JPS63121606A - 合金の粉砕装置 - Google Patents

合金の粉砕装置

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JPS63121606A
JPS63121606A JP26773586A JP26773586A JPS63121606A JP S63121606 A JPS63121606 A JP S63121606A JP 26773586 A JP26773586 A JP 26773586A JP 26773586 A JP26773586 A JP 26773586A JP S63121606 A JPS63121606 A JP S63121606A
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JP
Japan
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ingot
powder
alloy
hydrogen
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP26773586A
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English (en)
Inventor
Jun Nakagawa
準 中川
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は水素吸蔵性合金の粉砕装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
希土類−コバルト系合金、希土類−鉄−ホウ素系合金は
水素t−吸蔵する合金として知られている。
これらの合金は強力な磁石材料であシ、磁石の製造工程
には、これらの合金鋳塊を粉砕する工程がある。また、
一般に水素貯蔵合金として良く知られている合金をマイ
クロカプセル化する場合にも粉砕工程が利用できる。
現在これらの粉砕には、通常の機械的な力による機械粉
砕が用いられているが、被粉砕物の大きさに合せて多種
の装置が必要な場合が多く、必ず多くの動力が必要なの
で効率的でない。
よシ具体的に述べると、所定の組成よシ成る合金を粉砕
する場合には、例えばこれをショウクラッシャーやブラ
ウンミルで粗粉砕し、次いでジエツ)1ル、ボールミル
等で微粉砕することによシ微粉末を得ることができる。
このように、従来の方法では粗粉砕機と微粉砕機を各々
別途のものを使用するため製造工程が複雑になるだけで
なく、粉砕に大きな動力を必要とし、処理能力の向上が
容易でない。
一方、水素吸蔵を利用した粉砕方法は知られているが(
特開昭60−65504号等)、これに用いられる装置
は、−室穴のものだけであシ、合金を取シ出した後に、
概粉砕粉と未粉砕合金を分離する必要があった。また、
この方式では、粉砕全バッチ処理せざるを得す、連続粉
砕できずに非効率的であった。また、従来の方式では、
粉砕された粉末も水素粉砕工程が終了するまで水素を吸
蔵しつづけるため、水素?大量に必要とした。
〔発明の目的〕
本発明は水素吸蔵性合金鋳塊の能率的な粉砕を可能にす
る装置管提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は水素吸蔵性合金の鋳塊に水素ガスを吸蔵、放出
させることによシ鋳塊を粉砕して粉末を得る方法に使用
する粉砕装置において、鋳塊を保持する部分と、粉砕さ
れた合金粉末を保持する部分と、鋳塊から粉砕された合
金粉末を前記粉砕された合金粉末を保持する部分に導く
分離移送手段よシ成ることを特徴とする合金の粉砕装置
を提供する。
本発明によると、合金の水素吸収粉砕において、粉砕と
同時に所定の粒径の概粉砕粉末を選別でき、連続粉砕が
可能で、かつ、水素の消費量を少なくすることができる
〔発明の詳細な説明〕
従来の水素吸蔵による水素吸蔵性合金の粉砕には次の工
程を用いた。
(リ 水素吸蔵性合金を密閉容器に入れ真空にσ[いて
表面吸着ガスを取除く0(合金表面が清浄な状態であれ
は、この工程を省略することも可能である。) (2)容器内を水素雰囲気にすることによ)鋳塊に水素
をg&蔵させる。
(3)  水素をAr で置換するなどして水素ガスを
取除いたのち、容器内を真空で引く。この操作で鋳塊は
水素を放出する。
従来これらの工程は、−室内での反応として行われてき
た。本発明者は上記の方式とは違って多室化することに
よシ鋳塊から連続的に粉末を除去し、鋳塊と粉末を別々
の箇所で保持してそれぞれに適した条件で連続的に水素
g&蔵及び放出を行わせることによシ、効率的な粉砕を
しうるととを見いだした。以下実施例によシ本発明の詳
細な説明する。
実施例1 第1図は本発明の第1実施例による粉砕装置を示す。こ
の例では単ニの気密室1を用い、その内部を金網などの
メツシュ2で上下に仕切シ、その上に水素吸蔵性合金の
鋳塊3を保持する保持部5とする。気密室の下部は逆円
錐状に形成して粉砕で得られる合金粉末4を保持する保
持部6とし、底端は粉末の取出口とする。また気密室1
には粉砕用の水素ガスを導入するガス人口8及び排気を
行なうガス出口9を接続する。保持部5には例えに0℃
〜500℃程度の水素吸蔵に適した温度に鋳塊上加熱ま
たは冷却する熱交換器(図示せず)を設け、また保持部
6には合金に適した所定温度以上の水素放出に都合の良
い温度に合金粉末を加熱する加熱器(図示せず)を設け
る。
使用にあたって、気密室1の保持部5に水素吸蔵性合金
の鋳塊3′f:挿入し、まずガス出口9に真空ポンプを
接続して室を10〜10−1Torr  程度に排気し
、次いで出口9を閉じた後、水素ガスをガス入口から導
入する・これによシ鋳塊は粉砕され、メツシュの寸法に
よシ規定される細かい粒子は重力の作用でメツシュ2を
通って保持部6へ落ちる。メツシュには好ましくは揚動
器を結合して機械的な振動を与えればふるい分けは効果
的に行なえる。メツシュ2が目詰まシする場合には下側
