JPS6299522A - ホイ−ル式油圧シヨベルの油圧制御装置 - Google Patents

ホイ−ル式油圧シヨベルの油圧制御装置

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JPS6299522A
JPS6299522A JP23989885A JP23989885A JPS6299522A JP S6299522 A JPS6299522 A JP S6299522A JP 23989885 A JP23989885 A JP 23989885A JP 23989885 A JP23989885 A JP 23989885A JP S6299522 A JPS6299522 A JP S6299522A
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JP
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hydraulic
maximum
excavation
pump
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JP23989885A
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Akira Tatsumi
辰巳 明
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2246Control of prime movers, e.g. depending on the hydraulic load of work tools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明はホイール式油圧ショベルの油圧制御装置に関す
る。
B、従来の技術 ホイール式油圧ショベルは、第6図に示すように、走行
輪lを有するド部走行体2と、そのF部走行体2の上に
旋回輪を介して接続された−1一部旋回体3とからなり
、−1一部旋回体3には、油圧シリンダ4〜6によりそ
れぞれ駆動されるブーム7゜アーム8.バケツ)9’W
から成る掘削用アタッチメントが設けられている。
この種のホイール式油圧ショベルはクローラ式の油圧シ
ョベルと異なり一般道路の走行が認られており、そのた
め、クローラ式の油圧ショベルに比べて速い走行速度が
要求されているが、現行国内法規により最高速度が35
に膳/h未満に規制されている。このようなことから、
ホイール式油圧ショベルは最高35km/hの速度で走
行できることが絶対条件である。
このような背景の下で、従来から、ホイール式油圧ショ
ベルの走行駆動装置としては、上部旋回体に搭載したエ
ンジンの出力を機械的に減速して巾軸を駆動する、いわ
ゆるメカ式、あるいは、エンジンにより油圧ポンプを駆
動し、それにより油圧モータを回して車軸を駆動する油
圧式があるがいずれも下で述べるような問題点がある。
C1発明が解決しようとしている問題点メカ式走行駆動
装鐙は、上部旋回体に搭載されたエンジンの出力を下部
走行体の車軸まで機械的に伝達しなくてはならず、その
ため構成部品が多くなり組立性が悪く非常に高価である
また、従来の油圧式走行駆動装置には以ドのような問題
がある。
ホイール式油圧ショベルは特定の作業現場内にとどまら
ず一般道路走行が認められていることは前に述べたとお
りであるが、一般道路には平坦路もあれば坂道もあり、
種々の道路条件下でもできるだけ法定最高速度35に層
/hで走行できることが好ましい。
そこで、ある必要な勾配における登板時に35Km/h
の速度を出しうるエンジンを用いれば走行性能の点につ
いては一応の解決がつくことになる。ホイール式油圧シ
ョベルでは、一台のエンジンを掘削と走行の双方に用い
るのが一般であるが、掘削作茅に要するエンジン馬力は
走行に要するエンジン馬力に比べて小さくてよい。この
ようなことから、登板時の走行性能を重視してエンジン
を高馬力にセットするのは掘削作業の面からみれば燃費
