JPS63109939A - 立体形パレツト交換装置 - Google Patents

立体形パレツト交換装置

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JPS63109939A
JPS63109939A JP25334586A JP25334586A JPS63109939A JP S63109939 A JPS63109939 A JP S63109939A JP 25334586 A JP25334586 A JP 25334586A JP 25334586 A JP25334586 A JP 25334586A JP S63109939 A JPS63109939 A JP S63109939A
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JP
Japan
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pallet
workpiece
mounting jig
workpieces
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP25334586A
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English (en)
Inventor
Susumu Imai
進 今井
Yasutoshi Uchida
内田 耕年
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63109939A publication Critical patent/JPS63109939A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices
    • B23Q7/1431Work holder changers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 各種ワークに対応した専用の自動開閉可能な取付治具を
有するパレットの交換装置に関する。
〔従来の技術〕
マシニングセンタへパレットを搬出入するパレットチェ
ンジャとしては、従来、ロータリタイプとかシャトルタ
イプと呼ばれる平面内に1つあるいはせいぜい2つのパ
レットを収納しておいて、搬出入装置によってそのパレ
ットを交換していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のパレットチェンジャにおいては、パレッ
トを平面内で支持し載置しであることからパレットを交
換する数が限定されていた。従ってさらに多くのパレッ
トを交換するにはパレットを収納するパレット支持部の
床面積を必要とすると言う問題点があった。また、パレ
ット上に取付治具を固定していてもパレットをマシニン
グセンタ側へ搬出した後は、そのパレットの個々に更に
別のクランプ装置を取付け、あるいは手作業によってワ
ークを把持しなければならなかった。そのため、テーブ
ル上でワークを反転させたり持上げたりする段取り作業
は困難であり、時間もかかるし、安全性の上でも問題が
あった。
本発明は上記事情に鑑み提案されたもので、各種ワーク
をテーブル上で段取り作業が可能なように自動的にクラ
ンプ・アンクランプできる取付治具を備えたパレットを
複数個同時装着することで、各種のワークに対応した多
用性をもたせた、しかも床面積の少ない経済的な、複数
のパレットを短時間で交換できる能率的な、そしてパレ
ット上の切粉除去が簡単な、生産性の高い立体形パレッ
ト交換装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決するために、パレット支持体
からマシニングセンタ等工作機械のテーブルにバレ7)
を搬出入するパレット交換装置において、パレット搬出
入方向と平行かつ水平に設けられた回転軸と、該回転軸
を中心に旋回割出し可能に設けられ多数のパレット取付
面を有するパレット支持体と、該パレット支持体を旋回
割出しする駆動源と、前記パレット支持体を所定位置に
位置決めするパレット位置決め装置と、前記パレット支
持体上の特定位置に割出されたパレットを前記テーブル
との間で搬出入すべく前記パレット支持体近傍にあって
パレットを選択的に係合し搬出するパレット搬出入装置
と、前記パレットに組込まれた各種ワークに対応する取
付治具を流体圧カップリングと係合し流体圧の作用によ
