JPH06349571A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

Info

Publication number
JPH06349571A
JPH06349571A JP13563693A JP13563693A JPH06349571A JP H06349571 A JPH06349571 A JP H06349571A JP 13563693 A JP13563693 A JP 13563693A JP 13563693 A JP13563693 A JP 13563693A JP H06349571 A JPH06349571 A JP H06349571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetron
temperature
power supply
switch
microwave oven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13563693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Kawai
保彦 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13563693A priority Critical patent/JPH06349571A/ja
Publication of JPH06349571A publication Critical patent/JPH06349571A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度スイッチが動作してマグネトロンへの電
力供給が遮断されたときに、故障ではないかと誤認する
ことを確実に防止する。 【構成】 本発明の電子レンジは、マグネトロン6の温
度が設定温度に達したときにマグネトロン6への電力供
給を遮断する温度スイッチ10を備えて成るものにおい
て、温度スイッチ10が動作してマグネトロン6への電
力供給を遮断したときに、マグネトロン6の温度が設定
温度に達したためにマグネトロン6への電力供給を遮断
している旨のメッセージを表示する温度スイッチ動作表
示部14を備えたものである。この場合、温度スイッチ
動作表示部14の表示ランプ16は、温度スイッチ10
が遮断動作して、接点(c−a)間がオフし且つ接点
(c−b)間がオンしたときに点灯されるように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネトロンの温度が
設定温度に達したときにマグネトロンへの電力供給を遮
断する温度スイッチを備えて成る電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子レンジにおいては、無負荷
又は軽負荷の状態でマグネトロンを発振駆動して高周波
加熱を実行すると、マグネトロン自身の温度がかなり上
昇して予め決められた設定温度(異常温度上昇判定用の
温度)に達することがある。このような場合、マグネト
ロンの近傍に配設された温度スイッチが動作してマグネ
トロンへの電力供給が遮断される。これにより、マグネ
トロンの温度が異常に上昇する危険を防止するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、温度スイッチが動作してマグネトロンへの
電力供給が遮断されたときには、加熱開始操作を実行で
きなくなってしまうので、使用者は電子レンジが故障し
たのではないかと誤認するおそれがあった。特に、一般
家庭における通常の使用では、上記温度スイッチが動作
することはまれにしか発生しないが、業務用として使用
される場合には、使用環境が厳しいため、かなり発生し
易くなり、故障であると誤認することが多かった。
【0004】そこで、本発明の目的は、温度スイッチが
動作してマグネトロンへの電力供給が遮断されたとき
に、故障であると誤認することを確実に防止し得る電子
レンジを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子レンジは、
調理物を高周波加熱するマグネトロンと、このマグネト
ロンの温度が設定温度に達したときに前記マグネトロン
への電力供給を遮断する温度スイッチとを備えて成る電
子レンジにおいて、前記温度スイッチが動作して前記マ
グネトロンへの電力供給を遮断したときに、前記マグネ
トロンの温度が設定温度に達したために前記マグネトロ
ンへの電力供給を遮断している旨の報知内容を報知する
報知手段を備えたところに特徴を有する。
【0006】この場合、前記マグネトロンへの電力供給
用の通電路に設けられた常閉形の第1の接点間を備える
と共に、前記報知手段への通電路に設けられた常開形の
第2の接点間と備え、前記マグネトロンの温度が設定温
度に達したときに第1の接点間を開放すると共に第2の
接点間を閉塞するように構成された切替形スイッチか
ら、前記温度スイッチを構成することも好ましい。ま
