JPS63110412A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
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- JPS63110412A JPS63110412A JP61256693A JP25669386A JPS63110412A JP S63110412 A JPS63110412 A JP S63110412A JP 61256693 A JP61256693 A JP 61256693A JP 25669386 A JP25669386 A JP 25669386A JP S63110412 A JPS63110412 A JP S63110412A
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- flag
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- circuit
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Landscapes
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は焦点検出装置に関し、特に撮影レンズを透過し
た被写体光を受光し、フィルム面におけるピントズレ量
を検出するズレ量検出手段を有する焦点検出装置に関す
る。
た被写体光を受光し、フィルム面におけるピントズレ量
を検出するズレ量検出手段を有する焦点検出装置に関す
る。
従来より、フィルム面におけるピントズレ量を検出し、
このズレ量に応じて表示あるいは撮影レンズをモータ駆
動する自動合焦装置が知られている。この装置では、撮
影者の手振れ、AF検出素子のノイズ、あるいは被写体
の照明光の変化により、表示がちらついたり、モータが
ハンチング現象をおこすことがある。これを防ぐために
合焦点に幅をもたせるのが一般的であるが、この幅を広
くとると防止効果はあがるが、合焦装置としての精度が
低下してしまうという不具合があった。これを解決する
ものとして、例えば特開昭59−3406号がある。
このズレ量に応じて表示あるいは撮影レンズをモータ駆
動する自動合焦装置が知られている。この装置では、撮
影者の手振れ、AF検出素子のノイズ、あるいは被写体
の照明光の変化により、表示がちらついたり、モータが
ハンチング現象をおこすことがある。これを防ぐために
合焦点に幅をもたせるのが一般的であるが、この幅を広
くとると防止効果はあがるが、合焦装置としての精度が
低下してしまうという不具合があった。これを解決する
ものとして、例えば特開昭59−3406号がある。
これは、合焦領域と非合焦領域との闇値にヒステリシス
特性をもたせ、非合焦領域から合焦領域に入るときと合
焦領域から非合焦領域に出るときでは闇値が異なるよう
にしている。
特性をもたせ、非合焦領域から合焦領域に入るときと合
焦領域から非合焦領域に出るときでは闇値が異なるよう
にしている。
また、特公昭59−28886号公報には、前記闇値を
任意にあるいは撮影時の絞り値に応じて変化させること
が示されているので、これを利用してできる限り暗い絞
り値で撮影するようにすれば、前記閾値が拡がり前記表
示のちらつきを防止することができる。
任意にあるいは撮影時の絞り値に応じて変化させること
が示されているので、これを利用してできる限り暗い絞
り値で撮影するようにすれば、前記閾値が拡がり前記表
示のちらつきを防止することができる。
前記特開昭59−3406号公報の方法では、合焦領域
に達するまでは、精度が厳しく、合焦領域に達すると精
度が緩くなるために、常にピントのあった状態にすると
いう観点からみると好ましくない。
に達するまでは、精度が厳しく、合焦領域に達すると精
度が緩くなるために、常にピントのあった状態にすると
いう観点からみると好ましくない。
また、前記特開昭59−28886号公報の方法をとる
と、暗い絞り値で撮影することになり、これではパンフ
ォーカスで撮影するのと同じ思想となり、本来の自動焦
点検出装置の機能を積極的に利用するものではなく、ま
た自動露出制御で対応できる範囲も狭くなり好ましくな
い。
と、暗い絞り値で撮影することになり、これではパンフ
ォーカスで撮影するのと同じ思想となり、本来の自動焦
点検出装置の機能を積極的に利用するものではなく、ま
た自動露出制御で対応できる範囲も狭くなり好ましくな
い。
本発明は上記従来の不具合に鑑みてなされたものであっ
て、正確な合焦点を検出するとともに、−度合焦点を検
出した後は合焦精度を保てる範囲まで合焦領域を拡大す
ることにより、十分な合焦精度を確保しながら表示のち
らつき、モータのハンチング等の不具合を防止した焦点
検出装置を提供することを目的とする。
て、正確な合焦点を検出するとともに、−度合焦点を検
出した後は合焦精度を保てる範囲まで合焦領域を拡大す
ることにより、十分な合焦精度を確保しながら表示のち
らつき、モータのハンチング等の不具合を防止した焦点
検出装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕問題点を解
決するための手段および作用を第1図を用いて説明する
。
決するための手段および作用を第1図を用いて説明する
。
カメラに設けられた撮影レンズ2を透過した被写体光は
ズレ量検出手段1により受光され、フィルム面における
ピントズレ量が検出される。
ズレ量検出手段1により受光され、フィルム面における
ピントズレ量が検出される。
このピントズレ量はレンズ駆動手段3に出力され、この
量に基づいて前記撮影レンズ2は駆動される。また前記
レンズ駆動手段3には前記ズレ量検出手段1が一度合焦
を検出した後、ズレ量が(撮影実効絞り値情報)×(許
容錯乱円)以下になるまではレンズ駆動を禁止する駆動
禁止手段4が接続されている。
量に基づいて前記撮影レンズ2は駆動される。また前記
レンズ駆動手段3には前記ズレ量検出手段1が一度合焦
を検出した後、ズレ量が(撮影実効絞り値情報)×(許
容錯乱円)以下になるまではレンズ駆動を禁止する駆動
禁止手段4が接続されている。
以下、本発明をオートフォーカス(以下、A′Fと略記
する)機能を有したレンズ交換式カメラに適用した実施
例について説明する。
する)機能を有したレンズ交換式カメラに適用した実施
例について説明する。
第2図は本発明が適用されるカメラシステムの電源供給
を主体として見た全体のブロック図である。電源電池1
1の電圧VC9は電源スイッチ12−の閉成時にDC/
、DCコンバータ13により昇圧され、ラインIlo、
n、間が電圧VDDに定電圧化されている。ライン!。
を主体として見た全体のブロック図である。電源電池1
1の電圧VC9は電源スイッチ12−の閉成時にDC/
、DCコンバータ13により昇圧され、ラインIlo、
n、間が電圧VDDに定電圧化されている。ライン!。
、 IL、間にメインCPU14.バイポーラ■回路
15.バイポーラ1回路16.ストロボ制御回路17.
レンズデータ回路18.データバック回路19が接続さ
れており、バイポーラ■回路工5の電源供給制御はメイ
ンCPUのパワーコントロール回路からの信号により行
なわれ、パイポー51回路16〜データバック回路19
の電源供給制御はバイポーラ■回路15からのパワーコ
ントロール信号により行なわれる。
15.バイポーラ1回路16.ストロボ制御回路17.
