JPS63121940A - フアイル制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、データベースのファイル制御システムに関
するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のファイル制御システムではページ形式内
から論理レコードを削除した場合、この削除された論理
レコードが持っているスペースは未使用スペースとして
解放される。このため、ページ形式内に削除対象となる
論理レコードが分散して存在している場合、更新処理の
結果発生する未使用スペースもページ形式内で細切れに
分散される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のファイル１ｌｔｌ制御システムでは、未
使用スペースがページ形式内に分散されているので、ペ
ージ形式内に論理レコードを追加する際には追加する論
理レコードよシ大きな未使用スペースが無いと、論理レ
コードは格納できないなどファイルの処理上大きな問題
点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明のファイル制御システムは、ページ形式内に細
切れに分散して存在する未使用スペースをページ形式編
集手段によってページ形式内の所定位置に集めたのち、
ページ形式出力手段によりこの新らしく編集されたペー
ジ形式をデータベースファイルに再格納するようにした
ものである。

〔作用〕

この発明はページ内のレコードが最適な位置に再配置さ
れるので、効軍のよいファイル処理を行なうことができ
る。

〔実施例〕

第１図はこの発明に係るファイル制御システムの一実施
例を示すブロック図である。同図において、１は第２図
に示すようにページ形式２の連続によって形成されるデ
ータベースファイル、３はこのファイル１全ページ単位
で読み、メそりに展開するページ形式入力手段、４はペ
ージ形式２から指定された優先順でレコード形式を選択
するレコード形式選択手段、５は選択されたレコード形
式によシ再度第５図に示すページ形式に編集するページ
形式編集手段、６はこの第５図に示す新しいページ形式
を元のデータベースファイル１に格納するページ形式出
力手段である。

