JPS63114993A - 電極、それを備えた電解槽及びそれらを用いた電解方法 - Google Patents

電極、それを備えた電解槽及びそれらを用いた電解方法

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JPS63114993A
JPS63114993A JP62188676A JP18867687A JPS63114993A JP S63114993 A JPS63114993 A JP S63114993A JP 62188676 A JP62188676 A JP 62188676A JP 18867687 A JP18867687 A JP 18867687A JP S63114993 A JPS63114993 A JP S63114993A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野及び従来の技術) 電極の少なくとも一つを膜の一方の側部に接合して電力
の最小の消費をもって最大の生産を達成する膜電解槽は
提案されている。第二の電極を膜の他方の側部に接合し
またはこの側部に対して押付けまたはそれから短い距離
で離すことができる。
そのような電解槽および関連した電気分解プロセスは例
えば米国特許第4,224,121号に記載されており
、この特許は、接合された電極が膜の一方の側部に多孔
性コーティングを有し、このコーティングは比較的低い
過電圧で電解質に不活性な電極材料として作用し得る電
気触媒材料の粒子を有し、上記比較的低い過電圧におい
て該粒子は塩素または水素を生産するために電解プロセ
スでの電極としてのコーティングの使用中に破壊的な化
学的作用に抵抗し得る結合剤または重合体によって一緒
に接合されることが記載している。
コーティングはそれが接触する電解質に浸透し得るよう
に多孔性を有し、かつカソード側で使用される典型的な
電極粒子は白金族の金属およびそれらの導電性酸化物を
含む。そのようなコーティングは満足すべき寿命をもっ
ていない。
(発明が解決しようとする問題点) 通常の接合された電極よりも著しく長い寿命を有する新
規の接合された電極、特にカソードを提供することは本
発明の目的である。
エネルギー消費を相当に節約する低い電解摺電圧を有す
る新規な電解槽および電解方法を提供することは本発明
の別の目的である。
本発明のこれらの目的および他の目的は以下の詳細な説
明から明らかになろう。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明の新規
な電極はイオン交換膜に接合された気体浸透性および液
体浸透性のコーティングからなり、該コーティングは低
過電圧電気触媒粒子と、より高い導電性の耐電解質の粒
子と、膜と融和して粒子をそれに接合する耐電解質の結
合剤とを有し、電極コーティングは少なくとも0.1ミ
クロンの孔寸法を有する複数個の孔を設けている。
特に詳述すれば、本発明の一実施例によれば、イオン交
換膜に接合された気体および液体浸透性コーティングに
よって構成された改良されたカソードであって、電気触
媒低水素放出材料の粒子と、破壊的化学的作用に抵抗し
かつ膜の表面に一緒に接合された層を保持し得る適当な
結合剤とを有するカソードにおいて、それが全体的に高
水素過電圧を有しかつしばしば電気触媒材料より大きい
導電率を有する導電性耐食性粒子と、浸出可能な電気防
食用孔形成粒子をそれから浸出することによって形成さ
れる孔とを含むことを特徴とする改良されたカソードが
提供され得る。低水素過電圧電気触媒材料は好ましくは
白金金属族に属する金属の化合物である。典型的な高導
電性材料は銀、ニッケル、コバルトまたは銅のような若
干の金属を含む。銀は特に有効であることが判明してい
る。
また、純金属以外の導電性化合物は混合物で使用され得
る。これらの化合物は銅およびニッケル、銅及びランタ
ン等の導電性合金を含み、一つの成分(例えば銅)の高
導電率は他の一つの成分(例エバニッケル、ランタン)
及びタングステン、モリブデン、けい素およびチタンの
炭化物または他のパルプ金属からなるインターメタルの
高化学的抵抗に関連する。
基本的に、導電体の量は白金族金属化合物を代表する導
電率を維持しまたは増加すると共に電気分解を生じる電
極表面の単位面積当たシの貴金属ロードを低下すること
に向けられる。導電体の量に対する上限は混合物の水素
過電圧を一定の閾値より低く保つことの必要性だけによ
って制限される。実際、混合物の最大許容すいそ過電流
は30〜35%NaOH溶液中で温度90℃でかつカソ
ード表面の1rlL2当だ、91000アンペアのカソ
ード電流密度で約0.2ボルトであるべきである。
便宜上、コーティングは高い多孔性及び浸透性を有して
電解質、例えばカソード液をそれに流通し得るようにし
、それにより電解質が低過電流粒子の露出した表面に接
触する時に電気分解反応が起こシ得る。好ましい孔寸法
は0.1〜10 m nの範囲にありかつ好ましい多孔
率の程度は0.5〜1msである。更に、コーティング
は良好な導電率を示すべきであシ、それによりスクリー
ン、ワイヤマットまたは他の導体であり得る電流分解器
によって供給される電流はコーティング中に含まれた導
電性粒子を通過しかつ電気触媒粒子へ分配され得る。
本発明の実施例によればおよび必要な多孔率を得るため
に、混合物は、最初に、小さい結晶でありもしくは針ま
たはストランドの形であシ得るアルミニウム粉末または
フレーク、水溶性無機塩または有機化合物のような固体
浸出性材料を含む。
混合物を膜の一側部に接合した後、浸出性材料は混合物
から浸出されて溝を形成し、それを通してカソード液は
導電性電気触媒粒子に接触するように移動することがで
き、かつ放出された水素は逃げることができる。
攻撃的な電解槽環境に耐え得る適当な結合剤は充分な接
合を得るために使用される。好ましい結合剤は重合時に
カーボンの鎖を形成しかつしばしば他の基を実質的に排
除しまたはいずれの場合にもそれに結合された優勢な基
として鎖に結合されたフッ素を有する有機単量体の処理
可能な重合体を含む。そのような材料はテトラフルオル
エチレンおよび/マたはクロルトリクロルエチレンの重
合体およびカチオン交換族をも含み得るどうようの重合
体を含む。
混合物は加熱されかつ融解されまたは焼結されて粒子を
一緒に膠着する。別に、液体中の重合体の溶液またはス
ラリーまたは懸濁液は低過電圧粒子及び導体粒子と混合
されかつこの混合物は乾燥されかつ処理されて自立シー
トまたはダイヤフラム上に適当なコーティングを作る。
