JPS63115921A - 電磁ブレ−キ - Google Patents
電磁ブレ−キInfo
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- JPS63115921A JPS63115921A JP61260312A JP26031286A JPS63115921A JP S63115921 A JPS63115921 A JP S63115921A JP 61260312 A JP61260312 A JP 61260312A JP 26031286 A JP26031286 A JP 26031286A JP S63115921 A JPS63115921 A JP S63115921A
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- armature
- field core
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- brake
- spring
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- Granted
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 10
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2121/00—Type of actuator operation force
- F16D2121/18—Electric or magnetic
- F16D2121/20—Electric or magnetic using electromagnets
- F16D2121/22—Electric or magnetic using electromagnets for releasing a normally applied brake
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
C産業上の利用分野〕
本発明は工作機械や各種産業機械等において、回転軸の
制動に用いられるシュータイブの電磁ブレーキに関する
ものである。
制動に用いられるシュータイブの電磁ブレーキに関する
ものである。
この種の電磁ブレーキとして特開昭61−52430号
公報に開示されたものがある。これは、励磁コイルを有
するフィールドコアの外側にブレーキドラムをフィール
ドコアと同軸状に配設し、フィールドコアの外周面に円
弧状のアーマチュアを取付けたものであり、アーマチュ
アは一端を支持部材を介してフィールドコアに支持され
、他端部を制動用のばねで常時外径方向へ付勢されるこ
とによって径方向に移動可能とされている。そして、励
磁コイルが無励磁状態のときは、制動用のばねでアーマ
チュア外表面のブレーキライニングをブレーキドラムに
圧接させ、励磁コイルが励磁状態のときは、アーマチュ
アを一端を支点とじてフィールドコア側へ揺動させて前
記圧接を解除するように構成されている。
公報に開示されたものがある。これは、励磁コイルを有
するフィールドコアの外側にブレーキドラムをフィール
ドコアと同軸状に配設し、フィールドコアの外周面に円
弧状のアーマチュアを取付けたものであり、アーマチュ
アは一端を支持部材を介してフィールドコアに支持され
、他端部を制動用のばねで常時外径方向へ付勢されるこ
とによって径方向に移動可能とされている。そして、励
磁コイルが無励磁状態のときは、制動用のばねでアーマ
チュア外表面のブレーキライニングをブレーキドラムに
圧接させ、励磁コイルが励磁状態のときは、アーマチュ
アを一端を支点とじてフィールドコア側へ揺動させて前
記圧接を解除するように構成されている。
[発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造では、アーマチュアは一端を支
点として揺動するようにフィールドコアに吸着されるた
めに、支点側の部分においてフィールドコアとの間に間
隙が形成される。そのため、励磁コイルの周囲に形成さ
れる磁気回路において磁気抵抗が大きくなり、励磁コイ
ルの起磁力を有効に利用することができない不具合があ
った。すなわち、前記間隙は磁束を透しにくいばかりで
なく、磁束を迂回させて磁路の平均長さを長くするから
である。
点として揺動するようにフィールドコアに吸着されるた
めに、支点側の部分においてフィールドコアとの間に間
隙が形成される。そのため、励磁コイルの周囲に形成さ
れる磁気回路において磁気抵抗が大きくなり、励磁コイ
