JPS63111185A - ほうろう被覆体 - Google Patents

ほうろう被覆体

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Publication number
JPS63111185A
JPS63111185A JP25767686A JP25767686A JPS63111185A JP S63111185 A JPS63111185 A JP S63111185A JP 25767686 A JP25767686 A JP 25767686A JP 25767686 A JP25767686 A JP 25767686A JP S63111185 A JPS63111185 A JP S63111185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enamel
layer
enamel layer
heating element
metal substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP25767686A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuji Kotani
和司 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP25767686A priority Critical patent/JPS63111185A/ja
Publication of JPS63111185A publication Critical patent/JPS63111185A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はほうろう被覆体に関し、さらに詳しくは自己
浄化性を有するほうろう被覆体に関する。
(従来の技術) 最近ほうろう被覆パネルはオーブン等の調理器の庫内壁
に広(用いられるようになった。ところがこの場合、調
理の際に発する油脂類が内壁面に付着し、タール化して
汚損する、ため、ひんば/υに清掃する必要がある。そ
こでたとえば特公昭55−42945号公報に例示され
ているような油脂酸化触媒を含むほうろうフリットを用
いて、自己浄化型のほうろう層を庫内壁表面に施すこと
もおこなわれている。
(発明が解決しようとする問題点) −しかし上記の自己浄化型のほうろう層は、ガスオーブ
ン、電気オーブン等の調理用加熱源により加熱されるこ
とにより浄化能力を発揮するが、たとえば電子レンジな
どのように庫内壁面を昇温させる加熱源を有しない型式
の調理器においでは、浄化能力がほとんどなく、庫内壁
面の汚損防止上有効ではなかった。
この発明は上記従来の問題点を解決するもので、外部か
ら加熱されなくても自己浄化能により表面の汚損が防止
され、ほうろう面を有する発熱体としても使用できるほ
うろう被覆体を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) しかしてこの発明のほうろう被覆体は、金属基板の表面
に第1ほうろう層を設け、この第1ほうろう層の上に電
気発熱体を設け、この電気発熱体と前記第1ほうろう層
の上に、油脂酸化触媒を含む自己浄化型の第2ほうろう
層を設けて成るほうろう被覆体である。
この発明における金属基板としては、鋼板、アルミナイ
ズド鋼板、亜鉛メッキ鋼板、ステンレス板、アルミニウ
ム板、銅板などを用いることができるが、特にアルミナ
イズド鋼板はほうろうの密着性能がよいので好ましい。
この発明における第1ほうろう層は、リン酸系のフリッ
トも用いることができるが、ケイ酸系、ホウケイ酸系な
どのフリットを用いて形成することが好ましい。
この発明における電気発熱体としては、薄い帯状に圧延
した金属薄板を用いることができるほか、第1ほうろう
層上に金属ペーストをスクリーン印刷して加熱乾燥させ
たり、第1ほうろう層上に黒鉛あるいは金属粉などの導
電性物質を含むフリットを吹付により施釉後筒2ほうろ
う層形成と共に焼成するなどの方法により電気発熱体を
形成してもよく、特にアルミニウム等の溶融金属をマス
キングをおこない第1ほうろう層上に溶射すると、極め
て迅速容易に電気発熱体の形成をおこなうことができる
ので好ましい。
またこの発明における第2ほうろう層は、各種の油脂酸
化触媒を含むほうろうフリットの施釉焼成により形成す
ることができるが、特にマンガン、銅、鉄の各可溶性塩
のいずれか1または2以上と、水酸化アルミニウムとを
含むフリットを用いると、特公昭57−58162号公
報に開示されるように油脂酸化触媒およびそれを保持す
るほうろう層が微細な連続気孔を有する多孔質体を形成
するので、優れた触媒機能が常に効率よく発揮され、特
に好ましいものである。
(作用) この発明のほうろう被覆体は、電気発熱体に通電して使
用する。この通電により電気発熱体が発熱し、第2ほう
ろう層を加熱して昇温させるので、第2ほうろう層の油
脂酸化触媒が触媒機能を発揮し、第2ほうろう層に付着
する油脂分を酸化分解して第2ほうろう層の表面を清浄
状態に維持する。
またほうろう被覆体全体が昇温して、熱ふく射および対
