JPS63100148A - 蒸着用Ni−Fe基合金 - Google Patents

蒸着用Ni−Fe基合金

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JPS63100148A
JPS63100148A JP24621786A JP24621786A JPS63100148A JP S63100148 A JPS63100148 A JP S63100148A JP 24621786 A JP24621786 A JP 24621786A JP 24621786 A JP24621786 A JP 24621786A JP S63100148 A JPS63100148 A JP S63100148A
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長島 義悟
Toru Degawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明は蒸着用Ni−Fe基合金に係り、特にその高透
磁率を利用したヘッド材や磁気記録材料の下地材料とし
て用いられる薄膜の製造に好適な蒸着用Ni−Fe基合
金に関する。
[従来の技術] 非磁性基板上に磁性合金薄膜を形成した磁気記録材料は
周知である。
この磁気記録材料の薄膜を製造する方法としては、スパ
ッタリングや真空蒸着、イオンブレーティング等の蒸着
法が広く用いられている。
特にスパッタリング法は、均一な内部組成で一定の合金
元素を含んだターゲツト材が得られさえすれば、スパッ
タリング装置内の圧力をコントロールしながら組成的に
均一な薄膜を得ることができる点で有利である。
磁性合金薄膜を形成する強磁性合金としては、ニッケル
合金、コバルト合金、鉄合金などが従来より用いられて
いるが、これらのうち、Ni−Fe基合金は、透磁率が
大きいことから種々のものが実用されている。例えばN
i−Fe系の35〜90%Ni合金は高い透磁率を有す
る合金という意味でパーマロイ(Pemalloy)と
称され、特に70〜80%Ni合金はパーマロイA (
PA)と称し、弱磁場で初透磁率μo1最大透磁率μ、
が大きい。特に近年は薄膜ヘッドと共に、垂直磁気記録
材料の下地材として注目されている。
ところで、パーマロイの大きな透磁率は高温度(約60
0℃以上)から急冷して得られるので、製品の特性が不
均一になりやすい。この欠点を改善するために、Mo、
Cr、Cu、Nbなどの元素を加えて規則格子の生成を
抑制し、徐冷状態で極めて大きな透磁率が再現性よく得
られている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来より用いられている磁性合金について種々検討を重
ねたところ、酸素、窒素、硫黄、炭素、その他金属酸化
物等の介在物が比較的多量に含まれており、得られる薄
膜の磁気特性に多大な悪影響をもたらすことが認められ
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記従来の実情に鑑み、不純物含有量の少ない
高特性磁性薄膜を安定かつ効率的に得ることができる蒸
着用Ni−Fe基合金を提供するべくなされたものであ
って、 Ni35〜85重量%、Mo、Cr、Cu及びNbより
なる群から選ばれる1種又は2 fffi以上3〜15
重量%、Aj21重量%以下、Ca及び/又はMMg3
00pp以下、030ppm以下、NN30pp以下を
含有し、残部が実質的にFeであることを特徴とする蒸
着用N 1−Fe基合金、 及び Ni35〜85重量%、Mo、Cr、Cu及びNbより
なる群から選ばれる1種又は2 f1以上3〜15重量
%、AfLI重量%以下、Ti1重量%以下、Ca及び
/又はMMg300pp以下、030ppm以下、83
0ppm以下を含有し、残部が実質的にFeであること
を特徴とする蒸着用Ni−Fe基合金、 を要旨とするものである。
即ち、本発明者は、蒸着用合金の不純物に起因する問題
を解決し、高特性磁性薄膜を得るべく、鋭意検討を重ね
た結果、蒸着用Ni−Fe基合金中に、特定量のCa及
び/又はMgとA1あるいはA1及びTiとを含有させ
ることにより、不純物含有量の少ない合金が得られ、し
かもCa及び/又はMgとA1及び/又はTiとによる
ゲッタ作用により、蒸着雰囲気中のガス成分をも低減し
、極めて高純度で高特性の磁性薄膜を得ることができる
ことを見出し、本発明を完成させた。
以下、本発明につき詳細に説明する。
なお、本明細書において、1%」は1重量%」を表すも
のである。
本発明の蒸着用Ni−Fe基合金は、真空蒸着あるいは
