JPS6299284A - スクータ型車輌の冷却装置 - Google Patents

スクータ型車輌の冷却装置

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JPS6299284A
JPS6299284A JP60239586A JP23958685A JPS6299284A JP S6299284 A JPS6299284 A JP S6299284A JP 60239586 A JP60239586 A JP 60239586A JP 23958685 A JP23958685 A JP 23958685A JP S6299284 A JPS6299284 A JP S6299284A
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JP
Japan
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rear cover
driver
cover
seat
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JP60239586A
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各務 迪久
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、運転シート下方のエンジンおよび後1陥をリ
ヤカバーで覆った車輛に適用されるリヤカバー内の冷却
装置に関するものである。
(発明の背景) 2.3輪のスクータなどの車輛では、運転シートの下方
にエンジンおよび後輪を配設し、これらエンジンおよび
後輪をリヤカバーで覆っている。
この場合リヤカバー内にはエンジンの熱気がこもり易く
、リヤカバー内の冷却性を向上させることが望まれる。
 この種の車輛では、従来より運転シート下方のりャカ
バーの左右側面や後面に開口を設け、この開口からりャ
カバー内の熱気を外へ排出するようにしたものがある。
しかしこの場合には開口からの熱気の排出力が不七分に
なり易く、リヤカバー内が十分に冷えにくいという問題
があった。特に停車直後にはエンジンの余熱によってリ
ヤカバー内温度が過度に上昇し易いという問題があった
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、走
行中のリヤカバー内の熱気の吸い出し力を大きくし、ま
た停車直後においてもこの熱気の排出効果を大きくして
、リヤカバー内の冷却性を向上させることができる車輛
の冷却装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、運転シートの下方に配設さ
れたエンジンおよび後輪と、これらエンジンおよび後輪
を覆うリヤカバーとを備える車輛において、前記リヤカ
バーの後部に前記運転シートの着座面より高い延出部を
運転者あるいは同乗者の背面との間に空間を形成しない
ように設け、前記延出部の前記着座面より高い位置にリ
ヤカバー内冷却風の排出口を開口させたことを特徴とす
る車輛の冷却装置により達成される。すなわち延出部を
運転者のあるいは同乗者の身体の後方に空間を空けるこ
となく位置させて、走行中に運転者や同乗者の背面に形
成される大きな負圧を利用してリヤカバー内の熱気を吸
い出すと共に、停車時にはこの延出部が持つ煙突と同様
な効果によってリヤカバー内の熱気を外へ排出させるよ
うにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例である2輪スクータの右側面
図、第2図はその背面図、第3図は第1図における■−
m線断面図、第4図は冷却風の流れを示す工面図、また
第5図と第6図は車体形状のコンセプトを示す側面図と
平面図である。
第1.4図で符号lOはフレームである。このフレーム
10は操向軸筒12と、1本の前部フレーム14と、こ
の前部フレーム14の下端から斜め上後方へ延びる左右
一対の後部フレーム16 (16a、16b)とを備え
る。
18は動カニニットであり、強制空冷式2サイクルエン
ジン20と、伝動ケース22とが一体に組付けられてい
る。伝動ケース22の前部は、リンク24を介して前記
後部フレーム16へ上下揺動可能に連結されている。伝
動ケース22の後部は、緩衝ユニット26によって弾力
的に支持されている。28は、この伝動ケース22の後
部に取付けられた後輪、30は伝動ケース22の上面に
取付けられた吸気清浄器(第2図)、32は後輪28を
挾んで伝動ケース22と反対側に配設されたマフラであ
る。
34は燃料タンクであり、前記動カニニット18のL方
に位置するように前記後部フレーム16に固定されてい
る。36はこの燃料タンク34の後方に取付けられた潤
滑油タンクである。
前記操向軸筒12には操向軸(図示せず)が回動自在に
保持され、その上端には操向バーハンドル38が固定さ
れている。この操向バーハンドル38にはハンドルカバ
ー40が取付けられ、このハンドル力/<−40の中央
上部は風防42となっている。
操向軸の下端には、左右一対の前フオーク44(一方の
み図示)が固定され、この前フオーク44にはボトムリ
ンク式懸架装置を介して操向前輪46が回転自在に取付
けられている。なお前フオーク44にはこの前輪46の
左右側面を覆う略半球状のホイールカバー47が取付け
られ、空気抵抗の低減が図られている。
48は運転シートである。この運転シート48は燃料タ
ンク34の上方を覆うように前端を支点として開閉自在
に取付けられている。この運転シート48は運転者の体
重を下方から支える着座部50と、運転者の腰椎付近を
支える背あて部52とを備える。背あて部52は、その
下部で幅が狭く、J:部で幅が広がるよう略扇状に形成
されている。この幅広の上部の前面はL方から見て前方
に向って開く弧状に湾曲し、運転者の身体を確実にホー
ルドする。
なお54はハンドルカバー40内の操向バーハンドル3
8と運転シート48との間の下方に位置する略平板状の
足置台であり、その上方が車体を左右方向へ横断する足
固空間56となっている。
58は動カニニット18および後輪28の北側力を覆う
リヤカバー、60は操向軸筒12および前部フレーム1
4の前部を前後から覆うレッグシールドである。62は
リヤカバー58の後下部に組込まれた尾灯組立体であり
、この尾灯組立体62は、後方から見て(第2図参照)
上方へ凸な略三角形に形成されている。
前記リヤカバー58はこの尾灯組立体62と外表面が滑
らかに連続するように形成されている。
これらリヤカバー58と尾灯組立体62との外表面後縁
は、その下部の尾灯組立体62からL前方に向って急角
度で起立し、側面視略弓状に後方へ膨らむように形成さ
れている。またこの外表面の左右両側面は、外表面後縁
に向って互いに接近するよう滑らかに湾曲している。
前記リヤカバー58と尾灯組立体62の下縁は、足置台
54の後部から斜め上後方へほぼ直線的に形成され、こ
の下縁には後フェンダ64が固定されている。この後フ
ェンダ64は、足置台54下面から後輪28の直前まで
車体下面を覆う一方、その左右側面は前記伝動ケース2
2およびマフラ32との干渉を避けるように切欠かれて
いる。後フェンダ64の後面にはライセンス板66が取
付けられている。
前記リヤカバー58の上部は、運転シート48の後方に
おいて運転シート48の後面と一体的に着座部50の着
座面より上方まで延出し、この延出部68は背当て部5
2に滑らかに連続している。従って延出部68と運転者
の背面との間には側面から見て空間が形成されない、こ
の延出部68は第2図に示すように後方から見て山形に
形成され、この山形の縁部に沿うように複数の排出ロア
0が後方を指向するように開口している。この結果これ
ら排出ロア0の大部分は、前記着座部50の着座面より
七分に高い位置になる。なおリヤカバー58および背あ
て部52には、運転シート48の後下方縁に沿って第3
図に示すように側方へ突出するフランジ部72が形成さ
れている。
前記排出ロア0のうちこのフランジ部72に近いものは
、このフランジ部72の後方の凹部に開口している。
また前記足置台54の前部は前輪46の後方に大きく開
口し、この開口が冷却風流人ロア4となっている。
実施例の車体形状は第5.6図に示すように楕円形を基
礎として作られている。すなわち側面から見て(第5図
)、レッグシールド60の前縁、リヤカバー40および
風防42の前縁、背当て部52の後縁、リヤカバー58
の側面、足置台54の下縁を結ぶ曲線が掻上がりの楕円
Aにほぼ沿う。レンゲシールド60の側縁、ハンドルカ
バー40の側部、背あて部52の上側部、リヤカバー5
8の後縁、尾灯組立体62の後縁、後フェンダ64の下
面および足置台54の前下縁を結ぶ曲線が左右一対の抜
工がりの楕円Bにほぼ沿う。
また平面から見て(第6図)、ハンドルカバー40の前
下縁とり中カバー58北後面とが前後方向に長い楕円C
にほぼ沿い、ハンドルカバー40の上部と背あて部52
上部とが、円形に近い楕円りにほぼ沿う。
この結果これら各楕円A−Dで囲まれる位置に、運転者
の楽な着座に好適なほぼ楕円Eに沿う着座空間が確保さ
れ、車体の外表面を小さくしつつ大きな着座空間を得る
ことに成功している。
この実施例によれば、走行中においては大量の走行風が
冷却風流人ロア4から入り、ざらに足置台54内を通っ
てリヤカバー58内にはいる。この冷却風によりエンジ
ン20等の熱が後上方へ運ばれる。走行中には運転者の
背後に大きな走行負圧が発生し、この運転者の背面と延
出部68との間には空間が形成されないので、この運転
者の背後において後方を指向して開口する排出ロア0か
らは、リヤカバー58内の高温の熱気が強力に吸い出さ
れる。このためリヤカバー58内の冷却風流量が増大し
、リヤカバー58内の冷却性が向上する。
また排出ロア0の位置は流入ロア4およびエンジン20
の位置に比べて十分に高いので、リヤカバー58内で加
熱されて比重が小さくなった冷却風は速やかにと昇して
排出ロア0から排出される。すなわち煙突と同様な効果
が得られる。このため走行中は勿論のこと停車時におい
てもリヤカバー58内の換気が自然かつ強力に行われ、
リヤカバー58内の加熱を防ぐことができる。
この実施例においては、リヤカバー58の前上部および
背あて部52の下部にフランジ部72を形成しく第3図
)、その背後に一部の排気ロア0を開口させたので、フ
ランジ部72の背後に生じる走行負圧により排気効果は
さらに向上する。また延出部68付近は背あて部52の
下部付近に位置し、ここは幅狭く形成されているので、
走行風はこの付近を通って運転者の背後に流れ易く、こ
の付近で流速が加速される。このため排気ロア0には一
層大きな吸い出し効果が得られる。
なお延出部68は本実施例ではリヤカバー58と一体に
形成したが、本発明はこれをリヤカバーと別体にしたも
のも包含する。また背あて部52を省いたものも本発明
は包含する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、リヤカバーの後部に、運転シー
トの着座面より高い延出部を運転者あるいは同乗者の背
面との間に空間を形成することなく設け、この延出部の
前記着座面より高い位置にリヤカバー内冷却風の排出口
を設けたから、走行中に運転者や同乗者の背後に生成さ
れる負圧によりリヤカバー内の冷却風を強く吸い出すこ
とができる。また排出口が高いので煙突と同様な効果に
よりリヤカバー内の高温の冷却風を排出できる。
この結果走行中のみならず停車時においてもリヤカバー
内の冷却効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である2輪スクータの右側面
図、第2図はその背面図、第3図は第1図における■−
■線断面図、第4図は冷却風の流れを示す平面図、また
第5図と第6図は車体形状のコンセプトを示す側面図と
平面図である。 20・・・エンジン、 28・・・後輪、 48・・・運転シート、 50・・・着座部、 58・・・リヤカバー、 68・・・延出部、 70・・・排出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 運転シートの下方に配設されたエンジンおよび後輪と、
    これらエンジンおよび後輪を覆うリヤカバーとを備える
    車輛において、 前記リヤカバーの後部に前記運転シートの着座面より高
    い延出部を運転者あるいは同乗者の背面との間に空間を
    形成することなく設け、前記延出部の前記着座面より高
    い位置にリヤカバー内冷却風の排出口を開口させたこと
    を特徴とする車輛の冷却装置。
JP60239586A 1985-10-28 1985-10-28 スクータ型車輌の冷却装置 Expired - Fee Related JPH07102831B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011116312A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両の後部構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58103920U (ja) * 1982-01-08 1983-07-15 本田技研工業株式会社 自動二,三輪車

Patent Citations (1)

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