JPS63121047A - 写真フイルムパトロ−ネ用容器キヤツプ - Google Patents

写真フイルムパトロ−ネ用容器キヤツプ

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JPS63121047A
JPS63121047A JP26658286A JP26658286A JPS63121047A JP S63121047 A JPS63121047 A JP S63121047A JP 26658286 A JP26658286 A JP 26658286A JP 26658286 A JP26658286 A JP 26658286A JP S63121047 A JPS63121047 A JP S63121047A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
molding
cap
photographic film
density polyethylene
Prior art date
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Pending
Application number
JP26658286A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS63121047A publication Critical patent/JPS63121047A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真フィルムパトローネ用の容器キャップに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、写真フィルムパトローネ用容器キャップは、低温
での柔軟性確保、容器本体との嵌合密封性確保、圧縮強
度確保、及び射出成形の際のバリや糸引き、ゲート跡を
小さくするために、密度(ASTM 01505で測定
)が0.927 g / ctl、メルトインデックス
(ASTM 01238の190℃で測定、以後Mlと
表示)が4.0g/10分の高圧法分岐状低密度ポリエ
チレン(以後LDPEと表示)樹脂が使用されていた。
そして、これらは透明性が劣るためとホットランナ−射
出成形時に滞留樹脂が着色し、成形経時と共に射出成形
容器キャップに斑点状の着色故障が発生する為、通常カ
ーボンブラック等を添加して着色し着色故障が目立たな
いようにしていた。
又、実公昭58−46413号公報には金属薄葉素材を
成形してなる写真フィルムパトローネ用容器本体と容器
キャップが開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、射出成形時のつき出し性及び取り出し性
を良くするため、及び1肉でも曲げ剛性を確保し、嵌合
強度と防湿性を確保するために、樹脂の流動性を犠牲に
した従来のMlが4.0g/10分のLDPE樹脂を使
用した容器キャップの場合は、成形故障(シャートラヨ
ツト5反り、捩れ。
変形、ゲート跡、糸ヒキ等)が多(、且つ熱安定性が小
さい。また、無着色の容器キャップの場合は、通常ホッ
トランナ−使用の多数個取り射出成形方法で製造される
等、連続成形しているとスクリュー、マニホルド、ホッ
トランナ−等に滞留しているLDPE樹脂が褐色や黒褐
色に着色し、少しづつ押し出されて容器キャンプに不定
形且つ不均一分布で着色故障として発生する。無着色の
透明又は半透明の容器キャンプでは故障率も3〜10%
と多く検査により抜き取っている。着色品でも淡色では
目立つためカーボンブラックで完全に黒色に着色したり
して商品価値を低下させるだけでなく使用樹脂も着色の
為の経費や、色の変更時に生じるロス等のため20%以
上コストアップになっている。
最も問題なのは一度着色故障が発生するとスクリュー及
び金型内の褐色や黒褐色に着色した樹脂を完全に除去し
ないと、連続射出成形後1時停止し再スタートすると約
