JPS63112277A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents

車両の4輪操舵装置

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JPS63112277A
JPS63112277A JP25910386A JP25910386A JPS63112277A JP S63112277 A JPS63112277 A JP S63112277A JP 25910386 A JP25910386 A JP 25910386A JP 25910386 A JP25910386 A JP 25910386A JP S63112277 A JPS63112277 A JP S63112277A
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JP
Japan
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steering ratio
steering
vehicle
ratio characteristic
same phase
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JP25910386A
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English (en)
Inventor
Akihiko Miyoshi
三好 晃彦
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS63112277A publication Critical patent/JPS63112277A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の4輪操舵装置に関し、更に詳細には、
ステアリングホイールの操作に応じて前輪ふよび後輪を
転舵させるとともに、この前後輪の転舵比を車速に対応
した転舵比特性に応じて変化させるように構成された車
両の4輪操舵装置の改良に関する。
(従来技術) 車両の4輪操舵装置は、通常低速旋回時に前後輪の転舵
比を逆位相に制御してステアリング特性をオーバステア
傾向に設定することにより、車両の回頭性を高め、高速
旋回時に転舵比を同位相に制御してステアリング特性を
アンダステアを強める方向に設定することにより車両の
走行安定性を高めるように、予め車速に応じて設定され
た所定の転舵比特性に基づいて前輪に対する後輪の舵角
を変化させるように構成されている。
ところで、上記4輪操舵装置を備えた車両では、旋回時
に減速すると、上記転舵比が減少する方向つまり前輪に
対して後輪が逆位相となる方向に転舵され、オーバステ
アとなって車体が急に内側を向くタックイン現象や車体
がスピンするすくい込み現象が生じることがある。この
タックイン現象等の発生を防止するため、従来では例え
ば特開昭60−85066号公報に示されるように、車
両が略直進状態にある場合にのみ車速に応じて前輪に対
する後輪の転舵比を変化させ、車両が旋回状態にある場
合には後輪の舵角を一定に維持するように構成し、ある
いは特開昭60−85067号公報に示されるように、
車速か急激に変化した場合には遅延回路等により所定の
遅れを持たせて後輪の舵角を変化させるように構成する
ことが行なわれている。
しかし、前者の構成では、前輪と後輪とが同位相となっ
た高速旋回状態において減速した場合、車両が低速状態
に移行しても後輪が同位相状態に保持されているため、
回頭性の向上を図ることができず、逆に前輪と後輪とが
逆位相となった低速走行状態において加速した場合、高
速状態に移行しても後輪が逆位相状態に保持されている
ため、車両の走行安定性を向上させることができず、こ
れらの状態においては4輪操舵装置本来の特性が発揮さ
れないという問題がある。
また、後者の構成では、車両を加速あるいは減速した場
合、後輪の舵角が所定の時間遅れをもって変化するため
に、車速変化がなくなったその時点における予め設定さ
れた所定の適正な転舵比が得られず、走行安定性あるい
は回頭性の面で、不充分なものであった。