別個のシートを作る場合には、シートは第二の製造段階
でダイヤフラムに接合され得る。
導体の粒子ならびに低過電圧材料の粒子は便利な形状お
よび大きさをとることができかつ結合剤全体にわたって
分布されてその全表面にわたって端から端へまたは側か
ら側へほぼ−様な導電率および過電圧を与える。便宜上
、導体ならびに低電圧材料は粉末の形をとシ得る。別に
、粒子の一方または両方は横断面より実質的に大きい長
さを有する線、ワイヤ、ストランド又はその類似物の形
であり得る。
本発明の電極の構造ならびにそれを作るために利用され
る材料及び製造手順は以下の説明で詳細に例示される。
通常の電極と比較して改良された作動電圧および更に長
い有効寿命を特徴とするイオン交換膜またはダイヤフラ
ムに接合された電極、特にカソードを提供することは本
発明の目的である。
電極を接合するイオン交換膜またはダイヤフラムは、正
に帯電されたイオン、例えばNG+を通しかつ負に帯電
されたイオン、例えばCt−の通過を最小限にすること
を特徴とされる水和されたカチオン交換樹脂の薄いシー
トによって構成される。そのような樹脂の二つの類が特
に知られておりかつ利用されている。第一の類では、イ
オン交換群は重合体の基幹またはカーボン−カーボン鎖
に結合された水和されたスルフィン酸によって構成され
るが、第二の類では、イオン交換群は上記した鎖または
基幹に結合されたカルボン群である。
よく知られているように、電解質に対する高い化学的抵
抗によジアルカリ金属ハロゲン化物アルカリ金属水酸化
物の電気分解のような工業的応用に最も好ましい樹脂は
フッ素化された重合体を利用することによって得られる
工業的応用でフッ素化されたカチオン膜を利用する時、
高い導電率は重合体基幹に結合されたスルフィンまたは
カルボン群の数を増加することによって得られておシ、
かつ電解摺電圧を低下させ得るこれらの膜は「低相当重
量膜」として規定されている。しかしながら、これらの
膜は強く水和されておりかつ構造上開かれており、この
ためカソード側からアノード側へのカソード液、例えば
アルカリ金属水酸化物の著しいかつ望ましくない拡散的
泳動が電気分解電流効率の当然の低下によって起こり得
る。
カソード液泳動、例えばアルカリ金属水酸化物の有効な
抑制は重合体基幹に結合されたイオン交換群の比較的少
ない数を有する膜である高相当重量膜を利用することに
よって達成される。しかしながら、これらの膜は低い導
電率を示しかつ電解摺電圧の著しい増加を生じる。
上記した欠点は、二つの類の膜を単一の膜に組入れ、カ
ソード隔室中でカソード液、例えばアルカリ金属水酸化
物に接触する表面がアノード隔室中でアノード液(例え
ばアルカリ金属ハロゲン化物)に接触する低相当重量樹
脂によって構成された厚い層(例えば200ミクロンの
厚さを有する)に接合された高相当重量を有する薄い樹
脂(例えば50ミクロンの厚さ)によって構成されるこ
とによって工業的応用において克服されている。
上記した二層膜は、最新式の通常の電解槽(例えば電極
が膜に接触しているいわゆるゼロ・ギャップ・システム
及び電極が膜から離間しているいわゆる有限ギャップ電
解槽)で使用する時、充分な機械的抵抗を示さなければ
ならない。これは膜の内側に補強された織物を挿入する
ことまたは重合体の内側に適当な長さの織物を分散する
ことまたはその両方を併用することによって得ることが
できる。
更に、膜表面は、金属酸化物、例えば5iO1、TiO
2、Zr01のような親水性材料の薄い層によって被覆
されて電気分解の過程で放出される気泡。
特に水素気泡によるその表面への付着を避けまたは減少
する。上記した特徴を示すイオン交換膜はナフィン(R
)(例えばナフイン954.961)の商標名でデュポ
ンによって生産されかつフレミオン(R) (例えばフ
レミオン783)の商標名で旭硝子によって生産されて
いる。
カチオン交換膜に接合された少なくとも一つの電極の使
用は通常の膜に対して他の種類の膜の使用を許す。利用
され得る膜は、(α)膜に接合された電極によって有効
に役割を演じられる親水性層のないことおよび(b)補
強織物または分散された織物のないことおよびこの結果
として膜に接合される電極が高い機械的抵抗を備えるの
で全体的厚さを減少することを特徴とする。
少なくとも一つの電極をカチオン交換膜へ接合するため
の信頼性ある工業的に応用し得る技術の発達は低コスト
および低電圧降下膜の利用を許し、その結果以下の例で
明瞭に例示されるように相当なエネルギーの節約を得る
適当な膜、例えば150ミクロンの全体的厚さを有する
二層膜型NX10119はデュポンによって生産されて
いる。ダイヤフラム構造の部分として他の構造または組
成物のコーティングを有するそれらを含む他の構造のダ
イヤフラムは本発明の電解方法で使用され得る。
電極は、有利には、導電率を改善しまたは維持する低水
素過電圧粒子、導体粒子、ストランドまたはその類似物
ならびに導体および低水素過電圧材料を一緒に接合して
多孔性層電極を作る結合剤の多孔性層を有する。充分な
多孔率を保証するために、層が形成されまたは付着され
た後に浸出性孔形成材料が加えられかつ浸出される。
電極を作るために利用される混合物の成分は次のように
特徴とされる。結合剤は電解質の破壊的な化学的作用に
抵抗しかつイオン交換膜を構成する材料と少なくとも部
分的に融和し得る樹脂で構成され、かつ適当な結合剤は
ポリテトラフルオルエチレン粒子で構成される。好まし
い形態は水溶液、または該粒子の乳濁液または懸濁液で
ある。
同様な結果はデュポン(テフロン7’−30)およびモ
ンテフルオスーイタリ−(アルゴンロンD−60)製品
を利用することによって得られておシ。
これら両製品は適当な分散剤を加えることによって水媒
体中に安定化された0、1〜1ミクロンの範囲のポリテ
トラフルオルエチレンの非常に薄い粒子によって構成さ
れている。
また、相当な結果は、スルホン基またはカルボキシル基
のような重合体基幹に結合されたイオン結合イオン交換
群を含む他のフッ素化重合体粒子、例えばテトラフルオ
ルエチレン−ヘクサフルオルプロペン、ポリビニルデン
フルオライド、ポリビニルフルオライド、ポリテトラフ
ルオルエチレンで得ることができる。
導体粒子は細かく分割されかつ通常は実質的に球状であ
りかつ次の特性を有する。
ニッケル NaBH4で還元  1〜10  1fnシ
9銀   Na BH4で還元    11m”/lン
ド・マツシュー) カーバイド) これらの導体の全ては電極の全体的導電率を維持しかつ
改善する作用をする。このようにして、導体粒子は低過
