JPS6312308B2 - - Google Patents
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- JPS6312308B2 JPS6312308B2 JP54172207A JP17220779A JPS6312308B2 JP S6312308 B2 JPS6312308 B2 JP S6312308B2 JP 54172207 A JP54172207 A JP 54172207A JP 17220779 A JP17220779 A JP 17220779A JP S6312308 B2 JPS6312308 B2 JP S6312308B2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 5
- 206010027146 Melanoderma Diseases 0.000 claims description 3
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000012916 structural analysis Methods 0.000 description 2
- 206010064127 Solar lentigo Diseases 0.000 description 1
- 230000011218 segmentation Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、図形の連結線抽出処理システム、特
に例えばプリント配線パターンの如き図形につい
て、予め定められたランド記号に対して連結され
る連結線の存在方向と位置とを抽出するに当つ
て、連結線の存在するであろう範囲を限定してオ
イラー数による“かたまり”の判定を行つた上で
ノイズ除去に利用するようにした連結線抽出処理
システムに関するものである。
に例えばプリント配線パターンの如き図形につい
て、予め定められたランド記号に対して連結され
る連結線の存在方向と位置とを抽出するに当つ
て、連結線の存在するであろう範囲を限定してオ
イラー数による“かたまり”の判定を行つた上で
ノイズ除去に利用するようにした連結線抽出処理
システムに関するものである。
上記プリント配線パターンなどにおいては、第
1図A図示の如く、格子1の格子交点2上に予め
定めた例えば外形が円をもつ記号図形3が画か
れ、該記号図形3相互間を連結するよう連結線4
がもうけられている。そしてこの連結線4は上記
記号図形3に対して、予め定められた方向例えば
角度0、π/4、π/2、3π/4、π、5π/4、
3π/2、7π/4のいずれかの方向から連結する
ように定められている。
1図A図示の如く、格子1の格子交点2上に予め
定めた例えば外形が円をもつ記号図形3が画か
れ、該記号図形3相互間を連結するよう連結線4
がもうけられている。そしてこの連結線4は上記
記号図形3に対して、予め定められた方向例えば
角度0、π/4、π/2、3π/4、π、5π/4、
3π/2、7π/4のいずれかの方向から連結する
ように定められている。
この第1図A図示の如き全体図形を処理して、
上記記号図形3に対して連結される連結線4の連
結方向とその位置とを抽出する場合、第1図B図
示の如く、(i)格子交点2を中心として格子交点相
互間を2分する矩形領域5を切出し、(ii)該切出さ
れた矩形領域5のうち上記記号図形3を包含する
包含矩形領域6を抽出し、(iii)該包含矩形領域6の
上記予め定められた8つの方向に対応する周辺位
置7に連結線4が存在するか否かをチエツクし、
(iv)存在する場合に第1図C図示の如く連結線4の
方向と位置情報8を決定するようにされる。しか
し、一般には全体図形上にノイズが乗つていた
り、あるいは第1図B図示の矩形領域5や6の境
界線上に連結線4が乗つていたりすることがあ
り、更には連結線4が非所望な形で矩形領域5や
6内に僅かに入りこんでいたりすることがあつ
て、上記(i)ないし(iv)の処理のみでは誤まつた情報
を掴むことになりかねない。
上記記号図形3に対して連結される連結線4の連
結方向とその位置とを抽出する場合、第1図B図
