JPS6310103Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は戻し機構を有するノツク式棒状化粧料
容器に関するもので、より具体的には尾栓をノツ
クすることによつてアイライナー、アイシヤド
ウ、アイブロウ等々のような化粧料芯を前進さ
せ、更に深くノツクすることによつて突出した化
粧料芯を瞬時に容器内に収納可能とした戻し機構
を有するノツク式棒状化粧料容器に関するもので
ある。

従来技術とその問題点 従来のノツク式棒状化粧料容器は使用時に尾栓
をノツクすることによつて化粧料芯を容易に容器
から突出可能であるが、使用後に化粧料芯を容器
内に収納させるためには尾栓を押した状態のまま
で突出した化粧料芯を先端から押して容器内に押
し込まなければならなかつた。この時従来の容器
では、突出した化粧料芯に力を加えるために一般
に軟質の化粧料芯を折損したり、押し込む際に指
先等を汚し、このため突出した化粧料芯を容器内
に収納するのに相当の注意と手間を要するという
欠点があつた。

考案の目的 本考案はこれらの事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、使用時には尾栓を
ノツクすることにより化粧料芯を容器から突出さ
せ、使用後には尾栓を使用時より更に深くノツク
することにより突出した化粧料芯を瞬時にして容
器内に収納可能とした戻し機構を有するノツク式
棒状化粧料容器を提供しようとするものである。

考案の概要 本考案は、両端に開口部を有し、内周に先端か
ら後端にかけて順に第１段部、第２段部、第３段
部を有する軸筒と、前記軸筒先端に嵌合された中
空筒状カートリツジ外筒と、前記カートリツジ外
筒内に往復動可能に収納された先端に化粧料芯を
固定した芯チヤツクと、前記芯チヤツクを前記カ
ートリツジ外筒後端方向へ常時弾力的に押圧すべ
く該カートリツジ外筒と該芯チヤツクとの間に配
置された第１バネと、前記第２段部と前記第３段
部との間で前後往復動可能であり、先端内径が該
第２段部内径より小さく先端外径が該第２段部内
径より大きく、後端外径が前記第３段部内径より
大きいところのリングと、前記軸筒後端開口部内
に前後往復動可能に挿入された尾栓と、前記軸筒
内の前記芯チヤツクと前記尾栓との間に収納され
て前記芯チヤツク後端を押圧可能な押棒と、前記
尾栓に後端を固定されて前記軸筒内に挿入され、
内部に前記押棒を挿通し、先端の第１外方突起部
が前記リングの内側に位置するとき内方に狭まつ
て前記押棒を挾持し、該第１外方突起部が該リン
グより前記軸筒先端側に位置するとき該リング内
径より外方に拡がつて前記押棒を解放するところ
の第１割チヤツクと、前記尾栓及び前記第１割チ
ヤツクを前記軸筒後端方向へ常時弾力的に押圧す
べく該軸筒と該第１割チヤツクとの間に配置され
た第２バネと、前記カートリツジ外筒と前記第１
割チヤツクとの間の前記軸筒内に配置されて、後
端は該第１割チヤツクが前記押棒を解放した位置
より前記軸筒先端側に適当な距離を有して位置
し、内部に該押棒を挿通し、先端の第２外方突起
部が前記第１段部の内側に位置するととき該押棒
を前記第１バネの押圧力以上で、かつ前記第１割
チヤツクの挾持力以下の力で挾持し、該第１割チ
ヤツクの先端が後端を押圧して前記第２外方突起
部が前記第１段部より前記軸筒先端側に位置する
とき外方に拡がつて前記押棒を解放するところの
第２割チヤツクと、前記第２割チヤツクを前記軸
筒後端方向へ常時弾力的に押圧すべく前記軸筒と
前記第２割チヤツクとの間に配置された第３バネ
とから成るところの、戻し機構を有するノツク式
棒状化粧料容器を提供するものである。

本考案では、尾栓を軸筒に対して先端方向に押
進させることによつて、リング内に位置する第１
外方突起部が押棒を挾持したまま第３段部の位置
から第２段部の位置まで前進して押棒先端が芯チ
ヤツク後端を押進して芯チヤツク先端に固定され
た化粧料芯がカートリツジ外筒から突出し、更に
第１外方突起部がリングから突出して第２段部内
において拡がつて第２割チヤツクによつて挾持さ
れている押棒を解放する。更に、本考案では、尾
栓への押圧力を除去することによつて、第２バネ
の押圧力で第１外方突起部が第２段部内から後退
してリングを第３段部の位置まで後進した後リン
グ内に位置して押棒を挾持することを特徴とす
る。

本考案では、また、尾栓を軸筒に対して先端方
向に化粧料芯突出時よりも深く押進させることに
よつて、突出時と同様にして第２段部内において
拡がつた第１外方突起部が第２割チヤツク後端を
押進して第２割チヤツク先端の第２外方突起部が
第１段部内から突出して拡がり押棒を解放し、第
１バネの押圧力によつて芯チヤツクが押棒ととも
に後退して化粧料芯がカートリツジ外筒内に収納
される。更に、本考案では、尾栓への押圧力を除
去することによつて、突出時と同様にして第１外
方突起部がリング内に位置して押棒を挾持し、第
２外方突起部が第１段部内に位置づけられて押棒
を挾持することを特徴とする。

考案の実施例 次に、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。第１〜３図を参照すると、第１〜３図は本考
案の棒状化粧料容器の縦断面図であつて、第１図
は化粧料芯を押出していない状態を示し、第２図
は化粧料芯を押出している状態を示し、第３図は
化粧料芯を容器内に収納している状態を示す。

図において、軸筒１は、両端に開口部を有する
筒体であつて、先端開口部内周に板バネ２を嵌着
しており、内周中程には、チヤツクストツパー５
を固定し、チヤツクストツパー５の後方にリング
ストツパー７を固定している。チヤツクストツパ
ー５は、先端に第１段部たる内方突起部３を有
し、内方突起部３より後方は第２段部たる内周壁
４を形成する筒体である。リングストツパー７
は、後端に第３段部たる内方突起部６を有する筒
体である。チヤツクストツパー５及びリングスト
ツパー７は軸筒１と一体であつても良く、内方突
起部３と内周壁４が連続していなくとも良い。

軸筒１の先端開口部には、先端開口部内周に内
方突起部１１、内周中程に段部３１を有する中空
筒状カートリツジ外筒８が、板バネ２によつて着
脱自在に嵌合されている。カートリツジ外筒８
は、板バネ２を用いずに、後端側外周に雄ネジ部
を形成し且つ軸筒１の先端開口部内周に雌ネジ部
を螺刻して、軸筒１の先端開口部に対して螺合し
ても良い。カートリツジ外筒８の内部には、化粧
料芯９及び芯チヤツク１０が往復動可能に収納さ
れていて、化粧料芯９の後端は芯チヤツク１０の
先端に固定されている。内方突起部１１の内径は
化粧料芯９の外径よりやや大きく、化粧料芯９の
挿入が自由である。カートリツジ外筒８と芯チヤ
ツク１０との間には圧縮コイルバネ１２が配置さ
れて、バネ１２の先端は段部３１に圧接し、後端
は芯チヤツク１０の後端に設けられた外方突起部
２５に圧接していて、芯チヤツク１０をカートリ
ツジ外筒８の後端方向へ常時弾力的に押圧してい
る。図示の圧縮コイルバネ１２に代えて芯チヤツ
ク１０の後端とカートリツジ外筒８の後端との間
に引張りコイルバネを配しても同様の目的を達す
ることができる。カートリツジ外筒８の後端に
は、中央に開孔部１３を有するカートリツジ尾栓
１４が嵌合されていて、カートリツジ外筒８を軸
筒１から取りはずしたときにもバネ１２、芯チヤ
ツク１０等はカートリツジ外筒８内から脱け出る
おそれがない。

チヤツクストツパー５の後端面とリングストツ
パー７の内方突起部６との間には、リング１５が
収納されていて、これは前後往復動可能であつて
先端内径が内周壁４の内径より小さく、先端外径
が内周壁４の内径より大きく、後端内径が先端内
径より小さく、後端外径が内方突起部６の内径よ
り大きい。こうして、リング１５の内表面は、図
示のようにテーパー状をなしている。

軸筒１の後端開口部内には、尾栓１６が前後往
復動可能に挿入されている。軸筒１内の芯チヤツ
ク１０と尾栓１６との間には後端に外方突起部２
８を有する押棒１７が収納されていて、カートリ
ツジ尾栓１４の開孔１３に挿通されて芯チヤツク
１０の後端を押圧可能である。なお、カートリツ
ジ式でない使い捨て容器として構成する場合に
は、押棒１７は、芯チヤツク１０と一体として形
成されても良い。尾栓１６の先端には３つ割チヤ
ツク１９の後端が固定（螺合）されていて、３つ
割チヤツク１９は軸筒１内に挿入され、かつその
内部に押棒１７を挿通している。３つ割チヤツク
１９は先端に外方突起部１８を有し、外方突起部
１８は後方にテーパー２６を有している。外方突
起部１８がリング１５の内側に位置するとき３つ
割チヤツク１９は内方に絞られて押棒１７を挾持
し、他方、外方突起部１８がチヤツクストツパー
５の内周壁４内に位置するときはリング１５から
解放されてリング１５の内径より外方に拡がつて
押棒１７を解放する。

軸筒１と３つ割チヤツク１９との間には圧縮コ
イルバネ２０が配置されていて、バネ２０の先端
はリングストツパー７の内方突起部６に圧接し、
後端は尾栓９の先端に圧接していて、尾栓１６及
び３つ割チヤツク１９を軸筒１の後端方向へ常時
弾力的に押圧している。

３つ割チヤツク１９の外方突起部１８は、押棒
を挾持した状態の径がリング１５の後端内径より
大きいため、リング１５から後方に脱け出ること
はない。

カートリツジ外筒８と３つ割チヤツク１９との
間の軸筒１内には、先端及び後端にそれぞれ外方
突起部２２及び２４を有する第２の３つ割チヤツ
ク２１が配置されている。外方突起部２２は、後
方にテーパー２７を有している。第２の３つ割チ
ヤツク２１の後端は、第１の３つ割チヤツク１９
が押棒１７を解放した状態の先端の位置より軸筒
１の先端側に適当な距離ａを有して位置し、第２
の３つ割チヤツク２１も内部に押棒１７を挿通し
ている。外方突起部２２がチヤツクストツパー５
の内方突起部３の内側に位置するとき、第２の３
つ割チヤツク２１は、圧縮コイルバネ１２の押圧
力以上で、かつ第１の３つ割チヤツク１９が押棒
１７を挾持する力以下の力で押棒１７を挾持す
る。第１の３つ割チヤツク１９の先端が第２の３
つ割チヤツク２１の後端を押圧して、外方突起部
２２がチヤツクストツパー５の内方突起部３より
軸筒１の先端側に位置するとき、外方突起部２２
は外方に拡がつて押棒１７を解放する。

第２の３つ割チヤツク２１の外周には、圧縮コ
イルバネ２３が配置されていて、バネ２３の先端
はチヤツクストツパー５の内方突起部３に圧接
し、後端は３つ割チヤツク２１の後端に設けられ
た外方突起部２４に圧接していて、３つ割チヤツ
ク２１を軸筒１の後端方向へ常時弾力的に押圧し
ている。チヤツクストツパー５の内方突起部３と
外方突起部２２との摩擦力によつて第２の３つ割
チヤツク２１は、内方突起部３より後方へ脱け出
ることはない。外方突起部２２が内方突起部３よ
り後方へ脱け出ないことを確実にするため、押棒
１７を挾持した状態の外方突起部２２の径より内
方突起部３の後端内径を小さくしても良い。

第１図は尾栓１６に外力を加えていない通常の
状態であつて、この状態から尾栓１６を軸筒１に
対して先端方向に押進させることによつて、リン
グ１５内に位置する外方突起部１８が押棒１７を
挾持したまま、内方突起部６に接していた位置か
らチヤツクストツパー５の後端の位置まで前進す
る。これにより押棒１７の先端がカートリツジ尾
栓１４の開孔部１３を通つて芯チヤツク１０の後
端を押進して化粧料芯９をカートリツジ外筒８の
先端開口部から突出させる。更に尾栓１６を押し
続けると外方突起部１８がリング１５から突出し
てチヤツクストツパー５の内周壁４内において外
方に拡がつて、第２図のように押棒１７を解放す
る。ここまでの尾栓１６の押込みは一段で行な
う。ここで尾栓１６の押込みを離しても押棒１７
は、第２の３つ割チヤツク２１によつて挾持され
ているため、バネ１２による芯チヤツク１０の押
圧力によつて後方へ押し戻されることはない。更
に尾栓１６への押圧力を除去することによつて、
バネ２０の押圧力で外方突起部１８が内周壁４内
から後退してリング１５を内方突起部６に接する
位置まで後進した後リング１５内で内方に絞られ
て押棒１７を挾持する。このとき外方突起部１８
の後方はテーパー２６を有しているのでリング１
５内に納まるのが容易である。

つぎに、尾栓１６を軸筒１に対して先端方向に
前述の化粧料芯９を突出させるときよりも深く
（いわば二段に）押進させることによつて、突出
時と同様にしてまず内周壁４内において拡がつた
外方突起部１８がそのまま前進して第２の３つ割
チヤツク２１の後端を押し、３つ割チヤツク２１
先端の外方突起部２２を内方突起部３内から先端
側に突出させて拡径させ押棒１７を解放する。こ
のためバネ１２の押圧力によつて芯チヤツク１０
が押棒１７とともに後退して第３図のように化粧
料芯９はカートリツジ外筒８内に収納される。更
に、尾栓１６への押圧力を除去することによつ
て、前述の化粧料芯９を突出させたときと同様に
して外方突起部１８が後退しリング１５内に位置
して押棒１７を挾持し、外方突起部２２がバネ２
３の押圧力によつて絞られて内方突起部３内に位
置づけられ、押棒１７を挾持する。このとき外方
突起部２２の後方にはテーパー２７が形成されて
いるため、外方突起部２２は内方突起部３内に納
まるのが容易である。

押棒１７は、後端に外方突起部２８を有するた
め、最大限前進したときにも３つ割チヤツク１９
の外方突起部１８の内側後端面２９によつて係止
されて軸筒１内から脱け出るおそれはない。押棒
１７の長さは、芯チヤツク１０の後端から外方突
起部１８の内側後端面２９までの距離に、突出さ
せる化粧料芯９の長さを加えた長さ以上であるこ
とが望ましい。また、化粧料芯９をカートリツジ
外筒８内に収納するとき十分に収納するために
は、十分に化粧料芯９をカートリツジ外筒８内に
収納した状態で押棒１７の後端が尾栓１６の底面
３０に当接しないようにすることが必要であり、
そのためには第１図の通常の状態における押棒１
７の後端と尾栓１６の底面３０との間の距離ｃ
は、少なくとも外方突起部２２が内方突起部３か
ら突出する長さｂに適当な距離ａを加えただけの
距離を有する必要がある。

本考案の構成部品の材質は種々の金属、プラス
チツク等であつて良いが、軸筒１にはアルミニウ
ムが、カートリツジ外筒８、カートリツジ尾栓１
４及び尾栓１６にはABS樹脂が、芯チヤツク１
０、リングストツパー７及び押棒１７にはPOM
樹脂が、チヤツクストツパー５、３つ割チヤツク
１９，２１及びリング１５には真鍮が好適であ
る。

考案の効果 以上説明のとおり、本考案によれば、使用時に
は尾栓をノツクするだけで容易に化粧料芯を容器
から突出でき、使用後には尾栓を使用時より更に
深くノツクするだけで突出した化粧料芯を瞬時に
してワンタツチで容器内に収納することが可能で
あつて、収納する際に化粧料芯を折損したり指先
等を汚すことがない。また、カートリツジ式なの
で容易に化粧料芯を交換することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、化粧料芯を押出していない状態の本
考案の棒状化粧料容器の縦断面図である。第２図
は、化粧料芯を押出している状態の本考案の棒状
化粧料容器の縦断面図である。第３図は、化粧料
芯を容器内に収納している状態を示す本考案の棒
状化粧料容器の縦断面図である。 主要符号の説明、１……軸筒、３……内方突起
部（第１段部）、４……内周壁（第２段部）、５…
…チヤツクストツパー、６……内方突起部（第３
段部）、７……リングストツパー、８……カート
リツジ外筒、９……化粧料芯、１０……芯チヤツ
ク、１２，２０，２３……コイルバネ、１５……
リング、１６……尾栓、１７……押棒、１９，２
１……３つ割チヤツク。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ａ 両端に開口部を有し、内周に先端から後端に
   かけて順に第１段部、第２段部、第３段部を有
   する軸筒； ｂ 前記軸筒先端に嵌合された中空筒状カートリ
   ツジ外筒； ｃ 前記カートリツジ外筒内に往復動可能に収納
   された先端に化粧料芯を固定した芯チヤツク； ｄ 前記芯チヤツクを前記カートリツジ外筒後端
   方向へ常時弾力的に押圧すべく該カートリツジ
   外筒と該芯チヤツクとの間に配置された第１バ
   ネ； ｅ 前記第２段部と前記第３段部との間で前後往
   復動可能であり、先端内径が該第２段部内径よ
   り小さく先端外径が該第２段部内径より大き
   く、後端外径が前記第３段部内径より大きいと
   ころのリング； ｆ 前記軸筒後端開口部内に前後往復動可能に挿
   入された尾栓； ｇ 前記軸筒内の前記芯チヤツクと前記尾栓との
   間に収納されて前記芯チヤツク後端を押圧する
   ことができる押棒； ｈ 前記尾栓に後端を固定されて前記軸筒内に挿
   入され、内部に前記押棒を挿通し、先端の第１
   外方突起部が前記リングの内側に位置するとき
   内方に狭まつて前記押棒を挾持し、該第１外方
   突起部が該リングより前記軸筒先端側に位置す
   るとき該リング内径より外方に拡がつて前記押
   棒を解放するところの第１割チヤツク； ｉ 前記尾栓及び前記第１割チヤツクを前記軸筒
   後端方向へ常時弾力的に押圧すべく該軸筒と該
   第１割チヤツクとの間に配置された第２バネ； ｊ 前記カートリツジ外筒と前記第１チヤツクと
   の間の前記軸筒内に配置されて、後端は該第１
   割チヤツクが前記押棒を解放した位置より前記
   軸筒先端側に適当な距離を有して位置し、内部
   に該押棒を挿通し、先端の第２外方突起部が前
   記第１段部の内側に位置するとき該押棒を前記
   第１バネの押圧力以上で、かつ前記第１割チヤ
   ツクの挾持力以下の力で挾持し、該第１割チヤ
   ツクの先端が後端を押圧して前記第２外方突起
   部が前記第１段部より前記軸筒先端側に位置す
   るとき外方に拡がつて前記押棒を解放するとこ
   ろの第２割チヤツク；並びに ｋ 前記第２割チヤツクを前記軸筒後端方向へ常
   時弾力的に押圧すべく前記軸筒と前記第２割チ
   ヤツクとの間に配置された第３バネ； から成るところのノツク式棒状化粧料容器。