60分間は全キャビティーの全容器キャップに着色斑点
故障が略100%発生し使用不可となるだけでな(連続
成形時の故障率3〜10%に落着くまでに100分近く
の時間が必要である。
Mlが低いため溶融樹脂の流れが悪いので、金型転写性
が悪く表面状態をきたなく、光沢も低かった。従って樹
脂温度を高くして流動性をよくする必要があり、このた
め冷却時間が長(なり容器キャップの射出成形サイクル
時間が長くなり、消費電力料も多く製造コストも高くな
っていた。また、遮光性の確保と樹脂ヤケによる着色カ
モフラーシュの為カーボンブラック等で黒色(他の有色
着色の場合も黒色よりは良いが傾向は全く同じ)に着色
した容器本体と、容器キャップを用いた場合写真フィル
ムパトローネが容器に収納された状態で、太陽光下に長
時間放置されると、容器本体及びキャップの表面温度の
上昇による変形だけでなく容器内の温度が上昇して、写
真フィルムの品質が低下するという問題があった。
また、金属薄葉素材の容器は高価な上、容器の成形性が
悪く、非常に高価な容器になり、はとんど実用化されて
いない。
本発明は、これらの問題点を解消し、成形サイクルが短
縮できるとともに、成形故障及び着色故障が発生せず、
しかも光沢度の高い写真フィルムパトローネ用容器キャ
ップを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、
Mlが従来の4倍以上の樹脂を用いて容器キャップを成
形したものである。
すなわち、本発明の写真フィルムパトローネ用容器キャ
ップは、メルトインデックスが16〜80 g/l 0
分、密度が0.916〜0.941 g/ruJ。
引張破断強さが 150kg/−以下、そして引張破断
伸びが600%以下であって、50重量%以上の直鎖状
低密度ポリエチレン樹脂と、0.01〜0.90重量%
の滑剤とを含む直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂で成形
されていることを特徴として構成されている。
本発明に使用されるL−LDPE系樹脂のMlは16〜
80g/10分であり、好ましくは25〜60g/10
分である。Mlが16g/10分未満のL−LDPE系
樹脂は、多数ケ取り金型を用いる射出成形法において、
溶融樹脂の流動性が悪いので、ショートショット等の成
形故障の発生が多く、また成形サイクルも長くなる。射
出成形性等を良くするためには、樹脂温度を上昇させな
ければならず、そうすると着色故障が多発し、ゲート残
りも発生しやす(なるだけでなく電力消費料も多くなり
、成形コスト高になる。また、冷却時間が長くかかりそ
の結果成形サイクルも長くなる。他方Mlが80g/1
0分を越えるL−LDPE樹脂では樹脂が軟らかくなり
過ぎ容器キャップのリブのつぶれやつき出し不良、糸引
き、ゲート残り、パリ等の成形故障が多発する。
L−LDPE系樹脂の密度は0.916〜0.941 
g/crAである。密度が0.91g/c+J未満のL
−LDPR樹脂では、耐熱性が劣り、着色故障が発生し
、また、樹脂が軟らかいので容器本体の溝に嵌合するリ
プの部分が金型から取り出すとき変形する。さらに容器
本体との嵌合強度が小さいので、密封性及び防湿性が悪
く写真フィルムの品質を確保することが困難である。密
度が0.941 g/cdを越えるL−LDPE系樹脂
では、剛性が太き(なり過ぎ、ポリプロピレン樹脂や高
密度ポリエチレン樹脂製の容器本体との嵌合性が悪化し
、落下時にキャップが外れやすくなるとともに、透湿度
も大きくなる。
また、このL−LDPE系樹脂は、引張破断強さくJI
S K6760)が150 g/cd以下で、引張破断
伸び(JIS K6760)が600%以下であること
が必要である。
引張破断強さが150kg/cfflをこえるとゲート
部の切断が悪く糸ヒキ故障やゲート残り等の故障が多発
し実用化困難である。又引張破断伸びが600%を越え
てもゲート部の切断が悪く糸ヒキ故障やゲート残り等の
故障が多発し実用化困難である。
以上のような特性のL−LDPB系樹脂は、L−LDP