ルの起磁力を有効に利用することができない不具合があ
った。すなわち、前記間隙は磁束を透しにくいばかりで
なく、磁束を迂回させて磁路の平均長さを長くするから
である。
また、ブレーキライニングの厚さによって励磁状態のブ
レーキライニングとブレーキドラムとの間隙が決定され
てしまい、機種の異なる機械へ組込む場合であっても前
記間隙、すなわちブレーキトルクが調整できない不都合
もあった。
レーキライニングとブレーキドラムとの間隙が決定され
てしまい、機種の異なる機械へ組込む場合であっても前
記間隙、すなわちブレーキトルクが調整できない不都合
もあった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、シュー
タイブであっても励磁コイルの起磁力を有効に利用する
ことができ、しかも、ブレーキトルクが調整できる電磁
ブレーキを提供するものである。本発明に係る電磁ブレ
ーキは、フィールドコアに対面して軸線方向に平行移動
可能に支持されたアーマチュアと、その外側に配設され
たブレーキドラムと、ブレーキドラムの内周面に沿って
配列され表面にブレーキライニングを有する仮ばねとを
備え、前記アーマチュアの外周部に傾斜溝を設けるボー
ル受け金具を軸線方向に移動自在に設け、このボール受
け金具をアーマチュアに固定する固定手段を設けると共
に、傾斜溝と仮ばねとの間にボールを介装したものであ
る。
タイブであっても励磁コイルの起磁力を有効に利用する
ことができ、しかも、ブレーキトルクが調整できる電磁
ブレーキを提供するものである。本発明に係る電磁ブレ
ーキは、フィールドコアに対面して軸線方向に平行移動
可能に支持されたアーマチュアと、その外側に配設され
たブレーキドラムと、ブレーキドラムの内周面に沿って
配列され表面にブレーキライニングを有する仮ばねとを
備え、前記アーマチュアの外周部に傾斜溝を設けるボー
ル受け金具を軸線方向に移動自在に設け、このボール受
け金具をアーマチュアに固定する固定手段を設けると共
に、傾斜溝と仮ばねとの間にボールを介装したものであ
る。
本発明においては、励磁コイルが無励磁状態のときは、
アーマチュアがフィールドコアから後退してボールが板
ばねを外径方向へ押圧するため、ブレーキライニングが
ブレーキドラムに圧接する。
アーマチュアがフィールドコアから後退してボールが板
ばねを外径方向へ押圧するため、ブレーキライニングが
ブレーキドラムに圧接する。
一方、励磁コイルが励磁されると、アーマチュアが前進
し、ボールが内径方向へ移動するため、前記圧接が解除
される。
し、ボールが内径方向へ移動するため、前記圧接が解除
される。
また、固定手段でボール受け金具の固定位置を変えると
励磁状態におけるブレーキライニングとブレーキドラム
との間隙が調整できる。
励磁状態におけるブレーキライニングとブレーキドラム
との間隙が調整できる。
以下、その構成等を図に示す実施例により詳細に説明す
る。第1図は本発明に係る電磁ブレーキを示す縦断面図
、第2図は第1図のn−11線断面図、第3図は正面図
で、これらの図において符号1で示すものは、電磁ブレ
ーキを示し、例えばモータ2に取付けられ被制動軸とし
てのモータ軸3の制動に使用される。
る。第1図は本発明に係る電磁ブレーキを示す縦断面図
、第2図は第1図のn−11線断面図、第3図は正面図
で、これらの図において符号1で示すものは、電磁ブレ
ーキを示し、例えばモータ2に取付けられ被制動軸とし
てのモータ軸3の制動に使用される。
4は鉄などの磁性材からなる円形環状のフィールドコア
であり、外周部に等間隔をおいて3個穿設された取付用
孔5を貫通する図示しないボルトによって、前記モータ
2の背面側に前記モータ軸3と同軸状に取付けられてい
る。このフィールドコア4のモータ2と反対側の端面に
は軸線方向へ開放された環状溝6が設けられており、こ
こに環状に巻回された励磁コイル7が装填されている。
であり、外周部に等間隔をおいて3個穿設された取付用
孔5を貫通する図示しないボルトによって、前記モータ
2の背面側に前記モータ軸3と同軸状に取付けられてい
る。このフィールドコア4のモータ2と反対側の端面に
は軸線方向へ開放された環状溝6が設けられており、こ
こに環状に巻回された励磁コイル7が装填されている。
8は前記フィールドコア4に対向する円板状のアーマチ
ュアである。このアーマチュア8は第4図に示すように
、中央部にモータ軸3が貫通する中央孔11を有し、外
周部に等間隔に3個設けたガイド孔12に前記取付用孔
5に圧入固定されたガイドカラー13を貫通させること
によって、回転が規制された状態で軸線方向に平行移動
可能に支持されている。また、このアーマチュア8は、
