JPS63107796A - 廃液濃縮装置 - Google Patents

廃液濃縮装置

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Publication number
JPS63107796A
JPS63107796A JP25378086A JP25378086A JPS63107796A JP S63107796 A JPS63107796 A JP S63107796A JP 25378086 A JP25378086 A JP 25378086A JP 25378086 A JP25378086 A JP 25378086A JP S63107796 A JPS63107796 A JP S63107796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condensate
condenser
volatile impurities
temperature
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP25378086A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakamura
雅博 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Atomic Industry Group Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63107796A publication Critical patent/JPS63107796A/ja
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  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は廃液の加熱濃縮処理により高純度の蒸留水をl
r)るようにした廃液濃縮装置に係り、特に、蒸留水中
の炭酸やアンモニア等の揮発性不純物の濃度の低減を図
った廃液3:l線装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の廃液濃縮装置は第2図に示すように構成
され、廃液を貯蔵する蒸気缶1には給液ライン2を介し
て図示しない給液源が接続され、給液源より蒸気缶1へ
廃液が供給される。
また、蒸気缶1は循環ライン3を介して給液ライン2の
途中に接続され、1gi環ライン3の途中には循環ポン
プ4と加熱器5とが介装されている。
加熱器5は熱交換器より構成され、その−次側は加熱蒸
気ライン6に接続され、その二次側を循環する蒸気缶1
からの廃液を加熱する。
加熱器5にて加熱された廃液は蒸気缶1内にて蒸気を発
生させ、その然気はデミスタ−7にて除湿されてから配
管を通って復水器8に導入される。
復水器8は排気ライン9と復水器冷却水供給ライン10
とに接続され、復水器8内へ導入された蒸気を冷却して
復水に凝縮づると共に、ここで、凝縮されなかったガス
成分を排気ライン9を通して図示しない排ガス部に排出
する。
復水器8内の復水は復水ライン11を通って復水冷却器
12内に導入され、ここで、はぼ常温に冷却されてから
、蒸留水として蒸留水ライン13により図示しない蒸留
水源に供給される。
なお、第2図中、符号14は冷却温冷tJ1水ラインで
あり、復水を冷却するために復水冷却器12内へ冷却水
を給水する配管である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の廃液濃縮装置では復水
冷却器12で得られる蒸留水中に炭酸、アンモニア等の
揮発性不純物が比較的多く含まれており、水質が悪いと
いう問題がある。
すなわら、蒸気化1で発生する廃液の蒸気中には炭酸、
アンモニア等の揮発性不純物を比較的多く含んでおり、
しかも、この発生蒸気が復水器8で復水に凝縮する際に
、上記揮発性不純物が復水中に再び混入するので、M留
水中には比較的多くの揮発性不純物が含有している。
そこで、このような蒸留水を再利用する際には、蒸留水
をイオン交換装置により再び脱塩処即し、蒸留水中の揮
発性不純物の除去を図っているが、この揮発性不純物の
化学作用等によりイオン交換装置の寿命が短かくなると
いう問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、蒸留水中の揮発性不純物濃度を低下されて、その
水質を改善することができる廃液濃縮装置を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 一般に、水中に溶解する揮発性不純物のv:J度は液相
と接触している気相中の揮発性不純物濃度に比例する一
方、水温に逆比例する現象がある。
そこで、本発明は、加熱された廃液より発生する蒸気を
冷却凝縮する復水器の復水を極力高温に保って、復水中
の揮発性不純物濃度を低下させると共に、さらに、復水
中の揮発性不純物を脱気タンクにて脱気除去するように
したものであり、次のように構成される。
加熱された廃液より蒸気を発生させる蒸気化と、この蒸
気化にて発生した蒸気を冷却して復水に凝縮する復水器
とを有する廃液濃縮装置において、上記復水器の復水出
口温度を所要の高温に保持する復水温度制御装置と、こ
の高温の復水中より揮発性不純物を脱気する脱気タンク
とを有する。
〈作用) 加熱された廃液が蒸気化に導入されると、ここで、蒸気
を発生させる。
この蒸気は復水器にて冷却され、復水に凝縮されるが、
この復水出口温度は復水温度制御装置により、その凝縮
作用を妨げない程度の高温に保持されて、脱気タンクに
供給される。
したがって、脱気タンク内に導入された高温の復水は揮
発性不純物濃度を低下させており、しかも、この脱気タ
ンク内にて復水中の揮発性不純物が脱気除去されるから
、復水中の揮発性不純物濃度は大幅に低下される。
次いで、復水は復水冷却器により冷却されて、蒸留水と
して排水される。
このために、蒸留水の揮発性不純物濃度を大幅に低下す
ることができ、その水質を改善することができる。
(実施例) 以下、本発明に係る廃液濃縮装置の一実施例を第1図に
基づいて説明する。
第1図は本発明に係る廃液濃縮装置の一実施例の全体の
系統構成を示しており、本実施例は第2図で示す従来の
廃液濃縮装置において、復水温度制御装置1ff20と
脱気タンク30とを設けたものであり、第2図と共通す
る部分には第1図にて同一符号を付して、その重複した
説明は省略する。
復水温度制御装置20は復水器8の復水出口温度を設定
温度で一定に保持するものであり、復水器冷却水供給ラ
イン10の途中に、復水器8の上流側にて流m調整弁2
1を介装する一方、復水ライン11の途中には、復水器
8からの復水の出口)品度を検出する温度検出器22を
設けている。
流m調整弁21J3よび温度検出器22は図中破線で示
す信号線を介して温度制御器23を接続しており、温度
