JPS62996B2 - - Google Patents

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JPS62996B2
JPS62996B2 JP55137804A JP13780480A JPS62996B2 JP S62996 B2 JPS62996 B2 JP S62996B2 JP 55137804 A JP55137804 A JP 55137804A JP 13780480 A JP13780480 A JP 13780480A JP S62996 B2 JPS62996 B2 JP S62996B2
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JP
Japan
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substrate
chamber
processed
sputtering
sputter
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JP55137804A
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JPS5763678A (en
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Hideki Tateishi
Tsuneaki Kamei
Katsuo Abe
Hide Kobayashi
Susumu Aiuchi
Masashi Nakatsuka
Nobuyuki Takahashi
Ryuji Sugimoto
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62996B2 publication Critical patent/JPS62996B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/56Apparatus specially adapted for continuous coating; Arrangements for maintaining the vacuum, e.g. vacuum locks
    • C23C14/564Means for minimising impurities in the coating chamber such as dust, moisture, residual gases
    • C23C14/566Means for minimising impurities in the coating chamber such as dust, moisture, residual gases using a load-lock chamber

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体ウエハや通信用デバイスなどの
素子薄膜を真空中において連続的に製造するスパ
ツタ装置に関するものである。
最初に第1図、第2図に則して従来のこの種の
スパツタ装置を説明する。
従来装置では予め搬送治具に収納された基板を
使用するようになつている。すなわち第2図に示
されるように、基板3は内溝2を有する断面C字
形の部材1a,1bを互いに対向させて配置され
た搬送治具1の前記内溝2,2間に嵌合され、収
納されている。
そして従来のスパツタ装置は第1図に示される
ように、前記基板3を収容した搬送治具(以下治
具と略称)1の移送用のレール4、流体圧シリン
ダ5,6の協働により密閉箱体7の取入室15内
に治具1を挿入する挿入部、密閉箱体7の取出室
21から処理された基板を有する治具1′の取出
部とを備えている。
前記密閉箱体7は治具1内の基板処理工程順
に、側壁8と仕切壁9,9′10,10′11,1
1′,12,12′,13,13′および側壁14
とで区画された取入室15、スパツタエツチング
室17、加熱室18、スパツタ室19、冷却室2
0および取出室21とを有している。前記取入室
15のレール4に近い側壁に取入予備室16が形
成されている。また取入室15には取入予備室1
6用の密閉蓋24を有する流体圧シリンダ23が