なお、第２図に示すページ形式２において、γはページ
番号、ライン数、使用スペース量、空きスペースなどの
情報を持つページヘッダ部、８１〜８ｄはそれぞれ論理
レコード、９ａ〜９Ｃは未使用スペース、１０は論理削
除レコード、１１は前記論理レコード８１〜８ｄまたは
論理削除レコード１０の位置をページの先頭からのオフ
セットで示すラインオフセット部であシ、ページ形式２
の最後尾に位置し、論理レコード８１〜８ｄを指すライ
ンセット１１ａ　、論理削除レコード１０を指すライン
オフセット１１ｂ１未使用ライン１１ｅなどによって構
成され、ラインオフセットの値ＬｌｙＬｘ　　、Ｌｓ　
　、Ｌ４は論理レコード８１〜８ｄを持つ有効ライン、
Ｄ４は論理削除レコード１０のライン、ＯＯの値はレコ
ードが既に削除済みであることを示し、これ以外のスペ
ースは未使用スペースである。そして、このページにレ
コードの追加を行なうときは、必ずラインオフセット部
の直前の未使用スペース９ｃを使用して格納される。こ
のとき使用されるラインはこのページで最も低い未使用
ライン１１ｃである〇 次に、上記構成によるファイル制御システムの動作につ
いて、第３図および第４図に示すフローチャートを参照
し、第２図に示すデータベースファイル１のページ形式
２を第５図に示すページ形式のレコード配置に編集する
処理について説明する。まず、処理を開始し、ステップ
Ｓｌで利用者が指定したデータベースファイル１ｔ−オ
ープン処理する。そして、ステップＳ！で、先頭ページ
をページ単位で処理対象とし、ステップＳｓですべての
ページの処理が終了していないとき、ステップＳ４に移
る。そして、このステップＳ４ではページ形式入力手段
３によりメモリに展開する。ステップＳｓではページ形
式が空きページ以外か否かをチェックし、空きページ以
外のときステップＳ６に移る。このステップＳ・はペー
ジ形式を更新し、第４図に示すページ単位の編集処理を
行なう。このステップＳ−を第４図を参照して説明する
と、レコードを３つのタイプに分類し、それぞれのタイ
プ別に段階的に処理する。すなわち、第１段階では、ス
テップＳ１ｏでページ形式編集手段５により新しいペー
ジの初期化を実行する。そして、ステップ８１ｔで先頭
ラインから処理する。そして、ステップＳ１１でこのペ
ージの全てのラインが終了していないときステップ８１
３に移る０このステップＳ１３ではレコード形式選択手
段４によりライン番号順に利用者が指定しなかった指定
外レコードを選択する。そして、ステップ８１４ではペ
ージ形式編集手段５によシ、このレコードを選択した順
で新ページ形式に配置する。このときのラインオフセッ
トはそれぞれのレコード位置が決定する毎に新しいオフ
セット値に変更する。さらに、レコード形式選択手段４
によシ、論理削除レコードの有無、利用者が指定したレ
コードの有無をチェックする。第２段階ではステップ８
１ｍ＋で利用者が指定したレコードをレコード形式選択
手段４によって選択したのち、ステップ８１０ではペー
ジ形式編集手段５によシ、指定レコードタイプの編集処
理を行ない新ページ形式に配置する。このときのライン
オフセットはそれぞれのレコード位置が決定する毎に新
しいオフセット値に変更する。第３段階ではステップＳ
ＸＳで論理削除レコードをレコード形式選択手段４によ
シ選択する。そしてステップＳｏでページ形式編集手段
５によシ、選択された順に第５図に示す新ページ形式に
編集処理する。このときのラインオフセットはそれぞれ
のレコード位置が決定される毎に新しいオフセット値に
変更する。そして、最後にステップＳＸＳでこのページ
の空き容量を計算し、ページヘッド部２を作成する。な
お、第５図に示すページヘッダ部２において、８・は利
用者によシコマンドで指定されなかった指定外レコード
群であり、ライン番号順に配置される。８ｆは利用者に
よシコマンドで指定された指定レコード群であυ、利用
者が指定Ｌ７’ｊレコード群８ｆはデータの更新形態に
よって２種類の配［を行ない、先に追加されたレコード
から削除される場合はライン番号の高い順にレコード配
列し、後に追加したレコードから先に削除される場合は
ライン番号順にレコードを配列する。また、ラインオフ
セット部１１はそれぞれのライン毎の新しいオフセット
値に変更する０このラインオフセットｉ１ｍの値Ｌ　１
７は新しいレコードの位置である０上述したように、第
５図に示す新しいページ形式に編集されると、第４図に
示すステップＳγでページ形式出力手段６によシ、デー
タベースファイル１に書き戻す０そして、この処理を最
終ページまでくシ返すことによシ、最後にステップＳ８
に移）、データベースファイル１をクローズして処理を
終了する。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、この発明に係るファイル制
御システムによれは、ページ内のレコードを最適な位置
に再配置することによシ、更新処理により発生する未使
用スペースがページ形式内で所定の部分に集められるた
め、ファイル処理がきわめて容易になる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１因はこの発明に係るファイル制御システムの一実施
例を示すブロック図、第２図は一般的なデータベースフ
ァイルのページ形式を示す図、第３図および第４図は第
１図の動作を説明するための処理ロジックを示す図、第
５図は第３図および第４図の処理を行って得られたデー
タベースファイルのページ形式を示す図である。 １・・０・データベースファイル、２・Φ・・ページヘ
ッダ部、３・・・・ページ形式入力手段、４・・・・レ
コード形式選択手段、５φ・・・ページ形式編集手段、
６・・―・ページ形式出力手段Ｏ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のレコードを含むページから構成され、ページ内で
   はレコードを再配置可能なファイルを有するファイル制
   御システムにおいて、データベースファイルをページ単
   位に入力するページ形式入力手段と、ある一定の優先順
   でレコード形式を選択するレコード形式選択手段と、選
   択された順で新しいページ形式を作成するページ形式編
   集手段と、新しく作られたページ形式をデータベースに
   再格納するページ形式出力手段とから構成され、ページ
   形式内の未使用スペースを統合処理することを特徴とす
   るファイル制御システム。