電圧粒子(すなわち電気触媒)に接触するように露出さ
れた表面を有し、この表面は高い導電性である。例えば
、銀粒子のような導体は酸化ルテニウムまたは他の白金
族酸化物より実質的に高い導電率を有する。結果として
、銀は電極層の全体的導電率を改善しかつ同様な結果は
銅またはニッケル金属のような他の導体によって達成さ
れる。
本発明の一実施例によると、例えば50より高いメツシ
ュ数を有する非常に薄くかつ細い導体金属スクリーンは
電流導体として利用される。例えば、ニッケルまたは好
ましくは銀はイオン交換膜に対して押付けられ、この膜
に対してはフッ素化された結合剤、低水素過電圧電気触
媒成分および浸出性成分(例えばアルミニウム粉末)の
混合物のコーティングが前もって施されている。膜−コ
ーティングー導電性スクリーンの組立体は次に圧力下で
加熱されて以下に例示するように焼結処理され、かつ次
に浸出処理される。別の実施例では、導電性スクリーン
は随意に白金族に属する金属または金属化合物、または
ラネイ(Rαfigy )ニッケルまたはその類似物に
よって被覆され得る。
低過電圧材料は次に表に示したような材料を含み得る。
ブラック 械的破砕 R1L02    アダニス法(リ   1μ   8
0 m”/fMo82   市販品      −−(
4))アダムス法:限定された量のルテニウム塩(例え
ばRxC15・3H20・)を硝酸ナトリウムに加えか
つ次に500℃で3時間加熱して融解する。塩化ルテニ
ウムを次にRrbO,に変換しかつ融解した塩から分離
しかつそのようにして得られた固体化合物を機械的に破
砕する。随意に、粉末は1〜2N硫酸中に懸濁されるこ
とができ、そこでそれは白金電極を利用してかつ高い触
媒作用を有するアンバランスの酸化ルテニウムを形成し
て還元される。
(曇り熱分解:限定された量のルテニウムトリクロライ
ド、例えばRuCt3・3H,O,または当量の市販溶
液を最初80℃でかつ次に120℃で遅い乾燥処理をす
る。温度を次に250’Cまで上げかつこのようにして
得られた固体化合物を冷却後粉砕する。次に粉末を50
0および700℃の間の温度で2時間熱分解する。
このようにして得られたRub、サンプルはX線回折を
受けておりかつアダニス法によって得られたサンプルは
典型的なルチル・スペクトルだけを示すが、熱分解によ
って得られたサンプルはE u Q 2の混合物でsb
かつに、RuCtと同形(iaomorphous )
である第二の成分である。この第二の成分の含有量は分
解温度を上げることによって減少しかつ分解温度700
℃で実際上塔である。最も適当な分解温度は高温度とし
ては約600℃であり、電気触媒作用の程度は極めて低
いが、低い温度においてコーティングは、カソードとし
て作動される時、明らかに許容し得ない機械的および電
気的作用の両方によってルテニウムを失う傾向がある。
例示的なデータは例6で示す。
本発明の別の実施例では、粉末、ストランドワイヤまた
はその類似物の形の導体は低水素過電圧を有する電気触
媒材料の薄いフィルムで被覆されている。例えば、銀ま
たは炭化タングステン粒子は白金族に属する金属または
ラネイ・ニッケルの先駆合金または同様の材料による流
動浴中での無電気または電食析出のような通常の技術に
よって被覆され得る。被覆された粒子は単独で、または
本発明の実施例によれば導電性材料の被覆されない粒子
と適当な割合で混和されて使用され得る。
イオン交換膜に接合されたカソードのサンプルは、白金
金属族に属する金属の成分の代わシにラネイ・ニッケル
を低水素過電圧成分として使用して調製されている。関
連するデータは例8に示す。
浸出可能な成分は希釈された硝酸を使用する表面酸化の
作用を前もって受けた市販のアルミニウム粉末であり得
る。アルミニウム粉末以外の材料はそれが容易に浸出し
得るものであれば使用され得る。適当な材料は例えば亜
鉛粉末、スズ粉末、または炭酸塩、硫酸塩、塩化物のよ
うなアルカリ金属塩および水溶性重合体である。アルカ
リ金属塩および水溶性重合体の特殊な場合に、乾燥粉末
に基づく形態に頼って製作プロセスを採用することは明
らかに必要である。以下の説明で例示されるように、前
記側の材料を利用することによって興味ある結果が得ら
れている。
上記した成分は実際の例に頼って後述する次の手順の一
つによって電極を作るために使用されている。
手順A 最初の段階はいろいろな化合物(例えばポリテトラフル
オルエチレン、 RxOx、銀のようなR1b02より
高い導電性の金属およびアルミニウムのような多孔率促
進剤)を所望の割合で含む凝塊またはペーストを準備す
ることにある。0.77のアルボフロンD70の懸濁液
を32の銀粉末O,S10RsO,粉末及び0.65 
?のアルミニウム粉末の混合物へ加える。アルミニウム
粉末は希釈硝酸を用いて前もって酸化される。混合物は
次に均質化されかつイソプロプリックアルコールを適当
に撹拌してそれに加える。凝塊(高粘性相)は液相から
分離されかつ次に希釈硝酸で前もって酸化されているア
ルミニウムシート上へ薄いフィルムとして塗布される。
105℃で乾燥後、焼結を325℃で10分間行う。焼
結されたフィルムで被覆されたアルミニウムシートは次
にデュポン#Z10119の140X140龍膜のカソ
ード側上に175℃で圧力50〜60にg/c!n2で
5分間適用される。膜は次に15%水酸化ナトリウム中
に2時間浸されてアルミニウムシートおよび多孔率促進
剤として使用されるアルミニウム粉末を完全に溶解する
手順B この手順の最初の段階は上記した手順Aの凝塊よりも低
い粘性を有しかついろいろな成分(例工ば、ポリテトラ
フルオルエテレy 、Ru Q2 @i オj:びアル
ミニウム)を所望の割合で含むペイントな準備すること
にある。このために、前もって希釈されている067t
のアルボフロンD60の懸濁液を32の銀、0.820
RxQ2、前もって希釈硝酸で酸化された0、 65 
rのアルミニウム粉末の混合物へ加える。均質化後、5
グラムのメチルセルロースまたはセルロース誘導体(ア
セテート、エチレート等)グルコース、乳酸およびピル
ビン酸等のような他の相当な材料を混合物に加えて凝固
を回避しかつペイントのように利用するに光分な粘性の
液体を得る。液体は次に希釈硝酸によって前もって酸化
されたアルミニウムシート上へブラシ塗りまたは他の同
等な技術で塗布される。この操作は所望量の貴金属が得
られる1で繰り返されかつ次に焼結が340℃で1時間
行われる。このようにして得られた予成形されたシート
は次に膜のカソード側上へ20〜80に? /crt?