取り付けられ、該密閉蓋24には治具1のパレツ
ト(図示省略)が設けられ取入室15の外部のは
取入予備室用の他の密閉蓋26を有する流体圧シ
リンダ25が設けられ、取入室15の側壁8には
取入室15の定位置からレール30上の移送面に
向つて治具1を水平に押し込む流体圧シリンダ2
8が設けられ、また取入予備室16には配管27
が、取入室15には排気管29が取り付けられて
いる。前記密閉箱体7の内部には取入室15内の
一部に差し掛かる位置から仕切壁9,9′〜1
3,13′間を貫通して取出室21の一部に差し
掛かる位置まで治具移送用のレール30が敷設さ
れている。前記スパツタエツチング室17には排
気管31とスパツタエツチング電極32とが取り
付けられ、前記加熱室18には排気管33とヒー
タ34とが設けられ、前記スパツタ室19には排
気管35とスパツタ電極36とが取り付けられ、
前記冷却室20には排気管37とレール30に配
設された冷却パイプ(図示省略)とが取り付けら
れている。前記スパツタエツチング室17とスパ
ツタ室19にはスパツタガスが導入されている。
前記取出室21にはレール30上の移送方向から
見て左方に取出予備室22が形成されている。ま
た取出室21には排気管38と治具1をレール3
0の移送面から受け取つてレール30上の移送方
向から見て左方の定位置に運ぶ流体圧シリンダ3
9が取り付けられ、側壁14′には治具1を上記
定位置から水平に押し出す流体圧シリンダ40が
設けられている。さらに取出室21には取出予備
室22用の密閉蓋42を有する流体圧シリンダ4
1が設けられ、前記密閉蓋42の、基板の移送方
向に向つて前方には治具1のパレツト(図示省
略)が取り付けられ、取出室21の外部には同取
出予備室用の密閉蓋44を有する流体圧シリンダ
43が設けられ、取出予備室22には配管45が
取り付けられている。処理された基板を収納せる
治具1′の取出室たる取出予備室22の外部には
前記治具1′を密閉箱体7の外部に押し出す流体
圧シリンダ46が設置まされている。前記排気管
29,31,33,35,37,38は真空ポン
プ(図示省略)におよび配管27,45は真空ポ
ンプ(図示省略)と大気とに切換え可能に接続さ
れている。そして各室は仕切壁9,9′〜13,
13′間を順次送られてくる治具1との間隙で形
成されるコンダクタンス(ガスの流れ易さを示す
値)と、スパツタエツチング室17およびスパツ
タ室19に導入されるスパツタガス流量と、各室
の排気管の排気速度との関係から定まる動的平衡
状態となつており、各室は異なる真空度とされ
る。
前述の従来装置では密閉箱体7の外部に設置さ
れたレール4上に、基板を収納した治具1を配列
し、矢印a方向に移送する。
ついで治具1をレール4の先端部から外れた挿
入部に設置された流体圧シリンダ5によりA位置
から矢印b方向にB位置まで移動させ、他の流体
圧シリンダ6によりB位置から矢印c方向に押し
込み、取入室15に設けられた流体圧シリンダ2
3にて駆動される密閉蓋24で取入室側が閉塞さ
れている取入予備室19内のC位置に移送し、密
閉蓋24に取り付けられたパレツト上に載置せし
める。
前記治具1をC位置に挿入した時点で取入室1
5の外部に設けられた流体圧シリンダ25を作動
させ、取入予備室16内を密閉蓋24,26で密
閉し、治具1をこの密閉室内に収納し、かつ密閉
室内を配管27を通じて、取入室15内と略同じ
真空度に排気する。
前記密閉室内を真空状態にした後、パレツトと
治具1とを矢印d方向に取入室15内のE位置
へ、密閉蓋24を矢印d方向にF位置へそれぞれ
移送せしめる。
治具1を前記E位置に移動した時点で取入室1
5の側壁8に取り付けられた流体圧シリンダ28
を起動させ、治具1を矢印e方向に押し込み、レ
ール30上に転載する。その結果レール30上に
載置されている治具1は矢印f方向に1ピツチ移
送される。治具1をE位置からレール30上に押
し込んだ後、密閉蓋24,26を実線で示される
もとの位置に戻す。
スパツタエツチング室17ではスパツタエツチ
ング電極32と治具1に収納されている基板との
間に電圧を印加し、イオン化されたスパツタガス
により基板表面を衝撃しこれにより基板表面のス
パツタエツチングを行ない、基板表面の微小な付
着異物を取り除く。
つぎに加熱室18においてヒータ34により基
