JPS6311061Y2 - - Google Patents

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JPS6311061Y2
JPS6311061Y2 JP8668682U JP8668682U JPS6311061Y2 JP S6311061 Y2 JPS6311061 Y2 JP S6311061Y2 JP 8668682 U JP8668682 U JP 8668682U JP 8668682 U JP8668682 U JP 8668682U JP S6311061 Y2 JPS6311061 Y2 JP S6311061Y2
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JP
Japan
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partition
outer box
bottom pad
bottles
front plate
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JP8668682U
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JPS58188820U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は外装箱の仕切りに係り、特に外装箱内
を2つに仕切るとともに、この外装箱内に収納さ
れる一対の瓶を保護するための仕切りに関する。
〓従来の技術〓 外装箱内にウイスキー等の液体飲料を充填した
複数の瓶を収納する場合には、振動等によつてこ
れらの瓶が破損しないようにするために通常仕切
りを外装箱内に配し、この仕切りによつて外装箱
内を2つの空間に仕切るとともに、外装箱内に収
納される一対の瓶を保護するようにしている。従
来のこのような目的のために用いられる仕切りは
段ボールシートから成り、このシートを折曲げる
とともに、その両端に形成された区画壁の先端部
を前面板に設けられたスリツト状の開口に挿入す
ることによつて組立てるようになされていた。
〓考案が解決しようとする問題点〓 従つてこのような仕切りを用いる場合には、ま
ず段ボールシートを折曲げ、さらに区画壁の先端
部を前面板と結合する工程を要し、このために組
立て作業が面倒で能率が悪く、従つて包装のコス
トが高くなるという欠点を有していた。また仕切
りの前面板には、デイスプレイ用の切欠きを設け
るようにしなければならないが、このような切欠
きを設けると、段ボールシートの才落部分が多く
なり、段ボールシートに無駄が生じて原紙の使用
量が多くなるという欠点を有する。さらに従来の
仕切りにおいては、上記段ボールシートの他に、
別部材から成る底パツドと天パツドとを必要と
し、このために仕切り自体のコストも高くなると
いう欠点を有していた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、仕切りの組立ておよび包装作業が能
率的に行なわれ、しかも原紙の使用量も少くてす
むようにした仕切りを提供することを目的とする
ものである。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は、外装箱内を2つに仕切るとともに、
この外装箱内に収納される一対の瓶を保護する仕
切りであつて、前記外装箱と別体に構成される仕
切りにおいて、上部側であつてそのほぼ中央部に
デイスプレイ用の切欠きを有する前面板と、この
前面板の両側に設けられている側板と、これらの
側板の端部にそれぞれ設けられている背面板部
と、一方の背面板部の先端に連設されている区画
壁と、前記前面板の下端に設けられている底パツ
ドとから成り、前記一対の背面板部の先端を互い
に接合して背面板を構成するとともに、前記区画
壁の先端を前記前面板の内側に接合し、前記一対
の瓶の底部を受けるように前記底パツドを折曲げ
るようにし、さらに前記底パツドを前記デイスプ
レイ用の切欠きと整合する形状とするとともに、
前記底パツドを前面板のほぼ中央部の下端であつ
て連続して打抜く場合における下側に位置するつ
ぎの仕切りの前記デイスプレイ用の切欠きと対応
する位置に形成し、前記底パツドを打抜くと前記
デイスプレイ用の切欠きが形成されるようにした
ものである。
〓作 用〓 従つて本考案によれば、原紙を経済的に利用す
ることができ、しかも内部に収納される瓶が確実
に保護され、さらには瓶の包装作業を合理的に行
なうことができるようにした外装箱の仕切りを提
供することが可能になる。
〓実施例〓 以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
第1図に示すように本実施例に係る仕切りは連続
