JPS63101525A - 自動クラツチ装置 - Google Patents
自動クラツチ装置Info
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- JPS63101525A JPS63101525A JP61247087A JP24708786A JPS63101525A JP S63101525 A JPS63101525 A JP S63101525A JP 61247087 A JP61247087 A JP 61247087A JP 24708786 A JP24708786 A JP 24708786A JP S63101525 A JPS63101525 A JP S63101525A
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a、 産業上の利用分野
本発明は自動クラッチ装置に係り、特に電磁弁を介して
空気圧が給排されるエアアクチュエータによってクラッ
チレバ−を操作するようにした自動クラッチ装置におい
て、クラッチ接続時の不測の電源故障によるクラッチの
不意の接続を防止した自動クラッチ装置に関する。
空気圧が給排されるエアアクチュエータによってクラッ
チレバ−を操作するようにした自動クラッチ装置におい
て、クラッチ接続時の不測の電源故障によるクラッチの
不意の接続を防止した自動クラッチ装置に関する。
b、 従来の技術
従来の自動クラッチ装置を第2図に示す、この装置はク
ラッチレバ−1を操作するエアアクチュエータ2と、こ
のエアアクチュエータ2に対する圧縮空気の給排を行な
う給気用電磁弁3および排気用電磁弁4で構成される。
ラッチレバ−1を操作するエアアクチュエータ2と、こ
のエアアクチュエータ2に対する圧縮空気の給排を行な
う給気用電磁弁3および排気用電磁弁4で構成される。
なお、図中5はエアタンク、6はコントローラ、7は大
気弁である。
気弁である。
この自動クラッチ装置においては、電磁弁3゜4がとも
にONになると、エアアクチュエータ2の圧力室8に圧
縮空気が供給されてピストン9が往動し、クラッチが切
られる。また電磁弁3,4がともにOFFになると、圧
力室8内の圧縮空気が電磁弁4および大気室lOを介し
て大気弁7から外部へ排出され、ピストン9が復動して
クラッチが接続される。なお、クラッチを接続する際排
気用電磁弁4の電圧波形をパルス制御することにより排
気を緩慢とし、滑らかなりラッチ接続を行なわせる場合
もある。
にONになると、エアアクチュエータ2の圧力室8に圧
縮空気が供給されてピストン9が往動し、クラッチが切
られる。また電磁弁3,4がともにOFFになると、圧
力室8内の圧縮空気が電磁弁4および大気室lOを介し
て大気弁7から外部へ排出され、ピストン9が復動して
クラッチが接続される。なお、クラッチを接続する際排
気用電磁弁4の電圧波形をパルス制御することにより排
気を緩慢とし、滑らかなりラッチ接続を行なわせる場合
もある。
C6発明が解決しようとする問題点
従来の自動クラッチ装置は概略上述の如く構成されてな
るが、この装置においては給気用電磁弁3には常時閉型
を採用し、排気用電磁弁4には常時開型を採用している
。このように排気用電磁弁4に常時開型を採用する理由
は、仮に常時閉型を採用すればエアアクチュエータ2の
非作動時(クラッチ接続時)に給気用電磁弁3でシール
不良によるエア漏れを生じた場合、このエアが徐々に圧
力室8にたまって圧力が上昇し、クラッチが自然に切れ
てしまうからである。
るが、この装置においては給気用電磁弁3には常時閉型
を採用し、排気用電磁弁4には常時開型を採用している
。このように排気用電磁弁4に常時開型を採用する理由
は、仮に常時閉型を採用すればエアアクチュエータ2の
非作動時(クラッチ接続時)に給気用電磁弁3でシール