板を加熱し、基板表面に吸着および基板内部に吸
蔵されている不純物ガスを放出させ、かつスパツ
タ処理に適した温度に昇温させる。
ついでスパツタ室19においてスパツタエツチ
ング室17のスパツタエツチング処理とは反対方
向のイオン衝撃により、基板にスパツタ電極36
のスパツタ材料を付着させるスパツタ処理をす
る。
ついで冷却室20において基板を冷却し、所期
のスパツタ処理を施した基板を有する治具1′を
取出室21に送る。
前記取出室21ではG位置に移送された治具
1′を流体圧シリンダ39により矢印g方向に送
り、H位置に移動させ、さらに流体圧シリンダ4
0により治具1′をH位置から矢印h方向に送り
出し、流体圧シリンダ41に取り付けられた密閉
蓋42に設けられたパレツト上のI位置に移送す
る。
つぎに流体圧シリンダ41を作動させ、密閉蓋
42とパレツト、治具1′とを実線で示される
J、I位置から矢印i方向に移動させ、破線で示
されるL、K位置に送る。
この時点では取出予備室22の外側の開口部は
取出室21の外部に設けられた流体圧シリンダ4
3に取り付けられた密閉蓋44で閉塞されてお
り、内側の密閉蓋42がL位置に移動すると、取
出予備室22が密閉され、治具1′はその密閉室
内に配置される。該密閉室に配管45を通して大
気を導入し、取出予備室22を大気圧にした後、
流体圧シリンダ43により密閉蓋44をM位置か
らN位置に移動させる。
つぎに取出部の流体圧シリンダ46を駆動し、
パレツト上のK位置にある治具1′を矢印j方向
に移動させ、レール4上に送り出し、スパツタ処
理された基板を有する治具1′を取り出し、一連
の動作を完了する。
以上の動作を順次繰り返すことによつて1枚1
枚の基板にスパツタ処理を行うものである。
しかしながら前記従来装置によれば、 (1) 治具に収納された基板ガスパツタ処理工程直
前まで流されるので、大気中で治具に吸着され
た不純物ガスがスパツタ室に拡散し、膜質に悪
影響を与える。
(2) ウエハ自体に比べ治具の熱容量が大きいた
め、加熱・冷却ともに長時間を要し、スパツタ
処理の高速化が困難となる。
(3) スパツタ処理工程直前まで治具を搬送しなけ
ればならず、スパツタ処理装置の全体構成が大
型化する。
(4) ウエハの取入室から取出室まで一様のタクト
タイムで治具が搬送されるため、通常長時間を
要する基板加熱に工程全体が律速されてしま
う。
(5) 真空室が多数必要であり真空排気系が高価大
型となる。
等の技術的課題を生ずるに至つた。
そこで本発明は前記従来技術の問題点を解消
し、基板に安定した膜質の薄膜を形成でき、生産
性も高く、装置全体の小型化を図ることができる
スパツタ装置を提供することを目的とする。
即ち本発明は上記目的を達成するために、複数
の被処理基板(例えばシリコンウエハ)を一括収
容したカセツトを支持する第1のカセツトエレベ
ータと、既にスパツタ処理された複数の被処理基
板を受け取つて一括収容するカセツトを支持する
第2のカセツトエレベータと、第2のカセツトエ
レベータに収容された被処理基板を開閉手段を介
して一枚毎に搬出入する搬送手段とを設置し、排
気手段に接続された真空予備室と、 前記開閉手段を介して被処理基板を搬出入する
搬送手段と、被処理基板の受け渡し並びに被処理
基板の加熱位置若しくは被処理基板のスパツタエ
ツチング位置への搬出入を行う、上下移動可能か
つ回転自在な軸に設置された腕部材、被処理基板
の加熱手段、被処理基板上に形成された酸化膜等
を除去してスパツタ膜と被処理基板との接触、電
気的導通をよくするためのスパツタエツチング電
極、及び被処理基板を開閉手段を介してスパツタ
室へ搬出入する搬送手段とを設置し、排気手段に
接続された前処理室と、 前記開閉手段を介して被処理基板を搬出入する
搬送手段と、該搬送手段により所定位置に搬送さ
れた基板をスパツタ処理手段に正対すべく略垂直
に起立させ、スパツタ処理後水平に戻す基板立上
げ戻し手段と、スパツタ成膜手段とを設置し、排
気手段に接続されたスパツタ室、 とを主要構成要素としたスパツタ装置を提供する
ものである。
本発明においては、被処理基板(例えばシリコ
ンウエハ)上に形成された酸化膜を除去してスパ
ツタ膜と被処理基板との電気的導通をよくしたこ
とが特徴の1つである。
また本発明においては、被処理基板を鉛直にし
