JPS6312054B2 - - Google Patents
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- JPS6312054B2 JPS6312054B2 JP3809480A JP3809480A JPS6312054B2 JP S6312054 B2 JPS6312054 B2 JP S6312054B2 JP 3809480 A JP3809480 A JP 3809480A JP 3809480 A JP3809480 A JP 3809480A JP S6312054 B2 JPS6312054 B2 JP S6312054B2
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明はアニリン類のアルキル化方法に関する
ものである。 下記一般式〔〕 (式中、Xは水素原子又は低級アルコキシ基を
示す)で表わされる化合物は例えば、ポリエステ
ル繊維を染色するために使用するモノアゾ染料を
合成するためのカツプリング成分として知られて
いる。このカツプリング成分の製造法として、例
えば、下記一般式〔〕 (式中、Xは前示一般式〔〕と同じ意味を示
す)で表されるアニリン類をジエチル硫酸にてア
ルキル化する方法が考えられる。この反応はアル
カリ性で進行するが、反応の進行に伴ないジエチ
ル硫酸が酸性硫酸エステルとなるため反応系内の
PHが低下する。そこで、脱酸剤を生成する酸性硫
酸エステルに対してほぼ理論量を反応系内に添加
して反応を行なうが、例えば、脱酸剤として炭酸
ソーダを使用する場合には、多量に添加する必要
があるので反応混合物は濃厚なスラリーとなつて
撹拌が均一にできず、工業的には採用することが
難しい。また苛性ソーダ又は苛性カリを脱酸剤と
して使用する場合には、反応混合物の撹拌は良好
に行なわれるが、通常のように所定量を仕込んで
おいて反応を行うとジエチル硫酸の加水分解が起
り、アルキル化反応に関与するジエチル硫酸量が
低下し、高収率で目的生成物を得ることができな
い。 本発明者等は上記実情に鑑み、前示一般式
〔〕のアニリン類をアルキル化する際にジエチ
ル硫酸の分解を抑え、高収率で目的生成物を得る
方法につき種々検討した結果、脱酸剤として苛性
ソーダ又は苛性カリのような苛性アルカリを使用
し、ある特定の方法で反応系内に添加することに
より、この目的が達成されることを見い出し本発
明を完成した。 すなわち、本発明の要旨は、下記一般式〔〕 (式中、Xは水素原子又は低級アルコキシ基を
示す)で表わされるアニリン類を水溶媒中で脱酸
剤の存在下、ジエチル硫酸と反応させて下記一般
式〔〕 (式中、Xは前示一般式〔〕と同じ意味を示
す)で表わされる化合物を製造する方法におい
て、脱酸剤として苛性アルカリを使用し、且つ、
反応系中のPHを8.5〜13の範囲に保持するように
苛性アルカリ水溶液を反応系内に添加しながら反
応を行なうことを特徴とするアニリン類のアルキ
ル化方法に存する。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明で対象となるアニリン類は前示一般式
〔〕で表わされる化合物であり、具体的には例
えば、m―アセチルアミノアニリン、2―メトキ
シ―5―アセチルアミノアニリン、2―エトキシ
―5―アセチルアミノアニリン、2―プロポキシ
―5―アセチルアミノアニリンなどが挙げられ
る。 上記アニリン類をジエチル硫酸とを反応させる
が、両者の使用割合は通常、アニリン類1モルに
対してジエチル硫酸が2.0〜3.0モル、好ましくは
2.2〜2.6モルである。この反応は水溶媒中にて実
施されるが、溶媒量は通常、原料アニリン類に対
して1.5〜10重量倍、好ましくは2.5〜7重量倍で
ある。溶媒量があまり少ないと反応混合物の撹拌
を良好に行なうことができず、また、あまり多い
と反応収率が低下するので好ましくない。 本発明では上記アルキル化反応の脱酸剤として
苛性アルカリを使用するが、その添加量は通常、
上記アルキル化反応の際に使用するジエチル硫酸
1モルに対して約1モルであり、苛性アルカリの
添加量が少なすぎると反応系内をアルカリ性に保
つことができず反応が良好に進行しない。 苛性アルカリの添加方法は反応系内のPHが8.5
