JPS63113229A - 電子レンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は複数の調理プログラムを設定して調理をおこな
うことのできる電子レンジに関する。

（従来の技術） 第５図は一般的な電子し、ンジの斜視図であり、電子レ
ンジｌは正面に扉２を存し、その右側に表示部３、操作
部４、スタートキー５が縦に配置されており、操作部４
によって調理プログラムを設定した後、スタートキー５
を押せば調理が開始されると共に、設定状況および調理
の状況が表示部５に表示される。第６図はこの電子レン
ジ１の電気回路図であり、商用電源に繋がる電源回路に
挿設されたヒユーズ６、安全スイッチ７ａ、７ｂ。

直流リレー９を介して高周波発振回路１ｏが接続されて
いる。この高周波発信回路１０は昇圧トランス、整流器
、および、マグネトロン等でなっている。なお、直流リ
レー９の電源側にはモニタスイッチ８が設けられている
。ここで、直流リレー９はプリント基板１１に搭載され
たマイクロコンピュータ１２によって励磁、非励磁が制
御され、その接点が閉成したとき高周波発振回路１０が
発振動作を行う。また、マイクロコンピュータ１２は各
種の設定値および測定値を記憶しており、表示部３に信
号を送って設定状態および調理の進行状況を表示する。

第７図は表示部３の構成を示す正面図であり、中央部に
数字表示器３０を有し、その上部に解凍中であることを
表示する“ＤＥＦＲＯＳＴ”ランプ３１．調理プログラ
ムの開始時刻の設定が終了したことを表示する“ＰＲＥ
−８ＥＴ”ランプ３２１食品に温度測定用のプローブを
差込んだことを表示する“ＰＲＯＢＥ”ランプ３５が横
に並べて配置され、さらに、数値表示器３０の下部に調
理プログラムの第１段階を実行中であることを表示する
ＩＳＴ　　５ＴＡＧＥ’ランプ３３、第２段階を実行中
であることを表示する“２ＮＤ　　５ＴＡＧＥ”ランプ
３４、調理中であることを表示する“Ｃ００Ｋ”ランプ
３６が同じく横に並べて配置されている。

しかして、調理人は、表示部３の数字およびランプの点
灯状態によって調理プログラムの確認と、調理状況の把
握ができる。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した電子レンジは、予め複数の調理プログラムを設
定すれば自動的に調理が進行し、調理の段階ごとに“Ｉ
ＳＴ、５ＴＡＧＥ”ランプ３３、“２ＮＤ　　５ＴＡＧ
Ｅ”ンブ３４がこの順に点灯する構成になっている。し
かしながら、調理プログラムを入力した後に実際に一理
しなかった場合には、この調理プログラムがそのまま残
り、これが次回の調理時に入力する調理プログラムに加
えられて、大切な調理を失敗する虞れがあった。すなわ
ち、前の調理時に解凍“ＤＥＦＲＯＳＴ”を設定して調
理しなかったとすると、この“ＤＥＦＲＯＳＴ”なる調
理プログラムが、つぎの調理の最初のプログラムとして
付加されるため、新たに設定した調理プログラムの前に
予期しなかった解凍 “ＤＥＦＲＯＳＴ”を加えた調理が行われて了うと言う
問題点があった。

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
で、調理プログラムの設定時に以前のブログムが残って
いることを認識させ得、これによりプログラムが残った
ことに起因する調理の失敗を確実に防ぐことのできる電
子レンジの提供を目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） この出願の第１の発明は、複数の調理プログラムを設定
して調理を行うことが可能な電子レンジにおいて、前記
調理プログラムの設定時または調理の終了時に、設定済
みの調理プログラムが残っているか否かを判定し、残っ
ていない場合に表示素子を点灯させて報知する報知手段
を備えたことを特徴とするものである。

この出願の第２の発明は複数の調理プログラムを設定し
て調理を行うと共に、この調理プログラムの進行状態を
複数の表示素子を用いて表示することが可能な電子レン
ジにおいて、前記調理プログラムの設定時または調理の
終了時に、設定済みの調理プログラムが残っているか否
かを判定し、残っていない場合に前記表示素子の全てを
点灯させて報知する報知手段を備えたことを特徴とする
ものである。

（作　用） この発明においては、調理プログラムの設定時または調
理の終了時に、設定済みの調理プログラムが残っている
か否かを判定し、残っている場合に一つの表示素子を点
灯させて「調理開始不可」を表示するか、若しくは残っ
ていない場合に一つの表示素子を点灯させて「調理プロ
グラムの設定口１能」を表示するか、あるいは、調理ブ
ログムの進行状態を示すための複数の表示素子を一斉に
点灯させることによって、「調理開始可能」を積極的に
報知している。