示の如く、(i)格子交点2を中心として格子交点相
互間を2分する矩形領域5を切出し、(ii)該切出さ
れた矩形領域5のうち上記記号図形3を包含する
包含矩形領域6を抽出し、(iii)該包含矩形領域6の
上記予め定められた8つの方向に対応する周辺位
置7に連結線4が存在するか否かをチエツクし、
(iv)存在する場合に第1図C図示の如く連結線4の
方向と位置情報8を決定するようにされる。しか
し、一般には全体図形上にノイズが乗つていた
り、あるいは第1図B図示の矩形領域5や6の境
界線上に連結線4が乗つていたりすることがあ
り、更には連結線4が非所望な形で矩形領域5や
6内に僅かに入りこんでいたりすることがあつ
て、上記(i)ないし(iv)の処理のみでは誤まつた情報
を掴むことになりかねない。
本発明は、上記の点を解決することを目的とし
ており、上記包含矩形領域6内を更に区分した区
分域内で、図形のもつトポロジカルな構造解析の
1つであるオイラー数を計数して図形の“かたま
り”を抽出する手段を採用して、上記誤まつた情
報を排除するようにすることを目的としている。
そしてそのために、本発明の図形の連結線抽出処
理システムは、格子交点上の任意の位置に画かれ
た記号図形と該記号図形から予め定められた複数
の方向の任意の方向に向つて連結されて複数の記
号図形相互間を結ぶ連結線とを有する全体図形を
処理し、上記記号図形に連結される連結線の方向
とその存在位置とを抽出する図形の連結線抽出処
理システムにおいて、 上記各格子交点を中心に各格子交点間を2等分
するように分割して切出された矩形領域について
上記記号図形を含む包含矩形領域を抽出しておく
と共に、 当該各包含矩形領域の周辺における上記予め定
められた複数の方向の対応する周辺位置に対応し
て当該周辺位置を含む区分域を区分しておき、 当該区分域内の上記周辺位置に連結線の存在を
検出して上記周辺位置に連結線の存在する区分域
を抽出するよう構成し、 かつ当該抽出された区分域内の図形ビデオ・デ
ータについてオイラー数をカウントするオイラー
数計数部と、上記区分域内を横切る各走査線上に
存在する黒点の存在を調べて予め定めた走査線上
に黒点が存在することをチエツクする連結線連続
チエツク部とを有するノイズ処理部をそなえ、 該ノイズ処理部は、上記オイラー数計数部から
の出力値にもとづいて当該区分域内の図形がひと
かたまりの図形であるか否かを判定し、かつ上記
連結連続チエツク部からの出力にもとづいて連結
線の連続性の有無を判定し、これら判定を利用し
てノイズ除去を行うようにしたことを特徴として
いる。以下図面を参照しつつ説明する。
ており、上記包含矩形領域6内を更に区分した区
分域内で、図形のもつトポロジカルな構造解析の
1つであるオイラー数を計数して図形の“かたま
り”を抽出する手段を採用して、上記誤まつた情
報を排除するようにすることを目的としている。
そしてそのために、本発明の図形の連結線抽出処
理システムは、格子交点上の任意の位置に画かれ
た記号図形と該記号図形から予め定められた複数
の方向の任意の方向に向つて連結されて複数の記
号図形相互間を結ぶ連結線とを有する全体図形を
処理し、上記記号図形に連結される連結線の方向
とその存在位置とを抽出する図形の連結線抽出処
理システムにおいて、 上記各格子交点を中心に各格子交点間を2等分
するように分割して切出された矩形領域について
上記記号図形を含む包含矩形領域を抽出しておく
と共に、 当該各包含矩形領域の周辺における上記予め定
められた複数の方向の対応する周辺位置に対応し
て当該周辺位置を含む区分域を区分しておき、 当該区分域内の上記周辺位置に連結線の存在を
検出して上記周辺位置に連結線の存在する区分域
を抽出するよう構成し、 かつ当該抽出された区分域内の図形ビデオ・デ
ータについてオイラー数をカウントするオイラー
数計数部と、上記区分域内を横切る各走査線上に
存在する黒点の存在を調べて予め定めた走査線上
に黒点が存在することをチエツクする連結線連続
チエツク部とを有するノイズ処理部をそなえ、 該ノイズ処理部は、上記オイラー数計数部から
の出力値にもとづいて当該区分域内の図形がひと
かたまりの図形であるか否かを判定し、かつ上記
連結連続チエツク部からの出力にもとづいて連結
