JPS63115500A - 超音波探触子の製造方法 - Google Patents

超音波探触子の製造方法

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JPS63115500A
JPS63115500A JP61261272A JP26127286A JPS63115500A JP S63115500 A JPS63115500 A JP S63115500A JP 61261272 A JP61261272 A JP 61261272A JP 26127286 A JP26127286 A JP 26127286A JP S63115500 A JPS63115500 A JP S63115500A
Authority
JP
Japan
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piezoelectric vibrator
load material
array
vibrator array
back load
Prior art date
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Pending
Application number
JP61261272A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Saito
孝悦 斉藤
Masami Kawabuchi
川淵 正己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS63115500A publication Critical patent/JPS63115500A/ja
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  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、医用超音波診断装置に用いる超音波探触子の
製造方法に関するものである。
従来の技術 最近、所定の曲率を有する凸面形状の超音波探触子が直
線電子走査型超音波探触子に比べ、被検領域を拡大でき
るという特徴から、医用超音波診断装置などの分野で盛
んに利用されるようになってきた。
従来の凸面状の超音波探触子の製造方法としては、例え
ば、特開昭59−202058号公報に記載されている
製造方法が知られている。以下、第2図を参照して従来
の凸面状の超音波探触子の製造方法について説明する。
約17nILの厚さで、かつフラットなフェライトゴム
よりなる第1の背面負荷材21に、電極を有する圧電振
動子アレイ22を形成する。この圧電振動子アレイ22
を形成するには、電極を有する圧電振動子23を第1の
背面負荷材21に接着する。
この圧電振動子23をダイヤセントホイール−4[つ公
知の切断機によって、一定ピツチごとに切断する。切断
後、圧電振動子23間に形成したギャップにポリウレタ
ン樹脂などの合成樹脂24を充填する。この充填した合
成樹脂が硬化した後、圧電振動子アレイ22上に音響整
合層25を流し込みによって形成し、所定の厚さに研摩
する。次に第1の背面負荷材21と同様、フェライトゴ
ムよりなり、最終的に形成する曲率の湾曲面を有する第
2の背面負荷材26に第1の背面負荷材21を接着する
。これにより第1の背面負荷材21が第2の背面負荷材
26の曲率面に沿って湾曲し、第1の背面負荷材21上
の圧電振動子アレイ22が一定間隔で湾曲し、音響整合
層26も圧電振動子アレイ22に沿って湾曲する。次に
第2の背面負荷材26をアルミニウムなどからなる保持
台27に接着する。その後、フレキシブル配線板(図示
省略)を圧電振動子アレイ22に沿わせ、その各電気端
子を圧電振動子アレイ22にろう付けなどによって持続
する。
圧電振動子アレイ22を所望の曲率に形成する方法とし
ては、予め、所望の曲率を有した圧電振動子板を背面負
荷材に接着してから、アレイ状に複数個に切断する方法
もあるが、この方法によれば、曲率を有する圧電振動子
板を形成すること、及びアレイ状に切断分割することが
困難であるため、現在は、殆んど上記方法が用いられて
いる。
そしてこの方法は基本的には、直線走査型超音波探触子
の振動子アレイを製造する方法と同じであるが、所望の
曲率に湾曲し易くするため、第1の背面負荷材21を薄
くして、所望の曲率を有する第2の背面負荷材26面に
接着している点において大きく相違している。これは、
背面負荷材として、フェライトゴムを用いているためで
ある。すなわち、フェライトゴムの音波減衰係数が3 
MH2で、約10dB、/1.、テアリ、tglの背面
負荷材21の厚み(1〜3mm)だけでは、この背面負
荷材21に入射する不要の音波を減衰させることができ
ないため、同材料の第2の背面負荷材26を必要とする
また従来の他の例としては、音波減衰係数が大きく、加
熱することにより硬度を下げて軟化する高分子材料を主
成分とする背面負荷材21.26を用い、この背面負荷
材21.26は従来のフェライトゴムの場合より、約2