 、好1しくに40〜50 kg7cm”で175℃で
接合される。押付けの際に、アルミニウムシートを機械
的に除去した後、膜は孔形成剤の完全な溶解および抽出
でで15%水酸化ナトリウム#液中で12〜24時間ア
ルカリ浸出処理を受ける。
手順に の別の手順では、前もって希釈されたポリテトラフルオ
ルエチレンの懸濁液が使用される。例えば、デュポンテ
フロンデー30懸濁液は蒸留水で希釈されて液体のミリ
リットル(ml)当たシ0.1グラムのポリテトラフル
オルエチレンの最終含有量を得る。次に、この希釈され
た懸濁液の4rnlを200m1の蒸留水へ加えかつ加
熱して還流する。市販の白金ブラック粉末のような低過
電圧材料を1.5グラムの量が還流する希釈されたポリ
テトラフルオルエチレンへ加えられる。白金ブラック粉
末およびポリテトラフルオルエチレンは凝塊しかつ濾過
によって液体相から分離され、かつ濾過された凝塊は乾
燥後機械的に粉砕され、破壊され刀Xつ次に最終的に粉
末にされた固体二酸化炭素の約500グラムと混合され
る。均質化された混合物は次にタンタルシート上へ−様
な層に塗布される。
固体二酸化炭素は赤外線照射によって昇華されかつ残留
物はタンタルシート上に−様な層で付加されかつ300
〜340℃、好壕しくは310〜330℃で10分間焼
結される。焼結されたフィルムは最終的にデュポンナフ
ィオンNX 10119膜のカソード側へ1001c9
/crn”の圧力、175℃で焼く5分間加える。
次の例において、本発明を例示するためにいくつかの好
適な実施例が説明されている。しかしながら、本発明は
特殊な実施例に限定されないことは理解されるべきであ
る。
実施例1゜ DlLPont NX 10119膜に結合する銀及び
ポリテトラフルオロエチレンからなる本発明の被膜の各
種サンプルは方法Aによって調整された。銀とポリテト
ラフルオロエチレンの間の比率の関数として被膜上の電
気抵抗率の変化を調べる試験が決められた。
下記の成分が用いられた。即ち膜表面1平方メートル当
ジ100グラムの荷重を得るのに光分な量の、楕円形粒
子の平均直径が1ミクロンで固有表面(BET)が1 
m2/ S’である商業的な銀粉末。
下記の重量パーセントのイオン交換膜に結合する最終被
膜を得るのに充分な量のポリテトラフルオロエチレン(
Dtb PantテフロンT−30)懸mW。
即ち35−60−70体積パーセントにそれぞれ相当す
る15−35−40パーセント。ポリテトラフルオロエ
チレン重量に対して1.5の重量比の予め稀硝酸で酸化
されたアルミニウム粉末。
被膜の電気抵抗率は高インピーダンス電圧計に接続する
2つの中央ヘッドを有しそしてlX10朋の接触面及び
10酊離れた距離を有する4−へッドミステムによって
決められた。表■に示された抵抗率は便宜的にオーム/
センチメートル(ohm/ an )で示されている。
表   ■ 銀/ポリテトラフルオロエチレン被膜の抵抗率(1平方
メートル当り100グラムの銀)60        
40            1.265     3
5        0.385     15    
    0.04有は機械的に不安定な被膜を作シそし
て膜に結合する被膜の最低電気抵抗値は電流分布の改善
及び電解摺電圧の減少を可能にする、従って多孔性促進
剤抽出後10〜20重量%のポリテトラフルオロエチレ
ンの含有を示す被膜を下記の実施例に示す。  。
実施例2゜ 導体とポリテトラフルオロエチレン粒子のみを含有し、
ナフィオン#Z10119膜のカソード側に結合する被
膜の各種サンプルが調整された。
アルミニウム粉末の抽出後被膜は10〜20%のポリテ
トラフルオロエチレンの平均含有量を示した。抽出前の
アルミニウム粉末の最初の含有量はポリテトラフルオロ
エチレンの重量に対して1.5の割合であった。各サン
プルの電気抵抗率は実施例1で述べられた同じ方法を用
いて検出され、関連データは表2に報告されている。
表   2 導体とポリテトラフルオロエチレン粒子を含む各種被膜
サンプルの電気抵抗率 表2のデータは被膜抵抗が各粒子表面に形成される表面
酸化物薄膜の性質及び厚さによって導体の電導率の関数
であるだけでなく特に各種成分間の接触抵抗率の関数で
ある事を示す。同様の結果が方法B及びCによって調整
された被膜と共に得られた。
実施例3゜ 化学的腐食に対する抵抗度を決定するために、実施例2
の試料を用いて各種の試験を行なった。
試験は、次亜塩素酸塩を含む水酸化す) IJウム溶a
<活性塩素として22/lを含むもの)の中に、周囲温
度で2時間浸漬することからなる。これらの試験は工業
的電解槽の操業停止時に主として生じる条件と同じ条件
の下での各種の塗布5用試料の挙動を確かめることを目
的としたものである。各塗布用試料の電気抵抗(IR)
は、各試験の前と後並びに、それに後続する30%水酸
化す) IJウム中でのカソード分極の後に検定した。
関連データを第3表に記す。
表  3 活性塩素を含む溶液中での試験の前後における各種塗布
用試料の電気抵抗(IR) 銀       150 0.04  )  20  
 0.06ニツケル   100 5−10  100
  100銅       150   1  )20
  )20イド) 上記のデータは、銀およびWC’に基く被覆が工業上の
使用に適していることを明確に示している。
より詳しく言えば、電気抵抗の増加が示しているように
、銀は表面腐食を受けて塩化物または塩基性塩化物の被
膜を形成する。カソード分極(これは、中断後操業を再
開するとぎなど現実の条件の下で起り得る)の際には、
この被膜は再び金属に転化され、それにより電気抵抗は
再び最初の低い値に戻る。WCは完全に不活性である。
だが電気抵抗の上昇が観察されるものはそれを工業用に
使用することが電槽電圧に不利を与え得ることを明確に
示している。
ニッケルおよび銅の粒子を導体として用いる試料は活性
塩素の作用による不可逆的劣化を受けやすい。現実には
、長時間のカソード分極も役に立たず最初の電気抵抗値
は回復されない。
実施例4゜ 導体(銀、ニッケル、WC)のほかに、種々の量のRu
b2粉末を、白金族金属の低水素過電圧化合物(アダム
ス法でつくられたもの)として含む一連の塗布用試料を
下記の方法Aによりつくった。
該塗布物は平均含有量10〜20重量%のPTFEを含
むことが特徴であった(多孔度向上剤として、PTFE
の重量の1.5倍の比率で用いたアルミニウム粉末を浸
出処理した後に決定した)。比較のため、IhbO2お