（実施例） 第１図は、この発明の一実施例の表示部の構成を示す正
面図であり、従来例を示した第７図と同一の符号を付し
たものはそれぞれ同一の要素を示している。そして「調
理開始不可」を指示する”Ｃ００Ｋ　　５ＥＴＴＩＮＧ
”　ランプ３７を新たに設けた点、および、このランプ
を点灯制御するために第２図のフローチャートに示すよ
うなプログラムをマイクロコンピュータ１２（第６図）
に付加した点が異なっている。この場合、Ｃ００Ｋ　　
５ＥＴＴＩＮＧ”ランプ３７は、数値表示器３０の下部
に配置されたランプと並べてその最左端に設けられてい
る。

かかる構成により、例えば、調理の開始時にマイクロコ
ンピュータ１２は第２図に示した割込み処理を行う。す
なわち、ステップ１０１にて設定済みの調理プログラム
があるか否かを判定し、若し、調理プログラムが残って
おれば、すなわち、設定されておればステップ１０２に
て“Ｃ００ＫＳＥＴＴＩＮＧ”ランプ３７を点灯させて
「調理開始不可」を報知し、反対に調理プログラムが残
っていない場合にはステップ１０３にて“Ｃ００Ｋ　　
５ＥＴＴＩＮＣ；”ランプ３７を消灯状態に保持する。

しかして、使用者は“Ｃ００ＫＳＥＴＴＩＮＯ”ランプ
３７が点灯していないことを確認すれば、調理を失敗す
ることはない。

なお、上記実施例では、調理段階でランプを点灯させて
「調理開始不可」を指示したが、この代わりに、調理プ
ログラムの設定段階で調理プログラムが残っていないこ
とを確認してプログラム設定するようにしてもよい。ｆ
ｆ１３図はこの例を示したもノテ、前述の“Ｃ００Ｋ　
　５ＥＴＴＩＮＧ”ランプ３７の代わりに、調理プログ
ラムがクリアされてその「設定可能」を示す“ＣＬＥＡ
Ｒ”ランプ３８を設け、このランプの点灯を確認してか
らプログラムを設定すれば調理を失敗することはない。

なおまた、上記実施例では、一つのランプを用いたが、
この代わりに複数のランプを用いてもよい。第４図はこ
の例を示すもので、以前に設定した調理プログラムが残
っていない状態で、調理フログラムの進行状態を示す表
示ランプ、すなわち、“ＤＥＦＲＯ８Ｔ“ランプ、“Ｐ
ＲＥ−ＳＥＴ”ランプ、”ＩＳＴ　　５ＴＡＧＥ’ラン
プ、“２ＮＤ　　５ＴＡＧＥ″ランプの全てを点灯させ
て「調理可能」を報知している。従って、使用者はこれ
らのランプの全てが点灯したことを確認して調理に移れ
ば調理を失敗することはない。なお、このように、調理
プログラムの進行状態を示す表示ランプの全てを点灯さ
せる方法は、Ｃ００ＫＳ　Ｅ　Ｔ　Ｔ　Ｉ　Ｎ　Ｇ”ラ
ンプ３７や、“ＣＬＥＡＲ”ランプ３８を新たに設けな
くとも、マイクロコンピュータ１２のプログラムを変更
するだけで済む点で有利である。

〔発明の効果〕

以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、
設定済みの調理プログラムが残っているか否かを判定し
、その結果により、「調理開始不可」、「調理プログラ
ムの設定可能」、あるいは、「調理開始可能」を積極的
に報知しているので、以前の調理プログラムが残ったこ
とに起因する調理の失敗を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の表示部の構成を示す正面図
、第２図は同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート、第３図および第４図はそれぞれ他の実施例の表示
部の構成を示す正面図、第５図は従来の電子レンジの斜
視図、第６図はこの電子レンジの電気回路図、第、７図
はこの電子レンジの表示部の構成を示す正面図である。 １・・・電子レンジ、３・・・表示部、１２・・・マイ
クロコンピュータ、３１〜３７・・・表示素子としての
ランプ。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 第１図 第３図 第４図 す 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の調理プログラムを設定して調理を行うことが
   可能な電子レンジにおいて、前記調理プログラムの設定
   時または調理の終了時に、調理プログラムが残っている
   か否かを判定し、表示素子を用いて報知する報知手段を
   備えたことを特徴とする電子レンジ。 ２、複数の調理プログラムを設定して調理を行うと共に
   、この調理プログラムの進行状態を複数の表示素子を用
   いて表示することが可能な電子レンジにおいて、前記調
   理プログラムの設定時または調理の終了時に、設定済み
   の調理プログラムが残っているか否かを判定し、残って
   いない場合に前記表示素子の全てを点灯させて報知する
   報知手段を備えたことを特徴とする電子レンジ。