の良好なインピーダンス変換
装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の実施例を示す斜視図であり、第
１図（ｂ）は第１図（ａ）の等価回路図であり、第１図
（Ｃ）は第１図（ｂ）の巻き方の模式図である。 １ｏ・・・・・・トロイダル型コア、　２０．３０．４
０・・・・・・絶縁材料にて被覆された導線、５０．５
１（又は、６１．６０）・・・・・・入力側端子、７０
．７１・・・・・・出力側端子、１００・・・・・・入
力端子パターン、２００・・・・・・接地パターン、３
００．４００・・・・・・外部回路の接続端子パターン
、５００・・・・・・絶縁基板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　入力を印加するための第１の巻線と該第１の巻線に一
   端が接続され、かつ他端が接地端となっている第２の巻
   線と、出力を取り出すための第３の巻線とを有するイン
   ピーダンス変換装置。