から水素を吹付けるのが有効である。この装置によれば
、鋳塊が常に新しい面?:、M出するから水素との接触
が能率良く行なえる。また、保持部5を初めは合金表面
の活性化に適した温度に加熱すれば水素の吸収−放出が
よシ効率的に行なえる。必要ならば、水素吸蔵−放出を
何回か行なえば、大2きい鋳塊でも十分に粉砕し得る。
このように、本装置は粉砕効率が良く、かつ粉末の回収
が容易となシ、シかもふるい分けによシ必要とする粒度
の合金粉末を容易に得ることができる。
実施例2 第2図は本発明の第2実施例による粉砕装置Rを示す。
この例では粉砕装置は第1気密室10と第2気密室11
とを有し、これらの室の上部は下側循環路12でたがい
に結合され、下部は下側循環路13でたがいに結合され
ている。循環路13にはポンプ14及び冷却器14が挿
入されている0集1気密室10にはメツシュ16が水平
に設けてあシ、その上に水素吸蔵性合金の鋳塊s′ft
保持して保持部17t−形成してお)、また保持部17
には鋳塊5を所定の温度に保持する熱交換器(図示せず
)が設けられている。第2気密室11には水平なメツシ
ュ18が配置されてその上に粉砕された粉末のための保
持部を形成する。この周〕には水素放出に適する温度に
加熱する加熱器(図示せず)が設けられている。なお、
20は補充水素ガス入口、21は排気孔である。
動作において、水素吸蔵合金の鋳塊3を第1気密室10
の保持部17に挿入し、真空に引く等して容器内を無酸
素にし、次いでガス人口20よシ水素ガスを導入しポン
プ14によシこれを高速で気密室10に導入する。水素
は鋳塊に浸透してこれを脆化粉砕する。得られた粉末は
水素気流の強さに応じた寸法のものだけが水素気流に運
ばれて循環路12から第2気密室2に入シ、メツシュ1
8によ)分離されて保持部19に貯えられる。
周シの加熱器によシ例えば500℃以上に加熱された合
金粉末からは水素が放出されて水素を循環系に戻すので
水素の使用量は少ない。メツシュを通シ抜けた水素ガス
は冷却器15を通シ、循環路15から再び第1気密室1
0に吹込まれる。
この実施例によれば、大きな鋳塊でも効率良く連続粉砕
でき、水素は繰返して循環使用されるから水素の回収工
程を別に使用する必要がなくなる。
さらに微粉末の粒度は水素の速度を調節することによシ
、制御することができる。また、第1気室10に合金供
給手段を取シ付け、粉末保持部19に粉末数シ出し装置
を設けることによシ、連続粉砕が可能である。
〔作用効果〕
以上から明らかなように、水素吸蔵合金の鋳塊とその粉
砕粉末を別個の保持部で処理し、メツシュまたは気流に
よシ鋳塊から粉末を分離分級して粉末側の保持部へ移送
するから、所定の粒度の粉末が粉砕と同時に見られる。
また、粉砕された粉末の保持部分を加熱することによシ
、粉末から水素を放出させることによシ水素の使用1t
を少なくできるので、水素の効率的利用に役立つ。
さらに、合金の供給と粉末の取シ出しを連続的に行うこ
とができるので、工程も効率化できる。
当然、機械的な粉砕mt−用いないのでそれに伴う欠点
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による粉砕装置を示す図、
及び第2図は本発明の第2実施例による粉砕装置を示す
図である。 1′−5”、−1 代理人の氏名  倉 内 基 弘 jl−=’、 =Q
l:1第1図 第2図 +t+15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水素吸蔵性合金の鋳塊に水素ガスを吸蔵、放出さ
    せることにより鋳塊を粉砕して粉末を得る方法に使用す
    る粉砕装置において、鋳塊を保持する部分と、粉砕され
    た合金粉末を保持する部分と、鋳塊から粉砕された合金
    粉末を前記粉砕された合金粉末を保持する部分に導く分
    離移送手段より成ることを特徴とする合金の粉砕装置。
  2. (2)分離移送手段が水素ガス循環手段である前記特許
    請求の範囲第1項記載の粉砕装置。
  3. (3)分離移送手段が鋳塊の下部に設けられたふるい手
    段である前記特許請求の範囲第1項記載の粉砕装置。
  4. (4)鋳塊を保持する部分が熱交換手段を具備している
    前記特許請求の範囲第1項に記載の粉砕装置。
  5. (5)合金粉末を保持する部分が熱交換手段を具備して
    いる特許請求の範囲第1項に記載の粉砕装置。
JP26773586A 1986-11-12 1986-11-12 合金の粉砕装置 Pending JPS63121606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009502498A (ja) * 2005-08-03 2009-01-29 ワイルドキャット・ディスカバリー・テクノロジーズ・インコーポレイテッド 生産性の高い機械的合金化および選別
GB2486175A (en) * 2010-12-02 2012-06-13 Univ Birmingham Separating rare earth magnetic materials from electronic devices

Cited By (3)

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JP2009502498A (ja) * 2005-08-03 2009-01-29 ワイルドキャット・ディスカバリー・テクノロジーズ・インコーポレイテッド 生産性の高い機械的合金化および選別
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US8734714B2 (en) 2010-12-02 2014-05-27 The University Of Birmingham Magnet recycling

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