た状態でスパツタ処理するようにし、被処理基板
上に降りつもる異物量を低減して高品質の薄膜を
形成できるようにしたことが特徴の1つである。
以下本発明を図面に基づいて説明する。第3
図、第4図は本発明のスパツタ装置の一実施例を
示すもので、密閉箱体51の内部に、真空予備室
52、前処理室53、スパツタ室54が配設され
ている。
真空予備室52と前処理室53間、および前処
理室53とスパツタ室間にはゲートバルブ56,
57が設けられており、該ゲートバルブ56,5
7はエアシリンダ(図示せず)を備えており、各
室間でウエハ等の被処理基板97の搬送をする
間、開動作するようになつている。
真空予備室52はメインバルブ58を介して真
空ポンプ59、さらに荒引き配管60、大気圧リ
ーク配管61、カセツト62を出し入れするフタ
63、1組のカセツトエレベータ64,65、基
板搬送ベルト66、基板加熱用のヒータ(図示せ
ず)を有する。メインバルブ58はエアシリンダ
(図示せず)により開閉される。カセツトエレベ
ータ64,65はモーダ67,68、ネジ69,
70、ナツト71,72の組合せにより上下に駆
動される。前記カセツト62,73はそれぞれカ
セツトエレベータ64,65に載置され、また被
処理基板97を棚板状に設置しうるように形成さ
れている。前記基板搬送ベルト66はモータ74
(第4図)により駆動され、2ケのカセツト間お
よび真空予備室52と前処理室53との間の基板
搬送を行う。
前処理室53はメインバルブ75を介して真空
ポンプ76、さらにArガス配管77、スパツタ
エツチ電極78、基板搬送アーチ79、2組の基
板搬送ベルト80,81およびヒータ82を有す
る。基板搬送アーム79は2個のフインガ83,
84(第4図)を有し、基板搬送アーム自身はエ
アシリンダ、モータ(ともに図示せず)により上
下動および回転が可能である。2組の基板搬送ベ
ルト80,81はモータ85,86(第4図)に
よりそれぞれ駆動され、さらに第3図に示すよう
に基板搬送ベルト80,81全体が別のモータ
(図示せず)により回転可能である。
なおヒータ82は第4図に示すC位置にある。
前処理室53内はArガス配管77より導入さ
れるArガスの流量と真空ポンプ76の排気速度
を調節することにより運転中常にスパツタエツチ
処理に適した圧力に保たれる。
スパツタ室54はメインバルブ87を介して真
空ポンプ88、さらにArガス配管89、スパツ
タ電極90、基板搬送ベルト91、立上げ機構9
2、シヤツタ93、防着シールド94を有する。
基板搬送ベルト91はモータ95(第4図)によ
り駆動され、ゲートバルブ57と立上げ機構92
との間の基板搬送を行う。立上げ機構92はモー
タ96(第4図)により駆動され、基板搬送ベル
ト91により搬送されてきた基板97をほぼ鉛直
に立上げ、スパツタ電極90と正対させる。シヤ
ツタ93はモータ(図示せず)により駆動され
る。防着シールド94はスパツタ電極90から飛
び出したスパツタ材料がスパツタ室54の内面に
付着するのを低減する。
なおスパツタ室54内はArガス配管89より
導入されるArガスの流量と真空ポンプ88の排
気速度を調節することにより運転中常にスパツタ
処理に適した圧力に保たれるから発生する不純物
ガスのスパツタ室への影響を低減させることがで
き、特徴の第4は前記スパツタ処理室に、基板を
前記スパツタ処理手段に正対するほぼ垂直に起立
させうる基板の立上げ手段を有しているところに
存し、この構成により基板上に降りつもる異物量
を低減させることができるスパツタ装置を得たも
のである。
次に各部の動作を述べる。
真空予備室52のフタ63を開き、スパツタ処
理を行うべき基板97を収納したカセツト62を
カセツトエレベータに載せた後フタ63を閉め、
荒引き配管60を通して荒引きポンプ(図示せ
ず)により荒引き後、引続きメインバルブ58を
開き真空ポンプ59により真空予備室52内を真
空排気する。真空排気後ヒータ(図示せず)を点
灯し、ウエハ等の被処理基板のベーク処理を行い
被処理基板表面を清浄にする。基板ベーク処理後
モータ67、ネジ69、ナツト71の協働によ
り、カセツト64内の最下段の基板97が基板搬
送ベルト66に接する高さまでカセツトエレベー
タを下降させる。次にモータ74により基板搬送
ベルト66を駆動し、基板94をカセツト73の