不良によるエア漏れを生じた場合、このエアが徐々に圧
力室8にたまって圧力が上昇し、クラッチが自然に切れ
てしまうからである。
ところが、このように排気用電磁弁4を常時開型で構成
すると、変速機を発進ギヤ(例えば2速ギヤ)に入れク
ラッチ断にして発進待ちをしているとき、あるいは半ク
ラツチ接続中において、配線コネクタの接触不良など不
測の電源故障が生じて電磁弁4がOFFになると、圧力
室8の圧縮空気が排出されて運転者の意志にかかわりな
くクラッチが接続ないし急接続されて車両が発進してし
まう゛おそれがある。
すると、変速機を発進ギヤ(例えば2速ギヤ)に入れク
ラッチ断にして発進待ちをしているとき、あるいは半ク
ラツチ接続中において、配線コネクタの接触不良など不
測の電源故障が生じて電磁弁4がOFFになると、圧力
室8の圧縮空気が排出されて運転者の意志にかかわりな
くクラッチが接続ないし急接続されて車両が発進してし
まう゛おそれがある。
本発明は上述の問題を有効に解決すべく創案するに至っ
たものであって、その目的は不測の電源故障が生じても
クラッチが不意に接続されるおそれがない自動クラッチ
装置を提供することにある。
たものであって、その目的は不測の電源故障が生じても
クラッチが不意に接続されるおそれがない自動クラッチ
装置を提供することにある。
d、 問題点を解決するための手段
上述した問題点を解決するめ本発明は、クラッチレバ−
を操作するエアアクチュエータの圧力室に、電磁弁を介
して空気圧を給排してクラッチの断接を行なうようにし
た自動クラッチ装置において、 (Ml 上記エアアクチュエータの圧力室に接続され
た中間ポートと、上記中間ポートの両側に位置する第1
ポートおよび第2ポートを有し、その弁体が上記第1ポ
ート側に附勢されたダブルチェック弁と、 (b) 上記第1ポートと空圧源とを接続する給気通
路に配設された第1の常時閉型電磁弁と、(e) 上
記第1ポートと大気とを接続する排気通路に配設された
第2の常時閉圧型電磁弁と、(d) 上記第2ポート
と空圧源とを接続する給気通路に配設された第3の常時
閉型電磁弁と、+8) 上記第2ポートと大気とを接
続する排気通路に配設された常時開型電磁弁と、 (f) 車両を発進させる際に上記第1および第2の
常時閉型電磁弁を作動させてクラッチの断接を行なうと
ともに、走行時におけるギヤシフトの際に、上記第3の
常時閉型電磁弁および常時間型電磁弁を作動させてクラ
ッチの断接を行なうコントローラと、 をそれぞれ具備したものである。
を操作するエアアクチュエータの圧力室に、電磁弁を介
して空気圧を給排してクラッチの断接を行なうようにし
た自動クラッチ装置において、 (Ml 上記エアアクチュエータの圧力室に接続され
た中間ポートと、上記中間ポートの両側に位置する第1
ポートおよび第2ポートを有し、その弁体が上記第1ポ
ート側に附勢されたダブルチェック弁と、 (b) 上記第1ポートと空圧源とを接続する給気通
路に配設された第1の常時閉型電磁弁と、(e) 上
記第1ポートと大気とを接続する排気通路に配設された
第2の常時閉圧型電磁弁と、(d) 上記第2ポート
と空圧源とを接続する給気通路に配設された第3の常時
閉型電磁弁と、+8) 上記第2ポートと大気とを接
続する排気通路に配設された常時開型電磁弁と、 (f) 車両を発進させる際に上記第1および第2の
常時閉型電磁弁を作動させてクラッチの断接を行なうと
ともに、走行時におけるギヤシフトの際に、上記第3の
常時閉型電磁弁および常時間型電磁弁を作動させてクラ
ッチの断接を行なうコントローラと、 をそれぞれ具備したものである。
e、 作用
上述の如(構成された自動クラッチ装置においては、車
両を発進させる際はコントローラが第1および第2の常
時閉型電磁弁を作動させ、これによって空圧源の圧縮空
気がダブルチェック弁を介してエアアクチュエータの圧