よびPd0Ti02だけに基く各種試料を、伺もの導電
体を添加することなく製造した。
さらに白金黒およびFTFBに基づいた2つのサンプル
は米国特許第4,224.121号の教示に従つて調製
され、そして通常の参照電極として利用された。さらに
これらの2つのサンプルは上記米国特許の10頁36〜
68行及び11頁1〜31行に示された方法に従って調
製された。以下にそれの要約を示す:塩化物タイプの白
金塩は過剰の硝酸ナトリウム塩及び当量のアルカリ金属
塩と混合され、そしてその最終混合物は3時間500〜
600℃でシリカ皿の中で溶融された。その残留物は、
全体にわたって洗浄され、そしてその硝酸塩およびハロ
ゲン化物を除去した。その得られた酸化物の水性サスペ
ンションは室温で電気化学的手法を使用して還元される
か、又は別法としてその中に水素を泡立たせることによ
って還元された。
その生成物は完全に乾燥され、粉砕されそしてナイロン
メツシュスクリーンを通してふるい分けされた。通常ふ
るい分けの後その粒子は平均4ミクロン直径を有する。
最後にその金属粉体は、グラファイト−テフロン(登録
商標)混合物と混合された。
すべてのサンプルに?いて、カチオン交換膜デュポンN
X10119が利用された。その140X140++m
電極サンプルは下記の条件のもとで実験室電解槽におい
てカソードとして利用された。
そのアノードは0.5關厚、2×4朋および140x1
40+mのダイアモンド寸法を有するチタニウムエキス
パンデッドシートであり、そのシートは平面上に突出し
ており、通常の熱分解技術によって得られたRuO2−
TiO2の触媒被覆によって活性化されている、そのカ
ソードは第3図に示され℃いるように調製された膜に結
合された電極であった。その膜は0.2鰭の線厚さを有
する25メツシユニツケル布はくによって構成された電
流ディストリビュータ−と隣接している。弾性の圧縮可
能ナニッケルワイヤーマットは米国特許第4,343.
690−4.340.452に示されたようにニッケル
布はくおよび電極サンプルの間に配置されそして圧力が
付加された。
そのアノライトは90℃でNaCL 220 ? / 
1を含む塩水であり、そしてカンライトは90℃でNa
OHであり、そして電流密度は3 KA/cm2であつ
た。その初期電圧及び30日操作後の電圧は表4に示さ
れる。
その膜からの被覆物の部分的な分離は限定された部分に
2いて観察された。上述の結果は、明白に銀が導電体と
して利用される時、RuO2又は白金黒の10 t /
 m2の負荷は銀単独を使用することによって得られた
電圧よりも0.2 V低い改良された電解摺電圧を達成
するのには十分であることを示す。導電体としてニッケ
ルを使用する時、たとえ銀が加えられても0.1〜0.
12だけ高い銀に関する増加された電解摺電圧が検出さ
れ、それはできろだけ低くしなければならない被覆物の
電気的な抵抗性によって示される重要な役割を確認する
コンダクタ−としてWCを使用するとぎ、電解摺電圧は
銀について約0.15ボルト増加した。これにより被υ
電気抵抗率の重要性をさらに確認される。R1LO2だ
けまたはPd0TiO2だけを使用するとき、たとえ、
貴金属の高い負荷(例えば200 ?r/m” )を導
入しても、銀を使用せずに電解摺電圧は約0. I V
増加した。被覆の電気抵抗は5−10オ一ム/cmの範
囲に入るRrtO2又はPd0Ti02にのみ基づいて
いる。
コンダクタ−と白金属金属化合物との混合物に基づく被
覆を使用するとき、通常の被覆技術の場合と同じ電解摺
電圧が得られたが、千万メートル当シの貴金属低負荷が
可能であった。IhbO2−銀および白金ブラック−鍋
温合物の特定の場合、0、IVという低い電解摺電圧が
10−20?r/WL2の貴金属負荷を使用した場合、
測定された技術水準による必要な最低負荷は40−80
 ?r/m2であった。
技術水準に従がい、比較の目的で調製したサンプル(表
4の最後の2つの項)は操作の30日後すぐに膜から被
覆が最初に分離したことを示した。
本発明による被覆サンプルはそこなわれなかった。
実施例5゜ アルミニウム粉末含量を変えたが%(150r/情2)
、R1LO2(アダムス法により 4017m”)およ
びPTFE(アルミニウム粉末を浸出後に検出した最後
の重量の10%)は同じにして被覆サンプルを調製した
。このテストは被覆の多孔度の役割を確かめるために行
なった。次の方法Bにより全てのサンプルを調製した。
実施例4に記載したのと同じ電解条件の下でサンプルを
テストした。
結果を次の表5に示す。
表   5 カチオン交換デュポンN、¥10119膜に結合したカ
ソードのための電解摺電圧(被覆多孔度の関数としての
) 上記のデータから、アルミニウムとPTFEとの最適重
量比は1,5であることが明らかとなる。この比以下で
は触媒層を通る試薬と生成物との活性面積と物質移動と
が少さいため、Rub2の完全な開発するには多孔度が
不十分であり、この比を超えると、機械的安定性の低い
構造となり、電気抵抗率も増加する( O,OSオーム
/cm対0.05オーム/crn)。
実施例6゜ 下記の電解摺電圧におけるRub2の異なった型の効果
を調べるために、コーティング試料を調製した。すべて
の試料は、以下の材料量を用いて手順Bによって作った
Rx02  40 f / m” 銀     150 f / rn2 PTFE   最終コーティング重量の15%アルミニ
ウム粉末  PTFE:重量の1.5倍デユーボンナフ
ィオン(Nafion) 10119膜および以下のE
uO3型が用いられた。
α)アダムス(Adarns )法により得られたA’
 u O2、 b)500℃での熱分解で得られたR502、これはル
チル形Rx02の50%と、K2RjbCta(X−線
回折により決定された)と同形化合物の50%の混合物
からなる、 c)600℃での熱分解で得られたR1LO2、゛これ
はルチル形Rub2の70%と前記の同形化合物の30
%の混合物からなる、 d)700℃での熱分解で得られたRub、、これはル
チル形RwO2の100%からなる、e)市販のRx金
属粉末の過酸化水素ルートを経由した、40℃での化学
酸化により得られたRub2、 f)酸化制御剤としてヒドロキシルアミンの存在下、4
50℃での熱分解により得られたRlLst、これはル
チル形R1Lb2の35%と、K2Rw Ct6 と同
形化合物の65%の混合物からなる、 調製後の、上記Ru O2型のすべてを、所望の粉末形