って自動的にワークをクランプ・アンクランプするため
のカップリング装置と、該カップリング装置を駆動する
ためのカップリング駆動装置とから成ることを特徴とす
る立体形パレット交換装置とした。
〔作用〕
各種ワークに対応する取付治具を備えた複数のパレット
を、順次回転軸によって旋回割出し可能に設けられてい
るパレット支持体に装着する。スケジュールに従って送
られてくるワークに対応した取付治具を備えたパレット
を、パレット駆動源で駆動し旋回割出ししてパレット位
置決め装置によって位置決めする。その後パレット搬出
入装置によって前記パレットを工作機械のテーブル上に
搬入する。パレット上には別の搬送装置によってワーク
が搬送される。次いで、カップリング駆動装置を駆動さ
せ、カップリング装置によって流体圧を供給しテーブル
上でワークを段取りしながら取付治具に自動的にクラン
プし、テーブルのX方向、Y方向の動きによって加工エ
リアに送りスケジュールに従ったワークの加工を行なう
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて更に詳細に説
明する。
第1図(イ)は本発明を実施した立体形パレット交換装
置の全体正面図を示し、第1図(u)は同平面図を示し
、第2図は第1図(El)におけるI−1断面図でパレ
ット支持体である回転体の詳細図を示す。
第1図および第2図において明らかなように、マシニン
グセンタ1の前方が加工エリア2となっていて、各種取
付治具を予め組込んだバレットPを支持するパレット支
持体である回転体5からパレット搬出入装置3によって
マシニングセンタ1側ヘバレツ)Pを搬入し、各種ワー
クをパレット上の各種取次治具で把持してテーブル4の
X方向およびY方向の動きによってスケジュールに従っ
た加工が進められる。
加工エリア2の前方には、上述した回転体5の設けられ
た枠本体6が配設され回転可能に支持されたバレン)P
が収納されている。この枠本体内には前記回転体5の駆
動源であるインデックスモーク7や歯車列8等が内蔵さ
れている。
前記回転体5は、全体として略ドラム状に形成されてい
るがパレットPをクランプするべく外周に4面の突出面
が形成されている。そしてパレット搬出入装置3によっ
てバレン+−pを水平面内で移動する際、その搬出入さ
れるバレン)Pが回転体5の上面と同一平面上で載置さ
れる高さに回転軸9によって回転自在に軸承されている
。回転体5には4面それぞれにパレソ)Pを周知の方法
でクランプしておいて、適宜クランプを緩めローラ等に
ガイドされて搬出入される。
前記回転体5を軸承している回転軸9は、枠本体6の前
後に設けられた軸受箱10,11内の軸受12.13を
介して回転自在であり、回転軸9の一端(前方)には歯
車14が固着されている。
この歯車14は回転体5の駆動源であるインデックスモ
ーク7に歯車列8を介して連結していて、適宜割出され
パレット交換が行なわれる。
前記回転軸9に連結された歯車の下方には、枠本体6に
取付けられた位置決め装置f15があって、シリンダ1
6によって先端に設けられた位置決め部材17をドク1
8とリミットスイッチ19で調整、確認しながら前後動
させ、回転体前面に螺着された円板20に刻設されてい
る位置決め溝21に保合固定させる。この位置決め溝2
1は、4面でクランプ支持されたパレットPに対応して
4ケ所設けられ、回転体前面に設けられている近接スイ
ッチ22等によって割出し位置を確認されている。
次に、パレット搬出入装置について説明する。
第3図(イ)はパレット搬出入装置の平面図を示し、第
3図(1m)はパレット搬出入装置のアームの揺動機構
を表わす断面図を示し、第3図(ハ)はパレットが搬出
入する際のストッパ機構であり第3図(イ)における■
−■断面図を示す。
第3図(イ)〜(ハ)において明らかなように、パレッ
ト搬出入装置3はテーブル4上にアームボックス30を
載設し、このアームボックス30内からアームボックス
30上面にまで立上って設けられ揺動軸29の先端に連
結されているアーム31の揺動によって、テーブル4と
回転体5との間でパレットPを交換するものである。
前記揺動軸29は、アームボックス3o内でピニオン3
2と連結していて軸受(回路)によって揺動自在に軸承
されている。アーム先端(上部)は、湾曲して形成され
最先端部にはバレッ)Pに係合する係合ピン3.3が設
けられている。
前記アームボックス30内には、水平面上で回転するピ
ニオン32に噛合してラック34が円筒部材35を介し
て設けられる。この円筒部材35の両端には、蓋36.