フィールドコア4の外側端面に複数個穿設された凹陥部
14に、制動用の圧縮コイルばね15を凹陥部14の底
面とアーマチュア8の表面との間において圧縮変形した
状態で装填することによって、常時フィールドコア4か
ら離れる方向へ付勢されている。
ュアである。このアーマチュア8は第4図に示すように
、中央部にモータ軸3が貫通する中央孔11を有し、外
周部に等間隔に3個設けたガイド孔12に前記取付用孔
5に圧入固定されたガイドカラー13を貫通させること
によって、回転が規制された状態で軸線方向に平行移動
可能に支持されている。また、このアーマチュア8は、
フィールドコア4の外側端面に複数個穿設された凹陥部
14に、制動用の圧縮コイルばね15を凹陥部14の底
面とアーマチュア8の表面との間において圧縮変形した
状態で装填することによって、常時フィールドコア4か
ら離れる方向へ付勢されている。
21は前記モータ軸3を制動するブレーキドラムで、有
底円筒状を呈し内周面に制動面21aが形成されている
。このブレーキドラム21はアーマチュア8およびフィ
ールドコア4と同軸状に配設され、周壁でアーマチュア
8およびフィールドコア4の外側を被覆している。また
、底部中央にはハブ22が設けられており、図示しない
キーを介してモータ軸3と回転方向に結合されている。
底円筒状を呈し内周面に制動面21aが形成されている
。このブレーキドラム21はアーマチュア8およびフィ
ールドコア4と同軸状に配設され、周壁でアーマチュア
8およびフィールドコア4の外側を被覆している。また
、底部中央にはハブ22が設けられており、図示しない
キーを介してモータ軸3と回転方向に結合されている。
一方、軸線方向については、スナップリング23によっ
て移動が規制されている。なお、軸線方向についての規
制はスナップリングのほか、例えばねし作用を利用した
規制手段でもよい、24は取付ボルトを外部から挿入す
るための透孔で、ブレーキドラム21の底部に前記取付
用孔5に対応して穿設されている。
て移動が規制されている。なお、軸線方向についての規
制はスナップリングのほか、例えばねし作用を利用した
規制手段でもよい、24は取付ボルトを外部から挿入す
るための透孔で、ブレーキドラム21の底部に前記取付
用孔5に対応して穿設されている。
31はフィールドコア4の外周面に取付けられた板ばね
であり、ブレーキドラム21の内周面に沿って前記圧縮
コイルばね15の外側に等間隔をおいて3個配列されて
いる。この板ばね31は第5図および第6図に正面図お
よび平面図を示すように、平面視略台形状の板材からな
り、両端部に形成され取付ねじ32が貫通する取付孔3
3を有する固定部31aと、中央部に形成されシュー3
4が固着されたシュー保持部31bとが容易に弾性変形
し得る円弧状の接続部31cによって連結されている。
であり、ブレーキドラム21の内周面に沿って前記圧縮
コイルばね15の外側に等間隔をおいて3個配列されて
いる。この板ばね31は第5図および第6図に正面図お
よび平面図を示すように、平面視略台形状の板材からな
り、両端部に形成され取付ねじ32が貫通する取付孔3
3を有する固定部31aと、中央部に形成されシュー3
4が固着されたシュー保持部31bとが容易に弾性変形
し得る円弧状の接続部31cによって連結されている。
すなわち、板ばね31は固定部31aが固定されても、
シュー保持部31bは接続部31cによって径方向に弾
性変形することができる。前記シュー34は溶着やある
いはリベット等によってシュー保持部31bの外表面に
固着されている。35はこのシュー34上に固着された
ブレーキライニング、36はシュー保持部31bの前端
面両側に一対の切込みを設けて折曲げ形成したフランジ
であり、後述するボールが抜は落ちるのを防止するもの
である。
シュー保持部31bは接続部31cによって径方向に弾
性変形することができる。前記シュー34は溶着やある
いはリベット等によってシュー保持部31bの外表面に
固着されている。35はこのシュー34上に固着された
ブレーキライニング、36はシュー保持部31bの前端
面両側に一対の切込みを設けて折曲げ形成したフランジ
であり、後述するボールが抜は落ちるのを防止するもの
である。
41はボール受け金具であり、第7図、第8図、第9図
に正面図、平面図、側面図を示すように両側に一対の突
出部41aを有する略板状に形成されており、この突出
部41aを前記アーマチュア8の外周面に設けた切欠き
42に嵌合させることよって、アーマチュア8の板ばね
31の内側に対応する部位に軸線方向に移動自在に配設
されている。43は突出部41aの上面に形成された傾