、騒音、コスト等の点で無駄なことであり、その反面、
掘削時の燃費、騒音、コストを重視して前者に比べてエ
ンジンを低馬力にセットすると登板時に十分な走行性能
が得られないことになり、ホイール式油圧ショベルにお
いては、エンジン性能に関するかぎり掘削と走行とのマ
ツチングが悪いことになる。
そのため従来から種々の考え方がとられており、その代
表的な考え方のひとつとして、平坦路走行時にのみ法令
で定められた35Km/hを満足するようにしたものが
ある。
この場合、使用する走行用油圧モータおよびミッション
の仕様から、35km/hで羽坦路を走行する時の必要
流量をQl、必要圧力をPLと定めると、例えば第7図
(a)のようにエンジンの所要馬力PS2°が快まり、
これシこより、エンジン最高回転数N1と油圧ポンプの
押除は容積qlとが定まり、エンジン回転数−ポンプ吐
出量曲線(N−9曲線)は例えば第8図に示すようにな
る。
第8図に示すN−9曲線を有する油圧式走行駆動装置に
おける登坂路走行について考えてみると、第7図(a)
に示すように登板時にはポンプの吐出圧力がP2まで増
加してポンプの傾転角が小さくなるのでポンプ吐出量は
Q2まで低下し、従って、その速度は35km/hより
かなり遅く(35km/hX Q 2 / Q l )
 ナッテLまい、満足ノテきる走行性能が得られない。
そこで、エンジンおよび油圧機器の仕様を定めるにあた
って、予め設定した登板勾配で35km/hの速度が得
られるようにすることが考えられる。このように設定す
れば、当然のことながら、平坦路走行時にも35に+s
/hの速度がでる。
そこで、」二速したと同様に、使用する油圧モータおよ
びミッションの仕様から、ある勾配の登板路を35km
/hで走行するときの必要流量をQl、必費圧力をP2
(>Pi)と定めると1例えば第6図(b)のようにエ
ンジンの所要馬力PS2が決まり、更に、エンジンの最
高回転数N2と油圧ポンプの押除は容積q2とが定まり
、例えばエンジン回転数−ポンプ吐出h1曲線は第9図
に示すようになる、 ここで、第9図に示したN−Q曲線を有する油圧式走行
駆動装置におけるエンジンの性能が第10図のように定
められているとする。第10図の回転数−馬力曲線(N
−PS曲線)かられかるように、ある勾配の登板路を3
5kg+八で走行するに必要なポンプ吸収馬力をPS2
とすればその馬力はエンジン回転数N2のときに得られ
るようになっている。そして、そのときの燃料消費率(
g/PS h )は、回転数−燃料消費率曲線(N−g
曲線)からg2であることがわかる。しかるに、このよ
うな油圧式走行駆動装置により平坦路を35km/hで
走行する際のポンプの所要吸収馬力をPS2”(<PS
2)とすれば、エンジンをフルスロットルで走行すると
そのときのエンジン回転数はN2’(>N2)となり、
燃料消費率がg2゜(>g2)となることがわかる。す
なわち、このようなエンジンおよび油圧装置の設定では
、平坦路を35km/hで走行する際には、エンジンを
その燃#1消費率の悪い領域で使用することになり好ま
しくない。また、エンジンを燃料消費率の良い領域で使
用するため、スロットルレバーを操作してエンジン回転
数を下げて走行すると、ポンプ吐出量が少なくなり、所
定の速度(35に+s/h)を出すことができない。
更にまた、後者のようにしてエンジンおよび油圧装置の
仕様を定めた場合、上述したように掘削と走行のマツチ
ングの悪さに起因して、掘削作業に本来必要なポンプ吸
収馬力以上の馬力で掘削作業が行なわれてしまい、かな
り負荷の大きい作業域でもポンプ吐出量が多く作業速度
が上がってしまう。このことは、掘削用アタッチメント
の疲労強度の面から好ましくない、そこで、走行性能を
重視したエンジンおよび油圧装置の設定に相応した疲労
強度を考慮して掘削用アタッチメントを設計すると、オ
ーバーデザインとなり、種々の面で無駄が生じる。
本発明の目的は、このような問題点を解消し、登板性能
を向上させても掘削用アタッチメントの強度に何ら影響
を及ぼさないようにしたホイール式油圧ショベルの油圧
