JPS63109967A - プレコ−ト紙の研削方法 - Google Patents
プレコ−ト紙の研削方法Info
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- JPS63109967A JPS63109967A JP25531486A JP25531486A JPS63109967A JP S63109967 A JPS63109967 A JP S63109967A JP 25531486 A JP25531486 A JP 25531486A JP 25531486 A JP25531486 A JP 25531486A JP S63109967 A JPS63109967 A JP S63109967A
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Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
この発明は連続に巻取られたプレコート紙表面に連続状
態で微細な傷をつける研削方法に関するものである。
態で微細な傷をつける研削方法に関するものである。
〈従来の技術とその問題点〉
一般的に塗装乾燥後さらに再塗装を必要とする場合、下
11mm科の表面にサンドペーパー、研削ロールなどで
微細な傷をつけるならば再塗装する上 −塗塗料との密
着強度が増大することは知られている。
11mm科の表面にサンドペーパー、研削ロールなどで
微細な傷をつけるならば再塗装する上 −塗塗料との密
着強度が増大することは知られている。
内装建材や家具等に用いられるアミノアルキッド、ポリ
ウレタン、エポキシ、不飽和ポリエステルなどの樹脂塗
料においてもしばしば上記のような方法が採られている
。
ウレタン、エポキシ、不飽和ポリエステルなどの樹脂塗
料においてもしばしば上記のような方法が採られている
。
しかしながら、化粧紙を合板、パーティクルボードなど
の基材に貼り合わせた化粧板の状態でライン的に上記方
法を実施する場合には、化粧板の下部をコンベヤやガイ
ドロールで支えながら表面を研削するため、化粧板のア
バレ、および面積の大きいものはその水平を維持するた
めに強大な力を必要とし、表面の研削傷は著しく不均一
となり、ひいては下塗塗料の塗布量も多く、研削傷の多
い分、当然再塗装も多くなり、通常より高価にならざる
を得なかった。
の基材に貼り合わせた化粧板の状態でライン的に上記方
法を実施する場合には、化粧板の下部をコンベヤやガイ
ドロールで支えながら表面を研削するため、化粧板のア
バレ、および面積の大きいものはその水平を維持するた
めに強大な力を必要とし、表面の研削傷は著しく不均一
となり、ひいては下塗塗料の塗布量も多く、研削傷の多
い分、当然再塗装も多くなり、通常より高価にならざる
を得なかった。
一方、比較的塗布量の抑えられる化粧紙に予め塗装を施
したプレコート紙の場合は、その製造過程において乾燥
に高温を要し、塗膜を硬化させると同時に原紙の含水率
も下がるため、プレコート紙全体が脆くなり、該プレコ
ート紙を物理的に支えながら研削すると、研削装置と下
部の支えに挟まれたプレコート紙の表裏面への圧力の微
量調整ができないため、切断しやすく、連続的な巻取り
状態で研削することは非常に困難であった。
したプレコート紙の場合は、その製造過程において乾燥
に高温を要し、塗膜を硬化させると同時に原紙の含水率
も下がるため、プレコート紙全体が脆くなり、該プレコ
ート紙を物理的に支えながら研削すると、研削装置と下
部の支えに挟まれたプレコート紙の表裏面への圧力の微
量調整ができないため、切断しやすく、連続的な巻取り
状態で研削することは非常に困難であった。
く問題点を解決するための手段〉
本発明者は上記した従来法の問題点に鑑み、プレコート
紙に均一で微細な傷をつけ、塗布量の少ない経済的な再
塗装のできるコート紙を得るべく検討した結果、この発
明に至ったものである。
紙に均一で微細な傷をつけ、塗布量の少ない経済的な再
塗装のできるコート紙を得るべく検討した結果、この発
明に至ったものである。
即ち、この発明はN経巻取り方式によるプレコート紙の
表面塗膜を研削する方法において、ガイドロール間の張
力調整を行なったのち、上部の研削装置とプレコート紙
の接する個所の下部を機械的または物理的に支えること
なく、ガイドロールの上下部11)ti置によりプレコ
ート紙の表面を研削装置に接触させてプレコート紙表面