する段ボールシート1から構成されており、この
段ボールシート1は前面板2を備えている。前面
板2にはその上部にほぼ台形状をなすデイスプレ
イ用の切欠き3が形成されており、また前面板2
の下部には折曲げ用のミシン目4を介してほぼ台
形状をなす底パツド5が連設されている。そして
この底パツド5の形状は、上記デイスプレイ用の
切欠き3の形状と同じく構成されており、互いに
整合する関係にある。
前面板2の両側には折曲げ線6を介して側板7
が連設されており、さらに側板7の両側には折曲
げ線8を介して背面板部9がそれぞれ連設されて
いる。左側の背面板部9の先端には折曲げ線10
を介して短冊状の接合部11が形成されている。
これに対して右側の背面板部9の先端には折曲げ
線12を介して区画壁13が形成されている。な
お区画壁13の上部側は傾斜部14になつてい
る。そして区画壁13の先端には折曲げ線15を
介して接合部16が形成されている。
以上のような段ボールシート1を用いて仕切り
17を形成する場合には、折曲げ線6,8の所で
それぞれ段ボールシートを折曲げ、これによつて
段ボールシート1を四角筒状になすとともに、接
合部11を他方の背面板部9の外側に接合し(第
1図および第3図参照)、さらに折曲げ線12の
所で段ボールシート1を折曲げ、区画壁13を背
面板部9に対して直角にする。そしてさらに折曲
げ線15の所でシート1を折曲げ、接合部16に
よつて区画壁13の先端を前面板2の内側に接合
する。このようにして第2図および第3図に示す
ような仕切り17が得られる。このような仕切り
17において、一対の背面板部9によつて背面板
18が形成されることになる。またミシン目4の
所で底パツド5を折曲げることにより、このパツ
ド5は仕切り17の下側に位置するようになる。
このような仕切り17を用いて、例えばウイス
キーの瓶19を収納する場合には、第4図に示す
ように一対のウイスキーの瓶19をそれぞれ仕切
り17の区画壁13によつて区画された2つの空
間に収納する。そして底パツド5をミシン目4の
所で折曲げた状態で、このウイスキーの瓶19を
保持している仕切り17を外装箱20内に収納す
る。つぎにこの外装箱20の上部に蓋体21を被
せることにより、一対のウイスキーの瓶19は仕
切り17によつて保護された状態で外装箱20内
に収納されるようになる。
以上のような仕切り17によれば、まず第1に
段ボール原紙の使用量が少くてすむというメリツ
トを生ずる。なすわち第1図において鎖線22で
示す段ボール原紙を無駄なく使用して仕切り17
を作ることができる。これは上述の如く前面板2
のデイスプレイ用の切欠き3が、前面板2の下側
の底パツド5と整合する形状になつているためで
あつて、底パツド5を打抜くことによつて自動的
に次のシート1のデイスブレイ用の切欠き3が形
成されることになり、このために段ボール原紙2
2の使用量を少くして、原紙の合理的かつ経済的
な利用を図ることが可能になる。またこの仕切り
17は連続する1枚の段ボールシートから構成さ
れており、しかもこれを第2図および第3図に示
すように接合部11,16によつてあらかじめ接
合した状態で供給するようにしているために、包
装の際に仕切り17を組立てる必要がなくなり、
包装作業の能率が向上するとともに、包装工程の
人員を削減することにより、包装のコストダウン
を図ることが可能になる。
また仕切り17は第2図において鎖線で示すよ
うに、これを偏平な状態で供給することができる
ために、輸送あるいは保管の際にかさばることが
なく、スペース的にも有利になるという特徴を有
している。またこの仕切り17によつて外装箱2
0内に収納されている一対のウイスキー瓶19の
保護が確実になされることになる。すなわち一対
の瓶19の間には、区画壁13が存在しているた
めに、一対の瓶19が互いに干渉し合つて破損す
ることがなく、また瓶19の外側は、前面板2、
側板7、背面板18、底パツド5によつてそれぞ
れ保護されることによなる。従つて瓶19が外装
箱20内のおいてより確実に保護されることにな
る。よつて瓶19が輸送あるいは保管中に破損す
る恐れがなくなる。またこの仕切り17には上述
の如くデイスプレイ用の切欠き3が設けられてい
るために、外装箱20の蓋体21を取外して、例
えば蓋体21を外装箱20の下側に重ねるように
しておくことにより、そのままで店頭で陳列を行
なうことが可能になる。
〓応用例〓 以上本考案を図示の一実施例につき述べたが、
本考案は上記実施例によつて限定されることな
く、本考案の技術的思想に基いて各種の変更が可
能である。例えば上記実施例においては仕切りを
ウイスキーの瓶を収納するための外装箱に用いて
いるが、本考案はその他各種の内容物を充填した
瓶を保護するための仕切りに用いられてよい。
〓考案の効果〓 以上に述べたように本考案によれば、前面板の
デイスプレイ用の切欠きと底パツドとが互いに整
合する形状になつており、しかもデイスプレイ用
の切欠きとパツドとがともにほぼ中央部であつて
上下の対応する位置に形成されているために、切
欠きによつて一対の瓶を見せるとともに、パツド
によつて一対の瓶の底部を受け、さらに原紙を合
理的かつ経済的に利用することができる。またこ
の仕切りによつて仕切られた状態で収納される瓶
は、外装箱のみならず仕切りによつても保護され
ることになり、これによつて瓶の保護がより確実
に行なわれることになる。従つて衝撃等から瓶を
保護することが可能になる。さらに仕切りには底
パツドが設けられているために、この底パツドに
よつて瓶の底を受けることが可能になり、瓶の底
が直接外装箱の壁面と接触することがなくなり、
特に弱い瓶に底にを二重に保護することが可能に
なる。また本考案に係る仕切りによれば、あらか
じめ一対の背面板部が結合されて背面板が形成さ
れ、しかも区画壁の先端は前面板の内側に接合さ
れているために、包装の際の仕切りの組立て作業
を省略することができ、このために包装の能率向
上を図るとともに、その人員を削減することによ
つて包装のコストダウンを行なうことができる。
また仕切り自体は、偏平な状態で供給することが
できるために、供給の際にスペースを要すること
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る仕切りの展開
平面図、第2図はこの仕切りの前面側から見た組
立て斜視図、第3図は同背面側から見た組立て斜
視図、第4図はこの仕切りを用いて外装箱にウイ
スキーの瓶を収納する状態を示す分解斜視図であ
る。 なお図面に用いた符号において、2……前面
板、3……デイスプレイ用の切欠き、5……底パ
ツド、7……側板、9……背面板部、11……接
合部、13……区画壁、16……接合部、17…
…仕切り、18……背面板、19……ウイスキー
の瓶、20……外装箱、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装箱内を2つに仕切るとともに、この外装箱
    内に収納される一対の瓶を保護する仕切りであつ
    て、前記外装箱と別体に構成される仕切りにおい
    て、上部側であつてそのほぼ中央部にデイスプレ
    イ用の切欠きを有する前面板と、この前面板の両
    側に設けられている側板と、これらの側板の端部
    にそれぞれ設けられている背面板部と、一方の背
    面板部の先端に連設されている区画壁と、前記前
    面板の下端に設けられている底パツドとから成
    り、前記一対の背面板部の先端を互いに接合して
    背面板を構成するとともに、前記区画壁の先端を
    前記前面板の内側に接合し、前記一対の瓶の底部
    を受けるように前記底パツドを折曲げるように
    し、さらに前記底パツドを前記デイスプレイ用の
    切欠きと整合する形状とするとともに、前記底パ
    ツドを前面板のほぼ中央部の下端であつて連続し
    て打抜く場合における下側に位置するつぎの仕切
    りの前記デイスプレイ用の切欠きと対応する位置
    に形成し、前記底パツドを打抜くと前記デイスプ
    レイ用の切欠きが形成されるようにしたことを特
    徴とする外装箱の仕切り。
JP8668682U 1982-06-09 1982-06-09 外装箱の仕切り Granted JPS58188820U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8668682U JPS58188820U (ja) 1982-06-09 1982-06-09 外装箱の仕切り

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8668682U JPS58188820U (ja) 1982-06-09 1982-06-09 外装箱の仕切り

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58188820U JPS58188820U (ja) 1983-12-15
JPS6311061Y2 true JPS6311061Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=30095465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8668682U Granted JPS58188820U (ja) 1982-06-09 1982-06-09 外装箱の仕切り

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JPS58188820U (ja) 1983-12-15

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