JPS63119642A - 魚釣用リ−ルのドラグ力測定装置 - Google Patents
魚釣用リ−ルのドラグ力測定装置Info
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- JPS63119642A JPS63119642A JP26527486A JP26527486A JPS63119642A JP S63119642 A JPS63119642 A JP S63119642A JP 26527486 A JP26527486 A JP 26527486A JP 26527486 A JP26527486 A JP 26527486A JP S63119642 A JPS63119642 A JP S63119642A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、魚釣用リールのドラグ力測定装置に係り、更
に詳しくはドラグ装置で設定された実際のドラグ力を正
確に計測表示できるようにした魚釣用リールのドラグ力
測定装置に関する。
に詳しくはドラグ装置で設定された実際のドラグ力を正
確に計測表示できるようにした魚釣用リールのドラグ力
測定装置に関する。
両軸受リール、スピニングリール、その他の魚釣用リー
ルには、一般に魚の強い引きや激しい反転等によって糸
が切断されるのを防止するためのドラグ装置が装備され
ており、実開昭48−50592号公報において知られ
ている。
ルには、一般に魚の強い引きや激しい反転等によって糸
が切断されるのを防止するためのドラグ装置が装備され
ており、実開昭48−50592号公報において知られ
ている。
この種のドラグ装置は、一般にスプール軸とスプール間
摩擦結合するもので、具体的にはドラグノブを左右に回
転操作してドラグランシャ群に対する締付力を加減する
ことにより、スプールの糸繰出方向への回転トルク、即
ちドラグカ(釣糸引出力)をスプールに巻いた釣糸の強
さに応じて調整するものである。
摩擦結合するもので、具体的にはドラグノブを左右に回
転操作してドラグランシャ群に対する締付力を加減する
ことにより、スプールの糸繰出方向への回転トルク、即
ちドラグカ(釣糸引出力)をスプールに巻いた釣糸の強
さに応じて調整するものである。
上記のような従来の魚釣用リールのドラグ装置では、そ
のドラグカ調整ノブに指示部を、スプール又はリールボ
ディに表示目盛を夫々形成し、ノブの指示部を表示目盛
に合わせることによりドラグ力を表示するようになって
いるが、これは単にドラグワッシャ群に対するばね部材
の押圧力をノブの回動量として表示するのみで実際のド
ラグ力を表示するものではなく、ドラグカの目安を表し
ているに過ぎない。従って、実際にどの程度のドラグカ
に設定されたのかを知ることができない。
のドラグカ調整ノブに指示部を、スプール又はリールボ
ディに表示目盛を夫々形成し、ノブの指示部を表示目盛
に合わせることによりドラグ力を表示するようになって
いるが、これは単にドラグワッシャ群に対するばね部材
の押圧力をノブの回動量として表示するのみで実際のド
ラグ力を表示するものではなく、ドラグカの目安を表し
ているに過ぎない。従って、実際にどの程度のドラグカ
に設定されたのかを知ることができない。
特に、ドラグワッシャが摩耗したり、或いはばね部材の
疲労等によりばね力が低下したりすると、ノブが指示す
る目盛数値とドラグカとの関係が変化してしまい、希望
するドラグ力を正確に設定するのは不可能に等しい。ま
しでは、釣人がスプールに巻かれた釣糸を引き出した時
の引出力を感覚的に感知してドラグカの設定を行なって
いるため、ドラグカ設定にばらつきがあり、その結果、
初心者等にあっては釣糸の強さ以上のドラグカで締め付
ける場合が多々あり、的中に糸が切断してしまう等のト
ラブルが多発する問題があった。
疲労等によりばね力が低下したりすると、ノブが指示す
る目盛数値とドラグカとの関係が変化してしまい、希望
するドラグ力を正確に設定するのは不可能に等しい。ま
しでは、釣人がスプールに巻かれた釣糸を引き出した時
の引出力を感覚的に感知してドラグカの設定を行なって
いるため、ドラグカ設定にばらつきがあり、その結果、
初心者等にあっては釣糸の強さ以上のドラグカで締め付
ける場合が多々あり、的中に糸が切断してしまう等のト
ラブルが多発する問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、ドラグ装置調節時の実質的なドラグ力をドラグ装置の
つまみを利用して計測を可能にし、使用糸及び釣条件に
適合したドラグカの設定を簡便になし得るようにした魚
釣用リールのドラグ力測定装置を提供することを目的と
する。
、ドラグ装置調節時の実質的なドラグ力をドラグ装置の
つまみを利用して計測を可能にし、使用糸及び釣条件に
適合したドラグカの設定を簡便になし得るようにした魚
釣用リールのドラグ力測定装置を提供することを目的と
する。
本発明に係る魚釣用リールのドラグ力測定装置は、リー
ル本体に支持されたスプールにドラグ力を付与するドラ
グ装置を備えた魚釣用リールにおいて、上記ドラグ装置
の摩擦結合部を締め付けてドラグ力を調節する押圧部材
にドラグ力調節を兼ねたドラグ力計測用のつまみを相対
回転可能に取り付け、このつまみと上記押圧部材間を、
上記押圧部材の締付トルクに応じた回転トルクを生じさ
せるばね部材により連結すると共に、上記つまみの回転
トルクに応じた回動角をドラグ力として換算指示する表
示部を設けたものである。
ル本体に支持されたスプールにドラグ力を付与するドラ
グ装置を備えた魚釣用リールにおいて、上記ドラグ装置
の摩擦結合部を締め付けてドラグ力を調節する押圧部材