〜13、好ましくは9〜12の範囲に保持されるよう
に順次、添加される。反応系内のPHが前記範囲よ
り低くなるとアルキル化反応が良好に進行せず、
また、高くなるとジエチル硫酸の加水分解が大き
くなるので好ましくない。苛性アルカリは通常、
水溶液として使用されるが、反応系内の溶媒量が
あまり増大しないように、例えば、20〜47重量%
の高濃度水溶液が使用される。 アルキル化反応の温度は通常、20〜80℃、好ま
しくは30〜50℃であり、反応時間は2〜10時間程
度である。 本発明を実施する場合は、通常、撹拌機及び加
熱用ジヤケツトを備えた反応器中に、原料アニリ
ン類と水溶媒とを仕込み、所定温度に加温したの
ち、ジエチル硫酸と苛性アルカリ水溶液とを反応
系のPHを見ながら滴下することにより実施され
る。苛性アルカリ水溶液の滴下は反応系のPHが本
発明の範囲内であれば連続的でも間けつ的でもよ
い。また、ジエチル硫酸は滴下後、徐々に反応を
起すので、苛性アルカリはジエチル硫酸の添加後
も滴下を続ける必要がある。この場合でも、反応
終了後の溶媒量は上述した範囲に入ることが望ま
しい。 反応終了後の混合物は、水溶媒中に前示一般式
〔〕の化合物が分散しており、通常、この混合
物は引き続きモノアゾ染料を合成するためのカツ
プリング工程へ送られる。 以上、本発明によれば、ジエチル硫酸の加水分
解は著しく少なく、また、反応混合物の撹拌も容
易に行なうことができ、極めて良好なアルキル化
反応が期待できる。 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。 実施例 1 撹拌機、加熱装置及びPH測定器を設置した2000
ml反応器に、2―メトキシ―5―アセチルアミノ
アニリン150g及び水450gを仕込み、これにジエ
チル硫酸334gを2時間かけて滴下し、一方、
47wt%苛性ソーダ水溶液をジエチル硫酸の添加
時点より反応混合物のPHが10〜12の範囲に保持さ
れるように滴下し、40℃の温度で6時間反応を行
なつた。なお、滴下した苛性ソーダ水溶液の合計
量は184gであつた。 反応終了後、生成したアルキル化物の2―メト
キシ―5―アセチルアミノアニリンに対する収率
を測定したところ第1表に示す結果を得た。 比較例 1 実施例1において、苛性ソーダ水溶液184gを
反応初期より反応器中に仕込み、同様な方法で同
じ時間反応を行ない、アルキル化物の収率を測定
したところ第1表に示す結果を得た。
ものである。 下記一般式〔〕 (式中、Xは水素原子又は低級アルコキシ基を
示す)で表わされる化合物は例えば、ポリエステ
ル繊維を染色するために使用するモノアゾ染料を
合成するためのカツプリング成分として知られて
いる。このカツプリング成分の製造法として、例
えば、下記一般式〔〕 (式中、Xは前示一般式〔〕と同じ意味を示
す)で表されるアニリン類をジエチル硫酸にてア
ルキル化する方法が考えられる。この反応はアル
カリ性で進行するが、反応の進行に伴ないジエチ
ル硫酸が酸性硫酸エステルとなるため反応系内の
PHが低下する。そこで、脱酸剤を生成する酸性硫
酸エステルに対してほぼ理論量を反応系内に添加
して反応を行なうが、例えば、脱酸剤として炭酸
ソーダを使用する場合には、多量に添加する必要
があるので反応混合物は濃厚なスラリーとなつて
撹拌が均一にできず、工業的には採用することが
難しい。また苛性ソーダ又は苛性カリを脱酸剤と
して使用する場合には、反応混合物の撹拌は良好
に行なわれるが、通常のように所定量を仕込んで
おいて反応を行うとジエチル硫酸の加水分解が起
り、アルキル化反応に関与するジエチル硫酸量が
低下し、高収率で目的生成物を得ることができな
い。 本発明者等は上記実情に鑑み、前示一般式
〔〕のアニリン類をアルキル化する際にジエチ
ル硫酸の分解を抑え、高収率で目的生成物を得る
方法につき種々検討した結果、脱酸剤として苛性
ソーダ又は苛性カリのような苛性アルカリを使用
し、ある特定の方法で反応系内に添加することに
より、この目的が達成されることを見い出し本発
明を完成した。 すなわち、本発明の要旨は、下記一般式〔〕 (式中、Xは水素原子又は低級アルコキシ基を
示す)で表わされるアニリン類を水溶媒中で脱酸