(1ミクロン)の生成物を得るために最終破砕に付した
。コーティング試料は実施例4で説明した電解条件と同
一条件下でテストした。その関連のデータを第6表に示
す。
上記のデータは、熱分解により得られたRuO2が、そ
の低い比表面積(1,5m2/ を対80tn”/f)
にかかわらず、アダムク法や化学的方法により得られた
A’ w O2型のものよりも一層顕著な触媒性を有す
ることを示した。500℃(熱分解法)で調製した試料
の破損は、前駆ルテニウム塩(EwClB・3H20)
から所望の最終生成物(R1LO2)への不完全な酸化
によるものであった。化学的方法により調製された試料
の不良は、操業停止条件間におけるアノードからカソー
ド側へ膜を通って拡散する活性塩素の存在下で濃厚苛性
アルカリ溶液中で不安定である金属ルテニウム粉末の表
面酸化によるものであった。500℃で得られた試料に
対比して、低温(450℃)で調製された試料の驚くべ
き良好な挙動は、酸素ガスよりももつと効果的にルテニ
ウム塩の完全な酸化に導くNH,OHによりなされる作
用によるものである。
実施例7゜ 銀(150?/m”)、Ru5t (アダムク法による
−3017m2)、PTFE(PTFEの各部にりいて
1.5部の比率で用いられたアルミニウム粉末を浸出し
た後の最終被覆重量の15%)を含有する、操作Aで製
造した各種試料を、アルカリ金属濃度と電流密度を除け
ば実施例4に説明される同じ条件下で試験した。
最も特徴的なデーターを次の第17表に示す。
上記のデーターは、本発明のカソードはいかなる機械的
損傷も受けずに高電流密度に耐えることができると共に
、更に従来のゼロ−ギャップ(zero−gap )電
解槽、細隙(narrow gap )電解槽あるいは
定ギャップ(finite ct(Lp)電解槽では禁
止されている極めて濃厚な水酸化ナトリウム溶液と接触
させるときでも効率的な性能を与えることができること
を明白に示している。この予想外の挙動は本発明におい
て述べられるイオン交換膜に結合されたカソードの特定
の性質に帰因するとみなすことができる。実際、これら
のカソードは、孔内での水素ガスの気泡発生とその気泡
の水酸化ナトIJウム水溶液の方向への放出が他の従来
の方法に典形的な濃淡分極現象(Cone gfLtr
ationpolarization phanomt
tna )を完全に排除する多孔質の毛細管内部構造を
持つ点に特徴があるのである。
実施例8゜ 最も有利な比率を用いるが、電気触媒の白金族金属化合
物をカル口・エルバ社(Carlo Erbα)(イタ
リー)製のラネーニッケルに代えて操作Aによりイオン
交換膜・ナフィオン#、Y10119に結合させた各種
カソード試料を作った。これらの試料は次の点に特徴が
あるニ ーアルミニウム粉末: PTFBの各部当り1.5部ア
ルミニウム粉末を浸出した後、試料を実施例4で説明し
た同じ電気分解条件下で試験した。関連データーを次の
表8に示す。
表  8 白金族金属に基づく電気触媒なしでのカチオン交上記の
結果は、銀(これは被覆の固有抵抗を実質的に低下させ
る)は白金族金属に基づく電気触媒だけでなく、低水素
過電圧の電気触媒の一層効率的な開発をも可能にするこ
とを明白に示している。ただし、これらの最後のものが
ラネーニッケル又は同様のものに基づく電気触媒と比較
して最も好ブしい、と言うのはそれら触媒は活性塩素の
攻撃(運転停止中)に対して、また水酸化ナトリウムに
含まれていることがある痕跡の鉄又は重金属による触媒
毒作用に対して一層高い抵抗性を持つからである。
実施例9゜ デュポンナフィロン(R)NX 10119Mと結合し
た4つのカソード(試料A、A’、ESB’)を1手法
B″により作成した。アルミナ粉末を浸出させた後の最
終被覆組成物は以下の通りであった:140X140m
mの試料を最初に商業的に純粋なカソード液中で15分
間、次いで鉄化合物および水銀化合物などの不純物を含
む汚染カソード液中で同じ期間、操作した。操作条件と
試料の電気化学的性能を表9に示す。
表   9 (申)−温度:      90℃ −カソードの電流密度:3KA/惰2 −カソード液:     NaOH32%これらの実験
結果より、白金金属と二酸化ルテニウムは商業的に純粋
な電解質中でほとんど同様にふるまいそして二酸化ルテ
ニウムは汚染カソード液中では白金金属よりも良好であ
ると結論することができる。
実施例10゜ 被膜の厚さを変えそして150ミクロン厚さの二層イオ
ン交換膜に結合した一連の試料を手法BK従って作成し
た。以下のものを用いた:α)最終被膜重量の18%に
相当する量のRub、 (アダムス法)、&)最終被膜
重量の10%PTFE16)最終被膜重量の72%の市
販の銀、d)各PrF3部あたり1.5部の比のアルミ
ニウム粉末。実施例4と同じ電解条件で試料を試験しそ
して関連ある結果を以下の表10に示す。
上記結果は、非常に薄い被膜でもって、すなわちより少
ない銀担持量でそして特に膜表面の平方メートル当りよ
り少ない貴金属担持量で同様のあるいはより良好の性能
が得られたことを示している。何れの場合においても被
膜組成物とこれらの試料を作成する方法は前記実施例で
定めた最も好ましい条件内に維持されるべきである。
実施例11゜ 三種の異なった種類の膜に結合した個々のカソードを操
作Bに従って調製した。
アルミニウム粉末を浸出後、最終被覆組成は次の通りで
あった。即ち、RuO2: 12 ? / rn2、銀
: 5017m2、及びPTFE:8f/m2であった
次の膜タイプを使用した。即ち、厚さ250ミクロンの
、テュ・ポンナフィオン(Nαfio%)902二層ス
ルホカルボン酸強化膜;厚さ150ミクロンの、デュ・
ポンナフィオン#X10119二層スルホカルボン酸非
強化膜;厚さ80ミクロンの、実験的二層スルホカルボ
ン酸非強化膜及び厚さ65ミクロンの実験的二層カルボ
ン酸非強化膜を使用した。140x140mmの試料を
、実施例4に示したと同じ電解条件下で試験した。次の
表11に関連するデータを報告する。
表  11 異種のカチオン交換膜に結合したカソードのための電解
摺電圧 予期されたように、ゼロ間隙、狭間隙若しくは有限間隙
を利用する従来の電解槽で、その使用が避けられない強
化膜は、そのより大きな厚さのため、及び内部強化材(
布又は分散繊維)の存在のため、より高い電圧を与える
。非強化膜を使用することの可能性、これは著しく低電
圧であることによって特徴づけられるが、電極、特に本
発明のカソード、の結合を基礎にする技術に、特に、有