(発明の目的) 本発明は、上記の技術背景のもとになされたものであり
、低速時には前後輪の転舵比を逆位相に制御して車両の
回頭性を高めることができ、かつ高速時には上記転舵比
の同位相に制御して車両の走行安定性を高めることがで
きるという4輪操舵装置の機能を保持した上で旋回時に
減速した場合等の過渡運転時においても車体のタックイ
ン現象やすくい込み現象等の発生を防止できる車両の4
輪操舵装置を得ることを目的としている。
(発明の構成) 本発明は、ステアリングホイールの操作に応じて前輪お
よび後輪を転舵させるとともに、この前後輪の転舵比を
車速に対応した転舵比特性に応じて変化させるように構
成された車両の4輪操舵装置において、車速の変化率に
関するファクタを検出する検出手段、およびこの検出手
段によって検出されたファクタによって示される車速の
変化率の大きさに応じて、転舵比特性を、定車速時の基
本的な転舵比特性に比べて同位相方向に変位させるとと
もに、前記転舵比特性の同位相方向への変位の量を、同
位相制御領域にあるときの、変位量が逆位相制御領域に
あるときの変位量より小さくなるように設定する転舵比
特性補正手段を備えていることを特徴とするものである
(発明の作用・効果) 上記したように、本発明の車両の4輪操舵装置において
は、車速の変化率に関するファクタを検出するとともに
、この検出されたファクタによって示される車速の変化
率の大きさに応じて、転舵比特性を、定車速時の基本的
な転舵比特性に比べて同位相方向に変位させるようにし
たので、加速、あるいは減速のような過渡運転時におい
ても、好ましい車両の4輪操舵を達成できるものである
更にまた、本発明においては、前記転舵比特性の同位相
方向への変位の量を、同位相制御領域にあるときの変位
量が逆位相制御領域にあるときの変位量より小さくなる
ように設定しているので、同位相制御領域時における制
御時にアンダステア傾向が強まる(回頭性が低下する)
のを防止することができる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本発明の好ましい実施例に
よる車両の4輪操舵装置について説明する。
第1図および第2図は、本発明の実施例による車両の4
輪操舵装置の概略構成を示し、前輪IL。
IRおよび後輪2L、2Rはそれぞれ前輪転舵機構3お
よび後輪転舵機構12に支承されている。
上記前輪転舵機構3は、左右一対のナックルアーム4L
、4Rおよびタイロッド5L、5Rと、この左右のタイ
ロッド5L、5Rを連結するリレーロッド6とからなっ
ている。また、この前輪転舵機構3にはラックピニオン
式のステアリング機構7を介してステアリングホイール
10が連結されている。すなわち、上記ステアリング機
構7はリレーロッド6に形成されたラック8と、上端に
ステアリングホイール10が連結されるとともに下端に
上記ラック8と噛み合うピニオン9が取付けられたステ
アリングシャフト11とを備え、ステアリングホイール
10の操作に応じて左右の前輪IL、IRを転舵するよ
うに構成されている。
一方、上記後輪転舵機構12は上記前輪転舵機構3と同
様に、左右のナックルアーム13L113Rおよびタイ
ロッド14L、14R同士を連結するリレーロッド15
とを有し、さらに油圧式のパワーステアリング機構16
とを備えている。
このパワーステアリング機構16は、車体に固定されか
つ上記リレーロッド15をピストンロッドとするパワー
シリンダ17を備え、このパワーシリンダ17内は上記
リレーロッド15に一体に取付けられたピストン17a
によって2つの油圧室17b、17Cに区画され、この
油圧室17b117cはそれぞれ配管18.19を介し
てコントロールバルブ20に接続されている。また、こ
のコントロールバルブ20にはリザーブタンク21に至
る油供給管22および油排出管23の2本の配管が接続
され、上記油供給管22には図示しないエンジンにより
駆動される油圧ポンプ24が配設されている。上記コン
トロールバルブ20は、公知のスプールバルブ式のもの
で構成され、上記リレーロッド15に連結部材25を介
して一体的に取付けられた筒状のバルブケーシング20
aと、このバルブケーシング2Oa内に嵌装された図示
しないスプールバルブとを備え、スプールバルブの移動
に応じてパワーシリンダ17の一方の油圧室17b(1