線の連続性の有無を判定し、これら判定を利用し
てノイズ除去を行うようにしたことを特徴として
いる。以下図面を参照しつつ説明する。
第2図AないしHは本発明にいう区分域と当該
区分域内に現われる典型的な図形パターンとを説
明する説明図、第3図はオイラー数を説明する説
明図、第4図AないしDはノイズ除去処理を行な
うための区分域を説明する説明図、第5図は本発
明による処理をフローチヤートの形で表わした一
実施例、第6図は第2図A図示の区分域C,Gに
ついて連結線の存在を抽出する本発明の一実施例
構成、第7図は第2図図示の区分域B,D,F,
Hについての連結線の存在を抽出する態様を説明
する説明図を示す。
区分域内に現われる典型的な図形パターンとを説
明する説明図、第3図はオイラー数を説明する説
明図、第4図AないしDはノイズ除去処理を行な
うための区分域を説明する説明図、第5図は本発
明による処理をフローチヤートの形で表わした一
実施例、第6図は第2図A図示の区分域C,Gに
ついて連結線の存在を抽出する本発明の一実施例
構成、第7図は第2図図示の区分域B,D,F,
Hについての連結線の存在を抽出する態様を説明
する説明図を示す。
本願明細書冒頭に述べた如く抽出された包含矩
形領域6が第2図Aに示されており、当該領域6
内の記号図形3と連結される連結線4が存在する
か否かを決定するために、包含矩形領域6内の記
号図形3の周辺に区分域A,B,C,D,E,
F,G,Hを考慮する。そして、第2図B図示の
如く区分域Cについて考えると、当該区分域Cを
交差する走査線H1ないしHNのうち、周辺に対
応する走査線H1上に黒点が存在するか否かを調
べる。この走査線H1上に黒点が存在しないこと
は、区分域Cを通つて内部の記号図形3と連結線
4が存在しないことを意味する。このためにこの
場合には区分域Cについては連結線4が存在しな
いものとされて以後処理されない。
形領域6が第2図Aに示されており、当該領域6
内の記号図形3と連結される連結線4が存在する
か否かを決定するために、包含矩形領域6内の記
号図形3の周辺に区分域A,B,C,D,E,
F,G,Hを考慮する。そして、第2図B図示の
如く区分域Cについて考えると、当該区分域Cを
交差する走査線H1ないしHNのうち、周辺に対
応する走査線H1上に黒点が存在するか否かを調
べる。この走査線H1上に黒点が存在しないこと
は、区分域Cを通つて内部の記号図形3と連結線
4が存在しないことを意味する。このためにこの
場合には区分域Cについては連結線4が存在しな
いものとされて以後処理されない。
上記区分域Cの走査線H1上に黒点が存在した
場合においても、区分域C内に現われるパターン
は一様でなく、第2図CないしH図示の如きパタ
ーンが存在する。
場合においても、区分域C内に現われるパターン
は一様でなく、第2図CないしH図示の如きパタ
ーンが存在する。
第2図Cは正常な連結線4が存在するパターン
である。第2図Dは記号図形3が下方に位置しす
ぎ、かつ連結線に似たノイズ9が存在しているパ
ターンである。第2図Eは記号図形3が正しい位
置にあるがノイズ9が存在しているパターンであ
る。第2図Fは記号図形3が2重円などの複合図
形となつている正常パターンである。第2図Gは
記号図形3が上に位置しすぎている場合の正常パ
ターンである。第2図Hは本来正常パターンであ
るが区分域C内に入り込んだノイズをもつパター
ンであり、正常パターンである。
である。第2図Dは記号図形3が下方に位置しす
ぎ、かつ連結線に似たノイズ9が存在しているパ
ターンである。第2図Eは記号図形3が正しい位
置にあるがノイズ9が存在しているパターンであ
る。第2図Fは記号図形3が2重円などの複合図
形となつている正常パターンである。第2図Gは
記号図形3が上に位置しすぎている場合の正常パ
ターンである。第2図Hは本来正常パターンであ
るが区分域C内に入り込んだノイズをもつパター
ンであり、正常パターンである。
上記各種のパターンが存在することから、本発
明においては、所定の区分域C内において図形が
1つのかたまりとして存在するか否かをチエツク
するために、区分域C内のビデオ・データについ
てオイラー数を計数してみるようにする。即ち、
2×2メツシユの窓を考えて、第3図最上段に示