用である。事実、膜に結合した電極は、操作中(アノー
ド及びカソード区画間の圧力脈動、圧力差)の機械的応
力下での破壊に結びつかないで、膜の機械安定性及び取
扱いの容易性を与える有用な強化を示す。この驚くべき
結果は、本発明の実質的な、新規なステップの一つを構
成する。
実施例12゜ 厚さ150ミクロンの二層スルホカルボン[IE、デュ
ポン、ナフィオン(R)NX10119に結合した個々
のカソードを、操作Bによって調製したが、−層の代り
に、膜上に、二層、即ち一層に続いてもう一層を適用し
た。直接膜に接触し、銀を含む第−層は、カソード側か
らアノード側に膜を通して逆拡散する水素ガス及び苛性
ソーダを低値に下げて保持するためのバリヤー層に相当
し、そして、第二層を、膜から前のものより分離し、こ
の層は、二酸化ルテニウムと銀を適当な割合で含み、そ
して、これは、水素発生のための電気接触被覆に相当し
た。
両層に存在するアルミニウム粉末の浸出後の被覆材の最
終組成は次の通りであった: (牢)膜に結合した単一層カソードで構成される標準試
料(詳細に実施例10参照)。
140X140mmの試料を、実施例40条件下で試験
をし、表12に関連するデータを示す。
表  12 カソードに結合した二層のバリヤー層の塩素封鎖負荷の
電解摺電圧、電流効率及び水素ガス予期されたように、
膜と電気接触被覆間のバリヤー層の存在は、カソード結
合系の性能を改良した。
実施例13゜ 操作Aで製造したカソードを、130ミクロ/厚のアニ
オン交換膜〔旭ガラス社製:セレミオ/(Salgtn
ion ) (R)、CMTlCMR型〕に接合した。
PTFE1部当り1.5部の比で用いたアルミニウム粉
末の浸出後の被覆組成は下記の通りであった。
Rx02              12 ?/rn
2銀                    50 
f /m2100X1000間の試料を下記の条件下で
水の電気分解について試験したニアノードはニッケルエ
キスパンデッド板であり、0.5mm厚で、その孔は2
 X 4 m、寸法のダイヤント形であり、そして膜−
力ソードアセンブリーはそのアートと接しており、弾性
圧縮可能ニッケル線マットによってアノードに対してプ
レスされている。電流分配材は膜に接合されたカソード
と上記ニッケルマットとの間に挾1れた25メツシユニ
ツケル布(縁厚0、2 mm )であった。アノライト
及びカンライトは80℃の25%KOH溶液であり、電
流密度は3KA/m2であった〇 比較のために、R502粒子を分散させて含むニッケル
のガルバーニ被捷で活性化された05龍の厚すノニッケ
ルエキスパンデッド板から構成シタ非接合カソードを、
同様な電解槽に備えた。接合カソードを用いて検出され
た電圧は1.9ボルトであり、非接合カソードを用いて
検出された電圧は2.05ボルトであった。
実施例14゜ 操作Aで製造したカソードをスルホン酸カチオン交換膜
である120〜200ミクロン厚のデュポン製ナフィオ
ン(N(zfiots =商標)(R)に接合した。P
TFE1部当り1.5部の比で用いたアルミニウム粉末
の浸出後の被覆組成は下記の通りであった。
(「アルボフロンD60」の分散物)    89/m
”100X100O朋の試料を、実施例13に記載の条
件で水の加水分解について試験した。加うるに、電気分
解槽に脱気済アノライトをカンライトと一緒に混合する
ための室を設けて、カチオン膜によって作られる濃度分
極を相殺しそしてそれらの電解液をアノード区画及びカ
ソード区画に供給できるようにした。
RuO2粒子を分散させて含むニッケルのガルバーニ被
覆で活性化された0、5朋厚のニッケルエキスパンデッ
ド板からなる非接合カソードを、同様な電解槽に備えた
。接合カソードを用いて検出された電圧は、1.96ボ
ルトであり、他方、非接合カソードにより検出された電
圧は2.11ボルトであった。
本発明のカソード、電解槽及び方法の穏々の改変は、本
発明の精神または範囲から逸脱することなく行なうこと
ができ、本発明が特許請求の範囲の記載にのみ限定され
るべく意図されていることは了解されるべきである。
(外4名) 手続補正書(旗) 特許庁長官  小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第188676号 2、発明の名称 新規な電極 3、補正をする者 事件との関係   出 願 人 住所 名 称  オロンジオ・ド・ノラ・イムピアンチ・エレ
ットロキミシ・ソシエタ・ペルΦアジオニ4、代理人 住所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町
ビル 206号室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イオン交換膜に結合したガスおよび液体透過性コー
    ティングからなる電極であつて、前記コーティングが低
    過電圧電気触媒粒子、より導電性の電解質抵抗性粒子お
    よび前記粒子を膜に結合させるための膜に適合した電解
    質抵抗性バインダーからなり、その電極コーティングが
    少なくとも0.1ミクロンの孔径を有する多数の孔を備
    えている前記電極。 2、前記孔が前記コーティングから孔形成用の浸出性犠
    牲剤を浸出させることによつて形成される特許請求の範
    囲の第1項に記載の電極。 3、前記犠牲剤がアルミニウム粒子である特許請求の範
    囲の第2項に記載の電極。 4、前記のより導電性の粒子が銀粒子である特許請求の
    範囲の第1項に記載の電極。 5、前記電気触媒粒子が白金族粒子および/または白金
    族金属酸化物粒子である特許請求の範囲の第1項に記載
    の電極。 6、前記電気触媒粒子が白金族金属またはその酸化物で
    被覆された金属である特許請求の範囲の第1項に記載の
    電極。 7、前記より導電性の粒子が白金族金属でおおわれた金
    属粒子である特許請求の範囲の第1項に記載の電極。 8、白金族金属で被覆された金属粒子が鉄、銀またはニ
    ッケル粒子である特許請求の範囲の第7項に記載の電極
    。 9、前記コーティングが0.1オーム/センチより低い
    表面抵抗率を有している特許請求の範囲の第1項に記載
    の電極。 10、電気触媒層の水素過電圧が1,000アンペア/
    m^2において0.2ボルトより低いことを特徴とする
    特許請求の範囲の第1項に記載のカソード。 11、前記のより導電性の粒子が炭化チタニウムおよび
    /または炭化タングステンの粒子である特許請求の範囲
    の第1項に記載の電極。 12、前記バインダーが前記コーティングの10〜20
    %の量的範囲にあるポリテトラフロロエチレンである特
    許請求の範囲の第1項に記載の電極。 13、前記バインダーがポリテトラフロロエチレンであ
    り、前記アルミニウム粒子がポリテトラフロロエチレン
    の各部に対して1.5〜2部の比である特許請求の範囲
    の第3項に記載の電極。 14、前記電気触媒粒子が二酸化ルテニウム(RuO_
    2)またはパラジウムとチタニウムとの混合酸化物(P
    dOTiO_2)によつて構成されている特許請求の範
    囲の第10項に記載の電極。 15、前記コーティングが約10重量%のポリテトラフ
    ロロエチレン、約72重量%の銀粒子および約18重量
    %のRuO_2から成る特許請求の範囲の第1項に記載
    の電極。 16、前記コーティング中の銀が50〜75g/m^2
    から成る特許請求の範囲第15項に記載の電極。 17、前記膜が非強化イオン交換膜である特許請求の範
    囲の第1〜16項のいずれか一つに記載の電極。 18、前記膜がほぼ150ミクロンの厚さを有する特許
    請求の範囲の第17項に記載の電極。 19、イオン交換膜に結合したガスおよび液体透過性コ
    ーティングから成る電極であつて、前記コーティングが
    低過電圧電気触媒粒子、より導電性の電解質抵抗性金属
    スクリーンおよび前記粒子を膜に結合するために膜に適
    合した電解質抵抗性バインダーから成り、前記電極コー
    ティングが少なくとも0.1ミクロンの孔径を有する多
    数の孔を備えている前記電極。 20、前記より導電性の電解質抵抗性金属スクリーンが
    50よりも高いメッシュナンバーを有し、かつニッケル
    または銀で作成されている特許請求の範囲の第19項に
    記載の電極。 21、イオン交換膜で分離されたアノードおよびカソー
    ドの少なくとも一組を有するハウジングから成る電解槽
    であつて、その電極の少なくとも一つがイオン交換膜に
    結合されたガスおよび液体透過性のコーティングから成
    り、前記コーティングが低過電圧の電気触媒粒子、より
    導電性の電解質抵抗性粒子および前記粒子を膜に結合さ
    せるための膜に適合した電解質抵抗性バインダーから成
    り、その電極コーティングが少なくとも0.1ミクロン
    の孔径を有する多数の孔を備えている前記電解槽。 22、前記孔が前記コーティングから孔形成用の浸出可
    能の犠牲剤を浸出させることによつて形成される特許請
    求の範囲の第21項に記載の電極。 23、前記犠牲剤がアルミニウム粒子である特許請求の
    範囲の第22項に記載の電解槽。 24、前記のより導電性の粒子が銀粒子である特許請求
    の範囲の第21項の電解槽。 25、前記電気触媒粒子が白金族粒子および/または白
    金族金属酸化物粒子である特許請求の範囲の第21項に
    記載の電解槽。 26、前記電気触媒粒子が白金族金属またはその酸化物
    で被覆された金属粒子である特許請求の範囲の第21項
    に記載の電解槽。 27、前記より導電性の粒子が白金族金属で被覆された
    金属粒子である特許請求の範囲の第21項に記載の電解
    槽。 28、イオン交換膜によつて分離された反対に荷電され
    た電極を有する電解槽中でアルカリ塩化物の水溶液を電
    解する方法において、 前記電極の少なくとも一つがイオン交換膜に結合された
    ガスおよび液体透過性コーティングから成り、前記コー
    ティングが低過電圧電気触媒粒子、より導電性の電解質
    抵抗性の粒子および前記粒子を前記膜に結合させるため
    の前記膜に適合した電解質抵抗バインダーから成り、前
    記電極コーティングが少なくとも0.1ミクロンの孔径
    を有する多数の孔を備えている前記方法。 29、前記孔が前記コーティングから孔形成用浸出可能
    性犠牲剤を浸出させることによつて形成される特許請求
    の範囲の第28項に記載の方法。 30、前記犠牲剤がアルミニウム粒子である特許請求の
    範囲の第29項に記載の方法。 31、前記導電性粒子が銀粒子である特許請求の範囲の
    第28項に記載の方法。 32、前記電気触媒粒子が白金族粒子および/または白
    金族金属酸化物粒子である特許請求の範囲の第28項に
    記載の方法。 33、前記電気触媒粒子が白金族金属またはその酸化物
    で被覆された金属粒子である特許請求の範囲の第33項
    に記載の方法。 34、前記導電性粒子が白金族金属で被覆された金属粒
    子である特許請求の範囲の第28項に記載の方法。 35、イオン交換膜によつて分離された反対に荷電され
    た電極を有する電解槽中でアルカリ金属水酸化物の水溶
    液を電解する方法において、 前記電極の少なくとも一つがイオン交換膜に結合された
    ガスおよび液体透過性コーティングから成り、前記コー
    ティングが低過電圧電気触媒粒子、より導電性の電解質
    抵抗粒子および前記粒子を前記膜に結合させるための前
    記膜に適合した電解質抵抗性バインダーから成り、前記
    電極コーティングが少なくとも0.1ミクロンの孔径を
    有する多数の孔を備えていることから成る前記方法。 36、前記孔が孔形成用浸出可能性犠牲剤を前記コーテ
    ィングから除去することによつて形成される特許請求の
    範囲の第35項に記載の方法。 37、前記犠牲剤がアルミニウム粒子である特許請求の
    範囲の第36項に記載の方法。 38、前記より導電性の粒子が銀粒子である特許請求の
    範囲の第36項に記載の方法。 39、前記電気触媒粒子が白金族粒子および/または白
    金族金属酸化物粒子である特許請求の範囲の第36項に
    記載の方法。 40、前記電気触媒粒子が白金族金属またはその酸化物
    で被覆された金属粒子である特許請求の範囲の第36項
    に記載の方法。 41、前記より導電性の粒子が白金族金属で被覆された
    金属粒子である特許請求の範囲の第34項に記載の方法
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