7c)に油圧ポンプ24からの圧油を供給してリレーロ
ッド15に対する駆動力をアシストするものである。な
お、上記パワーシリンダ17内にはリレーロッド15を
ニュートラル位置(後輪2L、2Rの舵角θRが0とな
る位置)に付勢するリターンスプリング17d、17d
が装着されている。
上記前輪転舵機構3のリレーロッド6には上記ステアリ
ング機構7を構成するラック8とは別位置にラック26
が形成され、このラック26(こは車体前後方向に延び
る回転軸28の前端に取付けたビニオン27が噛み合わ
され、この回転軸28の後端は転舵比制御機構29を介
して上記後輪転舵機構12に連結されている。
上記転舵比制御機構29は、第2図に示すように、車体
に対し車幅方向に摺動自在に保持されたコントロールロ
ッド30を有し、このコントロールロッド30の一端は
上記コントロールバルブ20のスプールバルブに連結さ
れている。また、転舵比制御機構29は、基端部がU字
状ホルダ31に支持ピン32を介して揺動自在に支承さ
れた揺動アーム33を備え、上記ホルダ31は車体に固
定されたケーシング(図示せず)に上記コントロールロ
ッド30の移動軸線と直交する回動軸線を持つ支持軸3
5を介して回動自在に支持されている。上記揺動アーム
33の支持ピン32は上記両軸線の交差部に位置して回
動軸線と直交する方向に延びており、ホルダ31を支持
軸35回りに回動させることにより、その先端の支持ピ
ン32とコントロールロッド30の移動軸線とのなす傾
斜角、つまり支持ピン32を中心とする揺動アーム33
の揺動軌跡面が移動軸線と直交する面(以下、基準面と
いう)に対してなす傾斜角を変化させるようになされて
いる。
また、上記揺動アーム33の先端部にはボールジヨイン
ト36を介してコネクティングロッド37の一端が連結
され、このコネクティングロッド37の他端部はボール
ジヨイント38を介して上記コントロールロッド30の
他端部に連結されており、揺動アーム33先端の車幅方
向の変位に応じてコントロールロッド30を車幅9方向
に変位させるようになされている。
上記コネクティングロッド37は、そのボールジヨイン
ト36に近い部位において回転付与アーム40にボール
ジヨイント41を介して摺動可能に支持されている。こ
の回転付与アーム40は、上記移動軸線上に支持軸42
を介して回動自在に支持した大径の傘歯車43と一体に
設けられ、この傘歯車43には第2図に示すように上記
回転軸42の後端に取付けた傘歯車44が噛合されてお
り、ステアリングホイール10の回動を回転付与アーム
40に伝達するようになされている。このため、ステア
リングホイール100回動角に応じた量だけ回転付与ア
ーム40およびコネクティングロッド37が移動軸線回
りに回動し、これに伴って揺動アーム33が支持ビン3
2を中心にして揺動された場合、この支持ピン32の軸
線がコントロールロッド30の移動軸線と一致している
ときには、揺動アーム33先端のボールジヨイント36
は上記基準面上を揺動するのみで、コントロールロッド
30は静止状態に保持されるが、ビン32の軸線が移動
軸線に対し傾斜して揺動アーム33の揺動軌跡面が基準
面からずれていると、このビン32を中心にした揺動ア
ーム33の揺動に伴ってボールジヨイント36が車幅方
向に変位して、この変位はコネクティングロッド37を
介してコントロールロッド30に伝達され、このコント
ロールロッド30が移動軸線に沿って移動して、コント
ロールバルブ20のスブールハルフヲ作動させるように
構成されている。すなわち、ビン32の軸線を中心とし
た揺動アーム33の揺動角が同じであっても、コントロ
ールロッド30の左右方向の変位はビン32の傾斜角つ
まりホルダ31の回動角の変化に伴って変化する。
そして、上記支持ピン32の移動軸線に対する傾斜角す
なわちホルダ31の基準面に対する傾斜角を変化させる
ために、ホルダ31の支持軸35には、ウオームホイー
ルとしてのセクタギヤ45には回転軸46上のウオーム
ギヤ47が噛合されている。また、上記回転軸46には
傘歯車48が取、付けられ、この傘歯車48にはステッ
ピングモータ50の出力軸50a上に取付けた傘歯車4
9が噛合されており、ステッピングモータ50を作動さ
せてセクタギヤ45を回動させることにより、ホルダ3
