JPS6311456B2 - - Google Patents

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JPS6311456B2
JPS6311456B2 JP55093331A JP9333180A JPS6311456B2 JP S6311456 B2 JPS6311456 B2 JP S6311456B2 JP 55093331 A JP55093331 A JP 55093331A JP 9333180 A JP9333180 A JP 9333180A JP S6311456 B2 JPS6311456 B2 JP S6311456B2
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JP
Japan
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roller
yarn
thread
web
speed
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Application number
JP55093331A
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English (en)
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JPS5615428A (en
Inventor
Bauaa Kaaru
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Oerlikon Barmag AG
Original Assignee
Barmag Barmer Maschinenfabrik AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Barmag Barmer Maschinenfabrik AG filed Critical Barmag Barmer Maschinenfabrik AG
Publication of JPS5615428A publication Critical patent/JPS5615428A/ja
Publication of JPS6311456B2 publication Critical patent/JPS6311456B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/02Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
    • D02G1/0206Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist by false-twisting
    • D02G1/0266Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist by false-twisting false-twisting machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B1/00Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating
    • D06B1/10Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by contact with a member carrying the treating material
    • D06B1/14Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by contact with a member carrying the treating material with a roller
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B11/00Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing
    • D06B11/002Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of moving yarns
    • D06B11/0026Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of moving yarns by spaced contacts with a member carrying a single treating material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S118/00Coating apparatus
    • Y10S118/15Roller structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
繊維機械内で走行糸に給湿するために、調整可
能な回転数で駆動されるローラを介して糸をガイ
ドし、その場合に前記ローラを液浴中に浸漬する
か、又は液体流で連続的に濡らすようにした装置
は公知である。この場合ローラはその周面で液体
を連行しかつ該液体を、ローラに部分的に巻掛け
られた糸に移す。 特に糸走行速度が変速の場合には、前記公知の
装置は、給湿区域において僅かな糸張力でしか糸
をガイドできないので不利である。糸走行速度が
増大すると、それに相応して糸にかかる力も増大
する。この場合問題になるのは機械的な摩擦効果
よりも液力的な摩擦効果であり、この液力的な摩
擦効果は周知のように著しく速度と粘性とに関連
している。従つて、摩擦力を低く抑えるために一
般に液体の粘性をできるだけ低く調整しようとす
るのは当然である。しかしながら実地において
は、粘性を低下させるにも限度がある。例えば調
質用ローラ表面に充分な厚さの液膜を形成するた
めに、あるいは、糸に対する作用の点で調質液に
課された要求に基づいて調質液が有していなけれ
ばならない材料特性乃至作用上の特性のために、
粘性を妄りに低下させる訳にはいかない。 糸とローラとの相対速度が500〜600m/minの
範囲を上回る一方、給湿区域から引出された糸の
糸張力が僅か例えば4cNであると、糸走行方向で
見て給湿区域の前方に糸垂れが生じることが判つ
た。 この問題が特に生じるのは、捲縮・熱固定され
た糸に最終フイードローラ機構の後方で、しかも
巻取り部の手前でもう一度液体で給湿処理を施す
ような仮撚捲縮機においてである。捲縮糸は通常
きわめて僅かな張力で巻取られるが、これは、捲
縮を害なわずかつ良好なパツケージ形成を保証す
るためである。他面において今日では1000m/
min以上の糸走行速度が要求される。直径100mm
以内の通常のローラサイズでは調質ローラの周速
度は、糸繊度、糸捲縮度、調質液粘度、要求され
る液体塗布量並びに糸走行速度に関連して約1乃
至10m/minである。 ところで、今日稼働中の仮撚捲縮機の各作業部
位の巻取り部の手前では糸監視器が使用されてい
るが、該糸監視器は、糸不在の場合つまりテクス
チヤード加工区域又は後処理区域で糸切れが生じ
た場合に糸加工を中断させる。例えば巻戻しパツ
ケージから到来する糸をすでに最初のフイードロ
ーラ機構の手前で切断することによつて、仮撚捲
縮機が巻取られない糸材料で閉塞されたり、フイ
ードローラ機構に糸が巻きついたりする不都合が
防止される。糸垂れが生じると、第1に最終フイ
ードローラ機構に不都合な巻き体が形成され、第
2に又、糸監視器が糸の存在をもはや確認せず加
工中断信号を送出するという事態が生じることが
ある。 給湿装置を装備した別の繊維機械例えば紡糸機
又は紡糸・延伸機では、給湿装置前の糸張力の低
下に基づいて糸走行が不安定になると同時にゴデ
ツトローラにおいて糸がスリツプし、更には又、
何れにしても不都合な現象が生じることになる。 ところで本発明の課題は、前述のような給湿ロ
ーラにおいて生じる糸摩擦を著しく低下させ、し
かも給湿処理区域特に仮撚捲縮機の給湿処理区域
を高い糸走行速度及び僅かな糸張力で稼動させる
場合にも、トラブルのない稼動と糸走行を可能に
するようにすることである。 この課題を解決するために、従来のように駆動
される給湿ローラの円周に本発明では複数の溝を
設けた。これらの溝乃至条溝は、糸に接するロー
ラ面をウエブの頂面によつて形成するように構成
されている。溝つまりウエブ間の相互間隙は、周
方向で測長すれば、全体として給湿ローラ円周の
1/3乃至2/3を占めるような長さを有している。有
利な実施態様では、このような給湿ローラとし
