JPS63120676A - サ−マル印字装置 - Google Patents

サ−マル印字装置

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JPS63120676A
JPS63120676A JP26819586A JP26819586A JPS63120676A JP S63120676 A JPS63120676 A JP S63120676A JP 26819586 A JP26819586 A JP 26819586A JP 26819586 A JP26819586 A JP 26819586A JP S63120676 A JPS63120676 A JP S63120676A
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JP
Japan
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JP26819586A
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English (en)
Inventor
Shigenori Hattori
服部 重典
Koushirou Yamaguchi
晃志郎 山口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はサーマル印字装置に関するものである。
(従来技術) 従来、この種のサーマル印字装置においては、印字状態
においてキャリッジの移動量と等しい母の印字リボンが
印字ヘッドと印字用紙の圧接部分から送り出され、送り
出された印字リボンを直接巻取スプールに巻取るように
なっていた。そして、巻取スプールの回転が常に一定で
あると、送り出されてくる印字リボンの口が一定である
のにも拘わらず印字リボンの巻径が大きくなるにつれて
巻取量が増えてしまうため、従来より種々の工夫がなさ
れていた。
その代表的な例として特公昭57−21471号公報に
記載された技術が掲げられる。同公報には第7図に示す
ようにラック50と噛合してキャリッジの移動量と等し
いmだけ回転駆動されるビニオン51のピッチ円より巻
取スプール52の径を大きく形成し、ビニオン51と一
体的に回転する支軸53に嵌着されたばね54との摩擦
力により巻取スプール52を駆動するようにした装置が
開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この装置では巻取スプールに巻取られる印字
リボンのmが増えるに従い巻取スプールが1回転する際
に巻取スプールに巻取られる印字リボンが増大する構成
のため、ばね54と巻取スプール52との間に生ずるす
べり量も漸次増大するものであり、従って、一定量ずつ
巻取りを行うためにはばね54と巻取スプール52との
摩擦抵抗の設定及び調整が難しいという問題点があった
又、前記すべり量の増大は摩擦部分を構成する部品の寿
命や安定性の面で好ましくはなかった。
一方、一般的なインパクト型印字装置に採用されている
ような定量巻取型のリボン巻取機構をサーマル印字装置
に適用することも考えられるが、この場合、送り出され
くる印字リボンの量と巻取機構側での巻取間を完全に一
致させることは非常に困難であり、仮に設計上において
一致できたとしても印字時の発熱により印字リボンが伸
びたり、部品寸法の誤差により、印字ヘッドと巻取スプ
ールとの間の印字リボンのたるみが生じたり逆に過大な
テンションが加わる等して印字品質が低下する虞があっ
た。
(発明の目的) この発明は前記問題点を解消するためになされたもので
あって、その目的は印字リボンの伸びが生じたり、ある
いは部品寸法に誤差がある場合も印字ヘッドから送り出
された印字リボンを常に適正なテンションを付与した状
態で確実に巻取り、鮮明な印字を行うことができるサー
マル印字装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、この発明においては印字ヘ
ッドを有しプラテンに沿って移動可能なキャリッジと、
前記印字ヘッドによりプラテンに押圧され、前記キャリ
ッジの移動に伴って供給スプールより引出される印字リ
ボンと、その印字リボンを巻取る巻取スプールと、周側
面における回転移動]が前記キャリッジの移動量より大
となるように設定されるとともに前記周側面にて前記巻
取スプールに巻回される印字リボンに圧接され、且つそ
の巻取スプールとの相対的な接層移動が可能な′ffl