スパッタリング、イオンブレーティング等の蒸着用材料
として用いられ、磁性薄膜の製造等に利用されるもので
あって、その組成は、下記の通りである。
Ni:35〜85% Mo、Cr、Cu及びNbの1種以上:3〜15% Fe:残部 Aλ:1%以下 Tl:含有せず(第1の発明)あるいは1%以下(第2
の発明) Ca及び/又はMg:300ppm以下0  :30p
pm以下 N  :30ppm 以下に本発明の合金組成の限定理由について説明する。
本発明の蒸着用N 1−Fe基合金において、Niは3
5〜85%とする。これは、この範囲のNi含有率にて
、極めて高い透磁率が得られるためであって、好ましい
Ni含有率は70〜85%、特に78.5%とすること
により、著しく高い透磁率が得られる。
Mo、Cr、Cu、Nbは、前述の如く、透磁率の改善
、磁気特性の改善に有効に作用する。しかしながら、そ
の含有量があまりに多過ぎるとNi−Fe基合金の高透
磁率特性に悪影響を及ぼすことから、その含有量は3〜
15%、好ましくはM03〜8%、Cr3〜15%、C
u5〜15%、Nb3〜15%とする。
本発明の蒸着用Ni−Fe基合金のNiと上記Mo、C
r、Cu、Nbとの成分比(%)の具体例としては、下
記のようなバーマロ40M合金系のものが挙げられる。
1040合金: 72N i−14Cu−3M。
Fe ミューメタル:77Ni−5Cu−4Mo−Fe Cr−パーマロイニア8.5Ni−3,8CuFe MO−パーマロイ=79Ni−4Mo−Feスス−−マ
ロイ:79Ni−5Mo−Feハードバーム:フ9Ni
−9Nb−FeAJ2及びTiは、合金の溶製を行なう
際に、Ca、Mgと共に合金の清浄化に作用し、また蒸
着雰囲気中にてガス成分を捕捉するゲッタ作用を有する
。ただし、AJL、Tiはその量があまりに多過ぎ、合
金特性に影響を及ぼす量であっては好ましくなく、この
ため本発明においては、各々1%以下とする。当然のこ
とながら、AJ2%Tiは、その量があまりに少な過ぎ
ると上記清浄化作用及びゲッタ作用による十分な効果が
得られない0本発明においては、Ago、005〜0.
5%、あるいは、AJL0.005〜0.5%及びTi
e、5%以下、より好ましくはAiLo、05〜0.2
%、あるいは、AfLt、05〜0.2%及びTiO,
2%以下とするのが望ましい、なお、A1又はTiは、
固溶Aj2又は固溶Tiの形態で合金中に存在すること
により、本発明の効果を奥するものであるので、AJL
又はTiの存在形態は固溶状態であることが重要である
Ca及びMgは前述の如(An及び/又はTiと共に合
金の清浄化に作用し、またゲッタ作用を奥する。Ca及
びMgは、その含有量があまりに多過ぎると合金特性に
影響を及ぼし、また、金属間化合物の析出により合金を
脆くすることがある。このため、本発明においてはCa
及び/又はMgの含有量は300ppm以下とする。一
方、Ca及び/又はMgの含有量は少な過ぎてもCa、
Mgによる十分な清浄化作用及びゲッタ作用が現れない
、このようなことから、08%Mg含有量は、各々、5
〜1100ppの範囲、好ましくは各々10〜sopp
mの範囲とするのが好ましい、なお、CaはCaOない
しCa0−AiaOsの形態では本発明の効果は奥し得
す、同様に、MgはMgOの形態では本発明の効果を奏
し得ないことから、合金中のCa、Mgの存在形態は金
属Ca、金属Mgであることが重要である。
合金中のO,Nの量が多いと、蒸着に使用した際に、蒸
着霊囲気の真空度を悪化させたり、また良好な蒸着が行
なえず、高特性の磁性薄膜が得られない。このため、合
金中の0含有量は30ppm以下、好ましくは20pp
m以下、N含有量は30ppm以下、好ましくは20p
pm以下とする。
なお、本発明において、Si、Mn%P%S等の不純物
が合金中に不可避的に含有されるのは、特に問題とはな
らないが、上述したことと同様の理由から、本発明にお
いて、合金中の他の不純物はできるだけ少なくするのが
良く、例えば、Si含有量は0.1%以下、Mn含有量
は0.05%以下、P含有量は50ppm以下、S含有
量は10ppm以下とするのが好ましい。
このような本発明の蒸着用Ni−Fe基合金は、例えば
、以下に説明する方法に従って製造することができる。
即ち、まず、合金化のためのNi%Fe、Mo%Cr、
Cu及びNbの1f!以上、AfL、場合により更にT
iの金属又は合金材料を、内面がCaO質耐火材で構成
された容器中で、真空又はアルゴン等の不活性ガス雰囲
気等の非酸化性雰囲気にて、常法例えば高周波あるいは
低周波誘導加熱法等で加熱して溶解することにより、所
望の組成の合金溶湯を得る。
本発明において、用いられる容器の内面を構成するCa
O質耐火材としては、カルシア(Cab)、ラルナイト
(安定化2Cao・S i O2) 、メルウィナイト
(3CaO・Mg0・2Si02)、アノルサイト(C
aO・A12o3・2Sio2)ならびにCaOを富化
したドロマイト等が挙げられるが、特に、電融カルシア
が好適である。
このようなカルシア質炉材は、そのCaO含有率が40
%以上、特に60%以上のものが好ましい。
CaOは高融点であると共に、高温で極めて安定であり
、溶製にあたり、金属酸化物を生成して溶湯を不純物に
より汚染することがなく、高清浄な溶湯を得ることが可
能とされる。
特に、CaO含有量の高いCaO質耐火材で内面が構成
された容器を用いた場合には、脱o1脱S、脱介在物等
の端鏡作用も奏され、極めて有利である。
しかも、溶湯中にA1あるいはA℃及びTiが存在する
ため、溶湯中の脱0、脱Sが行なわれ、これに伴フて脱
Nも起こる。また、炉壁材のCaOとAiとの反応によ
り溶湯中へのCaの溶出もおこる。即ち、AJZは溶湯
中のO及び炉壁のCaOと溶湯中のSと反応して Ca O+ S →Ca S + 0 となって生じた0と反応して、 2AJZ+3O−AIl20s となり、AJZ20sを生じる。また溶湯中のAiLは
炉壁のCaOと反応して 2Ai+3CaO−Af1203+3Ca (g)とな
り、これによってもAj!203が生じる。
(この場合、生じたCaは、ガスとなって系外に抜ける
が、一部が合金中に残留して、本発明の合金のCa含有
量を満足させる。) A120sは次式の如く炉壁のCaOと反応して、3C
aO・AIlaos又は12CaO・フAIL20sの
活性な層が炉壁表面に形成される。
AIl20s +3CaO−+3CaO+AJ220s
フAftt Os +12CaO→ 12CaO* 7A1203 この12CaO−7Af120s及び3CaO・A A
20 s 、特に3CaO−Au203は溶湯の脱S能
が高く、脱Sが良好に進行する。
このように、Au2により脱0が、またAIlの還元作
用により生じた活性な3CaO・Au2203.12C
a0 ・7Aj2203やCaOにより脱Sが行なわれ
る。
また、耐火材がCaO−MgO系の容器を用いて溶製を
行なった場合、Caと共にMgの溶出も見られ、溶湯中
に金属態Mgが残留し、Caと同様に蒸着時にゲッタ作
用を奏し、その効果を補完し、更に強力なものとする。
即ち、炉壁のMgOは 3Mg0+CaO+2Af  − CaO・ Al1203 +3Mg  (g)となり、
生じたMgの一部が合金中に残留する。
また溶湯中のNは前述のA1とCaOとの反応により生
じたCa等の蒸発(沸騰)等に伴って溶湯中から離脱し
、溶湯中のN量も低減される。
Tiが加わった場合、Anの作用を補完し、更にA℃と
同様の作用により脱0、脱S、脱Nを行なう。
従って、内面がCaO質耐火材で構成された容器中で溶
製を行なうことにより、本発明の低0、低N含有量のN
i−Fe基合金を容易に得ることができる。
ところで、本発明においては、内面がCaO質耐火材で
構成された容器中にて溶製する際に、AnあるいはAl
l及びTiを冷却固化後のAfLあるいはAu2及びT
i残留量が本発明の範囲、即ち、Aftt%以下あるい
はA11%以下及びTi1%以下となるように添加する
のであるが、溶製に用いる容器の内面を、特にCaO及
びMgO(MgO含有率60〜15%)のカルシア系耐
火物よりなるものとすることにより、Au2あるいはA
1及びTiの添加により、溶湯中へCaだけでなくMg
の溶出も認められ、得られる合金中のCa、Mg含有量
を容易に本発明の範囲即ち300ppm以下とすること
ができる。
このようにして得られた合金溶湯を、常法に従って非酸
化性雰囲気下で鋳造する。
このような方法によれば、Ni35〜85%、Mo、C
r、Cu及びNbよりなる群から選ばれる1種又は2種
以上3〜15%、A11%以下、場合により更にTi1
%以下、Ca及び/又はMMg300pp以下、030
ppm以下、NN30pp以下を含有し、残部が実質的
にFeである本発明の蒸着用Ni−Fe基合金を極めて
容易に製造することができる。
[作用] 本発明の蒸着用Ni−Fe基合金は、0、N含有量が少
ないため、高特性の磁性薄膜を得ることができる。
また、本発明の蒸着用Ni−Fe基合金に含有されるA
1及びTi、Ca、Mgは、真空蒸着又はスパッタリン
グ等の蒸着雰囲気中にて、4AJ2+302 →2AJ
Za O32A JZ+ N 2→2Aj2N 2 Ca + 02 →2 Ca 0 3 Ca + N 2 = Ca 3N 2のように反