36がアームボックス3゜側面に螺着され、円筒部材内
部をシリンダ室35aに構成している。
ラック34の両端の細径軸34aにはピストン37が嵌
合し止め輪38等で連結されて、アームボックス30内
に嵌入された円筒部材内のシリンダ室35aを、回路の
油圧供給装置からの油圧供給によって矢印の如く左右に
摺動する。この左右の摺動によってピニオン32が揺動
し、該ピニオン32に連結したアーム31が揺動するこ
とになる。そして、そのアーム31の揺動角度を近接ス
イッチ39等で確認している。
前記アーム31先端部の係合ピン33は、パレット先端
側面に形成された係合部Paに係合し、S記号の如くの
軌跡をたどってパレyトPを搬出入する。
テーブル4から回転体5へと搬入されたパレットPは、
回転体5のパレットクランプ部の一方(テーブル側)に
取付ピン40で取付けられ、ばね付勢によって先端頂部
がバレッl−P下面より若干高い位置にあるように設け
られた、位置決め部材41の傾斜面を押し下げつつ移動
する。前記回転体5のパレットクランプ部の他方(回転
体側)には、ストッパ42が螺着されパレットPが搬入
された際パレット側面を当接することでストップされる
このストッパ42の近傍には、同様にパレットクランプ
部の一部に位置検知レバー43が取付けられている。略
り字形に形成された位置検知レバー43は、取付ピン4
4とばね付勢によって一辺がやや突出した方のL字形の
頂面がパレットP下面より若干高くなる位置に取つけら
れている。パレットPが搬入されると、位置検知レバー
43のL字形の一辺の頂面をばね付勢に抗して徐々に押
下げつつ、前記ストッパ42に当接するまで移動する。
取付ピン44を支点に若干揺動する位置検出レバー43
のL字形の他の一辺を位置検知レバー43の前方に設け
られている近接スイッチ47等によって検知し、パレッ
トの在場確認を行なっている。
パレットPがストッパ42に当接しストップすると同時
に、前記位置決め部材41はばね付勢によってパレット
側面の保合部Paに飛込み位置決めされる。
以上、回転体5とテーブル4との間におけるパレット搬
出入装置3について述べたが、本発明では搬出入される
パレットにそれぞれワーク形状に応じて、予めそのワー
ク形状に対応した取付治具を固着しである。即ち、丸物
ワークRWに対しては第5図<4> 、 (0)に示さ
れる取付治具を、角物ワークSWに対しては第6図(イ
”) 、 (III)に示される取付治具を、縁付き角
物ワークSWIに対しては第7図(() 、 (El)
に示される専用の取付治具を予めパレットPに固着して
おくのである。取付治具はもちろん上記に限定されるも
のでなく、各種のワーク形状に対応できるものであれば
良い。
上記各種取付治具は、通常油圧パワーチャックや皿ばね
等で各種ワークをクランプしており、アンクランプ状態
にしたい時に、オス形・メス形のカンプリングを嵌合さ
せて油圧等の流体圧によってクランプ状態を解除してい
る。上記オス形・メス形のカップリング等から成るカッ
プリング装置は前記全ての取付治具に共通に使用される
ものである。
次に、このカップリング装置とカップリング装置を駆動
させる駆動源であるシリンダーについて説明する。
第4図(イ)は各種取付治具へ油圧を供給するカップリ
ング装置とその駆動源たるシリンダーとを示し、第4図
(ロ)はカップリング装置の詳細であり第4図(イ)に
おけるa”部拡大図を示す。
第4図(イ)l(0)および第1図(ロ)において明ら
かなように、カップリング装置をテーブル4上のパレッ
トa出入装置3の側面に配置し、一方、各パレソ)P一
端部には流体圧の分配器(マニホルド)48を設けであ
る。そしてこのマニホルド48内に嵌入されているオス
形カップリング49に、メス形カップリング50を嵌入
させることで油圧供給を行なおうとするものである。
上述したように、マニホルド48内部にはオス形カンプ
リング49がシール部材を介して嵌入され、マニホルド
突起部内の固定ピン51からボルト52によって引張っ
て固定している。オス形カップリング49のマニホルド
48から突出した先端部は、円錐状に形成され、その円
錐状の外周に油路53やエアブロ−用の通路53a、密
着確認用エア通路53b等が軸心に向けて刻設され、軸
線方向に刻設された油路49a、エア通路49b。
49cに通じている。油路49aと53との交差する位
置には、止ねじ54で固定されたばね55によって鋼球
56が外周方向に付勢され通常は2つの油路49a、5
3とを遮断している。
前記オス形カップリング49は常時固定されていて、メ
ス形カップリング50が前後動じて嵌合する。メス形カ
ンプリング50はウレタンゴム等弾性部材57を介して
先端金具58に螺着されている。前記メス形カップリン
