JPS593281Y2 - スチ−ム発生装置付高周波加熱装置 - Google Patents

スチ−ム発生装置付高周波加熱装置

Info

Publication number
JPS593281Y2
JPS593281Y2 JP753279U JP753279U JPS593281Y2 JP S593281 Y2 JPS593281 Y2 JP S593281Y2 JP 753279 U JP753279 U JP 753279U JP 753279 U JP753279 U JP 753279U JP S593281 Y2 JPS593281 Y2 JP S593281Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
steam
switch
heater
oven chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP753279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55108311U (ja
Inventor
重義 遠藤
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP753279U priority Critical patent/JPS593281Y2/ja
Publication of JPS55108311U publication Critical patent/JPS55108311U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS593281Y2 publication Critical patent/JPS593281Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は被加熱物の発火時に自動消化し得るように改良
したスチーム発生装置付高周波加熱装置に関する。
高周波加熱装置においては、そのオーブン室内に被加熱
物(調理物)を収納し、この被加熱物にマイクロ波を照
射することによりその加熱を行っているが、被加熱物の
量が少なく長時間加熱した場合などには被加熱物が発火
してしまうおそれがある。
そこで従来は、オーブン室の内壁に温度検出器を設け、
この温度検出器によりオーブン室内の温度が規定値以上
のときを検出することによって、マイクロ波の発振、冷
却風の送風を停止させ、発火物が自然に消火するのを待
っていた。
しかし、このような自然消火を待つ方法は、完全消火ま
でにかなりの時間がかかり、発火物周辺の部品の焼損を
最小限にとどめることが困難であり、一度発火が生じる
とその修理費が高額になるという不都合があった。
また、最悪の場合には、高周波加熱装置の焼損あるいは
装置近傍に延焼するに到るおそれがあった。
さらにまた、発火時に使用者が消火しようとして慌てて
オーブン室の前面扉を開くことが予測され、この開扉に
よって発火物が外気に直接触れるので火勢が一層強くな
るおそれがあった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、マイクロ波加熱中に被加熱物が発火し
た場合にこれを自動的に検出してマイクロ波加熱を停止
させるとともにスチームを発生させてオーブン内部にス
チームを送り込むことによって短時間で消火を行い、被
害を最小限にとどめるようにしたスチーム発生装置付高
周波加熱装置を提供するものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図および第2図において、1は高周波加熱装置の本
体であり、この本体1の前面において一側部には操作部
2、中央部には後述するオーブン室(調理室)3を開閉
する扉4、他側部には給水タンクの水位を表示する水位
表示窓6が設けられている。
また、上記本体1内には第2図に示すようにオーブン室
3が設けられている。
このオーブン室3を構成する筐体31の上面部には導波
管7が取付けられ、この導波管7には高周波発生装置た
とえばマグネトロン8のアンテナ9からマイクロ波が供
給されるようになっている。
また、上記オーブン室3の内底部には調理皿10が設け
られ、この調理皿10には被加熱物11が載置されてい
る。
一方、前記筐体3、の側面部には、スチーム発生装置を
構成するボイラ本体12が取付けられ、このボイラ本体
12の一側壁は上記筐体3□の側面部によって形成され
ている。
前記ボイラ本体12の内部にはスチーム発生用ヒータ1
3が収納されており、このヒータ13によってボイラ本
体12内の水14が加熱されスチームが発生ずよるよす
になっている。
そして上記ボイラ本体12の一側壁を形成する筐体3□
側面部上端付近にはスチーム供給口15が穿設のされて
いる。
また、上記筐体31の一部には、オーブン室3の温度に
感応して規定温度以上か否かによって接点切換が行なわ
れる感温スイッチ(第3図31)が設けられている。
なお、前記操作部2には、電源スイツチ用つまみ、調理
開始スイッチ用つまみ、調理時間設定用つまみのほかマ
イクロ波加熱モード、スチーム加熱モードを選択設定す
るためのモード選択用つまみなどが設けられており、こ
のモード選択用つまみにより後述するモード選択用の二
極双投スイッチ32A、32Bが切換えられるようにな
っている。
また、前記扉4の開閉に応じて作動するドアスイッチ(
図示せず)が設けられている。
次に、上記高周波加熱装置の制御回路を第3図を参照し
て説明する。
第3図において、交流電源の一端は電源スィッチ33、
ドアスイッチ34、後述する第1のリレー35の第1常
開接点351を介してモード選択用の第1スイツチ32
Aの可動端子に接続されている。
また、上記交流電源の他端はヒユーズ36、前記第1の
リレー35の第2常開接点35□を介してモード選択用
の第2スイツチ32Bの可動接点に接続されている。
このモード選択用の第2スイツチ32Bおよび前記第1
スイツチ32Aは連動するもので、それぞれ第1.第2
固定端子を有し、各第1固定端子相互間にマイクロ波発
生回路37が接続され、各第2固定端子相互間に前記ス
チーム発生用ヒータ13が接続されている。
上記マイクロ波発生装置37は、たとえば変成器、整流
回路、マグネトロンなどよりなる。
一方、前記感温スイッチ31はその可動接点が電源スィ
ッチ33とドアスイッチ34との接続点に接続され、常
閉接点31 Aと常開接点31 Bとの間に直列に調理
スイッチ38、前記第1のリレー35、第2のリレー3
9が接続されている。
上記調理スイッチ38には、並列に第1のリレー35の
自己保持用常開接点353が接続されている。
そして、上記両リレー35.39の接続点はヒユーズ3
6を介して交流電源の他端に接続されている。
さらに、前記第2のリレー39の第1常開接点39□は
、一端がヒータ13の一端に接続され、他端が電源スィ
ッチ33とドアスイッチ34との接続点に接続されてい
る。
また、上記第2のリレー39の第2常開接点392は、
一端がヒータ13の他端に接続され、他端がヒユーズ3
6を介して交流電源の他端に接続されている。
次に、上記高周波加熱装置の動作を説明する。
いま、たとえばスチーム加熱モードが選択設定され、モ
ード選択用スイッチ32 A、32 Bがヒータ13側
を選択しており、また調理皿10に被加熱物11が載置
されてオーブン室3の扉4は閉じ、ドアスイッチ34は