擦ローラと、そのIl1mIローラに動力を与える駆動
源と、前記摩擦ローラにかかる負荷に応じた伝達動力損
失を生ずる損失手段を伝達系の一部に有し、前記駆動源
の駆動力を前記摩11jO−ラに伝える駆動力伝達手段
とを設けている。
(作用) 前記の構成により、このサーマル印字装置においては、
キャリッジの印字方向への移動に伴って供給スプールよ
り引出されて印字ヘッドから送り出される印字リボンは
、前記キャリッジの移動に伴い周側面における回転移動
1がキャリッジの移動量より大となるように回転される
摩擦ローラの周側面に圧接されて従動的に回転する巻取
スプールに巻取られる。そして、摩擦ローラの周側面に
おける回転移動量がキャリッジの移動量より大のため巻
取スプールに巻回される印字リボンにはテンションが発
生し、摩擦ローうにもテンションに応じた負荷がかかる
。摩擦ローラに所定以上の負荷がかかると伝達系内で伝
達動力損失を生じて摩擦ローラへの動力伝達がほぼ一定
に保持され、巻取スプールに巻取られる印字″リボンに
過大なテンションが加わるのが防止される。従って、印
字ヘッドから送り出された印字リボンに沖びが生じたり
、部品寸法に誤差がある場合にも常に適正なテンション
を付与した状態で印字リボンを巻取スプールに確実に巻
取ることができ、印字品質を向上させることができる。
(実施例1) 以下、この発明を具体化した第一の実施例を第1〜3図
に従って詳細に説明する。
さて、第1図に示すように、この実施例における印字装
置のフレーム(図示しない)には横方向に延びるプラテ
ン1が配設され、その下方にはガイドロッド2がプラテ
ン1と平行に配設されている。このガイドロッド2には
ほぼ箱状をなすキャリッジ3がプラテン1に沿って移動
可能に支持され、図示しないキャリッジ駆動様構の駆動
により印字方向とリターン方向とに移動されるようにな
っている。キャリッジ3の後側部には2本のアーム4a
、4bを有する支持アーム4が支軸5により回動可能に
支持され、一方のアーム4aの先端にはサーマルヘッド
よりなる印字ヘッド6が突設され、他方のアーム4bに
はガイド支柱7が突設されている。又、他方のアーム4
bの中央下面にはアーム4bとほぼ直交しキャリッジ3
の前側へ延びる係合レバー8が固着されている。そして
、印字ヘッド駆動装置(図示しない)により支持アーム
4が駆動され、印字ヘッド6が第1図に示す印字位置と
第3図に示すリリース位置とに移動配置される。
前記フレームの左右両側部に突設されたボス部9.10
にはそれぞれ支軸11.12が支持され、その突出端に
歯付きプーリ13.14が回転自在に支持されている。
前記一方の歯付きプーリ13の下面とボス部9上面との
間には伝達動力損失手段としてのフェルト類の摩擦部材
15が介装されるとともに、歯付きプーリ13がばね1
6により摩擦部材15側へ押圧付勢されている。両歯付
きプーリ13,14間にはキャリッジ3を貫通して左右
に延びる状態で無端状の歯付きベルト17が巻掛けられ
ている。キャリッジ3上の前記歯付きベルと17の内側
位置には回転軸18がキャリッジ3の上壁を貫通して延
びる状態に配設され、その中間部には前記歯付きベルト
17と噛合するビニオン19が、上端には前記ビニオン
1つのピッチ円より僅かに大径の摩擦ローラ20がそれ
ぞれ回転輪18と一体回転可能に嵌着されている。そし
て、キャリッジ3の移動に伴い歯付きベルト17との噛
合を介してビニオン19がキャリッジの移動量と同じ量
回転されるとともに、摩擦ローラ20はその周側面にお
ける回転移動量が前記キャリッジの移動量より大となる
。又、摩擦ローラ20に前記歯付きプーリ13と摩擦部
材15との摩擦力よりも大きな負荷がかかる場合には、
歯付きプーリ13と摩擦部材15との間に滑りが生じて
ビニオン19に伝達される伝達動力損失を生じる。
キャリッジ3の前側部に配設された支軸21には支持レ
バー22が回動可能に支持され、その先端にはキャリッ
ジ3の土壁所定位置に装着されるリボンカセット23に
装備された巻取スプール24を回転自在に支持する巻取
スプール支持部材25が、キャリッジ3の土壁に形成さ
れた長孔26から上方へ突出する状態に固着されている
支持レバー22の先端よりには前記巻取スプール24を
前記摩擦ローラ20へ圧接する方向に付勢するばね27
が掛装されている。又、支持レバー22の基端には前記
係合レバー8と係合可能な係合レバー28が一体回動可
能に突設され、前記印字ヘッド6がリリース位置に移動
配置される際係合レバー8が係合レバー28と係合する
ことにより、係合レバー28と一体的に回動されて支持