E樹脂が50重量%以上含まれている。このL−LDP
t!樹脂は、従来の高圧法プロセス(3000気圧、3
00’C)により製造されるLDPE樹脂と比較して分
子量分布が狭く、直鎖状である。そして省エネルギープ
ロセス品なので安価である。
また、前記限定した特性を有するL−LDPE樹脂はα
−オレフィンの側鎖が短かい樹脂が多く、エチレンとブ
テン−1の共重合体樹脂がほとんどでαオレフィンが6
ケ以上のL−LDPIE樹脂では該当するものが少ない
次に、現在市販されている代表的なL−LDPE樹脂を
次に記すが本発明がこれらに限定されないのは、言うま
でもない。
製造方法としては気相法、液相法、イオン重合による高
圧改造法等がある。
エチレンとブテン−1(炭素数4ケのαオレフィン)の
共重合L−LDPE樹脂の具体的商品名とその製造方法
を示すと 気相法・・・Gレジン又はユニポール(ユニオン・カー
バイド社) N[ICポリエチレン−LL(日本ユニカー)液相法・
・・出光ポリエチレンL(出光石油化学)目方すニレッ
クス(日本石油化学) スフレア−(デュポンカナダ社)等 高圧改造法(イオン重合法)・・・ロトレフクス(CD
F Chimie)等である。
エチレンとヘキセン−1(炭素数6ケのαオレフィン)
の共重合L−LDPE樹脂の具体的商品名とその製造方
法を示すと 気相法・・・TUFULIN(ユニオン・カーバイド社
)等である。
エチレンと4−メチルペンテン−1(炭素数6ケのαオ
レフィン)の共重合L−LDPIE樹脂の具体的商品名
とその製造方法を示すと 液相法・・・ウルトゼックス(三井石油化学)等である
エチレンとオクテン−1(炭素数8ケのαオレフィン)
の共重合L−LDPE樹脂の具体的商品名とその製造方
法を示すと 液相法・・・スタミレックス(DSMスタミカーボン社
) ダウレックス(ダウケミカル社) MORETEC(出光石油化学)等である。
L−LDPE系樹脂は、L−LDPE樹脂の単独樹脂で
あることが好ましいが、L−LDPE樹脂が50重重量
以上含まれていれば、他の熱可塑性樹脂をブレンドして
もよい。このブレンド可能な熱可塑性樹脂としてはポリ
オレフィン樹脂がある。好ましいのはLDPE樹脂であ
り、特に好ましいのはMlが10〜40g/10分、密
度が0.920 ”0.935 g/ctA、分子量分
布(GPC法の重量平均分子iMw/数平均分子量yり
が3.3〜8.5のI、DPE樹脂である。
マタ、L−LDPE系樹脂に滑剤が0.01〜0.90
重量%添加されている。この滑剤は、容器キャップの金
型からの取り出し性を良化しL−LDPE樹脂の金型へ
の注入性を良くするとともに、容器本体との嵌合性をよ
くし、開蓋性を改善するとともに容器キャップの変形を
なくす働きをする。
滑剤としては、例えば以下に記載するものが好ましい。
特に無着色のナチュラルL−LDP[樹脂の場合は樹脂
、酸アミド系滑剤が好ましい。
(1)オlzイアfllアミド系滑剤;アーモスリップ
cP(ライオン、アクソ゛)、ニュートロン(日本晴化
)ニュートロンE−18(日本晴化)、アマイド0(日
東化学)、アルフロE−10(日本油脂)、ダイヤミツ
ド0−200 (日本化成)、ダイヤミツドG−200
(日本化成)等 (2)エルカ酸アミド系滑剤;アルフローP−10(日
本油脂)等 (3)ステアリン酸アミド系滑剤;アルフローS−10
(日本油脂)、ニュートロン2(日本晴化)、ダイヤミ
ツド200 (日本化成)等(4)ビス脂肪酸アミド系
滑剤;ビスアマイド(日本化成)、ダイヤミント200
ビス(日本化成)、アーモワックスEBS  (ライオ
ンアクゾ)等(5)シリコン系滑剤;各種グレードのジ
メチルポリシロキサン、カルボキシル変性ジメチルポリ
シロキサン等、(信越シリコーン、東しシリコーン、日
本ユニカー、ダウコウニング)等(6)アルキルアミン
系滑剤;エレクトロストリッパーTS−2(花王石鹸)
等 これらの滑剤は0.01〜0.90重1%添加される。
添加量が0.01重量%未満では成長性が悪化し、成長
サイクルを長くしても成形が困難である。