6分の1に厚みを薄くすることができるので、平板の圧
電振動子板を背面負荷材21に接着し、圧電振動子板を
アレイ状に切断した後、背面負荷材21.26を加熱し
てこれらを所望の曲面に構成する方法もある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第1の背面負荷材21にフェライトゴム
を用いた従来の製造方法では、この背面負荷材21が十
分な硬さを有していないため、圧電撮動子アレイ22を
均一に配列することができず、所望の曲率の第2の背面
負荷材28に接着しても、個々の圧電振動子22aを第
2の背面負荷材260曲率に沿わせることが困難である
。従って、超音波ビームを精度良く制御することができ
なくなり、S/Nの良好な超音波画像を得ることができ
ない。また第1と第2の背面負荷材21と26を接着し
た接着層の境界部分から音響的な不整合により、音波が
反射して圧電振動子22 aに戻り、この音波が超音波
画像の雑音となり、画像劣化が生じるなどの問題点を有
している。
また、従来の背面負荷材を加熱して硬度を低下させ、所
望の曲面に形成する製造方法では、背面負荷材の厚みは
、周波数が3 MH2の場合、3.5〜6朋となり、フ
ェライトゴムの場合より2分の1以上薄くなっているた
め、ある程度曲率が大きい場合については、背面負荷材
が単層でも容易に曲面を形成することが可能であるが、
曲率が小さくなった場合は、背面負荷材への歪みが大き
くなるため、割れ、あるいは破断が生じ、所望の曲面を
有する超音波探触子を得ることができないという問題点
を有している。
そこで、本発明は、分解能の高い超音波画像が得ること
ができ、また簡単に、かつ容易に製造することができ、
更には背面負荷材の損傷を防止することができるように
した超音波探触子の製造方法を提供しようとするもので
ある。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するための本発明の技術的な手
段は、少なくとも圧電振動子アレイの一面側に背面負荷
材が設けられた積層体を背面負荷材における圧電振動子
アレイの反対側の面に設けられた一本以上の溝の変形を
利用して保持台の曲面に沿うように湾曲させて接着する
ようにしたものである。
作   用 上記技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、少なくとも圧電振動子アレイと背面負荷材よ
りなる積層体を保持台の曲面に沿うように湾曲させる際
、背面負荷材に設けた溝の変形を利用するので、背面負
荷材に発生する歪みを溝の部分で緩和することができる
。従って圧電振動子アレイを所望の曲面に沿って容易に
、精度良く構成することができる。しかもこのように容
易に湾曲させるようにすることによって背面負荷材を単
層の構成にすることができるので、従来の二層構造のよ
うな境界部分での不用な音波の反射もなくなり、従って
分解能の高い超音波画像を得ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図(a)〜(e)は本発明の一実弗例における超音
波探触子の製造方法を示す。
第1図(a)に示すように、圧電素子1の両面に電極2
.3を蒸着、あるいは焼付けなどにより設けて板状の圧
電振動子4を構成し、この圧電振動子4の一方の電極2
.3面にフレキシブルな電気端子6.6をハンダ付また
は導電性接着剤などにより接続する。次に、エポキシ樹
脂にタングステン金属粉末などを充填し、音響インピー
ダンス値を調整した第1の音響整合層7を電気端子6,
6の接続側の面と反対側の圧電振動子4の面に流し込み
、あるいは接着剤により接着する。次に、圧電振動子4
における電気端子5.6の接続側の面に電気端子6,6
の一部を覆って背面負荷材8を接着、あるいは流し込み
により形成する。なお、圧電振動子4には先に背面負荷
材8を設け、その後。
第1の音響整合層7を設けても良い。
上記背面負荷材8には、フェライト粉末を充填したゴム
、いわゆるフェライトゴム、または高分子材料を主成分
として、タングステン金属粉末とマイクロバルーンを充
填したものなどを用いる。
次に、第1図(b)に示すように背面負荷材8における
圧電振動子4とは反対側の面に横断方向、すなわち後述
する圧電振動子アレイの配列方向に対してほぼ直角方向
に1本以上の溝9を形成する。
この溝9の数及び形状は、後述する圧電振動子アレイを
曲面にする曲率の大きさによって変えるが、曲率が小さ
くなるに従い、溝9の数を多くし、また溝9の深さを深
くし、くさび形の形状にする。
なお、背面負荷材8に設ける溝9は、背面負荷材8端而
からの音波反射を防止するためのものではなく、圧電振
動子アレイを精度良く曲面に構成することを目的として
いるものであり、従って溝9は、背面負荷材8を曲面に
湾曲することにより発生する歪みを緩和して容易に曲面
に湾曲することができ、しかも背面負荷材8が割れるの
を防止することができる形状であれば、くさび形の形状
に限らず、その他、いかなる形状でも良い。
次に、第1図(c)に示すようにダイシングソーなどに
より第1の音響整合層子と圧電振動子4と電気端子6.