にドラグ力調節を兼ねたドラグ力計測用のつまみを相対
回転可能に取り付け、このつまみと上記押圧部材間を、
上記押圧部材の締付トルクに応じた回転トルクを生じさ
せるばね部材により連結すると共に、上記つまみの回転
トルクに応じた回動角をドラグ力として換算指示する表
示部を設けたものである。
本発明においては、ドラグ力調節兼計測用のつまみを押
圧部材の締付は方向に回転操作すると、計測用ばね部材
が弾性変形してつまみに押圧部材の締付トルクに応じた
回転トルクが発生し、この回転トルクが押圧部材の締付
トルク以上になると、押圧部材がつまみと一体的につれ
回りし始める。
圧部材の締付は方向に回転操作すると、計測用ばね部材
が弾性変形してつまみに押圧部材の締付トルクに応じた
回転トルクが発生し、この回転トルクが押圧部材の締付
トルク以上になると、押圧部材がつまみと一体的につれ
回りし始める。
従って、この時のつまみの回動角をドラグカ表示部に指
示することでドラグ装置の設定ドラグ力を計測可能にし
、且つドラグカの調節を同一のつまみで可能にする。
示することでドラグ装置の設定ドラグ力を計測可能にし
、且つドラグカの調節を同一のつまみで可能にする。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図及び第2図は本発明に係るドラグ力測定装置をス
ピニングリールに適用した場合の第1の実施例を示すも
のである。
ピニングリールに適用した場合の第1の実施例を示すも
のである。
第1図において、1は取付脚2を有するリール本体、3
はリール本体1の前部に支持軸4により回転可能に取り
付けた周知のロータ、5はロータ3にアームレバー6を
介して取り付けたベール、7はリール本体1に取り付け
たハンドルであり、このハンドル7と上記ロータ3の支
持軸4間はリール本体1に内蔵した周知のギア列機構8
により連結され、ハンドル7を回すことによりロータ3
及びベール5を糸取り方向に回転できるようになってい
る。9は上記リール本体1に上記ロータ3の支持軸4と
同心にして回転不能に且つ軸方向に往復動可能に支持さ
れたスプール軸で、このスプール軸9のロータ3側の突
出軸9aには、釣糸10を巻回するスプール11が取り
付けられている。
はリール本体1の前部に支持軸4により回転可能に取り
付けた周知のロータ、5はロータ3にアームレバー6を
介して取り付けたベール、7はリール本体1に取り付け
たハンドルであり、このハンドル7と上記ロータ3の支
持軸4間はリール本体1に内蔵した周知のギア列機構8
により連結され、ハンドル7を回すことによりロータ3
及びベール5を糸取り方向に回転できるようになってい
る。9は上記リール本体1に上記ロータ3の支持軸4と
同心にして回転不能に且つ軸方向に往復動可能に支持さ
れたスプール軸で、このスプール軸9のロータ3側の突
出軸9aには、釣糸10を巻回するスプール11が取り
付けられている。
上記スプール11は、その中心軸穴11a内に突出軸部
9aを挿通することでスプール軸9と同心になっており
、′そして、突出軸部9aに固着した受部12によりロ
ータ3方向への移動が規制されていると共に、スプール
11の前面側スプール軸挿通部分には、スプール11に
ドラグ力を付与するドラグ装置13が設けられている。
9aを挿通することでスプール軸9と同心になっており
、′そして、突出軸部9aに固着した受部12によりロ
ータ3方向への移動が規制されていると共に、スプール
11の前面側スプール軸挿通部分には、スプール11に
ドラグ力を付与するドラグ装置13が設けられている。
上記ドラグ装置13は、スプール11の前面側に中心軸
穴11aと同心に形成した円筒穴11b内にあって、そ
の内周面と相対回転不能に結合され、且つスプール軸9
の外周に相対回転可能に嵌合する第1ドラグワツシヤ1
4と、スプール軸9の外周に相対回転不能に嵌合され円
筒穴11bの内周とはフリ状態にある複数の第2ドラグ
ワツシヤ15と、上記第1及び第2ドラグワソシャ14
と15間、及び第2ドラグワツシヤ15と円筒穴11b
の底面間にそれぞれ介在した複数のライニングワッシャ
16と、円筒穴11bの開口端側第2ドラグワツシヤ1
5に重ね合わせた受はワッシャ17を備え、これら積層
ワッシャ群は円筒穴11bの開口内周に係合したスナッ
プリング18により抜は出ないよう保持されていると共
に、円筒穴11bから外方へ突出するスプール軸9の突
出部外周には雄ねじ9bを形成し、この雄ねじ9bにド
ラグ力調節ナツト19が螺合されている。また、上記調
節ナツト19の外周には円筒状の積層ワッシャ押圧部材
20が軸線方向に相対移動可能にスプライン嵌合されて
おり、そして調節ナツト19は押圧部材20から外方へ
抜は出ないようにスナップリング21により抜は止めさ
れている。
穴11aと同心に形成した円筒穴11b内にあって、そ
の内周面と相対回転不能に結合され、且つスプール軸9
の外周に相対回転可能に嵌合する第1ドラグワツシヤ1
4と、スプール軸9の外周に相対回転不能に嵌合され円
筒穴11bの内周とはフリ状態にある複数の第2ドラグ
ワツシヤ15と、上記第1及び第2ドラグワソシャ14
と15間、及び第2ドラグワツシヤ15と円筒穴11b
の底面間にそれぞれ介在した複数のライニングワッシャ
16と、円筒穴11bの開口端側第2ドラグワツシヤ1
5に重ね合わせた受はワッシャ17を備え、これら積層
ワッシャ群は円筒穴11bの開口内周に係合したスナッ
プリング18により抜は出ないよう保持されていると共
に、円筒穴11bから外方へ突出するスプール軸9の突
出部外周には雄ねじ9bを形成し、この雄ねじ9bにド
ラグ力調節ナツト19が螺合されている。また、上記調
節ナツト19の外周には円筒状の積層ワッシャ押圧部材
20が軸線方向に相対移動可能にスプライン嵌合されて