の塗膜を研削することを特徴とするプレコート紙の研削
方法を提供するものである。
表面塗膜を研削する方法において、ガイドロール間の張
力調整を行なったのち、上部の研削装置とプレコート紙
の接する個所の下部を機械的または物理的に支えること
なく、ガイドロールの上下部11)ti置によりプレコ
ート紙の表面を研削装置に接触させてプレコート紙表面
の塗膜を研削することを特徴とするプレコート紙の研削
方法を提供するものである。
〈作用〉
この発明において巻取り印刷コート紙としては、20〜
8094程度の紙や合成紙あるいは厚さが0.02〜0
.3闇程度の合成樹脂フィルムなどが用いられ、特に重
量が20〜35g補の薄葉紙が好ましい。その理由は、
価格が安価であるだけでなく、表面が平滑なため印刷適
正、コート適性にすぐれているためである。
8094程度の紙や合成紙あるいは厚さが0.02〜0
.3闇程度の合成樹脂フィルムなどが用いられ、特に重
量が20〜35g補の薄葉紙が好ましい。その理由は、
価格が安価であるだけでなく、表面が平滑なため印刷適
正、コート適性にすぐれているためである。
次に、上記薄葉紙の表面に通常のグラビヤ印刷装置など
により単色または模様を形成し、さらに塗料を塗装する
が、この塗料にはワックス、シリコンなど離型性の添加
剤は使用ぜず、米坪当り固形分換算で約10〜30g塗
装する。塗装に用いる合成樹脂塗料としては、一般的な
内装建材および家具の場合、アミノアルキッド、メラミ
ン、ウレタン、エポキシ、不飽和ポリエステルなどがあ
るが、価格面でアミノアルキッドが好ま、しい。
により単色または模様を形成し、さらに塗料を塗装する
が、この塗料にはワックス、シリコンなど離型性の添加
剤は使用ぜず、米坪当り固形分換算で約10〜30g塗
装する。塗装に用いる合成樹脂塗料としては、一般的な
内装建材および家具の場合、アミノアルキッド、メラミ
ン、ウレタン、エポキシ、不飽和ポリエステルなどがあ
るが、価格面でアミノアルキッドが好ま、しい。
次に巻取り状態になった簿菓塗装紙(プレコート紙)の
研削は、第1図に概念図として示すように、巻出し部1
、研削部2、巻取り部3および図示省略したが集塵機よ
りなる研削機を用し)るが、前述の板状物の研削とは異
なり、研削物である塗装紙4の下部にはコンベヤ、ガイ
ドロールなど研削物を直接支える方法ではなく、塗装紙
4にかかる張力の強弱と下部ガイドロール5.5の上下
調節により研削程度を調整し、塗装紙4の表面に微細な
傷をつけるものである。
研削は、第1図に概念図として示すように、巻出し部1
、研削部2、巻取り部3および図示省略したが集塵機よ
りなる研削機を用し)るが、前述の板状物の研削とは異
なり、研削物である塗装紙4の下部にはコンベヤ、ガイ
ドロールなど研削物を直接支える方法ではなく、塗装紙
4にかかる張力の強弱と下部ガイドロール5.5の上下
調節により研削程度を調整し、塗装紙4の表面に微細な
傷をつけるものである。
なお、この研削に用いる研削ロール6は不織布研磨材で
粒度80〜1200番のものが適当である。
粒度80〜1200番のものが適当である。
この発明において、プレコート紙(塗装紙)4にかかる
張力は巻出し部1のブレーキと巻取り部3の周速により
調整)ることができる。
張力は巻出し部1のブレーキと巻取り部3の周速により
調整)ることができる。
さらに、研削ロール6とプレコート紙4の接点裏側には
ローラーやコンベヤのような受けがないため、20〜s
og孟程度の強度の弱い脆くなったプレコート紙であっ
ても切断することなく連続的に研削することができ、表
面に必要な粗さの(=を紙幅全体にムラなく均一につけ
ることができる。
ローラーやコンベヤのような受けがないため、20〜s
og孟程度の強度の弱い脆くなったプレコート紙であっ
ても切断することなく連続的に研削することができ、表
面に必要な粗さの(=を紙幅全体にムラなく均一につけ
ることができる。
〈実施例〉
以下、この発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1
重さ23部補、幅1270uの薄葉紙にグラビヤ印刷機
で常用のグラビヤインクを用いて木目模様を印刷した。
で常用のグラビヤインクを用いて木目模様を印刷した。
次いで上記印刷紙表面にアミノアルキッド樹脂(固形分
55%)90部、酸性触媒(50%溶液)10部および
適量の溶剤よりなる透明塗料を全面に塗布し、160℃
で20秒間乾燥して塗料の硬化を行なった。なお塗料の
塗布量は固形分換算で15部補とした。
