JPS63109370A - 塩基配列決定装置 - Google Patents

塩基配列決定装置

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JPS63109370A
JPS63109370A JP61256545A JP25654586A JPS63109370A JP S63109370 A JPS63109370 A JP S63109370A JP 61256545 A JP61256545 A JP 61256545A JP 25654586 A JP25654586 A JP 25654586A JP S63109370 A JPS63109370 A JP S63109370A
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light
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excitation light
wavelength
laser
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Hidehiko Fujii
藤井 英彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マクサム・ギルバート(Maxam−Gil
berむ)法又はサンガー(Sanger)法を利用し
て核酸の塩基配列を決定する装置に関し、特に蛍光法を
用いた塩基配列決定装置に関するものである。
(従来の技術) 蛍光法を用いた塩基配列決定装置では、蛍光物質でラベ
ルされた核酸断片を電気泳動ゲルの上端に注入してゲル
電気泳動法により分離し、電気泳動ゲルに励起光を照射
し、蛍光ラベルからの蛍光を検出して核酸塩基配列を決
定する。この核酸塩基配列決定方法については、例えば
特開昭60−242368号公報、特開昭60−220
860号公報、特開昭63−2077号公報やr Na
t、ure J誌第321号第674〜679ページ(
1986年)などに説明されている。
塩基配列決定装置の励起光の光源としてはおもにアルゴ
ンレーザ(波長488nm、514nm)が用いられて
いる。アルゴンレーザが使用される理由は、小型キセノ
ンランプや小型水銀ランプは使い易いが利用可能な光量
が少な過ぎ、逆に大型キセノンランプや大型水銀ランプ
では爆発の虞れがあり、放熱機構を必要とし、安定性の
点でも問題があるからである。
(発明が解決しようとする問題点) 励起光源としてアルゴンレーザを使用すると、装置が大
型化し、また、高価になるという問題がある。
小型で安価な光源として半導体レーザダイオードがある
。しかしながら、レーザダイオードの発振波長は780
nmより長波長側にある。塩基配列決定装置でラベルと
して使用される蛍光物質の吸収は460〜600nmに
あるので、レーザダイオードの波長ではこれらの蛍光物
質を励起することはできない。
レーザダイオードからの光の波長を1/2にする第2高
調波発生素子(以下、SHG素子という)があり、最近
では極めて効率の高いものも現われている。
しかし、レーザダイオードの発振波長は、いわゆる短波
長レーザダイオードと称されるAΩGaAs素子の発振
波長が800nm付近であり、また、いわゆる長波長レ
ーザダイオードと称されるInGaAsP素子の発振波
長が1300nm付近である。現在ではこれらの2種類
のレーザダイオードしか入手することができない。した
がって、これらのレーザダイオードの光の波長を単に1
/2に変換しても、そのままでは塩基配列決定装置の蛍
光ラベルの励起光とすることはできない。
本発明は、発振波長の異なる2種類のレーザダイオード
を光源として使用し、レーザダイオードによって蛍光ラ
ベルの励起を行なうようにすることによって、塩基配列
決定装置を小型化し、かつ。
安価にすることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の塩基配列決定装置では、励起光の光源として波
長の異なる2種類のレーザダイオードを設け、これらの
2種類のレーザダイオードの光出力をSHG素子に入射
させて混合し、このSHG素子の光出力のうちの所望の
周波数の光を周波数選別手段により取り出す。
(作用) SHG素子は、屈折率が電界に比例する項をもち、その
ために出力電界E outが入力電界Einの2乗の項
をもっことを利用した非線形素子である。
すなわち。
Eout=A・(Ein) 2 (ただし、Aは定数である) である。
Einとして1つの周波数からなる光を入れると、E 
outにはその2倍の周波数の光の成分が現われるが、
ここで仮にEinとして2つの異なった周波数fl、f
2の光を入れると、Eoutにはf++f:z、f+−
f2.2f+、2f=の成分が現われる。これらの成分
の光のうち蛍光ラベルを励起することのできる周波数の
光を選択して用いる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を概略的に表わしたものであ
る。
2は泳動管であり、泳動管2の内径は1.0mmである
。泳動管2中にはポリアクリルアミドのゲルが充填され
ている。泳動管2の上端及び下端はそれぞれ電解液4,
6に浸されており、両電解液4.6を通じて電源8から
泳動管2の両端に泳動電圧が印加される。別途、サンガ
ー法で処理され、蛍光物質NBD、FITC,TRIT
C1Texas Redで末端塩基に応じてラベルされ
た核酸断片の試料12が、泳動管2の上端部に注入され
、泳動管2中を泳動していく。
14は第1のレーザダイオードであり、例えば発振波長
が0.85μmで、出力が8mWのNDL3108(日
本電気株式会社の製品)を使用することができる。。1
6は第2のレーザダイオードであり1例えば発振波長が
1.2μmで、出力が7mWのNDL5008 (日本
電気株式会社の製品)を使用することができる。レーザ
ダイオード14はパルス発生器18によってパルス発振
させる。レーザダイオード16は連続的に発振させる。
20はダイクロイックミラーである。ダイクロイックミ
ラー20は、特定波長以下の光を反射し。
それより長波長の光を透過するミラーであり、この例で
は波長1.0μm以下の光を反射し、それより長波長の
光を透過するものを使用する。レーザダイオード14.
16で発振されたレーザ先番↓それぞれレンズ22.2
4によってダイクロイックミラー20に集光され合流し
て入射する。ダイクロイックミラー20はレーザダイオ
ード14からのレーザ光を反射し、レーザダイオード1
6からのレーザ光を透過させる方向に配置されている。
26はSHG素子である。SHG素子26としては1例
えば市販のKPB素子(インラッド社の製品)やLil
0a素子(インラッド社の製品)を使用することができ
る。SHG素子26としては他に、2−メチル−4−ニ
トロアニリン素子(ropt、、 Commun 、 
J誌59号、第299ページ(1986年)参照)や、
ニオブ酸リチウム素子(「日経メカニカル」誌、198
6年6月30日号。
第56ページ参照)を使用することもできる。
28は周波数選別手段としての励起光切換え用干渉フィ
ルタであり、SHG素子26からの出力光のうち、必要
な波長の光を選択的に取り出す。
なお、干渉フィルタ28に代えて色ガラスを使用するこ
ともできる。
本実施例ではレーザダイオード14.16として波長が
0,85μmのものと1.2μmのものを使用したので
、SHG素子26からは、基本波の他・2・4μm、0
・6μm、0.498μm及び0.425μmの各波長
の光が出てくる。そこで、干渉フィルタ28を切り換え
て0.6μmの光と0.498μmの光を取り出す。
干渉フィルタ28で取り出された励起光32はレンズ3
0によって泳動管2中のポリアクリルアミドゲルに照射
、される。
34は泳動した試料12から発生した蛍光であり、蛍光
34はレンズ36によって励起光32と90度異なった
方向に集められ、干渉フィルタ38を経て検出器である
光電子増倍管40に入射され、測定される。
干渉フィルタ38は検出する蛍光波長に応じて切り換え
られるようになついる。上記の4種類の蛍光色素の蛍光
はピークが互いに全く異なっているので、干渉フィルタ
38によって完全に区別することができる。
光電子増倍管40の検出信号は、パルス発生器18の発
生パルスによって、レーザダイオード14の発振が終っ
ている間に取り込まれる。
第2図に4種類のラベル用の蛍光物質の吸収スペクトル
を示す、これらの蛍光物質による核酸断片の処理やラベ
ル法はよく知られている(例えば、r Nature 
J誌、第321号、第674〜679ページ(1986
年)参照)。
これらの4種類の蛍光物質のうちNBD、FITC及び
TRITCは0.498 pmの光で励起され、Tex
as Redは0.6 μmの光で励起される。
蛍光物質から放出される蛍光光は受光用フィルタ38に
よって波長選択されるが、Texas Redの蛍光光
についてはその波長が0.61μm付近にあるため、励
起光の0.6μmの光は少し光電子増倍管40に入る。
しかし、本実施例のように時間分解蛍光法を採用すれば
、励起光成分を検出出力から容易に除去することができ
る。レーザダイオード14.16はいずれも立上り、立
下り時間が1ナノ秒以下であり1本実施例のように一方
のレーザダイオード14をパルス発振させることによっ
て時間分解蛍光法の光源とする。時間分解蛍光法は、励
起光をパルス発振させ、励起光消光後の蛍光を高感度雷
定する手法である(例えば、木下・御橋編「蛍光測定−
生物科学への応用」第99〜159ページ(学会出版セ
ンター刊、1982年)、又は特開昭61−2077号
公報参照)。
(発明の効果) 本発明の塩基配列決定装置では、蛍光ラベルを励起する
ための光源として波長の異なる2種類のレーザダイオー
ドを使用し、それらの光出力をSHG素子で混合して励
起光を作り出す。これによって、塩基配列決定装置にお
いて光源にレーザダイオードを使用することが可能にな
る。
レーザダイオードを光源として使用した場合の利点は次
の通りである。迷光が少なく、スペクトルがシャープで
ある6発熱が少ない、寿命が気体放電管の20倍以上と
いうように長寿命である。
コストは気体レーザの1/1000程度に安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、第2図はラベ
ルとして使用する一例の蛍光物質の吸収スペクトルを示
す図である。 2・・・・・・泳動管、 12・・・・・・核酸断片試料、 14.113・・・・・・レーザダイオード、18・・
・・・・パルス発生器、 20・・・・・・ダイクロイックミラー、26・・・・
・・SHG素子、 28.38・・・・・・干渉フィルタ。 40・・・・・・光電子増倍管。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蛍光物質でラベルされた核酸断片を電気泳動ゲル
    の上端に注入してゲル電気泳動法により分離し、前記電
    気泳動ゲルに励起光を照射し、蛍光ラベルからの蛍光を
    検出して核酸の塩基配列を決定する塩基配列決定装置に
    おいて、前記励起光の光源として波長の異なる2種類の
    レーザダイオードを設け、これらの2種類のレーザダイ
    オードの光出力を第2高調波発生素子に入射させて混合
    し、この第2高調波発生素子の光出力のうちの所望の周
    波数の光を周波数選別手段により取り出して前記励起光
    とすることを特徴とする塩基配列決定装置。
  2. (2)前記2種類のレーザダイオードのうち少なくとも
    一方をパルス発振させ、このパルス発振された励起光が
    消えた後に出てくる蛍光を検出する特許請求の範囲第1
    項に記載の塩基配列決定装置。
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