す4通りのパターンのいずれかが現われたとき
Q1のカウント値n(Q1)を+1し、第3図中段
に示す4通りのパターンのいずれかが現われたと
きQ3のカウント値n(Q3)を+1し、第3図最
下段に示す2通りのパターンのいずれかが現われ
たときQDのカウント値n(QD)を+1するよう
にする。そして、区分域C内のビデオ・データに
ついてカウントし終つた上記各値について、 4E=n(Q1)−n(Q3)−2n(QD) をとり、E=1であれば当該区分域C内に存在す
る図形は1つの“かたまり”となつている。即ち
セグメントが1つであると判断される。このオイ
ラー数は、図形のもつトポロジカルな構造解析の
1つであると考えてよい。
明においては、所定の区分域C内において図形が
1つのかたまりとして存在するか否かをチエツク
するために、区分域C内のビデオ・データについ
てオイラー数を計数してみるようにする。即ち、
2×2メツシユの窓を考えて、第3図最上段に示
す4通りのパターンのいずれかが現われたとき
Q1のカウント値n(Q1)を+1し、第3図中段
に示す4通りのパターンのいずれかが現われたと
きQ3のカウント値n(Q3)を+1し、第3図最
下段に示す2通りのパターンのいずれかが現われ
たときQDのカウント値n(QD)を+1するよう
にする。そして、区分域C内のビデオ・データに
ついてカウントし終つた上記各値について、 4E=n(Q1)−n(Q3)−2n(QD) をとり、E=1であれば当該区分域C内に存在す
る図形は1つの“かたまり”となつている。即ち
セグメントが1つであると判断される。このオイ
ラー数は、図形のもつトポロジカルな構造解析の
1つであると考えてよい。
上記オイラー数Eを区分域C内についてとつて
みると、第2図C,D,Gについてひとかたまり
の図形が存在していることを判定することができ
る。これを利用して、第2図CないしHについて
次のような処理を行なつて正常な連結線4の存在
を抽出するようにする。即ち、 〔〕 オイラー数E=1の場合。
みると、第2図C,D,Gについてひとかたまり
の図形が存在していることを判定することができ
る。これを利用して、第2図CないしHについて
次のような処理を行なつて正常な連結線4の存在
を抽出するようにする。即ち、 〔〕 オイラー数E=1の場合。
(1) 第2図C,D,G図示の場合が抽出され
る。
る。
(2) そして、第4図A図示の如く区分域Cを横
切るすべての走査線SCAN即ちH1ないし
HNの各走査線上に黒点が存在すれば、その
黒点の連らなりをもつて真の連結線4が存在
するものとされる。これによつて、第2図C
図示のパターンが抽出される。
切るすべての走査線SCAN即ちH1ないし
HNの各走査線上に黒点が存在すれば、その
黒点の連らなりをもつて真の連結線4が存在
するものとされる。これによつて、第2図C
図示のパターンが抽出される。
(3) 第2図G図示の場合、上記処理(2)のみにお
いては真の連結線4と判定できない。これは
記号図形3が格子交点2からずれているから
である。しかし、記号図形3が円であること
を想定すると、第4図B図示斜線で示す区分
域について、次の条件が得られれば第2図G
図示のパターンである真の連結線4とみるこ
とができる。
いては真の連結線4と判定できない。これは
記号図形3が格子交点2からずれているから
である。しかし、記号図形3が円であること
を想定すると、第4図B図示斜線で示す区分
域について、次の条件が得られれば第2図G
図示のパターンである真の連結線4とみるこ
とができる。
(3‐a) H1ないしHC−1までの範囲のすべて
の走査線上に黒点が存在し、かつ、 (3‐b) HCないしHNまでの範囲のすべての走
査線上に、黒→白と白→黒とのペアが存在
する。この条件は、記号図形3の弧状部を
検出していると考えてよい。
の走査線上に黒点が存在し、かつ、 (3‐b) HCないしHNまでの範囲のすべての走
査線上に、黒→白と白→黒とのペアが存在
する。この条件は、記号図形3の弧状部を
検出していると考えてよい。
(4) 上記によつて、第2図Cと第2図Gとの場
合を真の連結線4が存在しているとみなし、
第2図Dの場合を排除できる。
合を真の連結線4が存在しているとみなし、