力室に給排され、この結果クラッチが断接機作される。
両を発進させる際はコントローラが第1および第2の常
時閉型電磁弁を作動させ、これによって空圧源の圧縮空
気がダブルチェック弁を介してエアアクチュエータの圧
力室に給排され、この結果クラッチが断接機作される。
このとき、発進ギヤを投入しクラッチ断にして発進待ち
をしているとき、あるいは半クラツチ接続中に万一電源
故障が生じた場合でも、圧力室の圧縮空気の排出は第2
の常時閉型電磁弁を介して行なうようにしているので、
この電磁弁への通電がOFFになると直ちに排気通路が
遮断されてエアアクチュエータの作動が停止され、これ
によりクラッチの不意の接続ないし急接続による車両の
不意の発進ないし急発進を防止できる。
をしているとき、あるいは半クラツチ接続中に万一電源
故障が生じた場合でも、圧力室の圧縮空気の排出は第2
の常時閉型電磁弁を介して行なうようにしているので、
この電磁弁への通電がOFFになると直ちに排気通路が
遮断されてエアアクチュエータの作動が停止され、これ
によりクラッチの不意の接続ないし急接続による車両の
不意の発進ないし急発進を防止できる。
また、走行時においてギヤシフトをする際はコントロー
ラが第3の常時閉型電磁弁と常時開型電磁弁を作動させ
、これによって空圧源の圧縮空気がダブルチェック弁を
介してエアアクチュエータの圧力室に給排され、この結
果クラッチが断接操作される。
ラが第3の常時閉型電磁弁と常時開型電磁弁を作動させ
、これによって空圧源の圧縮空気がダブルチェック弁を
介してエアアクチュエータの圧力室に給排され、この結
果クラッチが断接操作される。
このとき、万一の電源故障により常時開型電磁弁がOP
Fになって不測にクラッチが接続されるようなことがあ
っても、車両が走行しているので特に不都合は生じない
。
Fになって不測にクラッチが接続されるようなことがあ
っても、車両が走行しているので特に不都合は生じない
。
なお、第1および第3の常時閉型電磁弁において通電O
FFのときに、そのバルブシートから微量のエア漏れを
生ずることがあっても、このエアは第1の常時閉型電磁
弁からダブルチェック弁および常時開型電磁弁を通して
、あるいは第3の常時閉型電磁弁から直接常時開型電磁
弁を通してそれぞれ外部へ排出される。従って、例えば
車両駐車時において自然にクラッチが切れるような事態
を未然に防止でき、サイドフレーキを引き忘れてギヤ入
駐車を行なった場合の信鯨性向上対策として有効である
。
FFのときに、そのバルブシートから微量のエア漏れを
生ずることがあっても、このエアは第1の常時閉型電磁
弁からダブルチェック弁および常時開型電磁弁を通して
、あるいは第3の常時閉型電磁弁から直接常時開型電磁
弁を通してそれぞれ外部へ排出される。従って、例えば
車両駐車時において自然にクラッチが切れるような事態
を未然に防止でき、サイドフレーキを引き忘れてギヤ入
駐車を行なった場合の信鯨性向上対策として有効である
。
f、実施例
以下に本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
同図に示す如く、本発明の自動クラッチ装置では4つの
電磁弁14〜17とダブルチェック弁18を使用してい
る。4つの電磁弁14〜17のうち、3つの電磁弁14
〜16は常時閉型電磁弁で構成され、残りの電磁弁17
は常時開型電磁弁で構成されている。また、ダブルチェ
ック弁18は弁体19にて開閉される第1ポート20お
よび第2ポート21と、これら両ポー)20.21間に
配設された中間ポート22を有し、弁体lばばね23に
て常時第1ポート20側に附勢されている。
電磁弁14〜17とダブルチェック弁18を使用してい
る。4つの電磁弁14〜17のうち、3つの電磁弁14
〜16は常時閉型電磁弁で構成され、残りの電磁弁17
は常時開型電磁弁で構成されている。また、ダブルチェ
ック弁18は弁体19にて開閉される第1ポート20お
よび第2ポート21と、これら両ポー)20.21間に
配設された中間ポート22を有し、弁体lばばね23に
て常時第1ポート20側に附勢されている。
なお弁体19の外周には間隙が形成されており、後述す
る如く電磁弁14から漏れたエアをこの間隙を通して排
出可能に構成されている。ただし電磁弁14の正常な作
動により第1ポート20に圧縮空気が供給されたときは
、弁体19がばね23に抗して第2ポート21を閉塞す
るまで移動するように構成されている。
る如く電磁弁14から漏れたエアをこの間隙を通して排
出可能に構成されている。ただし電磁弁14の正常な作
動により第1ポート20に圧縮空気が供給されたときは
、弁体19がばね23に抗して第2ポート21を閉塞す
るまで移動するように構成されている。
上記4つの電磁弁14〜17とダブルチェック弁18は
、エアアクチュエータ2とエアタンク5との間において
以下の如(配管されて空圧回路を構成している。すなわ
ち、ダブルチェック弁18の中間ポート22はエアアク
チュエータ2の圧力室8に接続されるとともに、第1ポ
ート20および第2ポート21は、第1の常時閉型電磁
弁14および第3の常時閉型電磁弁16を介してそれぞ
れエアタンク24.25と接続されている。また、第1
ポート20および第2ポート21は、第2の常時閉型電
磁弁15および常時開型電磁弁17を介してそれぞれエ
アアクチュエータ2の大気室10とも接続されている。
、エアアクチュエータ2とエアタンク5との間において
以下の如(配管されて空圧回路を構成している。すなわ
ち、ダブルチェック弁18の中間ポート22はエアアク
チュエータ2の圧力室8に接続されるとともに、第1ポ
ート20および第2ポート21は、第1の常時閉型電磁
弁14および第3の常時閉型電磁弁16を介してそれぞ
れエアタンク24.25と接続されている。また、第1
ポート20および第2ポート21は、第2の常時閉型電
磁弁15および常時開型電磁弁17を介してそれぞれエ
アアクチュエータ2の大気室10とも接続されている。
4つの電磁弁14〜17はコントローラ26によって自
動的にll111mされるようになっている。このコン
トローラ26にはギヤセレクタ27の操作信号およびク
ラッチセンサ28、車速センサ29およびアクセルセン
サ30の検出信号、その他運転状況に関する各種信号が
入力されるようになっており、電磁弁14〜17はこれ
ら信号に基づいてamされるようになヮている。詳しく
は、停車状態にある車両を発進させる場合はまず車速が
0であることを車速センサ28が検出し、この検出信号
がコントローラ26に入力され、所定の発進操作、例え
ばアクセルの踏込あるいはブレーキペダル開放により第
1および第2の常時閉型電磁弁14.15が作動するよ
うに構成されている。また、走行時においてギヤシフト
を行なう場合はまず車速が0でないことを車速センサ2
8が検出し、この検出信号がコントローラ26に入力さ
れ、所定のギヤシフト信号に関連して第3の常時閉型電
磁弁16および常時開型電磁弁17が作動するように構
成されている。
動的にll111mされるようになっている。このコン
トローラ26にはギヤセレクタ27の操作信号およびク
ラッチセンサ28、車速センサ29およびアクセルセン
サ30の検出信号、その他運転状況に関する各種信号が
入力されるようになっており、電磁弁14〜17はこれ
ら信号に基づいてamされるようになヮている。詳しく
は、停車状態にある車両を発進させる場合はまず車速が
0であることを車速センサ28が検出し、この検出信号
がコントローラ26に入力され、所定の発進操作、例え
ばアクセルの踏込あるいはブレーキペダル開放により第
1および第2の常時閉型電磁弁14.15が作動するよ
うに構成されている。また、走行時においてギヤシフト
を行なう場合はまず車速が0でないことを車速センサ2
8が検出し、この検出信号がコントローラ26に入力さ
れ、所定のギヤシフト信号に関連して第3の常時閉型電
磁弁16および常時開型電磁弁17が作動するように構
成されている。
自動クラッチ装置は上述の如く構成されてなり、この装
置によるクラッチの断接操作は次のようになされる。ま
ず停車時においてギヤセレクタ27を例えばNにュート
ラル)からD(ドライブ)に操作すると、このギヤシフ
ト信号に基づきコントローラ26が第1の常時閉型電磁
弁14をONにする。
置によるクラッチの断接操作は次のようになされる。ま
ず停車時においてギヤセレクタ27を例えばNにュート
ラル)からD(ドライブ)に操作すると、このギヤシフ
ト信号に基づきコントローラ26が第1の常時閉型電磁
弁14をONにする。
電磁弁14がONになると、エアタンク24の圧縮空気
が第1の常時閉型電磁弁14を通り、ダブルチェッり弁
18の弁体19をばね23に抗して押上げて第2ポート
21を閉塞し、中間ポート22からエアアクチュエータ
2の圧力室8に供給される。この結果クラッチが切られ
、これをクラッチセンサ28が検出して第1の常時閉型
電磁弁14をOFFにし、その後ドライブギヤの投入が
なされて発進待ちの状態となる。
が第1の常時閉型電磁弁14を通り、ダブルチェッり弁
18の弁体19をばね23に抗して押上げて第2ポート
21を閉塞し、中間ポート22からエアアクチュエータ
2の圧力室8に供給される。この結果クラッチが切られ
、これをクラッチセンサ28が検出して第1の常時閉型
電磁弁14をOFFにし、その後ドライブギヤの投入が
なされて発進待ちの状態となる。
次に、アクセルを踏込むとこれをアクセルセンサ30が
検出し、この検出結果に基づきコントローラ26が第2
の常時閉型電磁弁15をONにする。第2の常時閉型電
磁弁15がONになると、圧力室8内の圧縮空気がダブ
ルチェック弁1Bの中間ポート22および第1ポート2
0を経由して第2の常時閉型電磁弁15を通り、エアア
クチュエータ2の大気室10から大気弁7を介して外部
に排出される。この結果エアアクチュエータ2のピスト
ン9が復動してクラッチが接続され車両が発進する。な
お半クラツチ状態においては第2の常時閉型電磁弁の電
圧波形がパルス制御され、緩慢な排気により滑らかなり
ラッチ接続がなされる。
検出し、この検出結果に基づきコントローラ26が第2
の常時閉型電磁弁15をONにする。第2の常時閉型電
磁弁15がONになると、圧力室8内の圧縮空気がダブ
ルチェック弁1Bの中間ポート22および第1ポート2
0を経由して第2の常時閉型電磁弁15を通り、エアア
クチュエータ2の大気室10から大気弁7を介して外部
に排出される。この結果エアアクチュエータ2のピスト
ン9が復動してクラッチが接続され車両が発進する。な
お半クラツチ状態においては第2の常時閉型電磁弁の電
圧波形がパルス制御され、緩慢な排気により滑らかなり
ラッチ接続がなされる。
このとき、発進ギヤを投入しクラッチ断にして発進待ち
をしているとき、あるいは半クラツチ接続中に万一電源
故障が生ずると、第2の常時閉型電磁弁15がOFFに
なって直ちに排気通路が閉塞される。従って従来のよう
にエアアクチュエータ2のピストン9が不測に復動して
クラッチが接続され、車両が不意に発進するような不具
合を完全に解消することができる。
をしているとき、あるいは半クラツチ接続中に万一電源
故障が生ずると、第2の常時閉型電磁弁15がOFFに
なって直ちに排気通路が閉塞される。従って従来のよう
にエアアクチュエータ2のピストン9が不測に復動して
クラッチが接続され、車両が不意に発進するような不具
合を完全に解消することができる。
また走行時においてシフトアップまたはシフトダウンの
ギヤシフト信号がコントローラ26から発せられると、
この信号に基づき常時開型電磁弁17がONになった後
第3の常時閉型電磁弁16がONになる。電磁弁16が
ONになるとエアタンク25の圧縮空気がam弁16を
通り、ダブルチェック弁18の第2ポート21および中
間ポート22を経由してエアアクチュエータ2の圧力室
8に供給される。この結果クラッチが切られ、これをク
ラッチセンサ28が検出して第3の常時閉型電磁弁16
をOFFにし、その後シフトアップまたはシフトダウン
のギヤチェンジがなされる。
ギヤシフト信号がコントローラ26から発せられると、
この信号に基づき常時開型電磁弁17がONになった後
第3の常時閉型電磁弁16がONになる。電磁弁16が
ONになるとエアタンク25の圧縮空気がam弁16を
通り、ダブルチェック弁18の第2ポート21および中
間ポート22を経由してエアアクチュエータ2の圧力室
8に供給される。この結果クラッチが切られ、これをク
ラッチセンサ28が検出して第3の常時閉型電磁弁16
をOFFにし、その後シフトアップまたはシフトダウン
のギヤチェンジがなされる。
次に、トランスミッションからのギヤ投入完了信号に基
づき、コントローラ26が常時開型電磁弁17をOFF
にする。電磁弁17がOFFになると圧力室8内の圧縮
空気が常時開型電磁弁17を介して外部に排出され、こ
の結果クラッチが接続されて変速操作を完了する。
づき、コントローラ26が常時開型電磁弁17をOFF
にする。電磁弁17がOFFになると圧力室8内の圧縮
空気が常時開型電磁弁17を介して外部に排出され、こ
の結果クラッチが接続されて変速操作を完了する。
なお第1および第3の常時閉型電磁弁14.16におい
て通電OFFのときに、そのバルブシートから微量のエ
ア漏れが生じた場合、電磁弁14から漏れたエアはダブ
ルチェック弁18の第1ポート20に入り、弁体19を
ばね23に抗してわずかに押上げて弁体19の外周間隙
を通り、さらに第2ポー1−21を経由して常時開型電
磁弁17を通過して外部へ排出される。一方、電磁弁1
6から漏れたエアは直ちに常時開型電磁弁17を通過し
て外部へ排出される。
て通電OFFのときに、そのバルブシートから微量のエ
ア漏れが生じた場合、電磁弁14から漏れたエアはダブ
ルチェック弁18の第1ポート20に入り、弁体19を
ばね23に抗してわずかに押上げて弁体19の外周間隙
を通り、さらに第2ポー1−21を経由して常時開型電
磁弁17を通過して外部へ排出される。一方、電磁弁1
6から漏れたエアは直ちに常時開型電磁弁17を通過し
て外部へ排出される。
従って、例えば車両駐車時において自然にクラッチが切
れるような事態を未然に防止でき、サイドブレーキを引
き忘れてギヤ人駐車を行なった場合の信幀性向上対策と
して有効である。
れるような事態を未然に防止でき、サイドブレーキを引
き忘れてギヤ人駐車を行なった場合の信幀性向上対策と
して有効である。
以上、本発明の一実施例につき説明したが、本発明は上
記実施例に限定されることなく種々の変形が可能である
0例えば上記実施例ではダブルチェック弁18の弁体1
9をばね23にて第1ポート20側へ附勢したが、第1
ポート20側を下向きにしてダブルチェック弁18を設
置することができれば、弁体19に作用する重力がばね
23と同様の働きをするので、ばね23を省略すること
も可能である。
記実施例に限定されることなく種々の変形が可能である
0例えば上記実施例ではダブルチェック弁18の弁体1
9をばね23にて第1ポート20側へ附勢したが、第1
ポート20側を下向きにしてダブルチェック弁18を設
置することができれば、弁体19に作用する重力がばね
23と同様の働きをするので、ばね23を省略すること
も可能である。
また上記実施例では信頼性を向上させるために2つのエ
アタンク25.26を用いたが、場合によっては1つの
エアタンクから電磁弁14.16に圧縮空気を供給して
もよい。
アタンク25.26を用いたが、場合によっては1つの
エアタンクから電磁弁14.16に圧縮空気を供給して
もよい。
また上記実施例では電磁弁14.15と電磁弁16.1
7のいずれを作動させるかの判断は車速センサ29から
の検出信号に基づいて行なったが、ギヤセレクタ27の
セレクト位置、すなわちギヤセレクタ27が1速、2速
あるいはRに操作されているときは電磁弁14.15を
作動させ、3速以上のときに電磁弁16、17を作動さ
せるようにしてもよい。すなわち、車速が0で車両を発
進させようとしているときは必ずギヤセレクタ27が1
速、2速またはRになっているからである。
7のいずれを作動させるかの判断は車速センサ29から
の検出信号に基づいて行なったが、ギヤセレクタ27の
セレクト位置、すなわちギヤセレクタ27が1速、2速
あるいはRに操作されているときは電磁弁14.15を
作動させ、3速以上のときに電磁弁16、17を作動さ
せるようにしてもよい。すなわち、車速が0で車両を発
進させようとしているときは必ずギヤセレクタ27が1
速、2速またはRになっているからである。
また本実施例は4つの電磁弁を有するので、例えば電磁
弁14.15のいずれかが故障した場合に他の電磁弁1
6.17を発進用にも使えるように制御プログラムを組
んでおけば、信頼性が大幅に向上する。
弁14.15のいずれかが故障した場合に他の電磁弁1
6.17を発進用にも使えるように制御プログラムを組
んでおけば、信頼性が大幅に向上する。
また上記実施例では排気用電磁弁15. ITはそれぞ
れ1つで構成したが、2つの排気用電磁弁をそれぞれ並
列に配設してもよい。
れ1つで構成したが、2つの排気用電磁弁をそれぞれ並
列に配設してもよい。
8、 発明の効果
本発明は上述の如く、発進用と変速用にそれぞれ給気用
と排気用の一対の電磁弁を設け、発進用の電磁弁(第1
および第2の常時閉型電磁弁)は両方とも常時閉型電磁
弁に構成しているので、不測の電源故障が生じても従来
のようにエアアクチュエータが復動してクラッチが接続
され、車両が不意に発進するような不具合は確実に防止
できる。
と排気用の一対の電磁弁を設け、発進用の電磁弁(第1
および第2の常時閉型電磁弁)は両方とも常時閉型電磁
弁に構成しているので、不測の電源故障が生じても従来
のようにエアアクチュエータが復動してクラッチが接続
され、車両が不意に発進するような不具合は確実に防止
できる。
また、変速用の電磁弁(第3の常時閉型電磁弁。
常時開型電磁弁)は給気用を常時閉型に、排気用を常時
開型にそれぞれ構成し、発進用と変速用の給気用電磁弁
から漏洩した圧縮空気を常時開型電磁弁から外部に排出
するようにしているので、従来のように漏洩した空気に
よってエアアクチュエータが自動的に作動してクラッチ
が切れるようなおそれはまったくなく、例えばサイドブ
レーキを引かないでギヤ人駐車を行なったような場合の
装置の信頼性を向上させることができる。
開型にそれぞれ構成し、発進用と変速用の給気用電磁弁
から漏洩した圧縮空気を常時開型電磁弁から外部に排出
するようにしているので、従来のように漏洩した空気に
よってエアアクチュエータが自動的に作動してクラッチ
が切れるようなおそれはまったくなく、例えばサイドブ
レーキを引かないでギヤ人駐車を行なったような場合の
装置の信頼性を向上させることができる。
第1図は本発明に係る自動クラッチ装置の概略構成図で
ある。また第2図は従来の自動クラッチ装置の概略構成
図である。 1・・・タラソチレバー〜 2・・・エアアクチュエータ、7・・・大気弁、8・・
・圧力室、 10・・・大気室、14・・・
第1の常時閉型電磁弁、 15・・・第2の常時閉型電磁弁、 16・・・第3の常時閉型電磁弁、 17・・・常時開型電磁弁、 18・・・ダブルチェック弁、 19・・・弁体、20
・・・第1ポート、 21・・・第2ポート、2
2・・・中間ポート、 23・・・ばね、24.