斜面で、フィールドコア4から離れるにしたがって深く
なるように傾斜し、先端部にはボール係止壁43aが形
成されている。そして、この傾斜面43と、この両側に
位置している切欠き42の側面とによって、アーマチュ
ア8の外周部に傾斜溝が設けられている。
に正面図、平面図、側面図を示すように両側に一対の突
出部41aを有する略板状に形成されており、この突出
部41aを前記アーマチュア8の外周面に設けた切欠き
42に嵌合させることよって、アーマチュア8の板ばね
31の内側に対応する部位に軸線方向に移動自在に配設
されている。43は突出部41aの上面に形成された傾
斜面で、フィールドコア4から離れるにしたがって深く
なるように傾斜し、先端部にはボール係止壁43aが形
成されている。そして、この傾斜面43と、この両側に
位置している切欠き42の側面とによって、アーマチュ
ア8の外周部に傾斜溝が設けられている。
44は前記傾斜面43と板ばね31との間に介装された
6個のボールである。このボール44はボール受け金具
41をねじ止めしたアーマチュア8が圧縮コイルばね1
5で押圧されることによって、フランジ36に係合した
状態で外径方向へ移動しようとするため、板ばね31を
常時外径方向へ押圧し、ブレーキライニング35をブレ
ーキドラム21に圧接させる。
6個のボールである。このボール44はボール受け金具
41をねじ止めしたアーマチュア8が圧縮コイルばね1
5で押圧されることによって、フランジ36に係合した
状態で外径方向へ移動しようとするため、板ばね31を
常時外径方向へ押圧し、ブレーキライニング35をブレ
ーキドラム21に圧接させる。
51は前記ボール受け金具41をアーマチュア8に固定
する固定ねじ、52はアーマチュア8とフィールドコア
4との間隙を調整する一対の調整ねじである。前記固定
ねじ51はボール受け金具41の中央部に配された透孔
53を貫通しアーマチュア8のねじ孔54に螺着されて
いる。一方、調整ねじ52は第10図に要部の拡大断面
図を示すように、ボール受け金具41の両側部に配され
たねじ孔55を貫通しアーマチュア8の凹陥部56に当
接している。すなわち、これらねじはボール受け金具4
1をアーマチュア8に対して所定の位置に固定する固定
手段を構成している。ここで、調整ねじ52の首下の長
さはボール受け金具41の厚さと凹陥部56の深さとの
和よりも長(設定されている。
する固定ねじ、52はアーマチュア8とフィールドコア
4との間隙を調整する一対の調整ねじである。前記固定
ねじ51はボール受け金具41の中央部に配された透孔
53を貫通しアーマチュア8のねじ孔54に螺着されて
いる。一方、調整ねじ52は第10図に要部の拡大断面
図を示すように、ボール受け金具41の両側部に配され
たねじ孔55を貫通しアーマチュア8の凹陥部56に当
接している。すなわち、これらねじはボール受け金具4
1をアーマチュア8に対して所定の位置に固定する固定
手段を構成している。ここで、調整ねじ52の首下の長
さはボール受け金具41の厚さと凹陥部56の深さとの
和よりも長(設定されている。
このように構成された電磁ブレーキにおいては、励磁コ
イル7が励磁されてない無励磁状態においては、第11
図に拡大して示すように、圧縮コイルばね15の弾撥力
によってアーマチュア8はフィールドコア4の吸着面と
の間に間隙gを形成するように押圧されフィールドコア
4に対して後退する。このとき、ボール44はフランジ
36で係止されるので、傾斜面43上をフィールドコア
4側へ移動して板ばね31を外径方向へ押圧する。
イル7が励磁されてない無励磁状態においては、第11
図に拡大して示すように、圧縮コイルばね15の弾撥力
によってアーマチュア8はフィールドコア4の吸着面と
の間に間隙gを形成するように押圧されフィールドコア
4に対して後退する。このとき、ボール44はフランジ
36で係止されるので、傾斜面43上をフィールドコア
4側へ移動して板ばね31を外径方向へ押圧する。
このため、ブレーキライニング35がブレーキドラム2
1に圧接し、ブレーキドラム21の回転がブレーキライ
ニング35との摩擦力によって阻止されるので、モータ
軸3は制動される。
1に圧接し、ブレーキドラム21の回転がブレーキライ
ニング35との摩擦力によって阻止されるので、モータ
軸3は制動される。
一方、励磁コイル7に電圧が印加された励磁状態におい
ては、第12図に示すように、磁束Φが発生し、アーマ
チュア8は圧縮コイルばね15の弾Inカに抗してフィ
ールドコア4に吸着される。
ては、第12図に示すように、磁束Φが発生し、アーマ
チュア8は圧縮コイルばね15の弾Inカに抗してフィ
ールドコア4に吸着される。