第2図Dの場合を排除できる。
〔〕 オイラー数E≠1の場合
(5) オイラー数Eからみてひとかたまりの図形
でない場合では、第2図F,Hの如く真の連
結線4が存在する場合がある。
でない場合では、第2図F,Hの如く真の連
結線4が存在する場合がある。
(6) このために、第4図C図示の斜線で示した
区分域の如く、区分域を挟めてオイラー数E
をとつてみるようにする。
区分域の如く、区分域を挟めてオイラー数E
をとつてみるようにする。
(7) このようにすることによつて第2図H図示
のパターンは“ひとかたまり”の図形とみる
ことが可能となり、上記処理(2)、(3)と同じ処
理をとつてみることによつて、真の連結線4
として確定することが可能となる。
のパターンは“ひとかたまり”の図形とみる
ことが可能となり、上記処理(2)、(3)と同じ処
理をとつてみることによつて、真の連結線4
として確定することが可能となる。
(8) 第2図F図示のパターンは上記処理(6)によ
つても、ひとかたまりの図形とみることがで
きない。この場合、第4図D図示の斜線区分
域を考え、(i)H1ないしHC−1の範囲内の
すべての走査線上に黒点が存在し、かつ(ii)
HCないしHNの範囲内のすべての走査線上
に黒→白と白→黒とのペアが存在することを
確めて、第2図Fのパターンを確定する。
つても、ひとかたまりの図形とみることがで
きない。この場合、第4図D図示の斜線区分
域を考え、(i)H1ないしHC−1の範囲内の
すべての走査線上に黒点が存在し、かつ(ii)
HCないしHNの範囲内のすべての走査線上
に黒→白と白→黒とのペアが存在することを
確めて、第2図Fのパターンを確定する。
(9) 第2図E図示のパターンの場合、上記4図
CおよびDに関して説明した処理によつて
も、真の連結線4として確定できず、ノイズ
9とされる。
CおよびDに関して説明した処理によつて
も、真の連結線4として確定できず、ノイズ
9とされる。
第5図は上記ノイズ除去処理をフローチヤー
トの形で表わした一実施例を示している。即
ち、 (10) 最初に区分域AないしHをとる。
トの形で表わした一実施例を示している。即
ち、 (10) 最初に区分域AないしHをとる。
(11) 各区分域の周辺7(第1図B参照)に黒点
が存在するか否かを調べる。
が存在するか否かを調べる。
(12) 黒点が存在する区分域について、オイラー
数を抽出する。
数を抽出する。
(13) オイラー数Eが値「1」である場合、H
2ないしHNのすべての走査線について黒点
が存在するか否かを検出する。
2ないしHNのすべての走査線について黒点
が存在するか否かを検出する。
(14) すべてに存在していれば、連結線4が存
在するものとしてコードが附与される。
在するものとしてコードが附与される。
(15) すべてに存在していない場合には、H2
ないしHC−1までのすべての走査線上に黒
点が存在しかつHCないしHNまでのすべて
の走査線上に黒→白と白→黒とのペアが存在
するか否かを調べる。
ないしHC−1までのすべての走査線上に黒
点が存在しかつHCないしHNまでのすべて
の走査線上に黒→白と白→黒とのペアが存在
するか否かを調べる。
(16) この条件を満足すれば、第2図G図示の
パターンとして連結線4が存在するものとさ
れる。
パターンとして連結線4が存在するものとさ
れる。
(17) 上記オイラー数抽出において、ひとかた
まりの図形でないとされた場合には、第4図
Cに示した如く区分域を狭めてオイラー数を
とつてみる。
まりの図形でないとされた場合には、第4図
Cに示した如く区分域を狭めてオイラー数を
とつてみる。
(18) この状態でひとかたまりの図形とみなさ
れる場合には、第2図H図示のパターンの可
能性があり、H2ないしHNのすべての走査
線上に黒点が存在するか否かのチエツクに入
る。
れる場合には、第2図H図示のパターンの可
能性があり、H2ないしHNのすべての走査
線上に黒点が存在するか否かのチエツクに入
る。
(19) この状態でもひとかたまりの図形とみな
されない場合には、第4図D図示の如く区分
域を狭めた状態で、H2ないしHC−1につ
いてとHCないしHNについてのチエツクに
入る。
されない場合には、第4図D図示の如く区分