流伝熱により被熱物、を加熱する加熱体として作用する
〈実施例) 以下第1図および第2図によりこの発明の一実施例を説
明する。
図中、1は外形寸法300#lI!X30017111
1、厚さ0、5 mrtrのアルミナイズド鋼板から成
る金属基板で、この表面に、組成(重a%)が5iO2
35%、Ti0220%、Na2O16%、K2O3%
、Li 20  7%、820312%、A12035
%のケイ酸系フリット100部を、水50部と共にボー
ルミルで混合粉砕して調整した釉薬を、厚さ80μmの
膜厚に施釉し、乾燥後570℃で5分間焼成して第1ほ
うろう層2を形成した。その上にアルミニウムをマスキ
ングをおこなって溶射し、第2図に示すような所定のパ
ターンの厚さ50μmの電気発熱体3を成形固着させ、
さらにこの上に第1ほうろう層2および電気発熱体3の
上面全面にわたって、第2ほうろう層4を設けてほうろ
う被覆体5を得た。この第2ほうろう層4は、組成(重
量%)が5i0230%、Ti0220%、N820 
25%、K2O8%、COO5%、MgO2%、820
38%、Al2032%から成るフリット100部に対
して、水酸化アルミニウム312gと硝酸マンガン33
7!7 (A I203 :MnO2比が2=1)と水
150gとを撹拌機で十分混合した後200℃加熱乾燥
するとともにこの加熱により前記硝酸マンガンを酸化マ
ンガンとしたもの80部と、1号水ガラス溶液5部、硼
酸1部、砕砂45部、フェライト5部を水100部と共
にボールミルで混合粉砕して得られる60メツシュ篩全
通の釉薬を、約100μmの膜厚に施釉し、乾燥後60
0℃で5分間焼成することによって形成したものである
得られたほうろう被覆体5は、電気発熱体3への ′通
電により第2ほうろう層4の表面で約200℃に界温し
、自己浄化作用に優れ、特に電子レンジの庫内壁形成用
に適したものである。
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、各構
成部分の形状、材質、成分等は上記以外のものとしても
よい。
またこの発明のほうろう被覆体は、調理器の庫内壁のほ
か、暖房用、保温用、加熱用などの各種のヒータとして
も用いることができる。
(発明の効果) 以上説明したようにこの発明によれば、外部からの加熱
がない場合でも自己発熱して、自己浄化作用により表面
が清浄に維持され、ほうろう面を有する発熱体としても
使用できる有用なほうろう被覆体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すほうろう被覆体の部
分断面図、第2図は同じく製造途中の平面図である。 1・・・金属基板、2・・・第1ほうろう層、3・・・
電気発熱体、4・・・第2ほうろう層、5・・・ほうろ
う被覆体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属基板の表面に第1ほうろう層を設け、この第1
    ほうろう層の上に電気発熱体を設け、この電気発熱体と
    前記第1ほうろう層の上に、油脂酸化触媒を含む自己浄
    化型の第2ほうろう層を設けて成るほうろう被覆体。 2 発熱体がアルミニウムの溶射層から成る特許請求の
    範囲第1項記載のほうろう被覆体。 3 第2ほうろう層が、マンガン、銅、鉄の各可溶性塩
    のいずれか1または2以上と、水酸化アルミニウムとを
    含むフリットを施釉焼成して成るほうろう層である特許
    請求の範囲第1項または第2項記載のほうろう被覆体。 4 金属基板が、アルミナイズド鋼板である特許請求の
    範囲第1項または第2項または第3項記載のほうろう被
    覆体。
JP25767686A 1986-10-29 1986-10-29 ほうろう被覆体 Pending JPS63111185A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5388177A (en) * 1991-07-16 1995-02-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Heating element for deodorization

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112981A (en) * 1978-02-23 1979-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Article having self-cleaning coat
JPS5658969A (en) * 1979-10-20 1981-05-22 Ngk Insulators Ltd Manufacture of heating cooking appliance of self-purge type
JPS56165292A (en) * 1980-05-23 1981-12-18 Sumitomo Aluminium Smelting Co Heater

Patent Citations (3)

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