JPS6299584A

JPS6299584A - 出窓

Info

Publication number: JPS6299584A
Application number: JP24023085A
Authority: JP
Inventors: 本嶋　俊晴; 史郎石井; 須賀　和雄; 寺本　直之
Original assignee: Tostem Corp
Current assignee: Tostem Corp
Priority date: 1985-10-26
Filing date: 1985-10-26
Publication date: 1987-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分￥ｆ）本発明は、建物の外壁面より室外側に突出して設けられ
、かつ、間隔を有して設けられる表裏の板材間に発泡材
を充填してなる断熱性パネルにより構成される出窓に関
する。

（従来の技術）前記断熱性パネルを用いた従来の出窓は、表裏の各１枚
の板材をコ字形あるいはこれに類する形状に形成し、こ
れら表裏の板材間に発泡材を充填してなる構造を有して
いる。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、上記従来の出窓は、表裏の板材がいわゆる３尺
物と称される金属帯板を切断、成形することにより製作
されるので、それ以上の広幅の大型のものを製作するに
は、表裏の板材の折り曲げ、切断を行なうために、特製
の板材および大型の成形、切断装置を必要とし、このた
め、製品価格が高価となり、また、断熱性パネルが１枚
の表裏の板材により構成されるので、比較的単調な印象
を与える製品しか製作しえなかった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、間隔を有して
設けられる表裏の板材間に発泡材を充填して形成された
断熱性パネルにより構成される出窓において、前記表裏
の板材を出窓の左右の側面部分と中央部分とに分割し、
これら各部分の板材は、板材の形状、模様、色彩あるい
はこれらを組合わせた複数種類とすると共に、これら各
板材は３尺以下の幅を有するものとし、これら複数の各
板材を選択し、かつこれらを相互に結合して構成したこ
とを特徴とするもので、小型の既存の装置、材料により
製作できるから、安価に提供でき、また、左右板材およ
び中央部板材の組合わせを変えることにより、多種の大
型出窓を容易に提供可能である。

（実施例）以下本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図は出窓の全体を表示する斜視図、第２図は第１図
のＡ−Ａ断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ断面図であり
１本実施例においては、断熱性パネルＰを構成する表側
板材を、第１図、第２図に示すように、中央部の板材１
ａと、左右の板材１ｂ、ｌｃとの３枚により構成し、こ
れに対応して、裏側の板材も、第２図に示すように、中
央部の板材２ａと、左右の板材２ｂ、２ｃとにより構成
する。これらの板材１ａ〜ＩＣ１２ａ〜２Ｃは、樹脂を
ラミネートした鉄板、あるいはアルニウムを表面に被着
した鉄板、もしくはアルミニウム板等が用いられる。

前記表側の中央部の板材１ａの両端には結合用折り曲げ
部３．３を形成し、左右の板材１ｂ、ＩＣの突合わせ部
にはこれに対向して折り曲げ部４．５をそれぞれ形成し
てこれらを突合わせ、図示のように、リベット６あるい
はねじによる結合するか、またはかしめ付け、嵌合等の
手段により結合する。ここで、図示のように、前記折り
曲げ部３，３の一部を２段に曲成することにより、該折
り曲げ部３，３と前記折り曲げ部４．５との間に隙間を
形成してその隙間にコーキング材ａを充填する。

裏側の板材２ａ〜２Ｃの結合についても同様に、中央部
の板材２ａの両端には結合用折り曲げ部７．７を形成し
、これに対する左右の板材１ｂ、ｌｃの突合わせ部には
折り曲げ部８．９をそれぞれ形成してこれらを突−合わ
せ２図示のように、リベット６あるいはねじによる連結
するか、またはかしめ付け、嵌合等の手段により結合す
る。

また、これらの板材１ａ〜ＩＣ１２ａ〜２Ｃは、第３図
に示すように、その上下端の鋭角状に折り曲げた部分を
、出窓の上枠１０および下枠１１に形成した溝１２に嵌
め込み、係止片１３にその先端部を当接させることによ
り、抜は止めし固定する。

また、本実施例においては、パネルＰの左右の側部を開
口し、その開口部に、２枚のパネル４０．４１を有する
嵌殺し窓２１．２２を取付けた例を示しているので、左
右の板材１ｂ、ｌｃの端部の一部、すなわち、窓２１．
２２取付は部に隣接する部分以外の部分は、前記上下端
と同様に。

第２図に一方の板材１ｃについて示すように、出窓取付
は用開口部の柱１４．１４および化粧板１６．１６にね
じ１８等の固定具により固定した縦枠１９，１９に形成
した溝１２に嵌め込み、係止片１３にその先端部を当接
させることにより固定する。

また、左右の板材１ｂ、ｌｃの窓２１．２２取付は部に
隣接する部分は、第２図に一方の板材１ｂについて示す
ように、コ字形に曲成するかあるいはＬ字形に曲成して
窓２１．２２の縦枠２３に嵌合する。また、これらの窓
２１．２２の他方の縦枠２４は前記出窓の縦枠１９に固
定し、上枠２６は前記上枠１０に固定し、下枠２７は板
材ｌｂ、２ｂおよびｌｃ、２ｃにそれぞれ嵌合し固定す
る。なお、出窓の上下方向の全長にわたって窓２１．２
２が設けらる場合もあり、また窓が出窓の前部に設けら
れる場合もあり、さらには嵌殺し窓ではなく、開閉可能
な窓が設けられる場合もある。

このような構造により、上枠１０．下枠１１、表裏の板
材１ａ〜１ｃ、２ａ〜２ｃ、窓２１，２２の縦枠２３、
下枠２６によって囲まれた部分に空間が形成され、該空
間に対し、上枠１０または下枠１工に設けた開口部（図
示せず）から発泡スチロール等の発泡材２７を充填し固
化させることにより断熱性パネルＰが製作される。

なお、２８は屋根、２９は洗面台、３０は鏡、３１はラ
ンプ、３２は透明板、３３は出窓開口部を形成する横木
、３４は外装材、３５は内装材である。

このように、断熱性パネルＰを構成する板材を前記板材
１ａ〜ＩＣ１２ａ〜２Ｃに３分割すれば、それぞれの板
材を一般的に入手容易な例えば３尺帯板から小型の切断
成形装置を用いて製作することができる。また、各板材
の形状、模様、色彩あるいはこれらの組合わせを複数種
類とすると共に、これらを相互に結合して構成すること
により、外観上変化に富んだ種々のサイズ、形状の大型
出窓が実現される０例えば第４図に示すように、中央部
分の板材１ａの色と屋根２８の色を同一にし、両側部分
１ｂ、ｌｃを別の色にするとか、第５図に示すように、
中央部分の板材ｌ＆にリブ４Ｚ等の凹凸あるいは模様を
設けた板材を使用し、両側の板材１ｂ、ｌｃを平板にす
る等の変化を持たせることができる。また１本実施例に
おいては、継目のコーキング材ａの色も種々に選択でき
、さらに変化を持たせることができる。

以上本発明を実施例により説明したが１本発明の要旨を
逸脱しない範囲で、板材１ａ〜ＩＣ１２ａ〜２Ｃの具体
的形状、結合構造等について、種々の変更、付加が可能
である。

（発明の効果）以上述べたように、本発明においては、断熱性パネルを
構成する板材を、出窓の左右の側面部分と中央部分とに
分割し、これら各部分の板材を相互に結合して構成した
ので、容易に入手できる材料より、小型の既存の材料、
装置を用いて製作できるから、大型の出窓を安価に提供
できる。また、左右の板材および中央部の板材の寸法、
色彩、模様等の組合わせを変えることにより、外観が異
なり、また用途に合致した多種の大型出窓を容易に提供
することが可能となる。また、表裏の板材を３分割にし
たので、継ぎ合わせ部を１種のアクセントとして用いる
ことができ、単調な印象をなくし、外観上優れた出窓が
提供できる。また、表裏の板材を３分割にしたので、部
分的に不良がある場合には部分取換えによって良品とし
て提供することができるので、経済的である。また、左
右の板材の構成を一定にし、中央部分の板材の幅を変え
ることにより、種々のサイズの出窓を安価に提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例であり、第１図は出窓の全体を
示す斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は
第１図のＢ−Ｂ断面図、第４図および７ｆＳＳ図は本発
明における板材の組合わせ例を示す出窓の正面図である
。

Claims

【特許請求の範囲】

間隔を有して設けられる表裏の板材間に発泡材を充填し
て形成された断熱性パネルにより構成される出窓におい
て、前記表裏の板材を出窓の左右の側面部分と中央部分
とに分割し、これら各部分の板材は、板材の形状、模様
、色彩あるいはこれらを組合わせた複数種類とすると共
に、これら各板材は３尺以下の幅を有するものとし、こ
れら複数の各板材を選択し、かつこれらを相互に結合し
て構成したことを特徴とする出窓。