域を狭めた状態で、H2ないしHC−1につ
いてとHCないしHNについてのチエツクに
入る。
第6図は区分域CとGとについて連結線4の
存在を抽出する本発明の一実施例構成を示す。
存在を抽出する本発明の一実施例構成を示す。
図中の符号10は包含矩形領域6内のビデオ・
データ・メモリ、11は区分域設定用領域メモリ
であつて第2図Bに対応するもの、12は区分域
設定用領域メモリであつて第4図Cに対応するも
の、13は区分域設定用領域メモリであつて第4
図BおよびDに示すクロス・ハツチング部分に対
応するもの、14は2×2ウインド走査部、15
はオイラー数E計数部、16,17は各走査線上
に存在する連続して存在する黒点が所定閾値以上
であることを判定する閾値処理部(即ち真の黒点
とみなし得るか否かをチエツクするもの)、18,
19は夫々カウント閾値処理部であつて処理部1
6,17の出力がすべての走査線毎に値「1」以
上であるか否かをチエツクするもの、20は走査
線上の黒→白変化点を検出するもの、21は走査
線上の白→黒変化点を検出するもの、22は黒→
白と白→黒とのペアを判定するもの、23は区分
域C内の連結線4の存在情報を格納するレジス
タ、24は区分域G内の連結線4の存在情報を格
納するレジスタ、25ないし29は夫々アンド回
路、30はオア回路、G1,G2はゲートを表わ
している。
データ・メモリ、11は区分域設定用領域メモリ
であつて第2図Bに対応するもの、12は区分域
設定用領域メモリであつて第4図Cに対応するも
の、13は区分域設定用領域メモリであつて第4
図BおよびDに示すクロス・ハツチング部分に対
応するもの、14は2×2ウインド走査部、15
はオイラー数E計数部、16,17は各走査線上
に存在する連続して存在する黒点が所定閾値以上
であることを判定する閾値処理部(即ち真の黒点
とみなし得るか否かをチエツクするもの)、18,
19は夫々カウント閾値処理部であつて処理部1
6,17の出力がすべての走査線毎に値「1」以
上であるか否かをチエツクするもの、20は走査
線上の黒→白変化点を検出するもの、21は走査
線上の白→黒変化点を検出するもの、22は黒→
白と白→黒とのペアを判定するもの、23は区分
域C内の連結線4の存在情報を格納するレジス
タ、24は区分域G内の連結線4の存在情報を格
納するレジスタ、25ないし29は夫々アンド回
路、30はオア回路、G1,G2はゲートを表わ
している。
包含矩形領域6内のビデオ・データは図示デー
タ・メモリ10に示す、の方向に読出され
る。最初ゲートG1をオンG2をオフしておき、
メモリ10,11,12,13から一斉にデータ
が読出される。この結果アンド回路25の出力
は、読出しの期間において区分域C内のビデ
オ・データである。このデータについて2×2ウ
インドの走査が行なわれて、オイラー数Eが計数
される。一方当該ビデオ・データについて、H1
ないしHNまでのすべての走査線について黒点が
存在するか否かが処理部18によつてチエツクさ
れる。また当該ビデオ・データについて、H1な
いしHC−1までのすべての走査線について黒点
が存在するか否かが処理部19によつてチエツク
される。更にアンド回路27は、第4図Bまたは
Dに示すクロス・ハツチング内のビデオ・データ
を出力し、処理部22はHCないしHNまでのす
べての走査線について黒→白と白→黒とのペアが
存在するか否かをチエツクする。
タ・メモリ10に示す、の方向に読出され
る。最初ゲートG1をオンG2をオフしておき、
メモリ10,11,12,13から一斉にデータ
が読出される。この結果アンド回路25の出力
は、読出しの期間において区分域C内のビデ
オ・データである。このデータについて2×2ウ
インドの走査が行なわれて、オイラー数Eが計数
される。一方当該ビデオ・データについて、H1
ないしHNまでのすべての走査線について黒点が
存在するか否かが処理部18によつてチエツクさ
れる。また当該ビデオ・データについて、H1な
いしHC−1までのすべての走査線について黒点
が存在するか否かが処理部19によつてチエツク
される。更にアンド回路27は、第4図Bまたは
Dに示すクロス・ハツチング内のビデオ・データ
を出力し、処理部22はHCないしHNまでのす
べての走査線について黒→白と白→黒とのペアが
存在するか否かをチエツクする。
これらのチエツクの結果について、読出しの
期間にオア回路30が出力を発すればレジスタ2
3にセツトし、読出しの期間にオア回路30が
出力を発すればレジスタ24にセツトする。
期間にオア回路30が出力を発すればレジスタ2
3にセツトし、読出しの期間にオア回路30が
出力を発すればレジスタ24にセツトする。
更に次のゲートG1をオフしかつゲートG2を
オンして、メモリ10,11,12,13を一斉
に読出してゆく。この場合、第2図H図示パター
ンおよび第2図F図示パターンについても連結線
4の存在が抽出される。
オンして、メモリ10,11,12,13を一斉
に読出してゆく。この場合、第2図H図示パター
ンおよび第2図F図示パターンについても連結線
4の存在が抽出される。
第2図A図示の区分域A,Eについての処理
は、メモリ11ないし13の読出し方向をそのま
まにしておいて、メモリ10の読出し方向を垂直
下方に向うようにすればよい。
は、メモリ11ないし13の読出し方向をそのま
まにしておいて、メモリ10の読出し方向を垂直
下方に向うようにすればよい。
第2図A図示の区分域B,D,F,Hについて
の処理においては、第7図図示の如くメモリ1
1′,12′,13′を用意し、メモリ10につい
て図示、、、の方向に読出してゆけばよ
い。
の処理においては、第7図図示の如くメモリ1
1′,12′,13′を用意し、メモリ10につい
て図示、、、の方向に読出してゆけばよ
い。
以上説明した如く、本発明によれば、オイラー
数の概念を導入したので処理のための構成がきわ
めて優雅になりかつノイズ除去処理が簡潔とな
る。
数の概念を導入したので処理のための構成がきわ
めて優雅になりかつノイズ除去処理が簡潔とな
る。
第1図A,B,Cは本発明の対象とする処理の
一例を説明する説明図、第2図AないしHは本発
明にいう区分域と当該区分域内に現われる典型的
な図形パターンとを説明する説明図、第3図はオ
イラー数を説明する説明図、第4図AないしDは
ノイズ除去処理を行なうための区分域を説明する
説明図、第5図は本発明による処理をフローチヤ
ートの形で表わした一実施例、第6図は第2図A
図示の区分域C,Gについて連結線の存在を抽出
する本発明の一実施例構成、第7図は第2図図示
の区分域B,D,F,Hについての連結線の存在
を抽出する態様を説明する説明図を示す。 図中、1は格子、2は格子交点、3は記号図
形、4は連結線、5は矩形領域、6は包含矩形領
域、7は周辺、8は連結線4の方向と位置情報、
9はノイズ、10はビデオ・データ・メモリ、1
1ないし13および11′ないし13′は夫々領域
メモリを表わす。
一例を説明する説明図、第2図AないしHは本発
明にいう区分域と当該区分域内に現われる典型的
な図形パターンとを説明する説明図、第3図はオ
イラー数を説明する説明図、第4図AないしDは
ノイズ除去処理を行なうための区分域を説明する
説明図、第5図は本発明による処理をフローチヤ
ートの形で表わした一実施例、第6図は第2図A
図示の区分域C,Gについて連結線の存在を抽出
する本発明の一実施例構成、第7図は第2図図示
の区分域B,D,F,Hについての連結線の存在
を抽出する態様を説明する説明図を示す。 図中、1は格子、2は格子交点、3は記号図
形、4は連結線、5は矩形領域、6は包含矩形領
域、7は周辺、8は連結線4の方向と位置情報、
9はノイズ、10はビデオ・データ・メモリ、1
1ないし13および11′ないし13′は夫々領域
メモリを表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 格子交点上の任意の位置に画かれた記号図形
と該記号図形から予め定められた複数の方向の任
意の方向に向つて連結されて複数の記号図形相互
間を結ぶ連結線とを有する全体図形を処理し、上
記記号図形に連結される連結線の方向をその存在
位置とを抽出する図形の連結線抽出処理システム
において、 上記各格子交点を中心に各格子交点間を2等分
するように分割して切出された矩形領域について
上記記号図形を含む包含矩形領域を抽出しておく
と共に、 当該各包含矩形領域の周辺における上記予め定
められた複数の方向に対応する周辺位置に対応し
て当該周辺位置を含む区分域を区分しておき、 当該区分域内の上記周辺位置に連結線の存在を
検出して上記周辺位置に連結線の存在する区分域
を抽出するよう構成し、 かつ当該抽出された区分域内の図形ビデオ・デ
ータについてオイラー数をカウントするオイラー
数計数部と、上記区分域内を横切る各走査線上に
存在する黒点の存在を調べて予め定めた走査線上
に黒点が存在することをチエツクする連結線連続
チエツク部とを有するノイズ処理部をそなえ、 該ノイズ処理部は、上記オイラー数計数部から
の出力値にもとづいて当該区分域内の図形がひと
かたまりの図形であるか否かを判定し、かつ上記
連結線連続チエツク部からの出力にもとづいて連
結線の連続性の有無を判定し、これら判定を利用
してノイズ除去を行うようにしたことを特徴とす
る図形の連結線抽出処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17220779A JPS5696378A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Processing system for connection line extraction of pattern |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17220779A JPS5696378A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Processing system for connection line extraction of pattern |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5696378A JPS5696378A (en) | 1981-08-04 |
JPS6312308B2 true JPS6312308B2 (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=15937566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17220779A Granted JPS5696378A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Processing system for connection line extraction of pattern |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5696378A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59123081A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-16 | Fujitsu Ltd | 端点抽出処理方式 |
JPS59139475A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-08-10 | Fujitsu Ltd | プリント板パタ−ン図の自動入力システムにおけるノイズ除去方式 |
JPS59176881A (ja) * | 1983-03-26 | 1984-10-06 | Fujitsu Ltd | 端点抽出処理方式 |
JPH01106280A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-24 | Iizeru:Kk | 映像処理システム |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP17220779A patent/JPS5696378A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5696378A (en) | 1981-08-04 |
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