JPS63105365A - 温風暖房機のル−バ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、液体燃料を気化させ空気と混合して燃焼さ
せ、燃焼熱を送風ファンによって室内へ送り出す温風暖
房機のルーバーに関するものである。

［従来の技術］ 第２図は温風暖房機を示す縦断面図であり、図において
、（１７）は底板、（１８）は機体ケース、（１９）は
灯油を気化器（４）に供給するためのタンクであり、油
受皿（１）に着脱自在に設置する。上記の気化器（４）
は円環状の気化室（５）を有し、かつ、その内側に筒状
のスロート（１０）を有する。この気化器（４）にはヒ
ーター　（３）　、給油管（２０）が鋳込まれ、給油管
（２０）には送油バイブ（２）が挿入され、気化室（５
）と油受皿（１）と連絡している。（２１）は気化室（
５）を密閉するように気化器（４）に溶接された蓋であ
る。

（２２）はノズル孔（８）がスロート（１０）の入口中
央部に位置し、かつ、気化器（４）と一体、あるいは、
気化器（４）に鋳込まれているノズルである。（２３）
は気化器（４）の周面に固定され該気化器の温度を検出
するサーミスタ、（９）は気化室（５）とノズル孔（８
）を連接している孔であり、ノズル孔（８）の対面には
該ノズル孔と連接されたニードルバイブ（２４）が接続
されている。ニードルバイブ（２４）の内部には、一端
が電磁弁（６）内のプランジャーに接続され、先端部に
は孔（９）が開閉できるように二−ドル（７）が貫入さ
れている。

スロート（１０）のノズル孔（８）付近には空気取入れ
孔（２５）が開けられ、スロート（１０）の出口には炎
孔板（１１）が気化室（５）を密閉する蓋（２１）の上
面に取付けられている。

（１３）は送風ファン、（１４）は二次エアーの風路で
ある風洞、（２６）、（２７）は遮熱体であり、気化器
（４）を囲繞して燃焼室（１２）を形成する。（１６）
は温風の吹出し方向を整流されるための複数のルーバー
であり、パネル（２８）に水平に設けられている。（１
５）は温風吹出口である。

次に動作について説明する。油受皿（１）より送油ポン
プ（２）でくみ上げられた燃料は、予めヒーター（３）
で壁面が約２００〜３００℃に予熱された気化室（５）
に送られ、気化室内で気化し燃焼ガスとなる。

それと同時に電磁弁（６）が０ＦＦＬ、、弁が閉じると
ともにニードル（７）が下方向に動き、ノズル孔（８）
が開き、燃料ガスは孔（９）、ノズル孔（８）を通って
スロート（１０）内に噴射される。

この時、ノズル孔（８）から噴射される気化燃焼ガスの
運動量により、周囲からの空気が孔（９）を通って吸引
され、スロート（１０）内で気化燃焼ガスと空気の混合
気となり、炎孔板（１１）上に火炎を形成する。

燃焼室（１２）内の燃焼熱は、送風ファン（１３）によ
り風洞（１４）を通して吸引した二次エアとともに温風
吹出口（１５）　、ルーバー（１６）を経て機体外、す
なわち、温風暖房機を設置した室内へ送り出される。

第３図乃至第５図は上記の温風暖房機に適用する従来の
各種ルーバーの構成を示す斜視図である。

第３図は略等間隔に温風吹出口（３１）をあけた平板（
３２）と横断面り字形の放熱フィン（３３）とからなり
、放熱フィン（３３）はその長手両端に突設した係合片
（３４）を平板（３２）の係合穴（３５）に挿入係合さ
せて該平板に取付けた構成である。

第４図は平板（３２）の温風吹出口（３１）に沿って横
断面り字形の放熱フィン（３３）の−辺を該平板にスポ
ット溶接またはねじ等の固着手段（３６）で取付けた構
成である。

第５図は枠体（３７）と平板放熱フィン（３８）とから
なり、枠体（３７）の対向２辺に設けた穴（３９）に平
板放熱フィン（３８）の長手両端に突設した係合片（４
０）を挿入係合させている。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の温風暖房機のルーバーは以上のように構成されて
いるので、いずれのルーバーもその部品数が最低限でも
２点以上必要であり、材料費、加工費、組立費などの費
用が多く、コスト高であり、製造、組立てに要する時間
も多くかかるなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、材料歩留り、加工性、組立性等を良好、かつ
、容易としローコストの温風暖房機のルーバーを得るこ
とを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る温風暖房機のルーバーは、一枚の平板か
ら打抜き、折曲げ加工により構成したものである。

［作用］ この発明における温風暖房機のルーバーは、一枚の平板
を打抜き、折曲げて構成したことにより、材料歩留り、
加工性、組立性等が良好、かつ、容易となり、特にコス
トを低減する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において、（４１）は一枚の平板（４２）に略等
間隔にあけた温風吹出穴、（４３）は温風吹出穴（４１
）の間のつなぎ片の中央部から同一方向に折り曲げて形
成した放熱フィンである。

この発明のルーバーは、まず、第１図（ａ）に示すよう
に、一枚の平板（４２）に略等間隔に温風吹出穴（４１
）を打抜き加工した後、第１図（ｂ）に示すように、温
風吹出穴（４１）の間のつなぎ片の中央部（４４）から
折り曲げて放熱フイン（４３）とするとともにその基部
（４５）を略直角に折り返して、第１図（ｃ）に示すよ
うにルーバーを構成するものである。この場合、必要に
応じて放熱フィン（４３）に角度をつける。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、一枚の平板打抜き、
折り曲げ加工してルーバーを構成したので、構成部品数
が１部品と最小限であり、一枚の平板からできているこ
とから材料費が安く済み、また、放熱フィンを固定板へ
固定する組立工程が不要で、加工時間が短縮され、人件
費の削減が図られ、コストが低減化されるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による温風暖房機のルーバ
ーを示す製作工程説明図、第２図は温風暖房機の縦断面
図、第３図乃至第５図は従来の温風暖房機のルーバーを
示す斜視図である。 図において、（１６）はルーバー、（４１）は温風吹出
孔、（４２）は平板、（４３）は放熱フィンである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （他　２名） 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 温風暖房機の温風の吹出口に取付け、この温風の吹出し
   方向を整流する温風暖房機のルーバーにおいて、一枚の
   平板に打抜き加工した温風吹出口と、前記各温風吹出口
   間のつなぎ片の略中央部を同一方向に折り曲げて形成し
   た放熱フィンとを具備したことを特徴とする温風暖房機
   のルーバー。