JPS6299524A - ホイ−ル式油圧シヨベルの油圧制御装置 - Google Patents

ホイ−ル式油圧シヨベルの油圧制御装置

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JPS6299524A
JPS6299524A JP60239900A JP23990085A JPS6299524A JP S6299524 A JPS6299524 A JP S6299524A JP 60239900 A JP60239900 A JP 60239900A JP 23990085 A JP23990085 A JP 23990085A JP S6299524 A JPS6299524 A JP S6299524A
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hydraulic
pump
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Akira Tatsumi
辰巳 明
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明はホイール式油圧ショベルの油圧制御装置に関す
る。
B、従来の技術 ホイール式油圧ショベルは、第7図に示すように、走行
輪lを有する下部走行体2と、その下部走行体2の上に
旋回輪を介して接続された」二部旋回体3とからなり、
上部旋回体3には、油圧シリンダ4〜6によりそれぞれ
駆動されるブーム7゜アーム8.パケット9等から成る
掘削用アタッチメントが設けられている。
この種のホイール式油圧ショベルはクローラ式の油圧シ
ョベルと異なり一般道路の走行が認られており、そのた
め、クローラ式の油圧ショベルに比べて速い走行速度が
要求されているが、現行国内法規により最高速度が35
に+w八へ満に規制されている。このようなことから、
ホイール式油圧ショベルは最高35km/hの速度で走
行できることが絶対条件である。
C2のような背景の下で、従来から、ホイール式油圧シ
ッペルの走行駆動装置としては、上部旋回体に搭載した
エンジンの出力を機械的に減速して車軸を駆動する、い
わゆるメカ式、あるいは、エンジンにより油圧ポンプを
駆動し、それにより油圧モータを回して車軸を駆動する
油圧式があるがいずれも下で述べるような問題点がある
C8発明が解決しようとしている問題点メカ式走行駆動
装置は、上部旋回体に搭載されたエンジンの出力を下部
走行体の車軸まで機械的に伝達しなくてはならず、その
ため構成部品が多くなり組立性が悪く非常に高価である
また、従来の油圧式走行駆動装置には以下のような問題
がある。
ホイール式油圧ショベルは特定の作業現場内にとどまら
ず一般道路走行が認められていることは前に述べたとお
りであるが、一般道路には平坦路もあれば坂道もあり、
種々の道路条件下でもできるだけ法定最高速度35km
/hで走行できることが好ましい。
そこで、ある必要な勾配における登板時に35km/h
の速度を出しうるエンジンを用いれば走行性能の点につ
いては一応の解決がつくことになる。ホイール式油圧シ
ョベルでは、一台のエンジンを掘削と走行の双方に用い
るのが一般であるが、掘削作業に要するエンジン馬力は
走行に要するエンジン馬力に比べて小さくてよい。この
ようなことから、登板時の走行性能を重視してエンジン
を高馬力にセットするのは掘削作業の面からみれば燃費
、騒音、コスト等の点で無駄なことであり、その反面、
掘削時の燃費、騒音、コストを重視して前者に比べてエ
ンジンを低馬力にセットすると登板時に十分な走行性能
が得られないことになり、ホイール式油圧ショベルにお
いては、エンジン性能に関するかぎり掘削と走行とのマ
ツチングが悪いことになる。
そのため従来から種々の考え方がとられており、その代
表的な考え方のひとつとして、平坦路走行時にのみ法令
で定められた35km/hを満足するようにしたものが
ある。
この場合、使用する走行用油圧モータおよびミッション
の仕様から、35に層/hで平坦路を走行する時の必要
流量をQl、必要圧力をPlと定めると、例えば第8図
(a)のようにエンジンの所要馬力PS2’が決まり、
これにより、エンジン最高回転数N1と油圧ポンプの押
除は容aqlとが定まり、エンジン回転数−ポンプ吐出
量曲線(N−Q曲線)は例えば第9図に示すようになる
第9図に示すN−Q曲線を有する油圧式走行駆動装置に
おける登坂路走行について考えてみると、第8図(a)
に示すように、登板時にはポンプの吐出圧力がP2まで
増加してポンプの傾転角が小さくなるのでポンプ吐出量
はQlまで低下し、従って、その速度は35km/hよ
りかなり遅く(35km/hX Q 2 / Q 1 
)なッテしまい、満足ノテきる走行性能が得られない。
そこで、エンジンおよび油圧機器の仕様を定めるにあた
って、予め設定した登板勾配で35km/hの速度が得
られるようにすることが考えられる。このように設定す
れば、当然のことながら、平坦路走行時にも35km/
hの速度がでる。
そこで、上述したと同様に、使用する油圧モータおよび
ミッションの仕様から、ある勾配の登板路を35km/
hで走行するときの必要流量をQl、必要圧力をP2(
>PL)と定めると、例えば第8図(b)のようにエン
ジンの所要馬力PS2が決まり、更に、エンジンの最高
回転数N2と抽圧ポンプの押除は容積q2とが定まり、
例えばエンジン回転数−ポンプ吐出量線図(N−Q線図
)は第10図に示すようになる、 ここで、第10図に示したN−Q線図を有する油圧式走
行駆動装置におけるエンジンの性能が第11図のように
定められているとする。第11図の回転数−馬力曲線(
N−PS[lII!りかられかるように、ある勾配の登
板路を35ks/hで走行するに必要なポンプ吸収馬力
をPS2とすればその馬力はエンジン回転数N2のとき
に得られるようになっている。そして、そのときの燃料
消費率(g/PS h )は、回転数−燃料消費率曲線
(N−g曲線)からg2であることがわかる。しかるに
、このような油圧式走行駆動装置により平坦路を35k
m/hで走行する際のポンプの吸収馬力をPS2’(<
PS2)とすれば、エンジンをフルスロットルで走行す
るとそのときのエンジン回転数はN2°(>N2)とな
り、燃料消費率がg2’(>g2)となることがわかる
。すなわち、このようなエンジンおよび油圧装置の設定
では、平坦路を35ks/hで走行するにはエンジーン
をその燃料消費率の悪い領域で使用−することになり好
ましくない。また、エンジンを燃料消費率の良い領域で
使用するため、スロットルレバーを操作してエンジン回
転数を下げて走行すると、ポンプ吐出量が少なくなり、
所定の速度(35km/h)を出すことができない。
また、走行油圧駆動装置を備えたホイール式油圧ショベ
ルにおいては、上述したように上部旋回体に搭載した単
一のエンジンおよび単一の油圧ポンプを用いて、掘削用
アクチュエータおよび走行用の油圧モータを駆動してい
るが、登板走行時の油圧ポンプの所要吸収馬力PS2は
掘削時の油圧ポンプの所要吸収馬力PS3に比べてかな
り大きい。
従って、第11図に示した特性を有するエンジンにおい
て、エンジン最高回転数N2のスロットルレバー位置で
掘削作業を行なう場合、油圧ポンプの所要吸収馬力をP
S3 (<PS2)とすれば、エンジン回転数がN3と
増加し燃料消費率がg3(>g2)となってしまう。ス
ロットルレバーを操作してエンジン回転数を下げればポ
ンプ吐出量が低下してしまい作業速度が遅くなってしま
う。
本発明の目的は5このような問題点を解消し、登板性能
を改善しても掘削作業における燃費および騒音が悪化し
ないようにしたホイール式油圧ショベルの油圧制御装置
を提供することにある。
D1問題点を解決するための手段 本発明は、パワーモードおよびエコノミーモードのいず
れかを選択する選択手゛段と、油圧ショベルの運転状態
が走行か掘削かを判別する判別手段と、パワーモードが
選択されたときにはパワーモード用最大押除は容積にす
るとともに、エコノミーモードが選択されたときにはパ
ワーモードよりも大きいエコノミーモード用最大押除は
容積にする最大押除は容積設定手段と、パワーモード時
よりもエコノミーモード時の最高回転数を低くする回転
数設定手段と、掘削判別時に選択手段の状態に拘らず、
エコノミーモード用最大押除は容積およびエコノミーモ
ード用の原動機最高回転数を対応づけて最大押除は容積
設定手段および回転数設定手段を制御する掘削制御手段
とを具備したことを特徴とする。
88作用 登板時のように負荷が大きい場合に、選択手段によりパ
ワーモードが選択されると、最大押除は容積設定手段に
より油圧ポンプの最大押除は容積が小さい値に設定され
るとともに、原動機が高回転数域で運転されるように回
転数設定手段が制御される。反対に、平坦路走行のよう
に負荷が小さい場合に、選択手段によりエコノミーモー
ドが選択されると油圧ポンプの最大押除は容積が大きい
値に設定されるとともに、原動機が低回転数域で運転さ
れるように回転数設定手段が制御される。
そして、掘削判別時には選択手段によりパワーモードが
選択されていても、掘削制御手段の作用に下にエコノミ
ーモード用最大押除は容積およびエコノミーモード用の
原動機最高回転数とすべくポンプの最大押除は容積およ
び原動機の最高回転数が制御される。
F、実施例 第1図は本発明の一実施例を示し、原動機を構成するエ
ンジン11により駆動される可変容量型油圧ポンプ13
の吐出ボートは、コントロールバルブ15を介して、走
行油圧モータ17と掘削用シリンダ(第8図の油圧シリ
ンダ4〜6)や旋回モータを含む掘削用アクチュエータ
19に接続されている。コントロールバルブ15は走行
操作し八−(不図示)および掘削操作レバー(不図示)
により切換制御される。
可変容量型油圧ポンプ13は、回路圧力によりその吐出
量を制御(例えば第5図のP−Q線図のように)するポ
ンプレギュレータ(不図示)を有しているが、そのレギ
ュレータと関連して最大押除は容積設定手段を構成する
最大傾転角設定装置機構21が設けられ、それは最大傾
転角設定用油圧シリンダ21aにより駆動制御され、こ
れによりポンプ1回転あたりの押除は容積の最大値を2
段階に切換制御できる。この油圧シリンダ21aは電磁
弁23を介して圧力源24およびタンク26に接続され
ている。
また、エンジン11のガバナ(不図示)に関連して回転
数設定手段としてのエンジン最高回転数設定機構25が
設けられ、これによりエンジン11の最高回転数が制限
される。第2図(a)〜(d)を参照するに、最高回転
数設定機構25は、所定の部位に軸支されたレバー25
aを有し、そのレバー25aにはガへすに接続されたス
ロットルレバー12が接続されている。第2図(a)の
状態がエンジンアイドル状態、第2図(b)の状態がフ
ルスロットルの状態を示す。レバー25aの先端にばば
ね25bが掛止され、ばね25bの他端は、所定の部位
に軸支されたレバー25cの一方の端部に掛止されてい
る。そのレバー25cの他方の端部は、例えばプッシュ
プルケーブル14にヨIJ [a席内のエンジンコント
ロールレ/<−(不図示)と接続されている。更にこの
エンジン最高回転数設定機構25は、レバー25aの回
動角を制限する油圧シリンダ25dおよび25eを有し
、油圧シリンダ25dにより第2図(C)のようにレバ
ー25aの最大回動角を制限してエンジンの最高回転数
をNTHに制限し、油圧シリンダ25eにより第2図(
d)のようにレバー25eの最大回動角を制限してエン
ジンの最大回転数をNoに制限する。油圧シリンダ25
dは電磁弁27を介して圧力源24およびタンク26に
接続されている。油圧シリンダ25eは電磁弁28を介
して圧力源24およびタンク26に接続されている。
再び第1図を参照するに、符号29は例えばマイクロコ
ンピュータで構成されるコントローラであり、その入力
ボートには、選択手段を構成するモード切換スイッチ3
1と、走行検出センサ33と、掘削検出センサ35とが
接続されている。ここで、センサ33,35により判別
手段が構成される。モード切換スイッチ31は、パワー
モード位置(P)とエコノミーモード位置(E)とに切
換え可能なスイッチであり、例えばトグルスイッチを用
いることができる。走行検出センサ33は、上部旋回体
に設けられた走行操作レバー(不図示)の操作の有無を
検出するセンサであり、例えば走行操作レバーに連動す
るオン・オフスイッチで構成できる。掘削検出センサ3
5は、上部旋回体に設けられた掘削操作し八−(不図示
)の操作の有無を検出するセンナであり、例えば掘削操
作レバーに連動するオン・オフスイッチで構成できる。
なお、掘削操作レバーとは、ブーム、アーム、パケット
操作レバーおよび旋回操作レバーを含めた概念で用いる
走行操作および掘削操作がいわゆる油圧パイロット方式
の場合には上記各検出センサ33および35を、操作用
パイロット圧力に応答してオン・オフする圧力スイッチ
で構成できる。
コントローラ、29の出力ボートには、最大傾転角設定
用油圧シリンダ21aに接続された電磁弁23と、エン
ジン回転数制限用油圧シリンダ25dに接続された電磁
弁27と、エンジン回転数制限用油圧シリンダ25eに
接続された電磁弁28とが接続されている。
これら電磁弁23.27および28は後述する第3図の
プログラムに従って制御され、電磁弁23および27は
、前述したモード切換スイッチ31の切換位置に応答し
、モード切換スイッチ31がパワーモード位置に切換え
られているときには、電磁弁23が励磁(オン)されて
電磁弁27が消磁(オフ)され、エコノミーモード位置
にすJ換えられているときには電磁弁23が消磁されて
電磁弁27が励磁される。また、パワーモード時に掘削
操作レバーが操作されると電磁弁23は消磁される。更
にまた電磁弁28は、掘削操作し/−一の操作に応答し
て励磁されてエンジン最高回転数をNDに設定、すなわ
ち制限する。
次に、コントローラ29内のROMに予め格納されてい
るプログラムについて説明する。
第3図は上述した3つの電磁弁23.27および28を
制御するためのプログラムの一例を示し、まず、ステッ
プS1で、走行検出センサ33からの信号、掘削検出セ
ンサ35からの信号およびモード切換スイッチ31から
の信号に基づいて作業状態および運転モードを読込む。
ステップS2に進むと、上記センサー33゜35の信号
に基づいて掘削か走行かを判定する。
掘削作業と判定されるとステップS6に進んで、電磁弁
23および27をオフ、電磁弁28をオンにする。ステ
ップS2で走行と判定されるとステップS3に進み、モ
ード切換スイッチ31がいずれのモード位置に選択され
ているかを判定する。パワーモードが選択されている場
合にはステップS4に進み、エコノミーモードが選択さ
れている場合にはステップS5に進む。ステップS4(
走行パワーモード)では、電磁弁23をオン、電磁弁2
7および28をオフにする。ステップS5(走行エコノ
ミーモード)ではTL磁方弁23オフ、電磁弁27をオ
ン、電磁弁28をオフにする。なお、この明細書中、電
磁弁のオン、オフは電磁弁の励磁、消磁という意味で用
いる。
このように構成された本実施例の作用について以下に説
明する。
(1)パワーモード運転 本発明においては、パワーモード運転は走行時にのみ可
能となり、モード切換スイッチ31がパワーモード位置
に切換えられていても掘削作業が行なわれると自動的に
エコノミーモード、すなわちポンプ最大傾転角、すなわ
ち、最大押除は容積が大きくなり (押除は容積qE)
、エンジン最高回転数がNoで制限される。従って、以
下では走行操作レバーが操作されているものとして説明
する。
モード切換スイッチ31がパワーモード位置に切換えら
れると、最大傾転角設定用電磁弁23が励磁されて最大
傾転角設定用油圧シリンダ21aが圧力源24と接続さ
れ、これにより図示の最大傾転角設定機構21が働いて
最大傾転角が押除は容v1qp相当に設定される。この
ときエンジン最高回転数設定用電磁弁27および28は
消磁されていて、油圧シリンダ25dおよび25eは共
に駆動されないので、運転席のエンジンコントロールレ
バーを一杯に引けば、第2図(b)に示すようにレバー
25aの回動が制限されずにエンジン11がその最高回
転数NTPで回転する。
従って、低圧領域(圧力P2以下)で油圧ポンプ13の
傾転角が最大値となり押除は容積がqpとなっている限
りにおいては、第4図に実線で示すように、エンジン回
転数の増加に比例してポンプ吐出量が増加し、エンジン
最高回転数NTPでは最大吐出1Qrpが得られる。こ
の場合エンジン回転数NrpにおけるポンプのP−Q線
図は第5図に実線TPで示すようになる。
(2)エコノミーモード運転 モード切換スイッチ31がエコノミーモード位置に切換
えられると、最大傾転角設定用電磁弁23は消磁され、
最大傾転角設定用油圧シリンダ21aがタンク26と接
続され、これにより図示の最大傾転角設定機構21が働
いて最大傾転角が押除は容積qE相当(>qp)に設定
される。本実施例では掘削と走行とにより、エコノミー
モードにおけるエンジンの最高回転数を変えているので
、第3図に示したプログラムに従って、掘削時には回転
数設定用電磁弁27をオフ、回転数設定用電磁弁28を
オンして油圧シリンダ25eを駆動して最高回転数をN
oに制限しく第2図(d)参照)、走行時には電磁弁2
7をオン、電磁弁28をオフして油圧シリンダ25dを
駆動して最高回転数をNTE(>ND)に制限する(第
2図(C)参照)。従って、運転席のエンジンコントロ
ールレバーを一杯に引いても、第2図(C)または(d
)に示すようにレバー25aの回動がシリンダにより規
制されエンジン最高回転数がN。
(<NTIE)またはN r E (<NT P)で制
限される。
従って、低圧領域で油圧ポンプ13の傾転角が最大値と
なり押除は容積がq[Eとなっている限りにおいては、
第4図に一点鎖線で示すように、エンジン回転数の増加
に比例してポンプ吐出量が増加し、走行時のエンジン最
高回転数NTpでは最大吐出量QT E (=QT ?
)が得られ、掘削時のエンジン最高回転数Noでは最大
吐出量Qo (<QTE)が得られる。この場合におけ
るポンプのP−Q線図は、走行については第5図に一点
鎖線TEで示すようになり、掘削については第5図に二
点鎖線りで示すようになる。なお、エコノミーモードお
よびパワーモードのそれぞれにおける最大傾転角時の最
大押除は容積はqE>(! pなので、走行時のポンプ
最大吐出1tQTE=QTPとするために走行エコノミ
ーモードにおいてはエンジン最高回転数をその分だけ低
下させ、パワーモードとエコノミーモードにおける最高
速度を等しくしている。これにより第11図に示すよう
に、回転数NTHにおいて所要馬力Psi’を得ること
ができ、燃料消費率をgTEEまで低減できる。
因に、従来のポンプ、例えば第10図に示すようなN−
Q線図を有するポンプにおいては、本実施例のようにエ
ンジン回転数を下げてポンプ吸収馬力を下げこれにより
燃費をかせごうとする場合、P−Q線図は第12図の破
線のようになり、ポンプ吐出量が低下してしまい所定の
走行速度または掘削作業速度を得ることができない。
また、第11図かられかるように、掘削時の所要馬力P
S3が得られるエンジン回転数Noを掘削時のエンジン
最高回転数に設定しているので、燃料消費率はgo(<
g3)となる。例えば、パワーモード用の最大傾転角の
ままエンジン最高回転数で掘削作業を行うと、エンジン
回転数がN3まで上昇して燃料消費率がg3となるのに
比べれば、本実施例では格段に燃費を向上できることに
なる。そればかりか、エンジン騒音も小さくなることは
明らかである。
以上の説明においては、走行時の両モードにおけるポン
プ最大吐出量QrpおよびQraが等しくなるようにし
たが、両者は略等しければ同一でなくてもよく、その目
安としては、各モードにおける最大速度が30Km/h
〜35Km/hとなる程度に異なっていてもよい、また
、以上の説明では、ポンプの最大傾転角設定機構を油圧
シリンダ21aにより制御したが、TL磁式のものを用
いてもよく、更に、リニアソレノイドを用いたり、複数
の油圧シリンダを用いて3段階以上に最大傾転角を設定
できるようにしてもよい。この場合、それに応じてエン
ジン最高回転数も複数の値に制限して、種/2の登板勾
配や掘削作業に最適となるようにエンジンおよび油圧装
近を設定してより一層の燃費の向上が図れる。
更に1以上の説明では走行エコノミーモード時の最大吐
出量Qriが掘削時の最大吐出量Qoよりも大きくなる
ようにしたが、フロントのシリンダ径、走行モータの容
量、ギヤ比の設定等により、Qo=QraでもQTFE
<QDでもよく、いずれにしろ掘削時にはより大きい最
大傾転角、すなわちこの実施例では油圧ポンプの最大押
除は容積をqa((qp)に設定して運転すればよい。
更にまた、QD=QTEとした場合、走行エコノミーモ
ード時および掘削時のエンジン最高回転数はNTE=N
Dとなり、その場合には油圧シリンダ25fが不要とな
り、部品点数を少なくできる。なお、第6図にこの場合
のプログラムの一例を示す。
G9発明の効果 本発明によれば、原動機および油圧ポンプをパワーモー
ドおよびエコノミーモードの2種類の運転モードで運転
できるようにし、より負荷の大きい走行運転領域ではポ
ンプの最大押除は容積を小さく設定するとともに原動機
をより大きい回転数城で運転できるようにし、負荷の小
さい走行運転領域ではポンプの最大押除は容積を大きく
するとともに原動機の最高回転数をある値で制限すると
ともに、掘削時には負荷の大きい走行運転領域のポンプ
最大押除は容積よりも大きい最大押除は容積、低い原動
機の最高回転数で運転するようにしたので、登板走行時
に所望の速度が出せるように各機器を設定しても平坦路
走行に必要なポンプ吸収馬力を低回転域で得ることがで
き、従来に比べて平坦路走行時の燃費が向上するととも
に、掘削作業が、その所要ポンプ吸収馬力に見合ったエ
ンジン低回転域で行なえるので、燃料消費率およびエン
ジン騒音を低く抑えることができる。またこのとき、ポ
ンプ最大押除は容積を大きくしているので所望の作業速
度を維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図(
a)〜(d)は第1図に示したエンジン最高回転数設定
機構の一例を示す正面図であり、第2図(a)はスロッ
トルレバーがオフ位置、第2図(b)はスロットルレバ
ーが最大位置、第2図(c)および(d)はスロットル
レバーが制限されている場合を示し、第3図は本発明の
一実施例における電磁弁制御用プログラムの一例を示す
フローチャート、第4図は本実施例におけるエンジン回
転数Nとポンプ吐出ff1Qとの関係を示すグラフ、第
5図は本実施例におけるポンプのP−Q線図を示す図、
第6図は本発明における電磁弁制御用プログラムの他の
例を示すフローチャート、第7図はホイール式油圧ショ
ベルの一例を示す側面図、:58図(a)および(b)
は従来17)N−Q線図の2例を示す図、第9図および
第10図は従来のホイール式油圧ショベルにおけるエン
ジン回転数Nとポンプ吐出ff1Qとの関係をそれぞれ
示すグラフ、第11図はエンジン性能曲線を示す図、第
12図は従来のホイール式油圧ショベルのポンプにおけ
るP−Q線図を示す図である。 l:走行輪    2:下部走行体 3:上部旋回体 4〜9:掘削用アクチュエータ 11:エンジン   I3:可変容量膨油圧ポンプ15
:コントロールパルブ  17:油圧モータ19:掘削
用アクチュエータ 23 、27 、28 :電磁弁 21:最大傾転角設定機構 25:エンジン最高回転数設定装置 25a、25cニレバー    25b:ばね25d 
、 25e  :油圧シリンダ29:コントローラ  
31:モード切換スイッチ33:走行検出センサ 35
:掘削検出センサ出 願 人   日立建機株式会社 代理人弁理士   永 井 冬 紀 /%                       
        AO、Ω 一1−                      
−−NOで 一一−−− 第3図 第4図 第5図 ボフプ吐止五力P峠 第7図 第8図 PIP2.メー/グatilE力 第9図 第10図 Iン5ン圧f4りN→ 第11図 ホ゛シブヒと五hP→

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原動機により駆動される可変容量形油圧ポンプと、当該
    油圧ポンプからの吐出油により回転駆動されて走行輪を
    駆動する油圧モータと、前記油圧ポンプからの吐出油に
    より駆動される掘削用アクチュエータとを備えたホイー
    ル式油圧ショベルの油圧制御装置において、 パワーモードおよびエコノミーモードのいずれかを選択
    する選択手段と、 前記油圧ショベルの運転状態が走行か掘削かを判別する
