JPH0669797B2 - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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JPH0669797B2
JPH0669797B2 JP4192743A JP19274392A JPH0669797B2 JP H0669797 B2 JPH0669797 B2 JP H0669797B2 JP 4192743 A JP4192743 A JP 4192743A JP 19274392 A JP19274392 A JP 19274392A JP H0669797 B2 JPH0669797 B2 JP H0669797B2
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JP
Japan
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radiator
footrest
leg shield
exhaust port
cooling air
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JP4192743A
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JPH05185976A (ja
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博幸 高橋
正剛 村川
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操向ハンドルバーと運
転シートとの間の下方に足置台を備え、運転者が両足を
揃えて着座する二輪または三輪のスクータ型車両に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】操向ハンドルバーと運転シートとの間の下
方に足置台を設け、運転シートの下方にユニットスイン
グ式の動力ユニットを配設したスクータ型車両がある。
【0003】この種の車両ではエンジンの前方に足置台
があり、また通常は動力ユニットおよび後輪が後フェン
ダで覆われているため、エンジンには走行風が当たりに
くくなる。そこでエンジンを液冷式とし、ラジエタをレ
ッグシールド内に収納することが考えられる(例えば特
開昭58−12894号)。
【0004】
【従来技術の問題点】この従来技術では、レッグシール
ドの前面に走行風を取入れる空気取入口を開口させ、レ
ッグシールドの後面にこのラジエタを通過した後の走行
風を排出するための排出口を設けていた。
【0005】しかしこのレッグシールドの後方には運転
者の両足が近接して位置するため、排気口からの排気が
円滑に行われず、ラジエタの冷却性が悪くなる、という
問題があった。またラジエタを通り温められた冷却風は
この排気口から運転者の足や身体に向って排出されるこ
とになり、特に夏季の走行が不快になるという問題もあ
った。
【0006】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、レッグシールド内に収容したラジエタを通
る冷却風の流れを円滑にしてラジエタの冷却性を良くす
ることができ、またラジエタで温められた冷却風が運転
者の身体に当たらないようにして特に夏季の走行を快適
にすることができるスクータ型車両を提供することを目
的とする。
【0007】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、操向軸筒に
保持された操向ハンドルバーと運転シートとの間の下方
に位置する足置台と、液冷式エンジンを持ち後輪と共に
上下に揺動可能なユニットスイング式の動力ユニット
と、前記足置台の前部から前記操向軸筒を包むように立
ち上がるレッグシールドとを備えるスクータ型車両にお
いて、前記レッグシールド内に収容されたエンジン冷却
用のラジエタと、前記レッグシールドの前面から冷却風
を前記ラジエタに導く空気取入口と、前記足置台の左右
側面に設けられ後方を指向して開口する排気口と、前記
レッグシールド内の下部から前記排気口に連通し前記ラ
ジエタを通過した冷却風を前記排気口に導く冷却風通路
とを備えることを特徴とするスクータ型車両により達成
される。
【0008】
【作用】足置台の側面には常に走行風が後方に向って流
れるから、この側面に後方を指向して開口する排気口に
は、常に負圧が作用することになる。ラジエタの後面は
冷却風通路によってこの排気口に連通しているから、こ
の排気口の負圧によってラジエタ冷却風は円滑に外へ排
出される。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の側面図、図2は同
じく一部断面した側面図、図3、4、5、6はそのIII
− III線〜VI−VI線断面図、図7はフレームの正面図、
図8はダクトの斜視図、図9は走行風の流れを示す平面
図である。である。
【0010】これらの図で符号10はフレームであり、
操向軸筒12と、この操向軸筒12から斜め下後方へ延
びる断面角型の下降管14と、この下降管14から後方
へ延びる足置台フレーム16と、この足置台フレーム1
6の後端から斜め上方へ延びる左右一対のバックステー
18とを有する。足置台フレーム16は上板16aと下
板16bとを最中状に重ね合わせることにより形成さ
れ、上板16aの中央部は前後方向に隆起しこの中がト
ンネル20となっている。下板16bの前部は下降管1
4の下面に沿うように斜めに起立し、この斜面には前方
を指向する前開口22が形成されている。またトンネル
20の後開口24は後記エンジン26a方向を指向して
いる。
【0011】26は動力ユニットであり、この動力ユニ
ット26は液冷式エンジン26aと、このエンジン26
aから後方へ延びる伝動ケース27と、この伝動ケース
27の後部に取付けた後輪28とを有する。この動力ユ
ニット26は軸30によって上下に揺動可能に保持さ
れ、公知のユニットスイング式の後輪懸架装置が形成さ
れる。32はクッションユニットである。
【0012】前記操向軸筒12には操向軸34が軸支さ
れ、この軸34の上端には操向ハンドルバー36が取付
けられている。このハンドルバー36には風防38が固
定され、この風防38内に前照灯や速度計などが収容さ
れている。操向軸34の下端にはフォークブラケット4
0を介して左右一対のフォーク42(42a、42b)
が取付けられている。このフォーク42は公知のテレス
コピックオレオ型のもので内部にコイルばねおよび減衰
器を有する。このフォーク42下端には前輪44が取付
けられている。46はこの前輪44と共に上下動するよ
うフォーク42に取付けられた前フェンダである。
【0013】48は足置台フレーム16の前部から立ち
上がり、操向軸筒12を前後から包むように形成された
レッグシールドであり、前板48aと後板48bとから
なる。50は第2の前フェンダであり、前記前フェンダ
46の上方に適当な間隔を持って位置するようフレーム
10に取付けられている。このフェンダ50の下部に
は、前輪44の後方に位置する空気取入口52が形成さ
れている。
【0014】この空気取入口52は前記トンネル20の
前開口22よりもやや大きい。また前フェンダ46に
は、この空気取入口52および前記前開口22の下縁付
近を指向して舌状に延出するデフレクタ56が一体に形
成されている。
【0015】57、58は前記足置台フレーム16を上
下から覆う上カバーと下カバーであり、これらカバー5
7、58と足置台フレーム16とで足置台Aが形成され
る。この足置台Aの左右側面、すなわち上・下カバー5
7、58の左右側面には、後方を指向して左右一対の排
気口54、54が開口している。
【0016】60はラジエタであり、レッグシールド4
8内の下部で操向軸筒12の前方に位置するよう、ブラ
ケット(図示せず)を介してフレーム10に固定されて
いる。レッグシールド48にはラジエタ60の前方に空
気取入口62が形成されている。ラジエタ60の後面に
は電動ファン63が取付けられている。
【0017】64はラジエタ60の後方にフレーム10
を跨ぐように取付けられたダクト64であり、下方およ
び前方が開いた略箱状に形成され、下降管14側から下
降管14、操向軸筒12を挟むように取付けられる。こ
の結果このダクト64の前方開口はファン63を囲んで
ラジエタ60の後面に対向する。
【0018】またこのダクト64の下方の開口は第2の
フェンダ50によりその前3分の2程が閉じられ、その
後3分の1程は足置台フレーム16の左右方向へ張り出
して上板16aの上方に開口する(図2、3)。そして
このダクト64の後下部は、この上板16aの外側方か
ら足置台フレーム16と上・下カバー57、58との間
に形成される空間84に連通する。
【0019】この結果ダクト64内から、足置台フレー
ム16と上・下カバー57、58との間の空間84に連
通する冷却風通路Bが形成される。なお上・下カバー5
7、58の左右側面には後方を指向した排気口54、5
4が開口しているから、ラジエタ60を通過した冷却風
の一部はこの排気口54、54から排気される。
【0020】足置台フレーム16と上・下カバー57、
58との間の空間84は、前記トンネル20の後開口2
4の左右側方および下方を囲むように後方に向って開口
している。従ってラジエタ60を通過した冷却風の残り
は、この空間84を通り動力ユニット26の下方に排出
される。
【0021】このダクト64の上方のレッグシールド4
8内部は、物入空間66となっている。この物置空間6
6内には、雨具や工具等の小物を収容する皿板68、冷
却液を収容するリザーバタンク、電池、リレー、スイッ
チ類が収納される。
【0022】図2で70は運転シート、72は動力ユニ
ット26と後輪28の上方を覆うリヤフェンダ、74は
このフェンダ72内の後輪28の右側に配設された空気
清浄箱、76は気化器、78は後輪28の右側の前記空
気清浄箱74下方に配設された排気消音器である。
【0023】次に本実施例の動作を説明する。走行中に
おいて走行風は図2の前フェンダ50の下面に導かれて
流れ、前フェンダ46のデフレクタ56はこの風を空気
取入口52へ導く。空気取入口52より上・下カバー5
7、58間に入った走行風は、その大部分がトンネル2
0の前開口22からトンネル20に入り、トンネル20
を通り後開口24からエンジン26aに当たりながらリ
ヤフェンダ72内を流れる。
【0024】そしてその風の一部はリヤフェンダ72内
を冷却しつつ、リヤフェンダ後部側面に設けられた排気
口80(図1、2)から排出される。またその風の残部
はエンジン26aの側方および下方を通り、排気管を冷
却しつつリヤフェンダ72下部から排出される。前輪4
4がまき上げる砂ぼこりや泥水などは、デフレクタ56
の下面によりはね返されるので、空気取入口52にはほ
とんど入らなくなる。
【0025】エンジン26aの冷却液は冷却液ポンプ8
2(図9)によりラジエタ60へ送られる。ラジエタ6
0には、レッグシールド48前面に設けた空気取入口6
2から入る走行風およびファン63により送られる風が
当たり冷却される。
【0026】ラジエタ60を通過した温風は、ダクト6
4内から足置台フレーム16と上・下カバー57、58
とで囲まれる空間84(図3、4、5参照)に至る冷却
風通路Bを通り足置台A内へ導かれる。この温風の大部
分は排気口54から排気され、残部はエンジン26a下
方から排出される。特に排気口54付近はその外側を通
る走行風により負圧となるので、温風の排気は効率良く
行われる。
【0027】またトンネル20の前開口22の前方に位
置する空気取入口52は、前開口22よりやや大きいの
で、空気取入口52から上・下カバー57、58間に入
った走行風は前開口22からトンネル20内に入るだけ
でなく、その一部は上・下カバー57、58間の空間8
4内を流れエンジン26aや排気管に当たることにな
る。
【0028】本実施例ではフレーム10の一部を足置台
フレーム16とし、この足置台フレーム16と上・下カ
バー57、58間の空間84を冷却風通路Bの一部とし
ているが、この冷却風通路は運転者が足を置く部分の中
に形成された空気の通路の意味と解されるべきものであ
る。また本実施例では足置台フレーム16を上・下板1
6a、16bを最中状に重ね合わせて構成しているが、
1本のパイプで形成するものであってもよい。
【0029】本実施例では、エンジン26aはトンネル
20の後開口24に近接するよう略水平に前方を指向し
て配設されている。このためトンネル20や空間84を
通る走行風はエンジン26aのシリンダヘッド、排気管
等に良好に当たり、エンジン冷却性が一層良くなる。エ
ンジンを直立に配置した場合にはトンネル20を出た走
行風がシリンダヘッド方向を指向して流れるよう、適宜
の位置にじゃま板を取付けたり、後開口24の位置を高
くするのが好ましい。
【0030】さらにエンジン26aをラジエタ60につ
なぐ冷却液パイプをトンネル20内や上・下カバー5
7、58間に設ければ、このパイプも走行風で冷却でき
都合が良い。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように、レッグシールド
(48)内に収容したラジエタ(60)の前方に空気取
入口(62)を設ける一方、このラジエタ(60)を通
過した冷却風は、レッグシールド(48)の下部から足
置台(A)の左右側面に後方を指向して開口する排気口
(54)に連通する冷却風通路(B)を通して排出する
ものである。走行中には排気口に負圧が発生するからラ
ジエタを通った冷却風は円滑にこの排気口から外へ排出
されることになり、ラジエタの冷却性能が向上する。ま
たラジエタを通過して温まった冷却風は運転者の足や身
体に当たらないから、特に夏季の走行が快適になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図
【図2】同じく側断面図
【図3】図2におけるIII − III線断面図
【図4】図2におけるIV− IV 線断面図
【図5】図2におけるV−V線断面図
【図6】図2におけるVI−VI線断面図
【図7】フレームの正面図
【図8】ダクトの斜視図
【図9】走行風の流れを示す図
【符号の説明】
26 動力ユニット 26a エンジン 28 後輪 44 前輪 48 レッグシールド 54 排気口 62 空気取入口 70 運転シート A 足置台 B 冷却風通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向軸筒に保持された操向ハンドルバー
    と運転シートとの間の下方に位置する足置台と、液冷式
    エンジンを持ち後輪と共に上下に揺動可能なユニットス
    イング式の動力ユニットと、前記足置台の前部から前記
    操向軸筒を包むように立ち上がるレッグシールドとを備
    えるスクータ型車両において、前記レッグシールド内に
    収容されたエンジン冷却用のラジエタと、前記レッグシ
    ールドの前面から冷却風を前記ラジエタに導く空気取入
    口と、前記足置台の左右側面に設けられ後方を指向して
    開口する排気口と、前記レッグシールド内の下部から前
    記排気口に連通し前記ラジエタを通過した冷却風を前記
    排気口に導く冷却風通路とを備えることを特徴とするス
    クータ型車両。
JP4192743A 1992-06-29 1992-06-29 スクータ型車両 Expired - Lifetime JPH0669797B2 (ja)

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JPH05185976A JPH05185976A (ja) 1993-07-27
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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2131364T3 (es) * 1995-06-29 1999-07-16 Yamaha Motor Co Ltd Motocicleta del tipo "scooter".
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