レンズデータ回路18.データバック回路19が接続さ
れており、バイポーラ■回路工5の電源供給制御はメイ
ンCPUのパワーコントロール回路からの信号により行
なわれ、パイポー51回路16〜データバック回路19
の電源供給制御はバイポーラ■回路15からのパワーコ
ントロール信号により行なわれる。
合焦センサ20.A/Dコンバータ21.AF用CPU
22からなるAFブロックは電源制御用トランジスタ2
3を介してラインβ。、11間に接続されており、この
AFブロックに対する電源供給制御はメインCP U、
14のAF用パワーコントロール回路からの信号による
上記トランジスタ23のオン、オフ制御により行なわれ
る。AF用CPU22はAF用アルゴリズム演算を行な
うための回路で、合焦・非合焦の表示を行なうAF表示
回路24が接続されている。メインCPU14は巻上、
巻戻、露出シーケンス等カメラ全体のシーケンスをコン
トロールするための回路で、上記合焦表示以外の表示を
行なう表示回路25を接続されている。バイポーラ■回
路15は巻上、巻戻用モータ制御、レンズ駆動およびシ
ャッタ制御等、カメラのシーケンスに必要な各種ドライ
バを含む回路で、AFモータ駆動回路26およびAF補
助光回路27等が接続されている。
22からなるAFブロックは電源制御用トランジスタ2
3を介してラインβ。、11間に接続されており、この
AFブロックに対する電源供給制御はメインCP U、
14のAF用パワーコントロール回路からの信号による
上記トランジスタ23のオン、オフ制御により行なわれ
る。AF用CPU22はAF用アルゴリズム演算を行な
うための回路で、合焦・非合焦の表示を行なうAF表示
回路24が接続されている。メインCPU14は巻上、
巻戻、露出シーケンス等カメラ全体のシーケンスをコン
トロールするための回路で、上記合焦表示以外の表示を
行なう表示回路25を接続されている。バイポーラ■回
路15は巻上、巻戻用モータ制御、レンズ駆動およびシ
ャッタ制御等、カメラのシーケンスに必要な各種ドライ
バを含む回路で、AFモータ駆動回路26およびAF補
助光回路27等が接続されている。
バイポーラ1回路16は主として測光をつかさどる回路
であり、測光素子28を有している。ストロボ制御回路
17は内蔵、或いは外付けされたストロボ29に対する
発光制御を行なうためのものである。レンズデータ回路
18は、交換レンズ毎に異なる、AF、測光、その他の
カメラ制御に必要な、固有のレンズデータを記憶した回
路である。このレンズデータ回路18に入っているレン
ズデータのうちAFに必要なデータとしては、レンズ変
倍係数(ズーム係数)、マクロ識別信号、絶対距離係数
a、b、パワーフォーカスデユーティ係数、AF精度ス
レショールドETh、レンズ移動方向、開放F値等であ
る。
であり、測光素子28を有している。ストロボ制御回路
17は内蔵、或いは外付けされたストロボ29に対する
発光制御を行なうためのものである。レンズデータ回路
18は、交換レンズ毎に異なる、AF、測光、その他の
カメラ制御に必要な、固有のレンズデータを記憶した回
路である。このレンズデータ回路18に入っているレン
ズデータのうちAFに必要なデータとしては、レンズ変
倍係数(ズーム係数)、マクロ識別信号、絶対距離係数
a、b、パワーフォーカスデユーティ係数、AF精度ス
レショールドETh、レンズ移動方向、開放F値等であ
る。
上記バイポーラ■回路15では電源電圧VD11の状態
を監視しており、電源電圧が規定電圧より低下したとき
メインCPU14にシステムリセット信号を送り、バイ
ポーラ■回路15〜データバック回路19の電源供給、
並びに、合焦センサ20゜A/Dコンバータ21および
AF用CPU22からなるAFブロックの電源供給を断
つようにしている。メインCPU14への電源供給は規
定電圧以下でも行なわれる。
を監視しており、電源電圧が規定電圧より低下したとき
メインCPU14にシステムリセット信号を送り、バイ
ポーラ■回路15〜データバック回路19の電源供給、
並びに、合焦センサ20゜A/Dコンバータ21および
AF用CPU22からなるAFブロックの電源供給を断
つようにしている。メインCPU14への電源供給は規
定電圧以下でも行なわれる。
第3図はAFブロックを中心とした信号の授受を示す系
統図であり、AF用CPU22とメインCPU14はシ
リアルコミュニケーションラインでデータの授受を行な
い、その通信方向はシリアルコントロールラインにより
制御される。
統図であり、AF用CPU22とメインCPU14はシ
リアルコミュニケーションラインでデータの授受を行な
い、その通信方向はシリアルコントロールラインにより
制御される。
このコミュニケーションの内容としては、レンズデータ
回路18内の固有のレンズデータや、絶対距離情報実効
Flllh情報、開放FNI情設等である。また、メイ
ンCPU14からAF用CPU22にカメラのモード(
AFシングルモード/AFシーケンスモード/パワーフ
ォーカス(以下、PFと略記する)モード/その他のモ
ード)の各情報がモードラインを通じてデコードされる
。
回路18内の固有のレンズデータや、絶対距離情報実効
Flllh情報、開放FNI情設等である。また、メイ
ンCPU14からAF用CPU22にカメラのモード(
AFシングルモード/AFシーケンスモード/パワーフ
ォーカス(以下、PFと略記する)モード/その他のモ
ード)の各情報がモードラインを通じてデコードされる
。
さらに、メインCPU14からAF用CPU22へのA
FENA (AFイネーブル)信号はAF。
FENA (AFイネーブル)信号はAF。
PFの各モードのスタートおよびストップをコントロー
ルする信号であり、AF用CPU22からメインCPU
14へのEOFAF (エンドオブAF)信号はAF、
PFモードでの動作終了時に発せられ露出シーケンスへ
の移行を許可する信号である。
ルする信号であり、AF用CPU22からメインCPU
14へのEOFAF (エンドオブAF)信号はAF、
PFモードでの動作終了時に発せられ露出シーケンスへ
の移行を許可する信号である。
また、バイポーラ■回路15はAF用CPU22からの
AFモータコントロールラインの信号をデコードし、A
Fモータ駆動回路26をドライブする。AFモータ駆動
回路26の出力によりAFモータ(レンズ駆動モータ)
31が回転すると、レンズ鏡筒の回転部材に等間隔に設
けられたスリット32が回転し、同スリット32の通路
を挟んで発光部33aと受光部33bとを対向配置させ
てなるフォトインタラプタ33がスリット32をカウン
トする。即ち、スリット32とフォトインタラプタ33
はアドレス発生部34を構成しており、同アドレス発生
部34から発せられたアドレス信号(スリット32のカ
ウント信号)は波形整形されてAF用CPU22に取り
込まれる。
AFモータコントロールラインの信号をデコードし、A
Fモータ駆動回路26をドライブする。AFモータ駆動
回路26の出力によりAFモータ(レンズ駆動モータ)
31が回転すると、レンズ鏡筒の回転部材に等間隔に設
けられたスリット32が回転し、同スリット32の通路
を挟んで発光部33aと受光部33bとを対向配置させ
てなるフォトインタラプタ33がスリット32をカウン
トする。即ち、スリット32とフォトインタラプタ33
はアドレス発生部34を構成しており、同アドレス発生
部34から発せられたアドレス信号(スリット32のカ
ウント信号)は波形整形されてAF用CPU22に取り
込まれる。
AFCPU22からバイポーラ■回路15に送られるサ
ブランプ(以下、Sランプと略記する)信号はAF補助
光回路27をコントロールする信号で、被写体がローラ
イト(低輝度)、ローコントラストのときSランプ27
aを点灯する。
ブランプ(以下、Sランプと略記する)信号はAF補助
光回路27をコントロールする信号で、被写体がローラ
イト(低輝度)、ローコントラストのときSランプ27
aを点灯する。
AF用CPU22に接続されたAF表示回路24は合焦
時に点灯する合焦OK表示用LED (発光ダイオード
)24aと、合焦不能時に点灯する合焦不能表示用LE
D24bを有している。なお、このA、 F用CPU2
2にはクロック用発振器35゜リセット用コンデンサ3
6が接続されている。
時に点灯する合焦OK表示用LED (発光ダイオード
)24aと、合焦不能時に点灯する合焦不能表示用LE
D24bを有している。なお、このA、 F用CPU2
2にはクロック用発振器35゜リセット用コンデンサ3
6が接続されている。
また、上記AF用CPU22とA/Dコンバータ21は
パスラインによりデータの授受を行ない、その伝送方向
はパスラインコントロール信号により制御される。そし
て、AF用CPU22からA/Dコンバータ21にセン
サ切換信号、システムクロック信号が送られるようにな
っている。
パスラインによりデータの授受を行ない、その伝送方向
はパスラインコントロール信号により制御される。そし
