JPS6311029Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6311029Y2
JPS6311029Y2 JP1983009355U JP935583U JPS6311029Y2 JP S6311029 Y2 JPS6311029 Y2 JP S6311029Y2 JP 1983009355 U JP1983009355 U JP 1983009355U JP 935583 U JP935583 U JP 935583U JP S6311029 Y2 JPS6311029 Y2 JP S6311029Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
handle
heat generating
heating wire
generating unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983009355U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59114389U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP935583U priority Critical patent/JPS59114389U/ja
Publication of JPS59114389U publication Critical patent/JPS59114389U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6311029Y2 publication Critical patent/JPS6311029Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車や自動二輪車等のヒータ付ハン
ドルに関する。
従来例の構成とその問題点 一般に自動車や自動二輪車等において、冬期の
運転を便利にするために第1図に示すようにハン
ドル1に電熱ヒータ2を組み込んだものが見られ
る。第2図はその電熱ヒータ2を示し、図中の3
はリード線、4はサーモスタツト付防水型スイツ
チ、5は接続端子である。
ところで前記電熱ヒータ2は第3図に示すよう
に麻布6と綿布7を重ね合せてなるベースシート
の内側に石綿被覆電気抵抗線8を配線して構成さ
れ、これをハンドル1に被着し、さらにその上に
軟質樹脂防水被覆9を被着しており、実使用状態
において、手で握つた状態でハンドル操作をする
場合の機械的強度(引張、ねじり、圧縮等)の配
慮がなく、前記石綿被覆電気抵抗線8が移動した
り断線しやすい。また、石綿被覆電気抵抗線8が
手に感じて操作がしにくく、さらに熱がハンドル
に逃げて速暖ができないなどの問題があつた。
考案の目的 本考案は上記従来の問題に留意し、電気発熱線
およびこの電気発熱線を有する発熱ユニツトの機
械的強度と熱伝導性を向上させ、さらに、表面の
均熱もはかり、より快適なハンドル操作ができる
ヒータ付ハンドルを提供することを目的とするも
のである。
考案の構成 前記目的を達成するため本考案はハンドルの外
周に電熱式の発熱ユニツトを設けるものにおいて
ハンドル側には断熱材を設け、外側には外皮を設
けるとともにこの外皮と発熱ユニツトを密着さ
せ、前記発熱ユニツトは均熱箔に内側に発熱線を
配線しかつ固着したヒータ付ハンドルの構成とし
たもので、発熱ユニツトの組込が安定になり、ま
た、表面は均熱板によつて均熱化されるとともに
速熱性が向上し、断熱材によつてハンドル本体へ
熱が逃げるのを抑えることができるものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を第4図〜第8図にもと
づき説明する。
第4図において10は自動車のハンドル本体で
あり、金属よりなる芯体11と、その外周にモー
ルドされた合成樹脂部材12と、その外周に被着
した断熱材13よりなつている(第6図参照)。
前記ハンドル本体10の外周にはシート状の発熱
ユニツト14が被着され、発熱ユニツト14の外
周には外皮15を被着してある。
前記シート状の発熱ユニツト14はアルミより
なる均熱箔16と、この均熱箔16の内面に固着
した発熱線17よりなつており、均熱箔16は内
面にポリエチレンなど、低融点軟質樹脂材料をコ
ーテイングしてあり、発熱線17は第8図に示す
ようにケブラまたはテトロン等よりなる芯糸18
に扁平に加工した電熱線19をスパイラル状に巻
きつけ、その外側に耐熱塩ビ樹脂、シリコン樹
脂、弗素樹脂等の高融点軟質樹脂材料よりなる内
側外皮20を設け、その外側に前記内側外皮20
より低い融点の軟質樹脂材料、たとえばポリエチ
レン樹脂よりなる外側外皮21を有している。そ
して前記発熱線17は外側外皮21を加熱して均
熱箔16の低融点軟質樹脂材料をコーテイングし
た内面に溶着されている。
なお、ハンドル本体10は握りやすくするため
にモールドした合成樹脂部材12の肉厚を薄くし
てある。また、ハンドル操作時のねじり力および
引張り力等に耐えるために断熱材13、発熱ユニ
ツト14、外皮15等の各積層間に若干の接着剤
を使用して部分的に固定したり、もつとも大きい
力を受ける部分には結策糸等で補強してもよく、
外皮15に使用している結策糸22で全体を強く
締めつけるようにしてもよい。また、配線された
発熱線17のピツチ間には熱伝導性がよく、か
つ、発熱線17が表面に浮き出ない程度の硬さを
有するウレタンなどの発泡樹脂またはカーボン入
り塩ビ樹脂その他シリコン樹脂等を設け、前記発
熱線17が外皮15の表面に浮き出ないようにす
ることが好ましい。また、前記発熱線17は第9
図および第10図に示すようにハンドル本体の円
周方向または、円周に沿つたジグザグ状いずれの
配線であつてもよい。
上記構成のヒータ付ハンドルは、ハンドル本体
に組み合わせた発熱ユニツト14は発熱線17が
均熱箔16の内面に密着されているため、表面温
度にムラが少なく、均一に暖めることができる。
また、発熱線17と均熱箔16が熱溶着されてい
るため、均熱箔16に熱伝導がよく、速熱性が得
られる。さらに、発熱線17は均熱箔16に固定
されていることから、ハンドル操作時にねじり、
引張り等の力が加わつたとき、前記発熱線17が
移動したりして断線することがない。前記発熱線
17をもつシート状の発熱ユニツト14、断熱材
13、外皮15等は接着され、ゆるみ、たるみ等
がなく、断熱材15で熱がハンドル本体10に逃
げるのを防ぐことができる。
考案の効果 以上説明したように本考案のヒータ付ハンドル
は発熱ユニツトが安定に組み込まれ、また、表面
温度が均一となり、さらに熱の逃げが少なく、快
適なハンドル操作をすることができるものであ
り、その実用的効果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の正面図、第2図は従来の