位置に搬送し、カセツト73の棚に基板97を収
納する。モータ68、ネジ70、ナツト72、の
協働によりカセツトエレベータ65を1ピツチ分
上昇させ次の基板97を受入れ可能にする。以上
をくり返すことによりカセツト62内の基板97
すべてをカセツト73に収納する。次にゲートバ
ルブ56を開き、カセツトエレベータ65を1ピ
ツチ分下降させ、基板搬送ベルト66により基板
97を前処理室53に搬送する。このように前処
理室53への被処理基板97の取入れ、前処理室
53より被処理基板97の受入れが1つの真空予
備室52で行うことができ、非常に簡素化でき
る。また真空予備室52で被処理基板を一括収容
してベーク処理が行えるため、装置構成を簡素化
して能率を著しく向上させることができる。
前処理室53は第3図、第4図に示すように基
板搬送アーム79は上昇、フインガ83はA位
置、フインガ84はC位置、基板搬送ベルト8
0,81の各々は水平位置にある状態で、真空予
備室52より被処理基板97を受入れる。
ゲートバルブ56を通過してきた被処理基板9
7はモータ85(第4図)により駆動される基板
搬送ベルト80によりA位置にあるフインガ83
より搬送される。ゲートバルブ56を閉じた後モ
ータ(図示せず)により基板搬送ベルト80,8
1の各各が点P,Qを中心に回転し、基板97を
フインガ83に載せる。次に基板搬送アーム79
はフインガ83がB位置にくるまで回転した後下
降し、被処理基板97をスパツタエツチ電極78
上に載せる。スパツタエツチ電極にスパツタエツ
チ電力を印加し、被処理基板97へスパツタエツ
チ処理を施し、被処理基板97上に形成された酸
化膜を除去する。従つて被処理基板97とスパツ
タ膜(Al蒸着膜)との電気的導通をよくするこ
とができる。次に基板搬送アーム79を上昇させ
た後フインガ83がC位置にくるまで回転させ、
ヒータ82を点灯し、基板97を加熱する。次に
基板搬送アーム79をフインガ83がD位置にく
るまで回転させた後基板搬送ベルト80,81を
モータ(図示せず)により水平位置まで回転させ
ると、フインガ1に載つていた基板97は基板搬
送ベルト81の上に乗る。ゲートバルブ57を開
いた後モータ86(第4図)により被処理基板9
7をスパツタ室54に送る。被処理基板97をス
パツタ室54に送つた後、ゲートバルブ57を閉
じ、次の基板97を真空予備室52より受取り、
上記のスパツタエツチ処理、加熱処理を行つた
後、フインガ83に載せられた被処理基板97は
B位置にフインガ84はD位置で、また基板搬送
ベルト80,81は水平位置で待機する。
スパツタ室54ではゲートバルブ57を通過し
てきた被処理基板97をモータ95(第4図)に
より駆動される基板搬送ベルト91により、水平
位置にある立上げ機構92の上にまで搬送する。
次に立上げ機構92をモータ96により基板姿勢
がほぼ鉛直になるまで立上げた後モータ(図示せ
ず)によりシヤツタ93を開き、スパツタ電力が
印加されているスパツタ電極90から被処理基板
97にAl蒸着等スパツタ膜を形成させる。所定
時間スパツタ後シヤツタ93を閉じ、立上げ機構
92を水平にし、基板搬送ベルト91によりゲー
トバルブ57を通過して、被処理基板97を前処
理室53のフインガ84の上に搬送し、基板搬送
ベルト80,81を回転させ鉛直位置にした後基
板搬送アーム79を回転させ、フインガ83に載
せられたスパツタ未処理基板をD位置に、スパツ
タ処理済み基板をC位置に置いた後、スパツタ未
処理基板は前記と同様にスパツタ室54に搬送
し、スパツタ処理を行いC位置にあるスパツタ処
理ずみ基板は、基板搬送アーム79をさらに回転
させA位置に持つてきた後前記の反対の動作によ
り真空予備室52に送る。真空予備室52ではス
パツタ処理ずみ基板はカセツト73を通過してカ
セツト62に収納した後次の基板97をカセツト
73から前処理室53に送る。
以上の動作をくり返すことにより真空予備室5
2のカセツト73に収納されていた被処理基板す
べてにスパツタ処理を行い、カセツト62に収納
する。次に大気圧リーク配管61よりリークガス
を真空予備室52に導入し大気圧にした後フタ6
3を開きカセツト62を取出しスパツタ動作を完
了する。
以上説明したように本発明によれば搬送治具を
用いず、基板単体で搬送するためにスパツタ室に
