JPS63108754A - サ−デイツプの製造方法 - Google Patents

サ−デイツプの製造方法

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JPS63108754A
JPS63108754A JP25443586A JP25443586A JPS63108754A JP S63108754 A JPS63108754 A JP S63108754A JP 25443586 A JP25443586 A JP 25443586A JP 25443586 A JP25443586 A JP 25443586A JP S63108754 A JPS63108754 A JP S63108754A
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JP
Japan
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glass
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low melting
cerdip
sheet
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JP25443586A
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JP2535515B2 (ja
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Itsuro Takenoshita
竹ノ下 逸郎
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
Takafumi Sakuramoto
孝文 櫻本
Takashi Tominaga
孝志 富永
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は通常のIC等のセラミックパッケージの製造方
法に関し、特にサーディツプの封着用ガラス形成方法に
関するものである。
〔従来の技術並びにその問題点〕
サーディツプは封着用低融点ガラスを焼付けたセラミッ
クベースにリードフレームを仮付けしたベースのキャビ
ティに、ICチップ等を接着し、ワイヤーボンディング
を施した後、キャビティ付きセラミックキャップを載せ
、400℃付近の温度で、加熱封止したパッケフジであ
る。
このようなパッケージの従来の製造方法に於いてはセラ
ミックベース上への封着用低融点ガラスの塗布方法とし
て、この低融点ガラス粉末とビヒクルから成るペースト
をスクリーン印刷法により多層塗りし、次いでこれを焼
成することにより封着用ガラス層を形成する方法がある
しかし、スクリーン印刷法は多層塗りのため、作業工程
数が多く、非能率であること、塗布厚の精度が悪い等の
欠点があった。また、印刷時に埃や気泡を抱き込むため
、絶縁性を必要とする気密封着が出来ず、更には接着性
の低下する欠点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記の従来技術の問題点を解消すべくなされた
ものであって、その目的は簡単な工程で、気密封着が可
能で且つ厚み精度に優れた封着用低融点ガラス層を形成
せしめるサーディツプを提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明者らは上記の目的を達成するために、鋭意研究
した結果、サーディツプの製造に関しガラスフリット及
び樹脂バインダーを主成分とする粉末シートに粘着剤層
をラミネートしたテープをセラミックベースに加圧積層
し、次に焼成することにより、簡単に厚み精度よく、接
着性が良好で気密封着可能な封着用低融点ガラス層を形
成せしめることを知りこの発明を完成するに至った。即
ち本発明は低融点ガラスフリット及び樹脂バインダーを
主成分とし、且つ粘着剤層を有する低融点ガラス粉末シ
ートをセラミックベース上に積層し、焼成することを特
徴とするサーディツプの製造方法に係るものである。
〔発明の構成並びに作用〕
以下に詳細に本発明を説明する。本発明に於いてガラス
フリットとしては一般的な封着用低融点ガラスフリット
、例えばPbO−820:I基或いは更に他の酸化物例
えばS i 02 、A1203、Li2O、CdO,
Zn0%BaO1Te02、Cu OSV 205 、
Ca O%M g 01As205、Bi2O,或いは
PbF2等のフン化物等を加えたフリットを用いること
が出来る。一方、樹脂バインダーとしては炭化水素系樹
脂、ビニル樹脂、アセタール樹脂、アクリル樹脂、スチ
ロール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の
合成高分子や繊維素樹脂等の半合成高分子を用いること
が出来るが、熱分解が容易なことから炭化水素系樹脂、
アクリル樹脂、アセタール樹脂、繊維素樹脂が好ましく
、中でもアクリル樹脂が特に好ましい、而して、その配
合量はガラスフリットの比重、粒度によって異なるがガ
ラスフリット100部に対して3〜30部の範囲にある
ことが好ましく、配合量が多いとガス抜けが悪くなるた
め発泡の原因となり、少ないと粉末シートの強度が低下
するため作業性が著しく悪くなる。
本発明に於いては、必要に応じて、分散剤を用いること
が可能であり、この際の分散剤としては、通常の界面活
性剤、脂肪酸エステル、魚油、アクリル系オリゴマー等
を用いることが出来る。
上記の組成物に適当な溶剤、消泡剤等の添加剤を加え通
常のドクターブレード法等によりガラス粉末シートを作
製することが出来る。即ち、ガラスフリット、樹脂バイ
ンダー、溶剤及び必要に応じて分散剤、離型剤等の添加
剤をボールミルで混合したスラリーをドクターブレード
によりキャスティングすることにより厚み精度の良好な
ガラス粉末シートを得ることが出来る。しかも、キャス
ティング前のスラリーの脱泡を十分行うことによりシー
ト内部に気泡を残さないようにすることが可能である。
セラミックベースはアルミナ、ベリリア、ムライト、炭
化珪素、窒化アルミ等の従来公知の各種セラミックベー
スが用いられるが、−n>にサーディツプの場合、アル
ミナがよく用いられる。
上記のセラミックベースに上記のガラス粉末シートを積
層する方法としては、先ず接着性ポリマーを有機溶剤に
溶解させた接着剤溶液を調製し、セラミックベースの積
層面或いはガラス粉末シートの片面に、はけ、ローラー
等適宜な手段によって塗布し積層する方法、或いは熱プ
レス等によりガラス粉末シート内の樹脂バインダーの軟
化温度以上の温度下で適切な圧を加えてセラミックベー
スに圧着する方法等が挙げられる。
しかし、積層する方法としては、粘着剤層を有するガラ
ス粉末シートの粘着層側をセラミックベースに加圧積層
するのが好ましい、この積層方法は接着性ポリマーを塗
布する方法のように、糊斑が生じに<<、部分的な剥離
や位置ずれ等の問題がなく、また熱プレス法のように微
妙な温度や圧力のコントロールを必要とせず、簡易にセ
ラミックベースに貼付することが可能である。また、焼
成時にもボイドやふくれ等の問題もなく、絶縁性の良好
な気密封着が可能で良好な接着性ををする封着用低融点
ガラス層が形成される。粘着剤層としては熱分解性の良
好なアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤が適当であり、そ
の厚みは1〜501Jmの範囲であることが好ましい。
この際のアクリル系粘着剤としてはメタクリル酸エステ
ル系ポリマー或いはオリゴマーが、またゴム系としては
イソブチレン、イソプレン系ポリマーが例示出来る。
尚、熱分解性の良好な樹脂バインダー、粘着剤は200
〜450℃で熱分解するため、以上のようにして得られ
た積層体中の樹脂バインダー、粘着剤は、低融点ガラス
フリットの溶顯温度、通常350〜500℃では消失し
ている。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に於いては、低融点ガラスフリ
ットをシート化することにより、シート厚みを正確に規
定することが可能である。また、シート化に先だってス
ラリーを脱泡することが容易であり、粘着剤層を有する
ガラス粉末シートをセラミックベースに圧着するため、
密着性に優れ、気泡を抱き込む恐れがない、従って、ス
クリーン印刷法の多層塗りのように、埃等の汚染もなく
、セラミックベースにガラス粉末シートを加圧積層し、
焼成するという非富に簡単な方法により、厚み精度に優
れ、絶縁性良好な気密封着の可能な、良好な接着性を有
する封着用低融点ガラスを形成せしめるサーデイツプの
製造が可能となる。
〔実施例〕
次に実施例によりこの発明を更に詳細に説明する。
実施例1 ガラスフリットとして、PbOを81重量%含有する1
50メツシユ以下のPbO−8203系ガラスを用いた
0重量部でガラスフリット100部、樹脂バインダーと
してメタクリル酸メチル10部、分散剤としてラウリル
酸1部、可塑剤としてジオクチルフタレート2.5部、
溶剤としてトルエン35部を常温下ボールミルで混合し
た後、ポリエステルフィルム上に、アプリケーターを用
いてキャスティングし厚み650μmのシートを得た0
次に、厚み10IImのメタクリル酸イソブチルを主成
分とした粘着剤層をラミネートし、ガラス粉末シートテ
ープを得た。セラミックベースとしては純度99.6%
のアルミナベースを用い、上記の粉末シートテープを圧
着した。その後ポリエステルフィルムを剥離し、このI
RN体を10℃1m1n昇温で、420℃、10分保持
でグレージングを行った。得られた封着用低融点ガラス
曜は厚み400±10μmと良好な厚み精度を有し、発
泡及びふくれ等は全く見られず、ベース上の位置ずれ等
の問題もなかった。
更にアルミナパッケージ(16ピンSSIタイプ、ピン
42%、Ni−Fe合金)の気密封着を行い、封着性試
験を行い、封着強度の測定を行った。先ず封着性試験で
はHe IJ−クチスターによりリークがないことを確
認した後、MIL−883B−2024のトルク強度試
験により封着強度の測定を行った。
この結果、同ガラスフリットを用いてスクリーン印刷法
で行った封着強度51kg−CIllに対して、本発明
によるガラス層形成による封着弾度は83kg−Ca1
であった。
(以上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)低融点ガラスフリット及び樹脂バインダーを主成
    分とし、且つ粘着剤層を有する低融点ガラス粉末シート
    をセラミックベース上に積層し、焼成することを特徴と
    するサーディップの製造方法。
  2. (2)上記積層に際し、上記ガラス粉末シートの粘着剤
    層側を、セラミックベース上に加圧積層することを特徴
    する特許請求の範囲第1項に記載のサーディップの製造
    方法。
  3. (3)樹脂バインダーがアクリル系樹脂であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のサーディップの製
    造方法。
JP61254435A 1986-10-24 1986-10-24 サ−デイツプの製造方法 Expired - Lifetime JP2535515B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000059839A1 (en) * 1999-04-01 2000-10-12 3M Innovative Properties Company Tapes for heat sealing substrates

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430779A (en) * 1977-08-11 1979-03-07 Narumi China Corp Method of forming sealing glass of ceramic dual inline package
JPS6057652A (ja) * 1983-09-08 1985-04-03 Narumi China Corp セラミツクジユアルインラインパツケ−ジの封着用ガラス形成方法

Patent Citations (2)

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