剤の存在下、ジエチル硫酸と反応させて下記一般
式〔〕 (式中、Xは前示一般式〔〕と同じ意味を示
す)で表わされる化合物を製造する方法におい
て、脱酸剤として苛性アルカリを使用し、且つ、
反応系中のPHを8.5〜13の範囲に保持するように
苛性アルカリ水溶液を反応系内に添加しながら反
応を行なうことを特徴とするアニリン類のアルキ
ル化方法に存する。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明で対象となるアニリン類は前示一般式
〔〕で表わされる化合物であり、具体的には例
えば、m―アセチルアミノアニリン、2―メトキ
シ―5―アセチルアミノアニリン、2―エトキシ
―5―アセチルアミノアニリン、2―プロポキシ
―5―アセチルアミノアニリンなどが挙げられ
る。 上記アニリン類をジエチル硫酸とを反応させる
が、両者の使用割合は通常、アニリン類1モルに
対してジエチル硫酸が2.0〜3.0モル、好ましくは
2.2〜2.6モルである。この反応は水溶媒中にて実
施されるが、溶媒量は通常、原料アニリン類に対
して1.5〜10重量倍、好ましくは2.5〜7重量倍で
ある。溶媒量があまり少ないと反応混合物の撹拌
を良好に行なうことができず、また、あまり多い
と反応収率が低下するので好ましくない。 本発明では上記アルキル化反応の脱酸剤として
苛性アルカリを使用するが、その添加量は通常、
上記アルキル化反応の際に使用するジエチル硫酸
1モルに対して約1モルであり、苛性アルカリの
添加量が少なすぎると反応系内をアルカリ性に保
つことができず反応が良好に進行しない。 苛性アルカリの添加方法は反応系内のPHが8.5
〜13、好ましくは9〜12の範囲に保持されるよう
に順次、添加される。反応系内のPHが前記範囲よ
り低くなるとアルキル化反応が良好に進行せず、
また、高くなるとジエチル硫酸の加水分解が大き
くなるので好ましくない。苛性アルカリは通常、
水溶液として使用されるが、反応系内の溶媒量が
あまり増大しないように、例えば、20〜47重量%
の高濃度水溶液が使用される。 アルキル化反応の温度は通常、20〜80℃、好ま
しくは30〜50℃であり、反応時間は2〜10時間程
度である。 本発明を実施する場合は、通常、撹拌機及び加
熱用ジヤケツトを備えた反応器中に、原料アニリ
ン類と水溶媒とを仕込み、所定温度に加温したの
ち、ジエチル硫酸と苛性アルカリ水溶液とを反応
系のPHを見ながら滴下することにより実施され
る。苛性アルカリ水溶液の滴下は反応系のPHが本
発明の範囲内であれば連続的でも間けつ的でもよ
い。また、ジエチル硫酸は滴下後、徐々に反応を
起すので、苛性アルカリはジエチル硫酸の添加後
も滴下を続ける必要がある。この場合でも、反応
終了後の溶媒量は上述した範囲に入ることが望ま
しい。 反応終了後の混合物は、水溶媒中に前示一般式
〔〕の化合物が分散しており、通常、この混合
物は引き続きモノアゾ染料を合成するためのカツ
プリング工程へ送られる。 以上、本発明によれば、ジエチル硫酸の加水分
解は著しく少なく、また、反応混合物の撹拌も容
易に行なうことができ、極めて良好なアルキル化
反応が期待できる。 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。 実施例 1 撹拌機、加熱装置及びPH測定器を設置した2000
ml反応器に、2―メトキシ―5―アセチルアミノ
アニリン150g及び水450gを仕込み、これにジエ
チル硫酸334gを2時間かけて滴下し、一方、
47wt%苛性ソーダ水溶液をジエチル硫酸の添加
時点より反応混合物のPHが10〜12の範囲に保持さ
れるように滴下し、40℃の温度で6時間反応を行
なつた。なお、滴下した苛性ソーダ水溶液の合計
量は184gであつた。 反応終了後、生成したアルキル化物の2―メト
キシ―5―アセチルアミノアニリンに対する収率
を測定したところ第1表に示す結果を得た。 比較例 1 実施例1において、苛性ソーダ水溶液184gを
反応初期より反応器中に仕込み、同様な方法で同
じ時間反応を行ない、アルキル化物の収率を測定
したところ第1表に示す結果を得た。
【表】
実施例 2
実施例1と同じ反応器に、m―アセチルアミノ
アニリン150g及び水450gを仕込み、これにジエ
チル硫酸370gを2時間かけて滴下し、一方、
47wt%苛性ソーダ水溶液をジエチル硫酸の添加
時点より反応混合物のPHが10〜12の範囲に保持さ
れるように滴下し、40℃の温度で6時間反応を行
なつた。なお、滴下した苛性ソーダ水溶液の合計
量は200gであつた。 反応終了後、アルキル化物の収率を測定したと
ころ第2表に示す結果を得た。 比較例 2 実施例2において、苛性ソーダ水溶液200gを
反応初期より反応器中に仕込み、同様な方法で同
時間反応を行ない、収率を測定したところ第2表
に示す結果を得た。
アニリン150g及び水450gを仕込み、これにジエ
チル硫酸370gを2時間かけて滴下し、一方、
47wt%苛性ソーダ水溶液をジエチル硫酸の添加
時点より反応混合物のPHが10〜12の範囲に保持さ
れるように滴下し、40℃の温度で6時間反応を行
なつた。なお、滴下した苛性ソーダ水溶液の合計
量は200gであつた。 反応終了後、アルキル化物の収率を測定したと
ころ第2表に示す結果を得た。 比較例 2 実施例2において、苛性ソーダ水溶液200gを
反応初期より反応器中に仕込み、同様な方法で同
時間反応を行ない、収率を測定したところ第2表
に示す結果を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式〔〕 (式中、Xは水素原子又は低級アルコキシ基を
示す)で表わされるアニリン類を水溶媒中で脱酸
剤の存在下、ジエチル硫酸と反応させて下記一般
式〔〕 (式中、Xは前示一般式〔〕と同じ意味を示
す)で表わされる化合物を製造する方法におい
て、脱酸剤として苛性アルカリを使用し、且つ反
応系中のPHを8.5〜13の範囲に保持するように苛
性アルカリ水溶液を反応系内に添加しながら反応
を行なうことを特徴とするアニリン類のアルキル
化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3809480A JPS56135451A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Alkylating method of aniline |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3809480A JPS56135451A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Alkylating method of aniline |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56135451A JPS56135451A (en) | 1981-10-22 |
JPS6312054B2 true JPS6312054B2 (ja) | 1988-03-17 |
Family
ID=12515879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3809480A Granted JPS56135451A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Alkylating method of aniline |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56135451A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103058881B (zh) * | 2013-01-30 | 2015-06-03 | 浙江迪邦化工有限公司 | 一种染料偶合组分的合成方法 |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP3809480A patent/JPS56135451A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56135451A (en) | 1981-10-22 |
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