制御装置を提供することにある。
D3問題点を解決するための手段 未発qIは、原動機により駆動される可変容睦形油圧ポ
ンプと、当該油圧ポンプからの吐出油により回転駆動さ
れて走行輪を駆動する油圧モータと、油圧ポンプからの
吐出油により駆動される掘削用アクチュエータとを備え
たホイール式油圧ショベルの油圧制御装置において、少
なく、とも2つの最大押除は容積を設定する設定手段と
、その最大押除は容積のいずれかひとつを選択する選択
り段と、原動機の最高回転数を制限する回転数制限手段
と、選択手段の動作に応答して、大きな最大押除は容積
と低い最高回転数とを対応づけて設定手段および回転数
制限手段を制御する制御手段と、原動機の回転数を検出
する検出手段と、設定手段がいづれの最大押除は容積を
設定しているかを判別する判別手段と、検出された原動
機回転数が基準値より大きくかつ大きな最大押除は容積
が設定されていると判別されているときには掘削用アク
チュエータの駆動を禁止する禁止手段とを具備したこと
を特徴とする。
E1作用 登板時のように負荷が大きい場合には、選択手段の作用
の下に制御手段が働き油圧ポンプの最大押除は容積が小
さくされるとともに原動機の最高回転数が高い値で制限
され、反対に、掘削作業や平坦路走行のように負荷が小
さい場合には、選択手段の作用の下に制御手段が働き油
圧ポンプの最大押除は容積が大きくされるとともに原動
機の最高回転数が低い値で制限される。また、小さい最
大押除は容積が設定されていると判別手段が判別してい
るときにあっては、検出されたエンジン回転数が基準値
以上の場合には禁止手段により掘削作業を禁止する。
F、実施例 第1図は本発明の一実施例を示し、原動機を構成するエ
ンジン11により駆動される可変6着形油圧ポンプ13
の吐出ポートは、コントロールバルブ15を介して、走
行油圧モータ17と、L部旋回体3に設けられた掘削用
シリンダ(第6図の油圧シリンダ4〜6)や旋回モータ
を含む掘削用アクチュエータ19とに接続されている。
本実施例では、コントロールバルブ15と掘削用アクチ
ュエータ19との間に禁止手段を構成する電磁弁20が
設けられている。また、エンジン11の出力軸に関連し
て検出手段を構成するエンジン回転数センサ22が設け
られている。回転数センサ22として電磁式のピックア
ップ等を用いることができる。
可変容量形油圧ポンプ13は、回路圧力によりその吐出
にを制御(例えば第4図のP−Q線図のように)するポ
ンプレギュレータ(不図示)を有しているが、そのレギ
ュレータと関連して最大押除は容積の設定手段を構成す
る最大傾転角設定機構21が設けられ、それは最大傾転
角設定用油圧シリンダ21aにより駆動制御され、これ
によりポンプ1回転あたりの押し除は容積の最大値を2
段階に切換制御できる。この油圧シリンダ21aは電磁
弁23を介して圧力源24およびタンク26に接続され
ている。
また、エンジン11のカバナ(不図示)に関連して回転
数制限手段としてのエンジン回転数制限機構25が設け
られ、これによりエンジン11の最高回転数が制限され
る。第2図(a)〜(C)を参照するに、回転数制限機
構25は、所定の部位に軸支されたレバー25aを有し
、そのし八−25aにはガバナに接続されたスロットル
レバー12が接続されている。レバー25aの先端にば
ばね25bが掛止され、ばね25bの他端は、所定の部
位に軸支されたレバー25cの一方の端部に掛止されて
いる。そのレバー25cの他方の端部は、例えばプッシ
ュプルケーブル14により運転席内のエンジンコントロ
ールレバー(不図示)と接続されている。更にこのエン
ジン回転数制限機構25は、レバー25aの回動角を制
限する油圧シリンダ25dを有し、この油圧シリンダ2
5dにより第2図(c)のようにレバー25aの最大回
動角を制限してエンジンの最高回転数が制限される。油
圧シリンダ25dは電磁弁27を介して圧力源24およ
びタンク26に接続されている。なお、第2図(a)は
アイドル状態、第2図(b)はフルスロットル状態を示
す。
再び第1図を参照するに、符号29は例えばマイクロコ
