JPS6310282Y2 - - Google Patents

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JPS6310282Y2
JPS6310282Y2 JP1980183761U JP18376180U JPS6310282Y2 JP S6310282 Y2 JPS6310282 Y2 JP S6310282Y2 JP 1980183761 U JP1980183761 U JP 1980183761U JP 18376180 U JP18376180 U JP 18376180U JP S6310282 Y2 JPS6310282 Y2 JP S6310282Y2
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JP
Japan
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ethylene
sealing agent
heat sealing
agent layer
polyethylene
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JP1980183761U
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JPS57105746U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、発泡ポリスチレン容器の蓋材、特
に開封容易な蓋材に関する。
発泡樹脂の容器にあげ麺などを収納し、熱湯を
注ぐだけで供することができる即席食品が普及し
ている。この容器の蓋材としては、容器とのヒー
トシール性が良く、輸送中などにシール部が剥離
するようなことがなく、また、内容物を供する際
に、熱湯を入れて蓋をし、3〜4分放置するた
め、シール部及びシール剤の塗布面が蒸気及び内
容物の油成分によつて変質しないことが必要であ
る。そのほか、密封性、開封容易性なども要求さ
れることは勿論である。
現在一般に用いられている蓋材は、紙と15μ程
度の厚みのアルミニウム箔をポリエチレンなどで
貼り合せ、アルミニウム箔の外面に、溶剤タイプ
のヒートシール剤層を、厚さ4〜6μ程度塗布し
たものである。この蓋材は、上に述べた耐油性、
耐蒸気性、開封容易性などの点で問題はないが、
最近のアルミニウム箔の高騰により、これを出来
るだけ薄くする要求が高まつている。
しかしながら、アルミニウム箔を例えば7μ程
度の厚みにすると、手で蓋を剥離した際に、箔が
破れて容器のフランジ部に残片が付着し、衛生上
も外観的にも好ましくない。
また、ヒートシール剤層の厚みを大きくし、こ
の層のフイルム強度を高め、アルミニウム箔の薄
みを補強して破れを防止することも考えられる
が、溶剤タイプのヒートシール剤を塗布する場
合、厚み10μ程度が限度であつて、箔の破損を防
止するまでには至らない。
そこで、さらにポリエチレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体などを15〜30μの厚みに押出しコ
ーテイングすることも考えられるが、ポリエチレ
ンは、発泡ポリスチレンの容器とヒートシール強
度が低く、エチレン−酢酸ビニル共重合体は耐油
性、耐熱性、耐蒸気性などが悪く、いずれも実用
上問題がある。
この考案は、以上の課題を解決するために提案
されたものであつて、従来のものよりも薄いアル
ミニウム箔を用いても開封時の破損がなく、さら
に、開封性、耐油性、耐熱性、耐蒸気性などの面
でも優れた性能を持つ蓋材を提供するものであ
る。
以下、この考案を添付図面に基いて説明する。
第1図に示すように、この考案の蓋材は、紙、
ポリエステルなどの合成樹脂フイルムから成る基
材1に、接着剤2を介して10μ以下の厚みのアル
ミニウム箔3を貼り合せ、さらにこの箔の外面
に、有機チタン、ポリエチレンイミン、ウレタン
系などのアンカーコート4を介してヒートシール
剤層5を設けた積層体である。
上記ヒートシール剤層5は、ポリエチレン20〜
95重量部に対して、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エ
チレン−イソブチルアクリレート共重体、エチレ
ン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル
酸共重合体、ポリイソブチレン、ブチルゴム、ポ
リエステル樹脂から選ばれた一種以上の樹脂を80
〜5重量部、混合した樹脂より成る。
このような混合樹脂は、ポリエチレンを主体と
するため、耐油性、耐蒸気性、耐熱性などに優れ
る一方、ポリエチレンの弱点である発泡ポリスチ
レンに対するヒートシール性は、これに混合した
樹脂で補われ、しかもポリエチレンの上記特性は
失われない。
なお、ポリエチレンに混合する樹脂が5重量部
未満であると、接着性の向上を期待できず、80重
量部を超えると、耐油性、耐熱性、耐蒸気性など
が低下して好ましくない。
上記のような混合樹脂から成るヒートシール剤
層5は、少くとも10μ以上の厚みが必要である。
これ以下では層5のフイルム強度が充分でなく、
開封時に内部のアルミニウム箔3が破れてしま
う。勿論過剰な厚さにする必要はなく、50μ以上
は不要であろう。
次に、第2図に示すように、ポリエチレン層
5′を上記のような混合樹脂より成るヒートシー
ル剤層5とアンカーコート4の間に設けてもよ
い。この場合、ポリエチレン層5′とヒートシー
ル剤層5の合計厚さが10μ以上あればよく、従つ
て層5を相対的に薄くすることができる。
この考案の蓋材によれば、以上のように、通常
の場合よりも薄いアルミニウム箔を用いているの
で、コスト面で有利であり、しかも耐油性、耐蒸
気性、耐熱性の面でも優れ、さらに開封が容易で
あるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案の蓋材の断面図
である。 図中、1は基材、2は接着剤、3はアルミニウ
ム箔、4はアンカーコート、5はヒートシール剤
層、5′はポリエチレン層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基材と、10μ以下のアルミニウム箔と、ヒート
    シール剤層、又はポリエチレン層とヒートシール
    剤層との積層体より成り、上記ヒートシール剤
    層、又はポリエチレン層とヒートシール剤層との
    合計厚みが10μ以上で、このヒートシール剤層が
    ポリエチレン20〜95重量部に対し、エチレン−酢
    酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレー
    ト共重合体、エチレン−イソブチルアクリレート
    共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチ
    レン−メタクリル酸共重合体、ポリイソブチレ
    ン、ブチルゴム、ポリエステルより選ばれた一種
    以上の樹脂を80〜5重量部混合した樹脂より成る
    ことを特徴とする発泡ポリスチレン容器の蓋材。
JP1980183761U 1980-12-20 1980-12-20 Expired JPS6310282Y2 (ja)

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JP1980183761U JPS6310282Y2 (ja) 1980-12-20 1980-12-20

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Publication Number Publication Date
JPS57105746U JPS57105746U (ja) 1982-06-29
JPS6310282Y2 true JPS6310282Y2 (ja) 1988-03-28

Family

ID=29983317

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JP1980183761U Expired JPS6310282Y2 (ja) 1980-12-20 1980-12-20

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089022Y2 (ja) * 1988-08-22 1996-03-13 東洋アルミニウム株式会社 熱封緘蓋材
JP2530711Y2 (ja) * 1990-01-31 1997-03-26 凸版印刷株式会社 蓋 材

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JPS5029659A (ja) * 1973-03-12 1975-03-25
JPS5432585A (en) * 1977-08-18 1979-03-09 Fuji Polymer Ind Method of making resin film laminate

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5736418Y2 (ja) * 1976-05-14 1982-08-11

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JPS57105746U (ja) 1982-06-29

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