1の基準面に対する傾斜角を変更させて後輪2L、2R
の舵角θRを制御し、セクタギヤ45を、その中心線が
ウオームギヤ47の回転軸46の中心線と直角になる中
立位置から、車体上方より見て時計回り方向に回動させ
た時には、転舵比を後輪2L、2Rが前輪IL、IRと
同じ方向に向く同位相に制御するように構成されている
また、上記ホルダ31を支持するケーシングには、上記
回動部材としてのセクタギヤ45の左右両側方にこのセ
クタギヤ45の回動範囲を規制するビンからなる逆位相
側および同位相側のストッパ部材51.52が取付けら
れており、セクタギヤ45が逆位相側に回動したときに
は、その中立位置からの回動角が例えば−17,5°と
なると、セクタギヤ45が逆位相側ストッパ部材51に
当接してそれ以上の回動が規制され、またセクタギヤ4
5の同位相側への回動時には、中立位置からの回動角が
例えば20°になると、セクタギヤ45が同位相側のス
トッパ部材52に当接して動きが規制されるように構成
されている。そして、上記セクタギヤ45が上記逆位相
側のストッパ部材51に当接したときのステッピングモ
ータ50の制御位置をその初期位置とするように構成さ
れている。なお、39は後輪転舵機構12におけるリレ
ーロッド15の最大移動範囲を規制するロッドストッパ
である。
上記ステッピングモータ50は第3図に示すようにマイ
クロコンピュータ内蔵のコントロールユニット100か
らの出力によって作動制御されるように構成されている
。このコントロールユニット100の人力部には、車速
■を検出し、車速信号Svを出力する車速センサ101
が接続されている。コントロールユニット100は、上
記車速センサ101からの車速信号Svを受け、基準ス
テップ数演算部102において、この車速信号SvO値
に比例したステッピングモータ50の基準作動ステップ
数を演算し、基準ステップ数信号S、。を出力する。こ
のコントロールバルブ)100の出力部には、上記基準
ステップ数信号SSOを受け、この信号550で示され
るステップ数だけ、ステッピングモータ50を作動させ
るドライバ103が設けられている。この車速■に応じ
たステッピングモータ50の作動により、第4図に符号
C0で示した基準転舵比特性が得られるようになってい
る。この基準転舵比特性C0によれば、車速に応じて前
後輪IL、2L (IR,2R)の転舵比が変化し、車
速か低い場合には、車両の回頭性を良好にするために、
後輪2L、2Rが前輪IL。
IRに対して逆方向にすなわち逆位相で転舵されて、転
舵比が負となる一方、車速か例えば約67km/時に達
したときには、転舵比が零になり、前輪IL、IRの転
舵に関係なく後輪2L、2Rの舵角θRがθR=Oに保
たれて車両が通常の2輪操舵状態になる。さらに車速か
高い場合には、コーナリング時の後輪2L、2Rのグリ
ップ力を向上させて走行安定性を高めるために、後輪2
L。
2Rが前輪IL、IRと同方向にすなわち同位相に転舵
されて、転舵比が正となるように設定されている。
そして、上記コントロールユニット100はイグニッシ
ョンキースイッチ(図示せず)のON!作に伴って車載
バッテリから供給される電源をシステム電源として作動
するものであり、その内部構成を第5図に従って具体的
に説明すると、コントロールユニット100は制御部と
してのCPU106と所定の制御データを記憶するRO
M107とを備え、上記CPU 106は、バッテリ電
圧(12V)を5■の定電圧に保つ定電圧回路108か
らの出力電圧によって作動し、CPU106の暴走を検
出するCPU暴走検出部109、出力電圧4.5V以下
に低下したことを検出する電圧低下検出部110および
イグニッションキースイッチのONiNi作詩始時セッ
ト信号を出力するパワーオンリセット部111からの各
出力を受けてリセットされる。
また、上記車速センサ101の出力信号はインクフェイ
ス112を経て積分フィルタ113に入力され、この積
分フィルタ113でチャタリングが除去された後、波形
整形回路114で信号波形が整形されてCPU 106
に供給される。
さらに、コントロールユニット100は、上記したよう
に、CPU106の出力を受けてステッピングモータ5
0を駆動するステッピングモータドライバ103を有し
ているとともに、CPU106からのカレントダウン指