ンピュータで構成されるコントローラであり、その入力
ボートには、選択手段を構成するモード切換スイッチ3
1と、走行検出センサ33と、掘削検出センサ35と、
エンジン回転数センサ22とが接続されている。モード
切換スイッチ311i、パワーモード位ffl (P)
とエコノミーモード位置(E)とに切換え可能なスイッ
チであり、例えばトグルスイッチを用いることができる
。走行検出センサ33は、北部旋回体に設けられた走行
操作レバー(不図示)の操作の有無を検出するセンサで
あり、例えば走行操作レバーに連動するオン・オフスイ
ッチで構成できる。掘削検出センサ35は、上部旋回体
に設けられた掘削操作レバー(不図示)の操作の有無を
検出するセンサであり、例えば掘削操作レバーに連動す
るオン・オフスイッチで構成できる。なお、掘削操作レ
バーとは、ブーム、アーム、パケット操作レバーおよび
旋回操作レバーを含めた概念で用いる。
走行操作および掘削操作がいわゆる油圧パイロット方式
の場合には上記各検出センサ33および35を、操作用
パイロット圧力に応答してオン・オフする圧力スイッチ
で構成できる。
コントローラ29の出力ボートには、最大傾転角設定用
油圧シリンダ21aに接続された電磁弁23と、エンジ
ン回転数制限用油圧シリンダ25dに接続された電磁弁
27と、フロント作業禁止用の電磁弁20とが接続され
ている。電磁弁23および27は、前述したモード切換
スイッチ31の切換位置に応答し、モード切換スイッチ
31がパワーモード位置に切換えられているときには、
電磁弁23が励磁されて′7Ii磁弁27が消磁され、
エコノミーモード位置に切換えられているときには電磁
弁23が消磁されて電磁弁27が励磁される。掘削作業
禁+h用の電磁弁20は後述するプログラムに従って制
御され、モード切換スイッチ31がパワーモード位置に
切換えられているときに、検出されたエンジン回転数N
Oが基準値NR以」二のときに励磁される。 次に、コ
ントローラ29内のROMに予め格納されているプログ
ラムについて説明する。
第5図はパワーモード時に所定の条件下で掘削作業を禁
止するプログラムの一例を示し、まず、ステップS1で
モード切換スイッチ31の切換位置とエンジン回転数セ
ンサ22からの信号に基づいてエンジン回転数Noを読
込む。ステップS2ではそのスイッチ31の切換位置が
パワーモードかエコノミーモードかを判定する。エコノ
ミーモードであれば何もせずにこのプログラムを終了す
る。パワーモード位置であればステップS3に進み、走
行検出センサ33および掘削検出センサ35からの信号
により作業状態を判定する。走行作業が判定されれば何
もせずにこのプログラムを終了する。掘削作業が判定さ
れていればステップS4に進む。ステップS4では回転
数検出センサ22からの信号に基づいてエンジン回転数
Noが基準値NRより大きいか否かを判定する。エンジ
ン回転数Noが基準値NRより小さいときには否定判定
されるので何もせずにこのプログラムを終了する。また
、回転数NOが基準値NRより大きいときには電磁弁2
0に励磁信号を供給する。
このように構成された本実施例の作用について以下に説
明する。
(1)パワーモード運転 モード切換スイッチ31がパワーモード位置に切換えら
れると、最大傾転角設定用電磁弁23が励磁されて最大
傾転角設定用油圧シリンダ21aが圧力源24と接続さ
れ、これにより図示の最大傾転角設定機構21が働いて
最大傾転角が押除は容積qp相当に設定される。このと
きエンジン回転数制限用電磁弁27は消磁されていて、
油圧シリンダ25dは駆動されないので、運転席のエン
ジンコントロールレバーを一杯に引けば、第2図(b)
に示すようにレバー25aの回動が制限されずにエンジ
ンを最高回転数Npまで回転することができる。
従って、低圧領域(圧力P2以下)で油圧ポンプ13の
順転角が最大値となり押除は容積がqPとなっている限
りにおいては、第3図に実線で示すように、エンジン回
転数の増加に比例してポンプ吐出量が増加し、エンジン
最高回転数Npでは最大吐出量Qpが得られる。この場