25・・・エアタンク、26・・・コントローラ、27
・・・ギヤセレクタ、28・・・クラッチセンサ、29
・・・車速センサ、30・・・アクセルセンサ。 特許出願人 自動車機器株式会社 (ほか2名)
ある。また第2図は従来の自動クラッチ装置の概略構成
図である。 1・・・タラソチレバー〜 2・・・エアアクチュエータ、7・・・大気弁、8・・
・圧力室、 10・・・大気室、14・・・
第1の常時閉型電磁弁、 15・・・第2の常時閉型電磁弁、 16・・・第3の常時閉型電磁弁、 17・・・常時開型電磁弁、 18・・・ダブルチェック弁、 19・・・弁体、20
・・・第1ポート、 21・・・第2ポート、2
2・・・中間ポート、 23・・・ばね、24.
25・・・エアタンク、26・・・コントローラ、27
・・・ギヤセレクタ、28・・・クラッチセンサ、29
・・・車速センサ、30・・・アクセルセンサ。 特許出願人 自動車機器株式会社 (ほか2名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 クラッチレバーを操作するエアアクチュエータの圧力
室に、電磁弁を介して空気圧を給排してクラッチの断接
を行なうようにした自動クラッチ装置において、 (a)上記エアアクチュエータの圧力室に接続された中
間ポートと、上記中間ポートの両側に位置する第1ポー
トおよび第2ポートを有し、その弁体が上記第1ポート
側に附勢されたダブルチェック弁と、 (b)上記第1ポートと空圧源とを接続する給気通路に
配設された第1の常時閉型電磁弁と、(c)上記第1ポ
ートと大気とを接続する排気通路に配設された第2の常
時閉圧型電磁弁と、(d)上記第2ポートと空圧源とを
接続する給気通路に配設された第3の常時閉型電磁弁と
、(e)上記第2ポートと大気とを接続する排気通路に
配設された常時開型電磁弁と、 (f)車両を発進させる際に、上記第1および第2の常
時閉型電磁弁を作動させてクラッチの断接を行なうとと
もに、走行時におけるギヤシフトの際、上記第3の常時
閉型電磁弁および常時開型電磁弁を作動させてクラッチ
の断接を行なうコントローラと、 をそれぞれ具備したことを特徴とする自動クラッチ装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61247087A JPH0668294B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 自動クラツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61247087A JPH0668294B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 自動クラツチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63101525A true JPS63101525A (ja) | 1988-05-06 |
JPH0668294B2 JPH0668294B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17158231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61247087A Expired - Fee Related JPH0668294B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 自動クラツチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668294B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019181711A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | いすゞ自動車株式会社 | クラッチ制御装置 |
-
1986
- 1986-10-17 JP JP61247087A patent/JPH0668294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019181711A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | いすゞ自動車株式会社 | クラッチ制御装置 |
US11204068B2 (en) | 2018-03-19 | 2021-12-21 | Isuzu Motors Limited | Clutch control device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668294B2 (ja) | 1994-08-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |