JPS6312186Y2 - - Google Patents

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JPS6312186Y2
JPS6312186Y2 JP17605183U JP17605183U JPS6312186Y2 JP S6312186 Y2 JPS6312186 Y2 JP S6312186Y2 JP 17605183 U JP17605183 U JP 17605183U JP 17605183 U JP17605183 U JP 17605183U JP S6312186 Y2 JPS6312186 Y2 JP S6312186Y2
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JP
Japan
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mooring
line
chain
pile
anchoring
Prior art date
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JP17605183U
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JPS6085320U (ja
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来のアンカパイル係留装置は第1図に示すよ
うに、海底地盤A内に貫入された杭1に配設され
たアイプレート2に、チエン3を結合し、同チエ
ン3の先端部を海洋構造物等の被係留体に連結し
て構成されている。
而して被係留体から作用する力はアンカパイル
を構成する杭1と、チエン3との把駐力によつて
負担されるが、係留系の全把駐力に占める割合は
杭1部分の把駐力が大きい。従つて大きな設計荷
重に対しては、杭1を大口径のものとする必要が
あり、施工性、経済性の点において不利である。
本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、海底地盤内に貫入された
杭に配設した複数の接続点に夫々碇着部ラインを
接続するとともに、同複数の碇着部ラインと係留
部ラインとを、同係留部ラインの前記杭に対する
係留方向の変化に対応して、前記碇着部ラインの
長さを同係着部ラインに発生する係留力が平衡す
るように調整しうるように構成された連結装置を
介して連結してなることを特徴とするアンカパイ
ル係留装置に係るものである。
本考案に係るアンカパイル係留装置において
は、杭に複数の接続点を設け、同各接続点に夫々
碇着部ラインを接続したので、杭に単一の接続点
しか配設されない従来の係留装置に比して、ライ
ン部分の支持力を増大することができ、且つ前記
杭に対する複数の接続点の位置を任意に設定でき
るため、海底地盤条件に応じて有効な支持層に碇
着部ラインを埋設することができる。
また前記杭における複数の支持点に夫々接続さ
れた碇着部ラインと、被係留体に結合された係留
部ラインとが、同係留部ラインの前記杭に対する
係留方向が平衡するように調整できる連結装置を
介して連結されているので、前記碇着部ラインの
形状は最も安定した状態で平衡を保つため、夫々
のラインへの張力の伝達が片寄ることなく、効果
的に行なわれる等、本考案は多くの利点を有する
ものである。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
第2図において11は海底地盤Aに貫入された
杭で、同海底地盤Aにおける大きな支持力を期待
できる層a,bにアイプレート12a,12bが
配設され、同各アイプレート12a,12bには
夫々土中の碇着部チエン13a,13bが連結さ
れ、同各碇着部チエン13a,13bと被係留体
に連結された係留部チエン14とは、碇着部チエ
ン13a,13bの外径より十分大きい内径を有
するチエンジヨイントリング15を介して連結さ
れており、前記各碇着部チエン13a,13bに
おけるアイプレート12a,12bからチエンジ
ヨイントリング15までの長さla,lbの比が、係
留部チエン14の杭11に対する係留方向に即応
して、各碇着部チエン13a,13bに生じる係
留力が平衡するように、自由に変化するように構
成されている。
第3図は前記アンカパイル係留装置の把駐機構
を示したもので、破線は加力前の各チエンの形状
を示し、加力後は係留部チエン14から伝達され
た力によつてチエンジヨイントリング15が移動
するので、碇着部チエン13a,13bはその把
駐力の大きさに応じて、一点鎖線で示した位置で
安定する。
図示の実施例においては前記したように杭11
に取付けた複数のアイプレート12a,12bに
複数の碇着部チエン13a,13bを取付けたの
で、単数の碇着チエンしか具えない従来のアンカ
パイル係留装置に比してチエン部分の支持力を増
大し、且つアイプレートの取付位置を任意に設定
できるため、海底地盤Aの条件に応じて有効な支
持層に碇着部チエン13a,13bを埋設するこ
とができる。
また前記碇着部チエン13a,13bと係留部
チエン14とをチエンジヨイントリング15によ
つて、碇着部チエン13a,13bの形状は最も
安定した状態で平衡を保つため、夫々の碇着部チ
エン13a,13bへの張力の伝達が片寄ること
なく効率よく行なわれる。
第4図は本考案の他の実施例を示し、碇着部チ
エン13a,13bと係留部チエン14との接続
に、チエンジヨイントリングの代りに滑車16を
使用したもので、加力とともに、地盤内の碇着部
チエン13a,13bは滑車16の移動によつて
安定するので、チエンジヨイントリングを用いた
場合に比して円滑に平衡状態に達する。なお図中
前記実施例と均等部分には同一符号が附されてい
る。
第5図は本考案の更に他の実施例を示し、海底
地盤Aのチエン支持層a,b,c……に対して
夫々杭11に配設されたアイプレート12a,1
2b,12c……に碇着部チエン13a,13
b,13c……を接続し、加力に対して個々の碇
着部チエン13a,13b,13c……の把駐力
が生じるため、チエン部分により大きな把駐力を
期待できる。図中17,18,19は夫々チエン
ジヨイントリング、滑車等より構成された碇着部
チエン間、及び同碇着部チエンと係留部チエン1
4との連結装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアンカパイル係留装置を示す縦
断側面図、第2図は本考案に係るアンカパイル係
留装置の一実施例を示す縦断側面図、第3図はそ
の作用説明図、第4図及び第5図は夫々本考案に
係るアンカパイル係留装置の他の各実施例を示す
縦断側面図である。 11……杭、12a,12b,12c……アイ
プレート、13a,13b,13c……碇着部チ
エン、14……係留部チエン、15……チエンジ
ヨイントリング、16……滑車、17,18,1
9……連結装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 海底地盤内に貫入された杭に配設した複数の接
    続点に夫々碇着部ラインを接続するとともに、同
    複数の碇着部ラインと係留部ラインとを、同係留
    部ラインの前記杭に対する係留方向の変化に対応
    して、前記碇着部ラインの長さを同係着部ライン
    に発生する係留力が平衡するように調整しうるよ
    うに構成された連結装置を介して連結してなるこ
    とを特徴とするアンカパイル係留装置。
JP17605183U 1983-11-16 1983-11-16 アンカパイル係留装置 Granted JPS6085320U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17605183U JPS6085320U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 アンカパイル係留装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17605183U JPS6085320U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 アンカパイル係留装置

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Publication Number Publication Date
JPS6085320U JPS6085320U (ja) 1985-06-12
JPS6312186Y2 true JPS6312186Y2 (ja) 1988-04-08

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ID=30382853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17605183U Granted JPS6085320U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 アンカパイル係留装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101523735B1 (ko) * 2013-11-14 2015-05-28 삼성중공업 주식회사 계류용 파일

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Publication number Publication date
JPS6085320U (ja) 1985-06-12

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