持ちこまれる不純物ガスを搬送治具を用いる場合
に比べ大幅に低減でき、不純物ガスに起因する膜
質低下を低減できると共にウエハの熱容量は小さ
いので加熱、冷却処理ともに短時間で終了でき
る。しかも真空予備室を1つにして簡単化をはか
ると共に搬送手段も簡略化でき、莫大な経済的効
果が得られ、更に真空予備室での被処理基板への
ベーク処理を一括して行うため定められた時間内
に基板のベーキング処理を効率よく行うことがで
き、スパツタ室へ持込まれる不純物ガスをさらに
低減でき、膜質の向上がはかられる。
また本発明によれば装置の各室が独立して密閉
できるため真空予備室、前処理室で発生する汚染
ガスのスパツタ室への流入を防止でき、しかも前
処理室でのスパツタエツチにより被処理基板に形
成された酸化膜等を除去できる効果も奏する。
また本発明はサイドスパツタ(スパツタ電極面
がほぼ鉛直)であるためスパツタ電極からの突
沸、あるいはフレーク落下等による基板への異物
付着を防止でき、しかもスパツタ中、スパツタ電
極と基板とは静止対向が可能となり、成膜速度の
向上がはかれる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスパツタ装置を示す横断平面
図、第2図は同従来装置に送給される基板とその
治具の組合せを示す斜視図、第3図は本発明のス
パツタ装置の一実施例を示す縦断正面図、第4図
は第3図の横断平面図である。 符号の説明 52…真空予備室、53…前処理
室、54…スパツタ室、59…真空ポンプ、62
…カセツト、64,65…カセツトエレベータ、
66…基板搬送ベルト、74…被処理基板、76
…真空ポンプ、78…スパツタエツチ電極、79
…基板搬送アーム、80,81…基板搬送ベル
ト、83,84…フインガ、88…真空ポンプ、
90…スパツタ電極、91…基板搬送ベルト、9
2…立上げ機構、93…シヤツタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相互に隣接し、第1又は第2の開閉手段を介
    して接続された真空予備室とスパツタ前処理室と
    スパツタ室とを有するスパツタ装置であつて、 前記真空予備室は、複数の被処理基板を一括収
    容した容器を支持する第1の容器上下手段と、既
    にスパツタ処理された複数の被処理基板を受け取
    つて一括収容する容器を支持する第2の容器上下
    手段と、前記容器上下手段に収容された被処理基
    板を単体で前記第1の開閉手段を介して一枚毎に
    搬出入する搬送手段とを設置し、排気手段に接続
    されており、 前記スパツタ前処理室は、被処理基板を前記第
    1の開閉手段を介して搬出入する搬送手段と、該
    搬送手段による被処理基板の授受並びに被処理基
    板の加熱位置若しくは被処理基板のスパツタエツ
    チング位置への搬出入を行うように上下及び回転
    駆動される腕部材と、被処理基板の加熱手段と、
    被処理基板のスパツタエツチング手段と、被処理
    基板を前記第2の開閉手段を介してスパツタ室へ
    搬出入する搬送手段とを設置し、排気手段に接続
    されており、 前記スパツタ室は、被処理基板を前記第2の開
    閉手段を介して搬出入する搬送手段と、被処理基
    板にスパツタ成膜するスパツタ処理手段と、該搬
    送手段により搬入された被処理基板をスパツタ処
    理手段に正対させるべく略垂直に起立させた後水
    平に戻す基板立上げ戻し手段とを設置し、排気手
    段に接続されていることを特徴とするスパツタ装
    置。
JP13780480A 1980-08-27 1980-10-03 Sputtering device Granted JPS5763678A (en)

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US06/296,314 US4405435A (en) 1980-08-27 1981-08-26 Apparatus for performing continuous treatment in vacuum

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