レバー22が第1図の時計方向に回動され、巻取スプー
ル24は摩擦O−ラ20から離間する。
前記キャリッジ3上に装着されるリボンカセット23は
、印字ヘッド6と対応する部分が印字ヘッド6の通過を
許容するように切り欠かれている。
リボンカセット23には未使用状態の印字リボン29が
巻回された供給スプール30が所定位置に回転自在に配
置され、使用済みの印字リボン2つを巻取る巻取スプー
ル24は回転自在かつ前記長孔26と対応して形成され
た長孔31に沿って移動可能に配設されている。リボン
カセット23の後側には、印字リボン29を前記プラテ
ン1と印字ヘッド6との間を走行可能に案内するガイド
ピン32が、第3図に示すリボンカセット脱着状態にお
いて両ガイドビン32間を走行する印字リボン29が印
字ヘッド6と接触しない位置に突設されている。又、リ
ボンカセット23の前側部には支柱33が配設され、そ
の支柱33には前記巻取スプール24をa!擦ローラ2
0から離間する方向に付勢する線ばね34が巻装されて
いる。
次に前記のように構成されたサーマル印字装置の作用を
説明する。
さて、第1図は印字状態を示すものであって、この状態
においては印字ヘッド6が印字リボン、 29をプラテ
ン1上の印字用紙(図示しない)に押圧付勢する印字位
置に配Hぎれ、巻取スプール24はIIJ擦ローラ20
に圧接される巻取位置に配置されている。この状態でキ
ャリッジ3が印字方向(第1図の右方)へ移動されると
、印字ヘッド6に押圧されることにより生ずる印字用紙
との間の摩擦力により印字リボン29が供給スプール3
oからキャリッジ3の移動量と同じたけ引出される。
一方、キャリッジ3の移動に伴い回転軸18がキャリッ
ジ3と一体的に第1図の右方へ移動される。ビニオン1
9が歯付きベルト17の歯部17aと噛合し且つ歯付き
プーリ13が摩擦部材15に圧接されているため、歯付
きベルト17が所定位置に保持されビニオン19が第1
図の時計方向に回転される。これにより回転軸18に嵌
着された摩擦ローラ20も同方向に回転され、I!i!
!擦ローラクローラ20れた巻取スプール24が同図の
反時計方向に回転されて使用済みの印字リボン29が巻
取られる。摩擦ローラ20の直径がビニオン19のピッ
チ円の直径より僅かに大きく形成されているため、摩擦
ローラ20の周側面における回転移動量が前記キャリッ
ジ3の移動1より僅かに大となり、印字ヘッド6と巻取
スプール24との間の印字リボン29にはテンションが
発生する。
そして印字リボン29を介して巻取スプール24に圧接
されている摩擦ローラ20にもテンションに対応した負
荷が加わる。前記摩擦ローラ20に所定の値すなわち歯
付きプーリ13と摩擦部材15との摩擦力より大きな負
荷が生じると、キャリッジ3が第1図の右方に移動する
とき歯付きプーリ13と摩擦部材15との間に滑りが生
じ、ビニオン19が時計方向に回動されずに歯付きベル
ト17が第1図の矢印P方向に移動される。通常の印字
状態では摩擦ローラ2o及び巻取スプール24の作用に
より巻取られる印字リボン29の巻取口はキャリッジ3
の移動量より僅かに大であるため常にテンションのかか
った状態にあり、前記巻取口と移動量の差に相当する量
だけ歯付きベルト17が矢印P方向に移動される。そし
て、前記差は巻取スプール24に巻取られた印字リボン
29の巻径に拘らず常に僅かな量であり且つ略−定であ
るため、摩擦部材15の設定及び調整が容易であるとと
もに長期に亘り安定した動作が得られる。
従って、印字ヘッド6から送り出された印字リボン2つ
が印字ヘッド6の熱による影響を受ける等の原因で伸び
た場合は巻取スプール24に巻取られる印字リボン29
の量が増大することにより印字リボン29に弛みが生じ
ることはなく、反対に部品の製作誤差あるいは印字リボ
ンに縮みが生じることにより印字リボン29に過大なテ
ンションが発生する可能性がある場合には、前記のよう
に歯付きプーリ13とrfJ擦部材15との間の滑りに
より、摩擦ローラ20に伝達される動力が損失し、印字
リボン29には常に一定のテンションが加わる。
1行分の印字動作が終了して印字ヘッド駆動装置(図示
しない)が駆動すると、支持アーム4が第1図の反時計
方向に回動されて印字ヘッド6が第1図に示す印字位置
から第3図に示すリリース位置まで移動される。支持ア
ーム4の回動に伴い係合レバー8が支持レバー22の係
合レバー28と係合し、支持レバー22が時計方向に回
動されて巻取スプール24と摩擦ローラ20との圧接状
態が解除される。印字ヘッド6が印字位置からリリース