て、市販の歯付ベルトプリー又は円筒歯車が使用
され、この場合ウエブの周方向長さと間隙の周方
向長との比は約1:1の割合である。 原理的には給湿ローラの外周面として、任意の
形式の断続面を使用することが可能である。例え
ば給湿ローラは、歯付ベルトプリーとして、直
歯、斜歯又は山歯を有する円筒歯車又はウオーム
歯車として、あるいは傘歯車又は二重傘歯車とし
て構成することができる。また、ローラ外周壁に
穿設された多数の半径方向孔を有するローラ、あ
るいは、ローラ周面に、穿孔薄板又は篩い面を張
設した円滑ローラを使用することも可能である。 糸走行速度とローラ周速度との相対速度は、い
ずれにしても大であるので、ローラ周速度が糸走
行速度に対して同じ向きであるか逆向きであるか
は重要なことではない。 本発明によれば、給湿ローラにおける糸巻掛け
角を著しく大きくする必要はない。糸巻掛け角は
30゜より大であつてはならない。溝つまり外周面
中断部を有するようにローラを構成したことによ
つて、液浴からの充分な量の液体搬送が保証され
る。また、糸が接するローラ周面をこのように構
成したことによつて、ローラ周面には、連繋した
液膜が形成されることはない。ここで肝要なこと
は、糸表面によつて連行される液体の液力抵抗
が、給湿ローラの閉じた円筒表面の場合よりも著
しく小であることである。これによつて(糸への
液体塗布量が等しいとすれば)この糸に生じる摩
擦力を減少させることができ、ローラに巻き体が
形成されたり、糸が巻きついたりすることはな
く、また糸監視器によつて不都合に糸加工が中断
せしめられることもなくなる。液体塗布量と糸張
力は、給湿ローラの構成と周速度の設定とによつ
て極めて広範囲にわたつて制御することができ
る。これまでの実験の結果明らかに確認できたこ
とは、ローラ円周が規定されている場合、僅かな
歯数で好成績を得ることができることである。特
にウエブ頂面の周方向長さは3mmより小であつて
はならないことが確認された。さもないと充分な
液体塗布量は得られない。他面において、ウエブ
と間隙とのピツチについても、包絡線に巻掛ける
ことによつて規定された糸長さよりも小さな値が
選ばれねばならない。さもないと液体塗布が不均
一になりかつ糸張力も不均等になる。 ローラ直径が69mm、歯数が23個、ウエブ頂面の
周方向長さの和と間隙の周方向長さの和との比が
1:1であるローラを使用した場合、ローラ回転
数が12r.p.mでは糸重量の1.19%の液体塗布量が、
またローラ回転数が20r.p.m.では糸重量の2.96%
の液体塗布量が得られた。ローラへ達する糸の糸
垂れは申し分なく避けられた。前記の両ローラ回
転数の実験例では、ローラから進出する糸の張力
とローラに達する糸の張力との比は8cN:4cNで
あつた。その場合ポリエステル糸78dtexが仮燃
捲縮されかつ巻取り部の手前で給湿され、巻取り
速度は600m/minであつた。 本発明の装置は原則として、糸の調質を必要と
するようなすべての繊維機械で使用できるが、特
に高い糸走行速度で薬剤を塗布する必要のある繊
維機械例えば紡糸機、紡糸・延伸機、紡糸・延伸
テクスチヤード機において使用されるのが有利で
ある。 次に図面につき本発明の実施例を詳説する。 第1図では中央架台1と側方架台2を備えた仮
撚捲縮機の左半部が略示されている。 仮撚捲縮機の、図示を省いた右半部は図示の左
半部と鏡面対称の構成を有している。 側方架台2は合成繊維の糸4を繰出す巻戻しパ
ツケージ3を支持している。糸4は巻戻しパツケ
ージ3からフイードローラ機構5によつて引出さ
れ、その際、糸4は巻戻しパツケージ3とフイー
ドローラ機構5との間に配置された糸カツター3
0を通過する。フイードローラ機構5を経たのち
糸4は、湾曲した加熱プレート6を介してガイド
される。湾曲した加熱プレート6の一端は側方架
台2に、他端は中央架台1に固定されている。糸
の接する加熱プレート表面は、側方架台2と中央
架台1との間の中間通路に向いている。加熱プレ
ート6は、適当に断熱されておりかつ閉鎖フラツ
プによつて下側をカバーすることができる。この
加熱プレート6を通過したのち糸4は下方へ誘導
され冷却プレート7を介してガイドされる。該冷
却プレート7には冷却媒体例えば水が貫流してい
る。冷却プレート7の後方で糸4は仮撚子8に達
する。該仮撚子はこの場合仮撚スピンドル又は摩
擦式仮撚子である。 次いで糸4はフイードローラ機構9によつて引
