JPS63116310A - 架空送電線 - Google Patents

架空送電線

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JPS63116310A
JPS63116310A JP26296386A JP26296386A JPS63116310A JP S63116310 A JPS63116310 A JP S63116310A JP 26296386 A JP26296386 A JP 26296386A JP 26296386 A JP26296386 A JP 26296386A JP S63116310 A JPS63116310 A JP S63116310A
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JP
Japan
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transmission line
power transmission
stranded wire
overhead power
stranded
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JP26296386A
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緒方 清一
輝彦 田中
大坪 芳次
長谷部 元三
下嶋 清志
尚 川上
佐野 芳郎
宏明 伊藤
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Electric Power Development Co Ltd
Hitachi Cable Ltd
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Electric Power Development Co Ltd
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、架空送電線に関し、より詳細には、風雨に
基づいて生じる騒音が低減された架空送電線に関するも
のである。
[従来の技術] 一般に、架空送電線は、風による騒音を低減するために
スパイラルロッド形式のものを用いている。これは、 ([)風圧荷重が増加すること、および(2)降雨時の
オーディプルノイズが高くなることという問題がある。
このような問題を解消すべく本件出願人は、第10図に
示すような架空送電線を既に提案している。(特開昭5
9−96603号公報参照)即ち、中心部に円形断面の
鋼材でなる芯線を形成する第1の撚線1の外周に円形断
面の硬銅やアルミニウムでなる第2の撚線2を巻回して
いる。
このような第2の撚線2の外周には、略扇形状断面の硬
銅やアルミニウムでなる低い段差面の撚線3とこの低い
段差面の撚線3に連続する高い段差面の撚線4を形成し
たものである。
この低い段差面の撚線3の外周面はその接触された部分
に微小な四部を有する略平滑な部分円弧を有している。
一方、高い段差面の撚線4の外周面は上記低い段差面の
撚線3の外周面の直径より大きな径を有し、その接触さ
れた部分に微小な半径R10’ R20の部分円弧を有
して形成されている。
[発明が解決しようとする問題点] このような、既に提案された架空送電線においては、高
い段差面の撚線4の外周部に微小な半径R10’ R2
0の部分円弧で凹部(窪み)が形成され、高い段差面の
撚線4の表面が略平滑な面になっている。
従って、このように形成された架空送電線に風が当たっ
たときに低い段差面の撚線3と高い段差面の撚線4の境
界部に乱流が生じるものの、高い段差面の撚線4の外周
面では乱流促進が不足してしまう。このために、風騒音
特性が若干悪化してしまう傾向にあった。
また、雨水に対しては、第11図に示すように高い段差
面の撚線4の外周面に付着する水滴4′の電線外周から
の高さHが比較的大きくなってしまうので降雨時のオー
ディプルノイズ(コロナ騒音)が高くなってしまうとい
う問題がある。
そこで、この発明の目的は、風騒音が少なくオーディプ
ルノイズ特性が良好な架空送電線を得ることにある。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解消するために、この発明に係る架空送
電線は、高い段差面と低い段差面とからなる架空送電線
において、この高い段差面を複数の素線で形成すると共
に、上記複数の素線を丸線もしくは互いに接する素線で
形成される撚線外周面に相当する側の両端に凹部(窪み
)が形成される素線で形成し、この素線で形成される撚
線外周面に相当する側の幅tと、この幅tから同素線の
接触点までの深さhを h≧1.omm  かつ t≧1.50101の関係を
満足するように窪みを設定することを特徴とするもので
ある。
[作 用] この発明に係る架空送電線は、既に提案された架空送電
線と同様の低い段差面の撚線3と高い段差面の撚線4に
よる効果を減少させることなく、さらに、高い段差面の
撚線4を構成する素線の接触部に撚線外周面に相当する
側の幅tと、この幅tから同素線の接触点までの深さh
ををする窪みを h≧1.0mm  かつ t≧1.b の関係を満足するように設定することによって、風騒音
特性のみならずオーディプルノイズ特性を向上させるも
のである。
[実施例] 以下、この発明の実施例を第1図ないし第9図を用いて
説明する。
第1図において、中心部の円形断面の鋼材でなる第1の
撚線11の外周に直径D1が4關の円形断面の硬銅やア
ルミニウムでなる第2の撚線12がその外径d1が18
.5mmになるように巻回集束されて形成されている。
このような第2の撚線12の外周には、略扇形状断面の
高さD2が3.5mmでなる低い段差面の撚線13とこ
の低い段差面の撚線13に連続する外径d2が30.4
mmの高い段差面の撚線14が所定角度θ、例えば60
度の範囲に配設されている。
この低い段差面の撚線13の外周面はその接触された部
分に微小な四部(窪み)を有する略平滑な部分円弧を有
している。
一方、高い段差面の撚線14の外周面は上記低い段差面
の撚線13の外周面の直径より大きな径を有し、その接
触された部分は相互に微小な半径Roの部分円弧を有し
ている。
さらに、撚線外周面に相当する側の両端に形成される凹
部(窪み)は撚線外周面に相当する側の幅tと、この幅
tから同素線の接触点までの深さhを有する窪みが h−1,5mm  かつ t = 3.0mmになるよ
うに形成されている。
このように構成されているので、風がこの架空送電線に
当たった場合には、その流れが低い段差面の撚線13と
高い段差面の撚線14によって形成される不連続な形状
と、低い段差面の撚線13の外周形成面の微小四部(窪