55%)90部、酸性触媒(50%溶液)10部および
適量の溶剤よりなる透明塗料を全面に塗布し、160℃
で20秒間乾燥して塗料の硬化を行なった。なお塗料の
塗布量は固形分換算で15部補とした。
その後研削機に粒度80番の不織布研削ロールを取付け
、1分間当り1500回転で回転させ、上記プレコート
紙を60m/分で巻取りながら、徐々に巻出し部のブレ
ーキを調整し、第2図のようにガイドロールA、8間で
プレコート紙4がたるまないように調整の後、ロールA
、Bの上下駆動装置(図示省略)により研削ロール6と
プレコート紙4表面を第3図のように接触させ、連続的
に研削しながら巻取り部3に巻取った。
、1分間当り1500回転で回転させ、上記プレコート
紙を60m/分で巻取りながら、徐々に巻出し部のブレ
ーキを調整し、第2図のようにガイドロールA、8間で
プレコート紙4がたるまないように調整の後、ロールA
、Bの上下駆動装置(図示省略)により研削ロール6と
プレコート紙4表面を第3図のように接触させ、連続的
に研削しながら巻取り部3に巻取った。
次に アミノアルキッド樹脂(グロス)45部アミノア
ルキッド樹脂(マット)40部酸性触! (
50%溶液)10部シリコン樹脂溶液
5部溶剤 適量の配合より
なる半透明塗料を全面に塗布し、180℃、20秒間の
乾燥を行なって塗料の硬化を行なった。なお塗料の塗布
量は固形分換算で5g4とした。
ルキッド樹脂(マット)40部酸性触! (
50%溶液)10部シリコン樹脂溶液
5部溶剤 適量の配合より
なる半透明塗料を全面に塗布し、180℃、20秒間の
乾燥を行なって塗料の硬化を行なった。なお塗料の塗布
量は固形分換算で5g4とした。
その後、表面の再塗装状態を確認したが、研削傷もなく
、下塗り、上塗りの層間剥離も見られなかった。
、下塗り、上塗りの層間剥離も見られなかった。
実施例2
重さ80q4、幅1270闇の樹脂混抄紙にグラビヤ印
刷橢を用いて常用のグラビヤ用インクを単色刷りした。
刷橢を用いて常用のグラビヤ用インクを単色刷りした。
次いで、上記印刷紙表面にポリウレタン樹脂(固形分4
5%)65部、イソシアネート(固形分50%)35部
と適量の溶剤を配合した透明塗料を全面に塗布し、18
0℃で30秒間乾燥して塗料の硬化を行なった。なお塗
料の塗布Φは固形分aiで10部補とした。
5%)65部、イソシアネート(固形分50%)35部
と適量の溶剤を配合した透明塗料を全面に塗布し、18
0℃で30秒間乾燥して塗料の硬化を行なった。なお塗
料の塗布Φは固形分aiで10部補とした。
その後研削橢に粒度100番の不織布研削ロールを取付
け、1分間当り1500回転で回転させ、上記プレコー
ト紙を40m/分で巻取りながら徐々に巻出し部のブレ
ーキを調整し、ガイドロールA、Bの間でプレコート紙
がたるまないように調整した後、ガイドロールA、Bの
上下駆*@’11により研削ロールとプレコート紙表面
を接触させ、連続的に研削しながら巻取った。
け、1分間当り1500回転で回転させ、上記プレコー
ト紙を40m/分で巻取りながら徐々に巻出し部のブレ
ーキを調整し、ガイドロールA、Bの間でプレコート紙
がたるまないように調整した後、ガイドロールA、Bの
上下駆*@’11により研削ロールとプレコート紙表面
を接触させ、連続的に研削しながら巻取った。
次に ポリウレタン樹脂(クロス)35部ポリウレタン
樹脂(マット)30部 イソシアネート硬化剤 35部溶剤
適量の配合よりなる半透明塗料を
全面に塗布し、200℃で30秒間乾燥して塗料の硬化
を行なった。
樹脂(マット)30部 イソシアネート硬化剤 35部溶剤
適量の配合よりなる半透明塗料を
全面に塗布し、200℃で30秒間乾燥して塗料の硬化
を行なった。
なお塗料の塗布量は固形分換算で5g4とした。
得られたプレコート紙表面の再塗装状態を確認したが、
研削傷もなく、下塗り、上塗りの層間剥離も見られなか
った。
研削傷もなく、下塗り、上塗りの層間剥離も見られなか
った。
〈発明の効果〉
以上説明したように、この発明のプレコート紙の研削方
法は薄葉印刷紙に塗料を塗布する場合、乾燥に高温を要
し、厚紙の含水率が下がると同時にIIEJも硬化させ
るため、プレコート紙全体が脆くなり、従来の研削方法
では連続的に巻取り状態で研削することはできなかった
ものをプレコート紙の張力を利用して研削するため、研
削ロールに対する圧力の微量調整が可能となり、研削時
にプレコート紙を切1!liづることなく連続的に、し
かも全面均一な傷を発生させることができるという大き