おり、そして調節ナツト19は押圧部材20から外方へ
抜は出ないようにスナップリング21により抜は止めさ
れている。
また、上記押圧部材20は、スプール11の円筒穴11
b側へ突出して、上記積層ワッシャ群の受はワッシャ1
7と圧接するようになっており、その圧接部20’aの
底面と上記調節ナツト19間にはドラグカ調整用の圧縮
ばね23が介在されている。更に、押圧部材20は、そ
の外周に一体に且つ同心に形成した大径の円筒部22を
有し、この円筒部22の外周及び押圧部20の外周には
ドラグ力調節兼ドラグ力計測用つまみ24(以下、単に
つまみと言う)の円筒穴24a及びボス部24bを軸回
り方向に相対回転可能に嵌合され、そして、押圧部材2
0の外周に係合したスナップリング25によって抜は止
め保持されていると共に、上記押圧部材20の円筒部2
2とつまみ24の内側円筒部24aとの空間内にはつま
み24にドラグ装置13により設定されたドラグカに相
当するトルクを生じさせる計測用のトーションばね26
が挿入され、このトーションばね26の両端は押圧部材
20及びつまみ24に固定されている。また、27は上
記押圧部材20にその前面開口を塞ぐように取り付けた
蓋部材で、この蓋部材27の前表面周縁には、ドラグ装
置13で設定されたドラグカの実測値を表示する表示目
盛28a、28bが180度の位相差をもって形成され
、更に上記つまみ26の前表面には上記表示目盛28a
。
b側へ突出して、上記積層ワッシャ群の受はワッシャ1
7と圧接するようになっており、その圧接部20’aの
底面と上記調節ナツト19間にはドラグカ調整用の圧縮
ばね23が介在されている。更に、押圧部材20は、そ
の外周に一体に且つ同心に形成した大径の円筒部22を
有し、この円筒部22の外周及び押圧部20の外周には
ドラグ力調節兼ドラグ力計測用つまみ24(以下、単に
つまみと言う)の円筒穴24a及びボス部24bを軸回
り方向に相対回転可能に嵌合され、そして、押圧部材2
0の外周に係合したスナップリング25によって抜は止
め保持されていると共に、上記押圧部材20の円筒部2
2とつまみ24の内側円筒部24aとの空間内にはつま
み24にドラグ装置13により設定されたドラグカに相
当するトルクを生じさせる計測用のトーションばね26
が挿入され、このトーションばね26の両端は押圧部材
20及びつまみ24に固定されている。また、27は上
記押圧部材20にその前面開口を塞ぐように取り付けた
蓋部材で、この蓋部材27の前表面周縁には、ドラグ装
置13で設定されたドラグカの実測値を表示する表示目
盛28a、28bが180度の位相差をもって形成され
、更に上記つまみ26の前表面には上記表示目盛28a
。
28bに対向する指示マーク29a、29bが形成され
ている。30は上記大径円筒部22の一端縁に形成した
突部で、この突部30は、これに対向してつまみ24内
に形成した円弧溝31に係合されており、この突部30
と円弧溝31は、つまみ24の回転操作角度を表示目盛
28a、28bの形成範囲に規制すると共に、トーショ
ンばね26によるつまみ24の戻り位置を、その指示マ
ーク29a、29bが表示目盛28a、28bの「0」
値を指示するように規定するものである。
ている。30は上記大径円筒部22の一端縁に形成した
突部で、この突部30は、これに対向してつまみ24内
に形成した円弧溝31に係合されており、この突部30
と円弧溝31は、つまみ24の回転操作角度を表示目盛
28a、28bの形成範囲に規制すると共に、トーショ
ンばね26によるつまみ24の戻り位置を、その指示マ
ーク29a、29bが表示目盛28a、28bの「0」
値を指示するように規定するものである。
次に、上記のように構成された本実施例の動作について
説明する。
説明する。
先ず、ドラグ装置13のドラグ力を調節する場合は、つ
まみ24を指で把持して締め付け、又は弛め方向に回転
操作する。すると、°トーションばね26で結合された
押圧部材20が同一方向に回転されると同時に、これと
スプライン結合された調節ナツト19が回転して雄ねじ
9bのねしリードによりスプール軸9の軸方向に移動し
、ばね23の圧縮■を変化させる。これに伴い押圧部材
20を介してワッシャ積層群に作用するばね圧が変化す
ると共に、ライニングワッシャ16を介しての第1及び
第2ドラグワッシャ14.15間の摩擦結合力が変化し
、これによるスプール軸9とスプール11との摩擦結合
力、即ちスプール11へのドラグカが調節されることに
なる。
まみ24を指で把持して締め付け、又は弛め方向に回転
操作する。すると、°トーションばね26で結合された
押圧部材20が同一方向に回転されると同時に、これと
スプライン結合された調節ナツト19が回転して雄ねじ
9bのねしリードによりスプール軸9の軸方向に移動し
、ばね23の圧縮■を変化させる。これに伴い押圧部材
20を介してワッシャ積層群に作用するばね圧が変化す
ると共に、ライニングワッシャ16を介しての第1及び
第2ドラグワッシャ14.15間の摩擦結合力が変化し
、これによるスプール軸9とスプール11との摩擦結合
力、即ちスプール11へのドラグカが調節されることに
なる。
次に、ドラグ力を計測表示する場合について述べる。こ
の場合は、つまみ24を1旨先で掴み、第2図の矢印A
方向へ回転操作する。これに伴いドラグ計測用トーショ
ンばね26は巻込み方向に弾性変形し、つまみ24にか
かる回転トルクが次第に増大していく。そして、トーシ
ョンばね26の弾性変形により発生する回転トルクが、
ドラグ装置13の調節ナツト19による締付はトルクよ
りも僅かに大きくなると、押圧部材20がつまみ24と
一体に矢印A方向へ回転されるようになる。
の場合は、つまみ24を1旨先で掴み、第2図の矢印A
方向へ回転操作する。これに伴いドラグ計測用トーショ
ンばね26は巻込み方向に弾性変形し、つまみ24にか
かる回転トルクが次第に増大していく。そして、トーシ
ョンばね26の弾性変形により発生する回転トルクが、
ドラグ装置13の調節ナツト19による締付はトルクよ
りも僅かに大きくなると、押圧部材20がつまみ24と
一体に矢印A方向へ回転されるようになる。
従って、つまみ24の回転操作に押圧部材20がつれ回
転する時点で、指示マーク29a、29bが指し示す表
示目盛28a、28b上の目盛を読み取れば、その値が
実際のドラグ装置13で調整されたドラグカとなり、そ
の値を知ることができる。
転する時点で、指示マーク29a、29bが指し示す表
示目盛28a、28b上の目盛を読み取れば、その値が
実際のドラグ装置13で調整されたドラグカとなり、そ
の値を知ることができる。
第3図は計測操作用つまみのトルクとドラグカとの関係
を実測値から求めた場合のグラフを示すもので、この図
からも明らかなようにドラグ力を示す数値とつまみ24
のトルクとの間はほぼリニアな関係にあることが明白で
ある。
を実測値から求めた場合のグラフを示すもので、この図
からも明らかなようにドラグ力を示す数値とつまみ24
のトルクとの間はほぼリニアな関係にあることが明白で
ある。
従って、つまみ24の指示マーク29a、29bが指し
示す目盛上の数値を見れば、設定されたドラグカがスプ
ール11に巻かれている釣糸10及び釣条件に適合した
ものであるか否かを正確に知ることができる。このこと
は、例えば釣人が使用している釣糸が6ポンドラインで
あれば、数値「3」の目盛にドラグカが設定されるよう
につまみ24を調節操作すれば良く、これにより初心者
であっても適性なドラグカ設定が可能になると共に、不
通性なドラグカ設定による糸切れなどのトラブルの発生
を防止でき、またドラグ装置13の特性を実測で確認で
きるため、ドラグワッシャ等の摩耗状況(寿命)を的確
に把握でき、ドラグ装置の維持管理が容易となり、信頼
性が向上する。
示す目盛上の数値を見れば、設定されたドラグカがスプ
ール11に巻かれている釣糸10及び釣条件に適合した
ものであるか否かを正確に知ることができる。このこと
は、例えば釣人が使用している釣糸が6ポンドラインで
あれば、数値「3」の目盛にドラグカが設定されるよう
につまみ24を調節操作すれば良く、これにより初心者
であっても適性なドラグカ設定が可能になると共に、不
通性なドラグカ設定による糸切れなどのトラブルの発生
を防止でき、またドラグ装置13の特性を実測で確認で
きるため、ドラグワッシャ等の摩耗状況(寿命)を的確
に把握でき、ドラグ装置の維持管理が容易となり、信頼
性が向上する。
しかも、つまみ24はドラグカの調節とドラグカの計測
表示を兼用しているため、その機構が簡単になり、且つ
ドラグ力調節及びドラグカ計測の操作性が向上する。ま
た、ドラグカの計測方向につまみ24を回転操作する時
、ドラグカの調節も同時に行なうことができる。
表示を兼用しているため、その機構が簡単になり、且つ
ドラグ力調節及びドラグカ計測の操作性が向上する。ま
た、ドラグカの計測方向につまみ24を回転操作する時
、ドラグカの調節も同時に行なうことができる。
第4図は本発明のドラグ力測定装置を、後端部にドラグ
装置を備えたスピニングリールに適用した場合の第2の
実施例を示す。
装置を備えたスピニングリールに適用した場合の第2の
実施例を示す。
第4図において、第1図と同一の部分には同一符号を付
してその説明を省略し、第1図と異なる部分を重点に述
べる。
してその説明を省略し、第1図と異なる部分を重点に述
べる。
即ち、第4図の実施例にあっては、リール本体1の後端
部にドラグ装置32を装着し、これにドラグカ計測機構
を組み込んだもので、上記ドラグ装置32は、リール本
体1の後端壁1aに回転可能に支持され、且つ上記スプ
ール軸9の後端軸部9cと相対回転不能で、而も軸方向
にはスライド可能に嵌合するドラグ軸32aと、このド
ラグ軸32aの外周に相対回転可能に嵌合され、且つリ
ール本体1の後端にドラグ軸32aと同志に形成した筒
部32bの内周と相対回転不能に係合する複数個の第1
ドラグワツシヤ32Cと、ドラグ軸32aの外周に相対
回転不能に嵌合され筒部32bの内周とはフリー状態に
ある複数個の第2ドラグワツシヤ32dと、これら第1
及び第2ドラグワソシャ32C,32d間に介在された
複数個のライニングワッシャ32eと、上記筒部32b
の内周ねし部に螺合され部材により抜は止め保持された
ドラグカ調整用の押圧部材32fと、この押圧部材32
[と上記ワッシャ積層体間に介在したドラグカ調整用の
コイルばね32gとから構成されている。また、上記押
圧部材32fの端面中央に突設した突出した柱状部33
にはドラグ力調節兼ドラグ力計測用のつまみ34が相対
回転可能に嵌合されており、このつまみ34は柱状部3
3の外周に係合したスナップリング35によって抜は止
め保持されていると共に、押圧部材32fとつまみ34
間はドラグ装置32により設定されたドラグ力に相当す
るトルクを生じさせる計測用トーションばね36により
結合されている。更に、上記柱状部33の突出端面には
蓋部材37がねじ38により固着され、この蓋部材37
及びその周縁と対向するつまみ34の前表面には、図示
しないが、上記第2図に示す場合と同様な表示目盛及び
その指示マークが夫々形成されている。 □次に、
上記のように構成された実施例の動作について説明する
。
部にドラグ装置32を装着し、これにドラグカ計測機構
を組み込んだもので、上記ドラグ装置32は、リール本
体1の後端壁1aに回転可能に支持され、且つ上記スプ
ール軸9の後端軸部9cと相対回転不能で、而も軸方向