み)と高い段差面の撚線14の外周形成面の微小四部(
窪み)とによって乱流が促進される。
よって、この架空送電線は上下方向の振動がほとんど生
じないことになる。
これは、高い段差面の撚線14における深さhが最適な
値に設定されているからである。即ち、第4図に示すよ
うに窪みの深さhをOmII+から2.5m+uまでの
al−a6の各点のデータを求めたときに騒音相対レベ
ルN(db)がPの領域、言替えればh≧1.omi+
の場合になっているのである。
一方、雨水が滴下される状態に架空送電線が晒された場
合には、その雨水病が第6図に示すように高い段差面の
撚線14の窪みにその高さHが小さい状態で停留するよ
うになる。即ち、第五図に示すように窪みの深さhをを
0mmから2.5mmまでのbt〜b5の各点のデータ
を求めたときに電線外周からの水滴の高さHがQの領域
、言替えればh≧1.0+u+の場合になっているから
である。
また、h< 1.Om+oの場合は、第7図に示すよう
に高い段差面の撚線14の窪み内に雨滴が収まらず、そ
の先端に雨滴が付着した状態(符号14′)になるので
オーディプルノイズ特性上非常に悪いことが理解される
以上の結果からh≧1.0にすれば雨滴の高さHがさほ
ど高くならずオーディプルノイズ特性が良好な架空送電
線となる。
一方、高い段差面の撚線14における窪みの幅tも最適
な値に設定されている。即ち、第9図に示すように幅t
をOwmから3.0mmまでのC〜c6の各点のデータ
を求めたときに雨滴の高さHがRの領域、言替えればt
≧1.5111Q+の場合になっているのである。
よって、t≧1.5mmの場合には、雨水が滴下される
状態に架空送電線が晒された場合には、高い段差面の撚
線14の窪みにその高さHが小さい状態で停留するよう
になる。また、t<1.5mmの場合には、高い段差面
の撚線14の先端部にその亮さHが大きい状態で停留す
るようになり、著しくオーディプルノイズ特性が悪くな
る。
なお、この発明は、上述の実施例に限定されることなく
、その要旨を逸脱しない範囲内でもって種々変形実施す
ることができる。
例えば、高い段差面の撚線14に形成された凹部(窪み
)は、その深さhと幅tが、h≧1.0mmを満足し、
t≧1.5mmを満足すれば第2図に示すようにV溝で
あっても良いし、第3図に示すように高い段差部14の
両端に形成する曲率半径R1を窪みを形成する曲率半径
R2と異なるように形成しても良いことは勿論である。
[発明の効果] このように、この発明によれば、高い段差面の撚線の外
周面の形状が最適値に形成されているので、風雑音が低
いと共に、オーディプルノイズ特性に優れた架空送電線
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例を示す架空送電線の一部断
面図、 第2図は、本発明の他の実施例を示す架空送電線の一部
拡大断面図、 第3図は、本発明のさらに他の他の実施例を示す架空送
電線の一部拡大断面図、 第4図は、窪みの深さと騒音の関係を示す線図、第5図
は、窪みの深さと雨滴の高さの関係を示す線図、 第6図ないし第8図は、それぞれ雨滴の付イ゛1状況を
示す図、 第9図は、窪みの幅と雨滴の高さの関係を示す線図、 第10図は、提案された架空送電線の一部断面図、 第11図は、同じく雨滴の付着状況を示す図である。 11・・・・・・・・・・・・第1の撚線12・・・・
・・・・・・・・第2の撚線13・・・・・・・・・・
・・低い段差面の撚線14・・・・・・・・・・・・高
い段差面の撚線h・・・・・・・・・・・・窪みの深さ
t・・・・・・・・・・・・窪みの幅 、%=40 h(mm) 第5図 あ82

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高い段差面と低い段差面とからなる架空送電線において
    、 上記高い段差面を複数の素線で形成すると共に、上記複
    数の素線を丸線もしくは互いに接する素線で形成される
    撚線外周面に相当する側の両端に窪みが形成される素線
    で形成し、 この窪みの幅tと、この幅tから同素線の接触点までの
    深さhを h≧1.0mmかつt≧1.5mm の関係を満足するように形成したことを特徴とする架空
    送電線。
JP26296386A 1986-11-05 1986-11-05 架空送電線 Expired - Lifetime JPH0642328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26296386A JPH0642328B2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05 架空送電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26296386A JPH0642328B2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05 架空送電線

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63116310A true JPS63116310A (ja) 1988-05-20
JPH0642328B2 JPH0642328B2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=17382980

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26296386A Expired - Lifetime JPH0642328B2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05 架空送電線

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JP (1) JPH0642328B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439817A (ja) * 1990-06-01 1992-02-10 Hitachi Cable Ltd 架空送電線及びその架線方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439817A (ja) * 1990-06-01 1992-02-10 Hitachi Cable Ltd 架空送電線及びその架線方法

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JPH0642328B2 (ja) 1994-06-01

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