JPS6310479Y2 - - Google Patents

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JPS6310479Y2
JPS6310479Y2 JP1983000968U JP96883U JPS6310479Y2 JP S6310479 Y2 JPS6310479 Y2 JP S6310479Y2 JP 1983000968 U JP1983000968 U JP 1983000968U JP 96883 U JP96883 U JP 96883U JP S6310479 Y2 JPS6310479 Y2 JP S6310479Y2
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container
hip
press
rail
frame
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JP1983000968U
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JPS59108194U (ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金属又はセラミツクス粉末或いはそ
れらの予備焼結体を高温ガス雰囲気下に高温度に
加熱して焼結,圧縮成形又は緻密化等を行なう、
所謂、熱間静水圧プレス(以下、HIPと略称す
る)に用いられる装置、特にその搬送装置に関す
るものである。
一般にHIP装置は、架台に支設されたHIP処理
容器と、HIP時、該容器を押圧保持するプレスフ
レームからなつており、処理容器内に加熱装置、
断熱層を配して容器下蓋上に被処理体を載置して
器内に高圧不活性ガスを送給し、高温状態下で処
理が行なわれていた。
ところが、このような形式では、HIP処理終了
後、被処理体を取り出すべく下蓋を下降するとヒ
ータ等、加熱装置の素材が酸化又は昇華して損傷
するため、降圧後、更に十数時間の長時間を要し
て冷却した後、被処理体の交換を行なわなければ
ならず、高価なHIP処理容器、即ち高圧炉の作業
効率は極めて悪くなり、経済上不利を免れなかつ
た。
そこで、かかる不利を解消するため予熱あるい
は強制冷却用の補助ステーシヨンを利用し、同時
に断熱層,加熱装置等にも工夫を加え、HIP処理
後、内部温度の低下を待つことなく直ちに製品を
下蓋と一体として取り出し、ヒータや被処理体が
大気に曝されない状態で冷却用ステーシヨンに送
り、一方、処理容器には新たな被処理体を装入す
る方法を本出願人は開発し、工程の合理化に成功
した。
第1図はかかる補助ステーシヨンを設けたHIP
装置の1例であり、上蓋2と下上蓋3及び下下蓋
4からなる下蓋を備えたHIP処理容器1が架台1
3′上に設けられており、その容器1中心延長線
上に冷却筒11を備えた補助ステーシヨン15が
設置されていて、それら両者間にわたつてその中
心延長線上に走行中心をもつ搬送装置6が搬送レ
ール14に従つて走行し得るように取り付けられ
ている。これは、HIP終了後、プレスフレーム移
動装置12′によつてプレスフレーム5を容器1
より外した後、搬送装置が容器1直下にあつて昇
降装置を内包するフレーム8内の機構を昇降用モ
ータ10を駆動させることにより作動させ、下蓋
上に受けた製品を降下して取り出し、走行用電動
機9,台車7によつて補助ステーシヨン15まで
搬送し、冷却させるのである。
しかしながら、この装置では、HIP処理容器の
直下に搬送装置を配置しなければならないため深
いピツトが必要となり機器類の操作及び保守が煩
雑となり不便を否めないのみならず、搬送装置が
容器と補助ステーシヨンの中心延長線に走行中心
をもつて走行するため、谷部配置の関係上、搬送
距離が長くならざるを得ない欠点があつた。しか
も、同一中心線上に処理容器,補助ステーシヨン
を配置するときは複数の補助ステーシヨン又は処
理容器を並列するときは、各ステーシヨン間又は
各容器間若しくは容器とステーシヨン間に夫々搬
送装置を設置しなければならなくなる。ところ
が、HIP装置は、加圧冷却に時間がかかり、補助
ステーシヨンを取り入れるとしてもそのサイクル
は1日精々2〜3サイクルであり、搬送装置は殆
んど休止することになり不経済さは避けられな
い。
本考案は上述の如き問題点を解決すべく考案さ
れたもので、搬送装置がHIP処理容器ならびに補
助ステーシヨンの個数,配置に関係なく1個で済
み、しかも前記型のHIP装置に比べてピツトを不
要ならしめるHIP装置、特にその搬送装置の設置
型式を提供し、作業性,作業効率と共に経済上の
大巾な改善を図ることを目的とするものである。
即ち、本考案の特徴とするところは、少なくと
も1個の熱間静水圧プレス容器と、少なくとも1
基の補助ステーシヨン又は/及び熱間静水圧プレ
ス容器とを直線上に配設し、同直線上より外れて
同直線に並行して前記容器並びに補助ステーシヨ
ンの前面に搬送装置搬送用レールを設置し、該レ
ール上に下蓋受を支持する昇降自在の片持支持さ
れてなる昇降フレームを備えた搬送装置を該レー
ルに沿つて前記プレス容器間又は容器と補助ステ
ーシヨン間にわたり走行可能に設けると共にHIP
容器のプレスフレームとして旋回軸を中心として
旋回装置により回動する旋回形フレームを配設せ
しめた点にある。
以下、本考案装置の具体的態様を添付図面にも
