JPS63109035A - 射出成形機の成形立上げ制御方法及び装置 - Google Patents

射出成形機の成形立上げ制御方法及び装置

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JPS63109035A
JPS63109035A JP25478486A JP25478486A JPS63109035A JP S63109035 A JPS63109035 A JP S63109035A JP 25478486 A JP25478486 A JP 25478486A JP 25478486 A JP25478486 A JP 25478486A JP S63109035 A JPS63109035 A JP S63109035A
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JP
Japan
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pressure
molding
filling
preforming
steady
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JP25478486A
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Tadao Egi
恵木 忠雄
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、射出成形機の成形立上げ制御方法及び装置に
関するものである。
(口9従来の技術 射出成形機を用いて定常的な成形を行)ている場合には
、既に得られている定常成形条件により成形を続行すれ
ば良好な成形品を得ることができる。しかし、成形中断
後の成形再開時、金型交換後の成形開始時などの成形立
上げ時においては、成形開始時のゲート詰まり、金型温
度低下、ゲートバランス不良などによる異常な高圧力に
よって金型キャビティ内への過充てんが発生し、これに
より生ずるばりによって金型の破損を発生する場合があ
る。このため、成形立上げ時には作業者か過充てんが発
生しないような条件を設定して数ショット又はそれ以上
の回数成形し、試行錯誤により徐々に定常成形条件に戻
す作業が必要である。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような成形立上げ時の調整作業は、熟練
した作業者が経験及び勘に基づいて行うものであり、多
大な時間及び労力を必要とし、また樹脂材料もむだにな
っていた。すなわち、過充てんを生じないようにするた
めの条件変更の方法として、射出シリンダの充てんスト
ロークの短縮、射出速度の低下、保圧力の低減、充てん
保圧時間の短縮、上記要素の組合わせなど多くの方法が
あり、成形条件の変更を適切に行うことは容易なもので
はない。また、変更された成形条件での成形ショット数
も作業者の経験によるため、成形開始から定常成形条件
への切換えまでの時間及び成形品品質のばらつきが大き
く安定しない場合が多い。本発明は、このような問題点
を解決することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、充てん圧力を検出し、これが所定値に達した
場合にはあらかじめ設定された予備成形用充てん圧力で
所定のショット数だけ成形を行い、次いで定常成形条件
に復帰することにより、上記問題点を解決する。
すなわち、本発明方法は、成形立上げの際の最初のショ
ットの充てん圧力を検出し、充てん圧力が所定値まで達
しない場合には直ちに定常成形条件の充てん速度及び充
てん圧力で射出充てん及び保圧工程を開始し、充てん圧
力が所定値まで達した場合には上記所定値よりも低い予
備成形用充てん圧力で所定のショット数だけ射出充てん
及び保圧工程を行い、所定のショット数完了後、上記定
常成形条件に自動的に切換えることを要旨としている。
また、本発明装置は、定常状態の充てん速度を設定する
定常成形用速度設定器と、定常状態の充てん圧力を設定
する定常成形用圧力設定器と、成形室」二げ時の充てん
圧力を設定するP偏成形用圧力設定器と、成形立上げ時
のショット数を設定する予備成形用ショット数設定器と
、予備成形の際の圧力制限値を設定する圧力制限値設定
器と、圧力制限値設定器に設定された圧力制限値と圧力
検出器によって検出される実際の充てん圧力とを比較す
る比較器と、比較器が実際の充てん圧力が圧力制限値よ
りも小さいと判断したときには定常成形用速度設定器及
び定常成形用圧力設定器の設定値をサーボ増幅器に入力
し、比較器が実際の充てん圧力が圧力制限値に達したと
判断したときには予備成形用圧力設定器及び予備成形用