て、AF用CPU22からA/Dコンバータ21にセン
サ切換信号、システムクロック信号が送られるようにな
っている。
そして、A/Dコンバータ21は例えば、CCDからな
る合焦センサ20に対してCOD駆動クロック信号、C
OD制御信号を送り、合焦センサ20からCCD出力を
読み出し、この読み出したアナログ値のCCD出力をデ
ィジタル変換してAF用CPU22に送る。
る合焦センサ20に対してCOD駆動クロック信号、C
OD制御信号を送り、合焦センサ20からCCD出力を
読み出し、この読み出したアナログ値のCCD出力をデ
ィジタル変換してAF用CPU22に送る。
次に、本発明の距離情報出力装置を有するカメラの上記
第3図に示したAFブロックを中心とするマイクロコン
ピュータのプログラム動作のフローチャートを説明する
。AFブロックは、第2図に示したように、メインCP
U14のAF用パワーコントロール回路を動作状態にす
ることによってトランジスタ23がオンして電源電圧V
IB1が供給され、これによって、第4図に示すパワー
オン・リセットのルーチンの実行を開始する。
第3図に示したAFブロックを中心とするマイクロコン
ピュータのプログラム動作のフローチャートを説明する
。AFブロックは、第2図に示したように、メインCP
U14のAF用パワーコントロール回路を動作状態にす
ることによってトランジスタ23がオンして電源電圧V
IB1が供給され、これによって、第4図に示すパワー
オン・リセットのルーチンの実行を開始する。
このパワーオン・リセットルーチンが開始されると、ま
ず、〈■10イニシャライズ〉のサブルーチンでAFブ
ロックの駆動回路のイニシャライズが行なわれる。具体
的には、AF表示回路24.AFモータ駆動回路26お
よびAF補助光回路27等のオフ並びにメインCPU1
4とのシリアルコミュニケーションラインのイニシャラ
イズ等が行なわれる。
ず、〈■10イニシャライズ〉のサブルーチンでAFブ
ロックの駆動回路のイニシャライズが行なわれる。具体
的には、AF表示回路24.AFモータ駆動回路26お
よびAF補助光回路27等のオフ並びにメインCPU1
4とのシリアルコミュニケーションラインのイニシャラ
イズ等が行なわれる。
次に、くモード・リード〉のサブルーチンで、メインC
PU14からのモードラインの信号(モード信号)を読
み出し、いかなるレンズ駆動モードを実行するかを判断
したのち、くタイマ〉のルーチンで一定時間を経て、再
度〈モード・リード〉のルーチンを経てモードの切換時
点を読み取っている。そして、モードの切換えが完了す
るまでは最初のくモード・リード〉に戻る。
PU14からのモードラインの信号(モード信号)を読
み出し、いかなるレンズ駆動モードを実行するかを判断
したのち、くタイマ〉のルーチンで一定時間を経て、再
度〈モード・リード〉のルーチンを経てモードの切換時
点を読み取っている。そして、モードの切換えが完了す
るまでは最初のくモード・リード〉に戻る。
くモード・リード〉のサブルーチンを〈タイマ〉を挟ん
で2回通過するようにしているのは、モード切換時点で
の読み取りの誤動作を防止するためである。
で2回通過するようにしているのは、モード切換時点で
の読み取りの誤動作を防止するためである。
モードの切換えが確実に行なわれて切換前と切換後のモ
ードが同一になったとき、その切換後のモードを読み取
って各モードのサブルーチンへ移行する。即ち、レンズ
駆動の各モードとしては、〈レンズリセット>、 <
PF (パワーフォーカス)>、<AFSIN (AF
レシンル)>、<AFSEQ (AFクシ−ンス)〉の
各モードがあり、これらのモードのうちの1つが選ばれ
ると、この選択されたモードのサブルーチンを実行した
のち上記<I10イニシャライズ〉 のルーチンへ戻る
。〈レンズリセット〉。
ードが同一になったとき、その切換後のモードを読み取
って各モードのサブルーチンへ移行する。即ち、レンズ
駆動の各モードとしては、〈レンズリセット>、 <
PF (パワーフォーカス)>、<AFSIN (AF
レシンル)>、<AFSEQ (AFクシ−ンス)〉の
各モードがあり、これらのモードのうちの1つが選ばれ
ると、この選択されたモードのサブルーチンを実行した
のち上記<I10イニシャライズ〉 のルーチンへ戻る
。〈レンズリセット〉。
<PF>、<AFSIN>、<AFSEQ>のいずれの
モードも選択されず、〈その他〉のモードが選ばれたと
きなどは、これは単なるノイズとみなされて、〈タイマ
〉のルーチンで一定時間の経過後上記く■10イニシャ
ライズ〉へ戻る。
モードも選択されず、〈その他〉のモードが選ばれたと
きなどは、これは単なるノイズとみなされて、〈タイマ
〉のルーチンで一定時間の経過後上記く■10イニシャ
ライズ〉へ戻る。
ここで、くレンズリセット〉モードの動作は、レンズを
強制的に無限遠(oo)の位置まで繰り込み、これによ
って、相対的距離信号、即ち、合焦センサ20から出力
される測距出力信号を無限遠(■)の位置からのパルス
移動数に置き換えて絶対距離信号に変換しようとするた
めのイニシャライズ動作、即ち、絶対距離カウンタのク
リア動作である。〈レンズリセット〉が選択された場合
、この絶対距離カウンタのクリアのあと、例えば、5m
s経ってからI10イニシャライズ動作に戻る。また、
<PF>モードとは、レンズの距離環を手動ではなく、
レンズ駆動モータ31によって駆動し、レンズのフォー
カシング動作をマニュアルのピント合せ又はフォーカス
エイトを用いて実施しようとするものである。さらに詳
しく言えば、後述するPFUP(アップ)用操作スイッ
チSW、、PFDN(ダウン)用操作スイッチSW2の
オン、オフによってレンズの繰り出し、繰り込みが行な
われることになる。また、<AFSIN>のモードの動
作は、ワンショットAF動作であり、被写体に対してA
F動作後にフォーカスロックするものである。さらに、
<AFSEQ>モードは、連VtAFであり、このモー
ドでは、レリーズ釦の1段目を動作しつづける限りAF
動作を連続的に行なうことになる。
強制的に無限遠(oo)の位置まで繰り込み、これによ
って、相対的距離信号、即ち、合焦センサ20から出力
される測距出力信号を無限遠(■)の位置からのパルス
移動数に置き換えて絶対距離信号に変換しようとするた
めのイニシャライズ動作、即ち、絶対距離カウンタのク
リア動作である。〈レンズリセット〉が選択された場合
、この絶対距離カウンタのクリアのあと、例えば、5m
s経ってからI10イニシャライズ動作に戻る。また、
<PF>モードとは、レンズの距離環を手動ではなく、
レンズ駆動モータ31によって駆動し、レンズのフォー
カシング動作をマニュアルのピント合せ又はフォーカス
エイトを用いて実施しようとするものである。さらに詳
しく言えば、後述するPFUP(アップ)用操作スイッ
チSW、、PFDN(ダウン)用操作スイッチSW2の
オン、オフによってレンズの繰り出し、繰り込みが行な
われることになる。また、<AFSIN>のモードの動
作は、ワンショットAF動作であり、被写体に対してA
F動作後にフォーカスロックするものである。さらに、
<AFSEQ>モードは、連VtAFであり、このモー
ドでは、レリーズ釦の1段目を動作しつづける限りAF
動作を連続的に行なうことになる。
ところで、レンズ駆動の各モードに関する操作スイッチ
としては、下記の表1に示すように、4つの操作スイッ
チSW1〜SW4が用いられる。
としては、下記の表1に示すように、4つの操作スイッ
チSW1〜SW4が用いられる。
−14=
表1
上記表1に示す第1.第2の操作スイッチSW + 、
S W tはAFモードとPFモードで共通に用いら
れるものであり、第3の操作スイッチSW3はオフのと
きAFモード、オンのときPFモードが選択される。A
Fモードで第1.第2の操作スイッチsw、sw、がと
もにオフのときレンズリセットモードとなり、ともにオ
ンのときAFSEQモードとなり、第1の操作スイッチ
SW、がオフ、第2の操作スイッチsw2がオンのとき
AFSINモードとなる。PFモードで第1.第2の操
作スイッチsw、、SW。
S W tはAFモードとPFモードで共通に用いら
れるものであり、第3の操作スイッチSW3はオフのと
きAFモード、オンのときPFモードが選択される。A
Fモードで第1.第2の操作スイッチsw、sw、がと
もにオフのときレンズリセットモードとなり、ともにオ
ンのときAFSEQモードとなり、第1の操作スイッチ
SW、がオフ、第2の操作スイッチsw2がオンのとき
AFSINモードとなる。PFモードで第1.第2の操
作スイッチsw、、SW。
がともにオフ、又はともにオンのときはストップモード
にあり、第1の操作スイッチSW、がオンのときはモー
タによって距離環を近距離側に回転させてレンズを繰り
出すPFUP (アップ)モードとなり、第2の操作ス
イッチsw2がオンのときは距離環を遠距離側に回転さ
せてレンズを繰り込むPFDN (ダウン)モードとな
る。また第4の操作スイッチSW4は、AFモードのう