6の一部及び背面負荷材8の一部を所望の間隔で切断し
、背面負荷材8上に圧電振動子アレイを形成する。
次に、背面負荷材8を加熱(70〜1oo℃)し、その
硬度をある程度下げて軟化した状態にし、第1図(d)
に示すように所望の曲面を有するアルミニウムなどの保
持台1oの曲面に沿わせて接着する。これにより圧電振
動子アレイ、第1の音響整合層7及び背面負荷材8より
なる積層体を保持台1oの曲面に沿って湾曲させること
ができる。なお、上記接着の際には、保持台1oも背面
負荷材8と同様に加熱しておいても良い。
そして上記接着に際し、背面負荷材8に設けた1個以上
の溝9によって曲面にした時に発生する背面負荷材8の
歪みを緩和することができるため、背面負荷材8が割れ
るおそれはない。しかも、保持台1oの曲面に沿って精
度良く接着することができるため、所望の曲率を有した
圧電振動子アレイを構成することができる。
次に、第1図(e)に示すように第1の音響整合層7上
に、エポキシ樹脂などよりなる第2の音響整合層11を
接着し、更に、その上に音波を集束させるため、シリコ
ーンゴムなどのような音響レンズ12を設ける。また、
図示していないが、電気端子6,6はケーブルに接続す
る。このようにして振動子アレイを湾曲させた超音波探
触子を製造することができる。
上記製造方法によれば、背面負荷材8に所望する曲面に
応じて、溝9の数及び形状を選定することにより小さい
曲率から大きい曲率まで、自由に圧電振動子アレイを構
成することができる。従って、背面負荷材8を単層に構
成することができるので、従来の二層構造のような境界
での音波の多重反射がなくなり、超音波画像の分解能劣
化がない。しかも1曲面にすることによる背面負荷材8
の歪みで割れることもないため、精度良く圧電振動子ア
レイを曲面に構成することができる。
なお、上記実施例では、圧電振動子4面に背面負荷材8
を接着した後、背面負荷材8に溝9を形成するように説
明したが、この他、圧電振動子4に接着する前、または
圧電振動子4をアレイ状に切断した後に、背面負荷材8
に溝9を形成しても良い。また上記実施例では、圧電振
動子アレイを凸面形状に配列した、いわゆるコンベック
ス型の超音波探触子の場合について述べたが、この他、
凹面形状、波形形状などの超音波探触子の製造に用いる
ことができることは明らかである。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、少なく
とも圧電振動子アレイの一面側に背面負荷材が設けられ
た積層体を背面負荷材における圧電振動子アレイの反対
側の面に設けられた一本以上の溝の変形を利用して保持
台の曲面に沿うように湾曲させて接着するようにしてい
る。このように積層体を湾曲させる際に背面負荷材に設
けた溝の変形を利用するので、容易に、精度良く湾曲さ
せることができる。しかもこのように容易に湾曲させる
ようにすることにより背面負荷材を単層に構成すること
ができるため、不用な音波の反射がなくなり、従って分
解能の高い超音波画像を得ることができる。また背面負
荷材を単層に構成できるので、容易に、かつ簡単に製造
することができる。
更に曲率の小さい圧電振動子アレイを構成する場合にお
いても、背面負荷材を曲面に湾曲した時発生する歪みを
溝の部分で緩和できるため、背面負荷材が割れて破断す
るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本発明の一実施例における超音
波探触子の製造方法を示し、同図(a)は圧電振動子の
電極に電気端子を接続し、圧電振動子に第1の音響整合
層と背面負荷材を積層した状態の横断面図、同図(b)
はその背面側からの斜視図、同図(C)は圧電振動子を
アレイ状に形成した状態の縦断面図、同図(d)は同図
(c)に示す積層体を曲面を有する保持台に接着した状
態の概略縦断面図、同図(e)は第1の音響整合層上に
第2の音響整合層と音響レンズを設けた製造完成状態の
概略縦断面図、第2図は従来の製造方法により製造した
超音波探触子の概略縦断面図である。 1・・・圧電素子、2,3・・・電極、4・・・圧電振
動子、5.6・・・電気端子、7・・・第1の音響整合
層、8・・・背面負荷材、9・・・溝、1o・・・保持
台、11・・・第2の音響整合層、12・・・音響レン
ズ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図(aン 第1図(こ) 第1図(d)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも圧電振動子アレイの一面側に背面負荷
    材が設けられた積層体を背面負荷材における圧電振動子
    アレイの反対側の面に設けられた一本以上の溝の変形を
    利用して保持台の曲面に沿うように湾曲させて接着する
    ことを特徴とする超音波探触子の製造方法。
  2. (2)溝を圧電振動子アレイの配列方向に対してほぼ直
    角方向に形成している特許請求の範囲第1項記載の超音
    波探触子の製造方法。
  3. (3)溝を深さ方向に対して、くさび形の形状に形成し
    てある特許請求の範囲第1項記載の超音波探触子の製造
    方法。
JP61261272A 1986-10-31 1986-10-31 超音波探触子の製造方法 Pending JPS63115500A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02286135A (ja) * 1989-04-28 1990-11-26 Yokogawa Medical Syst Ltd 超音波探触子の製造方法
JP2003092796A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Ueda Japan Radio Co Ltd 湾曲面を有する超音波振動子

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