グ50は、前述したオス形カプリング49に嵌合すべく
内部が円錐状に形成されていて、前述したオス形カップ
リング49の油路53.エア通路53a、53bに対応
する位置に、それぞれ油路50a、エア通路50b、5
0cが刻設されている。この内、油路50内には止ねじ
59で固定されたばね60によって鋼球61が内周方向
に付勢されている。この鋼球61はオス形・メス形のカ
ップリングが離脱した時には、メス形カップリング50
内径の円錐状に形成された穴に向けて付勢され油路50
aを遮断している。両者が嵌合した時のみ、オス形カッ
プリング49の円錐状先端に押されて鋼球61がばね6
0付勢に抗して下がり、その結果として油路50aが開
放されジヨイント62を通じて油圧が供給されることに
なる。
前記マニホルド48には、例えば■、◎、■と複数のジ
ヨイント部が設けられ、囲路のジヨイント、フレキシブ
ルチューブ等を通じ各種取付治具へ配管され油圧が供給
されるようになっている。
これらがカンプリング装置63を構成する。
前記メス形カップリング50を螺着した先端金具には、
カップリング装置63の軸心上にピストンロッド64を
螺着してあり、ピストンロフト64の上方にはガイドを
兼ねた回り止めとしてのスプライン軸65がナツト66
によって取付けられている。前記ピストンロッド64と
スプライン軸65は底板67と底板67に立設したブラ
ケット68とリブ69から成るシリンダフート70に連
結されている。このシリンダフート70はテーブル4に
固着されていて、従ってテーブル4上のパレットPが加
工エリア2内に移動する時は、シリンダフート70も同
様に移動することになる。シリンダフート70にはエア
シリンダ71が固着され先端金具58およびメス形カッ
プリング50を前後動させる駆動源となっている。これ
らがカップリング駆動装置74を構成する。
前記スプライン軸65は、シリンダフート70上部に設
けられたメス形スプライン72に嵌合しエンドプレート
73に固着される。このエンドプレート73上部にはジ
ヨイント74が螺着され、このジヨイント74を通じて
回路の油圧供給源から供給された油圧をフレキシブルチ
ューブ等により前記メス形カップリング50に取付けで
あるジヨイント62に送り込んでいる。オス形・メス形
のカップリングを離脱するには、エアシリンダ71を駆
動させピストン軸97先端金具58を第4図(イ)の矢
印の左方向(想像線位置近傍まで)へ引込めば良い。
このように、オス形・メス形のカップリングを嵌脱する
ことによって、パレットP上に固着された各種取付治具
へ油圧を供給あるいはストップし、パレットP上の各種
ワークを自動的にクランプ・アンクランプすることがで
きる。
次に、各種ワークを取付ける各種取付治具についてそれ
ぞれ説明する。
まず丸物ワーク用取付治具について述べる。第5図(イ
)は丸物ワーク用取付治具の側面図を示し、第5図(ロ
)は第5図(イ)における■〜矢視図を示す。
第5図(イ)、 (0)において明らかなようにパレッ
トP上に底板80を螺着して、その底板80にブラケッ
ト81.リブ82を立設し油圧パワーチャック83等の
丸物ワークチャッキング機構を組込んだ装置を前記プラ
ケッ)81に螺着する。これらが丸物ワーク用取付治具
84を構成する。
前述したように、このパレットPにもマニホルド48が
取付けられていてオス形・メス形のカップリングを嵌合
させた時、マニホルド48の■。
◎、■のいずれかのジヨイント部を通じて油圧パワーチ
ャック一部に設けられた油圧供給口85に油圧が供給さ
れる。
前記油圧パワーチャック83は油圧が供給されることに
よって、ピストン等の軸方向の動きを模作用で前面に設
けられた複数のチャック86を径方向の動きに変換し、
丸物ワークRWを把持する機構となっている。
今度は、角物ワーク用取付治具について述べる。
第6図(イ)は角物ワーク用取付治具の平面図を示し、
第6図(El)は第6図(イ)におけるIV−IV断面
図を示す。
第6図(イ)、(0)において明らかなように、パレッ
トP上に取付治具本体90をボルト91で螺着して固定
部材92.固定サポート93.可動サポート94等を組
込んで角物ワーク用取付治具95を構成する。即ち、は
ぼパレットP全面にわたって設けられた取付治具本体9
0内部には、パレットP上面と平行に複数(本発明では
左右2対)の貫通穴90aが穿設されている。そしてこ
の貫通穴90aに直交する取付治具本体側面に、貫通穴
90aと中心を同一とし更に穴径を同程度に形成された
1部93aを有する固定サポート93を固着し、この固
定サポート93を囲むように固定部材92を取付治具本
体90に固着する。
貫通穴90aの反対側はシリンダ室90bとなっていて
、中心内部に穴が穿設された蓋96が取付けられている