ちのいずれのモードおよびPFモードのうちのストップ
モードではオン、オフのいずれの状態にあっても変化は
ないが、PFモードでオンのときHI(高速)モードと
なり、レンズ駆動モータ31が高速回転し距離環の粗動
が行なわれ、オフのときLO(低速)モードとなり、モ
ータ31(第3図参照)が低速回転して距離環の微動が
行なわれる。
にあり、第1の操作スイッチSW、がオンのときはモー
タによって距離環を近距離側に回転させてレンズを繰り
出すPFUP (アップ)モードとなり、第2の操作ス
イッチsw2がオンのときは距離環を遠距離側に回転さ
せてレンズを繰り込むPFDN (ダウン)モードとな
る。また第4の操作スイッチSW4は、AFモードのう
ちのいずれのモードおよびPFモードのうちのストップ
モードではオン、オフのいずれの状態にあっても変化は
ないが、PFモードでオンのときHI(高速)モードと
なり、レンズ駆動モータ31が高速回転し距離環の粗動
が行なわれ、オフのときLO(低速)モードとなり、モ
ータ31(第3図参照)が低速回転して距離環の微動が
行なわれる。
次に、各レンズ駆動モードの動作について第5図〜第9
図のフローチャートを用いて説明する。
図のフローチャートを用いて説明する。
まず、<AFSIN>のモードが選択された場合は、第
5図に示す<AFSIN>のルーチンが実行され、メイ
ンCPU14からのAFENA信号が“H#レベル(ア
クティブ)になっているか否かを検出する。レリーズ釦
の第一段目の動作でAFF、NA倍信号アクティブにな
ってAF釣動作開始され、<AFSIN2>のサブルー
チンが呼び出される。但し、レリーズ釦の第2段目の動
作が受は付けられるのは、AF釣動作終了して合焦状態
が得られ露出シーケンスが開始されるときである。<A
FSIN2>では、後述するように、合焦センサ2oの
CCD積分、測距出力の演算およびレンズの駆動等が行
なわれる。そして、この<AFSIN2>のAF釣動作
結果である合焦、非合焦の表示は、<AFslN2>の
動作の後、AFステータスフラグを監視して行なわれる
。AFステータスフラグはローコンフラグ(被写体がロ
ーコントラストのとき1#にセットされるフラグ、以下
、LCフラグと略記する)、移動フラグ(被写体が移動
しているとき“1#にセットされるフラグ、以下、Mフ
ラグと略記する)および最至近フラグ(レンズを最至近
距離以上に繰り出そうとしたときに1“にセットされる
フラグ、以下Nフラグと略記する)を有しており、これ
らのうち、いずれのフラグとも0のとき合焦が可能であ
り、上記各フラグのうち何らかのフラグが立つと合焦不
能であるので、AFステータスフラグの監視の結果、同
AFステータスフラグがOであれば合焦OKの表示が前
記AF表示回路24のLED24aによって行なわれ、
AFステータスフラグがOでなければ合焦不能の表示が
前記LED24bによって行なわれる。合焦であれば、
EOFAF信号が発せられてAF動作が終了し、メイン
CPU14にレリーズ釦の2段目の動作、即ち、露出シ
ーケンスの開始を待機する状態となる。つまり、−度合
焦が終了すると、AFENA信号がアクティブになりで
いても、その後のレンズ動作が禁止され合焦OK表示の
LED24aが点灯したままとなり、フォーカスロック
状態となる。メインCPU14からのAFENA信号が
″L#レベル(インアクティブ)になったときは第4図
に示すパワーオン・リセットのフローの初期動作にリタ
ーンする。
5図に示す<AFSIN>のルーチンが実行され、メイ
ンCPU14からのAFENA信号が“H#レベル(ア
クティブ)になっているか否かを検出する。レリーズ釦
の第一段目の動作でAFF、NA倍信号アクティブにな
ってAF釣動作開始され、<AFSIN2>のサブルー
チンが呼び出される。但し、レリーズ釦の第2段目の動
作が受は付けられるのは、AF釣動作終了して合焦状態
が得られ露出シーケンスが開始されるときである。<A
FSIN2>では、後述するように、合焦センサ2oの
CCD積分、測距出力の演算およびレンズの駆動等が行
なわれる。そして、この<AFSIN2>のAF釣動作
結果である合焦、非合焦の表示は、<AFslN2>の
動作の後、AFステータスフラグを監視して行なわれる
。AFステータスフラグはローコンフラグ(被写体がロ
ーコントラストのとき1#にセットされるフラグ、以下
、LCフラグと略記する)、移動フラグ(被写体が移動
しているとき“1#にセットされるフラグ、以下、Mフ
ラグと略記する)および最至近フラグ(レンズを最至近
距離以上に繰り出そうとしたときに1“にセットされる
フラグ、以下Nフラグと略記する)を有しており、これ
らのうち、いずれのフラグとも0のとき合焦が可能であ
り、上記各フラグのうち何らかのフラグが立つと合焦不
能であるので、AFステータスフラグの監視の結果、同
AFステータスフラグがOであれば合焦OKの表示が前
記AF表示回路24のLED24aによって行なわれ、
AFステータスフラグがOでなければ合焦不能の表示が
前記LED24bによって行なわれる。合焦であれば、
EOFAF信号が発せられてAF動作が終了し、メイン
CPU14にレリーズ釦の2段目の動作、即ち、露出シ
ーケンスの開始を待機する状態となる。つまり、−度合
焦が終了すると、AFENA信号がアクティブになりで
いても、その後のレンズ動作が禁止され合焦OK表示の
LED24aが点灯したままとなり、フォーカスロック
状態となる。メインCPU14からのAFENA信号が
″L#レベル(インアクティブ)になったときは第4図
に示すパワーオン・リセットのフローの初期動作にリタ
ーンする。
上記<AFSIN>のモードの動作中、くAFSIN2
>のサブルーチンのプログラム動作は第6図に示すよう
にして行なわれる。まず、前回の測距演算値(前回の合
焦センサ20の出力パルス)と今回の測距演算値(今回
の合焦センサ20の出力パルス)との比較のためにRE
TRY(リトライ)フラグがクリアされ、AFループカ
ウン°りに一連のAF動作における最大測距回数がセッ
トされる。このあと、ある明るさ以上では確実にCOD
積分が行なわれるように、ITIMEレジスタにCOD
積分時間の最大値がセットされる。そして、AFステー
タスフラグがクリアされ、Sランプフラグもクリアされ
る。ここまでのフローの動作でAF開始前のイニシャラ
イズ動作が終了する。このあと、〈レンズ・リード〉の
ルーチンが呼び出され、前記レンズデータ回路18に入
っているレンズ内の各データが読み出されたのち、測距
のための〈AF〉のルーチンが呼び出される。この<A
F>のサブルーチン内では、COD積分時にSランプ2
7aを点灯させる必要があるか否かが判断され、点灯す
る必要がある場合にはSランプフラグがセットされ、必
要ない場合にはクリアされる。また、ローライトフラグ
(被写体がローライトのとき1“にセットされるフラグ
、以下、LLフラグと略記する)、LCフラグがセント
或いはクリアされる。
>のサブルーチンのプログラム動作は第6図に示すよう
にして行なわれる。まず、前回の測距演算値(前回の合
焦センサ20の出力パルス)と今回の測距演算値(今回
の合焦センサ20の出力パルス)との比較のためにRE
TRY(リトライ)フラグがクリアされ、AFループカ
ウン°りに一連のAF動作における最大測距回数がセッ
トされる。このあと、ある明るさ以上では確実にCOD
積分が行なわれるように、ITIMEレジスタにCOD
積分時間の最大値がセットされる。そして、AFステー
タスフラグがクリアされ、Sランプフラグもクリアされ
る。ここまでのフローの動作でAF開始前のイニシャラ
イズ動作が終了する。このあと、〈レンズ・リード〉の
ルーチンが呼び出され、前記レンズデータ回路18に入
っているレンズ内の各データが読み出されたのち、測距
のための〈AF〉のルーチンが呼び出される。この<A
F>のサブルーチン内では、COD積分時にSランプ2
7aを点灯させる必要があるか否かが判断され、点灯す
る必要がある場合にはSランプフラグがセットされ、必
要ない場合にはクリアされる。また、ローライトフラグ
(被写体がローライトのとき1“にセットされるフラグ
、以下、LLフラグと略記する)、LCフラグがセント
或いはクリアされる。
今、<AF>の測距動作後、LLフラグ、LCフラグの
いずれもクリアされた状態にあるときは、〈パルス〉の
ルーチンを呼び出し、レンズ駆動量が計算される。即ち
、この〈パルス〉のルーチンでは、上記<AF>の動作
で求められフィルム面におけるピントズレ量をあられす
AF(測距)演算出力値を各交換レンズ毎の距離移動量
に変換するためにレンズデータ回路18から変倍係数等
の情報を読み取り、この読み取った変倍係数とAF演算
出力値により合焦点までの移動量に相当するパルス(ア
ドレス信号)数が計算される。
いずれもクリアされた状態にあるときは、〈パルス〉の
ルーチンを呼び出し、レンズ駆動量が計算される。即ち
、この〈パルス〉のルーチンでは、上記<AF>の動作