出される。フイードローラ機構5と9の周速度
は、仮撚区域において糸が所期の張力を受けるよ
うに設定されている。場合によつては仮撚区域に
おいて合成繊維糸に同時に適当なストレツチング
をかけることも可能である。 フイードローラ機構9の後方で糸4は、調質装
置24a,26aを介して(鎖線で示した糸経路
を経て)又は別の加熱部材10と給湿装置24,
26を介して巻取り部12へ供給される。本実施
例では巻戻しパツケージ3の数に相応して3つの
巻取り部が互いに上下に配置されている。巻取り
部12は自立性のプレート25に取付けられてい
る。誤解を避けるため念のために付記しておく
が、巻戻しパツケージ3から到来する3本の糸は
機械長手方向で見て互いに並列的にガイドされ、
かつ各糸には夫々別個の仮撚子8で仮撚がかけら
れる。 糸4が加熱部材10を経て巻取り部12に至る
場合についての糸の走行経路は実線で示されてい
る。 加熱部材10における糸の加熱処理は殊に無接
触式に加熱管を通して糸を走行させることによつ
て行なわれる。加熱部材10の後方には糸を引出
すためのフイードローラ機構23が設けられてい
る。 13〜20及び22は、加熱プレート6と冷却
プレート7とに糸を当てつける装置の構成部分で
ある。 仮撚捲縮機の足部には、加熱部材10から到来
する糸に液体を塗布する給湿装置が設けられてい
る。該給湿装置は、液浴26に部分的に浸漬され
た給湿ローラ24から成つている。該給湿ローラ
24の前後には夫々1つの糸ガイド11,27が
配置されており、両糸ガイドの少なくとも一方
(例えば糸ガイド11)は調整可能である。糸ガ
イド27には糸監視器28が前置されており、該
糸監視器によつて糸の有無が確認されかつ糸切れ
時には糸カツター30によつて糸切断が行なわ
れ、それによつて糸加工部の稼動が停止される。 調質装置24a,26aの構成及び作用形式は
実質的に給湿装置24,26の構成及び作用形式
に等しい。調質装置の給湿ローラ24aには、や
はり糸ガイド又は変向ガイドローラが所属してい
る。この糸ガイド又は変向ガイドローラは、給湿
ローラ24aにおける糸の巻掛け角を固定するた
めに調整可能である。 フイードローラ機構9の後方で引出されて調質
装置24a,26aを介して巻取り部12へガイ
ドされる糸は特に高弾性の捲縮ヤーンであるのに
対して、加熱部材10と給湿装置24,26を経
て巻取り部12へガイドされる糸は、天然繊維状
の嵩高糸である。 第2図に示した給湿装置24,26は原理的に
は調質装置24a,26aにも使用可能である。
機械全長にわたつて延在する駆動軸31はモータ
29によつて駆動される。前記駆動軸31は各作
業部位毎に(例えば各仮撚捲縮部位毎に)給湿ロ
ーラ24を保持し、これらの給湿ローラは、複数
の作業部位に共通の液浴26に浸漬されている。
液浴26のための浴槽32は原則として機械フイ
ールドの長さにわたつて延在している。 各給湿ローラ24には2つの変向ガイドローラ
33,34が所属している。図示の実施例では変
向ガイドローラ33は、給湿ローラ24における
糸巻掛け角を変化できるようにアーム35によつ
て前記給湿ローラ24に対する位置を調整可能に
配置されている。このためにアーム35は、機械
全長にわたつて延在する回動不能のロツド37上
の所望の位置にその都度ビス36によつて固定さ
れる。しかし又、前記ロツド37を回動可能に配
置して、1基の機械又は1つの機械フイールドの
全変向ガイドローラ33を一緒に調整できるよう
にすることも可能である。変向ガイドローラ34
は、類似の形式で調整可能にか、又は不動に配置
することができる。 第1図に示した糸監視器28は、図面を見易く
するために第2図では示されていない。しかし変
向ガイドローラ34の代りに糸監視器28を配置
することも可能である。なお念のために付記して
おくが、本発明は糸監視器の使用に限定されるも
のではない。糸垂れは、糸監視器がこの糸垂れに
よつて必要以上に応動することになるが故に不都
合であるばかりでなく、糸垂れによつて縺れや糸
切れが発生するので、この糸垂れは避けられねば
ならない。 第3図で歯付ベルトプリーとして示されている
給湿ローラ24は18個のウエブ38と18個の間隙
39を有している。38aはウエブ38の頂面で
ある。 第4図の上半部と下半部には夫々給湿ローラ2
4の異なつた実施例が示されている。この場合ウ
エブは複数本の円筒形のバー40又は方形断面の
バー41から成つている。これらのバー40及び