合エンジン回転数NpにおけるポンプのP−Q線図は第
4図に実線で示すようになる。
ここで、パワーモード時に掘削操作レバーが操作される
と、」二連したプログラムに従ってエンジン回転数No
と基準値NRとが比較され、エンジン回転数Noが基準
値NRより大きいときには電磁弁20が励磁されて掘削
用アクチュエータ19への油の供給が遮断され掘削作業
が禁止される。
ここで、油圧回路を遮断する代りに、掘削操作レバーを
機械的にロックするように禁11:手段を構成してもよ
い。
(2)エコノミーモード運転 モード9J換スイツチ31がエコノミーモード位置に切
換えられると、最大傾転角設定用電磁弁23は消磁され
、最大傾転角設定用油圧シリンダ21aがタンク26と
接続され、これにより図示の最大傾転角設定機構21が
働いて最大傾転角が押除は容積qE相当(>qp)に設
定される。このときエンジン回転数制限用電磁弁27は
励磁されていて、油圧シリンダ25clが駆動され、運
転席ツエンジンコントロールレバーを一杯に引いても、
第2図(C)に示すようにレバー25aの回動が油圧シ
リンダ25dにより規制されエンジン最高回転数がNE
E(<NP)で制限される。
従って、低圧領域で油圧ポンプ13の傾転角が最大値と
なり押除は容積がqEとなっている限りにおいては、第
3図に一点鎖線で示すように、エンジン回転数の増加に
比例してポンプ吐出量が増加し、エンジン最高回転数N
aでは最大吐出量Qa (=Qp)が得られる。この場
合エンジン回転M!!NEにおけるポンプのP−Q線図
は第4図に一点鎖線で示すようになる。
なお、第4図に破線で示す曲線は、最大押除は容積qE
に切換えたときにエンジン最高回転数をNEに制限しな
い場合のP−Q線図を示している。
本実施例では、エコノミーモード時にはポンプの最大押
除は容積をqE(>qp)と大きくし、エンジン最高回
転数をNE(<NP)と低くしてポンプ最大吐出量をQ
E==QPとし、これによりエコノミーモードにおける
走行速度を含む作業速度を同一としている。従って、第
9図に示すように、エンジン回転数NHにおいて所要馬
力PS2’を得ることができ燃料消費率をgEまで低減
できる。一方、ポンプ吐出量がQp(= Q IE)の
ときに最高速度35に■/hが出るようにすることを考
えると、第4図かられかるように、エコノミーモードで
はポンプ吐出圧力がPL(例えば平坦路走行時に必要な
圧力)までは35km/hで走行できるが登板時のよう
にポンプ吐出圧力がPlを越えると35に■/hでは走
行できないが、パワーモードではポンプ吐出圧力がP2
(例えば角度0の登板走行時に必要な圧力)まで35k
m/h走行が可能である。
因に、従来のポンプ、例えば第9図に示すようなN−Q
曲線を有するポンプにおいては、本実施例のようにエン
ジン回転数をN1まで下げてポンプ吸収馬力を下げこれ
により燃費をかせごうとする場合、ポンプ最大押除は容
積が一定であるためP −Q +[I+線は第11図の
破線のようになり、ポンプ吐出量がQl’まで低下して
しまい所定の速度を得ることができない。
以上の説明においては、各モードにおけるポンプ最大吐
出績Qp (= qpxNp)およびQE(=(1[E
XNIE)が等しくなるようにqP。
NP、qE、NEを設定したが、両者は略等しければ同
一でなくてもよく、その目安としては、各モードにおけ
る最大走行速度が30Km/h〜35Km/hとなる程
度に異なっていてもよい。また、以上の説明では、ポン
プの最大傾転角設定機構を油圧シリンダ21aにより制
御したが、電磁式のものを用いてもよく、更に、リニア
ソレノイドを用いたり、複数の油圧シリンダを用いて3
段階以上に最ノ傾転角を設定できるようにしてもよい。
この場合、それに応じてエンジン最高回転数も複数の値
に制限して1種々の登板勾配に最適となるようにエンジ
ンおよび油圧装置を設定してより一層の燃費の向上が図
れる。また、エンジンに代え電動機により油圧ポンプ1
3を駆動する場合も本発明を適用できる。
また、以上の説明では、パワーモード時にエンジン回転