で求められフィルム面におけるピントズレ量をあられす
AF(測距)演算出力値を各交換レンズ毎の距離移動量
に変換するためにレンズデータ回路18から変倍係数等
の情報を読み取り、この読み取った変倍係数とAF演算
出力値により合焦点までの移動量に相当するパルス(ア
ドレス信号)数が計算される。
このあと、上記AF演算出力値(ERROR)と、レン
ズデータ回路18より読み出したAF精度スレソシロル
ドEThとを比較し、上記AF演算出力値(ERROR
)がAF精度スレッショルドEThよりも大きければ、
■へ進み、RETRYフラグの判別を行なう。1回目の
AF動作では、RETRYフラグが0であることからR
F、、T’ RYフラグのセットがおこなわれたあと、
上記駆動パルス数がセーブされる。そして、2回目以降
のAF動作ではRETRYフラグがセットされているの
で、今回の駆動パルス数と前回の駆動パルス数とが比較
される。このとき、前回パルス数に比較して今回パルス
数の方が移動量だけ少なめになっていれば、レンズ駆動
により合焦点に近づいたことになるので、次のレンズ駆
動では、さらに、より一層近づくであろうということに
なり、前回パルスに代って今回パルスがセーブされ、<
MDRIVAF’>のルーチンを呼び出し、レンズ駆動
を行なう。
ズデータ回路18より読み出したAF精度スレソシロル
ドEThとを比較し、上記AF演算出力値(ERROR
)がAF精度スレッショルドEThよりも大きければ、
■へ進み、RETRYフラグの判別を行なう。1回目の
AF動作では、RETRYフラグが0であることからR
F、、T’ RYフラグのセットがおこなわれたあと、
上記駆動パルス数がセーブされる。そして、2回目以降
のAF動作ではRETRYフラグがセットされているの
で、今回の駆動パルス数と前回の駆動パルス数とが比較
される。このとき、前回パルス数に比較して今回パルス
数の方が移動量だけ少なめになっていれば、レンズ駆動
により合焦点に近づいたことになるので、次のレンズ駆
動では、さらに、より一層近づくであろうということに
なり、前回パルスに代って今回パルスがセーブされ、<
MDRIVAF’>のルーチンを呼び出し、レンズ駆動
を行なう。
前回パルスと今回パルスとの比較を行なう目的は、AF
クシ−ンス全体の発散動作を防ぐことにある。両者を比
較する仕方としては、(今回パルス数):(前回パルス
数X0.5 ) 、或いは(今回パルス数):(前回パ
ルス数X1.5)等が考えられる。AFクシ−ンスの系
が発散状態にありそうなときは被写体移動中にAF動作
を行なわせることが考えられるので、この場合には、速
やかにレンズ駆動を中止し、AF動作の無駄を防ぐため
にMフラグをセットして■へ進み、<5DISCNT>
、<CALD I S>のルーチンを呼び出す。
クシ−ンス全体の発散動作を防ぐことにある。両者を比
較する仕方としては、(今回パルス数):(前回パルス
数X0.5 ) 、或いは(今回パルス数):(前回パ
ルス数X1.5)等が考えられる。AFクシ−ンスの系
が発散状態にありそうなときは被写体移動中にAF動作
を行なわせることが考えられるので、この場合には、速
やかにレンズ駆動を中止し、AF動作の無駄を防ぐため
にMフラグをセットして■へ進み、<5DISCNT>
、<CALD I S>のルーチンを呼び出す。
上記<MDRI VAF>によってレンズ駆動が行なわ
れたのち、AF小ループウンタのセットされたAF動作
の測距回数値から1を減じる。
れたのち、AF小ループウンタのセットされたAF動作
の測距回数値から1を減じる。
そして、この結果、AF小ループウンタの値が0になっ
ていない場合は、■、TIMEレジスタに積分時間をセ
ントし、そして、AFENA信号がアクティブ(つまり
、レリーズ釦の1段目の動作がオン)になっているとき
、次回のAF動作のために、■に戻る。こうして、■−
■間のAF動作が繰り返し行なわれる毎にAF小ループ
ウンタの値が1回ずつ減じられていくことにより、次第
に合焦点に近づくことになるが、AF小ループウンタの
値がOになってもAF演算出力値(ERROR)が上記
AP精度スレッショルドEThよりも小さくならないと
きは合焦不能であるとしてMフラグがセットされること
になる。
ていない場合は、■、TIMEレジスタに積分時間をセ
ントし、そして、AFENA信号がアクティブ(つまり
、レリーズ釦の1段目の動作がオン)になっているとき
、次回のAF動作のために、■に戻る。こうして、■−
■間のAF動作が繰り返し行なわれる毎にAF小ループ
ウンタの値が1回ずつ減じられていくことにより、次第
に合焦点に近づくことになるが、AF小ループウンタの
値がOになってもAF演算出力値(ERROR)が上記
AP精度スレッショルドEThよりも小さくならないと
きは合焦不能であるとしてMフラグがセットされること
になる。
上記AF精度スレッショルドEThは、メインCPU1
4より送信されてくる撮影レンズの開放絞り値情報FN
oによって決定される。AF用CPU22は、この開放
絞り値情報FNoにより選択される使用センサ(例えば
F2.8用/F4用センサ)と、許容錯乱円(例えばδ
−1730m)とから、AF精度スレッショルドETh
を算出する。
4より送信されてくる撮影レンズの開放絞り値情報FN
oによって決定される。AF用CPU22は、この開放
絞り値情報FNoにより選択される使用センサ(例えば
F2.8用/F4用センサ)と、許容錯乱円(例えばδ
−1730m)とから、AF精度スレッショルドETh
を算出する。
上記C−C間のAF動作の結果、ERROR<EThに
なると、つまり上記AF演算出力値(ERROR)がピ
ント誤差範囲内になると、AFステータスフラグをクリ
アして合焦状態に至ったことを示し、<5DISCNT
>、<CALD I s>のルーチンを呼び出す。
なると、つまり上記AF演算出力値(ERROR)がピ
ント誤差範囲内になると、AFステータスフラグをクリ
アして合焦状態に至ったことを示し、<5DISCNT
>、<CALD I s>のルーチンを呼び出す。
ここで上記<AF>の動作後、もし、LLフラグ或いは
LCフラグがセントされていれば、Sランプフラグの状
態がテストされる。このとき、Sランプフラグが事前に
“1#にセットされていれば、AFのための積分動作中
にSランプ27aが点灯していたにもかかわらずローラ
イト、ローコントラストの状態になったことになるので
、この場合は、再度LCフラグをテストし、ローコント
ラストの場合のみ〈レンズNF(合焦不能)〉のルーチ
ンを呼び出し、合焦不能の積極的表示を行なう。即ち、
この〈レンズNF>のルーチンでは、まず、レンズを一
旦、最至近位置まで繰り出したのち、無限遠(■)位置
まで繰り込ませ、このレンズの大幅な移動によって積極
的に合焦不能をユーザに知らせる。
LCフラグがセントされていれば、Sランプフラグの状
態がテストされる。このとき、Sランプフラグが事前に
“1#にセットされていれば、AFのための積分動作中
にSランプ27aが点灯していたにもかかわらずローラ
イト、ローコントラストの状態になったことになるので
、この場合は、再度LCフラグをテストし、ローコント
ラストの場合のみ〈レンズNF(合焦不能)〉のルーチ
ンを呼び出し、合焦不能の積極的表示を行なう。即ち、
この〈レンズNF>のルーチンでは、まず、レンズを一
旦、最至近位置まで繰り出したのち、無限遠(■)位置
まで繰り込ませ、このレンズの大幅な移動によって積極
的に合焦不能をユーザに知らせる。
なお、合焦不能を表わすレンズとしては無限遠(oO)
位置から最至近位置へ繰り出す動作であってもよい。ま
た、この〈レンズNF>では、無限遠(oo)位置に当
て付くことにより、レンズ距離環の無限遠(oo)位置
からの駆動パルス数(移動アドレス信号数)をセーブす
るための絶対距離カウンタのイニシャライズが行なわれ
一25= る。もし、ローコントラストでなければ、ローライトで
ありながらAFの演算が行なわれたことになるので、こ
の場合は、■に戻る。
位置から最至近位置へ繰り出す動作であってもよい。ま
た、この〈レンズNF>では、無限遠(oo)位置に当
て付くことにより、レンズ距離環の無限遠(oo)位置
からの駆動パルス数(移動アドレス信号数)をセーブす
るための絶対距離カウンタのイニシャライズが行なわれ
一25= る。もし、ローコントラストでなければ、ローライトで
ありながらAFの演算が行なわれたことになるので、こ
の場合は、■に戻る。
また、Sランプフラグが事前にクリアされていたときに
は、以前にはSランプ27aが消灯していたことになる
ので、LLフラグ、或いはLCフラグがセットされてい
る場合は、Sランプフラグをセットし、■に進む。従っ
て、2回目以降のAF動作でSランプ27aが点灯する
ことになる。
は、以前にはSランプ27aが消灯していたことになる
ので、LLフラグ、或いはLCフラグがセットされてい
る場合は、Sランプフラグをセットし、■に進む。従っ
て、2回目以降のAF動作でSランプ27aが点灯する