41は、駆動軸に共軸かつ並列的に固定された2
つの端面円板42間に軸平行にか、又は軸線に対
して斜向させて配置されており、かつバー相互間
に間隙43,44が形成されている。 第5図でもやはり上半部と下半部に夫々給湿ロ
ーラ24の異なつた実施例が示されている。ウエ
ブは三稜形バー45又は半円形バー46から成つ
ておりかつ例えば1つの円筒形の円板の外周に、
ウエブ相互間に間隙47,48を形成するように
溶接されている。 本発明の給湿ローラの作用を明確にするために
以下に若干の実験成績を述べておく。実験に使用
した給湿ローラの外径は69mm、ウエブ間隙の基礎
円の直径は65mmである。給湿ローラは23個の歯を
有している。ウエブ頂面長さの和と間隙長さの和
の比は1:1である。糸走行速度は600m/min
である。
【表】
【表】 別の実験では液体塗布率は給湿ローラの回転数
と糸巻掛け角とに関連して広い範囲つまり0.1%
乃至9.5%の範囲で変化させることができた。こ
の場合糸監視器の作用範囲における糸垂れは完全
に避けられたので、糸監視器が誤接続をトリガす
ることはなかつた。 これと平行して行なわれた実験では外径69mmで
歯数43個の給湿ローラが使用された。このような
給湿ローラは或る回転数かつ所定の糸巻掛け角で
は申し分なく稼働するが、しかしながら実験時に
留意せねばならなかつた点は、給湿ローラの範囲
で糸垂れが生じないようにすることであつた。 別の実験例は、給湿ローラの直径が規定されて
いる場合糸に移される液量がウエブ数又はウエブ
当りの頂面長さにも関連していることを示した。
外径69mmの給湿ローラを使用し、回転数を13r.p.
m.とし、ウエブ頂面長さの和と間隙長さの和の
比を1:1とした場合、次の数値が求められた。
【表】 実験の結果、糸張力の均一性に関して特に顕著
な効果が確認された。つまり本発明の給湿ローラ
を使用した場合には糸走行方向で見て給湿ローラ
の後方での糸張力の変動率が、円滑な慣用のロー
ラの場合よりも著しく低いことが判つた。実験例
から次の数値が得られた。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は仮撚捲縮機の横断面図、第2図は多作
業部位を有する繊維機械特に仮撚捲縮機用の本発
明の給湿装置の斜視図、第3図は本発明の給湿ロ
ーラの側面図、第4図及び第5図は給湿ローラの
異なつた実施例の側面図である。 1…中央架台、2…側方架台、3…巻戻しパツ
ケージ、4…合成繊維の糸、5…フイードローラ
機構、6…加熱プレート、7…冷却プレート、8
…仮撚子、9…フイードローラ機構、10…加熱
部材、11…糸ガイド、12…巻取り部、13〜
20,22…糸当てつけ装置の構成部分、23…
フイードローラ機構、24,24a…給湿ロー
ラ、25…プレート、26,26a…液浴、27
…糸ガイド、28…糸監視器、29…モータ、3
0…糸カツター、31…駆動軸、32…浴槽、3
3,34…変向ガイドローラ、35…アーム、3
6…ビス、37…ロツド、38…ウエブ、38a
…頂面、39…間隙、40…円筒形バー、41…
方形バー、42…端面円板、43,44…間隙、
45…三稜形バー、46…半円形バー、47,4
8…間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維機械内で走行する糸に液体を給湿する装
    置であつて、調整可能な回転数で駆動されるロー
    ラと、該ローラを部分的に浸漬させる液浴又は前
    記ローラを液体流で連続的に濡らす手段と、前記
    ローラに糸を部分的に巻掛けて該ローラを介して
    ガイドするための糸ガイドとを備え、該糸ガイド
    の少なくとも1つが前記ローラに対して位置調整
    可能に配置されておりかつ糸走行速度が前記ロー
    ラの周速度の50倍以上大である形式のものにおい
    て、ローラ24が円周に、周方向で見て交互にウ
    エブ38と間隙39を生ぜしめるように、軸平行
    の複数の溝又は、軸線に対して斜向した複数の溝
    を有し、かつ、大体において前記ローラ24の包
    絡線上に位置する前記ウエブ38の頂面が糸との
    接触面を形成していることを特徴とする、走行す
    る糸に液体を給湿する装置。 2 間隙39がローラの円周上で全周の1/3以上
    乃至全周の2/3以下を占めている特許請求の範囲