にはスライド可能に嵌合するドラグ軸32aと、このド
ラグ軸32aの外周に相対回転可能に嵌合され、且つリ
ール本体1の後端にドラグ軸32aと同志に形成した筒
部32bの内周と相対回転不能に係合する複数個の第1
ドラグワツシヤ32Cと、ドラグ軸32aの外周に相対
回転不能に嵌合され筒部32bの内周とはフリー状態に
ある複数個の第2ドラグワツシヤ32dと、これら第1
及び第2ドラグワソシャ32C,32d間に介在された
複数個のライニングワッシャ32eと、上記筒部32b
の内周ねし部に螺合され部材により抜は止め保持された
ドラグカ調整用の押圧部材32fと、この押圧部材32
[と上記ワッシャ積層体間に介在したドラグカ調整用の
コイルばね32gとから構成されている。また、上記押
圧部材32fの端面中央に突設した突出した柱状部33
にはドラグ力調節兼ドラグ力計測用のつまみ34が相対
回転可能に嵌合されており、このつまみ34は柱状部3
3の外周に係合したスナップリング35によって抜は止
め保持されていると共に、押圧部材32fとつまみ34
間はドラグ装置32により設定されたドラグ力に相当す
るトルクを生じさせる計測用トーションばね36により
結合されている。更に、上記柱状部33の突出端面には
蓋部材37がねじ38により固着され、この蓋部材37
及びその周縁と対向するつまみ34の前表面には、図示
しないが、上記第2図に示す場合と同様な表示目盛及び
その指示マークが夫々形成されている。 □次に、
上記のように構成された実施例の動作について説明する
。
先ず、ドラグ装置32のドラグ力を調節する場合は、つ
まみ34を時計又は時計回り方向に回転操作する。する
と、その回転をトーションばね36を介し押圧部材32
fに伝達され、該押圧部材32fは筒部32bの内周ね
し部によって軸線方向に移動する。これに伴いワッシャ
群を押圧しているばね32gのばね圧が変化するため、
ライニングワッシャ32eを介しての第1.第2ドラグ
ワフシヤ32cと32d間の摩擦結合力が変化し、これ
によりスプール軸9、即ちスプール11へのドラグカが
調節されることになる。
まみ34を時計又は時計回り方向に回転操作する。する
と、その回転をトーションばね36を介し押圧部材32
fに伝達され、該押圧部材32fは筒部32bの内周ね
し部によって軸線方向に移動する。これに伴いワッシャ
群を押圧しているばね32gのばね圧が変化するため、
ライニングワッシャ32eを介しての第1.第2ドラグ
ワフシヤ32cと32d間の摩擦結合力が変化し、これ
によりスプール軸9、即ちスプール11へのドラグカが
調節されることになる。
また、上記のようにつまみ340回転操作により調節さ
れたドラグ装置32のドラグ力を計測表示する場合は、
ドラグ力調節兼用のつまみ34を時計回り方向に回転す
る。すると、つまみ34にはトーションばね36の差込
み変形量に応じた回転トルクが発生し、そのトルクは次
第に増大していく。そして、回転トルクが押圧部材32
fの締付トルク以上になると、押圧部材32fはつまみ
34と一体的につれ回りし始める。よって、この時の指
示マークが指し示す表示目盛上の数値を読み取れば、こ
の数値がドラグ装置32で設定された実際のドラグカと
なる。即ち、ドラグ装置32で設定されたドラグカが使
用釣糸の太さ及び釣条件に適合した値に設定されている
か否かを正確に知ることができる。
れたドラグ装置32のドラグ力を計測表示する場合は、
ドラグ力調節兼用のつまみ34を時計回り方向に回転す
る。すると、つまみ34にはトーションばね36の差込
み変形量に応じた回転トルクが発生し、そのトルクは次
第に増大していく。そして、回転トルクが押圧部材32
fの締付トルク以上になると、押圧部材32fはつまみ
34と一体的につれ回りし始める。よって、この時の指
示マークが指し示す表示目盛上の数値を読み取れば、こ
の数値がドラグ装置32で設定された実際のドラグカと
なる。即ち、ドラグ装置32で設定されたドラグカが使
用釣糸の太さ及び釣条件に適合した値に設定されている
か否かを正確に知ることができる。
従って、この第2の実施例においても上記第1の実施例
と同様な効果が得られる。
と同様な効果が得られる。
第5図は本発明にかかるドラグ力測定装置を両軸受リー
ルに適用した場合の第3の実施例を示す要部の断面図で
ある。
ルに適用した場合の第3の実施例を示す要部の断面図で
ある。
同図において、40はリールフレーム本体、41はその
側部に固着した右側板、42は右側板41の内側に一体
に取り付けたセットプレートである。また、43はスプ
ールで、その軸心に雪道固着したスプール軸44の一端
は右側板41に軸受45により回転可能に支承され、こ
の支承側にはビニオンギア46が相対回転可能に且つ軸
線方向にスライド可能に取り付けられていると共に、そ
の一端はスプール軸44に設けたクラッチ47に係脱可
能になっている。48はビニオンギア46をクラッチ4
7に対し係脱させる操作板である。
側部に固着した右側板、42は右側板41の内側に一体
に取り付けたセットプレートである。また、43はスプ
ールで、その軸心に雪道固着したスプール軸44の一端
は右側板41に軸受45により回転可能に支承され、こ
の支承側にはビニオンギア46が相対回転可能に且つ軸
線方向にスライド可能に取り付けられていると共に、そ
の一端はスプール軸44に設けたクラッチ47に係脱可
能になっている。48はビニオンギア46をクラッチ4
7に対し係脱させる操作板である。
49は上記セットプレート42に一端を固着し、他端側
を右側板41を貫通して外方へ突出させた固定軸で、こ
の固定軸49には中空の駆動軸50が回転可能に嵌合さ
れており、駆動軸50の側板外突出端にはハンドル5I
がナツト52により固着されている。また、上記駆動軸
50には、上記ビニオンギア46を噛合するドライブギ
ア53が相対回転可能に取り付けられており、このドラ
イブギア53と駆動軸50間はドラグ装置54によって
摩擦結合されている。
を右側板41を貫通して外方へ突出させた固定軸で、こ
の固定軸49には中空の駆動軸50が回転可能に嵌合さ
れており、駆動軸50の側板外突出端にはハンドル5I
がナツト52により固着されている。また、上記駆動軸
50には、上記ビニオンギア46を噛合するドライブギ
ア53が相対回転可能に取り付けられており、このドラ
イブギア53と駆動軸50間はドラグ装置54によって
摩擦結合されている。
上記ドラグ装置54は、第5図に示すように駆動軸50
と相対回転可能で且つドライブギア53とは相対回転不
能な第1のドラグワッシャ55と、駆動軸50と相対回
転不能で且つドライブギア53と相対回転可能な第2の
ドラグワッシャ56と、上記ドラグワッシャ55.56
及びドライブギア53間に介在したライニングワンシャ
57と、駆動軸50に螺合したドラグ力調節用の押圧部
材58と、この押圧部材58とドラグヮッシャ56間に
抑圧部材59及びラジアル軸受60を介して介在したド
ラグ力調節用ばね61とから構成されている。また、6
2は駆動軸50に取り付けたスプール逆転防止用の型車
であり、これには図示しない爪部材が手動操作で係脱さ
れるようになっている。
と相対回転可能で且つドライブギア53とは相対回転不
能な第1のドラグワッシャ55と、駆動軸50と相対回
転不能で且つドライブギア53と相対回転可能な第2の
ドラグワッシャ56と、上記ドラグワッシャ55.56
及びドライブギア53間に介在したライニングワンシャ
57と、駆動軸50に螺合したドラグ力調節用の押圧部
材58と、この押圧部材58とドラグヮッシャ56間に
抑圧部材59及びラジアル軸受60を介して介在したド
ラグ力調節用ばね61とから構成されている。また、6
2は駆動軸50に取り付けたスプール逆転防止用の型車
であり、これには図示しない爪部材が手動操作で係脱さ
れるようになっている。
63は上記ドラグ装置54のドラグ力調節兼ドラグ力計
測用のつまみ(以下、単につまみと言う)は、押圧部材
58の外周に相対回転可能に嵌合するボス部63aと、
押圧部材58の外周に同−且つ一体に形成した大径円筒
部58aの外周に相対回転可能に嵌合する円筒穴63b
を有し、モして押圧部材58の外周に係合したスナップ
リング64によって抜は止め保持されていると共に、押
圧部材58とつまみ63間はっまみ63にドラグ装置5
4により調節されたドラグカに相当するトルクを生じさ
せる計測用トーションばね64により連結されている。
測用のつまみ(以下、単につまみと言う)は、押圧部材
58の外周に相対回転可能に嵌合するボス部63aと、
押圧部材58の外周に同−且つ一体に形成した大径円筒
部58aの外周に相対回転可能に嵌合する円筒穴63b
を有し、モして押圧部材58の外周に係合したスナップ
リング64によって抜は止め保持されていると共に、押
圧部材58とつまみ63間はっまみ63にドラグ装置5
4により調節されたドラグカに相当するトルクを生じさ
せる計測用トーションばね64により連結されている。
更に、押圧部材58の開口を塞ぐ蓋部材65及びつまみ
63には、上記第1実施例の第2図に示すような表示目
盛及びその指示マークが夫々形成されている。
63には、上記第1実施例の第2図に示すような表示目
盛及びその指示マークが夫々形成されている。
上記のように構成された両軸受リールにおいて、スプー
ル43に付与されたドラグ力を計測する場合は、つまみ
63を、例えば時計回り方向に回転操作する。すると、
トーションばね64は巻込み方向に弾性変形されると同
時に、そのばね圧が増大してつまみ63にかかる回転ト
ルクも次第に増大していく。そして、トーションばね6
4の弾性変形量に応じて発生する回転トルクが押圧部材
58の締付はトルクよりも僅かでも大きくなると、押圧
部材58がつまみ63と一体的に同一方向へ回転され始
める。従って、つまみ63の回転操作に押圧部材58が
つれ回転され始める時の指示マークが指し示す目盛を読
み取れば、これがドラグ装置54で設定された実際のド
ラグカとなり、これを数値的に確認することができる。
ル43に付与されたドラグ力を計測する場合は、つまみ
63を、例えば時計回り方向に回転操作する。すると、
トーションばね64は巻込み方向に弾性変形されると同
時に、そのばね圧が増大してつまみ63にかかる回転ト
ルクも次第に増大していく。そして、トーションばね6
4の弾性変形量に応じて発生する回転トルクが押圧部材
58の締付はトルクよりも僅かでも大きくなると、押圧
部材58がつまみ63と一体的に同一方向へ回転され始
める。従って、つまみ63の回転操作に押圧部材58が
つれ回転され始める時の指示マークが指し示す目盛を読
み取れば、これがドラグ装置54で設定された実際のド
ラグカとなり、これを数値的に確認することができる。
このように両軸受型リールにおいても上記スピニングリ
ールの場合と同様に糸及び釣条件に適合したドラグカ設
定が可能になる。
ールの場合と同様に糸及び釣条件に適合したドラグカ設
定が可能になる。
第6図は本発明にかかるドラグ力測定装置を片軸受リー
ルに通用した場合の第4の実施例を示す。
ルに通用した場合の第4の実施例を示す。
同図において、70はリールフレーム本体で、その側板
71の中心には軸線を一致させた固定軸72の一端が固
着され、その他端側はリールフレーム本体70の開放側
へ突出されると共に、該固定軸72には中空の駆動軸7
3が回転可能に嵌合され、この駆動軸73はビス74に
より固定軸72に抜は止め保持されており、更に駆動軸
73のリールフレーム本体外突出端にはハンドル75が
袋ナツト76により締付は固定されている。また、上記
駆動軸73のリールフレーム本体70の内側にはスプー
ル77が相対回転可能に軸承され、このスプール77に
は、これと駆動軸73間をスリップ回転可能に摩擦結合
するドラグ装置78が組み込まれている。
71の中心には軸線を一致させた固定軸72の一端が固
着され、その他端側はリールフレーム本体70の開放側
へ突出されると共に、該固定軸72には中空の駆動軸7
3が回転可能に嵌合され、この駆動軸73はビス74に
より固定軸72に抜は止め保持されており、更に駆動軸
73のリールフレーム本体外突出端にはハンドル75が
袋ナツト76により締付は固定されている。また、上記
駆動軸73のリールフレーム本体70の内側にはスプー
ル77が相対回転可能に軸承され、このスプール77に
は、これと駆動軸73間をスリップ回転可能に摩擦結合
するドラグ装置78が組み込まれている。
上記ドラグ装置78は、スプール77と駆動軸73間を
摩擦結合するワッシャ群79と、これに押圧力を付与す
るドラグカ調整ばね80と、駆動軸73に螺合されたば
ね圧調整用のドラグ調節押圧部材81とから構成されて
いる。また、上記ドラグ装置78の押圧部材81にはド
ラグカ鋼節兼ドラグ力計測用のつまみ82が第5図の場
合と同様に相対回転可能に嵌合され、そして押圧部材8
1とつまみ82間はドラグ装置により設定されたドラグ
カに相当するトルクを生じさせる計測用のトーションば
ね83により連結されていると共に、つまみ82及び押
圧部材81の開口を塞ぐ蓋部材84には、図示しないが
、上記第2図に示す場合と同様な指示マーク及び表示目
盛が夫々形成されている。
摩擦結合するワッシャ群79と、これに押圧力を付与す
るドラグカ調整ばね80と、駆動軸73に螺合されたば
ね圧調整用のドラグ調節押圧部材81とから構成されて
いる。また、上記ドラグ装置78の押圧部材81にはド
ラグカ鋼節兼ドラグ力計測用のつまみ82が第5図の場
合と同様に相対回転可能に嵌合され、そして押圧部材8
1とつまみ82間はドラグ装置により設定されたドラグ
カに相当するトルクを生じさせる計測用のトーションば
ね83により連結されていると共に、つまみ82及び押
圧部材81の開口を塞ぐ蓋部材84には、図示しないが
、上記第2図に示す場合と同様な指示マーク及び表示目
盛が夫々形成されている。
この実施例において、つまみ82により押圧部材81を
回転操作することで調節されたドラグ装置78のドラグ
力を計測する場合は、つまみ82をトーションばね83
の巻込み方向に回転操作する。これに伴いつまみ82に
はトーションばね83の巻込み変形量に応じた回転トル
クが発生し、そのトルクは次第に増大していく。そして
、回転トルクが押圧部材81の締付トルク以上になると
、押圧部材81はつまみ83と一体的につれ回りし始め
るが、この時指示マークが措し示す表示目盛上の数値を
読み取れば、この数値がドラグ装置78に設定された実
際のドラグカとなる。部ち、ドラグ装置78のドラグカ
がどの程度に調節されたものであるかを正確に知ること
ができるのである。
回転操作することで調節されたドラグ装置78のドラグ
力を計測する場合は、つまみ82をトーションばね83
の巻込み方向に回転操作する。これに伴いつまみ82に
はトーションばね83の巻込み変形量に応じた回転トル
クが発生し、そのトルクは次第に増大していく。そして
、回転トルクが押圧部材81の締付トルク以上になると
、押圧部材81はつまみ83と一体的につれ回りし始め
るが、この時指示マークが措し示す表示目盛上の数値を
読み取れば、この数値がドラグ装置78に設定された実
際のドラグカとなる。部ち、ドラグ装置78のドラグカ
がどの程度に調節されたものであるかを正確に知ること
ができるのである。
従って、片軸受リールにおいてもドラグカの計測が可能
になる。
になる。
第7図は本発明における第1の変形例を示す要部の断面
図であり、第1図と異なる点は、ドラグ装置13のド゛
ラグ力調整用ばね部材に板ばね90を使用したところに
ある。上記板ばね90は押圧部材20の圧接部20aと
受はワッシャ17間に介在され、そしてスプール軸9の
雄ねじ9bに螺合するナツト19は押圧部材20の軸心
部に固定されている。なお、上記以外の各部の符号は第
1図と同一のものである。
図であり、第1図と異なる点は、ドラグ装置13のド゛
ラグ力調整用ばね部材に板ばね90を使用したところに
ある。上記板ばね90は押圧部材20の圧接部20aと
受はワッシャ17間に介在され、そしてスプール軸9の
雄ねじ9bに螺合するナツト19は押圧部材20の軸心
部に固定されている。なお、上記以外の各部の符号は第
1図と同一のものである。
上記のように構成された変形例においては、上記第1図
と同様な作用効果が得られるほか、ドラグ力調節機構を
シンプルに構成できる効果がある。
と同様な作用効果が得られるほか、ドラグ力調節機構を
シンプルに構成できる効果がある。
以上のように本発明によれば、スプールにドラグ力を付
与するドラグ装置のドラグカ調整用押圧部材にドラグカ
の調節を兼ねたドラグ力計測用つまみを相対回転可能に
取り付け、このつまみと押圧部材間を、つまみに押圧部
材の締付トルクに応じた回転トルクを生じさせるばね部
材で連結し、つまみの回転トルクで押圧部材がつれ回転
し始める時点のつまみの回動角をドラグカに換算表示す
るようにしたものであるから、ドラグ装置で設定された
実際のドラグ力を正確に知ることができると共に、使用
釣糸及び釣条件に適合したドラグカの設定を適確に且つ
簡便になし得る。また、ドラグカの調節とドラグカの計
測操作を単一のつまみで行なうため、これらの操作性が
良くなり、つまみ機構を単純化できる効果がある。
与するドラグ装置のドラグカ調整用押圧部材にドラグカ
の調節を兼ねたドラグ力計測用つまみを相対回転可能に
取り付け、このつまみと押圧部材間を、つまみに押圧部
材の締付トルクに応じた回転トルクを生じさせるばね部
材で連結し、つまみの回転トルクで押圧部材がつれ回転
し始める時点のつまみの回動角をドラグカに換算表示す
るようにしたものであるから、ドラグ装置で設定された
実際のドラグ力を正確に知ることができると共に、使用
釣糸及び釣条件に適合したドラグカの設定を適確に且つ
簡便になし得る。また、ドラグカの調節とドラグカの計
測操作を単一のつまみで行なうため、これらの操作性が
良くなり、つまみ機構を単純化できる効果がある。
第1図は本発明のドラグ力測定装置をスピニングリール
に通用した一実施例を示す一部切欠きの側面図、第2図
は第1図のn−n線に沿う部分の端面図、第3図は本発
明における計測用つまみのトルクとドラグカとの実測間
係を示すグラフ、第4図は本発明のドラグ力測定装置を
リアタイプのスピニングリールに適用した場合の第2の
実施例を示す一部切欠きの側面図、第5図は本発明のド
ラグ力測定装置を両軸受リールに適用した場合の第3の
実施例を示す要部の断面図、第6図は本発明のドラグ力
測定装置を片軸受リールに適用した場合の第4の実施例
を示す一部切欠きの側面図、第7図は本発明における第
1図の変形例を示す要部の断面図である。 1.40.70・・・リール本体、3・・・ロータ、5
・・・ベール、7・・・ハンドル、9・・・スプール軸
、10・・・釣糸、11・・・スプール、13,32,
54.78・・・ドラグ装置、19・・・ナツト(ねじ
部材)、20,32f、58.81・・・押圧部材、2
3.32g。 61.80.90・・・ばね部材、24,34゜63.
82・・・つまみ、26,36,64.83・・・計測
用トーションばね、28a、28b・・・表示目盛、2
9a、29b・・・指示マーク。 ′0 蛸 寸 の 04−’1+h−1>
Q f。
に通用した一実施例を示す一部切欠きの側面図、第2図
は第1図のn−n線に沿う部分の端面図、第3図は本発
明における計測用つまみのトルクとドラグカとの実測間
係を示すグラフ、第4図は本発明のドラグ力測定装置を
リアタイプのスピニングリールに適用した場合の第2の
実施例を示す一部切欠きの側面図、第5図は本発明のド
ラグ力測定装置を両軸受リールに適用した場合の第3の
実施例を示す要部の断面図、第6図は本発明のドラグ力
測定装置を片軸受リールに適用した場合の第4の実施例
を示す一部切欠きの側面図、第7図は本発明における第
1図の変形例を示す要部の断面図である。 1.40.70・・・リール本体、3・・・ロータ、5
・・・ベール、7・・・ハンドル、9・・・スプール軸
、10・・・釣糸、11・・・スプール、13,32,
54.78・・・ドラグ装置、19・・・ナツト(ねじ
部材)、20,32f、58.81・・・押圧部材、2
3.32g。 61.80.90・・・ばね部材、24,34゜63.
82・・・つまみ、26,36,64.83・・・計測
用トーションばね、28a、28b・・・表示目盛、2
9a、29b・・・指示マーク。 ′0 蛸 寸 の 04−’1+h−1>
Q f。
Claims (1)
- リール本体に支持されたスプールにドラグ力を付与する
ドラグ装置を備えた魚釣用リールにおいて、上記ドラグ
装置の摩擦結合部を締め付けてドラグ力を調節する押圧
部材にドラグ力調節を兼ねたドラグ力計測用のつまみを
相対回転可能に取り付け、このつまみと上記押圧部材間
を、上記押圧部材の締付トルクに応じた回転トルクを生
じさせるばね部材により連結すると共に、上記つまみの
回転トルクに応じた回動角をドラグ力として換算指示す
る表示部を設けたことを特徴とする魚釣用リールのドラ
グ力測定装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26527486A JPS63119642A (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | 魚釣用リ−ルのドラグ力測定装置 |
US07/079,262 US4804150A (en) | 1986-07-30 | 1987-07-29 | Apparatus for measuring the drag-force of a fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26527486A JPS63119642A (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | 魚釣用リ−ルのドラグ力測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119642A true JPS63119642A (ja) | 1988-05-24 |
Family
ID=17414946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26527486A Pending JPS63119642A (ja) | 1986-07-30 | 1986-11-07 | 魚釣用リ−ルのドラグ力測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63119642A (ja) |
-
1986
- 1986-11-07 JP JP26527486A patent/JPS63119642A/ja active Pending
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