令信号を受けてステッピングモータ50に対するバッテ
リ電源からの出力電流をモータ50の非制御中(モータ
出力軸50aの回転を停止させているとき)に各相とも
例えば100mAに制限するカレントダウン部116を
有している。
車両が一定の車速で走行する場合には、上記のようにし
て得られた基準転舵比特性C8で4輪を操舵すれば、各
車速において望ましい走行状態が得られるが、車速が急
激に変化する場合には、上゛記基準転舵比特性C6をそ
のまま用いるで操舵を行なうと、上述のようにタックイ
ン現象やすくい込み現象が生じるという問題がある。
そこで本発明においては、車速の急激な変化を検出し、
使用する転舵比特性を、その変化の度合および同位相か
逆位相かの制御領域に応じて同位相側に補正し、これに
よってタックイン現象等を防止している。
このため、上記実施例においては、車両に、車速の変化
率を示すファクタの1つである車体の前後方向の重力加
速度すなわち前後Gを検出し、G信号S、を出力する前
後Gセンサ117を設けるとともに、転舵比特性を同位
相側へ移動させるために、上記ステッピングモータ50
を、上記車速■のみに基づいて定められた基準ステップ
数より多いステップ数で作動させるようにする付加ステ
ップ数演算部118および目標ステップ数演算部119
を、コントロールユニッ)100に設ケている。上記付
加ステップ数演算部118は、第3Δ図に示すように、
同一の前後Gに対して、逆位相領域での付加ステップ数
が、同位相領域でのそれより大きくなるように、位相領
域で異なる付加ステップ数と前後Gの大きさとの関係を
示すマツプMを予め記憶している。このマツプMは、第
3A図に示されているように、逆位相領域での特性線L
> と同位相領域での特性線り、を備えている。上記付
加ステップ数演算部118は、基準ステップ数演算部1
02からの基準ステップ数信号S、。を受け、この信号
Ssoに基づいて制御に用いる特性線り、またはり。を
選択する。付加ステップ数演算部118はまた、上記前
後Gセンサ117からのG信号S。を受け、このG信号
SGを上記選択した特性線LRまたはLo に照して、
付加ステップ数を演算し、付加ステップ数信号SSAを
出力する。この付加ステップ数演算部118と上記基準
ステップ数演算部102は、上記目標ステップ数演算部
119に接続されており、この目標ステップ数演算部1
19は、上記2つの演算部102および118から基準
ステップ数信号350および付加ステップ数信号SSA
を受け、これらの信号SSOおよびSSAを加算して、
目標ステップ数に相当する目標ステップ数信号SSPを
出力する。この目標ステップ数演算部119に上記ドラ
イバ103が接続されており、このドライバ103は、
この演算部119からの目標ステップ数信号SSPを受
け、この信号SSPに応じてモータ50を駆動する。
かくして、前後Gの大きさ、すなわち付加ステップ数に
応じて、第4図に示したように上記基準転゛舵比特性C
6から同位相方向にシフトした補正転舵比特性CI が
得られる。
次いで、上記コントロールユニット100のCPU10
6において行われる信号処理手順について説明する。第
6図は信号処理のプログラムのメインルーチンを示す、
このルーチンによって上記転舵比設定部104としての
機能が果される。
イグニッションキースイッチのON操作によるスタート
の後、まずステップS、でシステムの初期化を行い、つ
ぎのステップS2 で、ステッピングモータ50の現在
ステップ数MPを580に、その目標ステップ数CPを
0にそれぞれ設定するとともに、モータ位置初期化制御
モードの実行を示すフラグF1 をFl=1にセットす
る。上記目標ステップ数CPは、ステプピングモータ5
0の制御初期位置、つまりセクタギヤ45が逆位相側ス
トッパ部材51に当接して転舵比が逆位相側の最大転舵
比になっている位置をCP=Qとし、そこからモータ5
0をその目標制御位萱に制御するときにモータ50に人
力されるパルス信号のステップ数を示すものであり、ま
た現在ステップ数MPは、モータ50の現在の制御位置
の上記制御初期位置からのステップ数を示すものである
。なお、上記フラグF、  は、モータ50をその制御
位置の初期化のために制御するモータ位置初期化制御モ
ードのときにはF、=1にセットされるが、車速に応じ
て転舵比を制御する車速感応制御モードのときにはF、
=Oにリセットされる。
この後、ステップS3 に進み、上記フラグF1がF、
=1か否かの判定を行う。この判定がF。
=1であるとき、つまりモータ50の位置初期化制御モ
ードを行うときには、ステップS、に進み、上記モータ
50に対する目標ステップ数CPが現在ステップ数MP
に等しいか否かを判別し、この判定がCP−I−MPの
ときにはそのまま上記ステップS3 に戻る。また、判
定がc p = hi pでモータ50の制御位置初期
化が終了しているときには、ステップS、に進み、モー
タ50の目標ステップ数CPおよび現在ステップ数MP
をCP=MP=0にし、かつフラグF1 をFl −0
にリセットするとともに、このモータ50の制御位置初
期化を1度実行し終わったことを識別するためのフラグ
F2をF2=1にセットした後、上記ステップS3 に
戻る。
一方、上記ステップS3 においてFl =1でないと
判定され、モータ50を転舵比変更のために制御すると
きには、ステップS6 に進んで車速センサ101によ
り検出された走行車速■が0(停車状態)にあるか否か
を判定し、この判定がYESのときには、ステップS、
においてさらに上記フラグF2 をF2 =0であるか
否かを判定する。そして、このステップS7での判定が
F2 ≠0であるときにはそのまま上記ステップS3 
に戻るが、F2=0と判定されて走行車速■が0の停車
時においてモータ50の制御位置初期化を実行していな
いことが確認された場合には、ステップS8でフラグF
1 をF、=1にセットし、次のステップS9 でモー
タ50の現在ステップ数MPおよび目標ステップ数CP
をその制御初期位置に対応するMP= 580、CP=
 0に設定したのち上記ステップS、に戻る。
また、上記ステップSl+において、走行車速■が0で
はなく車両が走行状態であると判定されたときにはステ
ップSI0に進み、読み込んだ車速■に基づきステッピ
ングモータ50の基準ステップ数BASを、またこの基
準ステップ数BASおよび読み込んだ前後GGに基づき
演算付加ステップ数Rをそれぞれ演算する。次いで、ス
テップS11に右いて、今回の演算付加ステップ数Rが
前回記憶した目標付加ステップ数OFFより大きいかを
判定し、この判定がNoのときには、ステアリングハン
ドルの舵角θ□が0に近いかをステップ5512で判定
する。この判定がYESのとき、および上記ステップS
11に右けるR>OFFかの判定がYESのときには、
今回の演算付加ステップ数Rを目標付加ステップ数OF
Fとして記憶する。
この後、基準ステップ数BASと目標付加ステップ数O
FFを加えて、目標ステップ数CPを演算し、これを記
憶し、次のステップS+sで上記両フラグF、 、F2
を共に0にリセットした後、上記ステップS、に戻る。
以上の操作により、第4図に示されているような、転舵
比特性C3SC1に沿った転舵比に応じたステッピング
モータ50の目標ステップ数CPが演算されることとな
る。
第7図はcpu 106に内蔵されているタイマにセッ
トされた時間が経過したときに上記メインルーチンに対
して割込み処理されるインクラブドルーチンを示し、こ
のルーチンによって上記ステッピングモータドライバ1
03としての機能が果される。この第1インクラブドル
ーチンでは、まず最初のステップ5120でモータ50
の目標ステップ数CPが現在ステップ数MPと等しいか
どうかを判定する。この判定がCP=MPのとき、つま
りモータ50へのパルス信号の出力が不要でモータ50
をその制御位置に保持するときには、ステップSolに
進んでカレントダウン指令信号をカレントダウン部11
6に出力することにより、モータ50への印加電圧を低
下させてその発熱量を抑え、次いでステップS2□で次
回の割込み処理を発生させる上記タイマをセットしたの
ち上記メインルーチンにおける割込み後のステップに復
帰する。
また、上記ステップSxoでの判定がCPf−MPであ
るときには、ステップ323に進んで上記カレントダウ
ン部116に対するカレントダウン指令信号の出力を解
除したのち、ステップS24に進み、上記モータ50の
目標ステップ数CPと現在ステップ数MPとの大小関係
を判定する。この判定がCP>MPであるときには、ス