数が所定以上の領域では掘削用アクチュエータ19への
油を遮断して掘削作業ができないようにしたが、エンジ
ン回転数を所定回転数似ド(疲労強度の面から求まる)
に強制的にドげて掘削作業を行なうようにしてもよい。
この場合、電磁弁20は不用となるが、第5図に示すプ
ログラムのステップS5の括弧内に示すように、例えば
電磁弁27を励磁してシリンダ25dを駆動し、第2図
(C)に示すようにしてエンジンの回転数を低減できる
。いずれにしろ、上記条件下では掘削作業が禁止される
ことになる。
G0発明の効果 本発明によれば、エンジンおよび油圧ポンプを少なくと
も2種類のモードで運転できるようにし、より負荷の大
きい運転領域ではポンプ最大押除は容積を小さく設定す
るとともにエンジンをより大きい回転数域で運転できる
ようにし、負荷の小さい運転領域ではポンプ最大押除は
容積を大きくするとともにエンジンの最高回転数をある
値で制限するようにし、しかも小さい最大押除は容積で
運転される場合には所定回転数以上の領域では掘削作業
を禁止するようにしたので、登板走行時に所望の速度が
出せるように各機器を設定しても平坦路走行に必要なポ
ンプ吸収馬力をエンジン低回転領域で得ることができ従
来に比べて燃費が向、にし、その場合、掘削の疲労強度
にも何ら悪影響がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図(
a)〜(C)は第1図に示したエンジン回転数制限機構
の一例を示す正面図であり、第2図(a)はスロットル
レバーがオフ位置、第2図(b)はスロットルレバーが
最大位置、第2図(C)はスロットルレバーが制限され
ている場合を示し、第3図はエンジン回転数Nとポンプ
吐出−)f Qとの関係を示すグラフ、第4図は本実施
例におけるポンプのP−Q線図を示す図、第5図は所定
の条件f:t&ハリ でテ昏テ÷作業を禁止するためのプログラムの一例を示
すフローチャート、第6図はホイール式油圧ショベルの
一例を示す側面図、第7図(a) 、 (b)は従来の
P−Q線図の2例を示す図、第8図および第9図は従来
のホイール式油圧ショベルにおけるエンジン回転数Nと
ポンプ吐出量Qとの関係をそれぞれ示すグラフ、第10
図はエンジン性能曲線を示す図、第11図は従来のホイ
ール式油圧ショベルのポンプにおけるP−Q線図を示す
図である。 1:走行輪   2:下部走行体 3:上部旋回体 4〜9:掘削用アタッチメント 11:エンジン 13:可変容量膨油圧ポンプ 15:コントロールバルブ 17:油圧モータ I9:掘削用アクチュエータ 20.23,27 : ’市磁弁   21:最大傾転
角設定機構22:エンジン回転数センサ 25:回転数制限機構 25a 、 25c : レバー   25b:ばね2
5d:油圧シリンダ 29:コントローラ 31:モード切換スイッチ 33:走行検出センサ 35:掘削楕出セソプ 出 願 人   日ケ建機株式会社 代理人弁理上   永 井 冬 紀 第2図 とす。 第3図 Iンジン8##N→ テン7″枚tl力P→ 第5図 第6図 第7図 PIP2 /メ゛/2゛匁、tβ”力 第8図 第9図 Iンシン江f82N→ 第10図 Jンシ′ン回転/7(rpml→ 第11図 Iングdtly5p→ 手続補正書 昭和61年11月20日 1、事件の表示 昭和60年特許願第239898号 2、発明の名称 ホイール式油圧ショベルの油圧制御装置3、補正をする
者 事件との関係  特許出願人 (552)  日立建機株式会社 4、代理人 東京都新宿区西新宿7丁目6番5号 5、補正命令の日付 自発補正 6、補正により増加する発明の数     〇7、補正
の対象 特許請求の範囲の欄および発明の詳細な説明の欄 8、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の如く訂正する。 (2)明細書第9頁第9行〜第11行の「その最大・・
・選択手段と、」を「大きな出力を得る運転モードと小
さな出力を得る運転モードの少なくとも2つのモードの
うちいずれかを選択する選択手段と、」に訂正する。 以上 別−一紙 2、特許請求の範囲 土工 原動機により駆動される可変容量形油圧ポンプと
、当該油圧ポンプからの吐出油により回転駆動されて走
行輪を駆動する油圧モータと、前記油圧ポンプからの吐
出油により駆動される掘削用アクチュエータとをqll
えたホイール式油圧ショベルの油圧制御装置において、 少なくとも2つの最大押除は容積を設定する設定手段と
、 ヱへ女を選択する選択手段と、 原動機の最高回転数を制限する回転数制限手段と、 前記選択手段の動作に応答して、大きな最大押除は容積
と低い最高回転数とを対応づけて前記設定手段および回
転数制限手段を制御する制御手段前記原動機の回転数を
検出する検出手段と、前記設定手段がいづれの最大押除
は容積を設定しているかを判別する判別手段と、 検出された原動機回転数が基準値より大きくかつ大きな
最大押除は容積が設定されていると判別されているとき
には前記掘削用アクチュエータの駆動を禁止する禁止手
段と、を具備したことを特徴とするホイール式油圧ショ
ベルの油圧制御装置。 仙J装遁工

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原動機により駆動される可変容量形油圧ポンプと、当該
    油圧ポンプからの吐出油により回転駆動されて走行輪を
    駆動する油圧モータと、前記油圧ポンプからの吐出油に
    より駆動される掘削用アクチュエータとを備えたホイー
    ル式油圧ショベルの油圧制御装置において、 少なくとも2つの最大押除け容積を設定する設定手段と
    、 その最大押除け容積のいずれかひとつを選択する選択手
    段と、 原動機の最高回転数を制限する回転数制限手段と、 前記選択手段の動作に応答して、大きな最大押除け容積
    と低い最高回転数とを対応づけて前記設定手段および回
    転数制限手段を制御する制御手段前記原動機の回転数を
    検出する検出手段と、前記設定手段がいづれの最大押除
    け容積を設定しているかを判別する判別手段と、 検出された原動機回転数が基準値より大きくかつ大きな
    最大押除け容積が設定されていると判別されているとき
    には前記掘削用アクチュエータの駆動を禁止する禁止手
    段と、を具備したことを特徴とするホイール油圧ショベ
    ルの油圧制御装置。
JP23989885A 1985-10-26 1985-10-26 ホイ−ル式油圧シヨベルの油圧制御装置 Pending JPS6299522A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0505013A2 (en) * 1988-07-04 1992-09-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Apparatus for controlling rotational speed of prime mover of a construction machine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0505013A2 (en) * 1988-07-04 1992-09-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Apparatus for controlling rotational speed of prime mover of a construction machine
EP0628665A1 (en) * 1988-07-04 1994-12-14 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Apparatus for controlling rotational speed of a prime mover of a construction machine

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