ことになる。
いずれにしろ、<AFSIN2>の動作の終りには<S
D I 5CNT>のルーチンが呼び出されて実行され
たのち、<CALD I S>が呼び出される。<5D
ISCNT>では絶対距離カウンタに距離環の無限遠(
■)位置からの駆動パルス数がセットされる。そして、
〈CALDIS>において、上記の絶対距離カウンタに
セントされたパルス数と、レンズデータ回路1826一 内の絶対距離係数a、bとから、被写体までの絶対距離
の演算が行なわれ、この求められた絶対距離と絶対距離
カウンタの内容がメインcPU14に送られる。この<
CALI)IS>での絶対距離の計算については後に詳
述する。<CALDIS>が実行されたあとは、第5図
に示す<AFSIN>のフロー中の<AFSIN2>の
動作後の位置にリターンする。
D I 5CNT>のルーチンが呼び出されて実行され
たのち、<CALD I S>が呼び出される。<5D
ISCNT>では絶対距離カウンタに距離環の無限遠(
■)位置からの駆動パルス数がセットされる。そして、
〈CALDIS>において、上記の絶対距離カウンタに
セントされたパルス数と、レンズデータ回路1826一 内の絶対距離係数a、bとから、被写体までの絶対距離
の演算が行なわれ、この求められた絶対距離と絶対距離
カウンタの内容がメインcPU14に送られる。この<
CALI)IS>での絶対距離の計算については後に詳
述する。<CALDIS>が実行されたあとは、第5図
に示す<AFSIN>のフロー中の<AFSIN2>の
動作後の位置にリターンする。
次に、前記第4図に示すフローにおいて、〈AFSEQ
>のモードが選択された場合には、第7図に示す<AF
SEQ>のルーチンが呼び出される。この<AFSEQ
>では、レリーズ釦の第1段目の動作が行なわれると、
このあと、EOFAF信号がアクティブになるまでの第
1回目のAF動作は、前記<AFSIN>の場合と全く
同じ動作を実行する。つまり、<AFSIN>も<AF
SEQ>も<AFSIN2>の動作が行なわれ、合焦不
能時には、積極的にレンズを異常駆動させユーザに知ら
せる。
>のモードが選択された場合には、第7図に示す<AF
SEQ>のルーチンが呼び出される。この<AFSEQ
>では、レリーズ釦の第1段目の動作が行なわれると、
このあと、EOFAF信号がアクティブになるまでの第
1回目のAF動作は、前記<AFSIN>の場合と全く
同じ動作を実行する。つまり、<AFSIN>も<AF
SEQ>も<AFSIN2>の動作が行なわれ、合焦不
能時には、積極的にレンズを異常駆動させユーザに知ら
せる。
ところで、<AFSIN2>では、前述したように、ロ
ーライト、ローコントラストのときはSランプ27aを
用いてAP動作のための測距を補助するようにしている
が、<AFSEQ>のモードで、AF動作連続させると
きも、同様にSランプ27aを使用するようにすると、
Sランプ27aは<AF>におけるCCD積分動作の時
間中に連続して点灯発光することとなり、消費電流の増
大およびSランプ27aの発熱による効率低下が発生す
ることになるとともに、合焦不能時にレンズの異常駆動
が連続して行なわれ、ユーザに対して不安感を与えるも
のとなる。
ーライト、ローコントラストのときはSランプ27aを
用いてAP動作のための測距を補助するようにしている
が、<AFSEQ>のモードで、AF動作連続させると
きも、同様にSランプ27aを使用するようにすると、
Sランプ27aは<AF>におけるCCD積分動作の時
間中に連続して点灯発光することとなり、消費電流の増
大およびSランプ27aの発熱による効率低下が発生す
ることになるとともに、合焦不能時にレンズの異常駆動
が連続して行なわれ、ユーザに対して不安感を与えるも
のとなる。
そこで、<AFSEQ>では、AF動作が1口実行され
てEOFAF信号がセットされたあと、AFENA信号
を判別し、同信号がアクティブであれば、レリーズ釦の
第1段目の動作がm続されていることであり、<AFS
EQ2>のルーチンが呼び出される。AFENA信号が
ノンアクティブであれば、レリーズ釦の第1段目の動作
がオフ、若くは第2段目の動作がオンに至ったものとし
てリターンすることになる。
てEOFAF信号がセットされたあと、AFENA信号
を判別し、同信号がアクティブであれば、レリーズ釦の
第1段目の動作がm続されていることであり、<AFS
EQ2>のルーチンが呼び出される。AFENA信号が
ノンアクティブであれば、レリーズ釦の第1段目の動作
がオフ、若くは第2段目の動作がオンに至ったものとし
てリターンすることになる。
<AFSEQ2>では後述するように、合焦センサ20
のCCD積分、AFの演算およびレンズの駆動等が行な
われるが、レンズの異常駆動による積極的合焦不能表示
および測距のためのSランプ27aの点灯も行なわれな
い。そして、この<AFSEQ2>の動作の結果、AF
ステータスフラグの判別がなされ、同フラグが0であれ
ば合焦OKの表示が行なわれ、0でなければ合焦不能の
表示が行なわれる。合焦OKの表示のあとは、EOFA
F信号が発せられてレリーズ釦の第2段目の動作による
露出シーケンスの開始が可能となる。このEOFAF信
号が発せられたあと、或いは合焦不能の表示がなされた
あとは、再度、AFENA信号のテストに入るので、レ
リーズ釦の第1段目の動作をオンしつづける限りは、<
AFSEQ2>を中心としたAF動作が連続して行なわ
れる。そして、AFENA信号がノンアクティブになっ
たとき、第4図に示すパワーオン・リセットのフローの
初期動作にリターンする。なお、EOFAF信号のクリ
アは、次回のAF動作におけるCCD積分の後、或いは
リターン後の、I10イニシャライズ (第4図参照)
においてなされる。
のCCD積分、AFの演算およびレンズの駆動等が行な
われるが、レンズの異常駆動による積極的合焦不能表示
および測距のためのSランプ27aの点灯も行なわれな
い。そして、この<AFSEQ2>の動作の結果、AF
ステータスフラグの判別がなされ、同フラグが0であれ
ば合焦OKの表示が行なわれ、0でなければ合焦不能の
表示が行なわれる。合焦OKの表示のあとは、EOFA
F信号が発せられてレリーズ釦の第2段目の動作による
露出シーケンスの開始が可能となる。このEOFAF信
号が発せられたあと、或いは合焦不能の表示がなされた
あとは、再度、AFENA信号のテストに入るので、レ
リーズ釦の第1段目の動作をオンしつづける限りは、<
AFSEQ2>を中心としたAF動作が連続して行なわ
れる。そして、AFENA信号がノンアクティブになっ
たとき、第4図に示すパワーオン・リセットのフローの
初期動作にリターンする。なお、EOFAF信号のクリ
アは、次回のAF動作におけるCCD積分の後、或いは
リターン後の、I10イニシャライズ (第4図参照)
においてなされる。
上記<AFSEQ>のモードのフローチャートにおいて
、<AFSEQ2>のサブルーチンのプログラム動作は
第8図に示すようにして行なわれる。
、<AFSEQ2>のサブルーチンのプログラム動作は
第8図に示すようにして行なわれる。
まず、ITIMEレジスタに積分時間がセントされたの
ち、AFステータスフラグがクリアされ、Sランプフラ
グがクリアされる。このあと、〈レンズ・リード〉のサ
ブルーチンが呼び出され、ここでレンズデータ回路18
内のレンズデータが読み出される。そして、<AF>の
ルーチンで、測距がおこなわれたあと、−旦、AF表示
回路24をオフにし、合焦OK表示用LED24a、合
焦不能表示用LED24bのいずれも点灯しないように
する。つまり、レンズ駆動中はAF用表示を行なわない
ようにする。続いて、EOFAF信号をクリアしたのち
、LCフラグを判定し、ローコントラストであればリタ
ーンし、ローコントラストでなければ<CHKFNO〉
のサブルーチンを呼びだす。なお、ローライトであって
も、コントラストがある場合には、測距演算は可能であ
るので、LLフラグの判定は省略している。
ち、AFステータスフラグがクリアされ、Sランプフラ
グがクリアされる。このあと、〈レンズ・リード〉のサ
ブルーチンが呼び出され、ここでレンズデータ回路18
内のレンズデータが読み出される。そして、<AF>の
ルーチンで、測距がおこなわれたあと、−旦、AF表示
回路24をオフにし、合焦OK表示用LED24a、合
焦不能表示用LED24bのいずれも点灯しないように
する。つまり、レンズ駆動中はAF用表示を行なわない
ようにする。続いて、EOFAF信号をクリアしたのち
、LCフラグを判定し、ローコントラストであればリタ
ーンし、ローコントラストでなければ<CHKFNO〉
のサブルーチンを呼びだす。なお、ローライトであって
も、コントラストがある場合には、測距演算は可能であ
るので、LLフラグの判定は省略している。
<CHKFNo>は、本発明の重要な部分であり、被写
体の微動や電気的ノイズや光ノイズ等によりAF精度ス
レッショルドEThを超えた場合絞り込み動作を行なっ