    判別手段と、 パワーモードが選択されたときにはパワーモード用最大
    押除け容積にするとともに、エコノミーモードが選択さ
    れたときにはパワーモードよりも大きいエコノミーモー
    ド用最大押除け容積にする最大押除け容積設定手段と、 パワーモード時よりもエコノミーモード時の最高回転数
    を低くする回転数設定手段と、 掘削判別時に前記選択手段の状態に拘らず、エコノミー
    モード用最大押除け容積およびエコノミーモード用の原
    動機最高回転数を対応づけて前記最大押除け容積設定手
    段および回転数設定手段を制御する掘削制御手段と、を
    具備したことを特徴とするホイール式油圧ショベルの油
    圧制御装置。
JP60239900A 1985-09-07 1985-10-26 ホイ−ル式油圧シヨベルの油圧制御装置 Pending JPS6299524A (ja)

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KR1019860007274A KR910009257B1 (ko) 1985-09-07 1986-08-30 유압건설기계의 제어시스템
US06/904,118 US4697418A (en) 1985-09-07 1986-09-05 Control system for hydraulically-operated construction machinery
DE8686112330T DE3661745D1 (en) 1985-09-07 1986-09-05 Control system for hydraulically-operated construction machinery
EP86112330A EP0214633B1 (en) 1985-09-07 1986-09-05 Control system for hydraulically-operated construction machinery
CN86106816A CN1011802B (zh) 1985-09-07 1986-09-06 液压建筑机械的控制系统

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JP60239900A Pending JPS6299524A (ja) 1985-09-07 1985-10-26 ホイ−ル式油圧シヨベルの油圧制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0628665A1 (en) 1988-07-04 1994-12-14 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Apparatus for controlling rotational speed of a prime mover of a construction machine
EP0761491A3 (en) * 1991-03-29 1997-06-04 Hitachi Construction Machinery Control device for hydraulic powered work machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0628665A1 (en) 1988-07-04 1994-12-14 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Apparatus for controlling rotational speed of a prime mover of a construction machine
EP0761491A3 (en) * 1991-03-29 1997-06-04 Hitachi Construction Machinery Control device for hydraulic powered work machine

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