な効果を有するのである。
法は薄葉印刷紙に塗料を塗布する場合、乾燥に高温を要
し、厚紙の含水率が下がると同時にIIEJも硬化させ
るため、プレコート紙全体が脆くなり、従来の研削方法
では連続的に巻取り状態で研削することはできなかった
ものをプレコート紙の張力を利用して研削するため、研
削ロールに対する圧力の微量調整が可能となり、研削時
にプレコート紙を切1!liづることなく連続的に、し
かも全面均一な傷を発生させることができるという大き
な効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の研削方法の概略説明図、第2図およ
び第3図は研削ロールとプレコート紙を接触させる場合
の張力の状態を示す説明図である。 出願人代理人 弁理士 和 1)昭第1図 第2図 第3図
び第3図は研削ロールとプレコート紙を接触させる場合
の張力の状態を示す説明図である。 出願人代理人 弁理士 和 1)昭第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 連続巻取り方式によるプレコート紙の表面塗膜を研削す
る方法において、ガイドロール間の張力調整を行ったの
ち、上部の研削装置とプレコート紙の接する個所の下部
を機械的または物理的に支えることなく、ガイドロール
の上下駆動装置によりプレコート紙の表面を研削装置に
接触させてプレコート紙表面の塗膜を研削することを特
徴とするプレコート紙の研削方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25531486A JPS63109967A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | プレコ−ト紙の研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25531486A JPS63109967A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | プレコ−ト紙の研削方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63109967A true JPS63109967A (ja) | 1988-05-14 |
Family
ID=17277056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25531486A Pending JPS63109967A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | プレコ−ト紙の研削方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63109967A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446754A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-17 | Rootasu Shoji Kk | 不要機密書類の表面研削機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6316955A (ja) * | 1986-07-07 | 1988-01-23 | Japan Steel Works Ltd:The | 薄板研摩方法 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP25531486A patent/JPS63109967A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6316955A (ja) * | 1986-07-07 | 1988-01-23 | Japan Steel Works Ltd:The | 薄板研摩方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446754A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-17 | Rootasu Shoji Kk | 不要機密書類の表面研削機 |
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