て、AF精度スレソシロルドETh内に収めることによ
り、AF精度を低下させることなく合焦検出を可能にす
るものである。
体の微動や電気的ノイズや光ノイズ等によりAF精度ス
レッショルドEThを超えた場合絞り込み動作を行なっ
て、AF精度スレソシロルドETh内に収めることによ
り、AF精度を低下させることなく合焦検出を可能にす
るものである。
第9図を用いて、サブルーチン<CHKFNO〉を説明
する。まず<READFNo >において、メインCP
U14より現測光値より決定される絞り値情報(実効F
No情報)を受けとり、その値をFNo ’として記憶
する。次に前述の<AF>内で求められピントズレ量を
示すAF演算出力値(E RROR)と(許容錯乱円δ
(例えば1/30mm) ) X (F N o ’
)で求められる像面深度△dとを比較する。
する。まず<READFNo >において、メインCP
U14より現測光値より決定される絞り値情報(実効F
No情報)を受けとり、その値をFNo ’として記憶
する。次に前述の<AF>内で求められピントズレ量を
示すAF演算出力値(E RROR)と(許容錯乱円δ
(例えば1/30mm) ) X (F N o ’
)で求められる像面深度△dとを比較する。
この比較の結果、ERROR値≦δXFNo’であれば
、焦点検出の結果、許容範囲内にあるので、5FNoに
FNo’をセットし、RETRY2フラグをクリアし、
AFステータスフラグをクリアし、5FNoをメインC
PU14に送った後、リターンする。
、焦点検出の結果、許容範囲内にあるので、5FNoに
FNo’をセットし、RETRY2フラグをクリアし、
AFステータスフラグをクリアし、5FNoをメインC
PU14に送った後、リターンする。
また、ERROR値〉δXFNo’であれば、焦点検出
の結果、許容範囲外にあるので、許容範囲内に収るよう
な絞り込み量を、ERROR×1/δにより算出し、こ
の値をFNo“とする。
の結果、許容範囲外にあるので、許容範囲内に収るよう
な絞り込み量を、ERROR×1/δにより算出し、こ
の値をFNo“とする。
次にΔFNo=FNo“−FNO”を演算し、この値が
ある決められた所定値(例えばIEV)以内であれば、
5FNoにFNo’をセットしRETRY2フラッグを
クリアする。一方、ΔFNoが所定値より大きい場合に
は、RETRY2フラグをセットし、5FNoにFNo
’をセットする。いずれの場合でも、AFステータス
フラグクリア後、5FNoにセットされたFNOをメイ
ンCPU14に送り、リターンする。
ある決められた所定値(例えばIEV)以内であれば、
5FNoにFNo’をセットしRETRY2フラッグを
クリアする。一方、ΔFNoが所定値より大きい場合に
は、RETRY2フラグをセットし、5FNoにFNo
’をセットする。いずれの場合でも、AFステータス
フラグクリア後、5FNoにセットされたFNOをメイ
ンCPU14に送り、リターンする。
なお、メインCPU14側では、この送り返された絞り
値情報5FNoを基に正しい露出値を決定する。
値情報5FNoを基に正しい露出値を決定する。
再び第8図に戻って、<CHKFNo>のリターン後に
は、RETRY2フラグをテストし、クリアされていれ
ば、<AFSEQ2>にそのままリターンする。この場
合には、現在のままで許容範囲に入っているか、許容範
囲に入っていなくても絞り込み動作を行うことにより許
容範囲に入るので、AF精度は保障されることなる。こ
の結果レンズが駆動されることがないのでスピーディ−
な合焦制御となる。またRETRY ’2フラグのテス
トの結果クリアされていなければくパルス〉サブルーチ
ンを呼び出しくAF〉の動作で求められたAF演算出力
値を交換レンズ毎の距離移動量に変換するためにレンズ
データ回路18から変倍係数を読み取り、これとAF演
算出力値とから駆動パルス数(アドレス数)の計算が行
なわれる。
は、RETRY2フラグをテストし、クリアされていれ
ば、<AFSEQ2>にそのままリターンする。この場
合には、現在のままで許容範囲に入っているか、許容範
囲に入っていなくても絞り込み動作を行うことにより許
容範囲に入るので、AF精度は保障されることなる。こ
の結果レンズが駆動されることがないのでスピーディ−
な合焦制御となる。またRETRY ’2フラグのテス
トの結果クリアされていなければくパルス〉サブルーチ
ンを呼び出しくAF〉の動作で求められたAF演算出力
値を交換レンズ毎の距離移動量に変換するためにレンズ
データ回路18から変倍係数を読み取り、これとAF演
算出力値とから駆動パルス数(アドレス数)の計算が行
なわれる。
次に<MDRI VAF>が呼び出され合焦点の位置ま
でレンズ駆動が行なわれる。このあと、<SD I 5
CNT>が呼び出されて絶対距離カウンタに、レンズの
無限遠(oo)に繰り込まれた位置を基準とする駆動パ
ルス数がセットされ、続いて、<CALDIS>におい
て、上記絶対距離カウンタにセットされた駆動パルス数
とレンズデータである絶対距離係数a、bとから被写体
までの絶対距離が演算されると、このあとリターンする
。この絶対距離の演算値および上記絶対距離カウンタに
セットされた駆動パルス数とがメインCPU14に送ら
れる。そして、リターンしくAFSEQ2>を終る。
でレンズ駆動が行なわれる。このあと、<SD I 5
CNT>が呼び出されて絶対距離カウンタに、レンズの
無限遠(oo)に繰り込まれた位置を基準とする駆動パ
ルス数がセットされ、続いて、<CALDIS>におい
て、上記絶対距離カウンタにセットされた駆動パルス数
とレンズデータである絶対距離係数a、bとから被写体
までの絶対距離が演算されると、このあとリターンする
。この絶対距離の演算値および上記絶対距離カウンタに
セットされた駆動パルス数とがメインCPU14に送ら
れる。そして、リターンしくAFSEQ2>を終る。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
前述した本発明の一実施例は、像面深度以上のAF演算
出力値(ERROR)の変化が、焦点検出装置より出力
された場合、このAF演算出力値(ERROR)が所定
値より小さいときには絞り装置を絞り込むことによって
AF精度を保障し、AF演算出力値(E RROR)が
所定値より大きいときにはレンズ駆動用モータの駆動す
るように構成されていたのに対し、この他の実施例は、
像面深度以上のAF演算出力値(E RROR)の変化
があった場合には、ただちにレンズ駆動用モータの駆動
を再開するようにしたものである。
出力値(ERROR)の変化が、焦点検出装置より出力
された場合、このAF演算出力値(ERROR)が所定
値より小さいときには絞り装置を絞り込むことによって
AF精度を保障し、AF演算出力値(E RROR)が
所定値より大きいときにはレンズ駆動用モータの駆動す
るように構成されていたのに対し、この他の実施例は、
像面深度以上のAF演算出力値(E RROR)の変化
があった場合には、ただちにレンズ駆動用モータの駆動
を再開するようにしたものである。
本発明の一実施例のサブルーチン<CHKFNo〉以外
は他の実施例と同じであるので、この<CHKFNo>
に対応する。<CHKFNo2>について説明する。
は他の実施例と同じであるので、この<CHKFNo>
に対応する。<CHKFNo2>について説明する。
このサブルーチン<CHKFNo2>は、第10図に示
した<AFSEQ2>のルーチンからジャンプし、この
サブルーチン<CHKFN02>では、まず< RE
A D F N o > ニおイテ、メインCPU14
より現測光値より決定される絞り値情報(実効FNo情
報)を受けとり、その値をFNo ’として記憶する。
した<AFSEQ2>のルーチンからジャンプし、この
サブルーチン<CHKFN02>では、まず< RE
A D F N o > ニおイテ、メインCPU14
より現測光値より決定される絞り値情報(実効FNo情
報)を受けとり、その値をFNo ’として記憶する。
次に前述の<AF>内で求められたズレ量をあられすA
F演算出力(E RROR)値と像面深度(像面深度△
d−許容錯乱円δ×実効FNo′)とを比較する。比較
の結果ERROR値≦δXFNo ’であれば撮影レン
ズのピント位置は許、容範囲内にあるのでRETRY2
フラグをクリアする。また、比較の結果ERROR値〉
δX F N o ’であれば許容範囲外であるので、
レンズの再駆動用のRETRY2フラグをセットし、A
Fステータスフラグをクリアして第10図に示す<AF
SEQ2>にリターンする。
F演算出力(E RROR)値と像面深度(像面深度△
d−許容錯乱円δ×実効FNo′)とを比較する。比較
の結果ERROR値≦δXFNo ’であれば撮影レン
ズのピント位置は許、容範囲内にあるのでRETRY2
フラグをクリアする。また、比較の結果ERROR値〉
δX F N o ’であれば許容範囲外であるので、
レンズの再駆動用のRETRY2フラグをセットし、A
Fステータスフラグをクリアして第10図に示す<AF
SEQ2>にリターンする。
本発明の他の実施例は一実施例における絞り込み動作を
行なわせるかどうかの判定(TEV)を0にした場合と
同じである。
行なわせるかどうかの判定(TEV)を0にした場合と
同じである。
以上述べたように、本発明によれば、−度正確な合焦点
を検出した後は(実効絞り値情報)×(許容錯乱円)に
よって決まる合焦範囲を出るまでは撮影レンズの駆動を
禁止するようにしたので、十分な合焦精度を確保しなか
らモータのハンチング等の不具合を防止することができ
る。
を検出した後は(実効絞り値情報)×(許容錯乱円)に
よって決まる合焦範囲を出るまでは撮影レンズの駆動を
禁止するようにしたので、十分な合焦精度を確保しなか
らモータのハンチング等の不具合を防止することができ
る。
第1図は、本発明の焦点検出装置の基本的構成を示すブ
ロック図、 第2図は、本発明が適用されるカメラシステムの電源供
給を主体とする電気回路のブロック図、 第3図は、上記第2図中のAFブロックを中心とした信
号の授受を示すブロック系統図、第4図〜第11図は、
上記第3図に示したAF用CPUを中心としたプログラ
ム動作を表したフローチャート。 1−−−−−−−−ズレ量検出手段 2−−−−−−−
一撮影レンズ3・・・−・・・−レンズ駆動手段 4−
・−駆動禁止手段手続補正書 昭和61年12月9日 昭和61年特許願第256693号 2、発明の名称 焦点検出装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒151 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号(自
発) 5、補正により増加する発明の数 なし6、補
正の対象 [明細書の発明の詳細な説明め欄」 7、補正の内容 明細書第36頁第9行目に記載のrl[EVjをrlE
VJと補正します。
ロック図、 第2図は、本発明が適用されるカメラシステムの電源供
給を主体とする電気回路のブロック図、 第3図は、上記第2図中のAFブロックを中心とした信
号の授受を示すブロック系統図、第4図〜第11図は、
上記第3図に示したAF用CPUを中心としたプログラ
ム動作を表したフローチャート。 1−−−−−−−−ズレ量検出手段 2−−−−−−−
一撮影レンズ3・・・−・・・−レンズ駆動手段 4−
・−駆動禁止手段手続補正書 昭和61年12月9日 昭和61年特許願第256693号 2、発明の名称 焦点検出装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒151 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号(自
発) 5、補正により増加する発明の数 なし6、補
正の対象 [明細書の発明の詳細な説明め欄」 7、補正の内容 明細書第36頁第9行目に記載のrl[EVjをrlE
VJと補正します。
Claims (2)
- (1)撮影レンズを透過した被写体光を受光し、フィル
ム面におけるピントズレ量を検出するズレ量検出手段と
、 このズレ量検出手段の出力に基づいて前記撮影レンズを
駆動するレンズ駆動手段と、 前記ズレ量検出手段により、合焦が検出された後は、前
記ズレ量が(撮影実効絞り値情報)×(許容錯乱円)以
上に変化するまでは前記レンズ駆動手段の作動を禁止す
る駆動禁止手段と、を具備したことを特徴とする焦点検
出装置。 - (2)前記ズレ量が(撮影実効絞り値情報)×(許容錯
乱円)以下になるように絞りを絞り込み、適正露光とな
るようにシャッタ速度を制御する露出制御装置を具備す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項目記載の焦点
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61256693A JPH0810294B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61256693A JPH0810294B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 焦点検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110412A true JPS63110412A (ja) | 1988-05-14 |
JPH0810294B2 JPH0810294B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=17296164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61256693A Expired - Fee Related JPH0810294B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 焦点検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810294B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009053721A (ja) * | 2001-08-10 | 2009-03-12 | Canon Inc | レンズ鏡筒 |
US8322509B2 (en) | 2007-09-07 | 2012-12-04 | Tohoku Seiki Industries, Ltd. | Solar cell module conveyer line |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58159510A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-21 | Nippon Seimitsu Kogyo Kk | 光学機器の焦点調節装置 |
JPS58162915A (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-27 | Nippon Seimitsu Kogyo Kk | 光学機器のフオ−カシング装置 |
JPS58190165A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Hitachi Ltd | 自動焦点調整装置 |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP61256693A patent/JPH0810294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58159510A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-21 | Nippon Seimitsu Kogyo Kk | 光学機器の焦点調節装置 |
JPS58162915A (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-27 | Nippon Seimitsu Kogyo Kk | 光学機器のフオ−カシング装置 |
JPS58190165A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Hitachi Ltd | 自動焦点調整装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009053721A (ja) * | 2001-08-10 | 2009-03-12 | Canon Inc | レンズ鏡筒 |
US7515200B2 (en) | 2001-08-10 | 2009-04-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing apparatus, focus adjustment method, and focus adjustment computer control program |
JP4630927B2 (ja) * | 2001-08-10 | 2011-02-09 | キヤノン株式会社 | レンズ鏡筒 |
US8322509B2 (en) | 2007-09-07 | 2012-12-04 | Tohoku Seiki Industries, Ltd. | Solar cell module conveyer line |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0810294B2 (ja) | 1996-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |