JPS63119039A - 情報記録媒体用原盤の製造方法 - Google Patents

情報記録媒体用原盤の製造方法

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JPS63119039A
JPS63119039A JP26388686A JP26388686A JPS63119039A JP S63119039 A JPS63119039 A JP S63119039A JP 26388686 A JP26388686 A JP 26388686A JP 26388686 A JP26388686 A JP 26388686A JP S63119039 A JPS63119039 A JP S63119039A
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JP
Japan
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thin film
hard thin
base material
information recording
recording medium
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Pending
Application number
JP26388686A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kuwabara
鉄夫 桑原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報記録媒体の製作時、それに案内溝やマー
カー等の凹凸を設けるために用いられる情報記録媒体用
原盤の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、情報記録媒体用原盤は、次のように製造されてい
た。即ち、まずガラス盤上に塗布されたフォトレジスト
膜にレーザビームを用いて、パターン形成し、次いで、
これを原型としてニッケル電鋳を通常複数回繰り返えす
ことにより、パターンの転写された電鋳型として製造さ
れていた。
しかし、耐久性が低いことから、特開昭58−1580
57号あるいは特開昭58−104190号で示されて
いる様に、情報記録媒体用原盤の本体表面にGrN 、
 AIN 、 TiN等の高硬度物質の層を設は耐久性
の向上を図っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、特開昭58−158057号の方法は、耐久性
を十分向上させるため高硬度物質の層を厚くすると、精
度上問題が生ずる。また、特開昭58−104190号
の方法は、高硬度物質が被着された母型にメッキし、メ
ッキと共に該物質を剥離して電鋳型を製造するが、該物
質とメッキとを一体化して剥離することが容易でない。
更に両者とも、電鋳型の一種であることから型製作に時
間がかかるという欠点があフた。
本発明は、情報記録媒体用原盤の本体の一部として硬質
な物質を用いたり、集束イオンビームでマスクなしでエ
ツチングする等の手法を採用することにより、型全体と
しての耐久性の向上と工程の簡素化を図り、しかも上述
従来例のような種々の欠点を除いた、情報記録媒体用原
盤の製造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、基材上に硬質薄膜を成膜し、集束イオン
ビームの照射により、該硬質薄膜をエツチング加工して
、パターンを形成することを特徴とする、情報記録媒体
用原盤の製造方法により達成できる。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第1図に、本発明の方法の一態様を示す。この態様にお
いては、まず、基材1の上に硬質薄膜2を成膜する[図
、(A)→(B)]。基材1の材質としては、本態様の
最終製品たる情報記録媒体用原盤において要求される耐
久性に、応するだけの強度を備えたものが制限なく使用
できるが、十分な耐久性を獲得するため、できるだけそ
の特性が高いものを使用するとよい。基板材質の具体例
としては、超硬合金、マルエージング鋼等の金型用鋼を
焼き入れしたもの、シリコン、石英等が挙げられる。基
材1は、必要なだけ、鏡面研磨し、洗浄して用いる。硬
質膜@2の材質は、次の工程が実施できる範囲内の硬度
となる物質の中から選択する必要があるが、その範囲内
で、基材と同様、最終製品が要求する耐久性を考慮して
選択すればよい。ただし、できるだけ硬く、且つ薄膜が
形成しやすいものの中から選ぶとよい。硬質薄膜2の材
質の具体例としてはTiN %Si3N、 、GrN 
、 Tie、SiC、WC、Al2O3  、 ZrO
2、TiO2,SiO2、 HfB2、TiB2、St
、 Ge、 B等が挙げられる。硬質薄膜2の成膜法は
、適宜選定すればよいが、例えば、活性化反応蒸着法、
イオンブレーティング、スパッタリングが挙げられる。
硬質薄膜2の膜厚は、通常は0.5μ〜5.0鱗程度と
すればよい。
次に、移動範囲を高精度に制御可能なステージを備えた
、集束イオンビーム装置内に、上記の、硬質薄膜2が成
膜された基材1を入れ、集束イオンビームを利用して硬
質薄膜2をエツチングし、所望のパターンをもった情報
記録媒体用原盤とする。
本発明の他の態様を第2図に示す。この態様では、基材
1上に、エツチングされにくい硬質薄膜2aとエツチン
グされやすい硬質薄膜2bを順に成膜し、他の操作は上
記と同様とする。このようにすれば、集束イオンビーム
の出力を適当に選択することにより、パターンの深さを
容易に制御できるばかりでなく、案内溝等が刻まれる硬
質薄膜2bと基材1との密着性を高める作用を、硬質膜
2aにもたすこともできる。こうしたことを考慮して硬
質薄膜2a、2bの材質は選択すればよい。例えば硬質
薄膜2aとしてTiN、硬質薄膜2bとしてTiCの組
合わせが挙げられる。
〔実施例〕
実施例1 マルエージング鋼YAG250製の基材を鏡面研磨、洗
浄し、その上に、活性化反応蒸着法によりTiNの硬質
薄膜(厚さ: 1.Op)を成膜した。その後、集束イ
オンビーム装置を用い、加速電圧40にVのArイオン
により溝深さ0.25μのパターンを形成して、情報記
録媒体用の原盤を完成した。
(発明の効果) 本発明によって、次のような効果が得られた。
の硬度、強度の高い基材と硬質膜とを利用しているため
従来の電鋳による金型に比べ耐久性が向上する。
0フオトレジスト膜を用いるフォトリソグラフィー工程
が不要になるため製造工程の低減が可能である。
O電鋳型に比べ製作時間が著しく短かく、コスト低減が
可能である。
Q前記従来法(特開昭58−104190号の方法)に
おける剥離工程のような、スムーズに実施できない工程
を利用しなくてもよい。
■転写工程が不要であるので、高鯖度のパターン形状を
有する情報記録媒体用原盤が製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本発明の金型製作法の実施態
様を、工程順に示す図である。 1:基材、  2.2a、2b:硬質薄膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材上に硬質薄膜を成膜し、集束イオンビームの
    照射により、該硬質薄膜をエッチング加工して、パター
    ンを形成することを特徴とする、情報記録媒体用原盤の
    製造方法。
  2. (2)前記硬質薄膜を無機窒化物、無機炭化物、無機酸
    化物、無機硼化物または半導体とする特許請求の範囲第
    1項記載の情報記録媒体用原盤の製造方法。
  3. (3)前記硬質薄膜をTiN、Si_3N_4、CrN
    、TiC、SiC、WC、Al_2O_3、ZrO_2
    、TiO_2、SiO_2、HfB_2、TiB_2、
    Si、Ge及びBから成る群より選ばれた1種以上とす
    る特許請求の範囲第1項記載の情報記録媒体用原盤の製
    造方法。
JP26388686A 1986-11-07 1986-11-07 情報記録媒体用原盤の製造方法 Pending JPS63119039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04259937A (ja) * 1991-02-14 1992-09-16 Victor Co Of Japan Ltd 情報記録媒体製作用スタンパの製作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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