ハンドル用電熱ヒータの構成図、第3図は同要部
断面図、第4図は本考案の一実施例のヒータ付ハ
ンドルの断面図、第5図はハンドル本体の平面
図、第6図は同断面図、第7図は発熱ユニツトの
構成図、第8図は同発熱ユニツトの発熱線の構成
図、第9図,第10図はそれぞれハンドルの発熱
線の配線説明図である。 10……ハンドル本体、13……断熱材、14
……発熱ユニツト、15……外皮、16……均熱
箔、17……発熱線、18……芯糸、19……電
熱線、20……内側外皮、21……外側外皮。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外周に断熱材を設けたハンドル本体と、前記
    断熱材上に重ねられたシート状の発熱ユニツト
    と、前記発熱ユニツト上に重ねられた外皮より
    なり、前記発熱ユニツトは均熱箔の内面に発熱
    線を配線し、かつ、固着して構成され、前記発
    熱ユニツトと外皮を密着させたことを特徴とす
    るヒータ付ハンドル。 (2) 均熱箔は内面に樹脂コーテイング部を有し、
    発熱線は低融点樹脂よりなる外側外皮を有し、
    前記外側外皮を前記樹脂コーテイング部に溶着
    してなる実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のヒータ付ハンドル。 (3) 発熱線は芯糸と、前記芯糸に巻かれた電熱線
    と、電熱線の上にチユービングされた耐熱性の
    樹脂よりなる内側外皮と、前記内側外皮の上に
    チユービングされ低融点樹脂よりなる外側外皮
    よりなる実用新案登録請求の範囲第1項または
    第2項に記載のヒータ付ハンドル。
JP935583U 1983-01-25 1983-01-25 ヒ−タ付ハンドル Granted JPS59114389U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP935583U JPS59114389U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 ヒ−タ付ハンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP935583U JPS59114389U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 ヒ−タ付ハンドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59114389U JPS59114389U (ja) 1984-08-02
JPS6311029Y2 true JPS6311029Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=30140820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP935583U Granted JPS59114389U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 ヒ−タ付ハンドル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59114389U (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659828B2 (ja) * 1984-10-15 1994-08-10 松下電器産業株式会社 車輌用ハンドル
JPH0659829B2 (ja) * 1984-10-15 1994-08-10 松下電器産業株式会社 車輌用ハンドル
DE102012000977A1 (de) * 2011-04-06 2012-10-11 W.E.T. Automotive Systems Ag Heizeinrichtung für komplex geformte Oberflächen
JP5678914B2 (ja) * 2012-03-21 2015-03-04 豊田合成株式会社 車載用のヒータエレメント
JP5975008B2 (ja) * 2013-09-27 2016-08-23 豊田合成株式会社 ステアリングホイール用のヒータエレメント
FR3101597A1 (fr) * 2019-10-03 2021-04-09 Autoliv Development Ab Câblage supporté par nappe

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021855B2 (ja) * 1972-11-20 1975-07-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021855U (ja) * 1973-06-27 1975-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021855B2 (ja) * 1972-11-20 1975-07-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59114389U (ja) 1984-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5032835B2 (ja) 電熱ヒータ付きグリップ部材
JPS5981252A (ja) リム部に発熱体を有するステアリングホイ−ル
JPS6311029Y2 (ja)
JPH0422753B2 (ja)
JPS6018447A (ja) 車輌用ハンドル
CN111439296A (zh) 一种带有发热功能的方向盘
JPS6194869A (ja) 車輌用ハンドル
JPS6018472A (ja) 車輌用ハンドル
JPS6324866B2 (ja)
JPS6194868A (ja) 車輌用ハンドル
JPS61122069A (ja) 車輛用ハンドル
JPS59206269A (ja) 車輌用ハンドル
JP5975008B2 (ja) ステアリングホイール用のヒータエレメント
JPH0625916Y2 (ja) ヒータユニット
JPS6181273A (ja) ステアリングホイ−ル
JPH0353985Y2 (ja)
JPH09140632A (ja) 便座用ヒーター
JPS6123259Y2 (ja)
CN212473630U (zh) 一种带有发热功能的方向盘
JPS6181274A (ja) ステアリングホイ−ル
JPS6324867B2 (ja)
JP2010125902A (ja) グリップ用ヒータ
JPH0521277Y2 (ja)
JPH0270394U (ja)
JPS6350797Y2 (ja)