位置まで移動される際に印字リボン29の巻取が行われ
ない場合には、供給スプール30からガイドビン32を
経て巻取スプール24に至る印字リボン29は第3図に
示す状態とはならず、両ガイドビン32の間において弛
みが生じる。この弛みを吸収するため、印字終了後印字
ヘッド6がリリース位置へ移動される際、支持アーム4
と一体に回動する係合レバー8は支持アーム4の回動と
同時に直ちに巻取スプール支持部材25の係合レバー2
8と係合するのではなく、印字ヘッド6の半リリース状
態の途中から係合レバー28と係合して巻取スプール支
持部材25を回動させ、巻取スプール24と摩擦ローラ
2oとの係合を解除する。印字ヘッド6の半リリース状
態においてキャリッジ3がさらに印字方向へ移動される
ことにより巻取スプール24が摩擦ローラ20との摩擦
により回転され、両ガイドビン32間に生じる印字リボ
ン29の弛みを解消するだけ回転される。
そして、その後巻取スプール24が摩擦ローラ20から
離れることにより、印字ヘッド6がリリース位置に移動
された際には第3図に示す状態となる。
この状態でキャリッジ3が右方ヘスペース移動されたり
、左方の印字開始位置までソターンされたりする。又、
リボンカセット23に収容された巻取スプール24は線
ばね34により第3図に示すII!擦ローラ20に対す
るリリース位置側へ付勢されているため、印字ヘッド6
がリリース状態に配置された第3図に示す状態において
はキャリッジ3に対するリボンカセット23の脱着が円
滑に行われる。
第3図に示す状態から印字ヘッド6を再び第1図に示す
印字位置に配置するため、印字ヘッド駆動装置が駆動さ
れると支持アーム4が第3図の時計方向に回動されると
ともに、支持レバー22がばね27の付勢力により反時
計方向に回動される。
そして、印字ヘッド6がガイドビン32間において印字
リボン29に接触した後ざらに回動を続けると、印字リ
ボン29にテンションが加わり、印字ヘッド6の回動に
伴い供給スプール30から印字リボン29が引出され、
印字ヘッド6の印字位置への移動が完了した時点では第
1図に示す状態となる。
(実施例2) 次にこの発明を具体化した第二の実施例を第4〜6図に
従って説明する。
この実施例の装置においては、巻取スプール24がリボ
ンカセット脱着時以外は常に摩擦ローラ20に圧接され
ている点と、歯付きベルト17と噛合するビニオンが印
字ヘッド6の印字位置及びリリース位置間の移動に伴い
歯付きベルト17に対する噛合位置とリリース位置とに
移動される点と、リボンカセット23をキャリッジ3に
装着する巻取スプール24を手動操作によりリリース状
態にする点とが前記実施例と大きく異なっている。以下
、前記実施例と異なる構成についてのみ説明し、同一部
分は同一符号を付して説明を省略する。
キャリッジ3上の前記歯付きベルト17の内側位置に配
設された回転軸35には、rfl擦ローラ20とeta
ローラ20より若干小径のギヤ36とがそれぞれ一体回
転可能に嵌着されるとともに、その中間部には支持レバ
ー37が回動可能に支持されている。支持レバー37に
突設された支軸38には歯付きベルト17と噛合可能な
ビニオン39が前記ギヤ36と常に噛合する状態で回転
可能に支持されている。支持レバー37はその先端に掛
装されたばね40により、ビニオン39が歯付きベルト
17と噛合する方向に付勢されるとともに、支持アーム
4の一方のアーム4aの先端に突設された係合レバー8
と係合可能となっている。
又、巻取スプール支持部材25が先端に突設されたリリ
ースレバー41はその基端がキャリッジ3の前側外方に
突出され、手動操作により巻取スプール支持部材25上
に装着された巻取スプール24をリリース位置に配置可
能となっている。
さて、この実施例の装置では、印字状態においては第4
図に示すようにビニオン39が歯付きベルト17と噛合
しており、キャリッジ3が印字方向に移動するとビニオ
ン39が第4図の反時計方向に回転するとともにギヤ3
6を介して摩[0−520が時計方向に回転する。そし
て、摩擦ローラ20に圧接された巻取スプール24が反
時計方向に回転され、前記実施例と同様に使用済みの印
字リボン29を巻取る。
1行分の印字が終了した後印字ヘッド駆動装置が駆動さ
れると、支持アーム4が第4図の反時計方向に回動され
、その回動途中において係合レバ−8が支持レバー37
と係合する。そして、その状態からさらに支持アーム4
が反時計方向に回動すると、支持レバー37が回転軸3
5とともに第4図の反時計方向に回動され、ビニオン3
9と歯付きベルト17との噛合が解除されて第6図に示
す待機状態となる。なお、この実施例の装置においても
印字終了後印字ヘッド6がリリース位置に移動される際
に、印字リボン29の巻取が行われない場合には供給ス
プール30から巻取スプール24間にある印字リボン2
9に弛みが生じるので、前記実施例と同様印字ヘッド6
の移動完了前にキャリッジ3がさらに印字方向へ移動さ
れ、巻取スプール24に印字リボン29が巻取られる。
従って、印字ヘッド6がリリース位置に配置された状態
では第6図に示すように、供給スプール30から巻取ス
プール24に至る印字リボン29には弛みが生じない。
又、巻取スプール24はリボンカセット23がキャリッ
ジ3に装着されない状態においては、線ばね34の付勢
力により常に第6図に鎖線で示すように摩擦ローラ20
から離間したリリース位置に配置されているため、リボ
ンカセット23をキャリッジ3に装着するときには第6
図に鎖線で示すようにリリースレバー41を手動操作に
よりリリース位置に回動配置し、この状態でリボンカセ
ット23をキャリッジ3に装着する。リボンカセット2
3の装着後リリースレバー41を離すと、リリースレバ
ー41がばね27の付勢力により第6図に実線で示すよ
うに、巻取スプール24は摩擦ローラ2oの外周面に圧
接される。
なお、この発明は前記両実施例に限定されるものではな
く、例えば、摩擦ローラに動力を与える駆動源として移
動可能な歯付きベルト17にかえて固定のラックを使用
し、ラックと噛合して回転されるビニオンと摩擦ローラ
20との間に*mローラにかかる負荷に応じた伝達動力
損失を生ずる損失手段としての摩擦部材を設けるなどこ
の発明の趣旨を逸脱しない範囲において各部の形状、構
成等を任意に変更することも可能である。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によればキャリッジの移
動に伴って印字ヘッドから送り出された印字リボンが印
字パターンや環境温度の変化によって伸び縮みを生じた
り、部品寸法の誤差があっても常に適正なテンションを
与えながら送り出された凸に等しいmのリボンを巻取る
ことができるため、常に安定した印字リボンの走行がで
き、鮮明な印字を行うことができるとともに摩擦ローラ
を介して巻取スプールが回動されるため、負荷調整が容
易で部品寿命も長くなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明を具体化した第一の実施例を示す
ものであって、第1図は印字装置の要部平断面図、第2
図は第1図のA−A線断面図、第3図は印字ヘッドがリ
リース位置に配置された状態を示す平断面図、第4〜6
図は第二の実施例を示すものであって、第4図は印字装
置の要部平断面図、第5図は第4図のB−B線の断面図
、第6図は印字ヘッドがリリース位置に配置された状態
を示す平断面図、第7図は従来装置を示す断面図である
。 図において、1はプラテン、3はキャリッジ、6は印字
ヘッド、15は伝達動力損失手段としての摩擦部材、1
7は駆動源としての歯付きベルト、20は摩擦ローラ、
24は巻取スプール、30は供給スプール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、印字ヘッド(6)を有し、プラテン(1)に沿つて
    移動可能なキャリッジ(3)と、 前記印字ヘッド(6)によりプラテン(1)に押圧され
    、前記キャリッジ(3)の移動に伴つて供給スプール(
    30)より引出される印字リボン(29)と、 その印字リボン(29)を巻取る巻取スプール(24)
    と、 周側面における回転移動量が前記キャリッジ(3)の移
    動量より大となるように設定されるとともに前記周側面
    にて前記巻取スプール(24)に巻回される印字リボン
    (29)に圧接され、且つその巻取スプール(24)と
    の相対的な接離移動が可能な摩擦ローラ(20)と、 その摩擦ローラ(20)に動力を与える駆動源前記摩擦
    ローラ(20)にかかる負荷に応じた伝達動力損失を生
    ずる損失手段(15)を伝達系の一部に有し、前記駆動
    源の駆動力を前記摩擦ローラ(20)に伝える駆動力伝
    達手段と を備えることを特徴とするサーマル印字装置。
JP26819586A 1986-11-11 1986-11-11 サ−マル印字装置 Pending JPS63120676A (ja)

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