制御2II器23より弁開度制御信号を流m調整弁21
に与えて、その弁開度を制御することにより、復水器8
へ供給される復水器冷却水の流量を制御すると共に、温
度検出器22からの検出信号をフィードバック信号とし
て温度制御器23で受け、その弁開度制御信号を修正す
るようになっている。
したがって、温度制御器23により復水器8からの復水
の出口温度が一定に制御されるが、湯度υ制御7!J2
3の設定温度は復水器8内の復水の凝縮作用を妨げるこ
とのない程度の高温に設定されているので、復水器8か
らの復水の出口温度が所要の高温に保持され、復水中の
炭酸やアンモニア等の揮発性不純物m度が低下される。
一方、脱気タンク30は復水ライン11の途中に、温度
検出器22の設置箇所より下流側にて介装されている。
脱気タンク30は復水器8からの高温の復水をタンク内
部にスプレィする復水スプレィ31を内蔵すると共に、
タンク内部に放出されたガス成分を排出するベントライ
ン32を接続しており、しかも、ベントライン32の一
端が接続される排気ライン9の途中には脱気ブロア33
が介装されている。
また、脱気タンク30内の水位が一定に保持されるよう
に蒸留水ライン13に立ち上がりを持たせている。
次に、本実浦例の作用を第1図に基づいて述べる。
図示しない廃液源より廃液が給液ライン2を経て蒸気缶
1に供給される。
蒸気缶1内の廃液は循環ポンプ4により循環ライン3内
を強制循環され、加熱器5を通液する間に加熱されて、
然気缶1内にて然気を発生させる。
蒸気缶1内で発生した蒸気はデミスタ−7で除湿されて
から、配管を通って復水器8内へ導入され、ここで、復
水器冷却水により冷却されて復水に凝縮され、凝縮され
なかったガス成分は排気ライン9を経て、運転中の脱気
ブロア33により強制的に排気される。
復水器8内へ給水される復水器冷却水の給水流ff1G
、を温度制御器23により制御される流量調整弁21の
弁開度により調整され、復水器8の復水出口温度が所要
の高温で一定に保持される。
すなわち、水中に溶解する揮発性不純物の濃度は水温に
逆比例するので復水器8内での蒸気の凝縮作用を妨げな
いように、復水器8の復水出口温度を極力高温に保持し
て、復水中の揮発性不純物me、の低減を図っている。
復水器8の復水出口温度は温度検出器22により検出さ
れ、その検出信号が温度制御器23にフィードバックさ
れる。
温度制御器23は温度検出器22にて検出した検出値を
設定温度に比較し、仮に両者間に偏差があった場合には
、その偏差を零にする方向の修正信号を流り調整弁21
に与えて、その弁開度を修正させ、復水器8の復水出口
温度を設定温度で一定に制御する。
復水器8の復水出口温度は高温であるので、復水はその
揮発性不純物cJ度を低下させており、さらに、復水ラ
イン11に案内されて脱気タンク30へ導入され、その
復水スプレィ31によりタンク内ヘスプレイされて、復
水中の揮発性不純物がタンク内に放出される。
脱気タンク30内に放出された揮発性不純物はベントラ
イン32および排気ライン9を経て、運転中の脱気ブロ
ア33により図示しない排気部へ強制的に排気される。
脱気タンク30内で揮発性不純物等ガス成分が脱気され
て、揮発性不純物濃度を低下させた復水は再び復水ライ
ン11を経て復水冷却器12内に案内され、ここで1、
冷却器冷却ライン14により給水される冷却水と熱交換
をしてほぼ常温迄冷却され、蒸留水として蒸留水ライン
13により図示しない蒸留水源に供給される。
したがって、蒸留水中の揮発性不純物濃度は大幅に低下
される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、復水器の復水出口温度を
高温に保持して、復水の揮発性不純物濃度を低下させる
と共に、この高温の復水を脱気タンクにて脱気するので
、この復水を冷却してj7られる蒸留水の揮発性不純物
濃度を大幅に低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る廃液濃縮装置の一実滴例の全体構
成を示す系統構成図、第2図は従来の廃液濃縮装置の系
統構成図である。 1・・・蒸気缶、8・・・復水器、20・・・復水温度
制御装置、21・・・流量調整弁、22・・・温度検出
器、23・・・温度制御器、30・・・脱気タンク、3
1・・・スプレィ、32・・・ベント管、33・・・脱
気ブロア。 出願人代理人   波 多 野   、久第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加熱された廃液より蒸気を発生させる蒸気缶と、この蒸
    気缶にて発生した蒸気を冷却して復水に凝縮する復水器
    とを有する廃液濃縮装置において、上記復水器の復水出
    口温度を所要の高温に保持する復水温度制御装置と、こ
    の高温の復水中より揮発性不純物を脱気する脱気タンク
    とを有することを特徴とする廃液濃縮装置。
JP25378086A 1986-10-27 1986-10-27 廃液濃縮装置 Pending JPS63107796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25378086A JPS63107796A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 廃液濃縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25378086A JPS63107796A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 廃液濃縮装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63107796A true JPS63107796A (ja) 1988-05-12

Family

ID=17256043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25378086A Pending JPS63107796A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 廃液濃縮装置

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JP (1) JPS63107796A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5160038A (en) * 1988-06-28 1992-11-03 Ube Industries, Ltd. Water purifying apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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