。この蓋96を貫通して、一部がピストン97aを形成
したピストン軸97が前記シリンダ室90b内を矢印の
方向に摺動する。
ピストン軸97先@(固定サポート側)は細径部97b
となっていて、前述した貫通穴90a内には入込んでさ
らに固定サポート93のU部93a内にまで延設されて
いる。そしてこの細径部97bには皿ばね98が装着さ
れていて、エンドプレート99とダブルナツトで固定さ
れ前述した貫通穴90a内に収納され、前記ピストン軸
97を固定サポート93側に引張り込んだ状態としてい
る。ピストン軸97一端には、キーを介して可動サポー
ト94がボルト100によって螺着されている。前記シ
リンダ室90bに向けて取付治具本体90側面に油圧供
給口101が設けられ、マニホルド48からの油圧供給
によりピストン97aを皿ばね98に抗して矢印の右方
向に動かす。
つまり通常は皿ばね98の付勢力によってピストン軸9
7を固定サポート93側に引張り込み、固定サポート9
3先端に螺着した支持部が突起状の支持部材102と、
可動サポート94先端に螺着した押圧部が突起状の押圧
部材103によってワーク側面を押圧固定(クランプ)
するが、油圧供給によってピストン軸97を固定サポー
ト93側から離反させる方向(矢印右方向)に動かすこ
とで、押圧部材103の押圧力を解除(アンクランプ)
することになる。
丸物ワーク用取付治具の項で述べたように、パレットP
に取付けられたマニホルド48を通じて油圧が油圧供給
口101に供給されることで、取付治具本体90上面に
高さ位置調整可能に設けられたワーク受部材104上に
搬入されたワークをクランプ・アンクランプすることが
できる。
前述した角物ワークSWと異なり、縁付き角物ワークS
WIに対しては別の取付治具を使用する。
第7図(イ)は縁付き角物ワーク用取付治具平面図を示
し、第7図(0)は第7図(イ)における■−■断面図
を示す。
第7図(() 、 (1りにおいて明らかのように、パ
レットP上に取付治具本体110をボルトで螺着して固
定部材111.基準ブロック112.アーム113、押
圧部材114等を組込んで、縁付き角物ワーク用取付治
具115を構成する。即ち、はぼバレッ)P全面にわた
って設けられた取付治具本体110の四隅に固定部材1
11を立設し、この固定部材111内には底部がピスト
ン117aを形成し軸部に皿ばね118を装着したピス
トン軸117が嵌入されている。ピストン軸117は、
取付治具本体110に穿設されたシリンダ室110aに
嵌入し軸部が固定部材111を貫通して立上り、先端に
アーム113が回り止めボルト119で回転を規制され
ナツト120によって連結されている。
前記アーム113先端には、ワークの縁部を押圧する押
圧部が突起状に形成された押圧部材114が螺着されて
いる。また固定部材111の上方には、ピストン軸11
7外周表面に刻設されている略り字形のガイド溝117
aに係合すべく、先端が突起状のボルト122が螺着さ
れる。
取付治具本体110側面には、シリンダ室110aに向
けて油圧供給口123が設けられ、前述したと同様マニ
ホルド48を通じて油圧が供給され、ピストン117a
を上方に移動させる。即ち、通常はばね付勢によってピ
ストン117aを下方に引張り込んでおり(クランプ)
、油圧供給によってばね付勢に抗してピストン117a
を押上げ押圧力を解除(アンクランプ)しているのであ
る。
取付治具本体110平面上には、縁付き角物ワークSW
、を支持すべく均等に4個の基準ブロック124が固着
されていて、さらにワークの位置決めをするための位置
決めピン125が対角線上に設けられている。
前記基準ブロック124内には、ワークS W +が基
準ブロック124に確実に支持されていることを確認す
るためのエア通路124aが設けられていて、エアプロ
ーによる確認を行なっている。
ワークSWIが基準面■、■をストッパ126に当接し
ながら基準ブロック124上に支持され、位置決めピン
125によって位置決めされると、油圧供給を解除しば
ね付勢によってピストン軸117を下方に押付ける。ガ
イド溝117aにガイドされたピストン軸117の動き
でアーム113が揺動し、つれて押圧部材114が待機
位置(押圧部材114が縁部から離れた想像線の位置)
から縁部まで揺動し、ワークを押圧固定することになる
上述した丸物ワーク用取付治具84.角物ワーク用取付
治具95および縁付角物ワーク用取付治具115をそれ
ぞれパレットPに予め固着していて、前述した回転体か
らテーブル4側へスケジュールに従ってコンピュータの
指令により適宜搬入し、ロボット等別の搬送手段によっ
て送られてきた丸物ワークRW、角物ワークSWおよび
縁付き角物ワークSWlをそれぞれの取付治具で把持し
て加工エリア2内にパレットPを送り込むことになる。
以上説明したように、各種ワークに対応した専用の取付
治具を備えた立体形パレット交換装置の作用を説明する
予め定められている加工スケジュールに従って第1工程
が丸物ワークRW、第2工程が角物ワークSW、第3工
程が縁付角物ワークSW、、・・・と加工が行なわれる
場合、それらの各種ワークに対応する専用の取付治具を
、予め別の段取り台にてパレットに組込んでおいて、立
体形パレット支持体である回転体に送り込んで順次装着
させておく。
スケジュールに従って回転体5を割出し、第1工程の丸
物ワーク加工用取付治具84を組込んだパレットPを上
面(水平面上)に位置させるために、位置決め装置15
のシリンダー16を駆動させ位置決め部材17を回転体
5側の位置決め溝21から離脱させて、前記回転体5の
回転をフリーの状態とする。
インデックスモーク7と歯車列8によって割出された丸
物ワーク用取付治具84を組込んだパレットPは、パレ
ット搬出入装置3のアーム31を揺動しそのパレットP
をマシニングセンタ1のテーブル4に搬入する。該テー
ブル4に固定されたパレットPに第1工程の丸物ワーク
RWがロボット等別の搬送手段によって搬送される。
次いで、エアシリンダ71の駆動によりメス形カップリ
ング50を前進させ、パレットPに設けられているオス
形カンプリング49と嵌合させる。
まず丸物ワークRWの基準面を出すために、油圧供給に
よって丸物ワーク用取付治具84のパワーチャック83
が駆動し丸物ワークRWを把持し、テーブル4のX方向
およびY方向の動きで加工エリア2内に丸物ワークRW
を送り込んで基準面加工を行なう、基準面加工が終了し
たら、パレットをパレット搬出人位置に戻しワークRW
をアン・クランプ状態にしておいて、ロボット等により
ワークRWを反転させ再び把持し直して加工エリア2内
に送り込んで予定された加工を行なう。
加工が終了したら、前述と逆の動作によって加工済みワ
ークを取出し順次丸物ワークRWの加工を行ない1工程
終了となる。前述と逆の動作によって、丸物ワーク用取
付治具84を回転体5の空いている面上に戻し、次工程
に移る。
次工程が角物ワークSW加工の場合も、それに対応した
取付治具を組込んだパレットPを前述したと同様の動作
に従って予定の加工を行なう。即ち、テーブル4上にア
ーム31によって搬入されたパレットPに角物ワークS
Wが搬送されてくると、カップリング装置63を通じて
角物ワーク用取付治具95の取付治具本体シリンダ室9
0bに油圧が供給され、押圧部材63を引張り込み角物
ワークSWを把持する。前述した丸物ワークRW加工と
同様に基準面加工をまず行ない、テーブル上でワークを
反転したりの段取り作業を行なって再び把持し直して、
後は加工エリア2に送り込んで予定された加工を行なう
加工が終了したら、前述と逆の動作によって加工済みワ
ークを取出し順次角物ワークの加工を行ない1工程終了
となり、前述と逆の動作によって、角物ワーク用取付治
具95を回転体5の空いている面上に戻し、次工程に移
る。
次工程が縁付き角物ワークSW、加工の場合も、それに
対応した取付治具を組込んだパレットPを前述したと同
様の動作に従って予定の加工を行なう。即ち、テーブル
4上にアーム31によって搬入されたパレットPに縁付
き角物ワークsw、が搬送されてくると、カンプリング
装置63を通じて縁付き角物ワーク用取付治具115の
取付治具本体シリンダ室110aに油圧が供給され、ア
ーム113をガイド溝117aに沿って引張り込みアー
ム113を揺動させて縁部を押圧固定する。
前述した丸物ワークRWおよび角物ワークSW加工と同
様に基準面加工をまず行ない、テーブル上でワークを反
転したりの段取り作業を行なって再び把持し直して、後
は加工エリア2に送り込んで予定された加工を行なう。
上記のように、各種のワークに対応した専用の取付治具
を予め別の段取り台においてパレットに組込んでおき、
このパレットを立体形パレット支持体である4面の回転
体に装着し、テーブル側との間で適宜交換しながら加工
を進めて行くことができるので非常に能率的である。ま
たオス形・メス形のカップリングを嵌合することで油圧
の供給が行なわれ、自動的にパレット上の各種ワークを
クランプ・アンクランプすることができる。更に、パレ
ットを立体的に支持しているために床面積も少なくてす
み、各種取付治具を揃えておくことでワークの変化に対
応できる多用性のある発明となった。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、各種のワ一りに対
応した専用の取付治具を予め別の段取り台においてパレ
ットに組込んでおき、このパレットを旋回割出し可能な
パレット支持体に装着し、テーブル側との間で適宜短時