ショット数設定器の設定値をサーボ増幅器に入力する切
換器と、をイ丁している。
(ホ)作用 成形立上げ時に金型のゲート詰まり、金型温度低下、ゲ
ートバランス不良などにより過大な異常圧力か発生した
場合、低い予備成形用充てん圧力により予備成形用ショ
ット数だけ金型キャビティへの充てんか行われる。予備
成形用ショット数が終了後、定常成形条件に切換られて
成形か開始される。こわにより成形立上げに必要な時間
か−・定となり、予備成形用ショット数完了後円滑に定
常成形へ移行することができ、成形品の品質も短時間に
安定する。
(へ)実施例 第1図に本発明の実施例を示す。シリンダ10内に設け
られるスクリュー12は油圧モータ14によって回転駆
動されると共に射出シリンダ16内の射出ラム18と一
体に前後進する。射出ラム18に作用する射出シリンダ
16内の油圧は圧力検出器20によって検出され、増幅
器22を介してサーボ増幅器24及び後述の比較器26
に与えられる。また、スクリュー12の移動速度は速度
検出器2日によって検出され、これからの信号も増幅器
30を介してサーボ増幅器24に与えられる。射出シリ
ンダ16には、油圧源42から供給される油圧をサーボ
弁44によって調整したものが供給される。比較器26
には予備成形の際の圧力制限値を設定する圧力制限値設
定器46からの信号が入力されており、比較器26はこ
れと増幅器22からの信号とを比較し、切換器48を制
御する。切換器48は定常成形用速度設定器50及び定
常成形用圧力設定器52からの定常成形条件、又は予備
成形用圧力設定器54及び予備成形用ショット数設定器
56からの予備成形条件をサーボ増幅W24に供給する
。なお、定常成形用速度設定器50及び定常成形用圧力
設定器52からの信号の出力、及び予備成形用圧力設定
器54及び予備成形用ショット数設定器56からの信号
の出力はコントローラ58を介して制御される。
次にこの実施例の作用について説明する。射出開始時、
射出再開時などの成形立ち上げ時には、まず定常成形用
速度設定器50及び定常成形用圧力設定器52に設定さ
れた定常成形条件により第1回口の射出充てんが開始さ
れる。この際、圧力検出器20によって検出される射出
シリンダ16の圧力、すなわち充てん圧力が、増幅器2
2を介して比較器26へ入力され、ここで圧力制限値設
定器46に設定されている圧力制限値P、と比較される
。実際の充てん圧力が圧力制限値PIよりも小さい場合
には、比較器26は切換器48を第1図に示す状態、す
なわち定常成形用速度設定器50及び定常成形用圧力設
定器52からの定常成形条件をサーボ増幅器24に入力
する状態に保持される。従って、第1回目の成形から定
常成形条件による成形が行われる。なお、定常成形用速
度設定器50及び定常成形用圧力設定器52に設定され
た定常成形条件はコントローラ58の指令によりサーボ
増幅器24に与えられ、サーボ増幅器24はこれに基づ
いてサーボ弁44に所定の電流を供給し、設定された速
度及び圧力となるように射出シリンダ16へ供給する油
圧を調節する。
実際の充てん速度及び充てん圧力はそれぞれ速度検出器
28及び圧力検出器20によって検出され、サーボ増幅
器24にフィードバックされ、設定値と実際値との偏差
がなくなるようにフィードバック制御が行われる。
一方、第1回目の射出充てん時に、実際の充てん圧力が
圧力制限値設定器46に設定された圧力制限値P、に達
した場合には、比較526は切換P548を切換え、予
備成形用圧力設定器54及び予備成形用ショット数設定
器56からの設定値力くサーボ増幅器24へ入力される
。これによ、り予備成形用圧力設定器54に設定された
予備成形用の充てん圧力P2により射出充てんが行われ
、この射出充てんは予備成形用ショット数設定器56に
設定されたショット数nだけ実行される。n回の射出充
てんが終了すると、切換器48力く切換わり、定常成形
用速度設定器50及び定常成形用圧力設定器52に設定
された定常成形条件により成形か行われる。上記のよう
な予備成形の間、金型温度が次第に上昇し樹脂の流動性
か向上していくので、徐々に充てん負荷圧力か低下して
充てノvしやすくなり、充てん圧力は第2図に示すよう
に変化し、定常成形時の充てん圧力特性に近ついていく
。また、充てんストロークも第3図に示すように定常成
形時の充てんストロークに近づいていき、予備成形用シ
ョット数n終Y後は円滑に定常成形条件に移行していく
。このように予備成形が行われるので、過大な異常充て
ん圧力か発生することがなく、金型の破損を防止するこ
とができる。
なお、この実施例では充てん圧力の検出は射出シリンダ
16の油圧を検出することにより行ったが、金型内の樹
脂圧力又はシリンダ10のノズル先端樹脂圧力を検出す
るようにしても差し支えない。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、成形立上げ
時に充てん圧力が高くなる場合には、低い充てん圧力で
予備成形を所定ショット数だけ行うようにしたので、金
型キャビティへの過充てんを発生しない状態で円滑に定
常成形条件へ移行することができる。熟練した作業者に
よる面倒な調整作業を必要とせず、自動的に定常成形条
件へ切換えることかできる。これにより成形立上げ時間
が一定となり、材料の損失も減少し、金型の破損も防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は充てん圧力
の変化を示す図、第3図は充てんストロークの変化を示
す図である。 10・・・シリンダ、12・・・スクリュー、16・・
・射出シリンダ、18・・・射出ラム、20・・・圧力
検出器、24・・・サーボ弁増幅器、26・・・比較器
、28・・・速度検出器、44・・・サーボ弁、46・
・・圧力制限値設定器、48・・・切換器、50・・・
定常成形用速度設定器、52・・・定常成形用圧力設定
器、56・・・予備成形用ショット数設定器、58・・
・コントローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、成形立上げの際の最初のショットの充てん圧力を検
    出し、充てん圧力が所定値まで達しない場合には直ちに
    定常成形条件の充てん速度及び充てん圧力で射出充てん
    及び保圧工程を開始し、充てん圧力が所定値まで達した
    場合には上記所定値よりも低い予備成形用充てん圧力で
    所定のショット数だけ射出充てん及び保圧工程を行い、
    所定のショット数完了後、上記定常成形条件に自動的に
    切換えることを特徴とする射出成形機の成形立上げ制御
    方法。 2、射出シリンダへの供給油圧を制御するサーボ弁と、
    充てん圧力を検出する圧力検出器と、充てん速度を検出
    する速度検出器と、圧力検出器及び速度検出器からの信
    号によりサーボ弁の作動をフィードバック制御するサー
    ボ増幅器と、を有する射出成形機の成形立上げ制御装置
    において、定常状態の充てん速度を設定する定常成形用
    速度設定器と、定常状態の充てん圧力を設定する定常成
    形用圧力設定器と、成形立上げ時の充てん圧力を設定す
    る予備成形用圧力設定器と、成形立上げ時のショット数
    を設定する予備成形用ショット数設定器と、予備成形の
    際の圧力制限値を設定する圧力制限値設定器と、圧力制
    限値設定器に設定された圧力制限値と圧力検出器によっ
    て検出される実際の充てん圧力とを比較する比較器と、
    比較器が実際の充てん圧力が圧力制限値よりも小さいと
    判断したときには定常成形用速度設定器及び定常成形用
    圧力設定器の設定値をサーボ増幅器に入力し、比較器が
    実際の充てん圧力が圧力制限値に達したと判断したとき
    には予備成形用圧力設定器及び予備成形用ショット数設
    定器の設定値をサーボ増幅器に入力する切換器と、を有
    することを特徴とする射出成形機の成形立上げ制御装置
JP25478486A 1986-10-28 1986-10-28 射出成形機の成形立上げ制御方法及び装置 Granted JPS63109035A (ja)

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JPH0443493B2 JPH0443493B2 (ja) 1992-07-16

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302599A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Panasonic Corp 射出成形機の制御方法
JP2009051088A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機
JP2020044730A (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 住友重機械工業株式会社 射出成形機

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JP2020044730A (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 住友重機械工業株式会社 射出成形機

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