とづいて説明する。
第2図乃至第6図は本考案装置の1例を示し、
第2図は斜視外観図、第3図は正面図、第4図は
平面図、第5図は第3図A−A断面図、第6図は
第3図B−B断面図である。
これら図において第1図と同一符号は夫々同一
部分を示しているが、上蓋2及び下蓋3,4を備
えたHIP容器1は後方の容器フレーム13より前
面に出て支設されており、その略中心延長線上に
冷却又は予熱用の補助筒11を配して、該補助筒
11を保持する補助ステーシヨン15が側方に並
設されている。そして、これら容器1及び補助ス
テーシヨン15の前面側において当該容器1及び
補助筒11の中心延長線上より外れて後述する搬
送装置搬送用のレール14が設置され、HIP容器
1及び補助ステーシヨン15の補助筒11間にわ
たり搬送装置6が往復走行可能に載置されてい
る。
一方、5は前記HIP容器1をHIP時、押圧保持
するためのプレスフレームであり、HIP時、容器
1を押圧し、HIP処理前後、HIP容器1を解放す
るため旋回装置12によつて少くとも90度回動可
能に設けられている。
ここで、前記プレス容器1及び側方の補助ステ
ーシヨン15の前面に、それら容器及び補助ステ
ーシヨンの延長線上より外れて搬送用レールを配
設したことは本考案の重要な特徴部分をなし、従
つて搬送装置6においてもこれに対応した構成が
取り入れられている。
即ち、搬送装置6は、台車7上に昇降フレーム
を載設し、走行用モータ9によつて台車7下面の
滑動車輪を介して走行するが、昇降フレーム8内
には上部に設置された昇降用モータ10によつて
作動される昇降装置が収設されており、第6図に
図示する如く下蓋受16がその支承部を螺杆17
に貫挿して前記容器1ならびに補助ステーシヨン
15の補助筒11下部位置まで延び出すように延
設されていて、前記昇降用モータ10によつて螺
杆17を案内とし、上下に昇降する構成となつて
いる。
なお、第5図における符号20は作動用の油圧
ユニツト、21は増圧機、23はバルブスタンド
を夫々示す。又、符号22はプレスフレーム5の
旋回軸、24は搬送用レール14に付設された位
置決めストツパーである。
次に上記構成から本考案装置の作用について述
べる。
先ず、第3図,第4図はHIP容器1において
HIP処理を、一方、補助筒例えば冷却筒11にお
いて冷却処理を行なつている状態であり、搬送装
置6は補助ステーシヨン15前面に位置してい
る。
HIP処理は、第5図に示す如く加熱装置18,
断熱層18′を下上蓋3上に一体に載置し収蔵し
た容器1において、その加熱装置18′,断熱層
18内で下上蓋3上の載台に被処理体19を載せ
て容器1上下蓋をプレスフレーム5により押圧気
密保持して通常の方法によつて行なわれる。
そして、HIP処理終了後、プレスフレーム5を
前述した旋回軸22を中心として旋回装置12に
より矢示方向に90度回動し、押圧保持を解き被処
理体製品19を取り出す。このとき、通常、図に
おいて補助ステーシヨン15前面にある搬送装置
6はHIP容器1の前面にあり、昇降フレーム18
より延設された下蓋受16により容器1の下蓋を
受止して製品19を取り出し搬送レール14上を
移行して補助ステーシヨン15に該製品19を下
蓋と共に運搬する。断熱層ならびに加熱装置も一
体の場合には同時に運搬される。
かくして搬送された下蓋は冷却筒下部に至り、
次いで下蓋を上昇せしめて第6図に示される状態
として冷却を行なう。
一方、HIP容器には、別途下蓋を用意し、前記
冷却筒への製品装入が終れば搬送装置6を戻し昇
降装置を利用して次の被処理体19を装入する。
なお、補助ステーシヨンにおいて補助筒11が
複数個装設され、順次、取り出し.装入を繰り返
すときは前述の操作を繰り返す。又、前記は冷却
の場合であるが、予熱の場合には、その搬送は逆
となる。
このようにして搬送装置6はHIP装置より補助
ステーシヨンまで何らの障害も邪魔もなく移動す
ることができる。
第7図乃至第9図は本考案装置の他の変形実施
例を示し、HIP処理容器1を複数個1a,1b,
1c並設し、搬送装置6を容器1前面に設けた搬
送用レール14に沿つてそれら複数個の容器1
a,1b,1c間を往復走行せしめ得るようにな
したものである。この場合、各容器における製品
取り出しの時間に時間差を設けておけば1台の搬
送装置6を用いて製品の取り出しを容易に行なう
ことができる。被処理体の装入.取り出しの操作
は前記第3図,第4図の場合と同様である。又、
図中、それら前各図と同一符号は同一部分を表わ
す。
なお、この装置にあつても作動を円滑にするた
め、前述の場合と同じくHIP処理位置にある場
合、プレスフレーム5下面と昇降フレーム8の下
死点との間ならびに容器下蓋の前面と搬送装置6
の対向面との間には夫々隙間a,bが設けられて
おり、プレスフレーム5下面と昇降フレーム8下
死点とのスペースに下蓋及び製品が自由に横行で
きるようになつている。
本考案装置は以上の如く、搬送装置がHIP処理
装置,補助ステーシヨン間等において自由に横行
できるように構成され、搬送装置にはその走行方
向と直角方向に片持状に延設された昇降フレーム
を有し、下蓋を受止し得るようになつている構成
からなり、従前の各装置に比し、以下の各効果を
有する。
(1) 搬送装置がその走行にあたつて台車中心が
HIP容器等の中心延長線上から外れたオフセン
タートランスフア方式であるから搬送装置は、
HIP位置,補助ステーシヨン位置を通じ邪魔さ
れることなく移動が可能で、従来型に比しHIP
装置に接近し易くなり、HIP装置全体のコンパ
クト化と共にメンテナンスが容易である。
(2) 複数のHIP容器で処理したもの、あるいは
HIP容器,補助ステーシヨンを通じて1台の搬
送装置で処理することができ、経済上、有利と
なる。
(3) 従来の補助ステーシヨン設置の場合における
深いピツトは不要となり、地面上に設置可能な
ため見通しも良好で監視に便である。
(4) HIP容器背後の容器フレーム内に油圧ユニツ
ト,増圧機,バルブスタンド等の各機器を組み
込む構造とすることができるので機器類の配置
が容易となり、配管,配線が整理され、清潔と
なる。
(5) 前述の如くオフセンター方式のため、HIP容
器を中心に左右に補助ステーシヨンが設置可能
となり、機能的な配置が採用でき、かつ搬送距
離もその割に短かくすることができる。
(6) HIP容器のプレスフレームとして旋回形フレ
ームが設けられているため、旋回装置により回
動するだけで製品の取出し、押圧保持が容易に
でき、複雑なフレーム移動装置や移動のための
スペースも必要でなく前記HIP装置全体のコン
パクト化を効果的ならしめる。
等である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前のHIP装置の1例を示す外観斜視
図、第2図は本考案に係るHIP装置の1例を示す
位置決めストツパー省略外観斜視図、第3図は第
2図に示す装置の正面図、第4図は同平面図、第
5図は第3図A−A矢視断面図、第6図は第3図
B−B矢視断面図、第7図乃至第9図は本考案装
置の他の実施例を示す図で、第7図は要部外観斜
視図、第8図は正面図、第9図は製品搬送時の側
面図である。 1……HIP容器、2……上蓋、3……下上蓋、
4……下下蓋、5……プレスフレーム、6……搬
送装置、7……台車、8……昇降フレーム、11
……補助筒、13……容器フレーム、14……搬
送用レール、15……補助ステーシヨン、16…
…下蓋受、24……位置決めストツパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 少くとも1個の熱間静水圧プレス容器と、少
    くとも1基の補助ステーシヨン又は/及び熱間
    静水圧プレス容器とを直線上に配設し、同直線
    上より外れて同直線に並行して前記容器並びに
    補助ステーシヨンの前面に搬送装置搬送用レー
    ルを設置し、該レール上に下蓋受を支持する昇
    降自在の片持支持されてなる昇降フレームを備
    えた搬送装置を該レールに沿つて前記プレス容
    器間又は容器と補助ステーシヨン間にわたり走
    行可能に設けてなると共に、前記熱間静水圧プ
    レス容器のプレスフレームとして旋回軸を有
    し、旋回装置により回動可能な旋回形フレーム
    を配設してなることを特徴とする熱間静水圧プ
    レス装置。 2 搬送用レールが前記プレス容器ならびに補助
    ステーシヨン対応位置に夫々位置決めストツパ
    ーを有している実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の熱間静水圧プレス装置。 3 下蓋受フレームが不死点にあるとき、製品を
    載置した下蓋は搬送用レールに沿い自由に横行
    可能である実用新案登録請求の範囲第1項又は
    第2項記載の熱間静水圧プレス装置。
JP96883U 1983-01-07 1983-01-07 熱間静水圧プレス装置 Granted JPS59108194U (ja)

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JP96883U JPS59108194U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 熱間静水圧プレス装置

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JPS59108194U JPS59108194U (ja) 1984-07-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5499711A (en) * 1978-01-24 1979-08-06 Kobe Steel Ltd Sealing method and apparatus for part which takes in or out material to be treated in hot hydrostatic press system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5499711A (en) * 1978-01-24 1979-08-06 Kobe Steel Ltd Sealing method and apparatus for part which takes in or out material to be treated in hot hydrostatic press system

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JPS59108194U (ja) 1984-07-20

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