JPS6310347Y2 - - Google Patents

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JPS6310347Y2
JPS6310347Y2 JP15383982U JP15383982U JPS6310347Y2 JP S6310347 Y2 JPS6310347 Y2 JP S6310347Y2 JP 15383982 U JP15383982 U JP 15383982U JP 15383982 U JP15383982 U JP 15383982U JP S6310347 Y2 JPS6310347 Y2 JP S6310347Y2
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JP
Japan
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seat
vehicle body
rail
rolling surface
latch
Prior art date
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JP15383982U
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JPS5957233U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、座席を支持する座席レールと、この
座席レールをローラを介してスライド可能に支持
して車体に取り付けられる車体レールとより成る
自動車用シートスライド装置に関する。
第1図に例示するように、座席Aのベースプレ
ートA1の両側に一対配設され、ベースプレート
A1の側部に固結されてこれを支持する座席レー
ル1と、この座席レール1をローラを介してスラ
イド可能に支持しており、取付ブラケツト21,
22を介して車体側に取り付けられる車体レール
2とより成るシートスライド装置であつて、ロー
ラを介して夫々のレールの転動面壁が対向し、車
体レール2側にラツチ係合孔23,23,…が連
設され、座席レール1側の転動面壁を貫通してス
ライド調節用ラツチ11がラツチ係合孔23に係
脱するものが存する。
従来のシートスライド装置としては、例えば第
2図〜第4図に示すようなものがある。
すなわち座席レール1は、横向きチヤンネル状
断面の主部材12と、主部材12より浅い横向き
チヤンネル状断面のレインフオース13とが上下
方向外向きのフランジ14,15で接合された閉
断面をしており、レインフオース13の溝部の底
壁が転動面壁16をなしている。車体レール2
は、座席レール1を内挿する横向きチヤンネル状
断面をしており、上下側壁の前端に上下方向内向
きのフランジ24,25が形成され、溝部の底壁
が転動面壁26をなし、この転動面壁26にラツ
チ係合孔23,23,…が穿設されている。座席
レール1の転動面壁16と車体レール2の転動面
壁26との間の前後二箇所には第1ローラ31と
第2ローラ32とが夫々介装され、第1ローラ3
1はフランジ14,15とフランジ24,25と
の間に介装されるボール33,33とともに第1
リテーナ34に保持され、第2ローラ32は同様
にボール35,35とともに第2リテーナ36に
保持されている。
シートスライド装置の大略的構造は以上のとお
りであるが、上記従来例においては、座席レール
1の転動面壁16の内面に突出したストツパ突起
として第1ボス17、第2ボス18、第3ボス1
9、第4ボス20が突設され、車体レール2には
同様に転動面壁26の内面に突出したストツパ突
起が、第1リベツト27、第2リベツト28の頭
部により形成されており、第4図に示すように、
スライドストローク後端において第1ローラ31
が第1リベツト27に当接し、かつ第2ボス18
が第1ローラ31に当接することにより座席レー
ル1が矢示B方向に抜け出さないようになつてお
り、更に第2ローラ32には第4ボス20が当接
して第2ローラ32が反対側へ抜け出さないよう
になつている。逆にスライドストローク前端にお
いては、同様に第2ローラ32が第2リベツト2
8と第3ボス19に挟まれ、第1ローラ32に第
1ボス17が当接する。
しかしながら、このような従来の自動車用シー
トスライド装置では、スライドストローク端にお
いて、座席レール1が抜け出さないように停止さ
せるのは1個のローラをボスならびにリベツトで
挟んだ一箇所だけであり、他のローラは単にそれ
自体が抜け出さないようにされているだけなの
で、座席Aがスライドストローク端に至つて停止
したときの荷重が一箇所に集中し、ストツパ突起
やその近傍が摩耗したり変形したりするおそれが
あり、耐久性能上問題が生じるおそれがあつた。
前記従来例において、他のローラにボスを当接さ
せるようにする構造がとれないのは、そのような
ボスを突設する部位がラツチ11の係合端11a
の移動軌跡上に突出するため、干渉するおそれが
あつたり、ラツチ係合孔23と位置が重複するた
めであつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、1個のローラだけで無く他のロ
ーラをも座席レールが抜け出さないように停止さ
せるストツパ突起を設けることができるようにし
た上記問題点を解決することを目的としている。
かかる目的を達成するため、本考案において
は、車体レール側の転動面壁に、ラツチの係合端
の移動軌跡から外れた位置に車体側ストツパ突起
を突設し、座席レール側の転動面壁に、スライド
ストローク端において前記車体側ストツパ突起と
の間にローラを挟持する座席側ストツパ突起を突
設したもので、車体側ストツパ突起をラツチ係合
端の移動軌跡から外れた位置に設けることによ
り、干渉を起さないようにし、かつラツチ係合孔
の両側にも配設できるようにしたものである。
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。なお、従来例と同様の部位には同一符号を付
し重複した説明を省略する。
第5図〜第11図は本考案の一実施例を示して
おり、大略的構造は前記従来例と同様であり、座
席レール1の転動面壁16の内面にストツパ突起
として第1ボス17、第2ボス18、第3ボス1
9、第4ボス20が突設されているのも同様であ
るが、車体レール2の転動面壁26にはストツパ
突起として第1リベツト27、第2リベツト28
に加え、転動面壁26の中央部長手方向に位置す
るところのラツチ11の係合端11aの移動軌跡
を挟んで対向する一対の第5ボス41,41が、
スライドストローク前端において第1ローラ31
を第1ボス17との間に挟持する位置に突設さ
れ、同様に一対の第6ボス42,42がスライド
ストローク後端において第2ローラ32を第4ボ
ス20との間に挟持する位置に突設され、第6ボ
ス42,42は当該位置のラツチ係合孔23の両
側に配設されている。
尚、車体側ストツパ突起を対向する一対として
いるが、これに限らず、ラツチ係合端の移動軌跡
から外れた位置に、上下いずれか一個を配設して
も良いことは勿論である。又突起として切起片で
も良い。
上記構成を有する自動車用シートスライド装置
では、座席レール1と車体レール2とはラツチ1
1の係合端11aが車体レール2のラツチ係合孔
23に係合しているときはスライドすること無く
固定され、係合端11aがラツチ係合孔23から
外れるとスライドする。スライドする際、係合端
11aは車体レール2の転動面壁26の内面に沿
つて移動するが、一対になつている第5ボス4
1,41あるいは第6ボス42,42の間を通過
するので干渉することが無い。そして、第6図お
よび第11図に示すように、スライドストローク
後端において、第1ローラ31が第1リベツト2
7と第2ボス18との間に挟持されるのに加え、
第2ローラ32が第4ボス20と第6ボス42,
42との間に挟持されるので、停止荷重はこの2
箇所に分散して車体レール2へ伝達される。同様
にスライドストローク前端においては、第2ロー
ラ32が第2リベツト28と第3ボス19との間
に挟持されるのに加え第1ローラ31が第1ボス
17と第5ボス41,41との間に挟持される。
本考案に係る自動車用シートスライド装置によ
れば、スライドストローク端において座席レール
ならびに座席を停止させる際、全てのローラを拘
束して停止させることができるようにしたから、
停止荷重が分散し、ストツパ突起やその近傍に無
理が生じることが無く、しかも、ラツチとの干渉
を起すことも無いので作動が円滑である。
【図面の簡単な説明】
第1図は座席とシートスライド装置との分解斜
視図、第2図〜第4図は従来例を示し、第2図は
シートスライド装置の正面図、第3図は第2図
−断面図、第4図はローラとストツパ突起との
関係を概念的に示した平面図、第5図〜第11図
は本考案の一実施例を示し、第5図はシートスラ
イド装置の正面図、第6図は同じく平面図、第7
図は第5図視図、第8図は第5図−断面
図、第9図は要部斜視図、第10図は車体レール
の一部を破断して示した部分斜視図、第11図は
ローラとストツパ突起との関係を概念的に示した
平面図である。 1……座席レール、11……ラツチ、16……
転動面壁、17,18,19,20……ボス(座
席側ストツパ突起)、2……車体レール、23…
…ラツチ係合孔、26……転動面壁、27,28
……リベツト(車体側ストツパ突起)、31,3
2……ローラ、41,42……ボス(車体側スト
ツパ突起)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席を支持する座席レールと、該座席レールを
    ローラを介してスライド可能に支持して車体側に
    取り付けられる車体レールとより成り、ローラを
    介して夫々のレールの転動面壁が対向し、その車
    体レール側にラツチ係合孔が連設され、座席レー
    ル側の転動面壁を貫通して該ラツチ係合孔にスラ
    イド位置調節用ラツチが係脱される自動車用シー
    トスライド装置において、前記車体レール側の転
    動面壁に、ラツチの係合端の移動軌跡から外れた
    位置に車体側ストツパ突起を突設し、座席レール
    側の転動面壁に、スライドストローク端において
    前記車体側ストツパ突起との間にローラを挟持す
    る座席側ストツパ突起を突設したことを特徴とす
    る自動車用シートスライド装置。
JP15383982U 1982-10-08 1982-10-08 自動車用シ−トスライド装置 Granted JPS5957233U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15383982U JPS5957233U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 自動車用シ−トスライド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15383982U JPS5957233U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 自動車用シ−トスライド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5957233U JPS5957233U (ja) 1984-04-14
JPS6310347Y2 true JPS6310347Y2 (ja) 1988-03-28

Family

ID=30340235

Family Applications (1)

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JP15383982U Granted JPS5957233U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 自動車用シ−トスライド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007584A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

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JP2610528B2 (ja) * 1989-11-30 1997-05-14 株式会社タチエス スライドレールのスチールボールストッパ構造
JP5366281B2 (ja) * 2008-11-20 2013-12-11 日本発條株式会社 車両用シートのスライド構造
JP5366282B2 (ja) * 2008-11-20 2013-12-11 日本発條株式会社 車両用シートのスライド構造および該構造を有する車両用シート
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JP2017007584A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

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JPS5957233U (ja) 1984-04-14

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