オン状態になっているものとする。
しかして、電源スィッチ33が投入されたのちノンロッ
ク式の調理開始スイッチ38が一時的に投入されると、
交流電源により第1のリレー35が駆動されてその自己
保持用常開接点353が閉状態になって自己保持回路が
形成されるとともに他の接点35□、352も閉状態に
なる。
このため、交流電源がヒータ13に印加されるので、こ
れによりボイラ本体12内の水14が加熱されてスチー
ムが発生し、このスチームがオーブン室3内に供給され
て被加熱物11はスチーム加熱されるようになる。
一方、上記スチーム加熱中にあるいは前記電源スィッチ
33、調理開始スイッチ38の投入に先立ってモード選
択用つまみによりマイクロ波加熱モードを選択すると、
モード選択スイッチ32A、32Bがマイクロ波発生回
路37側を選択するのでマイクロ波が発生して導波管7
を通りオーブン室3内に供給され、被加熱物11はマイ
クロ波加熱されるようになる。
ところで、上述したようなマイクロ波加熱時において、
被加熱物11の量が少なくて加熱時間が長くなったよう
な場合に被加熱物11が発火してしまうことがある。
この場合には、発火によりオーブン室3内の温度が高く
なり、規定温度以上になると感温スイッチ31が作動し
て常閉接点31 Aから常開接点31 B側へ回路接続
が切換わる。
このため、第1のリレー35は駆動されなくなり、その
常開接点35..352が再び開状態に復帰するのでマ
イクロ波発生回路37は電源が供給されなくなってマイ
クロ波は発生しなくなり、マイクロ波加熱が停止される
ようになる。
これと同時に、上記感温スイッチ31を介して交流電源
が第2のリレー39に印加されるので、第2のリレー3
9は駆動されその常開接点39..39°が閉状態にな
り、前記ヒータ13に電源が印加されるようになる。
このため、スチームが発生してオーブン室3内へ供給さ
れるので、発火物の消化に要する時間は従来の自然消化
に比べて著しく短縮化される。
なお、この発火に気付いた使用者が慌てて扉4を開ける
ことがあり、この扉4の開放によりドアスイッチ34か
゛オフ状態になったとしても、上記第2のリレー39の
接点391.392により電源をヒータ13へ通電させ
るためのヒータ通電回路はその内部にドアスイッチ34
を含まないから何ら影響を受けずに確実にスチームを発
生することができ、消火作用を確実に果たすようになる
そして、消火によりオーブン室3内の温度が低下し感温
スイッチ31が常閉接点31 A側へ戻ると、第2のリ
レー39は駆動されなくなり、その常開接点39..3
92は開状態になるのでヒータ13は通電されなくなり
、スチームは発生されなくなる。
なお、スチーム加熱のためのスチーム発生装置を消火に
兼用するので、消火専用の貯水タンク等を別途に必要と
しないから、消化性能を有する割には高周波加熱装置を
安価に実現することができる。
上述したような高周波加熱装置によれば、オーブン室の
温度に感応し規定温度以上であるか否かを検知する感温
スイッチによって規定温度以上でないことを検知してい
るときには、加熱モード選択用スイッチによって選択さ
れるマイクロ波加熱のためのマイクロ波発生回路あるい
はスチーム加熱のためのスチーム発生用ヒータに電源を
供給して動作させ、前記感温スイッチによってオーブン
室が規定温度以上になったことを検知したときには前記
マイクロ波発生装置への電源供給を停止するとともに加
熱モード選択スイッチを介さないでスチーム発生用ヒー
タに電源を供給して動作させるように制御回路を構成し
たので、オーブン室内の被加熱物が発火すると感温スイ
ッチによって発火を検知してスチーム発生系を作動させ
てオーブン室内にスチームを供給するので短時間で消火
を行うことができる。
したがって、オーブン室内の部品の焼損を最小限に抑え
ることができ、その補修が容易であり、また装置自体の
焼損とか装置周辺への延焼を防ぐことができる。
さらに、前記加熱モード選択用スイッチを介さないでス
チーム発生用ヒータに電源を供給する経路内にオーブン
室の扉の開閉に連動するドアスイッチを挿入しないよう
な回路構成にしておくことによって、オーブン室内の発
火時に使用者が慌てて扉を開ける(これは発火物を外気
にさらすので火勢が強くなるおそれがあるから好ましく
ない。
)ようなことがあっても、スチーム発生系への電源供給
が遮断されることはないからスチームの発生が停止する
ことはなく、消火を確実に行なうことができる。
本考案は上述したように、オーブン室内の被加熱物が発
火したときにこれを自動的に検知してスチームを発生さ
せてオーブン室内に供給することによって、短時間で消
火を行ない被害を最小限にとどめることができ、安全性
の高い高周波加熱装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図は高
周波加熱装置を示す正面図、第2図は装置内部を概略的
に示す断面図、第3図は装置の制御回路の要部を示す回
路図である。 3・・・・・・オーブン室、13・・・・・・スチーム
発生用ヒータ、31・・・・・・感温スイッチ、32
A、32 B・・・・・・モード選択用スイッチ、35
・・・・・・第1のリレー、35..35°・・・・・
・第1のリレーの接点、37・・・・・・マイクロ波発
生回路、39・・・・・・第2のリレー、39..39
□・・・・・・第2のリレーの接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーブン室の温度に感応し規定値以上の温度であるか否
    かを検知する感温スイッチと、オーブン室の加熱モード
    としてマイクロ波加熱モードあるいはスチーム加熱モー
    ドを選択するためのスイッチと、このスイッチにより選
    択接続されるマイクロ波発生回路およびスチーム発生用
    ヒーターと、前記感温スイッチによるオーブン室温度が
    規定値以上でないとの検知出力によって交流電源を前記
    スイッチにより選択されたマイクロ波発生回路あるいは
    スチーム発生用ヒーターへ供給する回路と、前記感温ス
    イッチによるオーブン室温度が規定値以上であるとの検
    知出力によって交流電源をスチーム発生用ヒーターへ供
    給するように切換える回路とを具備することを特徴とす
    るスチーム発生装置付高周波加熱装置。
JP753279U 1979-01-24 1979-01-24 スチ−ム発生装置付高周波加熱装置 Expired JPS593281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP753279U JPS593281Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24 スチ−ム発生装置付高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP753279U JPS593281Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24 スチ−ム発生装置付高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55108311U JPS55108311U (ja) 1980-07-29
JPS593281Y2 true JPS593281Y2 (ja) 1984-01-30

Family

ID=28815395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP753279U Expired JPS593281Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24 スチ−ム発生装置付高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS593281Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55108311U (ja) 1980-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100306552B1 (ko) 데몬스트레이션모드를구비한요리장치
US6072169A (en) Wall mounted microwave oven and control method therefor
US4257758A (en) Safety arrangement in a gas operated apparatus
JPS6188488A (ja) 電子レンジ用始動回路
US4221949A (en) Abnormal temperature detection and microwave generation suppression in a microwave oven
JPS593281Y2 (ja) スチ−ム発生装置付高周波加熱装置
JP3306253B2 (ja) 調理器
JP3000250B2 (ja) 高周波加熱装置
US4088862A (en) Timer operated control circuit for a microwave oven
JP2019216014A (ja) 加熱調理器
JPH0391616A (ja) システムレンジフードファン
JPH0527833Y2 (ja)
JP3517096B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH04237989A (ja) 調理器
JPS6331695B2 (ja)
JP2601881B2 (ja) 調理器
KR19980057975A (ko) 전자렌지의 팬모터 속도조절 장치
JPH0241684Y2 (ja)
JPH0737041Y2 (ja) ガス調理器
JPS63197822A (ja) 調理器
JPS641918B2 (ja)
JPH01246786A (ja) 調理器
KR940009060B1 (ko) 그릴 제어장치
JP2961507B2 (ja) 調理器
JPH023043Y2 (ja)