た、前記報知手段を、前記報知内容を文字や図形等で表
示する表示手段、又は、前記報知内容を音声で出力する
音声出力手段から構成することも考えられる。
【0007】
【作用】上記手段によれば、マグネトロンの温度が上昇
して設定温度に達すると、温度スイッチが動作してマグ
ネトロンへの電力供給が遮断される。このとき、報知手
段により、マグネトロンの温度が設定温度に達したため
にマグネトロンへの電力供給を遮断している旨の報知内
容が報知されるので、使用者は故障であると誤認するこ
とがなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図3を参照しながら説明する。まず、電子レンジの全体
構成を示す図2において、レンジ本体1は外箱2の内部
に内箱3を配設して構成されており、上記内箱3の内部
が加熱調理室となっている。この加熱調理室の前面開口
部には、扉4が開閉可能に設けられている。上記外箱2
と内箱3との間における内箱3の右側部分が機械室5を
構成しており、この機械室5内には、マグネトロン6、
昇圧トランス7、高圧コンデンサ8及び冷却ファン装置
9等が配設されている。上記マグネトロン6から出力さ
れた高周波(マイクロ波)が加熱調理室内へ供給される
ことにより、加熱調理室内に収納された調理物が高周波
加熱される構成となっている。
【0009】また、マグネトロン6の近傍である上部に
は、温度スイッチ10(詳しくは後述する)が配設され
ている。更に、外箱2の前面右端部には、操作パネル1
1が設けられている。この操作パネル11には、各種の
操作スイッチ12が設けられていると共に、調理時間や
時刻等を表示するための表示器13が設けられ、更に、
この表示器13の下方に表示手段である例えば温度スイ
ッチ動作表示部14が設けられている。
【0010】この温度スイッチ動作表示部14は、図3
に示すように、「本体内が冷えるまで運転できません
しばらくお待ち下さい」というメッセージが印刷された
光透過部材製の表示板15と、この表示板15の裏面側
に配設された表示ランプ16(図1参照)とから構成さ
れている。上記温度スイッチ動作表示部14は、表示ラ
ンプ16が点灯すると、表示板15に印刷されたメッセ
ージが判読可能になり、表示ランプ16が消灯すると、
表示板15に印刷されたメッセージがほとんど判読でき
なくなる構成となっている。この場合、表示板15に印
刷されたメッセージが、マグネトロン6の温度が設定温
度に達したためにマグネトロン6への電力供給を遮断し
ている旨の報知内容に相当している。また、温度スイッ
チ動作表示部14が報知手段を構成している。
【0011】一方、電気的構成を示す図1において、商
用交流電源に接続される電源プラグ17からは、2本の
電源線18及び19が導出されている。これら電源線1
8及び19のうちの一方の電源線18は、温度ヒューズ
20、温度スイッチ10、第1のドアスイッチ21及び
第1のリレー22を介して昇圧トランス7の一次巻線7
aの一端に接続されている。他方の電源線19は、第2
のドアスイッチ23及び第2のリレー(メインリレー)
24を介して昇圧トランス7の一次巻線7aの他端に接
続されている。また、上記電源線18及び19間には、
図1に示すように、降圧トランス25の一次巻線25
a、モニタスイッチ26、ターンテーブルモータ27、
冷却ファン装置9の冷却ファンモータ28、庫内灯29
が並列に接続されている。
【0012】そして、降圧トランス25の二次巻線25
b側には、制御装置30が接続されている。この制御装
置30は、例えばマイクロコンピュータを主体とする制
御回路から構成されており、内部のメモリに加熱調理運
転全般を制御するための制御プログラムを記憶してい
る。上記制御装置30は、扉4の開閉を検出するための
信号線31a、31bを電源線18、19に接続するこ
とにより、扉4の開閉検出信号を受けるようになってい
る。また、制御装置30は、操作パネル11の各種の操
作スイッチ12からの各種スイッチ信号を受けると共
に、上記第1のリレー22及び第2のリレー24をそれ
ぞれオンオフ制御し、更に、操作パネル11の表示器1
3を駆動制御する構成となっている。
【0013】ここで、上記温度スイッチ10は、共通接
点cと2個の切替接点a及びbとを有して構成されてお
り、共通接点cと切替接点aを一方の電源線18に設
け、切替接点bと他方の電源線19との間に前記温度ス
イッチ動作表示部14の表示ランプ16を接続してい
る。上記温度スイッチ10は、通常時には接点(c−
a)間がオンし且つ接点(c−b)間がオフしており、
マグネトロン6の温度が予め決められた設定温度に達し
たときに接点(c−a)間がオフし且つ接点(c−b)
間がオンするようになっている。この場合、接点(c−
a)間が常閉形の第1の接点間であり、接点(c−b)
間が常開形の第2の接点間である。
【0014】尚、第1のドアスイッチ21及び第2のド
アスイッチ23は、扉4が開放されたときにオフし、扉
4が閉塞されたときにオンするようになっている。ま
た、モニタスイッチ26は、扉4が開放されたときにオ
ンし、扉4が閉塞されたときにオフするようになってい
る。この場合、リレー22、24をオンしてマグネトロ
ン6を通電駆動中において、2個のドアスイッチ21及
び23が溶着してオフしなくなる故障が発生したとき
に、扉4が開放されると、モニタスイッチ26がオンさ
れるので、直ちに温度ヒューズ20が溶断されるように
構成されている。これにより、扉4が開放された状態
で、マグネトロン6が発振駆動されることを確実に防止
できる。
【0015】一方、昇圧トランス7の一方の二次巻線7
bは、整流回路32を介してマグネトロン6に接続され
ている。上記整流回路32は、高圧コンデンサ8及び高
圧整流器33等から構成されている。また、昇圧トラン
ス7の他方の二次巻線7cは、マグネトロン6のヒータ
に接続されている。
【0016】次に、上記構成の作用を説明する。調理物
を加熱調理室内に収容して扉4を閉塞すると共に、操作
パネル11の各種の操作スイッチ12を操作して調理時
間等の調理条件を設定した後、スタートスイッチを操作
すると、リレー22、24がオンされてマグネトロン6
が通電されて発振駆動される。これにより、マグネトロ
ン6から出力された高周波が加熱調理室内へ供給され、
加熱調理室内の調理物が高周波加熱される。
【0017】さて、無負荷又は軽負荷の状態でマグネト
ロン6を発振駆動して高周波加熱を実行すると、マグネ
トロン6自身の温度がかなり上昇して予め決められた設
定温度(異常温度上昇判定用の温度)に達することがあ
る。このような場合、マグネトロン6の温度が設定温度
に達すると、温度スイッチ10が動作して、その接点
(c−a)間がオフし且つ接点(c−b)間がオンす
る。これにより、マグネトロン6への電力供給が遮断さ
れると共に、表示ランプ16が点灯される。この結果、
マグネトロン6の温度が異常に上昇する危険を防止する
ことができる。そして、表示ランプ16の点灯により、
図3に示すように、表示板15に印刷されたメッセージ
即ち「本体内が冷えるまで運転できません しばらくお
待ち下さい」というメッセージが判読可能になるので、
従来構成とは異なり、使用者が故障であると誤認するこ
とを確実に防止できる。
【0018】そして、上記状態、即ち、マグネトロン6
への電力供給が遮断されると共に表示ランプ16が点灯
している状態は、マグネトロン6が十分冷却されるまで
保持されるように構成されている。この後、マグネトロ
ン6が十分冷却されて、温度スイッチ10の接点(c−
a)間がオンし且つ接点(c−b)間がオフすると、マ
グネトロン6への電力供給が可能になると共に、表示ラ
ンプ16が消灯されて表示板15のメッセージがほとん
ど判読できなくなる。
【0019】尚、上記実施例では、切替形スイッチから
なる温度スイッチ10を用いたが、これに限られるもの
ではなく、単極形の温度スイッチを用いると共に、該温
度スイッチがマグネトロン6への電力供給を遮断するよ
うに動作する遮断動作を検知する遮断検知手段を設け、
この遮断検知手段からの検知信号に基づいて表示ランプ
16の点灯制御を行うようにしても良い。また、表示板
15及び表示ランプ16の代わりに、メッセージを表示
する液晶表示装置を用いても良い。更に、上記実施例で
は、報知手段として、表示手段である例えば温度スイッ
チ動作表示部14を設けたが、これに代えて、上記メッ
セージを音声で出力する音声出力手段を設けても良い。
尚、表示又は音声出力するメッセージは、図3に示すメ
ッセージに限られるものではなく、マグネトロン6の温
度が設定温度に達したためにマグネトロン6への電力供
給を遮断している旨の報知内容を伝達できるものであれ
ばどのようなメッセージでも良い。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、温度スイッチが動作してマグネトロンへの電力供給
を遮断したときに、マグネトロンの温度が設定温度に達
したためにマグネトロンへの電力供給を遮断している旨
の報知内容を報知する報知手段を備える構成としたの
で、温度スイッチが動作してマグネトロンへの電力供給
が遮断されたときに、故障であると誤認することを確実
に防止し得るという優れた効果を奏する。この場合、温
度スイッチを切替形スイッチから構成すれば、構成を簡
単且つ低コストなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図
【図2】電子レンジ全体の破断斜視図
【図3】電子レンジの部分正面図
【符号の説明】
1はレンジ本体、4は扉、5は機械室、6はマグネトロ
ン、10は温度スイッチ、11は操作パネル、14は温
度スイッチ動作表示部(表示手段、報知手段)、15は
表示板、16は表示ランプ、30は制御装置を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を高周波加熱するマグネトロン
    と、このマグネトロンの温度が設定温度に達したときに
    前記マグネトロンへの電力供給を遮断する温度スイッチ
    とを備えて成る電子レンジにおいて、 前記温度スイッチが動作して前記マグネトロンへの電力
    供給を遮断したときに、前記マグネトロンの温度が設定
    温度に達したために前記マグネトロンへの電力供給を遮
    断している旨の報知内容を報知する報知手段を備えたこ
    とを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記温度スイッチは、前記マグネトロン
    への電力供給用の通電路に設けられた常閉形の第1の接
    点間と、前記報知手段への通電路に設けられた常開形の
    第2の接点間とを備え、前記マグネトロンの温度が設定
    温度に達したときに第1の接点間を開放すると共に第2
    の接点間を閉塞するように構成された切替形スイッチで
    あることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、前記報知内容を文字や
    図形等で表示する表示手段又は前記報知内容を音声で出
    力する音声出力手段から構成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれかに記載の電子レンジ。
JP13563693A 1993-06-07 1993-06-07 電子レンジ Pending JPH06349571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13563693A JPH06349571A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13563693A JPH06349571A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 電子レンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06349571A true JPH06349571A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15156447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13563693A Pending JPH06349571A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 電子レンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06349571A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150136782A (ko) * 2014-05-28 2015-12-08 삼성전자주식회사 마이크로파 가열 장치 및 마이크로파 가열 장치의 제어 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150136782A (ko) * 2014-05-28 2015-12-08 삼성전자주식회사 마이크로파 가열 장치 및 마이크로파 가열 장치의 제어 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5268684B2 (ja) 加熱調理器
US6072169A (en) Wall mounted microwave oven and control method therefor
US6399931B1 (en) Microwave oven with door safety switch device
JPH06349571A (ja) 電子レンジ
JP2000315573A (ja) 加熱調理器
JP2003059633A (ja) 誘導加熱調理器
JP2003059633A5 (ja)
JP3000250B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2019216014A (ja) 加熱調理器
JP2000304278A (ja) 加熱調理装置
CN112969891A (zh) 电炉灶和电炉灶的控制方法
JPH10160167A (ja) 加熱調理器
JP3685695B2 (ja) 電子レンジ
KR100271360B1 (ko) 전자렌지의 전원제어장치 및 전원제어방법
JP2523768B2 (ja) 高周波加熱装置
JP3651100B2 (ja) 複合加熱調理機器の回路構成
JP5029502B2 (ja) 加熱調理器
JPH0935865A (ja) 電子レンジ
JP3517096B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH1096518A (ja) 高周波加熱装置
JPH0614684Y2 (ja) 加熱調理器
JPS593281Y2 (ja) スチ−ム発生装置付高周波加熱装置
JP2000111060A (ja) 調理器の制御回路
KR0128567B1 (ko) 전자렌지의 안전장치
JP2000021560A (ja) 高周波加熱装置