そのため、アーマチュア8が前進し、ボール44が内径
方向へ移動するため、前記圧接が解除される。すなわち
、ブレーキドラム21とブレーキライニング35との間
には間隙Sが形成される。このとき、ボール44はボー
ル係止壁43aに係止されている。
方向へ移動するため、前記圧接が解除される。すなわち
、ブレーキドラム21とブレーキライニング35との間
には間隙Sが形成される。このとき、ボール44はボー
ル係止壁43aに係止されている。
したがって、アーマチュア8全体を進退させることによ
って、ブレーキドラム21の制動および解放状態とする
ことができるから、解放時にはアーマチュア8をフィー
ルドコア4に密着させることができる。その結果、励磁
コイル7の周囲に形成される磁気回路中、に空隙が形成
されるのを阻止し磁気抵抗を小さくすることができるか
ら、起磁力をを効に利用することができる。
って、ブレーキドラム21の制動および解放状態とする
ことができるから、解放時にはアーマチュア8をフィー
ルドコア4に密着させることができる。その結果、励磁
コイル7の周囲に形成される磁気回路中、に空隙が形成
されるのを阻止し磁気抵抗を小さくすることができるか
ら、起磁力をを効に利用することができる。
また、励磁時に固定ねじ51を緩め、調整ねじ52を締
まる方向へ回転すると第10図に示すように、固定ねじ
51の頭部とボール受け金具41との間隙g、が小さく
なり、ボール受け金具41とアーマチュア8との間隙g
tが大きくなる。このとき、第12図で示す間隙Sが小
さくなると共に、前記傾斜面43の角度により任意な前
記間隙Sに対する比率で、無励磁時におけるアーマチュ
ア8とフィールドコア4との間隙gが小さくなる。
まる方向へ回転すると第10図に示すように、固定ねじ
51の頭部とボール受け金具41との間隙g、が小さく
なり、ボール受け金具41とアーマチュア8との間隙g
tが大きくなる。このとき、第12図で示す間隙Sが小
さくなると共に、前記傾斜面43の角度により任意な前
記間隙Sに対する比率で、無励磁時におけるアーマチュ
ア8とフィールドコア4との間隙gが小さくなる。
したがって、間隙gの許容範囲内で間隙Sが調整できる
ので、電磁ブレーキ1を機種の異なる機械へ組込む際に
は、調整ねじ52の締め方によってブレーキトルクを調
整することができる。ここで、換言すれば、間隙gの調
整を行えば間隙Sは設計上自ずと決められるから、間隙
Sの調整はブレーキドラム21をモータ軸3に結合する
前に行える。
ので、電磁ブレーキ1を機種の異なる機械へ組込む際に
は、調整ねじ52の締め方によってブレーキトルクを調
整することができる。ここで、換言すれば、間隙gの調
整を行えば間隙Sは設計上自ずと決められるから、間隙
Sの調整はブレーキドラム21をモータ軸3に結合する
前に行える。
そのため、ブレーキドラム21に間隙調整用の透孔を特
別に穿設する必要がない。
別に穿設する必要がない。
第13図は他の実施例を示す縦断面図、第14図は第1
3図のXTV−Xrl/線断面図で、これらの図におい
て第1図および第2図に示すものと同一あるいは同等な
部材には同一符号を付しその説明は省略する。この実施
例においては、アーマチュア8の切欠き42に傾斜面6
1が設けられており、この傾斜面61とボール受け金具
41との間に調整用ボール62が介装されている。そし
て、この調整用ボール62にボール受け金具41に螺合
している調整ねじ52が当接している。
3図のXTV−Xrl/線断面図で、これらの図におい
て第1図および第2図に示すものと同一あるいは同等な
部材には同一符号を付しその説明は省略する。この実施
例においては、アーマチュア8の切欠き42に傾斜面6
1が設けられており、この傾斜面61とボール受け金具
41との間に調整用ボール62が介装されている。そし
て、この調整用ボール62にボール受け金具41に螺合
している調整ねじ52が当接している。
したがって、このような実施例では、励磁状態で調整ね
じ52をねじ込むとボール受け金具41は径方向に移動
され、この移動によってブレーキライニング35とブレ
ーキドラム21との間隙Sが小さくなるように調゛整さ
れる。そして、この状態から無励磁状態とすれば、アー
マチュア8とフィールドコア4との間隙gが小さくなる
。ここで、間隙Sを決めたときの間隙gの値は、傾斜面
43の角度、ボール44.62の直径、調整ねじ52の
ねじピッチ等の値から決定される。
じ52をねじ込むとボール受け金具41は径方向に移動
され、この移動によってブレーキライニング35とブレ
ーキドラム21との間隙Sが小さくなるように調゛整さ
れる。そして、この状態から無励磁状態とすれば、アー