    第1項記載の装置。 3 1つの間隙39の周方向長さが大体において
    1つのウエブ38頂面の周方向長さに等しい特許
    請求の範囲第1項記載の装置。 4 ローラ24が歯付ベルトプリー状の歯列を有
    している特許請求の範囲第1項記載の装置。 5 ローラ24が直歯、斜歯又は山歯を有する円
    筒歯車として又はウオーム歯車として構成されて
    いる特許請求の範囲第1項記載の装置。 6 ローラ24が傘歯車又は二重傘歯車として構
    成されている特許請求の範囲第1項記載の装置。 7 ローラ24の外周壁が、相互間隔をおいて配
    置された軸平行の、又は軸線に対して斜向した複
    数の円形バー、三稜形バー又は多角形バーから成
    つている特許請求の範囲第1項記載の装置。 8 ローラ24における糸巻掛け角が10゜乃至30゜
    である特許請求の範囲第1項記載の装置。 9 ウエブ頂面の周方向長さが2乃至8mmである
    特許請求の範囲第3項記載の装置。 10 ウエブ頂面の周方向長さが3.5mmより大で
    ある特許請求の範囲第9項記載の装置。 11 ウエブ38の側面が、ローラの端面から大
    体において半径方向に延びている特許請求の範囲
    第1項記載の装置。 12 ローラ24の周速度が1m/minより大か
    つ糸走行速度の1/50より小である特許請求の範囲
    第1項記載の装置。 13 機械前面に並列的に配置された複数の作業
    部位を有する仮撚捲縮機内で走行する糸に液体を
    給湿する装置であつて、前記機械前面に対して平
    行に延在していて調整可能な回転数で駆動される
    1本の軸と、各作業部位で前記軸上に装着された
    給湿ローラと、該給湿ローラを介して設定糸巻掛
    け角又は設定糸接触長さで糸をガイドするために
    位置調整可能に各給湿ローラに所属された糸ガイ
    ドと、機械長手方向に配置されていて前記給湿ロ
    ーラを部分的に浸漬させる液浴と、前記の各給湿
    ローラに前置されていて糸張力に応動する糸監視
    器とを備えている形式のものにおいて、給湿ロー
    ラ24が、糸走行経路内の最終フイードローラ機
    構と巻取り部との間に配置されておりかつローラ
    円周に、周方向で見て交互にウエブ38と間隙3
    9を生ぜしめるように、軸平行の複数の溝又は、
    軸線に対して斜向した複数の溝を有し、かつ、大
    体において前記給湿ローラの包絡線上に位置する
    前記ウエブの頂面が糸との接触面を形成している
    ことを特徴とする、走行する糸に液体を給湿する
    装置。 14 第2の加熱部材10及び該加熱部材に後置
    されたフイードローラ機構23と巻取り部12と
    の間に配置した特許請求の範囲第13項記載の装
    置。 15 糸を加熱・仮撚して引出し、第2の加熱区
    域を通過させてガイドしつつ糸に給湿処理を施し
    て低糸張力下で巻取ることによつて捲縮合成繊維
    糸を製造する方法において、軸平行の条溝を有す
    るローラを介して糸を少なくとも500m/minの
    相対速度でガイドし、その際前記ローラを液浴中
    に浸漬させかつ糸走行速度の1/50より小さい表面
    速度で駆動することを特徴とする、捲縮合成繊維
    糸の製法。
JP9333180A 1979-07-10 1980-07-10 Method and apparatus for dampening running yarn by liquid Granted JPS5615428A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19792927741 DE2927741A1 (de) 1979-07-10 1979-07-10 Vorrichtung zum benetzen eines laufenden fadens mit einer fluessigkeit in textilmaschinen

Publications (2)

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JPS5615428A JPS5615428A (en) 1981-02-14
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