間で交換しながら加工を進めて行くことができるので非
常に能率的であり、取付治具を更に多くのワークに対応
させ得るように準備しておけばワークの変化に対応でき
る多用性のあるものとなる。またカンプリング装置によ
ってパレット上の各種ワークを自動的にクランプ・アン
クランプすることができる。そして回転形のパレット支
持体となっているため床面積が少なくて済み、パレット
上の切粉除去が簡単で、全体として生産性の高い立体形
パレット交換装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本発明を実施した立体形パレット交換装
置の全体正面図を示し、第1図(0)は同平面図を示し
、第2図は第1図(ロ)におけるI−I断面図でパレッ
ト支持体である回転体の詳細図を示し、第3図(イ)は
パレット搬出入装置の平面図を示し、第3図(II)は
パレット搬出入装置のアームの揺動機構を表わす断面図
を示し、第3図(ハ)はパレットが搬出入する際のスト
ッパ機構であり第3図(イ)における■−■断面図を示
し、第4図(イ)は各種取付治具へ油圧を供給するカッ
プリング装置とその駆動源たるシリンダーとを示し、第
4図(0)はカシプリング装置の詳細であり第4図(イ
)におけるmas部拡大図を示し、第5図(イ)は丸物
ワーク用取付治具の側面図を示し、第5図(ロ)は第5
図(イ)における■〜矢視図を示し、第6図(イ)は角
物ワーク用取付治具の平面図を示し、第6図(ロ)は第
6図(イ)におけるIV−rV断面図を示し、第7図(
イ)は縁付き角物ワーク用取付治具平面図を示し、第7
図(U)は第7図(イ)におけるV−V断面図を示す。 1・・・マシニングセンタ 3・・・パレット搬出入装置 5・・・パレット支持体(回転体) 7・・・駆動源(インデックスモータ)9・・・回転軸
      15・・・位置決め装置16・・・シリン
ダ     17・・・位置決め部材21・・・位置決
め溝    31・・・アーム33・・・係合ビン  
   37・・・ピストン48・・・マニホルド 49・・・オス形カップリング 50・・・メス形カップリング 56.61・・・鋼球     63・・・カップリン
グ装置64・・・ピストンロッド  71・・・エアシ
リンダ84・・・丸物ワーク用取付治具 90・・・取付治具本体   93・・・固定サポート
94・・・可動サポート 95・・・角物ワーク用取付治具 97・・・ピストン軸    102・・・支持部材1
03・・・押圧部材    110・・・取付治具本体
113・・・アーム 115・・・縁付角物ワーク用取付治具117・・・ピ
ストン軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パレット支持体からマシニングセンタ等工作機械のテー
    ブルにパレットを搬出入するパレット交換装置において
    、パレット搬出入方向と平行かつ水平に設けられた回転
    軸と、該回転軸を中心に旋回割出し可能に設けられ多数
    のパレット取付面を有するパレット支持体と、該パレッ
    ト支持体を旋回割出しする駆動源と、前記パレット支持
    体を所定位置に位置決めするパレット位置決め装置と、
    前記パレット支持体上の特定位置に割出されたパレット
    を前記テーブルとの間で搬出入すべく前記パレット支持
    体近傍にあってパレットを選択的に係合し搬出するパレ
    ット搬出入装置と、前記パレットに組込まれた各種ワー
    クに対応する取付治具を流体圧カップリングと係合し流
    体圧の作用によって自動的にワークをクランプ・アンク
    ランプするためのカップリング装置と、該カップリング
    装置を駆動するためのカップリング駆動装置とから成る
    ことを特徴とする立体形パレット交換装置。
JP25334586A 1986-10-24 1986-10-24 立体形パレツト交換装置 Pending JPS63109939A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10263977A (ja) * 1997-03-25 1998-10-06 Okuma Mach Works Ltd パレット交換機構

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579439B2 (ja) * 1977-02-22 1982-02-22
JPS6171943A (ja) * 1984-09-12 1986-04-12 Tsugami Corp マシニングセンタのパレツト交換装置

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