マチュア8とフィールドコア4との間隙gが小さくなる
。ここで、間隙Sを決めたときの間隙gの値は、傾斜面
43の角度、ボール44.62の直径、調整ねじ52の
ねじピッチ等の値から決定される。
なお、上記実施例においては、ボール44を2個ずつ3
組等間隔に配置した例について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ボール44は1個ずつ配
置するなど適宜変更することできる。また、比較的低い
ボール係止壁43aが設けられたボール受け金具41に
ついて説明したが、ボール係止壁43aの高さは適宜変
更することができる。
組等間隔に配置した例について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ボール44は1個ずつ配
置するなど適宜変更することできる。また、比較的低い
ボール係止壁43aが設けられたボール受け金具41に
ついて説明したが、ボール係止壁43aの高さは適宜変
更することができる。
以上説明したように本発明によれば、フィールドコアに
対向して軸線方向に平行移動可能に支持されたアーマチ
ュアと、その外側に配設されたブレーキドラムと、ブレ
ーキドラムの内周面に沿って配列され表面にブレーキラ
イニングを有する板ばねとを備え、前記アーマチュアの
外周部に傾斜溝を設けるボール受け金具を軸線方向に移
動自在に設け、このボール受け金具をアーマチュアに固
定する固定手段を設けると共に、傾斜溝と仮ばねとの間
にボールを介装したから、アーマチュアがフィールドコ
アから後退するとボールが外径方向へ移動し、アーマチ
ュアが前進するとボールが内径方向へ移動する。
対向して軸線方向に平行移動可能に支持されたアーマチ
ュアと、その外側に配設されたブレーキドラムと、ブレ
ーキドラムの内周面に沿って配列され表面にブレーキラ
イニングを有する板ばねとを備え、前記アーマチュアの
外周部に傾斜溝を設けるボール受け金具を軸線方向に移
動自在に設け、このボール受け金具をアーマチュアに固
定する固定手段を設けると共に、傾斜溝と仮ばねとの間
にボールを介装したから、アーマチュアがフィールドコ
アから後退するとボールが外径方向へ移動し、アーマチ
ュアが前進するとボールが内径方向へ移動する。
したがって、シュータイブであってもアーマチュア全体
を進退させることによってブレーキドラムの制動および
解放状態とすることができ、解放時にはアーマチュアを
フィールドコアに密着させることができる。その結果、
励磁コイルの周囲に形成される磁気回路の抵抗を小さく
することができるから、起磁力を有効に利用することが
できる。
を進退させることによってブレーキドラムの制動および
解放状態とすることができ、解放時にはアーマチュアを
フィールドコアに密着させることができる。その結果、
励磁コイルの周囲に形成される磁気回路の抵抗を小さく
することができるから、起磁力を有効に利用することが
できる。
また、固定手段でボール受け金具の固定位置を変えるこ
とによって、ブレーキライニングとブレーキドラムとの
間隙が調整できるから、ブレーキトルクが調整できる。
とによって、ブレーキライニングとブレーキドラムとの
間隙が調整できるから、ブレーキトルクが調整できる。
さらに、この電磁ブレーキを機種の異なる機械へ組込む
際は、アーマチュアの外周部に設けた傾斜溝の角度を変
えることによりブレーキトルクが調整できる。
際は、アーマチュアの外周部に設けた傾斜溝の角度を変
えることによりブレーキトルクが調整できる。
第1図は本発明に係る電磁ブレーキを示す縦断面図、第
2図は第1図のn−n線断面図、第3図は正面図、第4
図はアーマチュアを示す正面図、第5図および第6図は
板ばねを示す正面図および平面図、第7図〜第9図はボ
ール受け金具を示す正面図、平面図、側面図、第10図
は要部の拡大断面図、第11図は無励磁状態における要
部の拡大断面図、第12図は励磁状態における要部の拡
大断面図、第13図は他の実施例を示す要部の断面図、
第14図は第13図のXIV−XIV線断面図である。 4・・・・フィールドコア、8・・・・アーマチュア、
21・・・・ブレーキドラム、31・・・・板ばね、3
5・・・・ブレーキライニング、41・・・・ボール受
け金具、42・・・・切欠き、43・・・・傾斜面、4
4・・・・ポール、52・・・・調整ねし。
2図は第1図のn−n線断面図、第3図は正面図、第4
図はアーマチュアを示す正面図、第5図および第6図は
板ばねを示す正面図および平面図、第7図〜第9図はボ
ール受け金具を示す正面図、平面図、側面図、第10図
は要部の拡大断面図、第11図は無励磁状態における要
