JPS6310191B2 - - Google Patents

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JPS6310191B2
JPS6310191B2 JP54168732A JP16873279A JPS6310191B2 JP S6310191 B2 JPS6310191 B2 JP S6310191B2 JP 54168732 A JP54168732 A JP 54168732A JP 16873279 A JP16873279 A JP 16873279A JP S6310191 B2 JPS6310191 B2 JP S6310191B2
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parts
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silicone rubber
self
iron
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Akito Nakamura
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Toray Silicone Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
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    • C08K3/016Flame-proofing or flame-retarding additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
    • C08K5/0066Flame-proofing or flame-retarding additives
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    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は改良された自己消炎性を有する加熱硬
化性シリコーンゴム組成物に関する。 シリコーンエラストマーは種々のすぐれた性質
を有しているが可燃性であるという欠点を有して
いるため、これまでに自己消炎性にする方法が
種々提案されている。例えばその代表的なものと
してシリコーンゴムコンパウンドに白金含有材料
を配合したもの(特公昭44−2591号)、あるいは
シリコーンゴムコンパウンドに白金化合物と
(FeO)x(Fe2O3)y(ただし、式中xとyの比
は0.05〜1.0)を配合したもの(特公昭51−35501
号)あるいはシリコーンゴムコンパウンドに白金
化合物とγ型三・二酸化鉄を配合したもの(特公
昭53−44501号)が知られている。 このように、従来の自己消炎性シリコーンゴム
組成物は白金または白金化合物が必須成分として
配合され、それによつてシリコーンゴムの自己消
炎性に少なからぬ効果をあげてきたが、白金また
は白金化合物が非常に高価であるため、シリコー
ンゴムの製造コストが高くなるという欠点がある
こと、また、シリコーンゴムが有する耐熱性が損
われるという欠点があつた。 本発明者はこのような従来の欠点を改良するた
め鋭意研究した結果、白金または白金化合物を用
いなくても、すぐれた自己消炎性を有し、安価
で、耐熱性にもすぐれた加熱硬化性シリコーンゴ
ム組成物を見出したものである。 すなわち本発明は (A) 平均単位式
【式】 (式中Rは置換または非置換の一価炭化水素
基、a=1.98〜2.05)で示されるオルガノポリ
シロキサン100重量部、 (B) 平均粒子径50ミクロン以下の水酸化アルミニ
ウム 50〜300重量部、 (C) 微粉状γ型三・二酸化鉄もしくは微粉状四・
三酸化鉄0.1〜30重量部より成る自己消炎性シ
リコーンゴム組成物に関する。 本発明に使用される(A)成分としてのオルガノポ
リシロキサンは平均単位式RaSiO4-a2(Rはメチ ル基、エチル基、プロピル基、フエニル基および
それらのハロゲン置換炭化水素基、ビニル基、ア
リル基などから選択される置換または非置換の一
価炭化水素基、a=1.98〜2.05)で示される主と
して直鎖状のジオルガノポリシロキサンである。
ジオルガノポリシロキサンを構成する具体的な単
位の例としてはジメチルシロキサン、メチルフエ
ニルシロキサン、ジフエニルシロキサン、メチル
ビニルシロキサン、フエニルビニルシロキサンな
どがあげられる。ジオルガノポリシロキサンは目
的に応じて液状から生ゴム状のものまで使用可能
であり、したがつてその重合度としては20〜
20000の単一重合体または共重合体あるいはこれ
らの重合体の混合物である。好ましくは重合度が
1000以上の生ゴム状のものである。また、これら
の構造中にRSiO1.5(Rは上記と同じ)の単位が
少量含有していてもよく、分子鎖末端はヒドロキ
シ基、アルコキシ基、トリメチルシリル基、ジメ
チルビニルシリル基、メチルジフエニルシリル
基、メチルフエニルビニルシリル基などがあげら
れ、特に限定するものではない。 本発明に使用される(B)成分としての水酸化アル
ミニウムは、本発明の加熱硬化性シリコーンゴム
組成物が自己消炎性を得るために必須のものであ
る。水酸化アルミニウムの平均粒子径は組成物が
シリコーンゴムに硬化したときの表面のなめらか
さおよびすぐれた自己消炎性を付与するため50ミ
クロン以下であることが必要である。配合量は(A)
成分のオルガノポリシロキサン100重量部に対し
て50〜300重量部、好ましくは100〜200重量部の
範囲である。配合量がこれより少ないと良好な自
己消炎性が得られないし、またこれより多いとシ
リコーンゴムの物性が低下するからである。 本発明に使用される(C)成分としての微粉状γ型
三・二酸化鉄もしくは微粉状四・三酸化鉄の化学
式はγ−Fe2O3および(FeO)x(Fe2O3)y(た
だし、式中xとyの比は0.05〜1.0)で示され、
(B)成分と相まつて本発明の組成物にすぐれた自己
消炎性を付与する必須成分である。酸化鉄には(C)
成分の2種のほかベンガラと称されるα−Fe2O3
があるが、水酸化アルミニウムと併用した場合の
シリコーンゴムの自己消炎性は(C)成分の2種の酸
化鉄ほどの著効を示さない。また、γ型三・二酸
化鉄と四・三酸化鉄の併用をさまたげるものでは
ない。 本組成物に使用されるγ型三・二酸化鉄および
四・三酸化鉄は好ましくは粒子径が50ミクロン以
下の微粉状のものであり、添加量は(A)成分100重
量部に対し、0.1〜30重量部、好ましくは1〜20
重量部である。この添加量が0.1重量部より少な
いと十分な自己消炎性を有するシリコーンゴム組
成物が得られず、30重量部より多いと加工性およ
び加硫して得られるシリコーンエラストマーの物
性が低下する。 本発明の自己消炎性シリコーンゴム組成物は加
熱硬化にさきだつて、従来公知の硬化剤である有
機過酸化物を添加して均一に混合される。この有
機過酸化物としてはベンゾイルパーオキサイド、
2.4−ジクロルベンゾイルパーオキサイド、2.5−
ビス(t−ブチルパーオキシ)−2.5−ジメチルヘ
キサン、ジクミルパーオキサイド、モノクロルベ
ンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾ
エートなどが例示される。また有機過酸化物は(A)
成分100重量部に対して0.3〜6重量部の範囲で使
用する。 本発明の自己消炎性シリコーンゴム組成物は上
記した硬化剤のほかに、必要に応じて末端に水酸
基を有するジメチルシロキサン、ジフエニルシラ
ンジオール、アルコキシシランなどの低分子量の
有機けい素化合物を配合してもよい。また、微粉
末銅、炭酸カルシウム、ジルコン酸カルシウム、
けい酸ジルコニウム、炭酸マンガン、二酸化チタ
ン、有機酸コバルト塩、有機リン化合物、アゾお
よびトリアゾール化合物、本質的にイオウを含ま
ないカーボンブラツクおよび補強充填剤、増量剤
として例えばフユームシリカ、湿式シリカ、石英
微粉末、けい藻土、亜鉛華、塩基性炭酸マグネシ
ウム、活性炭酸カルシウム、けい酸マグネシウ
ム、けい酸アルミニウム、タルク、雲母粉末、硫
酸アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、アスベスト、ガラス繊維、有機補強剤、有機
充填剤などのうち、1種または2種以上を含有し
ていてもよい。このほか従来から用いられている
顔料、酸化セリウム、水酸化セリウムなどの耐熱
剤、酸化防止剤などを配合してもよい。 これらの配合物はロール混練やニーダミキサー
などで均一に混合された後100〜450℃で数秒間〜
1時間、加圧または非加圧下に加熱し、さらに必
要に応じて200〜250℃で1〜48時間二次加熱する
ことにより、自己消炎性のすぐれたシリコーンゴ
ム製品が得られる。 次に本発明の実施例をあげて説明するが、例中
部とあるのは重量部を示す。 なお、自己消炎性の測定は加熱硬化させて得ら
れたシリコーンゴムを長さ130mm、巾13mm、厚さ
2mmに切断して試験片とし、これを無風下に垂直
に固定し、試験片の下端がブンゼンバーナの炎
(炎径11mm、内炎高さ20mm、外炎高さ40mm)の内
炎上部にわずかに接する位置で15秒間炎をあてて
着火し、ついでブンゼンバーナを遠ざけ、消炎す
るまでの時間(秒)を測定した。試験片5枚につ
いて各2回の接炎試験を行ない、各回の平均値
(秒)をもつて自己消炎性のデータとした。 実施例 1 ジメチルシロキサン単位99.5モル%、メチルビ
ニルシロキサン単位0.5モル%からなるオルガノ
ポリシロキサン生ゴム(重合度5000)100重量部、
両末端に水酸基を有するジメチルポリシロキサン
(25℃の粘度が40CS)4部、平均粒子径10ミクロ
ンの水酸化アルミニウム120部、比表面積230m2
gの沈降法シリカ45部を均一に混練し、これを
150℃、2時間加熱処理してベースコンパウンド
とした。このベースコンパウンド100重量部に対
してγ−Fe2O3とFeO・Fe2O3をそれぞぜ2部お
よび4部、硬化剤として2.5−ジメチル−2.5−ジ
(ターシヤリーブチルパーオキシ)ヘキサン0.5部
を加え、2本ロールで均一に混合して成形用組成
物を得た。 この組成物を170℃で10分間、30Kg/cm2の加圧下
に加硫を行ない、厚さ2mmのシリコーンゴムシー
トとしたものについて、前記した条件で自己消炎
性を試験した。 比較例としてベースコンパウンドに硬化剤以外
無添加のもの、H2PtCl6・H2Oの2%イソプロピ
ルアルコール(IPA)溶液を0.4部添加したもの、
α−Fe2O3を4部添加したものについて、上記と
全く同じ条件でシリコーンゴムシートを作成し、
同様に自己消炎性試験を行なつた。これらの結果
を第1表に示す。
【表】
【表】 実施例 2 ジメチルシロキサン単位99.8モル%、メチルビ
ニルシロキサン単位0.2モル%からなるオルガノ
ポリシロキサン生ゴム(重合度7000)100重量部、
両末端に水酸基を有するジメチルポリシロキサン
(25℃の粘度が40CS)4部、平均粒子径10ミクロ
ンの水酸化アルミニウム180部、比表面積200m2
gの乾式シリカ30部を混練し、150℃で2時間処
理してベースコンパウンドとした。このベースコ
ンパウンド100重量部に対してγ−Fe2O3
FeO・Fe2O3をそれぞれ2部、硬化剤として2.5−
ジメチル−2.5−ジ(ターシヤリーブチルパーオ
キシ)ヘキサンを0.5部加え2本ロールで均一に
混合して成形用組成物を得た。この組成物を実施
例1と同様に加熱加硫を行ない、前記した条件で
自己消炎性を試験した。 比較例としてこのベースコンパウンドに硬化剤
以外無添加のもの、およびベースコンパウンド中
から水酸化アルミニウムを除いたベースコンパウ
ンドにγ−Fe2O3およびFeO・Fe2O3を各々5部
を加えたものについて、同様に加熱硬化してシリ
コーンゴムシートを作り、自己消炎性の試験を行
なつた。 この結果を第2表に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 一般式【式】 (式中Rは置換または非置換に一価炭化水素
    基、a=1.98〜2.05)で示されるオルガノポリ
    シロキサン 100重量部、 (B) 平均粒子径50ミクロン以下の水酸化アルミニ
    ウム 50〜300重量部、 (C) 微粉状γ型三・二酸化鉄もしくは微粉状四・
    三酸化鉄 0.1〜30重量部、 および (D) 有機過酸化物 0.3〜6重量部 より成る加熱硬化性シリコーンゴム組成物。
JP16873279A 1979-12-25 1979-12-25 Silicone rubber composition Granted JPS5690853A (en)

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