テップ525に進んでモータ50が転舵比の同位相方向
に1ステツプだけ動くようにその励磁相を切り換え、次
いでステップS26で現在ステップ数MPをMP+−M
P+1に更新したのち上記ステップS22に移る。一方
、上記ステップ516での判定がCP<MPであるとき
には、ステップS2’7に進んでモータ50が転舵比の
逆位相方向に1ステツプだけ動くようにその励磁相を切
り換え、ステップ32+1で現在ステップ数MPをMP
−MP−1に更新したのち上記ステップS14に移る。
以上を繰り返すことにより、ステッピングモータ50を
目標ステップ数CPだけ作動し、これにより、その時の
車速および前後Gの大きさに応じた転舵比で後輪2L、
2Rの舵角θRが設定されることとなる。
以上説明した実施例においては、メカニカルな転舵比制
御機構29を用いたが、第4図に示した基準転舵比特性
C6、補正転舵比特性C1を予め記憶しておくとともに
、ステアリングホイールの回転角θ8、車速■、前後C
Gを検出して、これらθ、 、V、Gを上記特性C+ 
、c2、c、に照し、コントロールユニット100にお
いて、後輪の舵角を決定するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、前後Gに従って、同位相
領域時にも、逆位相時よりは小さいか付加ステップ数を
付加するようにしたが、この同位相領域においては、こ
の付加ステップ数の付加を行なわなくともよい。これに
より、同位相領域での回頭性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両の4輪操舵装置の実施例を示
す概略構成図、第2図は上記操舵装置の模式斜視図、第
3図はコントロールユニットの機能を示すブロック図、
第4図は車速と転舵比との特性図、第5図はコントロー
ルユニットの具体的構成を示すブロック図、第6図は上
記コントロールユニット内のCPUで処理されるメイン
ルーチンを示すフローチャート、第7図は、上記CPU
で処理されるインクラブドルーチンを示すフローチャー
トである。 IL、IR・・・・・・前輪 2L、2R・・・・・・後輪 29・・・・・・転舵比制御機構 101・・・・・・基準ステップ数演算部117・・・
・・・前後Gセンサ 118・・・・・・付加ステップ数演算部119・・・
・・・目標ステップ数演算部第2図 n 第3図 第7図 手続補正帯(方式)62.2.−6 昭和  年  月  日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステアリングホィールの操作に応じて前輪および後輪を
    転舵させるとともに、この前後輪の転舵比を車速に対応
    した転舵比特性に応じて変化させるように構成された車
    両の4輪操舵装置において、車速の変化率に関するファ
    クタを検出する検出手段、およびこの検出手段によって
    検出されたファクタによって示される車速の変化率の大
    きさに応じて、転舵比特性を、定車速時の基本的な転舵
    比特性に比べて同位相方向に変位させるとともに、前記
    転舵比特性の同位相方向への変位の量を、同位相制御領
    域にあるときの変位量が逆位相制御領域にあるときの変
    位量より小さくなるように設定する転舵比特性補正手段
    を備えていることを特徴とする車両の4輪操舵装置。
JP25910386A 1986-10-30 1986-10-30 車両の4輪操舵装置 Pending JPS63112277A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085078A (ja) * 1983-10-17 1985-05-14 Nissan Motor Co Ltd 車両操舵装置の制御方法
JPS61241277A (ja) * 1985-04-19 1986-10-27 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車の4輪操舵装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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