部の拡大断面図、第12図は励磁状態における要部の拡
大断面図、第13図は他の実施例を示す要部の断面図、
第14図は第13図のXIV−XIV線断面図である。 4・・・・フィールドコア、8・・・・アーマチュア、
21・・・・ブレーキドラム、31・・・・板ばね、3
5・・・・ブレーキライニング、41・・・・ボール受
け金具、42・・・・切欠き、43・・・・傾斜面、4
4・・・・ポール、52・・・・調整ねし。
Claims (1)
- 励磁コイルを有するフィールドコアと、このフィールド
コアに対向し軸線方向に平行移動可能に支持され制動用
のばねで常時フィールドコアから離れる方向へ付勢され
たアーマチュアと、このアーマチュアおよびフィールド
コアと同軸状に配設されこれら部材の外側を被覆するブ
レーキドラムと、このブレーキドラムの内周面に沿って
配列され径方向に弾性変形可能に前記フィールドコアに
取付けられた板ばねと、この板ばねの外表面に設けられ
たブレーキライニングとを備え、前記アーマチュアの板
ばねの内側に対応する部位にフィールドコアから離れる
にしたがって深くなる傾斜溝を設けるボール受け金具を
軸線方向に移動自在に設け、このボール受け金具をアー
マチュアに固定する固定手段を設けると共に、前記傾斜
溝と板ばねとの間に板ばねを常時外径方向へ押圧するボ
ールを介装したことを特徴とする電磁ブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61260312A JPH0613892B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 電磁ブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61260312A JPH0613892B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 電磁ブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115921A true JPS63115921A (ja) | 1988-05-20 |
JPH0613892B2 JPH0613892B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=17346276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61260312A Expired - Lifetime JPH0613892B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 電磁ブレ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613892B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0464712A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-28 | Asmo Co Ltd | 含油軸受 |
US5103941A (en) * | 1991-03-28 | 1992-04-14 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics & Space Administration | Roller locking brake |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP61260312A patent/JPH0613892B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0464712A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-28 | Asmo Co Ltd | 含油軸受 |
US5103941A (en) * | 1991-03-28 | 1992-04-14 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics & Space Administration | Roller locking brake |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0613892B2 (ja) | 1994-02-23 |
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