また添加量が0.9重量%を越える場合は、ベトッキが
大きくなり、ゴミが付着しやすくなる。かつスクリュー
ストリップ等の為に樹脂チャージ時間が長くかかり成形
サイクルも長くなる。場合によっては樹脂の可塑化が可
能になり成形ができなくなる。
また、L−LDPE系樹脂には、フェノール系酸化防止
剤、ホスファイト系酸化防止剤等を必要により添加する
ことが好ましい。
これらの酸化防止剤は樹脂温度を上昇させて樹脂の流動
性を良化させようとするときに、樹脂の着色故障が発生
するのを防止するためのものである。
そして、これらの酸化防止剤により、樹脂温度の低下と
の相乗効果で着色故障をほとんど防止することができる
フェノール系及びホスファイト系酸化防止剤は写真感光
材料に悪影響を与えないので特に好ましいが、写真感光
材料に悪影響を与えず着色故障を減少できれば他の添加
剤を使用することができる。
特に好ましいフェノール系酸化防止剤としては、例えば
以下に記載するものがある。
2.6−ジーt−ブチル4−メチルフェノール2.6−
ジーt−ブチル−p−クレゾールゼン 好ましい市販品としてチバガイギー社のイルガノックス
各種と住友化学−のSumilizer BHT+Su
milizer BP−76、Sumilizer W
X−R,SumilizerBP−101等がある。
ホスファイト系酸化防止剤としては、例えば以下に記載
するものがある。
トリノニルフェニルスファイト トリフェニルスファイト等がある。
これらの酸化防止剤は一般的には0.01〜1.50重
量%添加するのが好ましい。添加量が9.01重量%未
満だと混練経費がかかるだけで着色故障を有効に防止で
きるだけの効果がない。
他方、添加量が1.50重量%を越えると酸化。
還元作用を利用する写真感光材料の写真性に悪影響を与
える。
また、本発明の容器キャップは、射出成形性(金型から
の取り出し適性等)及び潰れないである程度の耐久性を
持たせ、容器本体との嵌合、密対性を確保するために曲
げ剛性(ASTM D−747)が1200〜5500
 kg / cJ=の範囲のものが好ましい。また容器
本体との嵌合性を良くするために、容器本体の曲げ剛性
のA以下が好ましい。
本発明では着色物質を本発明の樹脂組成中に添加して半
透明又は不透明に着色してもよい。これにより、射出成
形性が改良され、また樹脂の着色故障が目立たなくなり
商品価値が上がるので好ましい。着色物質としては染料
、着色顔料、白色顔料、金属粉末、金属繊維、金属フレ
ーク、カーボンブラック等がある。次に色別の着色剤代
表例をあげる。
白色・・・酸化チタン、炭酸カルシウム、雲母、亜鉛華
、クレー、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、ケイ酸マグ
ネシウム等 黄色・・・チタンイエロー、黄色酸化鉄、クロムチタニ
ウムイエロー、ジスアゾ顔料、バット顔料、キノフタレ
ン顔料、イソインドリノン等 赤色・・・ベンガラ、ジスアゾ顔料、ベルレン顔料1、
モノアゾレーキ顔料、縮合アゾ顔料等青色・・・コバル
トブルー、群青、シアニンブルー等 緑色・・・酸化クロムグリーン、チタニウムグリーン、
シアニングリーン等 黒色・・・カーボンブラック、黒色酸化鉄等銀色・・・
アルミニウム粉、アルミニウムペースト、スズ粉等 があるが特にカーボンブラックが安価で樹脂の斑点状着
色故障が目立たない、酸化防止相乗効果を有する等の点
で好ましい。
添加量は強度低下防止の為に3重量%以下にすることが
好ましい。特に好ましいのは0.1〜1重量%である。
比重が0.941 g/cd以上の着色物質を添加した
場合に、本発明容器キャップの樹脂比重が0.941 
g/ctA以上となることは当然あり得るが、この場合
も、本発明の技術的範囲に属する。
本発明樹脂組成中には前述以外の各種の添加剤   ・
が必要に応じて必要量添加することが出来る。添加剤の
代表例を以下に記載するが本発明はこれに限定されるも
のでなく公知のあらゆる物の中から選択できる。
(添加剤種類)        (代用例)(1)可塑
剤:フタル酸エステル、グリコールエステル、JIW肪
Mエステル、リン酸エステル等 (2)安定剤:鉛系、カドミウム系、亜鉛系、アルカリ
土類金属系、有機スズ系等 (3)滞電防止剤:陽イオン活性剤、アニオン活性剤、
非イオン活性剤、両面活性剤等 (4)難燃剤:燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エステル
、ハロゲン化物、無機物、含燐ポリ オール等 (5)充填剤:アルミナ、カオリン、クレー、炭酸カル
シウム、マイカ、タルク、酸化チタ ン、シリカ等 (6)補強剤ニガラスロービング、金属繊維、ガラス繊
維、ガラスミルドファイバー、炭素 繊維等 等 (8)加硫剤:加硫促進剤、促進助剤等(9)劣化防止
剤:紫外線吸収剤、金属不活性化剤、il!JM化物分
解剤等 aωカップリング剤ニジラン折、チタネート系、クロム
系、アルミニウム系等 Ql)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等、特にポリオレフィ
ン熱可塑性樹脂等 本発明の容器キャップの形状は、容器本体との組合せで
写真フィルムパトローネを収容しうるちのであれば特に
限定されるものではないが、嵌合密封性を十分に発揮し
、且容器キャップの着脱の容易なものがよく、この点で
例えば第1図の例及び第3図の例のものは好適である。
これらの図において符号lは容器キャップ、符号2は容
器本体である。
そして、符号4はゲート部(金型において溶融L−LD
PE系樹脂がキャビティに射出される湯口)、符号5は
ゲート跡、符号6はリブ、符号7は係止片である。
特に、第1図及び第3図のものは片手で容易に開蓋でき
る利点がある。
また、第3図及び第4図に示すように、容器キャップ1
の外側に凹部3を穿設し、この凹部3にゲート部4を設
けてゲート跡5が突出しないようにすると、外観及び成
形性の点で好ましい。
さらに、第5図に示すように、リブ6の先端を切り欠い
た容器キャップでも、第6図に示すように、外周縁に係
止片7が形成された容器キャップでも、第7図に示すよ
うに、リブ6の上方に複数の突条8が形成された容器キ
ャップでも、第8図に示すように、容器本体2の上端面
と当接する突条9が形成された容器キャップでも、第9
図に示すように、保合物lOの内側に容器本体2が当接
する接触片11が形成された容器キャップであってもよ
い。
容器本体は通常は多数個取りの射出成形によって製造す
ればよい。容器キャップも多数個取りの射出成形によっ
て製造すればよい。
射出成形方法は特に限定されるものではなく、例えばホ
ットランナ一方式の通常の射出成形法や金型内真空射出
成形法やスタックモールド方式等によってもよい。
特に、多数個取りの金型、例えば20個取り以上の1重
積金型を用いたときに有効であり、第10図に示すよう
な金型の両側にキャビティーを有するスタックモールド
金型(2重積金型)の場合は極めて有効である。この図
において、符号14は固定金型、符号15は中間プレー
ト、符号16は可動金型であり、本発明の実施例では固
定金型14及び可動金型16には12個のキャビティ1
7が形成されている。また、中間プレート15には、マ
ニホールド18が形成されるとともに、ゲート19がキ
ャビティ17に対応して形成されている。なお、符号2
0は射出筒である。
〔作 用〕
本発明の写真フィルムパトローネ用容器キャップは、所
定量の滑剤が添加された高Mlかつ適当な密度で所定の
値以下の引張破断強さ及び引張破断伸びを有するL−L
DPE系樹脂で形成されており、成形条件が変化しても
、又多数個取りの金型を用いたり、スタックモールド金
型を用いてもキャビティ間の寸法変化が小さく、ウェル
ドライン、ヒケ、反り、ショートショット等の成形故障
もほとんど発生せず、しかも高光沢で表面のつやを良好
にする。また、樹脂温度を大幅に低くしても成形故障が
発生しないので、成形サイクルを短縮し電力消費料を低
減して大幅なコストダウンとなるとともに、着色故障も
なくなる。
〔実施例〕
主又ユ韮上は、Mlが25 g/l 0分、密度が0.
920 g/cnl、引張破断強さが80kg/cff
l、引張破断伸びが360%のエチレンとブテン−1(
炭素数が4ケ)の共重合L−LDPE樹脂に滑剤として
オレイン酸アミド系滑剤のアーモスリップCP (ライ
オシ・アクゾ社製)を0.3重量%添加したし−LDP
E系樹脂を用いて射出成形した写真フィルムパトロー氷
用容器キャップである。
オ」1鹿昂」工は、Mlが50g/10分、密度が0.
920 g/ail、引張破断強さが60kg/cfI
、引張破断伸びが170%のエチレンとブテン−1(炭
素数が4ケ)の共重合L−LDPE樹脂に、本発明品■
と同一の滑剤を同量添加したL−LDPR樹脂を用いて
射出成形した写真フィルムパトローネ用容器キャップで
ある。
オ、11品】−は、Mlが50g/10分、密度が0、
935 g / cnl、引張破断強さが80 kg 
/ cot、引張破断伸びが100%のエチレンとブテ
ン−1(炭素数が4ケ)の共重合L−LDPR樹脂に、
本発明品Iと同一の滑剤を同量添加したL−LDPE樹
脂を用いて射出成形した写真フィルムパトローネ用容器
キャップである。
皿米益は、MIが4g/10分、密度が0.927g/
cm3、引張破断強さが130 kg/c111、引張
破断伸びが680%のエチレンだけを高圧法で重合した
LDPR樹脂に、本発明品Iと同一の滑剤を同量添加し
た樹脂を用いて射出成形した写真フィルムパトローネ用
容器キャップである。
ル較益土は、MIが35 g/l 0分、密度が0、9
24 g / ctl、引張破断強さが95kg/cj
、引張破断伸びが160%のエチレンだけを高圧法で重
合したLDPE樹脂を用いて射出成形した写真フィルム
パトローネ用容器キャップである。
ル較韮ユは、Mlが10g/10分、密度が0.920
 g/crA、引張破断強さが100kg/cffl、
引張破断伸びが540%のエチレンとブテン−1(炭素
数が4ケ)のL−LDPE樹脂に本発明品Iと同一の滑
剤を同一量添加したL−LDPII!樹脂を用いて射出
成形した写真フィルムパトローネ用容器キャップである
ル較五lは、MIが18g/10分、密度が0.920
 g/cm3、引張破断強さが180にぎ/d、引張破
断伸びが800%のエチレンと4−メチルペンテン−1
(炭素数が6ケ)のL−LDPE樹脂に本発明品Iと同
一の滑剤を同一量添加したL−LρPH樹脂を用いて射
出成形した写真フィルムパトローネ用容器キャンプであ
る。
、比tuV色は、Mlが18g/10分、密度が0.9
30 g/cra、引張破断強さが150 kg/Cr
i、引張破断伸びが800%のエチレンと4−メチルペ
ンテン−1(炭素数が6ケ)のL−LDPE樹脂に本発
明品Iと同一の滑剤を同一量添加したL−LDPC樹脂
を用いて射出成形した写真フィルムパトローネ用容器キ
ャップである。
これら8種の写真フィルムパトローネ用容器キャップを
試験方法に示した評価方法により、各特性を比較した結
果を第1表に示す。
なお、容器キャップの形状は第3図に示す形状とし、容
器本体はプロピレン・エチレンランダム共重合体樹脂を
用い、その形状は第3図に示す形状とした。
また、特性試験方法*1〜*2は成形機として東芝機械
■製IS 75E (商品名)を用い、型絞圧75t1
取り数2ヶ、ランナー形式は、ホットランナ−とした。
特性試験方法*3以降は、成形機として住人重機■製ネ
スタール(商品名)を用い、型絞圧150t、ランナー
形式はホットランナ−とした。そして第10図に示すス
タックモールド(2重積)金型を用いて、固定金型14
側に24個、可動金型16側に24個、合計48個を1
シヨツトで成形した。
第1表中の評価は下記による。
◎・・・非常に優れている  O・・・優れている・・
・・実用限度      ム・・・やや問題あり×・・
・実用不可        (改良必要)*l・・・嵌
合強度:バネ秤りの先端に容器キャップをハサム部品を
とりつけ真上に引っばって容器キャップをはずすのに必
要な力を測定*2・・・透湿度:写真フィルムパトロー
ネ容器本体に約4gの塩化カルシウムを計量し挿入後本
発明の容器キャップで嵌合密封し、40℃、湿度90%
にした恒温恒温室内で24時間放直後塩化カルシウムの
吸湿による重量増加を精密天秤ではかり重量増加量を透
湿度とする *3・・・安定成形可能樹脂温度ニスタックモールド4
8ケ取り金具(1面24ケ取り×2)で成形故障が発生
しにくい各樹脂の最適成形条件時の樹脂温度 *4・・・成形バランス、ショートショット発生、糸引
き発生、ゲート残り発生、*3の条件で成形した時の上
記の成形故障の発生状況*5・・・光沢度及びつや:*
3の条件で成形した写真フィルムパトローネ用容器キャ
ップの外観を視覚で判定 〔発明の効果〕 本発明の写真フィルムパトローネ用容器キャップは、以
上のような構成の樹脂で成形したので、成形時の冷却時
間を短縮しても成形収縮率を少なくできる。また、低温
でも溶融粘度が小さな樹脂であるので、成形時の樹脂温
度が低くてもスクリュー等に滞留することなく円滑に流
れる。従って、樹脂着色故障の発生がほとんどなくなり
、その結果成形サイクルが短縮できる。また、糸引き、
反り等の成形故障の発生も少なくできるとともに、光沢
度を高めることができる。特に、24個取り以上の多数
個取り金型を用いたときは、キャビティーの位置による
冷却効率のキャビティー間の差、樹脂温度やゲート径等
のわずかな差による流動変化率を減少できるので成形性
を大幅に向上させることができる。さらに、片側18ケ
取り以上のスタンクモールド方式(2重損金型使用)で
成形しでも固定例と可動例の樹脂の流動バランスがとり
やすく、ショートショットやパリの発生が全くなく各キ
ャビティー間の寸法差が非常に小さい写真フィルムパト
ローネ用容器キャップを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、本発明による写真フィルムパトロ
ーネ用容器キャンプと、これに対応する容器本体の断面
図であり、第1図はゲート部を内側に設けた例で、第2
図はゲート部を外側に設けた例で、第3図及び第4図は
ゲート部を凹部に設けた例である。第5図から第9図は
写真フィルムパトローネ用容器キャップの他の例を示す
部分断面図である。第10図はスタックモールド方式に
用いる金型の断面図である。 1・・・容器キャップ、2・・・容器本体、3・・・凹
部、4・・・ゲート部、5・・・ゲート跡、6・・・リ
プ、7・・・係止片、8,9・・・突条、10・・・係
合部、11・・・接触片 第1図    第2図 第3図    第4図 第5図   第6図 第70   第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メルトインデックスが16〜80g/10分、密度が0
    .916〜0.941g/cm^3、引張破断強さが1
    50kg/cm^2以下、そして引張破断伸びが600
    %以下であって、50重量%以上の直鎖状低密度ポリエ
    チレン樹脂と、0.01〜0.90重量%の滑剤とを含
    む直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂で成形されているこ
    とを特徴とする写真フィルムパローネ用容器キャップ
JP26658286A 1986-11-11 1986-11-11 写真フイルムパトロ−ネ用容器キヤツプ Pending JPS63121047A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02113737U (ja) * 1989-02-27 1990-09-12

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