応して、雰囲気中のガス成分を低下させる、いわゆるゲ
ッタ作用を奏する。
Ti%Mgについても同様にそれぞれAJ2、Caの作
用を下式のように補完して良好なゲッタ作用を奏する。
T i +02→T i O2 Ti+N2→TiN2 2Mg+02−2Mg0 3Mg+N2→Mg3N2 このため、蒸着時の薄膜形成安定性及び形成速度を向上
させると共に、得られる薄膜は高純度で磁気特性が大幅
に改善され、高特性薄膜を高生産効率で製造することを
可能とする。
[実施例] 以下、実施例について説明する。
実施例1 第1表に示す組成のNi−Fe基合金を蒸着用材料とし
て用い、下記仕様のスパッタリング装置にて、直径10
cmのガラス基盤上に各3回ずつ薄膜を形成した。なお
、基盤加熱温度は150℃とした。
スパッタリング 置仕様 マグネトロンタイプ高周波スパッタリング装置最大比カ
ニIKW 到達真空度: 10−’torr ターゲット寸法=1001111m(φ)x3mm(t
)第1表 (Ca、Mg、O,Nはppm、他は5%D(n、d:
検出できりスパッタ電力、アルゴンガス圧を変えて、各
蒸着用材料により形成された薄膜の膜厚を調べた結果を
、それぞれ第1図、第2図に示す。
第1図、第2図より、本発明の蒸着用Ni−Fe基合金
は、バッチごとのバラツキが少なく、均質な上に膜形成
効率が高いことが認められる。
実施例2 実施例1で用いたスパッタリング装置及び基盤を用い、
第1表の陽、1〜8の蒸着用合金にて、Ar圧又は基板
加熱温度を変えて、それぞれ3μm厚さの薄膜を3回ず
つ形成して高透磁率薄膜を作成した。なお、スパッタ電
圧は500Wで行なった。
得られた高透磁率材料薄膜の保磁率Hcを調べ、基盤加
熱温度又はAr圧との関係をそれぞれ第3図、第4図に
示す。
第3図及び第4図より、本発明の蒸着用Ni−Fe基合
金によれば、極めて保磁率の低い高透磁率な磁性材料が
バラツキなく安定して得られることが認められる。また
、基盤加熱等の生産上手数がかかる工程も省略すること
ができ、工業上極めて有利となる。
実施例3 実施例2において、歯、1及び20合金材料より基盤加
熱温度200℃、Ar電圧 X 10−2torrにて
得られた高透磁率材料について、その磁気特性を調べた
結果を第2表に示す、第2表には同時に比較合金歯、5
.6の値も示した。
第  2  表 第2表より、本発明の蒸着用N 1−Fe基合金により
得られる高透磁率材料はヒステリシス特性に優れ、透磁
率が高く、極めて高特性のものであることが認められる
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の蒸着用Ni−Fe基合金は
、0、N含有量が少ない上に、AnあるいはA1及びT
iとCa及び/又はMgによるゲッタ作用により、蒸着
雰囲気中のガス成分が大幅に低減される。
このため、蒸着による膜形成安定性及び膜形成速度が向
上されるとともに、得られる薄膜は高純度で極めて磁気
特性に優れたものとなる。
従って、本発明の蒸着用N 1−Fe基合金によれば、
高特性薄膜を高効率で得ることができ、本発明の蒸着用
Ni−Fe基合金は、高透磁率材料の薄膜製造用蒸着材
料として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は実施例1で得られた結果を示すグラフ
であって、それぞれ、スパッタ電圧、アルゴン圧、スパ
ッタ時間と得られる膜厚との関係を示す、′M3図及び
第4図は実施例2で得られた結果を示すグラフであって
、それぞれ、基盤加熱温度、アルゴン圧と磁気記録材料
の保磁率との関係を示す。 代理人   弁理士   重 野  剛第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Ni35〜85重量%、Mo、Cr、Cu及びN
    bよりなる群から選ばれる1種又は2種以上3〜15重
    量%、Al1重量%以下、Ca及び/又はMg300p
    pm以下、O30ppm以下、N30ppm以下を含有
    し、残部が実質的にFeであることを特徴とする蒸着用
    Ni−Fe基合金。
  2. (2)Ni35〜85重量%、Mo、Cr、Cu及びN
    bよりなる群から選ばれる1種又は2種以上3〜15重
    量%、Al1重量%以下、Ti1重量%以下、Ca及び
    /又はMg300ppm以下、O30ppm以下、N3
    0ppm以下を含有し、残部が実質的にFeであること
    を特徴とする蒸着用Ni−Fe基合金。
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